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JP2856178B2 - 水中画像ソーナー - Google Patents

水中画像ソーナー

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Publication number
JP2856178B2
JP2856178B2 JP28993696A JP28993696A JP2856178B2 JP 2856178 B2 JP2856178 B2 JP 2856178B2 JP 28993696 A JP28993696 A JP 28993696A JP 28993696 A JP28993696 A JP 28993696A JP 2856178 B2 JP2856178 B2 JP 2856178B2
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JP28993696A
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JPH10132930A (ja
Inventor
宏之 森岡
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NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水中画像ソーナーに
係り、特にクロスファンビームを使用し、送波音が目標
に当って発生する反射音を受信処理し目標の正面画像を
得る水中画像ソーナーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クロスファンビームを使用
し、送波音が目標に当って発生する反射音を受信処理し
目標の正面画像を得る水中画像ソーナーは種々提案され
ている(例えば、特開昭59−30078号公報、特開
平8−5728号公報など)。
【0003】図11は上記の特開平8−5728号公報
に開示されている、従来の水中画像ソーナーの一例のブ
ロック図を示す。同図において、送波音を水中に発信す
るN個の送波器101〜10Nは直線状に配置されてお
り、また水中の目標から反射した反射音を受波するM個
の受波器111〜11Mも図2に示すように直線状に、か
つ、送波器101〜10Nの配置列と十字形となるように
直交配置されており、いわゆるクロスアレイを構成して
いる。
【0004】送信時の動作について説明する。タイミン
グ制御回路25から出力された送信タイミング信号25
1は、移相/周波数制御回路13に供給され、ここで周
波数及び送波のビーム方向を図13(A)及び(B)に
示すような周波数データ143及び移相データ144に
変換される。
【0005】周波数データ143は送信パルス発生回路
15に供給され、ここで各周波数毎にパルス変調され、
励振信号152となる。この励振信号152は、図12
(B)に示すように、周波数F1〜Fxで期間PW’の
間持続する信号P1〜Pxが、時間間隔Δtをおいて時
系列的に合成された一周期PWのバースト信号である。
この励振信号152はそれぞれ可変移相回路121〜1
Nに供給される。
【0006】この可変移相回路121〜12Nは、水中の
目標が存在する方向に送波ビームを向けるために必要な
移相量を与えるために、入力励振信号152の位相を、
移相/周波数制御回路13よりの移相データ144に応
じてシフトし、その励振信号を電力増幅器111〜11N
で電力増幅させた後、対応する送波器101〜10Nに印
加し、これを励振駆動する。これにより、送波器101
〜10Nからはそれぞれ送信音1が水中に放射される。
図12(A)は送信音1の出力状況を示す。同図に示す
ように、周波数F1、F2、...、Fxの各パルス
は、それぞれビーム角度θ1、θ2、...、θxの各
方向に送信される。
【0007】次に、受信動作について説明する。水中目
標からの反射音2は受波器201〜20Mでそれぞれ受波
され、電気信号である受波信号202に変換された後、
増幅回路211〜21Mで別々に増幅されてから対応する
周波数分離回路221〜22Mに入力される。周波数分離
回路221〜22Mはそれぞれ周波数F1〜Fxを分離し
て各受波器毎の周波数別の周波数分離信号222を画像
再生処理装置23に入力する。
【0008】図14は画像再生処理装置23による画像
再生処理の詳細を示す。画像再生処理装置23では、各
受波器201〜20Mからの周波数F1信号を処理し、周
波数Fにおける各受波ビーム方向1〜aのレベルを検出
する。また、画像再生処理装置23は、各受波器201
〜20Mからの周波数F2、F3、...、Fx信号に
ついても同様に処理し、垂直方向にx個、水平方向にa
個のレベルデータを算出し、画像データ232として表
示器26に出力する。表示器26ではレベルを輝度に置
き換え、図15のように表示する。
【0009】また、従来の水中画像ソーナーの他の例と
して、特開昭59−30078号公報記載のものも知ら
れているが、このものは、円周上に配置された送受波器
で複数のクロスファンビームを作り、それを1ステープ
毎にずらして全周の物体を短時間で捜索する構成であ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、図11に示
した従来の水中画像ソーナーでは、周波数F1〜Fxの
x個のパルスを励振信号として用い、送波方向を図12
に示すようにθ1、θ2、...、θxとしているため
に、ビーム幅θ’毎のデータしか得られず、また、周波
数分離回路221〜22Mのフィルタ特性も固定されてい
るため、目標の特定部分を抽出し、垂直方向の分解能を
上げることができないという問題がある。また、特開昭
59−30078号公報記載の従来の水中画像ソーナー
でも、特定部分の目標を抽出し、垂直方向の分解能を向
上することができない。
【0011】本発明は以上の点に鑑みなされたもので、
クロスファンビームを用いた水中画像ソーナーにおい
て、正面像の垂直方向の表示範囲を選択できると共に、
垂直方向の分解能を向上し得る水中画像ソーナーを提供
することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は水中に送波音を放射する複数の送波器と、
送波音が目標により反射されて得られた反射音を受波し
て電気信号に変換する複数の受波器と、複数の送波器か
ら放射される送波音のビーム方向を一定方向に走査させ
ると共に、走査に同期して送波音の周波数を第1の周波
数から第2の周波数まで漸次連続的に変化させる送波器
励振手段と、複数の受波器のうち対応する受波器から出
力された受信信号を受け、第1の周波数から第2の周波
数までの間の周波数範囲内の第3の周波数から第4の周
波数までの周波数範囲をx(xは2以上の整数)分割し
たとき、各分割周波数成分を周波数選択するx個のフィ
ルタを有し、複数の受波器のそれぞれに対応して設けら
れた複数の周波数分離回路と、複数の周波数分離回路の
出力信号を受け、各分割周波数成分毎に複数の受波器の
受波ビーム方向のレベル検出を行い、画像データを生成
する画像再生処理装置と、画像データを表示する表示器
と、第3及び第4の周波数を任意に設定すると共に、設
定した第3及び第4の周波数に応じて各周波数分離回路
内のx個のフィルタの各中心周波数と帯域幅をそれぞれ
可変制御する制御手段とを有する構成としたものであ
る。
【0013】ここで、複数の送波器は直線状に配置さ
れ、かつ複数の受波器も直線状に、かつ、複数の送波器
の配置列と十字形となるように直交配置されており、交
差する部分のみ送波機能と受波機能の両方を有する送受
波器で構成されている。
【0014】本発明では、複数の送波器から放射される
送波音のビーム方向を一定方向に走査させると共に、走
査に同期して送波音の周波数を第1の周波数から第2の
周波数まで漸次連続的に変化させ、受波側では第1の周
波数から第2の周波数までの間の周波数範囲内の第3の
周波数から第4の周波数までの周波数範囲をx(xは2
以上の整数)分割したとき、受信信号の各分割周波数成
分をx個のフィルタで周波数選択し、各分割周波数成分
毎に複数の受波器の受波ビーム方向のレベル検出を行
い、画像データを生成するようにしており、また、上記
の第3及び第4の周波数は任意に設定され、各周波数分
離回路内のx個のフィルタの各中心周波数と帯域幅をそ
れぞれ可変制御するようにしているため、反射音の特定
周波数成分、つまり特定角度範囲を上記の第3及び第4
の周波数の設定により任意に設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明になる水中画像ソ
ーナーの一実施の形態のブロック図を示す。同図中、図
11と同一構成部分には同一符号を付してある。図1に
示す実施の形態は、送信側に掃引制御回路14を設け、
受信側に画像制御回路27とそれによりフィルタ特性が
制御される周波数分離回路281〜28Mを設け、使用す
る周波数範囲を広くとるように構成したものである。な
お、この周波数範囲で送波器101〜10Nの送波感度と
受波器201〜20Mの受波感度はなるべく均一であるこ
とが望ましい。
【0016】また、送波音を水中に発信するN個の送波
器101〜10Nは直線状に配置されており、水中の目標
から反射した反射音を受波するM個の受波器111〜1
Mも図2に示すように直線状に、かつ、送波器101
10Nの配置列と十字形となるように直交配置されてい
る点は従来と同じである。なお、図2にOで示した中央
の1個のみは、送波機能と受波機能の両方を有する送受
波器で、送信時は送波器として、また受信時は受波器と
して切り換えて使用される点も従来と同じである。な
お、N個の送波器101〜10Nからなる送波器群を10
で、また、M個の受波器111〜11Mからなる受波器群
を20で示す。
【0017】次に、この実施の形態の動作について説明
する。タイミング制御回路25は、送信タイミング信号
251を掃引制御回路14と送信パルス発生回路15に
それぞれ出力する。掃引制御回路14は、図3に示すよ
うに、時間PWにわたって送信音の周波数をF1’から
F2’まで直線的に変化させる周波数データ142を発
生して送信パルス発生回路15へ出力すると共に、図4
に示すように、時間PWにわたって送波ビーム方向を+
θ度から−θ度まで直線的に垂直方向に変化させる移相
データ141を発生する。
【0018】送信パルス発生回路15は、上記の送信タ
イミング信号251と周波数データ142とを入力信号
として受け、図5に示すように、持続期間PWで、周波
数がF1’からF2’へ連続的に変化する振幅一定のバ
ースト波を示す励振信号151を発生し、これをN個の
送波器101〜10Nに対応してN個設けられている可変
移相回路121〜12Nにそれぞれ供給する。
【0019】可変移相回路121〜12Nは上記の励振信
号151の位相を、掃引制御回路14から入力される移
相データ141により、時間PWにわたって送波器群1
0による送波ビーム方向を+θ度から−θ度まで直線的
に垂直方向に変化させるための移相処理を行い、この移
相処理後の励振信号を送信信号121として電力増幅回
路111〜11Nに出力し、ここで電力増幅させた後対応
する送波器101〜10Nに供給してこれを励振駆動す
る。
【0020】これにより、送波器101〜10Nはそれぞ
れ音波を発生して送信音(送波ファンビーム)1として
水中に放射する。この送信音1は図6に模式的に示すよ
うに、送波器101〜10Nからなる送信器群10から送
信された、垂直方向に2θで、水平方向にはある角度の
断面矩形領域32に放射され、断面矩形領域32の垂直
方向上端では周波数F1’、下端では周波数F2’、そ
れらの間では周波数が漸次変化する。
【0021】送信音1が目標に当り反射すると、その反
射音2はM個の受波器201〜20Nにより受波される。
ここで、図2に示したように送波器101〜10Nは垂直
方向に配置されているのに対し、受波器201〜20N
水平方向に配置されているので、受波器201〜20N
より受波される反射音2は送波ファンビームと空間的に
直交するクロスファンビームである。受波器201〜2
Nで受波された反射音2は、ここで音響−電気変換さ
れ、得られた電気信号が増幅回路21 1〜21Mでそれぞ
れ増幅されて受信信号211とされた後、周波数分離回
路281〜28Mにそれぞれ供給される。
【0022】ここで、周波数分離回路281〜28Mのフ
ィルタ特性について説明する。例えば画像制御回路27
に画像周波数データ271としてF1’〜F2’が与え
られていたとする。このとき、画像制御回路27はスタ
ート周波数F1’と帯域幅ΔB=(F2’−F1’)/
bをフィルタ制御データ272として周波数分離回路2
1〜28Mに出力する。
【0023】周波数分離回路281〜28Mは、それぞれ
中心周波数f1、f2、...、fbのx個の帯域フィ
ルタを並列に有しており、各帯域フィルタの中心周波数
f1、f2、...、fbと帯域幅が上記のフィルタ制
御データ272に基づいて下記のように設定される。
【0024】 第1のフィルタ:f1=F1’、帯域幅ΔB 第2のフィルタ:f2=F1’+ΔB、帯域幅ΔB 第3のフィルタ:f3=F1’+2ΔB、帯域幅ΔB ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 第xのフィルタ:fb=F1’+(x−1)ΔB =F1’+bΔB=F2’、帯域幅ΔB 各受波器201〜20Mからの受信信号のそれぞれについ
て、周波数分離回路281〜28Mでx個の周波数成分f
1〜fbが分離され、それらの周波数成分は周波数分離
信号221として画像再生処理装置23に入力される。
【0025】画像再生処理装置23は、各受波器201
〜20Mからの受信信号中から第1のフィルタにより分
離した周波数F1’(=f1)の信号成分に基づいて、
周波数F1’(=f1)における各受波ビーム方向(水
平方向)に走査したレベルを公知の数値処理により求め
る。すなわち、画像再生処理装置23は、周波数成分F
1’については、図7に示すように、数値処理により水
平方向に1、2、...、aで示す領域に走査したとき
のレベルを検出する。画像再生処理装置23は、周波数
分離回路28〜28内の各第2のフィルタ〜第xの
フィルタからの周波数成分f2〜fbに対しても同様に
処理する。これにより、画像再生処理装置23は、図7
に示したように、前記断面矩形領域32を水平方向にa
個の領域に分割したときのレベルを数値処理により求め
る。
【0026】ここで、周波数成分f1〜fbは送波器群
10により上から下方向に垂直にビーム方向が走査され
たときに得られる受信信号周波数成分であるから、結
局、画像再生処理装置23は、図8に示すように垂直方
向にx個、水平方向にa個のレベルデータを算出し、画
像データ231として表示器26に供給する。表示器2
6では、レベルを輝度に置き換え図8に示すように配列
表示する。
【0027】
【実施例】次に、本発明の実施例について図9及び図1
0と共に説明する。前記画像制御回路27に画像周波数
データ271としてF1’〜F2’を与えた場合、図9
(A)、(B)に示すように、周波数f3〜f4の部分
に目標の正面像31が捉えられているものとする。この
場合は、正面像31の垂直方向が周波数f3〜f4の部
分でしか捉えられていないため、目標の凹凸が忠実に再
現されていない。
【0028】そこで、実施例では、前記画像制御回路2
7に画像周波数データ271としてF3’〜F4’を与
え、これにより周波数分離回路28〜28の各フィ
ルタを以下のように設定する。
【0029】スタート周波数F3’、帯域幅ΔB’=
(F4’−F3’)/b f1=F3’、f2=F3’+ΔB’、f3=F3’+
2ΔB’、...、fx=fb=F3’+bΔB’=F
4’ ここで、ΔB’≪ΔBであり、上記の設定により、図1
0(A)に示すように、表示される画像範囲が周波数F
3’〜F4’の部分を垂直方向にx分割したものとな
る。このため、表示器26により表示される正面像31
が図10(B)に示すように、垂直方向に拡大され、目
標の凹凸がより詳細に表示されることとなり、分解能が
向上する。
【0030】次に、本発明の他の実施の形態の変形例に
ついて説明する。図2では、送波器10〜10を垂
直方向に配置し、受波器20〜20を水平方向に配
置しているが、これとは逆に送波器10〜10を水
平方向に配置し、受波器20〜20を垂直方向に配
置してもよい。また、図3では周波数を低いF1’から
高いF2’へ変化させているが、F2’からF1’へ変
化させるようにしてもよい。また、図4では送波ビーム
の方向を上(+θ)から下(−θ)へシフトしている
が、下(−θ)から上(+θ)方向へシフトさせるよう
にしてもよい。更に、画像化に必要なΔBの最小値が定
まっている場合は、送信周波数をF1’、F1’+Δ
B、F1’+2ΔB、F1’+3ΔB、...というよ
うに微細なステップで周波数変化、ビームシフトを行う
変形例がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
表示する画像範囲を第3及び第4の周波数の設定により
任意に設定できるため、目標の任意の部分を抽出して画
像表示でき、目標の画像を拡大表示でき、よって従来に
比べて分解能を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態のブロック図である。
【図2】本発明により用いる送波器と受波器の一例の配
列構成図である。
【図3】図1中の掃引制御回路が出力する周波数データ
の説明図である。
【図4】図1中の掃引制御回路が出力する移相データの
説明図である。
