JP2847816B2 - 洗濯機 - Google Patents
洗濯機Info
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- JP2847816B2 JP2847816B2 JP1283220A JP28322089A JP2847816B2 JP 2847816 B2 JP2847816 B2 JP 2847816B2 JP 1283220 A JP1283220 A JP 1283220A JP 28322089 A JP28322089 A JP 28322089A JP 2847816 B2 JP2847816 B2 JP 2847816B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は槽内の液体の光透過度合を検知する洗濯機に
関するものである。
関するものである。
従来の技術 従来の洗濯機の制御装置は、たとえば特開昭61−1629
74号公報に示すものがある。槽内の洗濯液の光透過度合
を光センサーにより検知し、その光センサーの出力に応
じて洗濯時間を推定し、その推定した時間にもとづいて
洗濯進行状況を表示装置により表示していた。
74号公報に示すものがある。槽内の洗濯液の光透過度合
を光センサーにより検知し、その光センサーの出力に応
じて洗濯時間を推定し、その推定した時間にもとづいて
洗濯進行状況を表示装置により表示していた。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、従来の洗濯機の表示装置は光センサー
の出力、すなわち汚れ度合に応じて洗濯進行の進行表示
内容を変化させるものであって汚れ度合そのものを表示
するものではなかった。そのため使用者は洗濯機の判断
した洗濯物の汚れ度合を知ることができず、洗濯機の推
定内容に不安感を抱く可能性があった。
の出力、すなわち汚れ度合に応じて洗濯進行の進行表示
内容を変化させるものであって汚れ度合そのものを表示
するものではなかった。そのため使用者は洗濯機の判断
した洗濯物の汚れ度合を知ることができず、洗濯機の推
定内容に不安感を抱く可能性があった。
本発明は上記課題に鑑み、精度高く洗濯物の汚れ度合
を洗い工程の初期の段階から表示することを目的とす
る。
を洗い工程の初期の段階から表示することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 上記目的達成のために本発明は、槽内の液体の光透過
度合を検知する光透過度合検知手段と、洗濯物の汚れ度
合を表示する表示手段と、前記光透過度合検知手段と表
示手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、洗
い開始から所定時間経過後の光透過度合検知手段からの
出力により洗濯物の汚れの度合いを判定し、それに応じ
た汚れ度合いを前記表示手段に表示し、その後前記光透
過度合検知手段が汚れの飽和を検知するまで濁度の変化
量に応じて表示を変化させるものである。
度合を検知する光透過度合検知手段と、洗濯物の汚れ度
合を表示する表示手段と、前記光透過度合検知手段と表
示手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、洗
い開始から所定時間経過後の光透過度合検知手段からの
出力により洗濯物の汚れの度合いを判定し、それに応じ
た汚れ度合いを前記表示手段に表示し、その後前記光透
過度合検知手段が汚れの飽和を検知するまで濁度の変化
量に応じて表示を変化させるものである。
作用 上記構成によれば、洗い工程開始後の初期の段階にお
いて、洗濯物の汚れ度合を精度高く表示することができ
る。
いて、洗濯物の汚れ度合を精度高く表示することができ
る。
実施例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。第1図
は本発明による洗濯機の回路ブロック図を示す。図にお
いて交流電源1より、制御装置2に交流電圧を印加し、
制御装置2により槽内の洗濯物を撹拌する撹拌翼を駆動
する進相コンデンサ4を有する洗濯モータ3、槽内への
給水を行なう給水弁5、槽内の水の排水を行なう排水弁
6を制御する。制御装置2は制御手段である信号制御回
路20と、洗濯進行状態等の表示を行なう表示手段の機能
と、洗濯、すすぎ等の設定、各種洗濯コースを設定する
設定機能とを有する操作表示装置21、洗濯モータ3と給
水弁5と排水弁6への通電を制御する双方向性サイリス
タ等のスイッチング素子からなるパワー制御回路22、槽
内の洗濯液の光透過率を検知する光透過度合検知手段で
ある光センサー23より構成される。第2図に洗濯物の汚
れ度合を表示する表示装置の一実施例を示す。すなわ
ち、操作表示装置21の一部に洗濯物の汚れ度合に応じて
点灯する複数のLED1〜LED6を配し、汚れ度合が大きくな
るに従いLED1〜LED6を点灯させてゆく。
は本発明による洗濯機の回路ブロック図を示す。図にお
いて交流電源1より、制御装置2に交流電圧を印加し、
制御装置2により槽内の洗濯物を撹拌する撹拌翼を駆動
する進相コンデンサ4を有する洗濯モータ3、槽内への
給水を行なう給水弁5、槽内の水の排水を行なう排水弁
6を制御する。制御装置2は制御手段である信号制御回
路20と、洗濯進行状態等の表示を行なう表示手段の機能
と、洗濯、すすぎ等の設定、各種洗濯コースを設定する
設定機能とを有する操作表示装置21、洗濯モータ3と給
水弁5と排水弁6への通電を制御する双方向性サイリス
タ等のスイッチング素子からなるパワー制御回路22、槽
内の洗濯液の光透過率を検知する光透過度合検知手段で
ある光センサー23より構成される。第2図に洗濯物の汚
れ度合を表示する表示装置の一実施例を示す。すなわ
ち、操作表示装置21の一部に洗濯物の汚れ度合に応じて
点灯する複数のLED1〜LED6を配し、汚れ度合が大きくな
るに従いLED1〜LED6を点灯させてゆく。
第3図に洗い工程における光センサー回路23の出力電
圧V0の変化を示す。給水終了後、洗い開始すると光セン
サー回路23の出力電圧V0は低下して行く。一般に光の透
過率は、給水中に設定された基準電圧VSに対してV0/VS
×100%で表わされる。透過率あるいは、ΔV=VS−V0
の値により、濁りの大小判定ができる。
圧V0の変化を示す。給水終了後、洗い開始すると光セン
サー回路23の出力電圧V0は低下して行く。一般に光の透
過率は、給水中に設定された基準電圧VSに対してV0/VS
×100%で表わされる。透過率あるいは、ΔV=VS−V0
の値により、濁りの大小判定ができる。
第4図に洗い工程における洗濯物の汚れ度合による光
センサー回路23の出力電圧V0の違いを示す。一般に洗濯
物の汚れがひどい程、光センサー回路23の出力電圧は急
速に低い値まで低下し、短時間で飽和する。
センサー回路23の出力電圧V0の違いを示す。一般に洗濯
物の汚れがひどい程、光センサー回路23の出力電圧は急
速に低い値まで低下し、短時間で飽和する。
一方、洗濯物の汚れが軽い場合には、光センサー回路
23の出力電圧V0は徐々に低下し、汚れがひどい場合と比
較して、長い時間を要してしかもやや高い値で飽和す
る。洗い開始から時間t経過時の光センサー回路23の出
力電圧Vtの値によって洗濯物の汚れの度合を判断するこ
とができる。
23の出力電圧V0は徐々に低下し、汚れがひどい場合と比
較して、長い時間を要してしかもやや高い値で飽和す
る。洗い開始から時間t経過時の光センサー回路23の出
力電圧Vtの値によって洗濯物の汚れの度合を判断するこ
とができる。
次に信号制御回路20の洗い工程のプログラム動作を第
5図により説明する。ステップ201の給水工程で、光セ
ンサー回路23の出力電圧V0が基準値VSとなるように制御
し給水工程が終了すると、ステップ202でモータ3を駆
動して撹拌を開始する。ステップ203では汚れ表示のLED
1〜6をLED1から順に1つずつ点灯、消灯を繰り返し
て、点灯中のLEDが流れるようにして汚れ、検知中の表
示を、洗い開始から時間tが経過するまで行なう(第6
図a)。つぎにステップ204で洗い開始から時間tが経
過していれば、ステップ205で光センサー回路23の出力
電圧Vtを入力し、電圧変化ΔVt=VS−Vtを検知する。ス
テップ206ではΔVtに応じて汚れ表示LEDに汚れ度合を表
示する。
5図により説明する。ステップ201の給水工程で、光セ
ンサー回路23の出力電圧V0が基準値VSとなるように制御
し給水工程が終了すると、ステップ202でモータ3を駆
動して撹拌を開始する。ステップ203では汚れ表示のLED
1〜6をLED1から順に1つずつ点灯、消灯を繰り返し
て、点灯中のLEDが流れるようにして汚れ、検知中の表
示を、洗い開始から時間tが経過するまで行なう(第6
図a)。つぎにステップ204で洗い開始から時間tが経
過していれば、ステップ205で光センサー回路23の出力
電圧Vtを入力し、電圧変化ΔVt=VS−Vtを検知する。ス
テップ206ではΔVtに応じて汚れ表示LEDに汚れ度合を表
示する。
ΔVtが大きい場合すなわち汚れがひどい時には、LED1
〜LED6を全て点灯し、汚れが中程度の時にはLED1〜LED5
を点灯し、また汚れが軽い時にはLED1〜LED4を点灯す
る。なお、この汚れ表示動作は光センサー回路23の出力
電圧V0の飽和を検知するまで行なうが、この間に出力電
圧V0の変化量が徐々に減少するので、この変化量に応じ
て洗濯物の汚れが落ちて来ていると判断し、点灯中のLE
Dの内の汚れが大きい側から逐次消灯して行く(第6図
b)。ステップ207で、光センサー回路の出力電圧V0の
飽和を検知すると、ステップ208でLED1〜LED3を点灯し
飽和を表示して、飽和検知後は第6図cに示す表示を行
ない一連の汚れ表示動作を終了する。
〜LED6を全て点灯し、汚れが中程度の時にはLED1〜LED5
を点灯し、また汚れが軽い時にはLED1〜LED4を点灯す
る。なお、この汚れ表示動作は光センサー回路23の出力
電圧V0の飽和を検知するまで行なうが、この間に出力電
圧V0の変化量が徐々に減少するので、この変化量に応じ
て洗濯物の汚れが落ちて来ていると判断し、点灯中のLE
Dの内の汚れが大きい側から逐次消灯して行く(第6図
b)。ステップ207で、光センサー回路の出力電圧V0の
飽和を検知すると、ステップ208でLED1〜LED3を点灯し
飽和を表示して、飽和検知後は第6図cに示す表示を行
ない一連の汚れ表示動作を終了する。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、洗
い開始より初期の段階で槽内の光透過度合を検知するこ
とにより、洗濯物の汚れ度合を大、中、小の3段階に判
断し精度高く表示することができる。
い開始より初期の段階で槽内の光透過度合を検知するこ
とにより、洗濯物の汚れ度合を大、中、小の3段階に判
断し精度高く表示することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す洗濯機の回路ブロック
図、第2図は同操作表示装置の正面図、第3図は同洗い
工程における光センサー回路の出力変化を示す図、第4
図は同洗い工程時の洗濯物の汚れ度合による光センサー
回路の出力変化を示す図、第5図は同洗い時の汚れ表示
のフローチャート、第6図は同洗い時の汚れ表示におけ
る汚れと点灯LEDを示す図である。 20……信号制御回路、21……操作表示装置、23……光セ
ンサー回路。
図、第2図は同操作表示装置の正面図、第3図は同洗い
工程における光センサー回路の出力変化を示す図、第4
図は同洗い工程時の洗濯物の汚れ度合による光センサー
回路の出力変化を示す図、第5図は同洗い時の汚れ表示
のフローチャート、第6図は同洗い時の汚れ表示におけ
る汚れと点灯LEDを示す図である。 20……信号制御回路、21……操作表示装置、23……光セ
ンサー回路。
Claims (1)
- 【請求項1】槽内の液体の光透過度合を検知する光透過
度合検知手段と、洗濯物の汚れ度合を表示する表示手段
と、前記光透過度合検知手段と表示手段を制御する制御
手段を備え、前記制御手段は、洗い開始から所定時間経
過後の光透過度合検知手段からの出力により洗濯物の汚
れの度合いを判定し、それに応じた汚れ度合いを前記表
示手段に表示し、その後前記光透過度合検知手段が汚れ
の飽和を検知するまで濁度の変化量に応じて表示を変化
させる洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1283220A JP2847816B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1283220A JP2847816B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143495A JPH03143495A (ja) | 1991-06-19 |
JP2847816B2 true JP2847816B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17662651
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1283220A Expired - Fee Related JP2847816B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847816B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4935877B2 (ja) * | 2009-09-24 | 2012-05-23 | パナソニック株式会社 | ドラム式洗濯機 |
JP7016104B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2022-02-04 | 青島海爾洗衣机有限公司 | 洗濯機 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1283220A patent/JP2847816B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03143495A (ja) | 1991-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |