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JP2854312B2 - 硬質壁材 - Google Patents

硬質壁材

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Publication number
JP2854312B2
JP2854312B2 JP1031687A JP3168789A JP2854312B2 JP 2854312 B2 JP2854312 B2 JP 2854312B2 JP 1031687 A JP1031687 A JP 1031687A JP 3168789 A JP3168789 A JP 3168789A JP 2854312 B2 JP2854312 B2 JP 2854312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall material
sheet
decorative surface
pattern
ceramic
Prior art date
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Application number
JP1031687A
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English (en)
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JPH02210146A (ja
Inventor
隆一 高橋
英喜 滝口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AI JII GIJUTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
AI JII GIJUTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は建築物、構築物の内、外装材として使用され
る壁材において、陶材を主な素材とする硬質基材の化粧
面に異質化粧面材の仮焼陶磁器用シート材を植設焼成
し、意匠性と防水性とを強化した硬質壁材(以下、単に
壁材という)に関するものである。
〔従来の技術〕
外壁材としては、ALC板、窯業系の押出板、粘土を焼
成した焼成セラミック板体が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、ALC板、窯業系板は防火性にすぐれて
いるとしても、強度に欠け、しかも凍害による破壊が多
々あり、その上、耐候性の向上のため数年毎に高額とな
る塗装を施す必要があった。
また、焼成セラミック板体は短尺であったり、化粧面
が単純で、意匠性に欠ける不利があった。さらに、釉薬
を塗布したセラミック板体は均一化粧面の形成が困難で
あったり、部分的に模様形成、特に凹部に確実に形成す
ることが困難であった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような欠点を解決するため、焼成セラミ
ック板体の化粧面に任意の模様、溝を形成し、この化粧
面に樹脂シート、または無機シート(陶紙的なものも含
む)に釉薬を印刷、転写したシートを密着して貼着し、
焼成して美しい外観で、化粧面の模様に左右されずに均
一な模様を形成したローコストの壁材を提案するもので
ある。
〔実施例〕
以下に図面を用いて本発明に係る壁材の一実施例につ
いて説明する。第1図は上記壁材Aを示す一部切り欠き
斜視図であり、その原料としては陶石、長石、粘土、カ
オリン等の1種以上からなる陶材を主原料とし、これに
必要によりセメント、石綿、シリカ、ガラス繊維、炭素
繊維、ウィスカー、スチール繊維、スラグ、各種骨材を
混入した原土を押出成形により長尺状に成形し、あるい
はプレスにより形成し、それを所定温度で焼成したもの
である。さらに説明すると、壁材Aは長尺状板体の主体
部1とその主体部1の長手方向に沿って形成した中空部
2と主体部1の左右側壁に形成した雄、雌型連結部6、
7とから構成する。特に、主体部1は板体の中心部に長
手方向に沿って中空部2を隔壁3を介して多数個、並設
する。4は化粧面で長手方向と平行な凹溝5を少なくと
も1本以上、または図示しないスタッコ状、トラバチン
状、斑点状等の周知凹凸模様を、もしくは凹溝5と周知
凹凸模様とを任意に配列した形状であり、その深さΔd
は0.1〜5mm位、幅ΔWは任意である。雄型連結部6、雌
型連結部7は第1図に示すように雄雌嵌合構造、あるい
は図示しないが相決り構造、重ね張り構造等であり、壁
材A同士の連結のための部分である。8は陶磁器用シー
トで第2図(a)、(b)に示すように基材シート9に
釉薬10をスクリーン印刷によって転写したシートなどで
あり、基材シート9としては陶紙、合成樹脂フィルム、
アルミナ紙などの1種からなる。また、陶磁器用シート
8の厚さは総厚で前記Δdと同等か、+αの厚さであ
り、加熱により収縮、あるいは溶融、焼却等し、化粧面
4と一体化するものである。
次に、壁材Aの製造方法について簡単に説明すると、
粘土を原料とし、これを図示しない押出機によって第1
図に示すような断面で、かつ4000mmで切断し、乾燥、素
焼にし、次に陶磁器用シート8(合成樹脂フィルムに大
理石模様を印刷したもの)を凹溝5に空隙が発生しない
ようにして貼着し、約1200℃で焼成、徐冷して製品とす
る。このように製造した化粧面4は拡大して示すと第3
図のように主体部1と上記シート8とが完全に溶融一体
化し、合成樹脂フィルムは全く消却していた。
以上、説明したのは本発明に係る壁材の一例にすぎ
ず、化粧面4の全面に異なる模様、材質の陶磁器用シー
ト8を交互に貼着したり、凹模様の一部にのみ上記シー
ト8を貼着し、その後で焼成した壁材A、あるいは凹溝
5に釉薬10を接着剤の代わりに部分的に、もしくは全面
的に貼着し、その後に焼成した壁材A等とすることもで
きる。また、第4図(a)、(b)に示すように凹溝5
に固定具Bを装着し、その脳天部分を陶磁器用シート8
で被覆し、次に焼成した壁材Aとすることもできる。さ
らに、壁材Aは第5図(a)〜(g)〜第8図(a)〜
(g)に示すように形成することもできる。また、図示
しないが大型平板のタイル(2400×900mm、600×600m
m)等をも同様の壁に形成できる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明に係る壁材によれば、ALC板に
比して吸水性が小さく、凍害に強く、寸法安定性に富
み、防音性にすぐれた特徴がある。また、素材が自然物
で、これを1200℃位で焼成したため、長期に亘って組
織、形状に変化がなく、その上、美しい自然観の凹凸模
様を有する外観の壁体を形成できる特徴がある。さら
に、原料は無尽蔵であり、コストもALC板に比して安価
となる利点がある。さらに、陶磁器用シートは化粧面全
面、部分に任意に、かつ異形模様、異質材も使用できる
ため意匠性に富む外観の壁材にできる。しかも、模様の
均一性、正確さは印刷技術そのものであり、釉薬を塗布
する仕上がりに比較し、不均一性がなく、生産性と歩留
りがよく、その上、熟練を要せずに再現性のある壁材を
製造できる等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る壁材の代表的な一実施例を示す一
部切り欠き斜視図、第2図(a)、(b)は陶磁器用シ
ートの一例を示す拡大断面図、第3図は化粧面の一部を
抽出して示す説明図、第4図(a)、(b)〜第8図
(a)〜(g)はその他の実施例を示す説明図である。 A……硬質壁材、1……主体部、8……陶磁器用シー
ト。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘土を主材とする長尺状板体の化粧面に長
    手方向と平行に少なくとも1本以上の凹溝を設け、該凹
    溝を基材シートに釉薬を印刷によって転写したものから
    なる陶磁器用シートで充填すると共に、焼成して一体に
    形成したことを特徴とする硬質壁材。
JP1031687A 1989-02-10 1989-02-10 硬質壁材 Expired - Fee Related JP2854312B2 (ja)

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