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JP2847501B2 - 水道管の清掃用バルブ - Google Patents

水道管の清掃用バルブ

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Publication number
JP2847501B2
JP2847501B2 JP8227312A JP22731296A JP2847501B2 JP 2847501 B2 JP2847501 B2 JP 2847501B2 JP 8227312 A JP8227312 A JP 8227312A JP 22731296 A JP22731296 A JP 22731296A JP 2847501 B2 JP2847501 B2 JP 2847501B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water pipe
ring
bolt
connection
pipe
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8227312A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1038139A (ja
Inventor
充一 竹本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAKEMOTORYOICHI SHOTEN JUGEN
Original Assignee
TAKEMOTORYOICHI SHOTEN JUGEN
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Publication date
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)
  • Details Of Valves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水道管を布設した
際、その水道管内部に侵入した泥砂を排出するための水
道管の清掃用バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、水道管を布設する場合、水道
管と水道管との接続の際に水道管内に泥砂が侵入し、こ
の侵入した泥砂は布設した水道管と通じている一般家庭
の水道蛇口より排出されている。そこで従来、水道管を
布設した際にその水道管内部に侵入した泥砂を一般家庭
の水道蛇口より吐出することなく排出することができる
ようにした水道管の清掃用バルブが、例えば実公昭55
−31351号公報の如く提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来技
術の場合は、水道管とバルブの接続は、単にバルブの差
し込みパイプ部を水道管の接続口部内に差し込んで接続
していたため、接続が不確実となり、所期の目的を充分
に果し得ないという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的とし、ボルト孔を穿設した接続鍔を接
続口部周縁に有する水道管に接続されるバルブであっ
て、吐水口とバルブ本体内を通じて連通している差し込
みパイプ部の基部には上記水道管の接続鍔と接合される
接合鍔が周設されこの接合鍔には前記ボルト孔に対応す
るボルト挿通孔が穿設されているとともにボルト螺合孔
が穿設されており、また、このボルト螺合孔には先端が
前記水道管の接続口縁に当接されるボルトが螺合してい
る水道管の清掃用バルブにおいて、前記水道管の接続口
部内周面と前記差し込みパイプ部外周面との間隙内に、
シール用ゴム輪体、緩衝用リング体、固定用リング体を
介在したことを特徴とする。
【0005】また、ボルト孔を穿設した接続鍔を接続口
部周縁に有する水道管に接続されるバルブであって、吐
水口とバルブ本体内を通じて連通している差し込みパイ
プ部の基部には上記水道管の接続鍔と接合される接合鍔
が周設されこの接合鍔には前記ボルト孔に対応するボル
ト挿通孔が穿設されているとともにボルト螺合孔が穿設
されており、また、このボルト螺合孔には先端が前記水
道管の接続口縁に当接されるボルトが螺合している水道
管の清掃用バルブにおいて、前記水道管の接続 口部内周
面と前記差し込みパイプ部外周面との間隙内に、シール
用ゴム輪体、緩衝用リング体、固定用リング体を介在
し、かつ前記水道管の接続口部内周面と前記差し込みパ
イプ部先端面との間隙内に、リング状ライナー体を介在
したことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図19に基づき詳細に説明する。図1は接続鍔が形
成されていない水道管に取着するための接続鍔の正面
図、図2は本発明に係る水道管の清掃用バルブを水道管
の雌接続口部に接続する際の状態を示す一部切欠した側
面図、図3は図2に示す水道管の清掃用バルブの正面
図、図4は本発明におけるシール用ゴム輪体の正面図、
図5は同一部切欠側面図、図6は緩衝用リング体(バッ
クアップリング)の正面図、図7は同一部切欠側面図、
図8は固定用リング体(ロックリング)の正面図、図9
は同一部切欠側面図、図10は同固定用リング体の分割
部を示す一部拡大平面図、図11は固定用リング体の絞
り器具の正面図、図12は同側面図、図13はリング状
ライナー体の正面図、図14は同一部切欠側面図、図1
5はリング状ライナー体を用いない場合の接続状態の一
例を示す説明用断面図、図16はリング状ライナー体を
用いた場合の同説明用断面図、図17は本発明に係る水
道管の清掃用バルブに使用されるフレキシブルなパイプ
を示す一部省略した正面図、図18は給水器を示す正面
図、図19は同給水器を水道管に接続する際の状態を示
す一部切欠した側面図である。
【0007】図においてAはボルト孔1を穿設した接続
鍔2を接続口部周縁に有する水道管3に接続されるバル
ブ体であって、吐水口4とバルブ本体5内を通じて連通
している差し込みパイプ部6の基部には前記水道管3の
接続鍔2と接合される接合鍔7が周設されており、ま
た、この接合鍔7には前記ボルト孔1に対応するボルト
挿通孔8が穿設されているとともに、ボルト螺合孔9が
穿設されており、また、このボルト螺合孔9には先端が
上記水道管3の接続口縁に当接されるボルト10が螺合
されているとともに、前記ボルト孔1と前記ボルト挿通
孔8にはボルト1aを挿通し、それをナット1bで締め
付けることができるようになっている。ここで、従来の
この種の水道管をかえりみると、接続口部周縁に接続鍔
を形成したものと、これを形成していないものがある。
【0008】本発明に係る水道管用の清掃用バルブは前
者の形式の水道管にはその接続鍔を用いて接続し、ま
た、後者の形式の水道管には図1に示す如き接続鍔2を
取着して接続するようにしたものである。
【0009】図4,5に示すものは、本発明におけるシ
ール用ゴム輪体11であって、接続時に前記差し込みパ
イプ部6の外周面6aに所要の滑剤(図示せず)を塗布
して嵌合取付けられるものである。なお前記シール用ゴ
ム輪体11の直径、厚み、巾寸法はあらかじめ接続され
る水道管3の接続口部の内径によって設定されているも
のである。図6,7において12は、緩衝用リング体
(バックアップリング)であって、ゴム、プラスチック
等適宜の硬度を有する弾性体で形成され、図6示のよう
に一部に斜状の切断部12a,12aを有しているとと
もに、一側端面に後述する固定用リング体13(ロック
リング)の一側面に設けたテーパー面13bと当接する
テーパー面12bを有している。また前記固定用リング
体13は金属その他適宜の材料で形成され、図8〜10
示のように一部に分割部13aを有しているとともに、
前記分割部13aの両端部に絞り器具係止用溝部13
c,13cを有している。図11,12において20は
固定用リング体13の絞り器具、21,21は前記絞り
器具20に設けた係止部である。図13,14において
14は、リング状ライナー体であって、ゴム、プラスチ
ック等適宜の硬度、弾性を有する材料で形成され、その
直径、厚み、巾寸法はあらかじめ接続される水道管3の
接続口部の内径と差し込みパイプ部6の先端面6bとの
間隙寸法によって設定されているものである。なお、図
15,16において15は、水道管3の接続口部内周面
3aに環状に設けられた固定用リング体嵌着用溝であ
る。
【0010】また図17において16は、水道管内部に
侵入した泥砂を排出する際に使用するフレキシブルなパ
イプであって、一端をバルブ体Aの前記吐水口4に接続
し、他端を作業場所外の側溝(図示せず)に導いて水道
管内部に侵入した泥砂をこの側溝に排出するために使用
するものである。
【0011】なお、図18および図19は本発明に係る
バルブを取着した水道管3と他の水道管17とを連結す
る場合に使用する給水器18を示すものであって、前記
水道管17に接続された接続パイプ19に給水器18を
接続し、この給水器18と本発明に係るバルブとを前記
フレキシブルなパイプ16で接続して、両者の水道管
3,17とを連結するようにしたものである。
【0012】次に作用について説明する。本発明は、多
数の水道管を接続して布設した際、例えば図2に示すよ
うに、その末端の水道管3(この水道管は上述の如き接
続鍔を有していることを条件とする。)の接続口部に上
記差し込みパイプ部6を差し込み、その水道管3の接続
鍔2のボルト孔1と上記接合鍔7のボルト挿通孔8にボ
ルト1aを差し込んでナット1bにより締め付け本発明
に係るバルブを水道管に接続固定させ、そして、この布
設した水道管に係る水道用制水バルブを開いてその水道
管内を満水にし、本発明に係るバルブを開くことにより
布設した際に侵入した水道管内部の泥砂を水圧によりバ
ルブ本体5の吐水口4より外部へ排出するようにしたも
のであるが、この場合上記水道管3とバルブ本体Aの接
続には少なくとも図15および図16示のような2種類
の接続形がある。
【0013】即ち、図15に示すものは離脱防止形(異
形管タイプ)の場合であり、接続に際しては先ず水道管
3の接続口部内周面3aに環状に設けられた固定用リン
グ体嵌着用溝15内に固定用リング体13を嵌着する。
この嵌着手段は前記固定用リング体13の分割部13a
の両端部に設けた絞り器具係止用溝部13c,13cに
例えば図11,12に示すベンチのような適宜の絞り器
具20の係止部21,21を係止して前記固定用リング
体13の両端部を相互に絞り近接させることにより前記
固定用リング体13の外周を狭め、その状態で前記固定
用リング体嵌着用溝15内に嵌着し、然る後に前記絞り
器具20の係止部21,21を前記固定用リング体13
から外すと、前記固定用リング体13は自己弾性により
原形(図8示の状態)に復し、前記固定用リング体嵌着
用溝15内に嵌着されるものである。
【0014】次に緩衝用リング体12をそのテーパー面
12bが前記固定用リング体13のテーパー面13bと
当接するよう適宜の押し込み具(図示せず)により図1
3示のように押し込む。この場合前記緩衝用リング体1
2は一部に斜状の切断部12a,12aを有しているの
で、その押し込みは容易に行うことができるものであ
り、また前記切断部12a,12aは前記固定用リング
体13の分割部13aと同位置にならないよう押し込む
ものである。この状態において、あらかじめ差し込みパ
イプ部6の外周面6aに所要の滑剤を塗布してシール用
ゴム輪体11を嵌合取付けたバルブ体Aの前記差し込み
パイプ部6を前記水道管3の接続口部内に差し込み、前
記水道管3の接続鍔2のボルト孔1と前記接合鍔7のボ
ルト挿通孔8にボルト1aを差し込んでナット1bによ
り締め付け接続固定するものである。
【0015】また、図14に示すものは離脱防止形(直
管タイプ)の場合であり、接続に際しては先ず水道管3
の接続口部内周面3aと前記バルブ体Aの差し込みパイ
プ部6の先端面6bとの間に介在するようにリング状ラ
イナー体14を挿入し、然る後、上記図13示の場合と
同様にして水道管3とバルブ体Aの接続固定を行うもの
である。
【0016】また、上記図13,14示のものの接続を
解除する場合は、先ず前記ボルト1aおよびナット1b
の締め付けを解放し、次いで前記接合鍔7のボルト螺合
孔9に螺合してあるボルト10をその締め付け方向に押
し廻してその先端を前記水道管3の接続口縁に当接さ
せ、さらに押し廻すことにより前記ボルト10の先端が
前記水道管3の口縁を押すように作用し、この作用によ
りバルブ体Aと水道管3の接続は解除され前記バルブ体
Aは前記水道管3から容易に取り外される。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ボルト孔を穿設した接
続鍔を接続口部周縁に有する水道管に接続されるバルブ
であって、吐水口とバルブ本体内を通じて連通している
差し込みパイプ部の基部には上記水道管の接続鍔と接合
される接合鍔が周設されこの接合鍔には前記ボルト孔に
対応するボルト挿通孔が穿設されているとともにボルト
螺合孔が穿設されており、また、このボルト螺合孔には
先端が前記水道管の接続口縁に当接されるボルトが螺合
している水道管の清掃用バルブにおいて、前記水道管の
接続口部内周面と前記差し込みパイプ部外周面との間隙
内に、シール用ゴム輪体、緩衝用リング体、固定用リン
グ体を介在したこと、また前記水道管の接続口部内周面
と前記差し込みパイプ部先端面との間隙内に、リング状
ライナー体を介在したものであるから、布設した水道管
内部に侵入した泥砂等を各一般家庭の水道蛇口より吐出
することなく排出することができ、また、水道管からの
取外しを容易に行い得るという利点があることは勿論の
こと、特に本発明においては水道管の接続口部内周面と
バルブ体の差し込みパイプ部外周面との間隙内に、シー
ル用ゴム輪体、緩衝用リング体、固定用リング体、さら
には前記差し込みパイプ部先端部との間隙内にリング状
ライナー体を介在することにより、水道管とバルブ本体
の接続に際し、2種類の接続形、即ち離脱防止形(異形
管タイプ)および(直管タイプ)に用いることができる
とともに、水道管とバルブ体の接続を確実なものとな
し、接続部の気密性を高め、洩水を確実に防止し得、水
道管内部に侵入した泥砂等を確実に排出することができ
る等、種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る接続鍔が形成されていない水道管
に取着するための接続鍔の正面図である。
【図2】本発明に係る水道管の清掃用バルブを水道管の
雌接続口部に接続する際の状態を示す一部切欠した側面
図である。
【図3】図2に示す水道管の清掃用バルブの正面図であ
る。
【図4】本発明におけるシール用ゴム輪体の正面図であ
る。
【図5】同一部切欠側面図である。
【図6】緩衝用リング体(バックアップリング)の正面
図である。
【図7】同一部切欠側面図である。
【図8】固定用リング体(ロックリング)の正面図であ
る。
【図9】同一部切欠側面図である。
【図10】同固定用リング体の分割部を示す一部拡大平
面図である。
【図11】固定用リング体の絞り器具の正面図である。
【図12】同側面図である。
【図13】リング状ライナー体の正面図である。
【図14】同一部切欠側面図である。
【図15】リング状ライナー体を用いない場合の接続状
態の一例を示す説明用断面図である。
【図16】リング状ライナー体を用いた場合の同説明用
断面図である。
【図17】本発明に係る水道管の清掃用バルブに使用さ
れるフレキシブルなパイプを示す一部省略した正面図で
ある。
【図18】給水器を示す正面図である。
【図19】同給水器を水道管に接続する際の状態を示す
一部切欠した側面図である。
【符号の説明】
1 ボルト孔 2 接続鍔 3 水道管 3a 接続口部内周面 4 吐水口 5 バルブ本体 6 差し込みパイプ部 6a 外周面 6b 先端面 7 接合鍔 8 ボルト挿通孔 9 ボルト螺合孔 10 ボルト 11 シール用ゴム輪体 12 緩衝用リング体 12a 切断部 12b テーパー面 13 固定用リング体 13a 分割部 13b テーパー面 13c 絞り器具係止用溝部 14 リング状ライナー体 15 接続口部 16 パイプ 17 水道管 18 給水器 19 接続パイプ 20 絞り器具 21 係止部 A バルブ体

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト孔を穿設した接続鍔を接続口部周
    縁に有する水道管に接続されるバルブであって、吐水口
    とバルブ本体内を通じて連通している差し込みパイプ部
    の基部には上記水道管の接続鍔と接合される接合鍔が周
    設されこの接合鍔には前記ボルト孔に対応するボルト挿
    通孔が穿設されているとともにボルト螺合孔が穿設され
    ており、また、このボルト螺合孔には先端が前記水道管
    の接続口縁に当接されるボルトが螺合している水道管の
    清掃用バルブにおいて、前記水道管の接続口部内周面と
    前記差し込みパイプ部外周面との間隙内に、シール用ゴ
    ム輪体、緩衝用リング体、固定用リング体を介在したこ
    とを特徴とする水道管の清掃用バルブ。
  2. 【請求項2】 ボルト孔を穿設した接続鍔を接続口部周
    縁に有する水道管に接続されるバルブであって、吐水口
    とバルブ本体内を通じて連通している差し込みパイプ部
    の基部には上記水道管の接続鍔と接合される接合鍔が周
    設されこの接合鍔には前記ボルト孔に対応するボルト挿
    通孔が穿設されているとともにボルト螺合孔が穿設され
    ており、また、このボルト螺合孔には先端が前記水道管
    の接続口縁に当接されるボルトが螺合している水道管の
    清掃用バルブにおいて、前記水道管の接続口部内周面と
    前記差し込みパイプ部外周面との間隙内に、シール用ゴ
    ム輪体、緩衝用リング体、固定用リング体を介在し、か
    前記水道管の接続口部内周面と前記差し込みパイプ部
    先端面との間隙内に、リング状ライナー体を介在したこ
    とを特徴とする水道管の清掃用バルブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5531351Y2 (ja) * 1973-04-06 1980-07-25
JPH0625691U (ja) * 1992-09-04 1994-04-08 株式会社クボタ 管継手
JPH06117590A (ja) * 1992-10-07 1994-04-26 Nippon Steel Corp 管の継手方法

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