JP2745733B2 - 洗濯機の制御装置 - Google Patents
洗濯機の制御装置Info
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- JP2745733B2 JP2745733B2 JP1283221A JP28322189A JP2745733B2 JP 2745733 B2 JP2745733 B2 JP 2745733B2 JP 1283221 A JP1283221 A JP 1283221A JP 28322189 A JP28322189 A JP 28322189A JP 2745733 B2 JP2745733 B2 JP 2745733B2
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- washing
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は槽内の液体の光透過度合を検知する洗濯機の
制御装置に関するものである。
制御装置に関するものである。
従来の技術 従来の洗濯機の制御装置は、槽内の液体の光透過度合
の飽和を検知後、それ以降に必要な洗い時間を0分と判
断した場合、表示手段には表示を行なわなかった。
の飽和を検知後、それ以降に必要な洗い時間を0分と判
断した場合、表示手段には表示を行なわなかった。
発明が解決しようとする課題 このような従来の洗濯機の表示方法では、残りの洗い
時間を0分と判断した場合、何の表示も行なわずに洗い
工程を終了してしまうので、使用者は洗濯機の動作につ
いて不安感を抱く可能性があるという課題を有してい
た。
時間を0分と判断した場合、何の表示も行なわずに洗い
工程を終了してしまうので、使用者は洗濯機の動作につ
いて不安感を抱く可能性があるという課題を有してい
た。
本発明は上記課題に鑑み、残りの洗い時間を0分と判
断した場合に、最小レベルの洗い時間の表示を一定時間
行なうことを目的とする。
断した場合に、最小レベルの洗い時間の表示を一定時間
行なうことを目的とする。
課題を解決するための手段 上記目的達成のために本発明は、槽内の液体の光透過
度合を検知する光透過度合検知手段と、前記光透過度合
検知手段の出力信号の飽和を検知する飽和検知手段と、
残りの洗い時間を表示する表示手段と、前記光透過度合
検知手段と飽和検知手段と表示手段を制御する制御手段
を備え、前記飽和検知手段により洗い工程中に槽内の液
体の光透過度合の飽和を検知した後に、洗い時間を残り
0分と判断した場合でも、前記表示手段に最小レベルの
残り洗い時間を一定時間表示させるものである。
度合を検知する光透過度合検知手段と、前記光透過度合
検知手段の出力信号の飽和を検知する飽和検知手段と、
残りの洗い時間を表示する表示手段と、前記光透過度合
検知手段と飽和検知手段と表示手段を制御する制御手段
を備え、前記飽和検知手段により洗い工程中に槽内の液
体の光透過度合の飽和を検知した後に、洗い時間を残り
0分と判断した場合でも、前記表示手段に最小レベルの
残り洗い時間を一定時間表示させるものである。
作用 上記構成によれば、洗い工程中に槽内の液体の光透過
度合の飽和を検知した後に、洗い時間を残り0分と判断
した場合でも、最小レベルの洗い時間の表示を一定時間
行なってから洗い工程を終了することにより、洗い時間
判定動作に対する使用者の不安感を解消することができ
る。
度合の飽和を検知した後に、洗い時間を残り0分と判断
した場合でも、最小レベルの洗い時間の表示を一定時間
行なってから洗い工程を終了することにより、洗い時間
判定動作に対する使用者の不安感を解消することができ
る。
実施例 以下、図面に従い本発明の実施例を説明する。第1図
は本発明の要部ブロック図、第2図は本発明による洗濯
機のブロック図である。第1図および第2図において交
流電源1より、制御装置2に交流電圧を印加し、制御装
置2により槽内の洗濯物を撹拌する撹拌翼を駆動する進
相コンデンサ4を有する洗濯モータ3、槽内への給水を
行う給水弁5、槽内の水の排水を行う排水弁6を制御す
る。制御装置2は信号制御回路20と、洗濯進行状態等の
表示、洗濯,すすぎ等の設定、各種洗濯コースを設定す
る操作表示装置21、洗濯モータ3、給水弁5、排水弁6
への通電を制御する双方向性サイリスタ等のスイッチン
グ素子からなるパワー制御回路22、槽内の洗濯液の光透
過率を検知する光透過度合検知手段である光センサ回路
23より構成される。信号制御回路20は光センサ回路23の
出力信号の飽和を検知する飽和検知手段20Aと操作表示
装置21を制御する制御手段20Bから構成されている。
は本発明の要部ブロック図、第2図は本発明による洗濯
機のブロック図である。第1図および第2図において交
流電源1より、制御装置2に交流電圧を印加し、制御装
置2により槽内の洗濯物を撹拌する撹拌翼を駆動する進
相コンデンサ4を有する洗濯モータ3、槽内への給水を
行う給水弁5、槽内の水の排水を行う排水弁6を制御す
る。制御装置2は信号制御回路20と、洗濯進行状態等の
表示、洗濯,すすぎ等の設定、各種洗濯コースを設定す
る操作表示装置21、洗濯モータ3、給水弁5、排水弁6
への通電を制御する双方向性サイリスタ等のスイッチン
グ素子からなるパワー制御回路22、槽内の洗濯液の光透
過率を検知する光透過度合検知手段である光センサ回路
23より構成される。信号制御回路20は光センサ回路23の
出力信号の飽和を検知する飽和検知手段20Aと操作表示
装置21を制御する制御手段20Bから構成されている。
第3図に洗い工程中の汚れ飽和後の残り洗い時間を表
示する表示装置の一実施例を示す。すなわち、操作表示
装置21の一部に汚れ飽和後の残り洗い時間に応じて点灯
する複数のLED1〜LED6を配し、洗い時間が長くなるに従
いLED1〜LED6を点灯させてゆく。
示する表示装置の一実施例を示す。すなわち、操作表示
装置21の一部に汚れ飽和後の残り洗い時間に応じて点灯
する複数のLED1〜LED6を配し、洗い時間が長くなるに従
いLED1〜LED6を点灯させてゆく。
第4図に洗い工程における光センサー回路23の出力電
圧VOの変化を示す。給水終了後、洗い開始すると、光セ
ンサー回路23の出力電圧VOは低下して行く。一般に光の
透過率は、給水中に設定された基準電圧VSに対して、VO
/VS×100%で表わされる。透過率あるいはΔV=VS−VO
の値により、濁りの大小判定ができる。
圧VOの変化を示す。給水終了後、洗い開始すると、光セ
ンサー回路23の出力電圧VOは低下して行く。一般に光の
透過率は、給水中に設定された基準電圧VSに対して、VO
/VS×100%で表わされる。透過率あるいはΔV=VS−VO
の値により、濁りの大小判定ができる。
第5図に洗い工程における洗濯物の汚れ度合による光
センサー回路23の出力電圧VOの変化の違いを示す。一般
に洗濯物の汚れがひどい程、光センサー回路23の出力電
圧は急速に低い値まで低下し、短時間で飽和する。一
方、洗濯物の汚れが軽い場合には、光センサー回路23の
出力電圧VOは徐々に低下し、汚れがひどい場合と比較し
て、長い時間を要してしかもやや高い値で飽和する。光
センサー回路23の出力電圧VOの飽和を検知して、飽和時
の電圧Vsatおよび洗い開始から飽和するまで要した洗い
時間Tsatによって、洗濯物の汚れの度合を判定でき、飽
和検知後に必要な残り洗い時間を判断することができ
る。
センサー回路23の出力電圧VOの変化の違いを示す。一般
に洗濯物の汚れがひどい程、光センサー回路23の出力電
圧は急速に低い値まで低下し、短時間で飽和する。一
方、洗濯物の汚れが軽い場合には、光センサー回路23の
出力電圧VOは徐々に低下し、汚れがひどい場合と比較し
て、長い時間を要してしかもやや高い値で飽和する。光
センサー回路23の出力電圧VOの飽和を検知して、飽和時
の電圧Vsatおよび洗い開始から飽和するまで要した洗い
時間Tsatによって、洗濯物の汚れの度合を判定でき、飽
和検知後に必要な残り洗い時間を判断することができ
る。
次に信号制御回路20の洗い工程のプログラム動作を第
6図により説明する。ステップ201の給水工程で、光セ
ンサー回路23の出力電圧VOが基準値VSとなるように制御
し給水工程が終了すると、ステップ202でモータ3を駆
動して撹拌を開始する。ステップ203では光センサー回
路23の出力電圧VOを入力し、電圧変化ΔV=VS−VOを検
知する。ステップ204では、ΔVが大きいほど汚れ表示
のLED1〜6の点灯個数を増加せしめる。ステップ205で
は光センサー回路23の出力電圧VOにより汚れ検知を行な
い、ステップ206で出力電圧VOが飽和しているかどうか
を判定し、飽和していればステップ207で出力電圧Vsat
および飽和するまでに要した洗い時間Tsatにより、洗濯
物の汚れの度合を判定し、その汚れの度合により飽和検
知後に必要な残り洗い時間を判断する。ステップ208,20
9,210,211では判断された残り洗い時間に応じてLED
1〜6を点灯し、点灯後の時間経過に応じて点灯中のLE
Dを順次消灯して行く。
6図により説明する。ステップ201の給水工程で、光セ
ンサー回路23の出力電圧VOが基準値VSとなるように制御
し給水工程が終了すると、ステップ202でモータ3を駆
動して撹拌を開始する。ステップ203では光センサー回
路23の出力電圧VOを入力し、電圧変化ΔV=VS−VOを検
知する。ステップ204では、ΔVが大きいほど汚れ表示
のLED1〜6の点灯個数を増加せしめる。ステップ205で
は光センサー回路23の出力電圧VOにより汚れ検知を行な
い、ステップ206で出力電圧VOが飽和しているかどうか
を判定し、飽和していればステップ207で出力電圧Vsat
および飽和するまでに要した洗い時間Tsatにより、洗濯
物の汚れの度合を判定し、その汚れの度合により飽和検
知後に必要な残り洗い時間を判断する。ステップ208,20
9,210,211では判断された残り洗い時間に応じてLED
1〜6を点灯し、点灯後の時間経過に応じて点灯中のLE
Dを順次消灯して行く。
例えば残り洗い時間を12,10,8,6,4,2,0分の7段階に
設定すると、残り洗い時間が12分の場合には第7図に示
すようにLED1〜6を全て点灯し、2分毎にLED6より1
つずつ消灯して行く。なお、残り洗い時間が0分の場合
には、洗濯物の片寄りを防止し、脱水をしやすくするた
め、10秒間だけ洗濯モータ3の反転を通常の洗いより小
きざみに行なうバランスコントロール動作を行ない、そ
の間LED1を点灯する。なお、このバランスコントロール
動作は残り洗い時間が0分以外の場合でも、洗い時間の
最終の10秒間に行なわれる。
設定すると、残り洗い時間が12分の場合には第7図に示
すようにLED1〜6を全て点灯し、2分毎にLED6より1
つずつ消灯して行く。なお、残り洗い時間が0分の場合
には、洗濯物の片寄りを防止し、脱水をしやすくするた
め、10秒間だけ洗濯モータ3の反転を通常の洗いより小
きざみに行なうバランスコントロール動作を行ない、そ
の間LED1を点灯する。なお、このバランスコントロール
動作は残り洗い時間が0分以外の場合でも、洗い時間の
最終の10秒間に行なわれる。
ステップ206で出力電圧VOが飽和していなければ、ス
テップ212に進み、ステップ212で洗い時間が終了してい
なければ、ステップ202に戻りこの一連の動作を繰り返
す。
テップ212に進み、ステップ212で洗い時間が終了してい
なければ、ステップ202に戻りこの一連の動作を繰り返
す。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、洗
い工程中の槽内の液体の光透過度合の飽和検知後に残り
洗い時間を0分と判断した場合でも、最小レベルの洗い
時間の表示を一定時間行なってから、洗い工程を終了す
るので、洗い時間判定動作に対する使用者の不安感を解
消することができる。
い工程中の槽内の液体の光透過度合の飽和検知後に残り
洗い時間を0分と判断した場合でも、最小レベルの洗い
時間の表示を一定時間行なってから、洗い工程を終了す
るので、洗い時間判定動作に対する使用者の不安感を解
消することができる。
第1図は本発明の一実施例を示す洗濯機の制御装置のブ
ロック図、第2図は同洗濯機の回路のブロック図、第3
図は同操作表示装置の正面図、第4図は同洗い工程にお
ける光センサー回路の出力変化を示す図、第5図は同洗
い工程時の洗濯物の汚れ度合による光センサー回路の出
力変化を示す図、第6図は同洗い時の汚れ表示と洗い時
間表示のフローチャート、第7図は同洗い時の飽和検知
後の洗い残時間と点灯LEDの関係を示す図である。 20……信号制御回路、20A……飽和検知手段、20B……制
御手段、21……操作表示装置、23……光センサー回路。
ロック図、第2図は同洗濯機の回路のブロック図、第3
図は同操作表示装置の正面図、第4図は同洗い工程にお
ける光センサー回路の出力変化を示す図、第5図は同洗
い工程時の洗濯物の汚れ度合による光センサー回路の出
力変化を示す図、第6図は同洗い時の汚れ表示と洗い時
間表示のフローチャート、第7図は同洗い時の飽和検知
後の洗い残時間と点灯LEDの関係を示す図である。 20……信号制御回路、20A……飽和検知手段、20B……制
御手段、21……操作表示装置、23……光センサー回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 玉江 貞之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−162974(JP,A) 特開 昭61−159999(JP,A) 特開 昭64−37996(JP,A) 特開 昭61−58687(JP,A) 特開 昭58−127695(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】槽内の液体の光透過度合を検知する光透過
度合検知手段と、前記光透過度合検知手段の出力信号の
飽和を検知する飽和検知手段と、残りの洗い時間を表示
する表示手段と、前記光透過度合検知手段と飽和検知手
段と表示手段を制御する制御手段を備え、前記制御手段
は飽和検知手段により洗い工程中に槽内の液体の光透過
度合の飽和を検知した後に、洗い時間を残り0分と判断
した場合でも、前記表示手段に最小レベルの残り洗い時
間を一定時間表示させる洗濯機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1283221A JP2745733B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1283221A JP2745733B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03143496A JPH03143496A (ja) | 1991-06-19 |
JP2745733B2 true JP2745733B2 (ja) | 1998-04-28 |
Family
ID=17662664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1283221A Expired - Fee Related JP2745733B2 (ja) | 1989-10-30 | 1989-10-30 | 洗濯機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2745733B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011055926A (ja) * | 2009-09-08 | 2011-03-24 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
JP7016104B2 (ja) * | 2016-10-27 | 2022-02-04 | 青島海爾洗衣机有限公司 | 洗濯機 |
-
1989
- 1989-10-30 JP JP1283221A patent/JP2745733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03143496A (ja) | 1991-06-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |