JP2755625B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G15/00—Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
- G03G15/75—Details relating to xerographic drum, band or plate, e.g. replacing, testing
- G03G15/757—Drive mechanisms for photosensitive medium, e.g. gears
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば像担持体を駆動するモータの駆動
力を定着ユニットあるいは給紙ユニットに伝達する駆動
力伝達機構並びにそれを備えた電子複写機等の画像形成
装置に関する。
力を定着ユニットあるいは給紙ユニットに伝達する駆動
力伝達機構並びにそれを備えた電子複写機等の画像形成
装置に関する。
(従来の技術) 通常、卓上型の複写機などにおいては、省電力化、小
型軽量化、低コスト化を図るために、1つのモータで複
数の被駆動体を駆動する方式が取られている。たとえ
ば、像担持体と像担持体と、定着ユニットのヒートロー
ラと、給紙ユニットのレジストローラとをメインモータ
により駆動するようになっている。
型軽量化、低コスト化を図るために、1つのモータで複
数の被駆動体を駆動する方式が取られている。たとえ
ば、像担持体と像担持体と、定着ユニットのヒートロー
ラと、給紙ユニットのレジストローラとをメインモータ
により駆動するようになっている。
通常、この種の画像形成装置にあっては、像担持体を
駆動するメインモータの駆動力を、ベルトや歯車群から
なる駆動力伝達機構を介して、定着ユニットあるいは給
紙ユニットに伝達するようになっている。
駆動するメインモータの駆動力を、ベルトや歯車群から
なる駆動力伝達機構を介して、定着ユニットあるいは給
紙ユニットに伝達するようになっている。
また、画像形成時には、次ぎのような動作が行われて
いる。すなわち、第7図に示すように、像担持体aの画
像転写位置bより回転方向下流側に設けられた清掃装置
cにより、画像転写後に像担持体a上に残る残留トナー
tを除去して清浄な状態とするようになっている。すな
わち、第8図(a)で示すように、実線矢印方向(時計
方向)に回転する像担持体aに清掃部材としてのクリー
ニングブレードdを当接させて、残留トナーtを掻き落
す。ついで、第8図(b)で示すように、最終画像形成
動作が完了することにより像担持体aの回転が止まる。
ついで、第8図(c)で示すように、前記クリーニング
ブレードdが回動変位して像担持体aから離れ、クリー
ニングブレードdが常時圧接することによる像担持体a
の損傷を防止する。一方、この時、像担持体aが逆方向
(破線矢印方向)に所定量回転させられ、クリーニング
ブレードdの先端部位置にあった像担持体上aの残留ト
ナーtをクリーニングブレードdの当接位置より上流側
に戻す。ついで、再度、画像形成動作が行われ、第8図
(d)で示すように、クリーニングブレードdが像担持
体aに当接して像担持体aが実線矢印方向(時計方向)
に再度、回転した際に、前記の残留トナーtをクリーニ
ングブレードdで受け止め、黒筋現象などが発生しない
ようになっている。
いる。すなわち、第7図に示すように、像担持体aの画
像転写位置bより回転方向下流側に設けられた清掃装置
cにより、画像転写後に像担持体a上に残る残留トナー
tを除去して清浄な状態とするようになっている。すな
わち、第8図(a)で示すように、実線矢印方向(時計
方向)に回転する像担持体aに清掃部材としてのクリー
ニングブレードdを当接させて、残留トナーtを掻き落
す。ついで、第8図(b)で示すように、最終画像形成
動作が完了することにより像担持体aの回転が止まる。
ついで、第8図(c)で示すように、前記クリーニング
ブレードdが回動変位して像担持体aから離れ、クリー
ニングブレードdが常時圧接することによる像担持体a
の損傷を防止する。一方、この時、像担持体aが逆方向
(破線矢印方向)に所定量回転させられ、クリーニング
ブレードdの先端部位置にあった像担持体上aの残留ト
ナーtをクリーニングブレードdの当接位置より上流側
に戻す。ついで、再度、画像形成動作が行われ、第8図
(d)で示すように、クリーニングブレードdが像担持
体aに当接して像担持体aが実線矢印方向(時計方向)
