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JP2716367B2 - 印字ヘッド - Google Patents

印字ヘッド

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Publication number
JP2716367B2
JP2716367B2 JP6169147A JP16914794A JP2716367B2 JP 2716367 B2 JP2716367 B2 JP 2716367B2 JP 6169147 A JP6169147 A JP 6169147A JP 16914794 A JP16914794 A JP 16914794A JP 2716367 B2 JP2716367 B2 JP 2716367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
leaf spring
permanent magnet
print head
spring
shape
Prior art date
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Application number
JP6169147A
Other languages
English (en)
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JPH0825657A (ja
Inventor
久男 森村
Original Assignee
日本電気データ機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本電気データ機器株式会社 filed Critical 日本電気データ機器株式会社
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Publication of JPH0825657A publication Critical patent/JPH0825657A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットインパクト型プ
リンタに使用する印字ヘッドに関し、特に、スプリング
チャージ型の印字ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の印字ヘッドの一例を示す正
面図である。
【0003】ドットインパクト型プリンタに使用するス
プリングチャージ型の従来の印字ヘッドは、図2に示す
ように、先端部に印字ピン16を取付けた板ばね15
と、板ばね15を吸着する磁力を発生する永久磁石13
と、板ばね15と永久磁石13との間に設けられ板ばね
15の不動作状態において板ばね15を吸着して撓ませ
る第一の継磁体11と、永久磁石13の継磁体11を装
着している面と反対側の面に装着され上面に板ばね11
の後端部を搭載する第二の継磁体12と、継磁体11の
上部に巻回された電磁コイル14と、継磁体12上の板
ばね15上に搭載され印字ピン16と搭載部との間にお
いて板ばね15の動作したとき直線状態を越えて反対側
に撓んだ板ばね15との間に所定の空隙を有する補助継
磁体17とを備えている。
【0004】上述のように構成された印字ヘッドは、通
常の状態においては、板ばね15が永久磁石13の磁力
によって継磁体11の上面に吸着されて撓められてお
り、印字を行うときは、電磁コイル1414に電流を流
して永久磁石13による磁束と反対方向の磁束を発生さ
せ、永久磁石13による磁束を打消して板ばね15をそ
のたわみ力によって駆動させ、板ばね15を直線状態か
ら更に反対側に撓ませ、印字ピン16によってインクリ
ボンを介して印字用紙を打撃することによって印字を行
っている。
【0005】上述のような印字ヘッドは、印字速度を向
上させるためには高密度で印字ヘッドを配設する必要が
あり、このようにすると、板ばねの断面積を大きくする
ことができなくなるため、板ばねにおいて磁束の飽和が
生じて永久磁石による吸引力が低下する。補助継磁体
は、このような吸引力が低下を避けるために設けられて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の印
字ヘッドは、補助継磁体を板状の部品で構成しており、
板ばねが動作したときに撓んだ板ばねと補助継磁体とが
接触するのを回避するため、補助継磁体の下面と板ばね
の上面との間に、板ばねの撓み量を僅かに上回る量に相
当する空隙(図2の参照符号H)を設けておく必要があ
る。このため、補助継磁体に補助磁路としての機能を十
分に発揮させることができず、このため、印字ヘッドが
大型になって高額となり、また消費電力も大きくなると
いう問題点を有している。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の印字ヘッドは、
先端部に印字ピンを取付けた板ばねと、前記板ばねを吸
着する磁力を発生する永久磁石と、前記板ばねと前記永
久磁石との間に設けられ前記板ばねの不動作状態におい
て前記板ばねを吸着して撓ませる第一の継磁体と、前記
永久磁石の前記第一の継磁体を装着している面と反対側
の面に装着され上面に前記板ばねを搭載する第二の継磁
体と、前記第一の継磁体の上部に巻回された電磁コイル
と、前記第二の継磁体上の前記板ばね上に搭載され前記
印字ピンと搭載部との間において前記板ばねの動作した
とき直線状態を越えて反対側に撓んだ前記板ばねとの間
に所定の空隙を有する補助継磁体とを備える印字ヘッド
において、前記補助継磁体の前記印字ピンと搭載部との
間の前記板ばねに対向する面の形状を、前記永久磁石に
よる吸引を開放されて動作した後最大に撓んだときの
記板ばねの形状とほぼ平行になるように形成したもので
あり、特に、前記補助継磁体を、複数枚の薄板を積重
ね、前記板ばねに対向する側において前記複数枚の薄板
の先端部分を連結した線が、前記永久磁石による吸引を
開放されて動作した後最大に撓んだときの前記板ばねの
形状とほぼ平行になるように形成するか、または1個の
ブロックから形成し、前記板ばねに対向する面の形状
を、前記永久磁石による吸引を開放されて動作した後最
大に撓んだときの前記板ばねの形状とほぼ平行になるよ
うに形成したものである。
【0008】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示す正面図であ
る。
【0010】図1において、第一の継磁体1は、間に永
久磁石3を挟んでその下端部を第二の継磁体2にねじ固
定されている。板ばね5は、その後端部を継磁体2の上
面に搭載されており、その先端部は継磁体1に対向して
いて、上面に印字ピン6を固着している。継磁体1の上
部には、電磁コイル4が巻回されており、この電磁コイ
ル4に電流を流すと、永久磁石3による磁束と反対方向
の磁束が発生する。板ばね5の後端部の上には、補助継
磁体7が搭載されており、板ばね5および補助継磁体7
は、継磁体2にねじ固定されている。
【0011】通常の状態においては、板ばね5は、永久
磁石3の磁力によって継磁体1の上面に吸着されて撓め
られており、印字を行うときは、電磁コイル4に電流を
流して永久磁石3による磁束と反対方向の磁束を発生さ
せ、永久磁石3による吸引力を打消して板ばね5をその
たわみ力によって駆動させ、印字ピン6によってインク
リボンを介して印字用紙を打撃する。
【0012】補助継磁体7は、長さの異なる複数枚の薄
板を、後端部を揃えて短かいものか順に積載されてお
り、複数枚の薄板の先端部分を連結した線は、永久磁石
3による吸引を開放されて動作した後最大に撓んだとき
板ばね5の形状(参照符号5a)とほぼ平行になるよ
うに形成されている。従って板ばね5は、永久磁石3に
よる吸引を開放されて動作したとき、直線状態を越えて
反対側に最大に撓んで参照符号5aの状態となり、補助
継磁体7の対向する側の包絡面とほぼ平行になる。但
し、板ばね5が動作した後最大に撓んだとき、板ばね5
のいずれの部分も補助継磁体7と接触しないように、板
ばね5と補助継磁体7との間に適当な空隙が設けられて
いる。
【0013】上述のように構成することにより、板ばね
5と補助継磁体7との間の空隙の量を最小とすることが
できるため、永久磁石3による吸引力の低下を防止する
ことが可能となる。
【0014】なお、補助継磁体は、複数枚の薄板を積重
ねる代りに、1個のブロックから切削等によって形成す
ることもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印字ヘッ
ドは、補助継磁体の先端部の下面の形状を、板ばねが動
作したときの形状とほぼ平行になるように形成すること
により、板ばねと補助継磁体との間の空隙の量を最小と
することができるため、永久磁石による吸引力の低下を
防止することが可能となるという効果があり、従って印
字ヘッドを小型かつ廉価にでき、また、消費電力も低減
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図2】従来の印字ヘッドの一例を示す正面図である。
【符号の説明】
1・2・11・12 継磁体 3・13 永久磁石 4・14 電磁コイル 5・15 板ばね 6・16 印字ピン 7・17 補助継磁体

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部に印字ピンを取付けた板ばねと、
    前記板ばねを吸着する磁力を発生する永久磁石と、前記
    板ばねと前記永久磁石との間に設けられ前記板ばねの不
    動作状態において前記板ばねを吸着して撓ませる第一の
    継磁体と、前記永久磁石の前記第一の継磁体を装着して
    いる面と反対側のに装着され上面に前記板ばねを搭載す
    る第二の継磁体と、前記第一の継磁体の上部に巻回され
    た電磁コイルと、前記第二の継磁体上の前記板ばね上に
    搭載され前記印字ピンと搭載部との間において前記板ば
    ねの動作したとき直線状態を越えて反対側に撓んだ前記
    板ばねとの間に所定の空隙を有する補助継磁体とを備え
    る印字ヘッドにおいて、前記補助継磁体の前記印字ピン
    と搭載部との間の前記板ばねに対向する面の形状を、前
    記永久磁石による吸引を開放されて動作した後最大に
    んだときの前記板ばねの形状とほぼ平行になるように形
    成したことを特徴とする印字ヘッド。
  2. 【請求項2】 複数枚の薄板を積重ね、前記板ばねに対
    向する側において前記複数枚の薄板の先端部分を連結し
    た線が、前記永久磁石による吸引を開放されて動作し
    後最大に撓んだときの前記板ばねの形状とほぼ平行にな
    るように形成した前記補助継磁体とを備えることを特徴
    とする請求項1記載の印字ヘッド。
  3. 【請求項3】 1個のブロックから形成し、前記板ばね
    に対向する面の形状を、前記永久磁石による吸引を開放
    されて動作した後最大に撓んだときの前記板ばねの形状
    とほぼ平行になるように形成した前記補助継磁体とを備
    えることを特徴とする請求項1記載の印字ヘッド。
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JPS5639251U (ja) * 1979-09-03 1981-04-13
JPS5850944U (ja) * 1981-10-05 1983-04-06 沖電気工業株式会社 ドツト印字ヘツド
JPS59140840U (ja) * 1983-03-11 1984-09-20 日立工機株式会社 印字ハンマ駆動装置
JPS6064850U (ja) * 1983-10-13 1985-05-08 ジューキ株式会社 プリンタの電磁駆動装置

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