[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2853530B2 - 絶縁シート保持装置 - Google Patents

絶縁シート保持装置

Info

Publication number
JP2853530B2
JP2853530B2 JP23618793A JP23618793A JP2853530B2 JP 2853530 B2 JP2853530 B2 JP 2853530B2 JP 23618793 A JP23618793 A JP 23618793A JP 23618793 A JP23618793 A JP 23618793A JP 2853530 B2 JP2853530 B2 JP 2853530B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulating sheet
cut
hole
raised
chassis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP23618793A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0794879A (ja
Inventor
功太郎 王鞍
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP23618793A priority Critical patent/JP2853530B2/ja
Publication of JPH0794879A publication Critical patent/JPH0794879A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2853530B2 publication Critical patent/JP2853530B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用音響装置などに
使用する絶縁シート保持装置、特にシャーシとプリント
基板との電気的な短絡を防止するためにシャーシに保持
される絶縁シートの保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1はラジオ受信機とカセットデッキと
を一体化した車載用音響装置を示している。図1におい
て、1は音響機器の本体であり、この本体1は、金属板
からなる箱形のシャーシ2と、このシャーシ2の前面部
に固定された前面板(エスカッション)3から構成され
ている。4は前面板3に形成されたカセット挿入口であ
り、このカセット挿入口4には開閉蓋5が回動可能に支
持されている。6,7,8はカセット挿入口4の近傍に
配置されたカセットデッキ制御用の操作釦、9は電源ス
イッチのオン、オフと、音量制御を行うためのつまみ、
10,11は音質調整用の操作釦、12,13,14は
ラジオ受信機の所望の放送局をメモリしたり呼び出した
りするためのプリセット釦、15は受信周波数などを表
示する表示部である。
【0003】図6は上記シャーシ2を構成する底蓋とこ
の底蓋に保持される絶縁シート、プリント基板を示して
いる。図6において、16は箱形のシャーシ2の底部を
構成する底蓋、17は底蓋16に形成された切起しであ
り、この切起し17の先端部の両側には段部18が形成
されている。19は樹脂からなる絶縁シートであり、こ
の絶縁シート19には、上記切起し17が貫通する長方
形の孔20が形成されている。絶縁シート19は、図7
に示すように、絶縁シート19の孔20を底蓋16の切
起し17に挿入することにより、底蓋16の面に重ねら
れ、絶縁シート19の下面に取付けられた両面テープ2
1により、絶縁シート19は底蓋16に固定される。2
2はプリント基板であり、このプリント基板22には半
導体部品などが半田付けにより取付けられ、ラジオ受信
機の電気回路、カセットデッキの制御回路などが構成さ
れる。23はプリント基板22に形成された長方形の孔
であり、この孔23を切起し17に挿入すると、プリン
ト基板22は切起し17の段部18に係止されるもので
ある。
【0004】上記従来例によれば、金属板からなるシャ
ーシ2の底蓋16とプリント基板22との間に絶縁シー
ト19が介在するため、プリント基板22と底蓋16と
の間の電気的な短絡が防止できるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、絶縁シート19をシャーシ2の底蓋16に固
定するために、両面テープ21を使用しなければなら
ず、絶縁シート19の取付作業が煩雑であるとともに、
コストが高くなる問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の問題を除去するもの
であり、両面テープ21を使用することなく、絶縁シー
トをシャーシに固定することができる絶縁シート取付け
装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、金属板からなるシャーシに形成された複
数の切起しと、上記切起しが挿入される複数の孔が形成
された絶縁シートと、上記切起しに保持されるプリント
基板とを具備し、上記絶縁シートの孔の孔縁部に突片を
形成することを特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記のような構成であり、上記シャー
シの切起しに上記絶縁シートの孔を挿入した際の上記突
片の押圧力により上記絶縁シートが上記シャーシに保持
されるものである。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例について図2〜図4
とともに説明する。なお、図2〜図4において図6,図
7と同一箇所には同一番号を付している。図2におい
て、19は樹脂からなる絶縁シートであり、この絶縁シ
ート19には長方形の孔24が形成されている。図4は
本実施例の絶縁シート19に形成する孔24の形状を示
している。図4において、25は長方形の孔24の短辺
の孔縁部に形成された三角形状の突片である。孔24の
長辺の長さ(L)は底蓋16の切起し17の長さ(M)
よりわずかに大きいが、上記突片25の先端間の長さ
(N)は、底蓋16の切起し17の長さ(M)よりわず
かに短い。本実施例において、絶縁シート19を底蓋1
6に配置する場合、絶縁シート19の孔24を底蓋16
の切起し17に挿入する。図3は絶縁シート19の孔2
4を底蓋16の切起し17に挿入し、絶縁シート19を
底蓋16の上面に重ねた状態を示している。図3に示す
ように絶縁シート19の孔縁に形成された三角形状の可
撓性の突片25は曲がり、切起し17に対する突片25
の押圧力により絶縁シート19が切起し17に保持され
るものである。絶縁シート19が底蓋16に保持された
後に、プリント基板22の孔23を切起し17に挿入す
る。プリント基板22の孔23の長辺は切起し17の長
さより小さいため、プリント基板22は切起し17の段
部18に係止される。
【0010】このように、上記実施例によれば、金属板
からなるシャーシ2とプリント基板22との間に絶縁シ
ート19が介在するため、プリント基板22とシャーシ
2との電気的な短絡が防止される。また、上記実施例で
は、絶縁シート19が孔24の孔縁に形成された突片2
5によって底蓋16に保持されるため、従来例のような
絶縁シート固定用の両面テープが不要になるものであ
る。
【0011】なお、上記実施例では、絶縁シート19の
長方形の孔24の孔縁部の相対向する短辺に突片25を
形成しているが、図5(A)に示すように一方の短辺に
のみ突片25を形成してもよいものである。また上記実
施例では三角形状の突片25を形成しているが、突片2
5の形状は三角形に限らず図5(B),(C)に示すよ
うに長方形、台形などでもよいものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成であり、絶
縁シートの孔をシャーシの切起しに挿入するだけで絶縁
シートをシャーシに保持できるために、絶縁シートの取
付け作業が容易になるとともに、両面テープが不要にな
るため、コストを低減できる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における絶縁シート保持装置
の斜視図
【図2】同実施例の分解斜視図
【図3】同実施例の断面図
【図4】同実施例の絶縁シートの孔と切起しとの寸法関
係を示す図
【図5】(A),(B),(C)は他の実施例の絶縁シ
ートの孔の形状を示す図
【図6】従来の絶縁シート保持装置の分解斜視図
【図7】同従来例の断面図
【符号の説明】
2 シャーシ 16 底蓋 17 切起し 18 段部 19 絶縁シート 22 プリント基板 24 孔 25 突片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 7/14 G11B 31/00 537 G11B 33/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切起しを有する導体からなるシャーシ
    と、上記切起しに保持されるプリント基板と、上記シャ
    ーシと上記プリント基板との間に配設され、上記切起し
    の外径よりも小さい内径を有し前記切起しに嵌合する固
    定孔を設けた、弾性体からなる絶縁シートと、を具備す
    る絶縁シート保持装置。
  2. 【請求項2】 上記絶縁シートは、孔縁部に設けた突片
    間又は上記孔縁部と上記突片との間の長さが上記切起し
    の外径よりも小さい上記固定孔を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の絶縁シート保持装置。
  3. 【請求項3】 金属板からなるシャーシに形成された複
    数の切起しと、上記切起しが挿入される複数の孔が形成
    された絶縁シートと、上記切起しに保持されるプリント
    基板とを具備し、上記絶縁シートの孔の孔縁部に突片を
    形成し、上記シャーシの切起しを上記絶縁シートの孔に
    挿入した際の上記突片の上記切起しへの押圧力により上
    記絶縁シートを上記シャーシに保持することを特徴とす
    る絶縁シート保持装置。
  4. 【請求項4】 絶縁シートに長方形の孔を形成し、上記
    絶縁シートの孔の孔縁部の相対向する短辺の少なくとも
    一方に突片を形成し、上記絶縁シートの孔の長辺の長さ
    を上記切起しの長さより大きく、かつ上記絶縁シートの
    突片間の長さ又は突片と孔縁との長さを上記切起しの長
    さより小さくしてなる請求項3記載の絶縁シート保持装
    置。
  5. 【請求項5】 絶縁シートの孔縁部に形成される突片の
    形状を三角形状にしてなる請求項3又は4記載の絶縁シ
    ート保持装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5記載の絶縁シート保持装
    置を有する車載用電子機器。
JP23618793A 1993-09-22 1993-09-22 絶縁シート保持装置 Expired - Fee Related JP2853530B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23618793A JP2853530B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 絶縁シート保持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23618793A JP2853530B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 絶縁シート保持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0794879A JPH0794879A (ja) 1995-04-07
JP2853530B2 true JP2853530B2 (ja) 1999-02-03

Family

ID=16997070

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23618793A Expired - Fee Related JP2853530B2 (ja) 1993-09-22 1993-09-22 絶縁シート保持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2853530B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050420A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5039483B2 (ja) * 2007-09-10 2012-10-03 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 プリント基板保護構造及びこれを備えた画像形成装置
JP6489438B2 (ja) * 2015-06-05 2019-03-27 株式会社リコー 駆動装置及び画像形成装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010050420A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Mitsumi Electric Co Ltd 電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0794879A (ja) 1995-04-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6763245B1 (en) Portable phone device
JP2853530B2 (ja) 絶縁シート保持装置
US7077666B2 (en) On-vehicle electronic circuit unit
JPS6329599A (ja) 遮蔽構体
JP4178406B2 (ja) 可搬型電子機器およびこれに用いられるアンテナ装置
JPH0220876Y2 (ja)
JP2982673B2 (ja) 車載用電子機器取付装置
JP2004235738A (ja) 電子装置及び選局装置
JP3460038B2 (ja) 通信機におけるシールドカバーの取付構造
JP3254723B2 (ja) カード型高周波機器
JP3136856B2 (ja) ランプ保持装置
JPH0126151Y2 (ja)
JPS6115613Y2 (ja)
JP2715777B2 (ja) ランプ保持装置
JPS5830347Y2 (ja) テレビジヨン受像機における選局回路構成体収納構造
JP3254774B2 (ja) カード型高周波機器
JPH05244022A (ja) カード型電子チューナ
JPS59128772U (ja) キヤビネツト装置
JPS59128796U (ja) シ−ルド装置
JP2542916Y2 (ja) プリント基板の部品保護カバー支持構造
JP3623637B2 (ja) 電子機器
JPH10270885A (ja) 電子装置
JPH10163653A (ja) 絶縁シートの固定構造
JP2000165495A (ja) 電子機器におけるバイブレータ取付構造
JPH06162749A (ja) 車載用電子機器の液晶表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071120

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081120

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees