JP2847811B2 - 円筒形二次電池 - Google Patents
円筒形二次電池Info
- Publication number
- JP2847811B2 JP2847811B2 JP1274114A JP27411489A JP2847811B2 JP 2847811 B2 JP2847811 B2 JP 2847811B2 JP 1274114 A JP1274114 A JP 1274114A JP 27411489 A JP27411489 A JP 27411489A JP 2847811 B2 JP2847811 B2 JP 2847811B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- insulating
- secondary battery
- electrode
- cylindrical secondary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Secondary Cells (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
- Cell Separators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、円筒形二次電池に関するものである。
従来の技術 従来、リード付の正極板を使用した円筒形二次電池で
は、第6図に示すようにリード先端部を除くリード部7
及びリード取付部に、リードとケース及び電極群中の負
極との短絡を防ぐために、極板の両面側より絶縁テープ
8を接着し、かつケースと電極群中の正極との短絡を防
ぐために、第5図のように電極群上に絶縁リング9を設
置するのが一般的であった。
は、第6図に示すようにリード先端部を除くリード部7
及びリード取付部に、リードとケース及び電極群中の負
極との短絡を防ぐために、極板の両面側より絶縁テープ
8を接着し、かつケースと電極群中の正極との短絡を防
ぐために、第5図のように電極群上に絶縁リング9を設
置するのが一般的であった。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の方法だけでは、正極リード
部7を封口板10の裏面に溶接して、ケースを閉塞する
際、リードわん曲部12が電極群中の負極板4の上部エッ
ジ部と接触し、絶縁テープが破損して内部短絡が発生す
るおそれがあるという欠点を有していた。
部7を封口板10の裏面に溶接して、ケースを閉塞する
際、リードわん曲部12が電極群中の負極板4の上部エッ
ジ部と接触し、絶縁テープが破損して内部短絡が発生す
るおそれがあるという欠点を有していた。
本発明の目的は、上記従来の課題を解決し、正極リー
ド板と、電極群中の負極板とが接触することにより発生
する内部短絡を確実に防止した円筒形二次電池を提供す
ることにある。
ド板と、電極群中の負極板とが接触することにより発生
する内部短絡を確実に防止した円筒形二次電池を提供す
ることにある。
課題を解決するための手段 本発明では、円形の絶縁板の両端あるいは一端を切断
し、かつ中心に正極のリード板の幅よりも小さい径の注
液用透孔を設けた絶縁板を電極群上に設置し、その上側
に絶縁リングを設置して内部短絡を確実に防止した円筒
形二次電池を提供するものである。
し、かつ中心に正極のリード板の幅よりも小さい径の注
液用透孔を設けた絶縁板を電極群上に設置し、その上側
に絶縁リングを設置して内部短絡を確実に防止した円筒
形二次電池を提供するものである。
作用 この絶縁板と絶縁リングを併用することにより、絶縁
板を設置した後、その中心に設けた透孔を使っての電解
液の注入が容易であり、またこの透孔の直径は、正極の
リード板の幅よりも小さいため、正極リード板と電極群
中の負極板との接触による内部短絡及びケースと電極群
中の正極との接触による内部短絡を防止することができ
る。
板を設置した後、その中心に設けた透孔を使っての電解
液の注入が容易であり、またこの透孔の直径は、正極の
リード板の幅よりも小さいため、正極リード板と電極群
中の負極板との接触による内部短絡及びケースと電極群
中の正極との接触による内部短絡を防止することができ
る。
実施例 以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説
明する。第1図,第2図では、本発明において用いる絶
縁板の一例を示す平面図であり、この絶縁板1は、中心
部に注液用の透孔2を備えている。第3図は、前記第1
図の絶縁板1と絶縁リング9を用いた円筒形二次電池の
縦断面図であり、第4図はその平面図である。電極群3
は正極板6負極板4とこれら極板間に介挿されたセパレ
ータ5とより構成されたもので、この電極群3上にはま
ず絶縁板1が、次に絶縁リング9が設置される。この電
極群3は、電池外装ケース11に収容され、外装ケース11
に溝入加工した後、正極リード板7の先端部が、封口板
10の裏面に溶接され、ケース11は、封口板10で閉塞され
る。
明する。第1図,第2図では、本発明において用いる絶
縁板の一例を示す平面図であり、この絶縁板1は、中心
部に注液用の透孔2を備えている。第3図は、前記第1
図の絶縁板1と絶縁リング9を用いた円筒形二次電池の
縦断面図であり、第4図はその平面図である。電極群3
は正極板6負極板4とこれら極板間に介挿されたセパレ
ータ5とより構成されたもので、この電極群3上にはま
ず絶縁板1が、次に絶縁リング9が設置される。この電
極群3は、電池外装ケース11に収容され、外装ケース11
に溝入加工した後、正極リード板7の先端部が、封口板
10の裏面に溶接され、ケース11は、封口板10で閉塞され
る。
以下に、この絶縁板と絶縁リングをニッケル−カドミ
ウム蓄電池に適用した例を説明する。
ウム蓄電池に適用した例を説明する。
本実施例で使用した容量1200mAhのAサイズの電池
は、第6図に示すリード板7の幅1=2〜4mmのアニー
ル処理された集電用のリード板を溶接した寸法が35×85
×0.75mmの正極板6と、35×120×0.65mmの負極板4
と、これらの極板間に介挿された寸法37×210×0.20mm
のセパレータ5を渦巻状に巻回し、電極群3を第3図の
ように形成した。この電極群上に、本発明の直径r1=16
mm,幅w=8.0mm,厚み0.40mmで、中心の透孔の直径r2=
2〜4mmのポリ塩化ビニル製の絶縁板1を設置し、その
上に直径16mm,厚み0.4mmのポリ塩化ビニル製絶縁リング
9を設置し、各10,000個の電池を作製した。その時発生
した内部短絡不良数を第1表に示した。この結果、絶縁
板1の透孔2の直径r2が、リード板7の幅1より小さい
時、内部短絡を防止できることがわかった。また、透孔
の直径r2が2mm以上であれば、電解液の注入は良好であ
り、4mmよりも大きくなるとリード板7と負極との接触
による内部短絡のおそれがでてくるので、直径は2〜4m
mが好ましい。
は、第6図に示すリード板7の幅1=2〜4mmのアニー
ル処理された集電用のリード板を溶接した寸法が35×85
×0.75mmの正極板6と、35×120×0.65mmの負極板4
と、これらの極板間に介挿された寸法37×210×0.20mm
のセパレータ5を渦巻状に巻回し、電極群3を第3図の
ように形成した。この電極群上に、本発明の直径r1=16
mm,幅w=8.0mm,厚み0.40mmで、中心の透孔の直径r2=
2〜4mmのポリ塩化ビニル製の絶縁板1を設置し、その
上に直径16mm,厚み0.4mmのポリ塩化ビニル製絶縁リング
9を設置し、各10,000個の電池を作製した。その時発生
した内部短絡不良数を第1表に示した。この結果、絶縁
板1の透孔2の直径r2が、リード板7の幅1より小さい
時、内部短絡を防止できることがわかった。また、透孔
の直径r2が2mm以上であれば、電解液の注入は良好であ
り、4mmよりも大きくなるとリード板7と負極との接触
による内部短絡のおそれがでてくるので、直径は2〜4m
mが好ましい。
発明の効果 以上のように本発明の電池は、絶縁板の中心に正極リ
ード板の幅よりも小さい注液用の透孔を有しているた
め、絶縁板設置後の電解液の注入も良好であり、この絶
縁板と絶縁リングとを併用することにより、正極リード
板と電極群中の負極板との接触による内部短絡、及びケ
ースと電極群中の正極板の接触による内部短絡をそれぞ
れ確実に防止することができる。
ード板の幅よりも小さい注液用の透孔を有しているた
め、絶縁板設置後の電解液の注入も良好であり、この絶
縁板と絶縁リングとを併用することにより、正極リード
板と電極群中の負極板との接触による内部短絡、及びケ
ースと電極群中の正極板の接触による内部短絡をそれぞ
れ確実に防止することができる。
第1図,第2図は、本発明の実施例における絶縁板の平
面図、第3図は第1図の絶縁板を用いた円筒形二次電池
の縦断面図、第4図はその平面図、第5図は従来の円筒
形二次電池の縦断面図、第6図は用いた正極板の平面図
である。 1……絶縁板、2……透孔、3……電極群、4……負極
板、5……セパレータ、6……正極板、7……正極リー
ド板、8……絶縁テープ、9……絶縁リング、10……封
口板、11……外装ケース、12……リードわん曲部。
面図、第3図は第1図の絶縁板を用いた円筒形二次電池
の縦断面図、第4図はその平面図、第5図は従来の円筒
形二次電池の縦断面図、第6図は用いた正極板の平面図
である。 1……絶縁板、2……透孔、3……電極群、4……負極
板、5……セパレータ、6……正極板、7……正極リー
ド板、8……絶縁テープ、9……絶縁リング、10……封
口板、11……外装ケース、12……リードわん曲部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小澤 榮 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 松永 武彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭60−188471(JP,U) 実開 昭62−103169(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01M 10/04 H01M 2/34
Claims (1)
- 【請求項1】正・負極板とこれらの極板間に介挿された
セパレータとを渦巻状に巻回した電極群と、この電極群
上に設置した透孔を有する絶縁板と、この絶縁板上に配
置した絶縁リングとを備えた円筒形二次電池において、
前記絶縁板は、円形の絶縁板の両端あるいは一端を切断
し、かつ中心に注液用の透孔を設けたものであって、正
極のリード板の幅よりも前記透孔の直径が小さいことを
特徴とする円筒形二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1274114A JP2847811B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 円筒形二次電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1274114A JP2847811B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 円筒形二次電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03134955A JPH03134955A (ja) | 1991-06-07 |
JP2847811B2 true JP2847811B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=17537209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1274114A Expired - Lifetime JP2847811B2 (ja) | 1989-10-20 | 1989-10-20 | 円筒形二次電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2847811B2 (ja) |
-
1989
- 1989-10-20 JP JP1274114A patent/JP2847811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03134955A (ja) | 1991-06-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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