に再度、回転した際に、前記の残留トナーtをクリーニ
ングブレードdで受け止め、黒筋現象などが発生しない
ようになっている。
このように、通常は、最終画像形成動作が完了する
と、メインモータを逆回転させて像担持体を逆方向に所
定量回転するようになっているが、従来、この種装置に
おいては、メインモータの逆回転時に像担持体以外の他
の被駆動体側、すなわち、締約ユニット側あるいは給紙
ユニット側に駆動力が伝達されるのを防止する手段を何
等講じていないもの。あるいは、スプリングクラッチな
どにより回転が一方向にしか伝わらないようにして、メ
インモータの逆回転時に像担持体以外の他の被駆動体側
に駆動力が伝達されないようにしたものがある。
と、メインモータを逆回転させて像担持体を逆方向に所
定量回転するようになっているが、従来、この種装置に
おいては、メインモータの逆回転時に像担持体以外の他
の被駆動体側、すなわち、締約ユニット側あるいは給紙
ユニット側に駆動力が伝達されるのを防止する手段を何
等講じていないもの。あるいは、スプリングクラッチな
どにより回転が一方向にしか伝わらないようにして、メ
インモータの逆回転時に像担持体以外の他の被駆動体側
に駆動力が伝達されないようにしたものがある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前者の駆動体であるメインモータの逆
回転時に像担持体以外の他の被駆動体側たとえば定着ユ
ニットのヒートローラや給紙ユニットのレジストローラ
に駆動力が伝達されるのを防止する手段を何等講じてい
ないものにあっては、用紙が搬送途中でジャムになった
時、像担持体の逆回転時に用紙が戻り、ユーザに対して
不信感を与えるといった問題があった。
回転時に像担持体以外の他の被駆動体側たとえば定着ユ
ニットのヒートローラや給紙ユニットのレジストローラ
に駆動力が伝達されるのを防止する手段を何等講じてい
ないものにあっては、用紙が搬送途中でジャムになった
時、像担持体の逆回転時に用紙が戻り、ユーザに対して
不信感を与えるといった問題があった。
また、後者のスプリングクラッチなどにより回転が一
方向にしか伝わらないようにして、メインモータの逆回
転時に像担持体以外の他の被駆動体側に駆動力が伝達さ
れないようにしたものにあっては、駆動力伝達機構が高
価となるといった問題があった。
方向にしか伝わらないようにして、メインモータの逆回
転時に像担持体以外の他の被駆動体側に駆動力が伝達さ
れないようにしたものにあっては、駆動力伝達機構が高
価となるといった問題があった。
本発明は上記事情に基づきなされたもので、その第1
の目的とするところは、簡単かつ安価な構成でありなが
ら、駆動体の正回転時に被駆動体に駆動力を伝達し、駆
動体の逆回転時に被駆動体への駆動力を遮断することが
できる駆動力伝達機構を提供しようとするものである。
の目的とするところは、簡単かつ安価な構成でありなが
ら、駆動体の正回転時に被駆動体に駆動力を伝達し、駆
動体の逆回転時に被駆動体への駆動力を遮断することが
できる駆動力伝達機構を提供しようとするものである。
また、第2の目的とするところは、回転する像担持体
に当接して残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成
後に像担持体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方
向に所定量回転させることにより像担持体上の残留トナ
ーを清掃部材の当接位置より上流側に戻す構成とすると
ともに、前記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力
を駆動力伝達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝
達するようにした画像形成装置において、簡単かつ安価
な構成でありながら、前記像担持体の正回転時に像担持
体以外の被駆動体に駆動力を伝達し、像担持体の逆回転
時に像担持体以外の被駆動体への駆動力を遮断すること
ができる駆動力伝達機構を具えた画像形成装置を提供し
ようとするものである。
に当接して残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成
後に像担持体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方
向に所定量回転させることにより像担持体上の残留トナ
ーを清掃部材の当接位置より上流側に戻す構成とすると
ともに、前記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力
を駆動力伝達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝
達するようにした画像形成装置において、簡単かつ安価
な構成でありながら、前記像担持体の正回転時に像担持
体以外の被駆動体に駆動力を伝達し、像担持体の逆回転
時に像担持体以外の被駆動体への駆動力を遮断すること
ができる駆動力伝達機構を具えた画像形成装置を提供し
ようとするものである。
また、第3の目的とするところは、第1のユニットと
第2のユニットに分割されて必要に応じて第1のユニッ
トを第2のユニットに対し変位可能とした画像形成装置
において、簡単かつ安価な構成でありながら、前方一方
のユニットに設けられた駆動体の駆動力を他方のユニッ
トに設けられた被駆動体に駆動力を伝達でき、しかも、
第1のユニットの変位時に途中で分離可能な駆動力伝達
機構を備えた画像形成装置を提供しようとするものであ
る。
第2のユニットに分割されて必要に応じて第1のユニッ
トを第2のユニットに対し変位可能とした画像形成装置
において、簡単かつ安価な構成でありながら、前方一方
のユニットに設けられた駆動体の駆動力を他方のユニッ
トに設けられた被駆動体に駆動力を伝達でき、しかも、
第1のユニットの変位時に途中で分離可能な駆動力伝達
機構を備えた画像形成装置を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、 第1のユニットと、この第1のユニットに対して用紙
搬送路をはさんで対向してなり、前記第1のユニットに
対して開閉自在に設けられた第2のユニットと、前記第
1及び第2のユニットのいずれか一方のユニットに設け
られた正逆回転切り換え可能な駆動体と、前記第1及び
第2のユニットのうち前記駆動体が設けられたユニット
の他方のユニットに設けられた被駆動体と、この被駆動
体に対して前記駆動体の駆動力を伝達する駆動力伝達機
構とを有してなり、 前記駆動力伝達機構は、 中間歯車と、この中間歯車と隣接する第1の隣接歯車
と、前記中間歯車と隣接する歯車であって、前記第1の
隣接歯車とは異なる第2の隣接歯車と、前記中間歯車を
前記第2の隣接歯車に対して接離自在に支持するもので
あって、前記駆動体の正回転時には、前記中間歯車が前
記第2の隣接歯車に噛合する方向に力が加わるように支
持し、前記駆動体の逆回転時には、前記中間歯車が前記
第2の隣接歯車から離間する方向に力が加わるように支
持する中間歯車支持手段と、前記第2のユニットが前記
第1のユニットに対して開放された時には、前記第2の
ユニットの開放動作にともなって前記中間歯車支持手段
の状態にかかわらず、前記中間歯車を前記第2の隣接歯
車から離間させて第2の隣接歯車への駆動力の伝達を遮
断する手段と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
搬送路をはさんで対向してなり、前記第1のユニットに
対して開閉自在に設けられた第2のユニットと、前記第
1及び第2のユニットのいずれか一方のユニットに設け
られた正逆回転切り換え可能な駆動体と、前記第1及び
第2のユニットのうち前記駆動体が設けられたユニット
の他方のユニットに設けられた被駆動体と、この被駆動
体に対して前記駆動体の駆動力を伝達する駆動力伝達機
構とを有してなり、 前記駆動力伝達機構は、 中間歯車と、この中間歯車と隣接する第1の隣接歯車
と、前記中間歯車と隣接する歯車であって、前記第1の
隣接歯車とは異なる第2の隣接歯車と、前記中間歯車を
前記第2の隣接歯車に対して接離自在に支持するもので
あって、前記駆動体の正回転時には、前記中間歯車が前
記第2の隣接歯車に噛合する方向に力が加わるように支
持し、前記駆動体の逆回転時には、前記中間歯車が前記
第2の隣接歯車から離間する方向に力が加わるように支
持する中間歯車支持手段と、前記第2のユニットが前記
第1のユニットに対して開放された時には、前記第2の
ユニットの開放動作にともなって前記中間歯車支持手段
の状態にかかわらず、前記中間歯車を前記第2の隣接歯
車から離間させて第2の隣接歯車への駆動力の伝達を遮
断する手段と、を具備したことを特徴とするものであ
る。
(作用) すなわち、本発明によれば、第1の隣接歯車と第2の
隣接歯車とに噛合する状態、かつ中間歯車支持部材によ
り第2の隣接歯車に対して接離自在に支持されたこの中
間歯車が、圧力角の関係で、駆動体の正回転時は中間歯
車が前方第2の隣接歯車に噛合する方向に、逆回転時は
第2の隣接歯車から離間する方向に力が加わる状態とな
り、駆動体の一方向の駆動力のみを被駆動体に伝達する
ことができる。これにより、少なくとも3つの歯車から
なる歯車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯
車支持部材を設けだけの簡単かつ安価な構成で、一方向
の駆動力のみ伝達することが可能となる。
隣接歯車とに噛合する状態、かつ中間歯車支持部材によ
り第2の隣接歯車に対して接離自在に支持されたこの中
間歯車が、圧力角の関係で、駆動体の正回転時は中間歯
車が前方第2の隣接歯車に噛合する方向に、逆回転時は
第2の隣接歯車から離間する方向に力が加わる状態とな
り、駆動体の一方向の駆動力のみを被駆動体に伝達する
ことができる。これにより、少なくとも3つの歯車から
なる歯車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯
車支持部材を設けだけの簡単かつ安価な構成で、一方向
の駆動力のみ伝達することが可能となる。
また、本発明によれば、回転する像担持体に当接して
残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成後に像担持
体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方向に所定量
回転させることにより像担持体上の残留トナーを清掃部
材の当接位置より上流側に戻す構成とするとともに、前
記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力を駆動力伝
達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝達するよう
にした画像形成装置において、少なくとも3つの歯車か
らなる歯車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間
歯車支持部材を設けるだけの簡単かつ安価な構成の駆動
力伝達機構を設けるだけで、前記像担持体の正回転時に
像担持体以外の被駆動体に駆動力を伝達し、像担持体の
逆回転時に像担持体以外の被駆動体への駆動力を遮断す
ることができる。これによれば、簡単かつ安価な構成で
ありながら像担持体の逆転時における像担持体以外の被
駆動体の不必要な動きを防止でき、信頼性の向上が可能
となる。
残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成後に像担持
体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方向に所定量
回転させることにより像担持体上の残留トナーを清掃部
材の当接位置より上流側に戻す構成とするとともに、前
記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力を駆動力伝
達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝達するよう
にした画像形成装置において、少なくとも3つの歯車か
らなる歯車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間
歯車支持部材を設けるだけの簡単かつ安価な構成の駆動
力伝達機構を設けるだけで、前記像担持体の正回転時に
像担持体以外の被駆動体に駆動力を伝達し、像担持体の
逆回転時に像担持体以外の被駆動体への駆動力を遮断す
ることができる。これによれば、簡単かつ安価な構成で
ありながら像担持体の逆転時における像担持体以外の被
駆動体の不必要な動きを防止でき、信頼性の向上が可能
となる。
また、本発明によれば、第1ユニットと第2ユニット
に分割されて必要に応じて第1ユニットを第2ユニット
に対し変位可能とし、かつ、前記一方のユニットに設け
られた駆動体の駆動力を他方のユニットに設けられた被
駆動体に駆動力伝達機構を介して伝達するようにした画
像形成装置において、少なくとも3つの歯車からなる歯
車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯車支持
部材を設けるだけの簡単かつ安価な構成の駆動力伝達機
構を設けるだけで、駆動体の正回転時に被駆動体に駆動
力を伝達し、駆動体の逆回転時に被駆動体への駆動力を
遮断することができるとともに、第1ユニットの変位
時、中間歯車と第2の隣接歯車との間で分離することが
できる。これによれば、簡単かつ安価な構成でありなが
ら第1ユニットの変位動作を妨げることがないだけでで
なく、第1ユニットの変位動作時、駆動力伝達機構の接
続切り離しが確実に行なえ、信頼性の向上が可能とな
る。
に分割されて必要に応じて第1ユニットを第2ユニット
に対し変位可能とし、かつ、前記一方のユニットに設け
られた駆動体の駆動力を他方のユニットに設けられた被
駆動体に駆動力伝達機構を介して伝達するようにした画
像形成装置において、少なくとも3つの歯車からなる歯
車群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯車支持
部材を設けるだけの簡単かつ安価な構成の駆動力伝達機
構を設けるだけで、駆動体の正回転時に被駆動体に駆動
力を伝達し、駆動体の逆回転時に被駆動体への駆動力を
遮断することができるとともに、第1ユニットの変位
時、中間歯車と第2の隣接歯車との間で分離することが
できる。これによれば、簡単かつ安価な構成でありなが
ら第1ユニットの変位動作を妨げることがないだけでで
なく、第1ユニットの変位動作時、駆動力伝達機構の接
続切り離しが確実に行なえ、信頼性の向上が可能とな
る。
(実施例) 以下、本発明を一実施例を、第1図ないし第6図を参
照して説明する。
照して説明する。
第2図は装置全体の内部構成を、第3図は原稿押えカ
バーを開いた状態の示すもので、装置本体1内には、帯
電,露光,現像,転写,剥離,清掃,除電,定着等の画
像形成プロセス構成手段2が内蔵され、また、上面には
原稿Dをセットする原稿載置台(以後、プラテンガラス
という)3が設けられている。
バーを開いた状態の示すもので、装置本体1内には、帯
電,露光,現像,転写,剥離,清掃,除電,定着等の画
像形成プロセス構成手段2が内蔵され、また、上面には
原稿Dをセットする原稿載置台(以後、プラテンガラス
という)3が設けられている。
また、装置本体1の後端縁部には、プラテンガラス3
上にセットされた原稿Dを押える原稿押えカバー4が取
付けられ、また、装置本体1の上面前端縁部には、コピ
ーキー5、クリヤ/ストップキー6、テンキー7、およ
び表示部8などを配置した操作パネル9が配置されてい
る。
上にセットされた原稿Dを押える原稿押えカバー4が取
付けられ、また、装置本体1の上面前端縁部には、コピ
ーキー5、クリヤ/ストップキー6、テンキー7、およ
び表示部8などを配置した操作パネル9が配置されてい
る。
さらに、装置本体1の前面には、開閉可能な前面カバ
ー10が設けられているとともに、前面下部には、画像形
成プロセス構成手段2に供給される普通紙等の用紙Pを
収容した給紙カセット11が挿着された状態となってい
る。また、装置本体1の左側には、定着済の用紙Pを集
積するトレイ12および電源スイッチ13が設けられてい
る。
ー10が設けられているとともに、前面下部には、画像形
成プロセス構成手段2に供給される普通紙等の用紙Pを
収容した給紙カセット11が挿着された状態となってい
る。また、装置本体1の左側には、定着済の用紙Pを集
積するトレイ12および電源スイッチ13が設けられてい
る。
前記画像形成プロセス構成手段2は、つぎのような構
成となっている。すなわち、装置本体1内のほぼ中央部
には、像担持体としてのドラム状感光体20が配置され、
この感光体20の周囲には、その回転方向に沿って、帯電
装置21、露光装置22の露光部22a、現像装置23、転写前
露光装置24、転写装置25,剥離装置26,清掃装置27,除電
装置28等が順次配置されている。なお、これらの構成は
本発明と直接関係ないため詳細な説明は省略する。
成となっている。すなわち、装置本体1内のほぼ中央部
には、像担持体としてのドラム状感光体20が配置され、
この感光体20の周囲には、その回転方向に沿って、帯電
装置21、露光装置22の露光部22a、現像装置23、転写前
露光装置24、転写装置25,剥離装置26,清掃装置27,除電
装置28等が順次配置されている。なお、これらの構成は
本発明と直接関係ないため詳細な説明は省略する。
さらに、装置本体1内には、前記給紙カセット11から
自動的に給紙された用紙P、あるいは手差し給紙台29を
介して手差し給紙された用紙Pを、前記感光体20と転写
装置25との間の画像転写部30を経て装置本体1の左側に
設けられたトレイ12に導く用紙搬送路31が形成されてい
る。
自動的に給紙された用紙P、あるいは手差し給紙台29を
介して手差し給紙された用紙Pを、前記感光体20と転写
装置25との間の画像転写部30を経て装置本体1の左側に
設けられたトレイ12に導く用紙搬送路31が形成されてい
る。
この用紙搬送路31の画像転写部30の上流側には、レジ
ストローラ対32が配置され、下流側には定着装置33およ
び排紙ローラ対34が配置されている。また、剥離装置26
と定着装置33との間には、搬送ベルトユニット35が配設
されている。
ストローラ対32が配置され、下流側には定着装置33およ
び排紙ローラ対34が配置されている。また、剥離装置26
と定着装置33との間には、搬送ベルトユニット35が配設
されている。
また、給紙カセット11の被装着部の近傍には、用紙P
を1枚ずつ取出す給紙ローラ36およびこの給紙ローラ36
を介して取出された用紙Pを受取って前記用紙搬送路31
の上流側を形成する第1の分岐搬送路内に送込む搬送ロ
ーラと分離ローラとからなる分離搬送手段37が配設され
ている。さらに、前記第1の分岐搬送路と手差し用の第
2の分岐搬送路との合流部には手差し用送りローラ38が
配設されている。
を1枚ずつ取出す給紙ローラ36およびこの給紙ローラ36
を介して取出された用紙Pを受取って前記用紙搬送路31
の上流側を形成する第1の分岐搬送路内に送込む搬送ロ
ーラと分離ローラとからなる分離搬送手段37が配設され
ている。さらに、前記第1の分岐搬送路と手差し用の第
2の分岐搬送路との合流部には手差し用送りローラ38が
配設されている。
また、装置本体1は、前記用紙搬送路31をほぼ境とし
て、上部ユニット1Aと下部ユニット1Bとに2分割された
状態となっており、必要に応じて給紙側に設けられた支
軸40を回動支点として第4図に示すように上部ユニット
1Aを25度程度開くことができるようになっている。
て、上部ユニット1Aと下部ユニット1Bとに2分割された
状態となっており、必要に応じて給紙側に設けられた支
軸40を回動支点として第4図に示すように上部ユニット
1Aを25度程度開くことができるようになっている。
前記支軸40は、上部ユニット1Aを開く方向に常時付勢
するトーションバーの軸部で構成されている。
するトーションバーの軸部で構成されている。
また、第2図中、41は定着装置の上部に配設された冷
却ファンであり、42は手差しされる用紙を案内する手差
しガイドである。43は高圧トランス、44は原稿Dのセッ
ト基準となるスケールである。
却ファンであり、42は手差しされる用紙を案内する手差
しガイドである。43は高圧トランス、44は原稿Dのセッ
ト基準となるスケールである。
また、第5図および第6図は駆動系を示すもので、図
中50はDCモータからなる駆動体であるメインモータであ
り、このメインモータ50の駆動力は、第1の駆動力伝達
機構51を介して像担持体である感光体20に伝達されるよ
うになっている。
中50はDCモータからなる駆動体であるメインモータであ
り、このメインモータ50の駆動力は、第1の駆動力伝達
機構51を介して像担持体である感光体20に伝達されるよ
うになっている。
すなわち、メインモータ50の駆動軸に一体成形された
原動歯車52の駆動力は、原動歯車52と噛合する第1歯車
53に伝達され、この第1歯車53と一体の第2歯車54を介
して第3歯車55に伝達される。ついで、第3歯車55と一
体の第1歯付プーリ56に伝達され、この第1歯付プーリ
56の駆動力がさらに第1タイミングベルト57を介して第
2歯付プーリ58に伝達される。そして、この第2歯付プ
ーリ58と一体の第4歯車59を介して感光体20に一体に形
成された歯車60に伝達されるようになっている。
原動歯車52の駆動力は、原動歯車52と噛合する第1歯車
53に伝達され、この第1歯車53と一体の第2歯車54を介
して第3歯車55に伝達される。ついで、第3歯車55と一
体の第1歯付プーリ56に伝達され、この第1歯付プーリ
56の駆動力がさらに第1タイミングベルト57を介して第
2歯付プーリ58に伝達される。そして、この第2歯付プ
ーリ58と一体の第4歯車59を介して感光体20に一体に形
成された歯車60に伝達されるようになっている。
そして、前記メインモータ50の正逆両方向の回転が感
光体20に伝達されるようになっている。
光体20に伝達されるようになっている。
また、前記第4歯車59には、清掃装置27の清掃部材で
あるクリーニングブレード27aにより掻き落とされた残
留トナーtをトナー回収ボックス61(第4図参照)に搬
出するためのトナー回収オーガ27bと一体の歯車62が噛
合した状態となっている。そして、感光体20の回転に同
