JP2850979B2 - 文字処理装置および方法 - Google Patents
文字処理装置および方法Info
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- JP2850979B2 JP2850979B2 JP1099934A JP9993489A JP2850979B2 JP 2850979 B2 JP2850979 B2 JP 2850979B2 JP 1099934 A JP1099934 A JP 1099934A JP 9993489 A JP9993489 A JP 9993489A JP 2850979 B2 JP2850979 B2 JP 2850979B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、表示や印刷のための文字パターンを生成す
ることの可能な文字処理装置および方法に関する。
ることの可能な文字処理装置および方法に関する。
［従来の技術］ 文章を欧文書体で組む場合、印刷業界では本文組み、
見出し組みなどに合せて、多種多様な欧文書体の中で、
書体デザイン上、同一系統で類似の特徴をもったファミ
リーと呼ばれる文字群を使用する。これらの文字群には
大文字，小文字，数，記号，約物の種類毎に各種書体、
例えばイタリック体，ボールド体，コンデンス体等が用
意されている。
見出し組みなどに合せて、多種多様な欧文書体の中で、
書体デザイン上、同一系統で類似の特徴をもったファミ
リーと呼ばれる文字群を使用する。これらの文字群には
大文字，小文字，数，記号，約物の種類毎に各種書体、
例えばイタリック体，ボールド体，コンデンス体等が用
意されている。
例えばイタリック体，コンデンス体はレギュラー体を
それぞれ斜変形，長変形したようにみえるが、ファミリ
ー内の各シリーズのフォントは、本来それぞれ個別の書
体として独自にデザインされている。
それぞれ斜変形，長変形したようにみえるが、ファミリ
ー内の各シリーズのフォントは、本来それぞれ個別の書
体として独自にデザインされている。
したがって、このような各種書体の欧文組み文字を出
力する表示装置あるいは印刷装置はそれぞれの書体シリ
ーズでの個別のフォントデータを持つ必要性があった。
力する表示装置あるいは印刷装置はそれぞれの書体シリ
ーズでの個別のフォントデータを持つ必要性があった。
しかし、近年の簡易的な印刷装置ではフォントデータ
の容量節減のために、基本となるフォントに対して単純
変形処理を行っただけのフォントを別シリーズのフォン
トとして使用するようになってきた。大部分の欧文書体
はのような単純変形を行っただけでは別フォントとして
は通用しないが、ベルベチカに代表されるような比較的
形状が単純なサンセリフ形の書体では、デザイン的には
好ましいことではないにしろ、基本フォントを変形して
各種書体のフォントを発生することが可能である。
の容量節減のために、基本となるフォントに対して単純
変形処理を行っただけのフォントを別シリーズのフォン
トとして使用するようになってきた。大部分の欧文書体
はのような単純変形を行っただけでは別フォントとして
は通用しないが、ベルベチカに代表されるような比較的
形状が単純なサンセリフ形の書体では、デザイン的には
好ましいことではないにしろ、基本フォントを変形して
各種書体のフォントを発生することが可能である。
［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、基本フォントパターンを書体に応じて
変形させる従来の文字発生装置ではフォント単位で斜変
形，長変形，平変形を行ってしまうので、フォント内の
変形すべきではない文字、例えば罫線記号まで変形して
しまうという不具合があった。
変形させる従来の文字発生装置ではフォント単位で斜変
形，長変形，平変形を行ってしまうので、フォント内の
変形すべきではない文字、例えば罫線記号まで変形して
しまうという不具合があった。
なお、このような不具合を避けるためには文字毎に書
体を指示することも考えられるが、ワードプロセッサ等
文字コード発生源により作成された文書などのように文
字が多数有る場合、文字コード発生源では文字毎に書体
を指示する処理が煩雑となるので、文字処理全体の処理
時間を遅延させてしまうことが予想される。
体を指示することも考えられるが、ワードプロセッサ等
文字コード発生源により作成された文書などのように文
字が多数有る場合、文字コード発生源では文字毎に書体
を指示する処理が煩雑となるので、文字処理全体の処理
時間を遅延させてしまうことが予想される。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、基本のフォントパターン
の変形を行うことによって別シリーズのフォントパター
ンを発生する際にも特定の変形すべきでない文字は変形
を行わない文字処理装置および方法を提供することにあ
る。
り、その目的とするところは、基本のフォントパターン
の変形を行うことによって別シリーズのフォントパター
ンを発生する際にも特定の変形すべきでない文字は変形
を行わない文字処理装置および方法を提供することにあ
る。
［課題を解決するための手段］ このような目的を達するために、請求項１の発明は、
基本文字パターン情報に基づき、基本書体の文字パター
ンと変形書体の文字パターンとを生成可能な文字処理装
置であって、前記変形書体の文字パターンを生成する場
合に変形が禁止されている文字であるか否かを文字毎に
識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、前記変
形書体の文字パターンを生成する場合に、生成すべき文
字が、変形が禁止されている文字であるか否かを前記識
別情報に基づき判別する判別手段と、前記判別手段によ
り生成すべき文字が、変形が禁止されている文字でない
と判別された場合、前記生成すべき文字の基本文字パタ
ーン情報に対して変形処理を行い、変形書体の文字パタ
ーンを生成し、前記判別手段により、生成すべき文字が
変形が禁止されている文字であると判定された場合、前
記生成すべき文字の基本文字パターン情報に対して変形
処理を行うことなく基本書体の文字パターンを生成する
生成手段とを有することを特徴とする。
基本文字パターン情報に基づき、基本書体の文字パター
ンと変形書体の文字パターンとを生成可能な文字処理装
置であって、前記変形書体の文字パターンを生成する場
合に変形が禁止されている文字であるか否かを文字毎に
識別するための識別情報を記憶する記憶手段と、前記変
形書体の文字パターンを生成する場合に、生成すべき文
字が、変形が禁止されている文字であるか否かを前記識
別情報に基づき判別する判別手段と、前記判別手段によ
り生成すべき文字が、変形が禁止されている文字でない
と判別された場合、前記生成すべき文字の基本文字パタ
ーン情報に対して変形処理を行い、変形書体の文字パタ
ーンを生成し、前記判別手段により、生成すべき文字が
変形が禁止されている文字であると判定された場合、前
記生成すべき文字の基本文字パターン情報に対して変形
処理を行うことなく基本書体の文字パターンを生成する
生成手段とを有することを特徴とする。
請求項２の発明は、さらに、前記生成手段により生成
された文字パターンに基づき出力を行う出力手段を有す
ることを特徴とする。
された文字パターンに基づき出力を行う出力手段を有す
ることを特徴とする。
請求項３の発明は、さらに、前記変形書体は、斜体書
体であることを特徴とする。
体であることを特徴とする。
請求項４の発明は、さらに、前記識別情報は、文字コ
ードに対応して記憶されていることを特徴とする。
ードに対応して記憶されていることを特徴とする。
請求項５の発明は、前記変形が禁止されている文字
は、罫線であることを特徴とする。
は、罫線であることを特徴とする。
請求項６の発明は、基本文字パターン情報に基づき、
基本書体の文字パターンと変形書体の文字パターンとを
生成可能であり、前記変形書体の文字パターンを生成す
る場合に変形が禁止されている文字であるか否かを文字
毎に識別するための識別情報を記憶する記憶手段を利用
する文字処理方法であって、前記変形書体の文字パター
ンを生成する場合に、生成すべき文字が、変形が禁止さ
れている文字であるか否かを前記識別情報に基づき判別
する判別ステップと、前記判別ステップにより生成すべ
き文字が、変形が禁止されている文字でないと判別され
た場合、前記生成すべき文字の基本文字パターン情報に
対して変形処理を行い、変形書体の文字パターンを生成
するステップと、前記判別ステップにより、生成すべき
文字が変形が禁止されている文字であると判定された場
合、前記生成すべき文字の基本文字パターン情報に対し
て変形処理を行うことなく基本書体の文字パターンを生
成するステップとを有することを特徴とする。
基本書体の文字パターンと変形書体の文字パターンとを
生成可能であり、前記変形書体の文字パターンを生成す
