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JP2848757B2 - 電界効果トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタおよびその製造方法

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Publication number
JP2848757B2
JP2848757B2 JP5060091A JP6009193A JP2848757B2 JP 2848757 B2 JP2848757 B2 JP 2848757B2 JP 5060091 A JP5060091 A JP 5060091A JP 6009193 A JP6009193 A JP 6009193A JP 2848757 B2 JP2848757 B2 JP 2848757B2
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JP
Japan
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region
gate electrode
forming
well
semiconductor substrate
Prior art date
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JP5060091A
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JPH06275824A (ja
Inventor
公晴 有村
アルベルト・オー・アダン
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Original Assignee
Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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Publication date
Application filed by Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC filed Critical Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority to JP5060091A priority Critical patent/JP2848757B2/ja
Publication of JPH06275824A publication Critical patent/JPH06275824A/ja
Priority to US08/391,465 priority patent/US5449937A/en
Application granted granted Critical
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    • H01L29/1083
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    • H01L29/66659
    • H01L29/7833
    • H01L29/7835
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/26Bombardment with radiation
    • H01L21/263Bombardment with radiation with high-energy radiation
    • H01L21/265Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation
    • H01L21/26586Bombardment with radiation with high-energy radiation producing ion implantation characterised by the angle between the ion beam and the crystal planes or the main crystal surface

Landscapes

  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電界効果トランジスタ
およびその製造方法に関し、より詳しくは、チャネル長
がサブミクロン域にある電界効果トランジスタおよびそ
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】知られているように、電界効果トランジ
スタのチャネル長がサブミクロン域にある場合、短チャ
ネル効果が生じて、しきい値電圧が低下するとともにオ
フ状態でのドレイン電流(リーク電流)が増加する。
【0003】この短チャネル効果を避けるために、図9
に示すように、チャネルを非均一にドーピングした電界
効果トランジスタが提案されている。この電界効果トラ
ンジスタは、P型シリコン基板(またはウエル領域)11
0の表面に、ゲート絶縁膜114,ゲート電極118を
形成した後、ゲート電極118をマスクとして斜め回転
イオン注入(αは注入角を示している)を行って、ゲート
電極118の直下に、両側から電極幅の約1/3だけ侵
入した状態にP型高濃度不純物領域116,116を形
成している。さらに、シリコン基板110の表面に略垂
直にイオン注入を行って、ゲート電極118の両側の基
板表面にN型低濃度不純物領域121,122を形成し
ている。この後、ゲート電極118の両側にSiO2側壁
123,124を設け、シリコン基板110の表面に略
垂直にイオン注入を行って、N型高濃度不純物領域11
9,120を形成している。上記N型低濃度不純物領域
121とN型高濃度不純物領域119とでソース領域S
を構成する一方、N型低濃度不純物領域122とN型高
濃度不純物領域120とでドレイン領域Dを構成してい
る(LDD(ライトリ・ドープト・ドレイン)構造)。この
電界効果トランジスタでは、チャネル領域117の両側
部分に上記P型高濃度不純物領域(チャネル拡散領域)1
16を設けているので、ソース領域S,ドレイン領域D
の境界で空乏層の広がりを抑えることができ、この結
果、上記短チャネル効果を抑制することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電界効果トランジスタでは、上記P型高濃度不純物
領域116の存在によって、空乏層の広がりが抑えられ
る。このため、ドレイン領域Dとシリコン基板110と
の間の接合耐圧が低下するという問題がある。また、ド
レイン領域Dとシリコン基板110との間の接合容量が
増加して、トランジスタとしての応答速度が低下すると
いう問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、チャネル長が
サブミクロン域にある電界効果トランジスタであって、
短チャネル効果を抑制できる上、ドレインと半導体基板
との間の接合耐圧を高め、かつ、応答速度を改善できる
電界効果トランジスタおよびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の電界効果トランジスタは、P型と
N型とのうち一方の導電型の半導体基板又はウエルの表
面に、P型とN型とのうち他方の導電型を有し、互いに
離間して設けられたソース領域、ドレイン領域と、上記
ソース領域と上記ドレイン領域との間のチャネル領域上
に、チャネル長方向の端部が上記ソース領域、ドレイン
領域に重なった状態に設けられたゲート電極と、上記一
方の導電型で、上記ソース領域、ドレイン領域の両方ま
たはドレイン領域のみと上記半導体基板またはウエルと
の境界に沿って上記ソース領域、ドレイン領域の両方全
体又はドレイン領域全体を覆うように設けられたチャネ
ル拡散領域とを備え、上記チャネル拡散領域は、低濃度
部と該低濃度部に隣接する高濃度部とを有し、且つ、少
なくとも上記ゲート電極直下の上記チャネル拡散領域を
上記高濃度部としたことを特徴とする。請求項2に記載
の電界効果トランジスタは、請求項1に記載の電界効果
トランジスタにおいて、上記ドレイン領域は、チャネル
長方向に沿って、チャネル領域側に位置する低濃度不純
物領域と、この低濃度不純物領域に隣接して位置する高
濃度不純物領域とからなることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の電界効果トランジスタの
製造方法は、P型とN型とのうち一方の導電型の半導体
基板又はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、この
ゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する工
程と、上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板
又はウエルの表面に斜め方向から上記一方の導電型の不
純物のイオン注入と、上記半導体基板又はウエルの表面
に略垂直に上記他方の導電型の不純物のイオン注入とを
行うことにより、上記半導体基板又はウエルの表面のう
ち上記ゲート電極の両側およびこの両側から上記ゲート
電極の直下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネ
ル拡散領域と上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電
極の両側に相当する部分の表面に位置するソース領域及
びドレイン領域とを形成する工程と、上記半導体基板又
はウエルの表面に略垂直に、上記他方の導電型の不純物
を、注入深さの中心が上記ソース領域、ドレイン領域の
深さよりも深くかつ上記チャネル拡散領域の最深箇所よ
りも浅くなるように加速エネルギを設定した状態で、上
記ゲート電極をマスクとして、上記チャネル拡散領域形
成時と略同じ量だけイオン注入して、上記チャネル拡散
領域のうち上記ソース領域、ドレイン領域の直下の部分
の活性不純物量を低減する工程とを有することを特徴と
する。請求項4に記載の電界効果トランジスタの製造方
法は、P型とN型とのうち一方の導電型の半導体基板又
はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート
絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する工程と、
上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウ
エルの表面に斜め方向から上記一方の導電型の不純物の
イオン注入と、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂
直に上記他方の導電型の不純物のイオン注入とを行うこ
とにより、上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記
ゲート電極の両側およびこの両側から上記ゲート電極の
直下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネル拡散
領域と上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極の両
側に相当する部分の表面に位置するソース領域及びドレ
イン領域とを成す低濃度不純物領域を形成する工程と、
全面に絶縁膜を堆積し、エッチバックすることにより上
記ゲート電極側壁にサイドウォールを形成する工程と、
上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記他方
の導電型の不純物をイオン注入することにより、上記ソ
ース領域とドレイン領域とを成す高濃度不純物領域を形
成することと、注入深さの中心が上記高濃度不純物領域
の深さよりも深くかつ上記チャネル拡散領域の最深箇所
よりも浅くなるように加速エネルギを設定した状態で、
上記ゲート電極及びサイドウォールをマスクとして、上
記チャネル拡散領域形成時と略同じ量だけイオン注入し
て、上記チャネル拡散領域のうち上記高濃度不純物領域
の直下の部分の活性不純物量を低減することとを行う工
程とを有することを特徴とする。請求項5に記載の電界
効果トランジスタの製造方法は、P型とN型とのうち一
方の導電型の半導体基板又はウエルの表面に、ゲート絶
縁膜を形成し、このゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲー
ト電極を形成する工程と、上記ゲート電極をマスクとし
て、上記半導体基板又はウエルの表面に斜め方向から上
記一方の導電型の不純物のイオン注入と上記半導体基板
又はウエルの表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物
のイオン注入とを行うことにより、上記半導体基板又は
ウエルの表面のうち上記ゲート電極の両側およびこの両
側から上記ゲート電極の直下に所定距離だけ入った部分
に位置するチャネル拡散領域と上記チャネル拡散領域の
うち上記ゲート電極の両側に相当する部分の表面に位置
するソース領域及びドレイン領域を成す低濃度不純物領
域とを形成する工程と、全面に絶縁膜を堆積し、エッチ
バックすることにより上記ゲート電極側壁にサイドウォ
ールを形成する工程と、上記ゲート電極及び上記サイド
ウォールをマスクとして、上記半導体基板又はウエルの
表面に略垂直に、上記他方の導電型の不純物をイオン注
入することにより、上記ソース領域及びドレイン領域を
成す高濃度不純物領域を形成する工程と、フォトリソグ
ラフィを行って、上記ソース領域上を覆うレジストを設
ける工程と、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直
に、上記他方の導電型の不純物を、注入深さの中心が上
記高濃度不純物領域の深さよりも深くかつ上記チャネル
拡散領域の最深箇所よりも浅くなるように加速エネルギ
を設定した状態で、上記レジスト、上記ゲート電極及び
上記サイドウォールをマスクとして、上記チャネル拡散
領域形成時と略同じ量だけイオン注入して、上記チャネ
ル拡散領域のうち上記高濃度不純物領域の直下の部分の
活性不純物量を低減する工程とを有することを特徴とす
る。請求項6に記載の電界効果トランジスタの製造方法
は、P型とN型とのうち一方の導電型の半導体基板又は
ウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、このゲート絶
縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する工程と、上
記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウエ
ルの表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物のイオン
注入とを行うことにより、上記半導体基板又はウエルの
表面のうち上記ゲート電極の両側に相当する部分に位置
するソース領域及びドレイン領域を成す低濃度不純物領
域を形成する工程と、フォトリソグラフィを行って、上
記ソース領域となる領域上を覆う第1のレジストを設け
る工程と、上記第1のレジスト及び上記ゲート電極をマ
スクとして、上記半導体基板又はウエルの表面に斜め方
向から上記一方の導電型の不純物をイオン注入すること
により、上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記ゲ
ート電極のドレイン側およびこのドレイン側から上記ゲ
ート電極の直下に所定距離だけ入った部分に位置するチ
ャネル拡散領域を形成する工程と、上記第1のレジスト
を除去した後、全面に絶縁膜を堆積し、エッチバックす
ることにより上記ゲート電極側壁にサイドウォールを形
成する工程と、上記ゲート電極及び上記サイドウォール
をマスクとして、上記半導体基板又はウエルの表面に略
垂直に上記他方の導電型の不純物のイオン注入を行うこ
とにより、上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極
の両側に相当する部分の表面に位置するソース領域とド
レイン領域とを成す高濃度不純物領域を形成する工程
と、フォトリソグラフィを行って、上記ソース領域上を
覆う第2のレジストを設ける工程と、上記半導体基板又
はウエルの表面に略垂直に、上記他方の導電型の不純物
を、注入深さの中心が上記高濃度不純物領域の深さより
も深くかつ上記チャネル拡散領域の最深箇所よりも浅く
なるように加速エネルギを設定した状態で、上記第2の
レジスト、上記ゲート電極及び上記サイドウォールをマ
スクとして、上記チャネル拡散領域形成時と略同じ量だ
けイオン注入して、上記チャネル拡散領域のうち上記高
濃度不純物領域の直下の部分の活性不純物量を低減する
工程と、上記第2のレジストを除去する工程とを有する
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】請求項1乃至2の電界効果トランジスタでは、
チャネル領域において、ゲート電極の直下にチャネル拡
散領域の高濃度部を配しているので、従来と同様に、空
乏層の広がりを抑え、短チャネル効果を抑制できる。ま
た、チャネル拡散領域のうち低濃度部の領域は、ドレイ
ン領域と半導体基板又はウエルとの間で空乏層を広がり
易くする。この結果、電界が緩和されて、接合耐圧が高
まる。また、接合容量が減少して、応答速度が改善され
る。また、請求項3乃至6の電界効果トランジスタの製
造方法によれば、短チャネル効果を抑制できる上、ドレ
インと半導体基板又はウエルとの間の接合耐圧を高め、
かつ、応答速度を改善できる電界効果トランジスタが容
易に作製される。
【0009】
【実施例】以下、この発明の電界効果トランジスタおよ
びその製造方法を実施例により詳細に説明する。
【0010】図1(a)はこの発明の一実施例の電界効果
トランジスタの断面を示している。
【0011】この電界効果トランジスタは、P型シリコ
ン基板(ウエル領域)1の表面に、N型低濃度不純物領域
11sとN型高濃度不純物領域13sとからなるソース領
域Sと、N型低濃度不純物領域11dとN型高濃度不純
物領域13dからなるドレイン領域Dを備えている。上
記ソース領域Sとドレイン領域Dとの間のチャネル領域
16上に、ゲート酸化膜3を介して、チャネル方向の端
部がソース領域S,ドレイン領域Dに重なった状態にゲ
ート電極6が設けられている。N型低濃度不純物領域1
1s,N型低濃度不純物領域11dとシリコン基板1との
境界に沿って、それぞれN型高濃度不純物領域13s,N
型高濃度不純物領域13dの直下からゲート電極6の直
下の領域に延在する一対のチャネル拡散領域10,10
が形成されている。このチャネル拡散領域10は、ウエ
ル領域1と同じP型で、同図(b)に示すように、ウエル
領域1よりも高濃度の不純物が非均一にドーピングされ
ている(同図(d)はシリコン基板1の表面に沿ったx方向
の不純物濃度を表している。)。このチャネル拡散領域
10によって短チャネル効果を抑制することができる。
また、この電界効果トランジスタは、N型高濃度不純物
領域13s,13dの直下に、後述するようにチャネル拡
散領域10,10の不純物濃度を低下させて形成された
P型低濃度不純物領域15,15を有している。
【0012】この電界効果トランジスタは次のようにし
て作製する。
【0013】まず、図5(a)に示すように、P型シリ
コン基板(ウエル領域)1の表面に、素子分離領域2を形
成して活性領域4を規定する。この活性領域4上に、図
示しない薄い酸化膜(膜厚10〜50nm)を形成する。な
お、ウエル領域1の不純物濃度は1016〜1017at/cm
3とする。
【0014】次に、シリコン基板1の表面に対して略
垂直にP型不純物5を注入して、活性領域(チャネル領
域)4表面の閾値電圧を抑制する。P型不純物5のイオ
ン種は例えばホウ素とし、加速エネルギーは10〜40
Kev、注入量は1011〜1013ions/cm2とする。
【0015】次に、同図(b)に示すように、上記活性
領域4上の薄い酸化膜を除去した後、熱成長法によっ
て、上記活性領域4の表面にゲート酸化膜3を形成す
る。このゲート酸化膜の膜厚は7〜10nmとする(チャ
ネル長の設定値0.3μmに対応している)。
【0016】次に、減圧CVD法によってゲート酸化
膜3上に全面にポリシリコン膜を堆積し、このポリシリ
コン膜をホトリソグラフィおよびエッチングによって加
工して、所定寸法のゲート電極6を形成する。なお、こ
のゲート電極6はポリシリコンの単層で構成するほか、
タングステン,モリブテン,チタンなどの高融点金属とポ
リシリコンとの2層で構成しても良い。
【0017】次に、上記ゲート電極6をマスクとして
シリコン基板1の表面に略垂直に、N型不純物7をイオ
ン注入する。このN型不純物7のイオン種は例えばリン
とし、加速エネルギーは20〜50Kev、注入量は10
12〜1014ions/cm2とする。注入されたN型不純物
7′は、ソース,ドレイン領域の一部をなすN型低濃度
不純物領域11s,11d(同図(d)に示す)を形成する。
【0018】次に、同図(c)に示すように、ゲート電
極6をマスクとして、シリコン基板1の表面に斜め方向
からP型不純物8をイオン注入する(斜め回転イオン注
入)。このとき、注入角はシリコン基板1の表面の法線
に対して15〜45度とし、ゲート電極6の法線を中心
にシリコン基板1をある角度をステップにして回転させ
る。上記P型不純物のイオン種は例えばホウ素とし、加
速エネルギーは30〜100Kev、注入量は1012〜1
13ions/cmとする。注入されたP型不純物8′は、同
図(d)に示すように、ゲート電極6の直下に、その両側
から電極幅の約1/3だけ侵入した状態に、非均一にド
ーピングされたチャネル拡散領域(P型高濃度不純物領
域)10,10を形成する。このP型高濃度不純物領域1
0,10は上記N型低濃度不純物領域11s,11dの直下
に延在する。
【0019】なお、この非均一にドーピングされたチャ
ネル拡散領域10,10を形成する工程を先に行い、
上記N型低濃度拡散領域11s,11dを形成する工程
を後に行っても良い。
【0020】次に、同図(d)に示すように、公知の技
術を用いて、ゲート電極6の両側にSiO2からなる側壁
9,9を形成する。続いて、ゲート電極6およびSiO2
側壁9をマスクとして、シリコン基板1の表面に略垂直
に、N型不純物12をイオン注入する。このN型不純物
12のイオン種は例えばヒ素とし、加速エネルギーは3
0〜50Kev、注入量は1014〜1016ions/cm2とす
る。これにより、側壁9,9の両側の基板表面に、N型
不純物12′が注入される。注入されたN型不純物1
2′は、同図(e)に示すように、それぞれ上記N型低濃
度不純物領域11s,11dの外側にN型高濃度不純物領
域13s,13dを形成する。上記N型低濃度不純物領域
11sとN型高濃度不純物領域13sとでソース領域Sを
構成する一方、N型低濃度不純物領域11dとN型高濃
度不純物領域13dとでドレイン領域Dを構成する(LD
D構造)。
【0021】ここで、ドレイン領域Dにおいて表面近傍
の不純物濃度を深さ方向に見た場合、図3に示すような
状態となっている。すなわち、表面から0.1μmの深さ
まではN型高濃度不純物領域13dに対応するN型高濃
度部分CAが現れ、0.1μm〜0.2μmの深さではP型
高濃度不純物領域10に対応するP型高濃度部分CE
表れる。0.2μm以上の深さではウエル領域1の濃度に
対応する部分CBが表れる。
【0022】次に、シリコン基板1の表面に略垂直
に、N型不純物14を、注入深さの中心RpがN型高濃
度不純物領域13s,13dの深さよりも深くかつチャネ
ル拡散領域10,10の深さ(図中に破線で示す最深の箇
所)よりも浅くなるように、加速エネルギを設定してイ
オン注入する。このとき、注入量は、P型高濃度不純物
領域10を補償するように、同図(c)に示したP型不純
物8の注入量と略同じに設定する。詳しくは、この例で
は、注入深さの中心をRp=0.12μmとし、分布半径
を△Rp=0.05μmとした。N型不純物14のイオン
種は例えばリンとし、加速エネルギーは50〜100K
ev、注入量は1012〜1014ions/cm2とする。注入さ
れたN型不純物14′は、N型高濃度不純物領域13s,
13dとウエル領域1と間のP型高濃度不純物領域10
を補償、すなわち、この領域の活性不純物量を低下させ
る。この結果、同図(f)に示すように、この領域はP型
低濃度不純物領域15に変化する。
【0023】ここで、ドレイン領域Dにおいて表面近傍
の不純物濃度を深さ方向に見た場合、図4に示すような
状態となっている。すなわち、表面から0.1μmの深さ
までは、工程(図3)と同様に、N型高濃度不純物領域
13dに対応するN型高濃度部分CAが現れる。しかし、
0.1μm〜0.2μmの深さではP型低濃度不純物領域1
5に対応するP型低濃度部分CDが表れる。0.2μm以
上の深さではウエル領域1の濃度に対応する部分CB
表れる。総合的に見ると、図2に示すように、P型高濃
度部分CEから補償用のN型不純物の濃度CCを差し引い
た結果、P型低濃度部分CDが形成されたことが分か
る。なお、N型高濃度不純物領域13dの不純物濃度の
代表値は約1020at/cm3、P型低濃度不純物領域15
の濃度の代表値は約1016at/cm3、ウエル領域1の濃
度の代表値は約1016at/cm3をとなっている。
【0024】このようにして、図1に示したように、N
型高濃度不純物領域13s,13dとP型シリコン基板(ウ
エル領域)1との間に、P型低濃度不純物領域15を有
する電界効果トランジスタを作製することができる。
【0025】このP型低濃度不純物領域15の存在によ
って、ドレイン領域Dとシリコン基板1との間で空乏層
が広がり易くなる。この結果、電界を緩和でき、接合耐
圧を高めることができる。また、接合容量を減少させ
て、応答速度を改善することができる。実際に、図8に
示すように、従来に比して、ドレイン領域Dとシリコン
基板1との間の静電容量を約25%だけ低下させること
ができた。
【0026】なお、上に述べた例では、ソース領域S
側,ドレイン領域D側にそれぞれP型低濃度不純物領域
15を形成したが、動作上はドレイン領域D側にバイア
スが印加されることから、P型低濃度不純物領域15を
ドレインD側にのみ形成しても良い。この場合、図6
(a)〜(d)に示すように、上記工程〜までは全く同様
に進める。そして、図6(e)に示すように、濃度補償用
のN型不純物14を注入するときに、フォトリソグラフ
ィを行ってソース領域S側をレジスト20でマスクし
て、ドレイン領域D側にのみ注入されるようにする。こ
れにより、同図(f)に示すように、ドレイン領域D側に
のみP型低濃度不純物領域15を形成することができ
る。
【0027】また、非均一にドーピングされたチャネル
拡散領域(P型高濃度不純物領域)10をドレインD側に
のみ形成しても良い。この場合、図7(a)〜(d)に示すよ
うに、上記工程〜までは全く同様に進める。そし
て、図7(c)に示すように、非均一にドーピングされた
チャネル形成用のP型不純物8を注入するときに、フォ
トリソグラフィを行ってソース領域S側をレジスト21
でマスクして、ドレイン領域D側にのみ注入されるよう
にする。これにより、同図(d)に示すように、ドレイン
領域D側にのみチャネル拡散領域(P型高濃度不純物領
域)10を形成することができる。さらに、図7(e)に示
すように、濃度補償用のN型不純物14を注入すると
き、フォトリソグラフィを行ってソース領域S側をレジ
スト20でマスクし、ドレイン領域D側のみに注入され
るようにする。
【0028】なお、この実施例ではLDD構造の電界効
果トランジスタにP型低濃度不純物領域15を設けた
が、当然ながら、これに限られるものではない。この発
明は、N型低濃度不純物領域11s,11dを有しない電
界効果トランジスタにも適用することができる。
【0029】また、当然ながら、この発明は、図1の例
に対して各部のP型,N型を入れ替えた構造の電界効果
トランジスタにも適用することができる。
【0030】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1乃至
2の電界効果トランジスタは、チャネル領域において、
ゲート電極の直下にチャネル拡散領域の高濃度部を配し
ているので、従来の電界効果トランジスタと同様に短チ
ャネル効果を抑制することができる。しかも、チャネル
拡散領域のうち低濃度部の領域は、ドレイン領域と半導
体基板又はウエルとの間で空乏層を広がり易くすること
ができる。この結果、電界を緩和でき、接合耐圧を高め
ることができる。また、接合容量を減少させて、応答速
度を改善することができる。
【0031】また、請求項3乃至6の電界効果トランジ
スタの製造方法によれば、短チャネル効果を抑制できる
上、ドレインと半導体基板又はウエルとの間の接合耐圧
を高め、かつ、応答速度を改善できる電界効果トランジ
スタを容易に作製することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の電界効果トランジスタ
の断面およびチャネルに沿った方向の不純物濃度分布を
示す図である。
【図2】 上記電界効果トランジスタの基板深さ方向の
不純物濃度分布を総合的に示す図である。
【図3】 上記電界効果トランジスタの作製工程中にお
ける基板深さ方向の不純物濃度分布を示す図である。
【図4】 上記電界効果トランジスタの作製工程中にお
ける基板深さ方向の不純物濃度分布を示す図である。
【図5】 上記電界効果トランジスタの作製方法を説明
する工程図である。
【図6】 この発明の別の実施例の電界効果トランジス
タの作製方法を説明する工程図である。
【図7】 この発明の別の実施例の電界効果トランジス
タの作製方法を説明する工程図である。
【図8】 図1に示した電界効果トランジスタのドレイ
ンと基板との間の静電容量を示す図である。
【図9】 従来の電界効果トランジスタの断面を示す図
である。
【符号の説明】
1 P型シリコン基板(ウエル領域) 2 素子分離領域 3 ゲート酸化膜 4 活性領域 5,8 P型不純物 7,12,14 N型不純物 6 ゲート電極 9 SiO2側壁 10 チャネル拡散領域(P型高濃度不純物領域) 11s,11d N型低濃度不純物領域 13s,13d N型高濃度不純物領域 15 P型低濃度不純物領域 20,21 レジスト D ドレイン領域 S ソース領域

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 P型とN型とのうち一方の導電型の半導
    体基板又はウエルの表面に、P型とN型とのうち他方の
    導電型を有し、互いに離間して設けられたソース領域、
    ドレイン領域と、 上記ソース領域と上記ドレイン領域との間のチャネル領
    域上に、チャネル長方向の端部が上記ソース領域、ドレ
    イン領域に重なった状態に設けられたゲート電極と、 上記一方の導電型で、上記ソース領域、ドレイン領域の
    両方またはドレイン領域のみと上記半導体基板またはウ
    エルとの境界に沿って上記ソース領域、ドレイン領域の
    両方全体又はドレイン領域全体を覆うように設けられた
    チャネル拡散領域とを備え、 上記チャネル拡散領域は、低濃度部と該低濃度部に隣接
    する高濃度部とを有し、 且つ、少なくとも上記ゲート電極直下の上記チャネル拡
    散領域を上記高濃度部としたことを特徴とする電界効果
    トランジスタ。
  2. 【請求項2】 上記ドレイン領域は、チャネル長方向に
    沿って、チャネル領域側に位置する低濃度不純物領域
    と、この低濃度不純物領域に隣接して位置する高濃度不
    純物領域とからなることを特徴とする請求項1に記載の
    電界効果トランジスタ。
  3. 【請求項3】 P型とN型とのうち一方の導電型の半導
    体基板又はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、こ
    のゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する
    工程と、 上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウ
    エルの表面に斜め方向から上記一方の導電型の不純物の
    イオン注入と、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂
    直に上記他方の導電型の不純物のイオン注入とを行うこ
    とにより、上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記
    ゲート電極の両側およびこの両側から上記ゲート電極の
    直下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネル拡散
    領域と上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極の両
    側に相当する部分の表面に位置するソース領域及びドレ
    イン領域とを形成する工程と、 上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記他方
    の導電型の不純物を、注入深さの中心が上記ソース領
    域、ドレイン領域の深さよりも深くかつ上記チャネル拡
    散領域の最深箇所よりも浅くなるように加速エネルギを
    設定した状態で、上記ゲート電極をマスクとして、上記
    チャネル拡散領域形成時と略同じ量だけイオン注入し
    て、上記チャネル拡散領域のうち上記ソース領域、ドレ
    イン領域の直下の部分の活性不純物量を低減する工程と
    を有することを特徴とする、電界効果トランジスタの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 P型とN型とのうち一方の導電型の半導
    体基板又はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、こ
    のゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する
    工程と、 上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウ
    エルの表面に斜め方向から上記一方の導電型の不純物の
    イオン注入と、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂
    直に上記他方の導電型の不純物のイオン注入とを行うこ
    とにより、上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記
    ゲート電極の両側およびこの両側から上記ゲート電極の
    直下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネル拡散
    領域と上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極の両
    側に相当する部分の表面に位置するソース領域及びドレ
    イン領域とを成す低濃度不純物領域を形成する工程と、 全面に絶縁膜を堆積し、エッチバックすることにより上
    記ゲート電極側壁にサイドウォールを形成する工程と、 上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記他方
    の導電型の不純物をイオン注入することにより、上記ソ
    ース領域とドレイン領域とを成す高濃度不純物領域を形
    成することと、注入深さの中心が上記高濃度不純物領域
    の深さよりも深くかつ上記チャネル拡散領域の最深箇所
    よりも浅くなるように加速エネルギを設定した状態で、
    上記ゲート電極及びサイドウォールをマスクとして、上
    記チャネル拡散領域形成時と略同じ量だけイオン注入し
    て、上記チャネル拡散領域のうち上記高濃度不純物領域
    の直下の部分の活性不純物量を低減することとを行う工
    程とを有することを特徴とする、電界効果トランジスタ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 P型とN型とのうち一方の導電型の半導
    体基板又はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、こ
    のゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する
    工程と、 上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウ
    エルの表面に斜め方向から上記一方の導電型の不純物の
    イオン注入と上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直
    に上記他方の導電型の不純物のイオン注入とを行うこと
    により、上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記ゲ
    ート電極の両側およびこの両側から上記ゲート電極の直
    下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネル拡散領
    域と上記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極の両側
    に相当する部分の表面に位置するソース領域及びドレイ
    ン領域を成す低濃度不純物領域とを形成する工程と、 全面に絶縁膜を堆積し、エッチバックすることにより上
    記ゲート電極側壁にサイドウォールを形成する工程と、 上記ゲート電極及び上記サイドウォールをマスクとし
    て、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記
    他方の導電型の不純物をイオン注入することにより、上
    記ソース領域及びドレイン領域を成す高濃度不純物領域
    を形成する工程と、 フォトリソグラフィを行って、上記ソース領域上を覆う
    レジストを設ける工程と、 上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記他方
    の導電型の不純物を、注入深さの中心が上記高濃度不純
    物領域の深さよりも深くかつ上記チャネル拡散領域の最
    深箇所よりも浅くなるように加速エネルギを設定した状
    態で、上記レジスト、上記ゲート電極及び上記サイドウ
    ォールをマスクとして、上記チャネル拡散領域形成時と
    略同じ量だけイオン注入して、上記チャネル拡散領域の
    うち上記高濃度不純物領域の直下の部分の活性不純物量
    を低減する工程とを有することを特徴とする、電界効果
    トランジスタの製造方法。
  6. 【請求項6】 P型とN型とのうち一方の導電型の半導
    体基板又はウエルの表面に、ゲート絶縁膜を形成し、こ
    のゲート絶縁膜上に、所定寸法のゲート電極を形成する
    工程と、 上記ゲート電極をマスクとして、上記半導体基板又はウ
    エルの表面に略垂直に上記他方の導電型の不純物のイオ
    ン注入とを行うことにより、上記半導体基板又はウエル
    の表面のうち上記ゲート電極の両側に相当する部分に位
    置するソース領域及びドレイン領域を成す低濃度不純物
    領域を形成する工程と、 フォトリソグラフィを行って、上記ソース領域となる領
    域上を覆う第1のレジストを設ける工程と、 上記第1のレジスト及び上記ゲート電極をマスクとし
    て、上記半導体基板又はウエルの表面に斜め方向から上
    記一方の導電型の不純物をイオン注入することにより、
    上記半導体基板又はウエルの表面のうち上記ゲート電極
    のドレイン側およびこのドレイン側から上記ゲート電極
    の直下に所定距離だけ入った部分に位置するチャネル拡
    散領域を形成する工程と、 上記第1のレジストを除去した後、全面に絶縁膜を堆積
    し、エッチバックすることにより上記ゲート電極側壁に
    サイドウォールを形成する工程と、 上記ゲート電極及び上記サイドウォールをマスクとし
    て、上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に上記他
    方の導電型の不純物のイオン注入を行うことにより、上
    記チャネル拡散領域のうち上記ゲート電極の両側に相当
    する部分の表面に位置するソース領域とドレイン領域と
    を成す高濃度不純物領域を形成する工程と、 フォトリソグラフィを行って、上記ソース領域上を覆う
    第2のレジストを設ける工程と、 上記半導体基板又はウエルの表面に略垂直に、上記他方
    の導電型の不純物を、注入深さの中心が上記高濃度不純
    物領域の深さよりも深くかつ上記チャネル拡散領域の最
    深箇所よりも浅くなるように加速エネルギを設定した状
    態で、上記第2のレジスト、上記ゲート電極及び上記サ
    イドウォールをマスクとして、上記チャネル拡散領域形
    成時と略同じ量だけイオン注入して、上記チャネル拡散
    領域のうち上記高濃度不純物領域の直下の部分の活性不
    純物量を低減する工程と、 上記第2のレジストを除去する工程とを有することを特
    徴とする、電界効果トランジスタの製造方法。
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