JP2756380B2 - 火薬力作動型の固定具打込み装置 - Google Patents
火薬力作動型の固定具打込み装置Info
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- JP2756380B2 JP2756380B2 JP3201166A JP20116691A JP2756380B2 JP 2756380 B2 JP2756380 B2 JP 2756380B2 JP 3201166 A JP3201166 A JP 3201166A JP 20116691 A JP20116691 A JP 20116691A JP 2756380 B2 JP2756380 B2 JP 2756380B2
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
- B25C1/10—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
- B25C1/14—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil
- B25C1/143—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge acting on an intermediate plunger or anvil trigger operated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25C—HAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
- B25C1/00—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
- B25C1/08—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure
- B25C1/10—Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by combustion pressure generated by detonation of a cartridge
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハウジングを具える火
薬力作動型の固定具打込み装置に関し、特に、該ハウジ
ングには軸線方向に変位可能にバレルおよび閉塞部材を
配置し、バレルに薬包のための受けを設け、撃針を含む
閉塞部材は、打込み方向に作動するばね素子を介してハ
ウジングに支持する打ち込み装着に係るものである。
薬力作動型の固定具打込み装置に関し、特に、該ハウジ
ングには軸線方向に変位可能にバレルおよび閉塞部材を
配置し、バレルに薬包のための受けを設け、撃針を含む
閉塞部材は、打込み方向に作動するばね素子を介してハ
ウジングに支持する打ち込み装着に係るものである。
【0002】
【従来技術】上述した構成の火薬力作動型の固定具打込
み装置として、使用材料および操作者に不都合な影響を
及ぼす推進反力の低減を目的とするものは、ドイツ連邦
共和国特許第 16 03 843号明細書に記載されており、既
知である。この装置においては、ハウジングにバレルお
よび閉塞部材を変位可能に設ける。バレルおよび閉塞部
材を変位可能にハウジングに配置することにより、推進
反力の低減は、特に、設計構造に係る欠点を甘受した場
合にのみ達成される。これは、閉塞部材に設けた撃針を
慣用的な方法で、すなわち固定具打込み装置を基盤に対
して押付けた状態で作動させることが不可能であるから
である。その結果、既知の解決方法によれば、撃針に衝
突するハンマーは撃針から外れた軸線上に配置され、そ
のためにはハンマーと撃針との間に旋回レバーを設ける
ことが不可欠である。
み装置として、使用材料および操作者に不都合な影響を
及ぼす推進反力の低減を目的とするものは、ドイツ連邦
共和国特許第 16 03 843号明細書に記載されており、既
知である。この装置においては、ハウジングにバレルお
よび閉塞部材を変位可能に設ける。バレルおよび閉塞部
材を変位可能にハウジングに配置することにより、推進
反力の低減は、特に、設計構造に係る欠点を甘受した場
合にのみ達成される。これは、閉塞部材に設けた撃針を
慣用的な方法で、すなわち固定具打込み装置を基盤に対
して押付けた状態で作動させることが不可能であるから
である。その結果、既知の解決方法によれば、撃針に衝
突するハンマーは撃針から外れた軸線上に配置され、そ
