JP2727491B2 - トリアルコキシシランの製造方法 - Google Patents
トリアルコキシシランの製造方法Info
- Publication number
- JP2727491B2 JP2727491B2 JP5086900A JP8690093A JP2727491B2 JP 2727491 B2 JP2727491 B2 JP 2727491B2 JP 5086900 A JP5086900 A JP 5086900A JP 8690093 A JP8690093 A JP 8690093A JP 2727491 B2 JP2727491 B2 JP 2727491B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- silicon
- metal
- metal silicon
- copper
- group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリアルコキシシラン
の製造方法に関し、更に詳しくは、シランカップリング
剤等の原料として有用なトリアルコキシシランの製造方
法に関する。
の製造方法に関し、更に詳しくは、シランカップリング
剤等の原料として有用なトリアルコキシシランの製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、金属ケイ素とメタノールから気相
で直接トリメトキシシランを合成する方法において、触
媒として塩化銅を用いると、反応性及びトリメトキシシ
ランへの選択性が高いことが見出だされた(特開平3-44
393 号公報)。この方法は、高活性かつ高選択性の優れ
た方法である。しかしながらこの方法は、触媒中の塩素
が原因となって生じる塩素化合物が製品中へ混入すると
いう欠点がある。
で直接トリメトキシシランを合成する方法において、触
媒として塩化銅を用いると、反応性及びトリメトキシシ
ランへの選択性が高いことが見出だされた(特開平3-44
393 号公報)。この方法は、高活性かつ高選択性の優れ
た方法である。しかしながらこの方法は、触媒中の塩素
が原因となって生じる塩素化合物が製品中へ混入すると
いう欠点がある。
【0003】そこで本発明者らは先に、従来の塩化銅触
媒の代わりに、銅アルコキシドを触媒として用いると塩
化銅と同等またはそれ以上の高い活性を得ることがで
き、しかも塩素化合物の発生が見られないことを見出だ
した(特願平3-354055号)。
媒の代わりに、銅アルコキシドを触媒として用いると塩
化銅と同等またはそれ以上の高い活性を得ることがで
き、しかも塩素化合物の発生が見られないことを見出だ
した(特願平3-354055号)。
【0004】一方、金属ケイ素は酸化され易く、通常工
業的に入手可能な粉末状の金属ケイ素の表面は酸化ケイ
素で覆われている。従って、金属ケイ素とアルコールか
らトリアルコキシシランを製造する場合、これらの金属
ケイ素は反応性が低く目的物たるトリアルコキシシラン
の収率が低いという問題があった。
業的に入手可能な粉末状の金属ケイ素の表面は酸化ケイ
素で覆われている。従って、金属ケイ素とアルコールか
らトリアルコキシシランを製造する場合、これらの金属
ケイ素は反応性が低く目的物たるトリアルコキシシラン
の収率が低いという問題があった。
【0005】従来、上記問題を解決するために、弗化水
素酸水溶液で洗浄した金属ケイ素を使用する方法が知ら
れている[Eiichi Suzuki et al.,Solid State Ionics
第47巻、第97-104頁 (1991年) ]。しかし、該方法で
は、耐酸性の装置が必要であり、また弗化水素酸を含む
廃棄物の無公害化処理が必要であり、工程が複雑となる
ばかりでなく、処理コストが高いという欠点も有してい
た。
素酸水溶液で洗浄した金属ケイ素を使用する方法が知ら
れている[Eiichi Suzuki et al.,Solid State Ionics
第47巻、第97-104頁 (1991年) ]。しかし、該方法で
は、耐酸性の装置が必要であり、また弗化水素酸を含む
廃棄物の無公害化処理が必要であり、工程が複雑となる
ばかりでなく、処理コストが高いという欠点も有してい
た。
【0006】また、金属ケイ素の反応性及びトリアルコ
キシシランの選択率を高めるべく、金属ケイ素、銅触媒
及びハロゲン化物の混合物を高温で加熱する前処理方法
も知られている(特開昭64-56685号公報)。しかし、該
方法によってもトリアルコキシシランの選択率は、未だ
十分ではないという欠点があった。
キシシランの選択率を高めるべく、金属ケイ素、銅触媒
及びハロゲン化物の混合物を高温で加熱する前処理方法
も知られている(特開昭64-56685号公報)。しかし、該
方法によってもトリアルコキシシランの選択率は、未だ
十分ではないという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、低コスト
で、かつ金属ケイ素の転化率が高く、またトリアルコキ
シシランの選択率が高いトリアルコキシシランの製造方
法を提供するものである。
で、かつ金属ケイ素の転化率が高く、またトリアルコキ
シシランの選択率が高いトリアルコキシシランの製造方
法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、トリアル
コキシシランの製造方法に関する上記問題を解決すべ
く、鋭意研究を重ねた結果、塊状の金属ケイ素を粉砕し
て、トリアルコキシシラン製造用の粉末金属ケイ素を製
造する際に、金属ケイ素との接触面に実質的に鉄を含ま
ない材質から成る粉砕機を用い、かつ不活性ガス雰囲気
下で粉砕することにより、金属ケイ素の転化率を高くし
得ることを見出した。また、好ましくは銅系触媒を還元
性化合物の存在下に、反応温度以下の比較的低温で前処
理すると、触媒の反応性が大幅に改良され、トリアルコ
キシシランの選択率の低下を生ずることなく金属ケイ素
の転化率を高くし得ることを見出した。
コキシシランの製造方法に関する上記問題を解決すべ
く、鋭意研究を重ねた結果、塊状の金属ケイ素を粉砕し
て、トリアルコキシシラン製造用の粉末金属ケイ素を製
造する際に、金属ケイ素との接触面に実質的に鉄を含ま
ない材質から成る粉砕機を用い、かつ不活性ガス雰囲気
下で粉砕することにより、金属ケイ素の転化率を高くし
得ることを見出した。また、好ましくは銅系触媒を還元
性化合物の存在下に、反応温度以下の比較的低温で前処
理すると、触媒の反応性が大幅に改良され、トリアルコ
キシシランの選択率の低下を生ずることなく金属ケイ素
の転化率を高くし得ることを見出した。
【0009】即ち、本発明は、金属ケイ素とアルコール
とを触媒の存在下に反応させてトリアルコキシシランを
製造する方法において、該金属ケイ素として、金属ケイ
素との接触面に実質的に鉄を含まない材質から成る粉砕
機を用い、かつ不活性ガス雰囲気下で粉砕した金属ケイ
素を使用することを特徴とする方法である。
とを触媒の存在下に反応させてトリアルコキシシランを
製造する方法において、該金属ケイ素として、金属ケイ
素との接触面に実質的に鉄を含まない材質から成る粉砕
機を用い、かつ不活性ガス雰囲気下で粉砕した金属ケイ
素を使用することを特徴とする方法である。
【0010】まず、本発明において金属ケイ素の粉砕に
使用する粉砕機は、金属ケイ素との接触面が実質的に鉄
を含まない材質から成ることが必要である。該材質とし
ては、例えばアルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等のセ
ラミックスが好ましい。また、鉄含有量が、好ましくは
10重量%以下、特に5重量%以下の合金類、例えばハ
ステロイB、モネル、インコネル等も使用し得る。鉄含
有量が20重量%を越えると、粉砕して得た金属ケイ素
をトリアルコキシシランの製造原料として使用した場合
に、金属ケイ素の転化率が低くなり好ましくない。該粉
砕機の形式としては、例えば振動ミル、ジョークラッシ
ャー、ボールミル等が挙げられる。例えば、振動ミルで
は、粉砕容器内面とボール表面が上記材質で作られてい
ることが必要である。また、金属ケイ素を不活性ガス雰
囲気下で粉砕する必要上、これら粉砕機は、不活性ガス
で粉砕機内部が置換可能な密閉形式又は不活性ガスを連
続して供給し得る形式のものが好ましい。
使用する粉砕機は、金属ケイ素との接触面が実質的に鉄
を含まない材質から成ることが必要である。該材質とし
ては、例えばアルミナ、炭化ケイ素、窒化ケイ素等のセ
ラミックスが好ましい。また、鉄含有量が、好ましくは
10重量%以下、特に5重量%以下の合金類、例えばハ
ステロイB、モネル、インコネル等も使用し得る。鉄含
有量が20重量%を越えると、粉砕して得た金属ケイ素
をトリアルコキシシランの製造原料として使用した場合
に、金属ケイ素の転化率が低くなり好ましくない。該粉
砕機の形式としては、例えば振動ミル、ジョークラッシ
ャー、ボールミル等が挙げられる。例えば、振動ミルで
は、粉砕容器内面とボール表面が上記材質で作られてい
ることが必要である。また、金属ケイ素を不活性ガス雰
囲気下で粉砕する必要上、これら粉砕機は、不活性ガス
で粉砕機内部が置換可能な密閉形式又は不活性ガスを連
続して供給し得る形式のものが好ましい。
【0011】本発明で使用する不活性ガスとは、好まし
くは窒素、水素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、キセノ
ン、二酸化炭素等である。該不活性ガスの存在下に金属
ケイ素を粉砕することによって、粉砕中の金属ケイ素の
表面酸化を防止することができ、これにより、粉砕して
得た金属ケイ素の転化率が高い。また、粉砕後の金属ケ
イ素を保存する場合には、好ましくは上記不活性ガス中
に保存する。
くは窒素、水素、ヘリウム、アルゴン、ネオン、キセノ
ン、二酸化炭素等である。該不活性ガスの存在下に金属
ケイ素を粉砕することによって、粉砕中の金属ケイ素の
表面酸化を防止することができ、これにより、粉砕して
得た金属ケイ素の転化率が高い。また、粉砕後の金属ケ
イ素を保存する場合には、好ましくは上記不活性ガス中
に保存する。
【0012】粉砕に供する金属ケイ素は、塊状、粒状等
のいずれでもよく、その純度は98重量%以上であるこ
とが好ましい。
のいずれでもよく、その純度は98重量%以上であるこ
とが好ましい。
【0013】粉砕後の金属ケイ素は、その平均粒径が好
ましくは200μm以下であり、特に好ましくは50〜
150μmである。
ましくは200μm以下であり、特に好ましくは50〜
150μmである。
【0014】本発明において使用するアルコールは、好
ましくは低級アルコールであり、特に好ましくはメタノ
ール又はエタノールである。アルコールは金属ケイ素1
モルに対して好ましくは0.1〜20モル/時間、特に
好ましくは0.5〜5モル/時間にて供給する。
ましくは低級アルコールであり、特に好ましくはメタノ
ール又はエタノールである。アルコールは金属ケイ素1
モルに対して好ましくは0.1〜20モル/時間、特に
好ましくは0.5〜5モル/時間にて供給する。
【0015】本発明においては、金属ケイ素を上記アル
コールと反応させる際に、該反応を触媒の存在下で行
う。該触媒としては公知の銅系触媒を用いることがで
き、好ましくは特願平4-187462号又は特願平4-210639号
記載の銅系触媒を使用する。
コールと反応させる際に、該反応を触媒の存在下で行
う。該触媒としては公知の銅系触媒を用いることがで
き、好ましくは特願平4-187462号又は特願平4-210639号
記載の銅系触媒を使用する。
【0016】特願平4-187462号明細書記載の銅系触媒
は、例えばCum Xn [ここで、Xはハロゲン原子(例
えばCl、Br又はI、好ましくはCl)、OH、O、
OCOR、またはOR(ここで、Rは炭素原子1〜10
個を有するアルキル基を表す)であり、m=1又は2で
あり、n=1又は2である、ただし、n=2のとき2つ
のXは同じであっても異なっていてもよい]で示される
銅化合物が挙げられる。Rのアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、ペンチル基、
ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基等が挙げられる。XがCl及び
/又はORであるのが特に好ましい。このような銅系触
媒は、単独で用いても、また2種以上混合して用いても
よい。
は、例えばCum Xn [ここで、Xはハロゲン原子(例
えばCl、Br又はI、好ましくはCl)、OH、O、
OCOR、またはOR(ここで、Rは炭素原子1〜10
個を有するアルキル基を表す)であり、m=1又は2で
あり、n=1又は2である、ただし、n=2のとき2つ
のXは同じであっても異なっていてもよい]で示される
銅化合物が挙げられる。Rのアルキル基としては、例え
ばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イソブ
チル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、ペンチル基、
ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル
基、ノニル基、デシル基等が挙げられる。XがCl及び
/又はORであるのが特に好ましい。このような銅系触
媒は、単独で用いても、また2種以上混合して用いても
よい。
【0017】特願平4-210639号明細書記載の触媒は、
(a)銅アルコキシド及び金属ハロゲン化物、又は
(b)アルコキシ銅ハライドである。銅アルコキシド
は、好ましくは次式Cu(OR)2 (ここで、Rは炭素
原子1〜10個を有するアルキル基を表す)で示される
銅アルコキシドである。Rのアルキル基は、直鎖状でも
また分枝状でもよい。そのようなアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基等が挙げられる。
(a)銅アルコキシド及び金属ハロゲン化物、又は
(b)アルコキシ銅ハライドである。銅アルコキシド
は、好ましくは次式Cu(OR)2 (ここで、Rは炭素
原子1〜10個を有するアルキル基を表す)で示される
銅アルコキシドである。Rのアルキル基は、直鎖状でも
また分枝状でもよい。そのようなアルキル基としては、
例えばメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、イ
ソブチル基、sec-ブチル基、tert- ブチル基、ペンチル
基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチ
ル基、ノニル基、デシル基等が挙げられる。
【0018】金属ハロゲン化物は、例えばMXn (ここ
で、Mは周期率表第4族〜第16族の第4周期以降の金
属元素から選ばれ、XはF、Cl、Br及びIから選ば
れたハロゲンであり、n=1〜5、ただしnが2以上の
とき、Xは同じであっても異なっていてもよい)で示さ
れる。好ましい金属ハロゲン化物の具体例としては、例
えばTiCl4 、VCl3 、CrCl3 、MnBr2 、
FeCl2 、FeCl3 、CoBr2 、CoCl2 、C
oI2 、NiCl2 、CuCl、CuCl2 、ZnBr
2 、GaCl3 、GeI4 、ZrCl4 、NbCl5 、
MoCl5 、MoBr3 、PdCl2 、CdCl2 、I
nCl3 、InF3 、SnCl2 、SnCl4 、SnI
2 、SnF2 、SbCl3 、SbCl5 、TeCl4 、
BiCl3 、BiBr3 、OsCl3 、PbF2 、Pb
Cl2 、PbI2 等が挙げられる。金属ハロゲン化物は
水和物でも、また無水物でもよいが、好ましくは無水物
である。
で、Mは周期率表第4族〜第16族の第4周期以降の金
属元素から選ばれ、XはF、Cl、Br及びIから選ば
れたハロゲンであり、n=1〜5、ただしnが2以上の
とき、Xは同じであっても異なっていてもよい)で示さ
れる。好ましい金属ハロゲン化物の具体例としては、例
えばTiCl4 、VCl3 、CrCl3 、MnBr2 、
FeCl2 、FeCl3 、CoBr2 、CoCl2 、C
oI2 、NiCl2 、CuCl、CuCl2 、ZnBr
2 、GaCl3 、GeI4 、ZrCl4 、NbCl5 、
MoCl5 、MoBr3 、PdCl2 、CdCl2 、I
nCl3 、InF3 、SnCl2 、SnCl4 、SnI
2 、SnF2 、SbCl3 、SbCl5 、TeCl4 、
BiCl3 、BiBr3 、OsCl3 、PbF2 、Pb
Cl2 、PbI2 等が挙げられる。金属ハロゲン化物は
水和物でも、また無水物でもよいが、好ましくは無水物
である。
【0019】アルコキシ銅ハライドは、例えばCuX
(OR)(ここで、X及びRは上記と同義である)で示
される。このようなアルコキシ銅ハライドは、例えばジ
ャーナル オブ インオーガニック アンド ニューク
レア ケミストリー(J.Inorg.Nucl.Chem.)、第27
巻、第59頁(1965年)に記載の方法で製造できる。ア
ルコキシ銅ハライドは単独で使用することができるが、
上記した銅アルコキシドと共に、若しくは上記した金属
ハロゲン化物と共に使用することもできる。
(OR)(ここで、X及びRは上記と同義である)で示
される。このようなアルコキシ銅ハライドは、例えばジ
ャーナル オブ インオーガニック アンド ニューク
レア ケミストリー(J.Inorg.Nucl.Chem.)、第27
巻、第59頁(1965年)に記載の方法で製造できる。ア
ルコキシ銅ハライドは単独で使用することができるが、
上記した銅アルコキシドと共に、若しくは上記した金属
ハロゲン化物と共に使用することもできる。
【0020】触媒における金属ハロゲン化物対銅アルコ
キシドの比率(モル比)は、上記(a)の場合には好ま
しくは0.001〜10モル、より好ましくは0.01
〜1モルである。上記(b)の場合、アルコキシ銅ハラ
イドを単独で用いるときはその比率は必然的に1とな
る。またアルコキシ銅ハライドを銅アルコキシドと共に
用いるときは、アルコキシ銅ハライド1モルに対して銅
アルコキシド100モルまでの量で用いるのが好まし
く、アルコキシ銅ハライドを金属ハロゲン化物と共に用
いるときは、アルコキシ銅ハライド1モルに対して金属
ハロゲン化物20モルまでの量で用いるのが好ましい。
キシドの比率(モル比)は、上記(a)の場合には好ま
しくは0.001〜10モル、より好ましくは0.01
〜1モルである。上記(b)の場合、アルコキシ銅ハラ
イドを単独で用いるときはその比率は必然的に1とな
る。またアルコキシ銅ハライドを銅アルコキシドと共に
用いるときは、アルコキシ銅ハライド1モルに対して銅
アルコキシド100モルまでの量で用いるのが好まし
く、アルコキシ銅ハライドを金属ハロゲン化物と共に用
いるときは、アルコキシ銅ハライド1モルに対して金属
ハロゲン化物20モルまでの量で用いるのが好ましい。
【0021】また、特願平4-187462号明細書記載のよう
に好ましくは上記銅系触媒又はこれと金属ケイ素とから
成る触体を、40℃以上から反応温度以下の温度範囲で
還元性化合物の気体と接触させる前処理を施す。触体の
調製方法としては、例えば触媒の粉末を物理的に混合す
るか、または触媒をジメチルケトンのようなケトン系の
溶媒に溶解し、所望によりその溶液に金属ケイ素の粉末
を加えた後、減圧で蒸発乾固するといった方法を挙げる
ことができる。還元性化合物としては、例えば低級アル
コール、水素、CH2 O、CO、ヒドラジン類(例えば
メチルヒドラジン、エチルヒドラジン等)などが挙げら
れ、これらを単独でまたは混合して用いることができ
る。特に低級アルコールが好ましく使用される。メタノ
ール、エタノール等がより好ましい。これらの還元性化
合物の気体は、He等の不活性気体で希釈して使用して
もよい。そのとき、還元性化合物の気体は使用するガス
全体10体積%以上であるのが好ましい。接触処理は、
40℃以上でかつ反応温度以下の温度で行う。好ましく
は40℃以上でかつ反応温度より低い温度から反応温度
まで昇温して行う。特に使用する還元性化合物が常温で
液体の場合には、その還元性化合物の沸点以上でかつ反
応温度より低い温度から、反応温度まで昇温して行う。
より好ましくは80〜150℃から反応温度まで昇温し
て行う。処理時間は特に限定されないが、実用的には1
0分間〜1時間である。上記の還元性化合物の供給速度
は、好ましくは金属ケイ素1モルに対して0.1〜20
モル/時間である。接触処理の際に昇温する場合には、
温度上昇速度は特に限定されないが、好ましくは2〜1
0℃/分である。
に好ましくは上記銅系触媒又はこれと金属ケイ素とから
成る触体を、40℃以上から反応温度以下の温度範囲で
還元性化合物の気体と接触させる前処理を施す。触体の
調製方法としては、例えば触媒の粉末を物理的に混合す
るか、または触媒をジメチルケトンのようなケトン系の
溶媒に溶解し、所望によりその溶液に金属ケイ素の粉末
を加えた後、減圧で蒸発乾固するといった方法を挙げる
ことができる。還元性化合物としては、例えば低級アル
コール、水素、CH2 O、CO、ヒドラジン類(例えば
メチルヒドラジン、エチルヒドラジン等)などが挙げら
れ、これらを単独でまたは混合して用いることができ
る。特に低級アルコールが好ましく使用される。メタノ
ール、エタノール等がより好ましい。これらの還元性化
合物の気体は、He等の不活性気体で希釈して使用して
もよい。そのとき、還元性化合物の気体は使用するガス
全体10体積%以上であるのが好ましい。接触処理は、
40℃以上でかつ反応温度以下の温度で行う。好ましく
は40℃以上でかつ反応温度より低い温度から反応温度
まで昇温して行う。特に使用する還元性化合物が常温で
液体の場合には、その還元性化合物の沸点以上でかつ反
応温度より低い温度から、反応温度まで昇温して行う。
より好ましくは80〜150℃から反応温度まで昇温し
て行う。処理時間は特に限定されないが、実用的には1
0分間〜1時間である。上記の還元性化合物の供給速度
は、好ましくは金属ケイ素1モルに対して0.1〜20
モル/時間である。接触処理の際に昇温する場合には、
温度上昇速度は特に限定されないが、好ましくは2〜1
0℃/分である。
【0022】触媒は金属として、金属ケイ素1モルに対
して、好ましくは0.001〜0.1モル、より好まし
くは0.005〜0.05モル使用する。上記したよう
に、金属ケイ素と銅系触媒から成る触体を製造する場合
には、触体の製造時にこの比率にしておくとよい。
して、好ましくは0.001〜0.1モル、より好まし
くは0.005〜0.05モル使用する。上記したよう
に、金属ケイ素と銅系触媒から成る触体を製造する場合
には、触体の製造時にこの比率にしておくとよい。
【0023】本発明の方法では、反応を気相で行うこと
も、また液相で行うこともできる。気相で行う場合に
は、例えば次のようにして行う。まず、好ましくは上記
の前処理を施した触体(金属ケイ素+銅系触媒)を、ア
ルコール蒸気と接触させる。接触方法は、固定床方式、
移動床方式、流動床方式等のいずれを採用することもで
きる。また場合によっては、アルコール蒸気と触体とを
回分式で接触させることもできる。アルコール蒸気と触
体の接触時間は、常温、常圧でのガス空間速度(G.H.S.
V.)にて、20,000〜1,000時間-1が好まし
い。反応温度は好ましくは100〜300℃、より好ま
しくは150〜220℃であり、常圧で反応させても、
また加圧下で反応を行ってもよい。反応温度及び圧力
は、系を気相に保ち得る範囲から適宜選択できる。
も、また液相で行うこともできる。気相で行う場合に
は、例えば次のようにして行う。まず、好ましくは上記
の前処理を施した触体(金属ケイ素+銅系触媒)を、ア
ルコール蒸気と接触させる。接触方法は、固定床方式、
移動床方式、流動床方式等のいずれを採用することもで
きる。また場合によっては、アルコール蒸気と触体とを
回分式で接触させることもできる。アルコール蒸気と触
体の接触時間は、常温、常圧でのガス空間速度(G.H.S.
V.)にて、20,000〜1,000時間-1が好まし
い。反応温度は好ましくは100〜300℃、より好ま
しくは150〜220℃であり、常圧で反応させても、
また加圧下で反応を行ってもよい。反応温度及び圧力
は、系を気相に保ち得る範囲から適宜選択できる。
【0024】液相で行う場合には、金属ケイ素とアルコ
ールとを、好ましくは上記した触体(銅系触媒)の存在
下に、溶媒中で反応させる。溶媒としては、デカン、ド
デカン、ペンタデカン等のパラフィン系炭化水素、ジエ
チルベンゼン、ドデシルベンゼン等のアルキルベンゼン
系炭化水素を好ましく用いることができる。反応温度1
00〜250℃にて、アルコールを金属ケイ素1モル当
たり0.1〜5モル/時間で供給して反応させるのが好
ましい。
ールとを、好ましくは上記した触体(銅系触媒)の存在
下に、溶媒中で反応させる。溶媒としては、デカン、ド
デカン、ペンタデカン等のパラフィン系炭化水素、ジエ
チルベンゼン、ドデシルベンゼン等のアルキルベンゼン
系炭化水素を好ましく用いることができる。反応温度1
00〜250℃にて、アルコールを金属ケイ素1モル当
たり0.1〜5モル/時間で供給して反応させるのが好
ましい。
【0025】以下、本発明を実施例により更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例により限定されるもの
ではない。
明するが、本発明はこれら実施例により限定されるもの
ではない。
【0026】
【0027】
【実施例1】粒状金属ケイ素(東和化工株式会社製、純
度98重量%)の粉砕には、容器及びボール共にアルミ
ナ製の振動ミル(型式MB‐1、中央化工機製)を使用
した。容器及びボールは、予め粉砕前に洗浄し、乾燥し
た。容器内にボールを入れ、次いで容器内をアルゴンガ
スで十分に置換した後、上記粒状金属ケイ素約1,00
0グラムを入れ、更にアルゴンガスで十分に置換した。
続いて、約10分間粉砕した後、アルゴンガス雰囲気下
において粒径150μm以下の金属ケイ素を分級した。
該粉末金属ケイ素は、アルゴンガスで十分に置換したシ
ュレンク管中に保存した。
度98重量%)の粉砕には、容器及びボール共にアルミ
ナ製の振動ミル(型式MB‐1、中央化工機製)を使用
した。容器及びボールは、予め粉砕前に洗浄し、乾燥し
た。容器内にボールを入れ、次いで容器内をアルゴンガ
スで十分に置換した後、上記粒状金属ケイ素約1,00
0グラムを入れ、更にアルゴンガスで十分に置換した。
続いて、約10分間粉砕した後、アルゴンガス雰囲気下
において粒径150μm以下の金属ケイ素を分級した。
該粉末金属ケイ素は、アルゴンガスで十分に置換したシ
ュレンク管中に保存した。
【0028】上記粉末ケイ素1.0グラムに銅(II)メ
トキシド(アルドリッチ社製)0.1グラム及び塩化第
二銅0.011グラムを加え、十分に混合して触体を得
た。
トキシド(アルドリッチ社製)0.1グラム及び塩化第
二銅0.011グラムを加え、十分に混合して触体を得
た。
【0029】この触体1.0グラムを、内径10mmの
パイレックス製固定床反応器に充填した後、反応器を1
30℃に加熱して、ヘリウムガスを1.0リットル/時
間(常温、常圧換算値)にて10分間流通した。更に、
メタノール分圧を56kPaに設定して、メタノールを
マイクロフィーダーにて、38ミリモル/時間の供給速
度で反応器に供給し、130℃から約30分かけて反応
器を190℃まで上昇させることにより触体の前処理を
行った。
パイレックス製固定床反応器に充填した後、反応器を1
30℃に加熱して、ヘリウムガスを1.0リットル/時
間(常温、常圧換算値)にて10分間流通した。更に、
メタノール分圧を56kPaに設定して、メタノールを
マイクロフィーダーにて、38ミリモル/時間の供給速
度で反応器に供給し、130℃から約30分かけて反応
器を190℃まで上昇させることにより触体の前処理を
行った。
【0030】その後、気相にてトリメトキシシランの製
造を行った。反応条件は、反応温度190℃、反応圧力
1atmであった。反応生成物は、反応管出口に接続し
たガスクロマトグラフィーにて5分毎に分析した。その
結果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ素の転化
率は84%であり、トリメトキシシランの選択率は96
%であった。トリメトキシシラン以外の主な生成物はテ
トラメトキシシランであった。触体のメタノール蒸気と
の接触時間は、ガス空間速度(G.H.S.V.)(常温、常圧
換算値)2,300時間-1であった。
造を行った。反応条件は、反応温度190℃、反応圧力
1atmであった。反応生成物は、反応管出口に接続し
たガスクロマトグラフィーにて5分毎に分析した。その
結果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ素の転化
率は84%であり、トリメトキシシランの選択率は96
%であった。トリメトキシシラン以外の主な生成物はテ
トラメトキシシランであった。触体のメタノール蒸気と
の接触時間は、ガス空間速度(G.H.S.V.)(常温、常圧
換算値)2,300時間-1であった。
【0031】
【実施例2】実施例1で製造したと同じ粉末金属ケイ素
を使用し、メタノールをエタノールに代えた以外は実施
例1と同一の条件下で反応してトリエトキシシランを製
造した。その結果、エタノール供給開始7時間後の金属
ケイ素の転化率は82%であり、トリエトキシシランの
選択率は98%であった。トリエトキシシラン以外の主
な副生成物はテトラエトキシシランであった。
を使用し、メタノールをエタノールに代えた以外は実施
例1と同一の条件下で反応してトリエトキシシランを製
造した。その結果、エタノール供給開始7時間後の金属
ケイ素の転化率は82%であり、トリエトキシシランの
選択率は98%であった。トリエトキシシラン以外の主
な副生成物はテトラエトキシシランであった。
【0032】
【比較例1】振動ミルの容器及びボールの材質をアルミ
ナからステンレス(SUS304)に代えた以外は、実
施例1と同じに粉砕し、同一の条件下で反応を行いトリ
メトキシシランを製造した。メタノール供給開始7時間
後の金属ケイ素の転化率は13%であり、トリメトキシ
シランの選択率は95%であった。トリメトキシシラン
以外の主な副生成物はテトラメトキシシランであった。
ナからステンレス(SUS304)に代えた以外は、実
施例1と同じに粉砕し、同一の条件下で反応を行いトリ
メトキシシランを製造した。メタノール供給開始7時間
後の金属ケイ素の転化率は13%であり、トリメトキシ
シランの選択率は95%であった。トリメトキシシラン
以外の主な副生成物はテトラメトキシシランであった。
【0033】
【比較例2】粉砕時にアルゴンガスの代わりに乾燥空気
を用いた以外は、実施例1と同じに粉砕し、同一の条件
下で反応を行いトリメトキシシランを製造した。その結
果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ素の転化率
は3%であり、トリメトキシシランの選択率は98%で
あった。トリメトキシシラン以外の主な副生成物はテト
ラメトキシシランであった。
を用いた以外は、実施例1と同じに粉砕し、同一の条件
下で反応を行いトリメトキシシランを製造した。その結
果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ素の転化率
は3%であり、トリメトキシシランの選択率は98%で
あった。トリメトキシシラン以外の主な副生成物はテト
ラメトキシシランであった。
【0034】
【参考例】比較例2で調製した粉末金属ケイ素表面の酸
化ケイ素被膜を除去すべく20%弗化水素酸水溶液で洗
浄した後、水洗、乾燥して、弗化水素酸処理した金属ケ
イ素を製造した。この金属ケイ素を用いて実施例1と同
一の条件下で反応を行いトリメトキシシランを製造し
た。その結果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ
素の転化率は83%であり、トリメトキシシランの選択
率は96%であった。トリメトキシシラン以外の主な副
生成物はテトラメトキシシランであった。該参考例にお
いては、その実施には耐酸性の装置が必要であり、弗化
水素酸を含む廃棄物の無公害化処理が必要である。
化ケイ素被膜を除去すべく20%弗化水素酸水溶液で洗
浄した後、水洗、乾燥して、弗化水素酸処理した金属ケ
イ素を製造した。この金属ケイ素を用いて実施例1と同
一の条件下で反応を行いトリメトキシシランを製造し
た。その結果、メタノール供給開始7時間後の金属ケイ
素の転化率は83%であり、トリメトキシシランの選択
率は96%であった。トリメトキシシラン以外の主な副
生成物はテトラメトキシシランであった。該参考例にお
いては、その実施には耐酸性の装置が必要であり、弗化
水素酸を含む廃棄物の無公害化処理が必要である。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、粉砕した金属ケイ素の
転化率及びトリアルコキシシランの選択率が高い。従っ
て、金属ケイ素の弗化水素酸水溶液による処理が不要
で、廃棄物処理の必要がなく低コストである。よって本
発明の方法は工業的に有用性が高い。
転化率及びトリアルコキシシランの選択率が高い。従っ
て、金属ケイ素の弗化水素酸水溶液による処理が不要
で、廃棄物処理の必要がなく低コストである。よって本
発明の方法は工業的に有用性が高い。
Claims (1)
- 【請求項1】 金属ケイ素とアルコールとを触媒の存在
下に反応させてトリアルコキシシランを製造する方法に
おいて、該金属ケイ素として、金属ケイ素との接触面に
実質的に鉄を含まない材質から成る粉砕機を用い、かつ
不活性ガス雰囲気下で粉砕した金属ケイ素を使用するこ
