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JP2840856B2 - 針状導電性酸化亜鉛及びその製造方法 - Google Patents

針状導電性酸化亜鉛及びその製造方法

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JP2840856B2
JP2840856B2 JP1160823A JP16082389A JP2840856B2 JP 2840856 B2 JP2840856 B2 JP 2840856B2 JP 1160823 A JP1160823 A JP 1160823A JP 16082389 A JP16082389 A JP 16082389A JP 2840856 B2 JP2840856 B2 JP 2840856B2
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Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
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    • H01B1/06Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances
    • H01B1/08Conductors or conductive bodies characterised by the conductive materials; Selection of materials as conductors mainly consisting of other non-metallic substances oxides
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は紙、プラスチック、ゴム、樹脂、塗料等に混
合する針状導電性酸化亜鉛フィラー及びその製造方法に
関するもので、更に詳しくは体積固有抵抗値が低く、か
つ単位重量当たりの導電性付与効果に著しく優れた針状
導電性酸化亜鉛フィラー及びその製造方法に関するもの
である。
[従来の技術] プラスチックや塗料に混合してこれに導電性を付与で
きる微粉末として、酸化錫系粉末、酸化亜鉛系粉末ある
いは酸化錫を被覆した酸化チタン、酸化アルミニウム等
の粉末又は酸化錫を被覆したガラスファイバー、チタン
酸カリ繊維、石膏繊維等の繊維状物質等が知られてい
る。
周知のごとく、プラスチックや塗料等に良好な導電性
を付与する為には導電性粉末同志が接触するように多量
の粉末を混合する必要があり、高価な導電性粉末の場合
には、その用途が限定される。
これを改善する目的で、球状よりもアスペクト比の格
段に大きな、少量の添加でも導電性付与添加剤間の接触
の機会を多くする形状である前述の針状の粉末が提案さ
れている。
しかしながら、何れの針状粉末も導電性物質を被覆し
たものであり、導電性物質の使用量は減少するものの、
プラスチックや塗料等に混合して導電性を付与する際
に、導電性物質が芯材から剥離し、所望の導電性付与効
果が得られないといった欠点を残している。
一方、導電性酸化亜鉛の製造法に関しては、特開昭58
−161923号、特開昭58−145620号、特公昭55−19897
号、特開昭55−162477号、特開昭59−97531号公報、及
び米国特許3538022号明細書等に数多く開示されている
が、何れも球状、粒状の粉末であり、針状の導電性酸化
亜鉛ではない。また、針状酸化亜鉛の製造方法に関して
は、例えば、結晶工学ハンドブック(共立出版発行)72
0頁に記載の気相反応法によるもの、又は窯業協会誌92
[4]227頁(1984)等に記載されているが、何れも導
電性の酸化亜鉛に関するものではない。
[発明が解決しようとする課題] かゝる事情に鑑み、本発明者等は次の課題を解決すべ
く検討を重ねた結果、本発明を完成するに到った。
(i)白色度に優れていると共に樹脂等の基材に添加し
た場合に、少量の添加でも基材の体積固有抵抗値を低下
させる効果が大きなこと。
(ii)導電性粉末を基材へ添加した場合に、混合時に導
電性粉末の表面に被覆された導電性被膜が剥離して導電
性の喪失を生じないこと。
[課題を解決する手段] 本発明者らは上述のような観点から、湿式生成法によ
る針状導電性酸化亜鉛フィラー及びその製造方法につい
て鋭意検討した。その結果、亜鉛酸アルカリ化合物並び
に錫、ガリウム、インジウム及びアルミニウムで構成さ
れる群から選ばれる少なくとも1種の金属の水溶性金属
化合物を含有する溶液を鉱酸例えば、硫酸、硝酸、塩酸
等で中和し、析出物を濾過、洗浄及び乾燥し、次いで還
元性雰囲気中で焼成することによって白色針状で、且つ
適度の導電性を有する酸化亜鉛フィラーを得ることに成
功した。更に、この粉末は体積固有抵抗値が低く、且つ
樹脂又は塗料等に配合した場合において単位重量当りの
導電性付与効果に著しく優れ、しかも品質及び毒性の問
題も無く、安価な白色導電性物質であるという知見を得
た。
本発明は焼成後の組成が酸化亜鉛100重量部に対し
て、酸化錫、酸化ガリウム、酸化インジュウム及び酸化
アルミニウムで構成される群から選ばれる少なくとも1
種が0.005〜5重量部となるように亜鉛酸アルカリ化合
物並びに活性化剤である錫、ガリウム、インジウム及び
アルミニウムで構成される群から選ばれる少なくとも1
種の金属の水溶性金属化合物を含有する溶液を鉱酸例え
ば、硫酸、硝酸又は塩酸等でアルカリ側から中和し、共
沈析出物を濾過、水洗し、不純物イオンを除去後、温度
80〜150℃で乾燥し、水素含有還元性雰囲気中で400〜80
0℃で焼成することにより針状で且つ導電性の酸化亜鉛
フィラーを製造することを特徴とする。
以下に、本発明を詳細に説明する: 本発明において使用される亜鉛酸アルカリ化合物とし
ては、入手し易くしかも合成容易な亜鉛酸ナトリウム又
は亜鉛酸カリウムが好ましい。また、活性化剤として用
いられる水溶性金属化合物としては、焼成によって酸化
錫、酸化ガリウム、酸化インジウムもしくは酸化アルミ
ニウムに変化し得るものであれば特に制限は無く、錫、
ガリウム、インジウムもしくはアルミニウムの塩化物、
硝酸塩、硫酸塩、酢酸塩又はこれらの金属の酸素酸のア
ルカリ金属塩、これらの2種以上の組合せを挙げること
ができる。
水溶性金属化合物の添加量は焼成後の組成に基いて、
酸化亜鉛100重量部に対して酸化物換算で0.005〜5重量
部、好ましくは0.01〜1重量部の範囲に選ぶ。活性化剤
の添加方式は単独添加でもそれなりの効果を収め得る
が、複合(組合せ)添加の方が更に好ましい。活性化剤
の添加量がこの範囲よりも少ない酸化亜鉛は導電性の経
時変化を大きく示すようになることから、安定した品質
のものが得られない。一方、添加量がこの範囲よりも多
い場合には、得られる導電性酸化亜鉛粉末の色調が黒味
を帯びるばかりか、却って導電性の低下を招くことにな
る。
本発明においては、亜鉛酸アルカリ化合物並びに錫、
ガリウム、インジウム及びアルミニウムで構成される群
から選ばれる少なくとも1種の金属の水溶性金属化合物
を含有する溶液を鉱酸で中和するに先立ち、溶液中のア
ルカリ/亜鉛(モル比)が5〜30、好ましくは7〜15と
なるように苛性ソーダ又は苛性カリを添加する。
アルカリ/亜鉛のモル比が上記範囲よりも低い場合に
は、中和反応系の温度及び濃度の微妙な変化によって加
水分解が生じ易いことから、溶液の取扱が困難であるば
かりでなく、得られる酸化亜鉛が粒状又は球状になる傾
向を強く示すので、針状の共沈物を得ることは至難であ
る。
アルカリ/亜鉛のモル比が上記範囲よりも高い場合に
は、中和に必要な鉱酸の量の増加を来すばかりでなく、
生成する酸化亜鉛中のアルカリ残存量増加を生ずる結
果、電気抵抗の増大を招く。
中和反応における初期亜鉛イオン濃度は0.1〜4mol/l
が好ましい。この範囲よりも低濃度においては、酸化亜
鉛の生産性の低下と廃液量の増加とによるコストアップ
を招き、一方、高濃度においては生成する酸化亜鉛の形
状が粒状又は板状となる。
中和反応に使用する鉱酸としては、実用性の点及び純
度の高いものが容易に入手できる点から、硫酸、硝酸又
は塩酸が好ましい。
中和反応に使用する鉱酸の濃度は5〜20重量%の範囲
が所望の針状酸化亜鉛を得る上で好適である。
中和反応の終了時のpHは使用する活性化剤の種類及び
鉱酸イオン濃度に応じて、7〜12の範囲に選ぶ、換言す
れば、活性化剤が十分に加水分解されるpH領域であっ
て、塩基性亜鉛化合物の生成しないpH領域で中和を終了
させるようにpHを選ぶ必要がある。
中和反応によって生成した析出物は公知の方法により
濾過し、析出物を濾液の電導度が300μS/cm以下になる
まで水洗し、温度80〜150℃で乾燥後、粉砕処理せずに
塊状、ブロック状又はペレット状のままで水素含有還元
性雰囲気中で400〜800℃で焼成する。焼成温度は酸化亜
鉛の揮発損失を最小にする為に400〜550℃に選ぶことが
好ましい。
本発明方法によって得られる中和析出物は析出段階で
既に実質的に酸化亜鉛になっていることから、焼成時の
水蒸気分圧が低くなる。その結果、雰囲気を構成する水
素の使用量を少なくできる。換言すれば、低濃度の水素
中又は少流量の水素雰囲気中でも焼成可能になるといっ
た利点も伴う。
本発明方法によって得られた針状導電性酸化亜鉛フィ
ラーはアスペクト比10〜200、好ましくは20〜100のもの
であって、体積固有抵抗値は100〜102Ω・cm2の白色粉
末である。なお、一般的にアスペクト比10未満の場合に
は、通常の球状粉末に比較し、少量の添加で良好な導電
性が得られるといった針状フィラー特有の効果が達成さ
れず、又、アスペクト比が200以上の場合には、プラス
チック、ゴム等への配合時に分散不良を来すと言われて
いる。
実施例1 酸化亜鉛(純度99.8%)81.3gを苛性ソーダ(NaOH純
度95%)470gを含有する1.5の水溶液に溶解し、NaOH/
Zn=11.2(モル比)とした。この溶液に塩化第二錫(純
度98%)0.74g、塩化アルミニウム(純度96%)2.22gを
添加溶解し、水を加えて亜鉛濃度を0.3mol/lとした。こ
の溶液のpHは13.3であった。次にこの溶液を撹拌しなが
ら濃度20重量%の硫酸溶液2kgを5分間で添加した。こ
の時点では、溶液はまだ透明であり、pHは12.6であっ
た。次に溶液を60℃に保持しながら、撹拌下に濃度5重
量%の硫酸溶液をpHが10.5となるまで120分間で添加
し、中和反応を終了した。公知の方法により、濾別し、
析出物を濾液の電導度が300μS/cm以下になるまで水洗
し、105℃で大気中において乾燥し、続いて水素雰囲気
中で500℃、60分間焼成して白色針状酸化亜鉛78gを得
た。
この白色針状酸化亜鉛は酸化錫0.45%、酸化アルミニ
ウム0.89%を含有していた。また、この白色酸化亜鉛は
走査電子顕微鏡による観察の結果、短径0.2μm、長径
5μm(アスペクト比25)の針状の酸化亜鉛であり、体
積固有抵抗値は1.2×101Ω・cmという極めて良好な導電
性を有するものであった。結果を表1に示す。
実施例2 酸化亜鉛(99.8%)162.76gをNaOH(95%)640gを含
有する1.0リットルの水溶液に溶解し(NaOH/Znモル比=
8.1)、この溶液に塩化第二錫(98%)1.48g、塩化ガリ
ウム(99.9%)1.22gを添加溶解し、水を加えて亜鉛濃
度を1.33mol/lとした。この溶液を撹拌しながら濃度20
重量%の硫酸溶液を溶液のpHが12.5となるまで5分間添
加した。次にこの溶液の温度を20℃に保持しながら、か
つ撹拌しながら、濃度5重量%の硫酸溶液を溶液のpHが
8.5となるまで120分間添加し中和反応を終了した。以
後、実施例1と同一の処理により酸化錫0.48%、酸化ガ
リウム0.37%を含有する短径0.05μm、長径3μm(ア
スペクト比60)、体積固有抵抗値7×100Ω・cmの針状
導電性酸化亜鉛160gを得た。
参考例1 実施例1で得られた針状導電性酸化亜鉛(体積固有抵
抗値1.2×101Ω・cm)30重量部をPVC樹脂粉末70重量部
と混練し、次いで加熱ロール成形することにより、白色
のPVCシート(厚さ20μm)を得た。このシートの体積
抵抗値は2×106Ω・cmであった。結果を表2に示す。
通常の球状導電性酸化亜鉛(体積固有抵抗値1.2×100
Ω・cm)30重量部又は70重量部をPVC樹脂粉末それぞれ7
0重量部又は30重量部と混練し、次いで加熱ロール成形
することにより、白色のPVCシート(厚さ20μm)を得
た。その体積抵抗値はそれぞれ1×1011Ω・cm及び2×
106Ω・cmであった。結果を表2に併せ示す。
本参考例から判る様に、本発明の針状導電性酸化亜鉛
はそれ自体体積抵抗値において、むしろ通常の球状導電
性酸化亜鉛の10倍であるのに拘らず、これを同量配合し
たPVCシートにおいては、逆に遥かに低い体積抵抗値(1
/5000)を示すという予想外の導電性付与効果を発揮す
る。
なお、本例で用いられた球状導電性酸化亜鉛の製法組
成及び性状を下記に示す。
製法:塩化亜鉛、塩化錫及び塩化ガリウムを含有する
水溶液と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)との中和反応
によって生じた析出物を500℃で水素雰囲気下において
焼成する。
組成:ZnO/SnO2/Ga2O3=100/0.5/0.4(重量部) 粒径:平均0.8μm 比表面積:6.7m2/g [発明の効果] (i)本発明方法によって得られる針状導電性酸化亜鉛
はそれ自体で良好な導電性を備えており、樹脂、ゴム又
は塗料等の基材に配合された場合にも基材に対して少量
の添加で優れた導電性付与効果を発揮する。特に従来の
球状導電性酸化亜鉛と同量配合して比較すると、針状形
状に起因する優れた導電性付与効果を示すことが認めら
れる。
(ii)活性化剤のドープにより、酸化亜鉛自体が導電性
となるため、基材へ配合する際の摩擦等の機械的作用等
によって導電性物質が表面から剥離して導電性を損うこ
とも無い。
(iii)白色であるから、他の有機着色顔料等と併用し
ても任意の色調が得られる。
(iv)針状体であることから来る樹脂等の基材への機能
的補強効果(耐屈曲性、耐衝撃性及び引張強度向上等)
を有している。
(v)毒性又は燃焼性等を問題にする必要が無い。
(vi)針状導電性酸化亜鉛は安価な酸化亜鉛を原料とし
て使用するので、製造コストの大巾な低下が期待でき
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重谷 力 山口県下関市大字山田96番地 (72)発明者 細井 学 埼玉県大宮市上小町194 (72)発明者 笠原 暢順 埼玉県狭山市水野812―9 (72)発明者 ウォルフ・ディータ・グリーブラー ドイツ連邦共和国 D―4130 マース市 1 ツァーンシュトラーセ 25 (72)発明者 ヨルク ホッケン ドイツ連邦共和国 D―4000 デュッセ ルドルフ市 11 オーバーカッセラーシ ュトラーセ 45 (72)発明者 ギュンター・ルドルフ ドイツ連邦共和国 D―6451 ノイベル ク 1 アルバート・シュバイツァー・ シュトラーセ 5 (56)参考文献 特開 平2−168698(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C01G 1/00 - 57/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼成後の組成が酸化亜鉛100重量部に対し
    て、活性化剤として酸化錫、酸化ガリウム、酸化インジ
    ウム及び酸化アルミニウムで構成される群の少なくとも
    1種を0.005〜5重量部含有する針状導電性酸化亜鉛粉
    末。
  2. 【請求項2】焼成後の組成が酸化亜鉛100重量部に対し
    て、活性化剤として酸化錫、酸化ガリウム、酸化インジ
    ウム及び酸化アルミニウムで構成される群の少なくとも
    1種を0.005〜5重量部となるように亜鉛酸アルカリ化
    合物並びに錫、ガリウム、インジウム及びアルミニウム
    で構成される群の少なくとも1種の金属の水溶性金属化
    合物を含有する溶液を鉱酸で中和し、中和析出物を濾
    過、洗浄及び乾燥し、還元性雰囲気中で焼成することを
    特徴とする針状導電性酸化亜鉛の製造方法。
  3. 【請求項3】亜鉛酸アルカリ化合物並びに錫、ガリウ
    ム、インジウム及びアルミニウムで構成される群の少な
    くとも1種の金属の水溶性金属化合物を含有する溶液に
    おいて、アルカリ/亜鉛のモル比が5〜30となるように
    苛性ソーダ又は苛性カリを添加することを特徴とする請
    求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】中和反応において亜鉛酸アルカリ溶液の初
    期濃度が0.1〜4mol/lであり、中和に使用する鉱酸の濃
    度が5〜20重量%であることを特徴とする請求項2又は
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】中和反応の終了時pHが7〜12の範囲に到達
    するように鉱酸で中和を行うことを特徴とする請求項2
    〜4の何れかに記載の方法。
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