る場合に変形が禁止されている文字であるか否かを文字
毎に識別するための識別情報を記憶する記憶手段を利用
する文字処理方法であって、前記変形書体の文字パター
ンを生成する場合に、生成すべき文字が、変形が禁止さ
れている文字であるか否かを前記識別情報に基づき判別
する判別ステップと、前記判別ステップにより生成すべ
き文字が、変形が禁止されている文字でないと判別され
た場合、前記生成すべき文字の基本文字パターン情報に
対して変形処理を行い、変形書体の文字パターンを生成
するステップと、前記判別ステップにより、生成すべき
文字が変形が禁止されている文字であると判定された場
合、前記生成すべき文字の基本文字パターン情報に対し
て変形処理を行うことなく基本書体の文字パターンを生
成するステップとを有することを特徴とする。
［作用］ 本発明では、変形書体の文字を生成する場合、書体の
変形（たとえば、斜体文字への変形）を禁止する特定の
文字、たとえば、罫線のような文字と変形が可能な文字
とを識別情報に基づき、自動判別できる。これにより変
形書体の文字を生成する場合、変形が禁止されている文
字に対しては基本書体の文字パターンが生成され、罫線
や約物が変形されてしまう不具合を解消できる。
変形（たとえば、斜体文字への変形）を禁止する特定の
文字、たとえば、罫線のような文字と変形が可能な文字
とを識別情報に基づき、自動判別できる。これにより変
形書体の文字を生成する場合、変形が禁止されている文
字に対しては基本書体の文字パターンが生成され、罫線
や約物が変形されてしまう不具合を解消できる。
［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
る。
第１図は本発明実施例の基本構成を示す。
第１図において、100は文字コードをフォントパター
ンに変換する文字発生装置において、書体の変形を禁止
する文字コードを予め記憶した記憶手段である。
ンに変換する文字発生装置において、書体の変形を禁止
する文字コードを予め記憶した記憶手段である。
200は前記フォントパターンに変換する対象の文字コ
ードが前記記憶手段に記憶されているか否かを判別する
判別手段である。
ードが前記記憶手段に記憶されているか否かを判別する
判別手段である。
300は該判別手段の判別結果が否定判定のときには、
前記変換対象の文字コードを外部からの指示に応じた書
体のフォントパターンに変換し、前記判別手段の判定結
果が肯定判定のときには、前記外部からの書体の指示の
有無にかかわりなく前記変換対象の文字コードを予め定
めた基本のフォントパターンに変換するパターン発生手
段である。
前記変換対象の文字コードを外部からの指示に応じた書
体のフォントパターンに変換し、前記判別手段の判定結
果が肯定判定のときには、前記外部からの書体の指示の
有無にかかわりなく前記変換対象の文字コードを予め定
めた基本のフォントパターンに変換するパターン発生手
段である。
第２図は本発明実施例の回路構成を示す。
第２図において、１は変換対象の文字コード信号およ
びフォントパターンの書体を指示するパターン発生命令
を入力する入力部であり、バッファやフリップフロップ
等の信号保持回路を用いる。２は入力部１から入力され
た文字コード信号を所定の書体のフォントパターンに変
更する変形処理部であり、中央演算処理装置（CPU）を
用いる。変形処理部２が判別手段、パターン発生手段と
して機能する。４は文字コードと対応するメモリアドレ
スにその文字コードと対応する基本書体のフォントパタ
ーンおよび書体の変更を禁止する文字コードを予め記憶
した記憶部であり、リードオンリメモリなどの不揮発性
メモリを用いる。
びフォントパターンの書体を指示するパターン発生命令
を入力する入力部であり、バッファやフリップフロップ
等の信号保持回路を用いる。２は入力部１から入力され
た文字コード信号を所定の書体のフォントパターンに変
更する変形処理部であり、中央演算処理装置（CPU）を
用いる。変形処理部２が判別手段、パターン発生手段と
して機能する。４は文字コードと対応するメモリアドレ
スにその文字コードと対応する基本書体のフォントパタ
ーンおよび書体の変更を禁止する文字コードを予め記憶
した記憶部であり、リードオンリメモリなどの不揮発性
メモリを用いる。
５は基本書体から種々の書体へ変形するための変形規
則を変更する書体毎に記憶する変形記憶部であり、不揮
発性メモリを用いる。
則を変更する書体毎に記憶する変形記憶部であり、不揮
発性メモリを用いる。
３は変形処理部２により変形処理されたフォントパタ
ーンを出力する出力部であり、信号保持回路や並直列信
号変換回路を用いる。
ーンを出力する出力部であり、信号保持回路や並直列信
号変換回路を用いる。
入力部1,パターン情報記憶部4,変形情報記憶部5,およ
び出力部３は変形処理部２により動作制御される。
び出力部３は変形処理部２により動作制御される。
第３図（Ａ）および（Ｂ）は第２図示のパターン記憶
部４のフォントテーブル４−21の記憶内容とフォントパ
ターンとの対応関係を示す。
部４のフォントテーブル４−21の記憶内容とフォントパ
ターンとの対応関係を示す。
例えば、第３図（Ｂ）に示すような“L"という文字
は、基準点A0の座標値から始まる文字端点の座標値をベ
クトル展開した複数の値で表わされる。
は、基準点A0の座標値から始まる文字端点の座標値をベ
クトル展開した複数の値で表わされる。
第４図はパターン記憶部２のディレクトリテーブル４
−１の記憶内容を示す。
−１の記憶内容を示す。
第４図において、文字コードをアドレスとするメモリ
領域にメモリアドレスが、変形情報番号と共に記憶され
ている。このメモリアドレスは第３図（Ａ）に示すフォ
ントパターンが格納されたフォントテーブルのメモリア
ドレスを示す。変形情報番号は、パターン変形の種類す
なわち、変形を禁止する文字コードと変形を許可する文
字コードを示す番号であり、この変形情報番号に応じて
基本のフォントパターンおよび斜変形のフォントパター
ンを作成する。本実施例では後述の変形式によりフォン
トテーブル４−２の基本のフォントパターンを変形す
る。
領域にメモリアドレスが、変形情報番号と共に記憶され
ている。このメモリアドレスは第３図（Ａ）に示すフォ
ントパターンが格納されたフォントテーブルのメモリア
ドレスを示す。変形情報番号は、パターン変形の種類す
なわち、変形を禁止する文字コードと変形を許可する文
字コードを示す番号であり、この変形情報番号に応じて
基本のフォントパターンおよび斜変形のフォントパター
ンを作成する。本実施例では後述の変形式によりフォン
トテーブル４−２の基本のフォントパターンを変形す
る。
第５図は第２図に示す変形情報記憶部５の記憶内容を
示す。
示す。
第５図において、変形情報記憶部５には上記変形情報
番号と対応する変形式の係数がそれぞれ記憶されてい
る。本実施例では、フォントパターンの変形後の座標X,
YをそれぞれＸ＝ax＋by…（１）,Y＝cx＋dy…（２）に
より計算する。ここで、a,b,c,dは変形情報記憶部５に
記憶された係数値であり、x,yはパターン情報記憶部４
のフォントテーブル４−２のフォントパターンを構成す
る画素座標である。
番号と対応する変形式の係数がそれぞれ記憶されてい
る。本実施例では、フォントパターンの変形後の座標X,
YをそれぞれＸ＝ax＋by…（１）,Y＝cx＋dy…（２）に
より計算する。ここで、a,b,c,dは変形情報記憶部５に
記憶された係数値であり、x,yはパターン情報記憶部４
のフォントテーブル４−２のフォントパターンを構成す
る画素座標である。
変形情報H1は基本となるフォントに対して斜体変形を
行なわないように上記係数a,b,c,dを定め、変形情報H2
は斜体変形を行なうように係数a,b,c,dを定めている。
例えば罫線や約物などの記号は斜体変更を行なわず、通
常文字に対して斜体変更を許可する。
行なわないように上記係数a,b,c,dを定め、変形情報H2
は斜体変形を行なうように係数a,b,c,dを定めている。
例えば罫線や約物などの記号は斜体変更を行なわず、通
常文字に対して斜体変更を許可する。
第２図に示す回路動作を第６図示のフローチャートを
参照して説明する。
参照して説明する。
なお、第６図に示す制御手順は変形処理部２内のROM
に格納され、CPUにより実行される。
に格納され、CPUにより実行される。
第６図において、まず、変形文字の発生を行うときに
ステップS102で入力部１から変形すべき文字コードを読
み出す。次にステップS103で第４図に示すディレクトリ
テーブル４−１を参照して変形情報番号を取り出す。次
に、変形情報番号が“1"のときには変形情報H1を用い
て、基本の文字パターン展開を行い（ステップS104）、
変形情報番号が“2"のときには変形情報H2を用いて変形
文字のパターン展開を行う（ステップS105）。
ステップS102で入力部１から変形すべき文字コードを読
み出す。次にステップS103で第４図に示すディレクトリ