【図5】励振信号の一例の波形図である。
【図6】図1の送波音の領域を説明する図である。
【図7】図1中の画像再生処理装置の動作を説明する図
である。
【図8】図1中の画像再生処理装置により得られる画像
データの配列表示を示す図である。
【図9】図1により得られる目標画像の一例を説明する
図である。
【図10】図1により図9の目標画像を拡大したときの
図である。
【図11】従来の一例のブロック図である。
【図12】図11により放射される送波音を説明する図
である。
【図13】図11中の移相/周波数制御回路より出力さ
れる周波数データ及び移相データを説明する図である。
【図14】図11により得られる送波音の領域と目標画
像の一例を示す図である。
【図15】図11により得られる図14の目標画像を示
す図である。
【符号の説明】
1 送波音 2 反射音 101〜10N 送波器 10 送波器群 111〜11N 電力増幅回路 121〜12N 可変移相回路 14 掃引制御回路 15 送信パルス発生回路 201〜20M 受波器 20 受波器群 211〜21M 増幅回路 23 画像再生処理装置 25 タイミング制御回路 26 表示器 27 画像制御回路 281〜28M 周波数分離回路 121 送信信号 141 移相データ 142 周波数データ 151 励振信号 211 受信信号 221 周波数分離信号 231 画像データ 271 画像周波数データ 272 フィルタ制御データ O 送受波器

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水中に送波音を放射する複数の送波器
    と、 前記送波音が目標により反射されて得られた反射音を受
    波して電気信号に変換する複数の受波器と、 前記複数の送波器から放射される前記送波音のビーム方
    向を一定方向に走査させると共に、該走査に同期して該
    送波音の周波数を第1の周波数から第2の周波数まで漸
    次連続的に変化させる送波器励振手段と、 前記複数の受波器のうち対応する受波器から出力された
    受信信号を受け、前記第1の周波数から第2の周波数ま
    での間の周波数範囲内の第3の周波数から第4の周波数
    までの周波数範囲をx(xは2以上の整数)分割したと
    き、各分割周波数成分を周波数選択するx個のフィルタ
    を有し、前記複数の受波器のそれぞれに対応して設けら
    れた複数の周波数分離回路と、 前記複数の周波数分離回路の出力信号を受け、前記各分
    割周波数成分毎に前記複数の受波器の受波ビーム方向の
    レベル検出を行い、画像データを生成する画像再生処理
    装置と、 前記画像データを表示する表示器と、 前記第3及び第4の周波数を任意に設定すると共に、該
    設定した第3及び第4の周波数に応じて前記各周波数分
    離回路内のx個のフィルタの各中心周波数と帯域幅をそ
    れぞれ可変制御する制御手段とを有することを特徴とす
    る水中画像ソーナー。
  2. 【請求項2】 前記送信器励振手段は、タイミング信号
    を発生するタイミング制御回路と、前記タイミング信号
    に基づき一定期間に前記送波音の周波数を前記第1及び
    第2の周波数の一方から他方まで直線的に変化させる周
    波数データと、該送波音のビーム方向を前記一定方向に
    走査させるための移相データとを発生する掃引制御回路
    と、前記タイミング信号と前記周波数データに基づき前
    記一定期間に周波数が前記第1及び第2の周波数の一方
    から他方まで直線的に変化する励振信号を発生する送信
    パルス発生回路と、前記複数の送波器に対応して複数設
    けられており、前記励振信号を前記移相データに応じて
    移相処理して前記複数の送波器のうち対応する送波器に
    出力する複数の可変移相回路とからなることを特徴とす
    る請求項1記載の水中画像ソーナー。
  3. 【請求項3】 前記複数の送波器は直線状に配置され、
    かつ前記複数の受波器も直線状に、かつ、前記複数の送
    波器の配置列と十字形となるように直交配置されてお
    り、交差する部分のみ送波機能と受波機能の両方を有す
    る送受波器で構成されていることを特徴とする請求項1
    又は2記載の水中画像ソーナー。
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