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JP2756025B2 - 転写紙スイッチバック装置 - Google Patents

転写紙スイッチバック装置

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JP2756025B2
JP2756025B2 JP2194289A JP19428990A JP2756025B2 JP 2756025 B2 JP2756025 B2 JP 2756025B2 JP 2194289 A JP2194289 A JP 2194289A JP 19428990 A JP19428990 A JP 19428990A JP 2756025 B2 JP2756025 B2 JP 2756025B2
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史 田鍋
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Registering Or Overturning Sheets (AREA)
  • Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機やプリンタにおいて転写紙を搬送す
る経路の途中で転写紙のスイッチバックを行う転写紙ス
イッチバック装置に関するものである。
従来の技術 従来におけるスイッチバック装置としては、その第一
の従来例として、米国特許3944212号明細書に開示され
ているものがある。これは、第5図に示すように、3連
式の搬送ローラ1,2,3と、スイッチバック部4に配置さ
れた非真円の逆送ローラ5と、この逆送ローラ5に従動
する従動ローラ6とが設けられたものである。また、そ
の従動ローラ6と前記搬送ローラ1との間、及び、逆送
ローラ5と前記搬送ローラ3との間には、搬送された転
写紙7を検知する転写紙検知器8,9がそれぞれ配設され
ている。これにより、転写紙7は搬送ローラ1,2の間か
ら搬入され、これを通り抜けた後、逆送ローラ5が作用
するまでの間は転写紙7はいずれのローラにも作用され
ず逆送ローラ5と従動ローラ6との間に進入していく。
その後、逆送ローラ5が駆動することによって転写紙7
は逆送され搬送ローラ2,3の間から搬出されることによ
りスイッチバック動作を完了する。
また、その第二の従来例として、特開昭58−207247号
公報に開示されているものがある。これを、第6図に基
づいて説明する。搬送ローラ10,11,12は、搬入手段、排
出手段を兼ねた3連式ローラであり、これらはいずれも
常時回転している。搬入側の搬送ローラ10,11の上流に
位置して転写紙13の後端を検知するために転写紙検知器
14が配設されている。また、スイッチバック部15内に
は、正逆回転する非真円の正逆転ローラ16とこれに従動
する従動ローラ17とが配設されている。このように構成
されたスイッチバック機構において、転写紙13は搬送ロ
ーラ10,11に挾まれて搬送され、その転写紙13が正逆転
ローラ16と従動ローラ17との間に来た後に、正逆転ロー
ラ16をa方向に回転させることにより従動ローラ17との
間で当接させ、その後、正逆転ローラ16をb方向に逆転
させる。これにより、転写紙13は逆送され、搬送ローラ
11,12間に挾まれて搬出されることにより、スイッチバ
ック動作を完了する。
発明が解決しようとする課題 第一の従来例の場合、転写紙7をスイッチバック部4
に導入する際、転写紙7の後端が搬送ローラ1を通過し
逆送ローラ5が作用するまでの間、転写紙7はいずれの
ローラにも拘束されない。このため、その拘束されない
間に転写紙7にスキュー(徐行)が発生するという問題
がある。しかも、このような水平スイッチバック搬送を
行うような場合には、逆送ローラ5が作用しても転写紙
7の後端が搬出用の搬送ローラ2,3に入り込むとは限ら
ず、転写紙7の自重により後端が垂れ下がって搬入用の
搬送ローラ1,2のニップ方向に進んでしまい後端が折れ
てジャムとなる可能性が大きい。
第二の従来例のようなスイッチバック機構では、転写