テーブル４−１を参照して変形情報番号を取り出す。次
に、変形情報番号が“1"のときには変形情報H1を用い
て、基本の文字パターン展開を行い（ステップS104）、
変形情報番号が“2"のときには変形情報H2を用いて変形
文字のパターン展開を行う（ステップS105）。
ステップS106では展開された文字パターンを変形処理
部２から出力部３を介して外部装置に送出する。送出す
る先は印刷システムやCRT,電話回線など、電気的，磁気
的またはそれから変換された形で送出可能な対象物であ
る。以上、ステップS102からS106までの処理を終えると
本制御手順を終了する。
部２から出力部３を介して外部装置に送出する。送出す
る先は印刷システムやCRT,電話回線など、電気的，磁気
的またはそれから変換された形で送出可能な対象物であ
る。以上、ステップS102からS106までの処理を終えると
本制御手順を終了する。
本発明実施例の応用例としては次のことが考えられ
る。
る。
（１）本実施例では基準パターンおよび変形パターンの
２種の書体のフォントパターンを出力する例を示した
が、変形パターンは１種に限らず、２種以上とすること
も可能である。この場合、各変形パターンに応じた変形
情報を変形情報記憶部５に記憶しておき、文書単位での
外部指示に応じた書体に変形することになる。
２種の書体のフォントパターンを出力する例を示した
が、変形パターンは１種に限らず、２種以上とすること
も可能である。この場合、各変形パターンに応じた変形
情報を変形情報記憶部５に記憶しておき、文書単位での
外部指示に応じた書体に変形することになる。
（２）本実施例では、ディレクトリテーブル４−１にフ
ォントパターンの格納アドレスと共に変形情報番号、す
なわち、変形を禁止／許可する文字コードの識別番号を
記憶したが、入力部１から出力する文字コードをデコー
ダによりデコードすることにより変形情報番号を検出
し、この検出結果を変形処理部２に出力するようにして
もよい。
ォントパターンの格納アドレスと共に変形情報番号、す
なわち、変形を禁止／許可する文字コードの識別番号を
記憶したが、入力部１から出力する文字コードをデコー
ダによりデコードすることにより変形情報番号を検出
し、この検出結果を変形処理部２に出力するようにして
もよい。
［発明の効果］ 以上、説明したように、本発明では、変形書体の文字
を生成する場合、書体の変形（たとえば、斜体文字への
変形）を禁止する特定の文字、たとえば、罫線のような
文字と変形が可能な文字とを識別情報に基づき、自動判
別できる。これにより変形書体の文字を生成する場合、
変形が禁止されている文字に対しては基本書体の文字パ
ターンが生成され、罫線や約物が変形されてしまう不具
合を解消できる。
を生成する場合、書体の変形（たとえば、斜体文字への
変形）を禁止する特定の文字、たとえば、罫線のような
文字と変形が可能な文字とを識別情報に基づき、自動判
別できる。これにより変形書体の文字を生成する場合、
変形が禁止されている文字に対しては基本書体の文字パ
ターンが生成され、罫線や約物が変形されてしまう不具
合を解消できる。
第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、 第２図は本発明実施例の回路構成を示すブロック図、 第３図は本発明実施例のフォントテーブル４−２の記載
内容とフォントパターンの対応関係を示す説明図、 第４図は本発明実施例のディレクトリテーブル４−１の
記載内容を示す説明図、 第５図は本発明実施例の変形情報記憶部５の記憶内容を
示す説明図、 第６図は第２図に示す変形処理部２が実行する制御手順
を示すフローチャートである。 １……入力部、 ２……変形処理部、 ３……出力部、 ４……パターン情報記憶部、 ５……変形情報記憶部。
内容とフォントパターンの対応関係を示す説明図、 第４図は本発明実施例のディレクトリテーブル４−１の
記載内容を示す説明図、 第５図は本発明実施例の変形情報記憶部５の記憶内容を
示す説明図、 第６図は第２図に示す変形処理部２が実行する制御手順
を示すフローチャートである。 １……入力部、 ２……変形処理部、 ３……出力部、 ４……パターン情報記憶部、 ５……変形情報記憶部。
Claims (6)
- 【請求項１】基本文字パターン情報に基づき、基本書体
の文字パターンと変形書体の文字パターンとを生成可能
な文字処理装置であって、 前記変形書体の文字パターンを生成する場合に変形が禁
止されている文字であるか否かを文字毎に識別するため
の識別情報を記憶する記憶手段と、 前記変形書体の文字パターンを生成する場合に、生成す
べき文字が、変形が禁止されている文字であるか否かを
前記識別情報に基づき判別する判別手段と、 前記判別手段により生成すべき文字が、変形が禁止され
ている文字でないと判別された場合、前記生成すべき文
字の基本文字パターン情報に対して変形処理を行い、変
形書体の文字パターンを生成し、前記判別手段により、
生成すべき文字が変形が禁止されている文字であると判
定された場合、前記生成すべき文字の基本文字パターン
情報に対して変形処理を行うことなく基本書体の文字パ
ターンを生成する生成手段と を有することを特徴とする文字処理装置。 - 【請求項２】前記生成手段により生成された文字パター
ンに基づき出力を行う出力手段を有することを特徴とす
る請求項１に記載の文字処理装置。 - 【請求項３】前記変形書体は、斜体書体であることを特
徴とする請求項１に記載の文字処理装置。 - 【請求項４】前記識別情報は、文字コードに対応して記
憶されていることを特徴とする請求項１に記載の文字処
理装置。 - 【請求項５】前記変形が禁止されている文字は、罫線で
あることを特徴とする請求項１に記載の文字処理装置。 - 【請求項６】基本文字パターン情報に基づき、基本書体
の文字パターンと変形書体の文字パターンとを生成可能
であり、前記変形書体の文字パターンを生成する場合に
変形が禁止されている文字であるか否かを文字毎に識別
するための識別情報を記憶する記憶手段を利用する文字
処理方法であって、 前記変形書体の文字パターンを生成する場合に、生成す
べき文字が、変形が禁止されている文字であるか否かを
前記識別情報に基づき判別する判別ステップと、 前記判別ステップにより生成すべき文字が、変形が禁止
されている文字でないと判別された場合、前記生成すべ
き文字の基本文字パターン情報に対して変形処理を行
い、変形書体の文字パターンを生成するステップと、 前記判別ステップにより、生成すべき文字が変形が禁止
されている文字であると判定された場合、前記生成すべ
き文字の基本文字パターン情報に対して変形処理を行う
ことなく基本書体の文字パターンを生成するステップと を有することを特徴とする文字処理方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1099934A JP2850979B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 文字処理装置および方法 |
| DE69028432T DE69028432T2 (de) | 1989-04-21 | 1990-04-20 | Buchstabengenerator |
| EP90304281A EP0394066B1 (en) | 1989-04-21 | 1990-04-20 | Character generator |
| US08/144,548 US5473743A (en) | 1989-04-21 | 1993-11-01 | Character generator with selectable conversion |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1099934A JP2850979B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 文字処理装置および方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02280195A JPH02280195A (ja) | 1990-11-16 |
| JP2850979B2 true JP2850979B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=14260559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1099934A Expired - Lifetime JP2850979B2 (ja) | 1989-04-21 | 1989-04-21 | 文字処理装置および方法 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
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