のためにはハンマーと撃針との間に旋回レバーを設ける
ことが不可欠である。
【0003】上記の欠点により、ドイツ連邦共和国特許
第 16 03 843号明細書に基づく解決方法は、推進反力を
回避する意味で有利であり、また、発生するガス圧によ
り惹起された閉塞部材の変位を、例えば、薬包の供給な
どの他の機能に有効に活用する可能性を拓くにも拘わら
ず、広く普及することはなかった。
第 16 03 843号明細書に基づく解決方法は、推進反力を
回避する意味で有利であり、また、発生するガス圧によ
り惹起された閉塞部材の変位を、例えば、薬包の供給な
どの他の機能に有効に活用する可能性を拓くにも拘わら
ず、広く普及することはなかった。
【0004】
【発明の開示】本発明の課題は、推進反力を低減し得る
構造を有するとともに、従来の方法で撃針を簡単に作動
させることが可能な火薬力作動型の固定具打ち込み装置
を提案するにある。
構造を有するとともに、従来の方法で撃針を簡単に作動
させることが可能な火薬力作動型の固定具打ち込み装置
を提案するにある。
【0005】この課題を解決するため、本発明による固
定具打込み装置は、ハウジングと閉塞部材との間に、薬
包の起爆後に発生するガス圧によって生じ、打込み方向
とは逆方向に作用する力を克服しつつ解除可能な、閉塞
部材の打込み方向とは逆方向の変位を許容する係止素子
を設けたことを特徴とするものである。
定具打込み装置は、ハウジングと閉塞部材との間に、薬
包の起爆後に発生するガス圧によって生じ、打込み方向
とは逆方向に作用する力を克服しつつ解除可能な、閉塞
部材の打込み方向とは逆方向の変位を許容する係止素子
を設けたことを特徴とするものである。
【0006】係止素子は、挿入位置において、ハウジン
グに支持することにより、基盤に銃口部を押し付けてバ
レルが変位する間、閉塞部材の変位を妨げるため、押圧
により、閉塞部材に支持する撃針の引張ばねを緊張させ
ることができる。打込み方向で閉塞部材に作用するばね
素子は、もっぱら閉塞部材を打込み方向側の初期位置に
変位させる機能を発揮するため、所要の力に応じて小さ
な寸法とすることができる。
グに支持することにより、基盤に銃口部を押し付けてバ
レルが変位する間、閉塞部材の変位を妨げるため、押圧
により、閉塞部材に支持する撃針の引張ばねを緊張させ
ることができる。打込み方向で閉塞部材に作用するばね
素子は、もっぱら閉塞部材を打込み方向側の初期位置に
変位させる機能を発揮するため、所要の力に応じて小さ
な寸法とすることができる。
【0007】ガス圧で生じ、係止素子を解除させる力
は、引張ばねに加わる引張力と対比して相当に大とする
ことが可能である。係止素子を解除した後、バレルと閉
塞部材は共にガス圧によって打込み方向とは逆方向に変
位する。打込み工程が完了すると、ばね素子は閉塞部材
を再び打込み方向に推進し、続いて係止素子により係止
される。
は、引張ばねに加わる引張力と対比して相当に大とする
ことが可能である。係止素子を解除した後、バレルと閉
塞部材は共にガス圧によって打込み方向とは逆方向に変
位する。打込み工程が完了すると、ばね素子は閉塞部材
を再び打込み方向に推進し、続いて係止素子により係止
される。
【0008】係止素子は、閉塞部材に配置するのが好適
である。これにより、外部からの機械的な損傷を防ぐハ
ウジング内部の取付けが構造が実現されるからである。
その際、係止素子のために打込み方向に転じた当接肩部
をハウジングに設けることが有利である。当接肩部は、
例えば、凹所または貫通部の隔壁によってハウジング内
に形成することができる。
である。これにより、外部からの機械的な損傷を防ぐハ
ウジング内部の取付けが構造が実現されるからである。
その際、係止素子のために打込み方向に転じた当接肩部
をハウジングに設けることが有利である。当接肩部は、
例えば、凹所または貫通部の隔壁によってハウジング内
に形成することができる。
【0009】係止素子は、シングルアーム型式のロッカ
ーレバーとして形成するのが有利である。ロッカーレバ
ーは、一端部を閉塞部材に支持する回転軸受けとして供
するものとし、他端部はハウジング側の当接肩部と接触
する係止凸部を支持するものとする。閉塞部材にはロッ
カーレバーを受けるための凹所を設けることができ、こ
の凹所はロッカーレバーが解除のために潜入できる寸法
に形成するのが有利である。
ーレバーとして形成するのが有利である。ロッカーレバ
ーは、一端部を閉塞部材に支持する回転軸受けとして供
するものとし、他端部はハウジング側の当接肩部と接触
する係止凸部を支持するものとする。閉塞部材にはロッ
カーレバーを受けるための凹所を設けることができ、こ
の凹所はロッカーレバーが解除のために潜入できる寸法
に形成するのが有利である。
【0010】ロッカーレバーを有利に解除可能とするた
め、制御スタッドと協働して解除に供する制御面をロッ
カーレバーに設けるのが望ましい。制御スタッドは、閉
塞部材に設けることができ、起爆後のガス圧の発生に伴
い閉塞部材とともに打込み方向と逆方向に転ずる。ハウ
ジング側の当接肩部において支持することにより後方へ
変位不能とされロッカーレバーは、閉塞部材の特定の変
位経路に沿って制御スタッドから制御面を超えて移動し
た後に解除され、打込み方向と逆方向に更に変位する閉
塞部材によって連行される。
め、制御スタッドと協働して解除に供する制御面をロッ
カーレバーに設けるのが望ましい。制御スタッドは、閉
塞部材に設けることができ、起爆後のガス圧の発生に伴
い閉塞部材とともに打込み方向と逆方向に転ずる。ハウ
ジング側の当接肩部において支持することにより後方へ
変位不能とされロッカーレバーは、閉塞部材の特定の変
位経路に沿って制御スタッドから制御面を超えて移動し
た後に解除され、打込み方向と逆方向に更に変位する閉
塞部材によって連行される。
【0011】ハウジングと閉塞部材の間の係止結合を確
実なものとするため、復元ばねのばね力に抗して係止素
子を解除するのが有利である。復元ばねとしては、例え
ば、係止素子の復元力を捕捉すると共に、閉塞部材の弾
性緩衝部材として機能する皿ばねユニットが好適であ
る。
実なものとするため、復元ばねのばね力に抗して係止素
子を解除するのが有利である。復元ばねとしては、例え
ば、係止素子の復元力を捕捉すると共に、閉塞部材の弾
性緩衝部材として機能する皿ばねユニットが好適であ
る。
【0012】
【発明を実施するたの最良の形態】以下、本発明を図示
の実施例について一層具体的に説明する。
の実施例について一層具体的に説明する。
【0013】図示の固定具打込み装置は、側方に突出し
た握り1aを有するハウジング1を具えている。握り1aに
は起爆工程を開始するための引金2を設ける。基盤に対
して打込み方向に押圧可能な銃口部分(図示せず)をハ
ウジング1から前方に突出させる。基盤に対して押圧す
る際にハウジング1内の銃口部分は、バレル5を後方の
図1に示した位置へ変位させる。バレル5にバレルを後
方へ突出させる連接ロッド6を設け、この連接ロッドは
交差ピン7により変位不能に保持する。
た握り1aを有するハウジング1を具えている。握り1aに
は起爆工程を開始するための引金2を設ける。基盤に対
して打込み方向に押圧可能な銃口部分(図示せず)をハ
ウジング1から前方に突出させる。基盤に対して押圧す
る際にハウジング1内の銃口部分は、バレル5を後方の
図1に示した位置へ変位させる。バレル5にバレルを後
方へ突出させる連接ロッド6を設け、この連接ロッドは
交差ピン7により変位不能に保持する。
【0014】バレル5の背後で、ハウジング1の略管状
をなす案内部材9には閉塞部材8を設ける。案内部材9
はハウジング1のプラスチック製カバー11内に嵌入す
る。閉塞部材8には、シングルアーム型式のロッカーレ
バーよりなる係止素子12を設ける。係止素子12は、前端
部12aにおいて閉塞部材8の受け孔8a内に嵌入させる。
係止素子12の別の端部には、側方に突出した係止凸部12
bを設ける。この係止凸部は、待機位置(図1参照)に
おいてハウジング1または案内部材9の窓状凹所9aと係
合させ、後方の凹所9aに形成された当接肩部9bにより支
持する。重合配置した皿ばねから成る復元ばね13によ
り、係止素子12を係合位置に保持する。すなわち、復元
ばね13は、ディスク14, 15を介し、後方では係止素子12
の肩部12cにおいて、また前方では閉塞部材8の肩部8b
において支持する。復元ばね13は、係止素子12に付勢状
態で取付け、その付勢力を維持するためにディスク15の
受け部材としての当接ピン16を係止素子12に設ける。
をなす案内部材9には閉塞部材8を設ける。案内部材9
はハウジング1のプラスチック製カバー11内に嵌入す
る。閉塞部材8には、シングルアーム型式のロッカーレ
バーよりなる係止素子12を設ける。係止素子12は、前端
部12aにおいて閉塞部材8の受け孔8a内に嵌入させる。
係止素子12の別の端部には、側方に突出した係止凸部12
bを設ける。この係止凸部は、待機位置(図1参照)に
おいてハウジング1または案内部材9の窓状凹所9aと係
合させ、後方の凹所9aに形成された当接肩部9bにより支
持する。重合配置した皿ばねから成る復元ばね13によ
り、係止素子12を係合位置に保持する。すなわち、復元
ばね13は、ディスク14, 15を介し、後方では係止素子12
の肩部12cにおいて、また前方では閉塞部材8の肩部8b
において支持する。復元ばね13は、係止素子12に付勢状
態で取付け、その付勢力を維持するためにディスク15の
受け部材としての当接ピン16を係止素子12に設ける。
【0015】閉塞部材8には、撃針17を変位可能に設け
る。撃針17の前面には、側方に突出する連接スタッド17
aを設ける。連接スタッド17aは、閉塞部材8に嵌入す
る連接ロッド6の軸線方向延長線上に突出させる。バレ
ル5を後方へ変位させる際に連接ロッド6は、連接スタ
ッド17aの作用下において、後側で閉塞部材8に支持し
た引張ばね18のばね力に抗して撃針17を図示の待機位置
まで連行する。その際、当接肩部9aにおいて嵌入状態で
支持する係止素子12は、閉塞部材8が後方へ一体変位す
るのを阻止する。
る。撃針17の前面には、側方に突出する連接スタッド17
aを設ける。連接スタッド17aは、閉塞部材8に嵌入す
る連接ロッド6の軸線方向延長線上に突出させる。バレ
ル5を後方へ変位させる際に連接ロッド6は、連接スタ
ッド17aの作用下において、後側で閉塞部材8に支持し
た引張ばね18のばね力に抗して撃針17を図示の待機位置
まで連行する。その際、当接肩部9aにおいて嵌入状態で
支持する係止素子12は、閉塞部材8が後方へ一体変位す
るのを阻止する。
【0016】バレル5の受け5aに装着した薬包19を起爆
させるため、撃針17には、前方に突出する撃針先端部17
bを設ける。この先端部は、閉塞部材8の貫通開口8cを
通過して薬包19に到達し得るものとする。受け5aは、チ
ャンネル5bを介して銃身孔5cと連結し、銃身孔には公知
方法により推進ピストン21を変位可能に設ける。後側で
は撃針17に戻しばね22を設け、この戻しばね22は後方で
はディスク23により、また前方では受けリング24を介し
て撃針17により支持する。
させるため、撃針17には、前方に突出する撃針先端部17
bを設ける。この先端部は、閉塞部材8の貫通開口8cを
通過して薬包19に到達し得るものとする。受け5aは、チ
ャンネル5bを介して銃身孔5cと連結し、銃身孔には公知
方法により推進ピストン21を変位可能に設ける。後側で
は撃針17に戻しばね22を設け、この戻しばね22は後方で
はディスク23により、また前方では受けリング24を介し
て撃針17により支持する。
【0017】閉塞部材8は、ハウジング1または案内部
材9により支持するばね素子25に対し前方、すなわち打
込み方向で衝突する。ばね素子25のばね力は、撃針17が
待機位置まで変位することによっても影響を受けない。
閉塞素子8による推力は、嵌入した係止素子12を介して
ハウジング1を支持するためである。したがって、ばね
素子25は、もっぱら図1に示す位置まで閉塞部材8を変
位させる機能を発揮するため、所要の力に応じて小さな
寸法に形成することが可能である。
材9により支持するばね素子25に対し前方、すなわち打
込み方向で衝突する。ばね素子25のばね力は、撃針17が
待機位置まで変位することによっても影響を受けない。
閉塞素子8による推力は、嵌入した係止素子12を介して
ハウジング1を支持するためである。したがって、ばね
素子25は、もっぱら図1に示す位置まで閉塞部材8を変
位させる機能を発揮するため、所要の力に応じて小さな
寸法に形成することが可能である。
【0018】起爆工程は引金2を作動して開始され、そ
れ自体は既知の図示しない手段を介して撃針17が旋回し
て連接スタッド17aを連接ロッド6の作用範囲から離脱
させる。撃針17は、緊張した引張ばね18により薬包19に
向けて推進し、それに伴って撃針の先端部17bを介して
起爆される。次に、撃針17は戻しばね22により撃針の先
端部17bが薬包19から離間するまで再び後退する。
れ自体は既知の図示しない手段を介して撃針17が旋回し
て連接スタッド17aを連接ロッド6の作用範囲から離脱
させる。撃針17は、緊張した引張ばね18により薬包19に
向けて推進し、それに伴って撃針の先端部17bを介して
起爆される。次に、撃針17は戻しばね22により撃針の先
端部17bが薬包19から離間するまで再び後退する。
【0019】薬包19の起爆により生じるガス圧は推進ピ
ストン21に衝突する。このガス圧は、固定素子を打込み
方向で基盤に打込むために銃身孔5c内で加速される。そ
の反面、ガス圧は、バレル5および閉塞部材8に対して
打込み方向とは逆方向に作用する力を生じる。この力は
復元ばね13のばね力を高めるため、閉塞部材8は係止素
子12に対して相対的に変位する。閉塞部材8の制御スタ
ッド8dが係止素子12の制御面12dと協働することによ
り、係止素子12は前記の相対変位により凹所9aから解除