紙を常にいずれかのローラに拘束させているため、上述
したようなスイッチバック部15での転写紙13のスキュー
といった現象は回避することができるが、しかし、この
スイッチバック機構をレジストローラ18,19の直前の位
置に適用すると、露光走査光学系のタイミングと搬送タ
イミングとを合わせるために停止しているレジストロー
ラ18,19に転写紙13を突き当ててその転写紙13の先端合
わせを行うが、この場合、レジストローラ18,19の直前
に規定量のたるみを作った状態で搬送ローラ11,12の回
転を停止することによりスキューを矯正し、レジストロ
ーラ18,19のスタートと共に再び搬送ローラ11,12の回転
を停止することによって転写紙13のスイッチバックを行
う必要がある。このため、一枚目の転写紙13がレジスト
ローラ18,19のスタートを待機している間は、3連式の
搬送ローラ10,11,12は停止し二枚目以降の転写紙13も待
機状態となる。従って、このような待機状態を備えた機
構は、レジスト前の拘束スイッチバック機構としては不
適当なものとなる。
また、第一の従来例と同様に、水平スイッチバック搬
送を行う場合には、正逆転ローラ16が逆転しても、転写
紙13の後端が搬送用の搬送ローラ11,12の間に入り込む
とは限らず、転写紙13の自重により後端が垂れ下がって
搬入用の搬送ローラ10,11のニップ方向に進んでしま
い、後端が折れてジャムになる可能性がある。
そこで、これまでに述べたような問題を解決するもの
として、特開平1−337771号に「スイッチバック装置」
として本出願人により出願されているものがある。これ
は、第7図に示すように、搬送路20中に設けられた一対
のレジストローラ21,22と、その搬送路20中に設けられ
た駆動ローラ23と、この駆動ローラ23と接する従動ロー
ラ24と、スイッチバック部25に設けられた正逆転ローラ
26と、この正逆転ローラ26と接する接離ローラ27と、そ
の接離ローラ27の上下動を駆動制御する駆動装置28と、
分岐搬送路29中に設けられた前記駆動ローラ23と接する
従動ローラ30と、その分岐搬送路29中に位置する用紙セ
ンサ31と、逆流防止用のストッパー32とが設けられたも
のである。
このように正逆転ローラ26の部分を切離可能とするこ
とによって、そのスイッチバック部25での転写紙33のす
れ違い搬送を行い、これにより紙送り間隔の時間短縮を
図ることができる。また、レジストローラ21,22の直前
の位置に低トルクのトルクリミッタを介して駆動する駆
動ローラ23を配設したことによって、転写紙33のスキュ
ーを補正することができる。
しかし、この場合、搬入用のローラとして働く駆動ロ
ーラ23が常回転なので、転写紙33が所定のタイミングよ
りも早くその駆動ローラ23に到達すると、接離ローラ27
が隔離する前に転写紙33の後端が正逆転ローラ26のニッ
プにぶつかってジャムとなる。従って、このように当ス
イッチバック機構では、上流での転写紙33の搬入のタイ
ミングずれによって反転性能が左右される恐れがある。
課題を解決するための手段 そこで、このような問題点を解決するために、本発明
は、複写機の感光体線速と同期して転写紙を送出するた
めに間欠回転を行う一対のレジストローラの直前に位置
してトルクリミッタを介して駆動される搬送ローラを設
け、この搬送ローラに当接する従動コロを設け、前記搬
送ローラ手段の上流に転写紙をスイッチバックさせるた
めの一対の正逆回転可能な正逆回転ローラを設け、この
正逆回転ローラに当接する接離ローラを設け、この接離
ローラに前記正逆転ローラとの間のニップを接離可能と
する接離装置を接続し、前記正逆回転ローラの回転方向
によって転写紙の進行方向を変換する際に一時的に前記
転写紙をストックするスイッチバック部を設け、前記正
逆回転ローラから前記搬送ローラに至る搬送路に分岐搬
送路を形成し、この分岐搬送路より前記正逆転ローラに
向けて転写紙を搬入する転写紙搬入手段を設け、前記分
岐搬送路の分岐点近傍に前記転写紙の先端部及び後端部
を検出する転写紙検出手段を設け、前記転写紙搬入手段
の駆動を制御する転写紙搬入駆動制御手段を設けた。
作用 従って、転写紙搬入手段から正逆転ローラに向けて送
られる転写紙を転写紙検出手段により検出し、その転写
紙の搬送制御を転写紙搬入駆動制御手段を用いて制御す
ることによって、分岐搬送路から搬送路への転写紙の飛
び出しを補正制御することが可能となり、これにより従
来のようなスキューやジャムといった現象をなくしたス
イッチバック機構を実現することができる。
実施例 本発明の一実施例を第1図ないし第4図に基づいて説
明する。第1図に基づいて本装置の全体構成について述
べる。搬送路34の一端には図示しない感光体上の画像と
同期して転写紙35を送り出すために間欠回転を行う一対
のレジストローラ36,37が配設されている。このレジス
トローラ36,37の上流側には搬送ローラとしての補正ロ
ーラ38が設けられている。この補正ローラ38には従動コ
ロ39が当接している。前記補正ローラ38は、トルクリミ
ッタ40(第2図参照)を介してトルクが伝達されるよう
になっている。前記レジストローラ36,37と補正ローラ3
8との間をつなぐ搬送路34は、ガイド板によって構成さ
れており、この場合、ガイド板間が2mm程度となってお
り転写紙35が座屈しにくくなっている。
第2図はトルクリミッタ40の一例を示したものであ
り、このようにコイルスプリングクラッチのクラッチ胴
に対するゆるみ方向の抵抗力(空転力)を利用したもの
を使用することもできる。すなわち、トルクリミッタ40
は、ボス部41と、ハウジング部42と、コイルスプンリン
グ43とから構成されている。ボス部41は、コイルプリン
グ43の略半分が捲着されている駆動側クラッチ胴部を有
しボス部41に回り止めを設けて駆動軸44と一体で回転さ
せる。ハウジング部42は内側にコイルスプリング43を収
容する空間を有し、また、外周部の両端に弾性ゴム輪を
位置決めする一対のフランジ部を有する。コイルスプリ
ング43の内径及びクラッチ胴の外径、コイルスプリング
43の巻き数はトルクリミッタとしての空転トルクを考慮
して適宜決定される。この第2図では、A方向からみ
て、ゴム輪45が時計方向に回転して転写紙を搬送する
時、コイルスプリング43の巻き方向を左巻きとする。ボ
ス部41の小径部にハウジング部42を挿入し、端部を止め
輪46で止める。これにより補正ローラ38は、トルクリミ
ッタ40の空転トルク以下の搬送負荷がかかるとスプリン
グ部で空転を起こすことになる。
前記従動コロ39は、比較的摩擦抵抗の小さな材料(樹
脂、金属等)で構成し、リン青銅の板ばねからなる支持
部材47で回転自在にし、トルクリミッタ40で駆動する補
正ローラ38に圧接させる。なお、従動コロ39のコロ幅を
補正ローラ38のコロ幅よりも狭くしその表面を滑らかな
平面又は球面状とするとよい。
前記補正ローラ38の上流側には転写紙35をストックす
るスイッチバック部48が設けられている。このスイッチ
バック部48には正逆転ローラ49が設けられており、この
正逆転ローラ49はスイッチバック部48にストックされた
転写紙35の搬送方向を切り替えるために正逆転の切り替
えが可能となっている。
前記正逆転ローラ49には接離ローラ50が当接してお
り、この接離ローラ50には接離装置51が接続されてい
る。この接離装置51には接離ソレノイド52が設けられて
おり、この接離ソレノイド52がオンすると軸53を中心に
アーム54,55が回転して接離ローラ50が正逆転ローラ49
に当接し、また、接離ソレノイド52がオフするとバネ56
によって接離ローラ50が正逆転ローラ49より離れるよう
になっている。このように接離装置51は、接離ローラ50
を正逆転ローラ49に接触させたり離したりする働きがあ
り、これにより正逆転ローラ49の駆動力を転写紙35に伝
えたり切ったりすることができる。
また、前記搬送路34には分岐搬送路57が連設されてお
り、この分岐搬送路57には転写紙搬入手段としての一対
の搬入ローラ58,59が設けられている。この搬入ローラ5
8,59にはその駆動を制御する図示しない転写紙搬入駆動
制御手段が接続されている。これにより、所定のタイミ
ングで搬入ローラ58,59を駆動回転させることによって
転写紙35をスイッチングバック部48内に搬入させること
ができる。
また、前記分岐搬送路57には、前記転写紙35の先端部
及び後端部を検出する転写紙検出手段としての転写紙検
知センサ60が配設されている。前記分岐搬送路57の分岐
点付近には、転写紙35の逆流を防止するために弾性体か
らなる逆流防止用部材61が設けられている。この逆流防
止用部材61は搬送路34の一面に両面テープなどによって
片持ち支持されている。これにより、逆流防止用部材61
は転写紙35の搬入の際には図中点線のように湾曲し、転
写紙35の搬入が終わると実線の位置に戻り転写紙35の逆
流を防止することができる。
このような構成において、転写紙35の搬送経路を第3
図(a)〜(g)に基づいて順次説明していく。
まず、(a)では、積載された転写紙35のうちの最上
位の転写紙62が給紙ローラ63によって給紙される。この
時、搬入ローラ58,59は転写紙62の挿入に備えて矢印方
向に回転する。
次に、(b)では、最上位の転写紙62の先端が転写紙
検知センサ60によって検知されると、搬入ローラ58,59
及び給紙ローラ63の駆動が切れ、所定時間経過後に再び
搬入ローラ58,59の駆動が入り、これによりスイッチバ
ック部48内に転写紙62が搬入されることになる。
次に、(c)では、接離ローラ50が正逆転ローラ49に
当接されることにより、転写紙62は搬入ローラ58,59と
正逆転ローラ49とによってさらに奥へと搬入される。こ
こで、このようなフリクションパッド給紙においては、
2枚目の転写紙64が1枚目の転写紙62の給紙時に連送り
されることにより、先端が規定の位置よりも飛出距離1
だけ飛び出した状態になる。
次に、(d)では、1枚目(最上位)の転写紙62の後
端部が逆流防止用部材61を通過した後に正逆転ローラ49
を逆回転させ、転写紙62のスイッチバックを行う。ま
た、給紙ローラ63は2枚目の転写紙64が規定の位置にあ
るものとして給紙を始める。
次に、(e)では、2枚目の転写紙64は1枚目の転写
紙62の時よりも飛出距離1だけ早く転写紙検知センサ60
に到達するが、所定の時間まで搬入ローラ58,59は停止
するので、これにより飛び出しを補正される。また、こ
の時、接離ローラ50が正逆転ローラ49から離反して2枚
目の転写紙64の挿入に備える。これと同時に、正逆転ロ
ーラ49が矢印方向に回転を始め2枚目の転写紙64の搬入
を補助するが、1枚目の転写紙62の先端が補正ローラ38
のニップに挾持され、さらに、接離ローラ50のニップが
解除されているため1枚目の転写紙62の搬送には影響を
与えない。
次に、(f)では、1枚目の転写紙62は補正ローラ38
によって待機しているレジストローラ36,37まで搬送さ
れて、レジストニップに突き当たり停止する。この時、
1枚目の転写紙62の腰が強くレジストローラ36,37と補
正ローラ38との間で座屈しなければ補正ローラ38が停止
(トルクリミッタ部で空転)し、1枚目の転写紙62の搬
送はレジストローラ36,37の前で停止しレジストスター
トに待機する。また、転写紙62がスキューして搬送され
てきた時は第4図に示すように、転写紙62の先端がレジ
ストローラニップに当接してその部分より反力を受け
る。この時、補正ローラ38から搬送力Frが与えられ、ま
た、正逆転ローラ49のニップは解除されているので、転
写紙62の腰が強く座屈しなければO点を中心にH方向に
回転して転写紙62の前縁がレジストニップに沿って揃え
られる。ただし、反力が大きいとO点で転写紙62が座屈
するので、反力及び搬送力Frはあまり大きく設定できな
い。従って、本方式では良好な整合条件を得るために、
空転トルクは、本システムで通紙可能とする転写紙62の
中で一番腰の弱い転写紙を補正ローラ49でレジストロー
ラ36,37に突き当てた時に、レジストローラ36,37の前で
転写紙62が座屈しないように設定する。
通常使用する転写紙62で実験したところ、送りローラ
の最適搬送力は10〜200gf、望ましくは、10〜60gが良好
であった。また、2枚目の転写紙64は正逆転ローラ49の
ニップが解除されているため、1枚目の転写紙62の裏面
をガイド部材として正逆転ローラ49のニップへの入り込
みを行うようにする。
次に、(g)では、1枚目の転写紙62の後端がレジス
トスタートと共に正逆転ローラ49のニップから抜ける
と、接離ソレノイド52が再びオンして、接離ローラ50が
正逆転ローラ49に当接し2枚目の転写紙64の搬送及びス
イッチバックを行うことになる。
上述したような(a)〜(g)の各動作を3枚目以降
の転写紙35においても連続的に行うことによって、レジ
スト直前における転写紙35のスキューをなくすことがで
き、これにより高生産なスイッチバックを実現すること
ができ、しかも、これにより反転以前の転写紙35のタイ
ミングのバラツキを補正することが可能となる。
発明の効果 本発明は、複写機の感光体線速と同期して転写紙を送
出するために間欠回転を行う一対のレジストローラの直
前に位置してトルクリミッタを介して駆動される搬送ロ
ーラを設け、この搬送ローラに当接する従動コロを設
け、前記搬送ローラ手段の上流に転写紙をスイッチバッ
クさせるための一対の正逆回転可能な正逆回転ローラを
設け、この正逆回転ローラに当接する接離ローラを設
け、この接離ローラに前記正逆転ローラとの間のニップ
を接離可能とする接離装置を接続し、前記正逆回転ロー
ラの回転方向によって転写紙の進行方向を変換する際に
一時的に前記転写紙をストックするスイッチバック部を
設け、前記正逆回転ローラから前記搬送ローラに至る搬
送路に分岐搬送路を形成し、この分岐搬送路より前記正
逆転ローラに向けて転写紙を搬入する転写紙搬入手段を
設け、前記分岐搬送路の分岐点近傍に前記転写紙の先端
部及び後端部を検出する転写紙検出手段を設け、前記転
写紙搬入手段の駆動を制御する転写紙搬入駆動制御手段
を設けたので、転写紙搬入手段から正逆転ローラに向け
て送られる転写紙を転写紙検出手段により検出し、その
転写紙の搬送制御を転写紙搬入駆動制御手段を用いて制
御することによって、分岐搬送路から搬送路への転写紙
の飛び出しを補正制御することが可能となり、これによ
り従来のようなスキューやジャムといった現象をなくし
たスイッチバック機構を実現することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図はその
トルクリミッタ部の縦断側面図、第3図は転写紙の搬送
経路の説明図、第4図は転写紙がスキューされた場合の
様子を示す説明図、第5図は第一の従来例を示す構成
図、第6図は第二の従来例を示す構成図、第7図は第三
の従来例を示す構成図である。 35……転写紙、36,37……レジストローラ、38……搬送
ローラ、39……従動コロ、48……スイッチバック部、49
……正逆転ローラ、50……接離ローラ、51……接離装
置、57……分離搬送路、58,59……転写紙搬入手段、60
……転写紙検出手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写機の感光体線速と同期して転写紙を送
    出するために間欠回転を行う一対のレジストローラの直
    前に位置してトルクリミッタを介して駆動される搬送ロ
    ーラを設け、この搬送ローラに当接する従動コロを設
    け、前記搬送ローラの上流に転写紙をスイッチバックさ
    せるための正逆回転可能な正逆回転ローラを設け、この
    正逆回転ローラに当接する接離ローラを設け、この接離
    ローラに前記正逆転ローラとの間のニップを接離可能と
    する接離装置を接続し、前記正逆回転ローラの回転方向
    によって転写紙の進行方向を変換する際に一時的に前記
    転写紙をストックするスイッチバック部を設け、前記正
    逆回転ローラから前記搬送ローラに至る搬送路に分岐搬
    送路を形成し、この分岐搬送路より前記正逆転ローラに
    向けて転写紙を搬入する転写紙搬入手段を設け、前記分
    岐搬送路の分岐点近傍に前記転写紙の先端部及び後端部
    を検出する転写紙検出手段を設け、前記転写紙搬入手段
    の駆動を制御する転写紙搬入駆動制御手段を設けたこと
    を特徴とする転写紙スイッチバック装置。
JP2194289A 1990-07-23 1990-07-23 転写紙スイッチバック装置 Expired - Fee Related JP2756025B2 (ja)

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