JP2701900B2 - マルチピペット - Google Patents
マルチピペットInfo
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- JP2701900B2 JP2701900B2 JP63321304A JP32130488A JP2701900B2 JP 2701900 B2 JP2701900 B2 JP 2701900B2 JP 63321304 A JP63321304 A JP 63321304A JP 32130488 A JP32130488 A JP 32130488A JP 2701900 B2 JP2701900 B2 JP 2701900B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01L—CHEMICAL OR PHYSICAL LABORATORY APPARATUS FOR GENERAL USE
- B01L3/00—Containers or dishes for laboratory use, e.g. laboratory glassware; Droppers
- B01L3/02—Burettes; Pipettes
- B01L3/021—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids
- B01L3/0217—Pipettes, i.e. with only one conduit for withdrawing and redistributing liquids of the plunger pump type
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N35/00—Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
- G01N35/10—Devices for transferring samples or any liquids to, in, or from, the analysis apparatus, e.g. suction devices, injection devices
- G01N35/1065—Multiple transfer devices
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- Health & Medical Sciences (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
ルチピペットにおいて、組立てが容易でかつ操作性能を
向上し得る改良されたマルチピペットに関する。
ジャを共通のボデイに所定ピッチで固定的に取付け、か
つ複数のシリンダも共通の他のボデイに所定ピッチで固
定的に取付けておき、複数のプランジャをバネに抗して
複数のシリンダに夫々同時に嵌合的に進入させ、しかる
後複数のプランジャの戻り動作時に複数のシリンダ内に
所定量の液を吸入し、次いで複数のプランジャを再び下
動させてシリンダ内の該所定量の液を排出するようにし
ている。
ダ共に、そのピッチを固定的に構成されている。このた
め、両者間のピッチに多少の誤差があるときは、この誤
差寸法が吸収され得ず、プランジャはシリンダに対し誤
差寸法分だけ側方へこじられる傾向になる。従って、プ
ランジャの上下運動がスムーズに行えず、作業及び分注
精度に支障を生ずるという欠点があった。又、組立て精
度を向上させることにより、かかる欠点を抑えることも
できるが、そのためには多大の組立て工数を要するとい
う欠点を生じていた。
よれば、上記欠点を解消するため、複数のプランジャが
夫々、共通ボデイに対しバネを介して揺動自在に取付け
られるようにし、両者間に誤差寸法があっても、各プラ
ンジャがシリンダに合わせて個別に調整的に揺動して上
記誤差寸法を吸収し、これにより、プランジャがスムー
ズに上下動し得るようにしたものがあった。
他の共通ボデイに対し固定的に取付けられているため次
に述べるような欠点があった。即ち、このマルチピペッ
トの複数のシリンダの先端を同時に、ノズルチップ用ラ
ックに装着した複数のノズルチップに挿入させたとき、
今度は複数のシリンダ及びノズルチップ間のピッチに誤
差がある場合に、ノズルチップのうち幾つかはシリンダ
の先端に対し密着的に挿入嵌合できなかった。従って、
個々のノズルチップのシリンダに対する装着程度を手操
作により確認して装着不備のものについては手操作によ
り押し込んで正規の装着状態にしなければならず、作業
が面倒であった。
であり、その構成は、手動操作により複数のプランジャ
(9)をその初期位置からバネ(27)に抗して複数のシ
リンダ(24)に夫々嵌合的に進入させ、しかる後複数の
プランジャの戻り動作時に複数のシリンダ内に所定量の
液を吸入し、次いで複数のプランジャを再び下動させて
シリンダ内の該所定量の液を排出するマルチピペットに
おいて、複数のシリンダ(24)が夫々、これらシリンダ
を支持する支持部材(22、23)に対し横方向へ揺動自在
に取付けられ、前記複数のシリンダ(24)は夫々、前記
初期位置のプランジャに近接した第1部分(22b)及び
前記初期位置のプランジャから離間した第2部分(23
a)の二箇所において前記支持部材(22、23)により支
持され、各シリンダ(24)は該第1部分(22b)及び該
第2部分(23a)において支持部材(22、23)に対し夫
々所定の半径方向間隙(L、l)を有して支持され、各
シリンダは前記第1部分(22b)及び前記第2の部分(2
3a)を略支点として夫々、前記横方向揺動を行い得るこ
とを特徴とする。
デイより突出した押ボタン(5)を指により押圧下動さ
せ、該ボデイ内の中間機構を介して、複数のプランジャ
(9)をバネ(13)に抗して複数のシリンダに夫々嵌合
的に進入させ、しかる後複数のプランジャの戻り動作時
に複数のシリンダ内に所定量の液を吸入し、次いで複数
のプランジャを再び下動させてシリンダ内の該所定量の
液を排出するマルチピペットにおいて、前記複数のプラ
ンジャ(9)及び複数のシリンダ(24)は一のハウジン
グ(3)内に収納されており、前記ボデイ(2)は該ハ
ウジング(3)に対し、螺合により取付けられる構成と
なっており、前記ハウジン(3)に設けられた凹部(1
5)に、手動により回転操作可能なナット(16)が収納
されており、前記ボデイは該ナットに螺入され固定され
ることを特徴とする。
持部材に対しシリンダの上下2個所で夫々所定の半径方
向間隙を有して横方向揺動自在に取付けられているので
前記第1部分及び第2部分を夫々支点として個別にかつ
安定的に横方向揺動し得るため、複数のプランジャが下
動するとき、プランジャ及びシリンダ間のピッチに多少
の誤差があっても、各シリンダは複数のプランジャのピ
ッチに合わせて個別にかつ安定的に横方向揺動してその
誤差を吸収し得るので、プランジャはスムーズに上下動
を行え、又複数のシリンダの先端を複数のノズルチッ
プに挿入させたとき、シリンダ及びノズルチップ間のピ
ッチに多少の誤差があっても、各シリンダは複数のノズ
ルチップのピッチに合わせて個別にかつ安定的に横方向
揺動して同じく誤差寸法を吸収し得、ノズルチップの装
着を迅速確実に行ない得る。
グに予じめ取付けられたナットに対してそのナットを回
転操作するのみで螺合されるので、着脱作業が容易であ
る。
トの一実施例である8チャンネルマルチピペットの正面
図及び側面図、第3図〜第5図は夫々、上記8チャンネ
ルマルチピペットの一部切断正面図、下面図及び一部省
略縦断側面図、第6図は上記8チャンネルマルチピペッ
トの要部の拡大縦断正面図である。
及びハウジング3からなる。
タン5を有する)が上下方向(第1〜3、5図中左右方
向)へスライド自在にかつバネ(図示せず)により上方
へ付勢された状態で延在している。
リンダユニット7を収納している。プランジャユニット
6は、共通支持部材としての金属製共通バー8の下面側
に8本の金属製プランジャ9を所定ピッチで捩込み、か
つ上面側に一の金属製シャフト10を捩込んでなる。この
プランジャユニット6はハウジング3内に、上下方向ス
ライド自在に収納され、シャフト10はハウジング3の天
井孔より上方へ突出し、その上端にブッシュ11が嵌合さ
れ止めネジ12により固着される。このシャフト10の突出
部の周囲のバネ13がハウジング3の天井部及びバネ受け
14間に配され、従ってプランジャユニット6はバネ13に
より上方へ付勢されて共通バー8がハウジング3の所定
部に当接した上方位置にある。ハウジング3の天井孔と
同心位置には拡径孔15が設けられ、拡径孔15に予め収納
されたナット16の外周部は、ハウジング3の外面から若
干量突出して該ナットの操作を容易ならしめている。又
押込みシャフト4の下端小径部は上記ブッシュ11に嵌合
されたブッシュ21に更に嵌合されている。尚、ボデイ2
内部の詳しい構成は、本発明に係る部分でないためその
説明を省略するが、詳しくは、本出願人が先に特願昭62
−234,512号「可変式ピペット」を参照されたい。
2、下方シリンダホルダ23、及びその間の8個のシリン
ダ24よりなる。
周縁に下方へ突出する周縁凸部22a(第6図、第7図)
を有し、かつ8本のプランジャ9を挿通する8個の孔22
b(第6図)を有する。下方シリンダホルダ23は、シリ
ンダ24を挿通する8個の孔23a(第6図)を有する。こ
の上方及び下方シリンダホルダ22、23は、その間に複数
のスリーブ25(第5図)を介在して互いに対向した状態
で組合わされ、更に各スリーブ25を挿通する長尺ボルト
(図示せず)により一体に固着される。
状のシリンダ本体37(シリンダ室37aを有する)の上端
に樹脂製Oリング押え板(中央円孔を有する)38を取付
け、両者間に形成された内周溝にOリング26を介在させ
てなる。このとき、Oリング26は本体37上端の段状内周
溝内に略収納されるが、後述の如くシリンダ24(Oリン
グ押え板38)がバネ27により上方シリンダホルダ22に押
圧当接されるとき、Oリング押え板38の円孔の下部傾斜
内周面により押圧されて内周方向へ突出し、プランジャ
9の外周に圧接してシール部を形成する。複数のシリン
ダ24は予め両シリンダホルダ22、23間で、四角形Oリン
グ押え板38が上方シリンダホルダ22の周縁凸部22a内に
収納され、かつシリンダ下部が下方シリンダホルダ23の
孔23aに遊嵌挿通され、しかもシリンダどうしがプラン
ジャ9のピッチと同じ所定ピッチとなる状態で組付けら
れている。更に各シリンダ本体37はその外周に設けたバ
ネ27により上方へ付勢され、Oリング押え板38が上方シ
リンダホルダ22に押圧的に当接している。
部3a(第6図)に当接して収納され、更に複数の長尺ボ
ルト(図示せず)を両シリンダホルダ22、23の下方から
上方へ上記スリーブ25の近傍において挿通突出させかつ
ハウジング3の所定部へ螺入させることにより、該ハウ
ジング3内に取付け固着される。又、各プランジャ9は
各シリンダ24のOリング26のシール部を介してシリンダ
室37aに所定量嵌合挿入される。
す如く、各シリンダ24のOリング押え板38の外周部分
は、上方シリンダホルダ22の周縁凸部22a及び隣接する
シリンダ24のOリング押え板38に対しても半径方向寸法
L(例えばL=0.3mm)の間隙を有している。又シリン
ダ24下部は、下方シリンダホルダ23の孔23aに対し遊嵌
される個所で該孔23aに対し半径方向寸法l(例えばl
=0.2mm;第6図参照)の間隙を有している。従って、各
シリンダ24は例えば下方シリンダホルダ23との遊嵌部分
を略支点として、シリンダ上端部が上記寸法L分横方向
へ移動し得る、いわゆる個別の横方向揺動運動を行い得
る。それゆえ、プランジャ9をシリンダ24内に挿入する
とき、プランジャ及びシリンダ間にピッチ誤差があって
も、プランジャ間のピッチは固定されているのにかかわ
らず、各シリンダ24がプランジャに合わせて個別に横方
向揺動して上記誤差を吸収するため、上記プランジャの
挿入作業はスムーズに行い得る。
各シリンダ24は、プランジャ9及びOリング26のシール
部分を略支点としてシリンダ下部が上記寸法l分横方向
へ移動し得る、いわゆる個別の横方向揺動運動を行い得
る。従って、シリンダ24は後述の如くノズルチップ44に
挿入されるとき個別に横方向揺動してノズルチップ44を
良好に装着させ得る。
如く、上下端ネジ付金属製シャフト29の上下端部に夫々
樹脂製押ボタン30及び金属製スリーブ31を螺合固着し、
更にスリーブ31の下部にネジ32によりノズルチップエゼ
クタ33を固着してなる。エゼクタ33は、第4図に示す如
く、樹脂製長方形板状をなし、8個の孔33aとその中央
側の4個の孔33aに相当する個所を含んで形成された下
面凹部33bを有する。このノズルチップエゼクタユニッ
ト28は、ハウジング3の一側面に設けた側部ハウジング
34内に、金属製シャフト29を該ハウジング34の壁部34a
に挿通させて収納され、バネ35により上方へ付勢され
て、スリーブ31が壁部34aに当接している。このとき、
エゼクタ33は、略シリンダユニット7の下面に接し、各
シリンダの下端がエゼクタ33の対応孔33aを介して下方
へ突出する。
イ2の下端に予め螺合固着させて下方へ突出するネジス
リーブ36を、ハウジング3の天井孔に挿入して、拡径孔
15内に配したナット16の内周ネジ部に対し、ボデイ2下
端がハウジング3の上端に押圧的に当接するまで螺入さ
せる。続いて、ボデイ2がハウジング3に対し所望の回
転方向相対角度位置になったときに、ナット16を手操作
により回転させて締めることにより、ボデイ2はハウジ
ング3に強固に固着される。
相対角度を変えたいときは、ナット16を緩めて、ボデイ
2を相対回転させて角度調整を行った後、再びナット16
を締めれば良く、角度調整作業が容易である。又ボデイ
2を取外すにも組付け時と逆の作業をすれば容易に分解
できる。更に、このボデイ2及びハウジング3の組付け
構成によれば、ハウジング3の側のチャンネル数にかか
わらずボデイ2を共通に使用し得、大変便利である等の
利点がある。更に、ボデイ2が容易に取外せるので、例
えば、シリンダ24内に吸入された試料が、Oリング26を
越えてプランジャ9側まで至ってしまいプランジャユニ
ット6を点検したい場合には、ボデイ2及びブッシュ11
を取外した後、シリンダユニット7を取外せば、該プラ
ンジャユニット6を容易に取外すことが出来る。何れに
せよ、ボデイ2及びハウジング3どうしの取付け、取外
しが容易ゆえ、各種点検作業が簡単となる。
形ラック42と下方箱形ラック43とを組合わせてなる。上
方ラック42は、第9、10図に示す如く、一例として縦方
向の8列、かつ横方向12列、合計96個の孔42a(但し、
何れの列も孔42a間ピッチはシリンダ24間ピッチと同じ
とする)と、内側面に上記各孔42aを仕切るように形成
された補強リブ42bとが設けられている。44は合計96個
の樹脂製ノズルチップで、夫々ラック41の孔42aに嵌合
挿入され、その段部44aがラック上面に当接して支持さ
れる。
出した8本のシリンダ下端をノズルチップラック41の一
の縦方向列の8個のノズルチップ44に同時に押圧的に嵌
合挿入させ、各シリンダ下端にノズルチップ44を装着す
る。
がプランジャ9及びOリング26のシール部分を略支点と
して個別に寸法l分揺動可能の構成であるため、上記8
本のシリンダ24を同時にノズルチップ44に挿入したと
き、シリンダ及びノズルチップ間のピッチに多少の誤差
があっても、各シリンダ24がノズルチップ44のピッチに
合わせて個別に横方向揺動して上記誤差を吸収し得る。
従って、全てのノズルチップ44はシリンダ下端に良好に
装着されるので、手作業によりノズルチップの装着程度
を確認したり、修正したりする必要が無くなり、作業性
を向上し得る。
て押し下げ、シャフト4を介してプランジャユニット6
を下動させ、8本のプランジャ9を同時に対応シリンダ
24に吸入液量に対応する一定ストローク分進入させる。
この状態で、マルチピペット1の8個のノズルチップ44
の下端を、一のマイクロプレート(図示せず)の8個の
対応試料充填孔に同時に挿入して試料に浸す。このマイ
クロプレートには、上記ノズルチップラック41の孔42a
の配列と同じピッチで、縦方向8列、横方向12列、合計
96個の夫々試料を充填した孔が設けられており、上述し
た8個のノズルチップ44の下端は所定の一の縦方向列の
試料充填孔に挿入されるのである。
ト4、プランジャ9はバネ13により、第3図に示す位置
まで上昇復帰し、これにより各ノズルチップ44内に所定
量の試料が夫々吸入される。
44の下端を、例えば他の同様のマイクロプレート(図示
せず)の8個の孔に同時に挿入して、再び押ボタン5を
押し下げる。すると、上記の場合と同じく各プランジャ
9が同一ストローク分下動し、これにより各ノズルチッ
プ44内の試料は対応するマイクロプレートの孔に排出分
注される。尚、分注は一のマイクロプレートから他のマ
イクロプレートに行うに限らず、例えば専用容器(リザ
ーバー)からマイクロプレートへ、又は一枚のマイクロ
プレート内で行ってもよい。
昭62−234,512号を参照)を採用しているので更に押し
ボタン5を押し下げることができ、これにより、最初の
排出操作にかかわらずノズルチップ44内に尚も残存して
いた試料は完全に排出され、吸入と排出の間で試料の容
量誤差が無くなる。最後に、押しボタン5の押圧力を解
除すると、シャフト4及びプランジャ9は第3図の位置
に上昇復帰する。
る。第5図中、押ボタン30をバネ35に抗して押し下げる
と、エゼクタ33が一体的に下動する。そして、まずエゼ
クタ33の下面が左右外側方2個づつ、合計4個のノズル
チップ44の上端に当接し、これらを押し下げてシリンダ
24から取外す。続いて、更に押ボタン30を押し下げる
と、今度はエゼクタ33の凹部33bの天井面が中央側の4
個のノズルチップ44に当接して同様にこれらをシリンダ
24から取外す。この構成によれば、8個のノズルチップ
44を一度に取り外そうとした場合に大きなエゼクト力が
必要なものに比して、4個づつ取り外すようにしている
のでエゼクト力が小さくて良く操作性が向上する。
チピペット51を示し、上記8チャンネルマルチピペット
と同一部分の説明は省略する。同図中、ハウジング3′
内のシリンダユニット6′は共通バー8′に12本のプラ
ンジャ9′を有し、かつシリンダユニット7′はシリン
ダホルダ22′、23′間に各プランジャに対応して12個の
シリンダ24′を保持している。このマルチピペット51に
よる操作は、12個のシリンダ24′下端に夫々ノズルチッ
プが装着されて、上記一のマイクロプレートの横方向列
の12個の試料充填孔に同時に挿入され、例えば他のマイ
クロプレートの12個の孔に同時に分注を行う点が異なる
のみで、その他は上記実施例と同様である。
23に比して、延在部37bが設けられている。この理由
は、ノズルチップ44の装着時に延在部37bが該チップ44
内に進入してそれだけ該チップ44内の空気容量を小さく
せしめて、チップ44内の空気容量が大きい場合に生じ易
い容量誤差の影響を抑えるようにしているのである。
に限らず、種々の数のチャンネルの構成に適用し得る。
次に示す利点がある。
び第2部分の上下2箇所で夫々所定の半径方向間隙を有
して取付けられているので前記第1部分又は第2部分を
夫々支点として個別に横方向へ揺動しかつ上下2箇所で
支持されて安定的に上記横方向揺動し得るため、複数の
プランジャが下動するとき、プランジャ及びシリンダ間
のピッチに多少の誤差があっても、各シリンダは複数の
プランジャのピッチに合わせて個別にかつ安定的に横方
向揺動して上記誤差寸法を吸収し得るので、プランジャ
はスムーズに上下動し得、操作性を向上し得る。
せたとき、シリンダ及びノズルチップ間のピッチに多少
の誤差があっても、各シリンダは複数のノズルチップの
ピッチに合わせて同様に個別にかつ安定的に横方向揺動
してこの誤差寸法も吸収し得るので、ノズルチップの装
着を迅速確実に行ない得、一層操作性を向上し得る。
若干大きくなるよう設定しているので、プランジャとシ
リンダにピッチずれがあっても良好な嵌合が行われて操
作性向上の効果が大きい。
す利点がある。
成となっているので、ボデイのハウジングに対する取付
け、取外しが極めて容易であり作業性を向上し得、従っ
てボデイ内及びハウジング内の点検作業も両者を分解し
て迅速かつ容易に行えて便利であり、又ハウジング側の
チャンネル数にかかわらずボデイの側を共用し得この点
についても便利である。
ナットに対して螺入されるので、ボデイの着脱作業は、
極めて小さな部材であるナットのみを回転させて行えば
よく、ボデイ自体又はハウジング自体という大きな部材
を回転させる必要がないので、着脱作業が容易であると
共に、ボデイ又はハウジングを回転させる途中に傷つけ
たり折損したりする等のおそれがない。
の一実施例である8チャンネルマルチピペットの正面図
及び側面図、第3図〜第5図は夫々、上記8チャンネル
マルチピペットの一部切断正面図、下面図及び一部省略
縦断側面図、第6図及び第7図は夫々、上記8チャンネ
ルマルチピペットの要部の拡大縦断正面図、及び同図中
シリンダユニット部分のVII−VII線に沿う断面図、第8
図はノズルチップラックにノズルチップを組付けた状態
の縦断図、第9図及び第10図は夫々、上記ノズルチップ
ラックの上方ラックの縦断図及び下面図、第11図は本発
明マルチピペットの他の実施例である12チャンネルマル