とを特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086900A JP2727491B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | トリアルコキシシランの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5086900A JP2727491B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | トリアルコキシシランの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06271587A JPH06271587A (ja) | 1994-09-27 |
JP2727491B2 true JP2727491B2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13899716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5086900A Expired - Lifetime JP2727491B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | トリアルコキシシランの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2727491B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2806813B2 (ja) * | 1994-11-04 | 1998-09-30 | 平岡織染株式会社 | 耐熱性シート |
GB201519598D0 (en) * | 2015-11-06 | 2015-12-23 | Nelson Mandela Metropolitan University | Method for the selective synthesis of trialkoxysilanes |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP5086900A patent/JP2727491B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06271587A (ja) | 1994-09-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS634815B2 (ja) | ||
US5260471A (en) | Process for producing trialkoxysilane | |
JP2727491B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
US4778910A (en) | Method of making alkylalkoxysilanes | |
US4323690A (en) | Method of making silicate esters | |
US4487949A (en) | Process for the preparation of alkyl silicates | |
JPH0259590A (ja) | 有機クロルシランの製造法 | |
JP2005097249A (ja) | オルガノハロシランの製造方法 | |
JPH11279090A (ja) | メタノールの製造方法 | |
JP2653700B2 (ja) | トリメトキシシランの製造方法 | |
JP2727483B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
JP2727480B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
US3141041A (en) | Preparation of substituted acetamides | |
JPS6217593B2 (ja) | ||
JP2727482B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
JPH10168084A (ja) | アルコキシシランの製造方法 | |
US2554194A (en) | Synthesis of molybdenum and tungsten carbonyls | |
JPS62120339A (ja) | 長鎖脂肪酸第二鉄の製造法 | |
JPH0229053B2 (ja) | ||
JP3707875B2 (ja) | 三塩化珪素の製造方法 | |
Williams et al. | Alkylation studies of anions from pyruvate oxime ethers and related derivatives | |
JP2914089B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
JP2773568B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
JP2906919B2 (ja) | トリアルコキシシランの製造方法 | |
JPS63100016A (ja) | トリクロロシランの製造方法 |