される。係止素子12が前端部12aを中心として旋回し、
復元ばね13のばね力に抗して受け孔8aで解除される。閉
塞部材8およびバレル5を打込み方向に沿って更に変位
させれば、係止凸部12bを有する係止素子12は、図2に
示すように案内部材9の内周輪郭に沿って滑動する。そ
の際、係止素子12は、打込み方向に沿って閉塞部材8の
背面8eにおいて支持される。打込み工程の完了後、閉塞
部材8は、ばね素子25のばね力によって再び図1に示し
た待機位置まで移動する。そこで、連動する係止素子12
は、係止凸部12bと共に再び凹所9aの領域に到達し、復
元ばね13により旋回して係合する。
ストン21に衝突する。このガス圧は、固定素子を打込み
方向で基盤に打込むために銃身孔5c内で加速される。そ
の反面、ガス圧は、バレル5および閉塞部材8に対して
打込み方向とは逆方向に作用する力を生じる。この力は
復元ばね13のばね力を高めるため、閉塞部材8は係止素
子12に対して相対的に変位する。閉塞部材8の制御スタ
ッド8dが係止素子12の制御面12dと協働することによ
り、係止素子12は前記の相対変位により凹所9aから解除
される。係止素子12が前端部12aを中心として旋回し、
復元ばね13のばね力に抗して受け孔8aで解除される。閉
塞部材8およびバレル5を打込み方向に沿って更に変位
させれば、係止凸部12bを有する係止素子12は、図2に
示すように案内部材9の内周輪郭に沿って滑動する。そ
の際、係止素子12は、打込み方向に沿って閉塞部材8の
背面8eにおいて支持される。打込み工程の完了後、閉塞
部材8は、ばね素子25のばね力によって再び図1に示し
た待機位置まで移動する。そこで、連動する係止素子12
は、係止凸部12bと共に再び凹所9aの領域に到達し、復
元ばね13により旋回して係合する。
【図1】図1は、本発明による固定具打込み装置の待機
位置における後部領域を示した断面図である。
位置における後部領域を示した断面図である。
【図2】図2は、図1に示す固定具打込み装置の起爆工
程完了時における後部領域を示した断面図である。
程完了時における後部領域を示した断面図である。
1 ハウジング 1a 握り 2 引金 5 バレル 5a 受け 5b チャンネル 5c 銃身孔 6 連接ロッド 7 交差ピン 8 閉塞部材 8a 受け孔 8b 肩部 8c 貫通開口 9 案内部材 9a 凹所 9b 当接肩部 11 プラスチック製カバー 12 係止素子 12b 係止凸部 12c 肩部 13 復元ばね 14,15,23 ディスク 17 撃針 17a 連接スタッド 17b 撃針の先端部 18 引張ばね 19 薬包 21 推進ピストン 22 戻しばね 24 受けリング 25 ばね素子
Claims (6)
- 【請求項1】 ハウジング(1)を具える火薬力作動型
の固定具打込み装置であって、該ハウジングにバレル
(5)および閉塞部材(8)を軸線方向に変位可能に配
置し、バレル(5)に薬包(19)のための受け(5a)を
設け、撃針(17)を含む閉塞部材(8)を、打込み方向
に作動するばね素子(25)を介してハウジング(1)に
支持するものにおいて、ハウジング(1)と閉塞部材
(8)との間に、薬包(19)の起爆後に発生するガス圧
によって生じ、打込み方向とは逆方向に作用する力を克
服しつつ解除可能な、閉塞部材(8)の打込み方向とは
逆方向の変位を許容する係止素子(12)を設けたことを
特徴とする固定具打込み装着。 - 【請求項2】 請求項1記載の打込み装置において、係
止素子(12)を閉鎖部材(8)に配置したことを特徴と
する打込み装置。 - 【請求項3】 請求項2記載の打込み装置において、打
込み方向に転じた係止素子(12)のための当接肩部(9
b)をハウジング(1)に設けたことを特徴とする打込
み装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の打
込み装置において、係止素子(12)は、シングルアーム
型式のロッカーレバーとして形成したことを特徴とする
打込み装置。 - 【請求項5】 請求項4記載の打込み装置において、ロ
ッカーレバーには、制御スタッド(8d)と協働させて係
止素子の解除に供する制御面(12d)を設けたことを特
徴とする打込み装置。 - 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項に記載の打
込み装置において、係止素子(12)を復元ばね(13)の
ばね力に抗して解除可能としたことを特徴とする打込み
装置。
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