チピペットの一部切断正面図である。 1、51……マルチピペット、2……ボデイ 3、3′……ハウジング、4、10……シャフト 5、30……押ボタン 6、6′……プランジャユニット 7、7′……シリンダユニット 8、8′……共通バー、9、9′……プランジャ 13、27、35……バネ、16……ナット 22、22′……上方シリンダホルダ 22a……周縁凸部 23、23′……下方シリンダホルダ 24、24′……シリンダ、26……Oリング 28……エゼクタユニット、33……エゼクタ 33b……凹部、37……シリンダ本体 38……Oリング押え板 41……ノズルチップラック 42……上方ノズルチップラック 43……下方ノズルチップラック 44……ノズルチップ
Claims (5)
- 【請求項1】手動操作により複数のプランジャ(9)を
その初期位置からバネ(27)に抗して複数のシリンダ
(24)に夫々嵌合的に進入させ、しかる後複数のプラン
ジャの戻り動作時に複数のシリンダ内に所定量の液を吸
入し、次いで複数のプランジャを再び下動させてシリン
ダ内の該所定量の液を排出するマルチピペットにおい
て、 複数のシリンダ(24)が夫々、これらシリンダを支持す
る支持部材(22、23)に対し横方向へ揺動自在に取付け
られ、 前記複数のシリンダ(24)は夫々、前記初期位置のプラ
ンジャに近接した第1部分(22b)及び前記初期位置の
プランジャから離間した第2部分(23a)の二箇所にお
いて前記支持部材(22、23)により支持され、各シリン
ダ(24)は該第1部分(22b)及び該第2部分(23a)に
おいて支持部材(22、23)に対し夫々所定の半径方向間
隙(L、l)を有して支持され、各シリンダは前記第1
部分(22b)及び前記第2の部分(23a)を略支点として
夫々、前記横方向揺動を行い得ることを特徴とするマル
チピペット - 【請求項2】前記シリンダ(24)と第1の部分(22b)
との間隙(L)は、前記シリンダ(24)と第2の部分
(23a)との間隙(l)より大きいことを特徴とする請
求項1記載のマルチピペット。 - 【請求項3】前記支持部材(22、23)は、複数のシリン
ダ(24)全てを取付ける共通一体の部材であることを特
徴とする請求項1又は2記載のマルチピペット。 - 【請求項4】前記複数のシリンダ(24)は夫々、該各シ
リンダをプランジャ方向へ付勢して前記支持部材の所定
部に当接させるバネ(27)を備えていることを特徴とす
る請求項1乃至3のうち何れか1項記載のマルチピペッ
ト。 - 【請求項5】ボデイ(2)を握って該ボデイより突出し
た押ボタン(5)を指により押圧下動させ、該ボデイ内
の中間機構を介して、複数のプランジャ(9)をバネ
(13)に抗して複数のシリンダに夫々嵌合的に進入さ
せ、しかる後複数のプランジャの戻り動作時に複数のシ
リンダ内に所定量の液を吸入し、次いで複数のプランジ
ャを再び下動させてシリンダ内の該所定量の液を排出す
るマルチピペットにおいて、 前記複数のプランジャ(9)及び複数のシリンダ(24)
は一のハウジング(3)内に収納されており、 前記ボデイ(2)は該ハウジング(3)に対し、螺合に
より取付けられる構成となっており、 前記ハウジング(3)に設けられた凹部(15)に、手動
により回転操作可能なナット(16)が収納されており、
前記ボデイは該ナットに螺入され固定されることを特徴
とするマルチピペット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321304A JP2701900B2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | マルチピペット |
US07/368,276 US5021217A (en) | 1988-12-20 | 1989-06-19 | Multipipet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63321304A JP2701900B2 (ja) | 1988-12-20 | 1988-12-20 | マルチピペット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02169043A JPH02169043A (ja) | 1990-06-29 |
JP2701900B2 true JP2701900B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
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