期してトナー回収オーガ27bが回転するようになってい
る。
あるクリーニングブレード27aにより掻き落とされた残
留トナーtをトナー回収ボックス61(第4図参照)に搬
出するためのトナー回収オーガ27bと一体の歯車62が噛
合した状態となっている。そして、感光体20の回転に同
期してトナー回収オーガ27bが回転するようになってい
る。
また、現像装置23、レジストローラ対32、給紙ローラ
36等には、前記第1の駆動力伝達機構51の一部を兼用す
る第2の駆動力伝達機構65を介して駆動力が伝達され、
また、定着装置33、排紙ローラ対34等には、前記第1の
駆動力伝達機構51の一部を兼用する第3の駆動力伝達機
構66を介して駆動力が伝達されるようになっている。
36等には、前記第1の駆動力伝達機構51の一部を兼用す
る第2の駆動力伝達機構65を介して駆動力が伝達され、
また、定着装置33、排紙ローラ対34等には、前記第1の
駆動力伝達機構51の一部を兼用する第3の駆動力伝達機
構66を介して駆動力が伝達されるようになっている。
前記第2の駆動力伝達機構65は、つぎのような構成と
なっている。
なっている。
すなわち、前記第1歯車53と一体の歯付プーリ67の駆
動力がタイミングプーリ68を介して歯付プーリ69に伝達
され、この歯付プーリ69の駆動力がスプリングクラッチ
70を介して現像装置用カップリング71に伝達されるよう
になっている。そして、前記メインモータ50の正回転が
現像装置23のマグネットローラ23a、現像剤搬送オーガ2
3b、攪拌オーガ23cに伝達されるようになっている。
動力がタイミングプーリ68を介して歯付プーリ69に伝達
され、この歯付プーリ69の駆動力がスプリングクラッチ
70を介して現像装置用カップリング71に伝達されるよう
になっている。そして、前記メインモータ50の正回転が
現像装置23のマグネットローラ23a、現像剤搬送オーガ2
3b、攪拌オーガ23cに伝達されるようになっている。
さらに、前記歯付プーリ69の駆動力が、これと一体の
歯車72を介して噛合する歯車73に伝達される。さらに、
これと一体の歯車74を介して歯車75、歯車76に順次伝達
され、スプリングクラッチ77を介してレジストローラ対
32の下部ローラ32aに伝達されるようになっている。32b
はレジストローラ対32の上部ローラである。
歯車72を介して噛合する歯車73に伝達される。さらに、
これと一体の歯車74を介して歯車75、歯車76に順次伝達
され、スプリングクラッチ77を介してレジストローラ対
32の下部ローラ32aに伝達されるようになっている。32b
はレジストローラ対32の上部ローラである。
また、歯車76には一体に歯付プーリ78が設けられてお
り、タイミングベルト79を介して給紙ローラ36側に駆動
力を伝達できるようになっている。
り、タイミングベルト79を介して給紙ローラ36側に駆動
力を伝達できるようになっている。
また、前記歯車72〜76からなる歯車群80の内の中間歯
車である歯車75は、第1の隣接歯車74の回転中心81を回
動中心とする中間歯車支持手段としてのアーム82の自由
端部に取付けられており、第1の隣接歯車74に常時噛合
された状態、かつ第2の隣接歯車76に接離自在かつ自重
により第2の隣接歯車76に噛合する状態となっている。
そして、各歯車74,75,76の配置関係と、中間歯車75と第
2の隣接歯車76との間の歯部の圧力角の関係から、メイ
ンモータ50の正回転時は中間歯車75が前記第2の隣接歯
車76に噛合する方向に、逆回転時は前記第2の隣接歯車
76から離間する方向に力が加わるようになっており、前
記感光体20の正回転時に感光体20以外の被駆動体である
レジストローラ対32に駆動力を伝達し、感光体20の逆回
転時にレジストローラ対32への駆動力を遮断する構成と
なっている。
車である歯車75は、第1の隣接歯車74の回転中心81を回
動中心とする中間歯車支持手段としてのアーム82の自由
端部に取付けられており、第1の隣接歯車74に常時噛合
された状態、かつ第2の隣接歯車76に接離自在かつ自重
により第2の隣接歯車76に噛合する状態となっている。
そして、各歯車74,75,76の配置関係と、中間歯車75と第
2の隣接歯車76との間の歯部の圧力角の関係から、メイ
ンモータ50の正回転時は中間歯車75が前記第2の隣接歯
車76に噛合する方向に、逆回転時は前記第2の隣接歯車
76から離間する方向に力が加わるようになっており、前
記感光体20の正回転時に感光体20以外の被駆動体である
レジストローラ対32に駆動力を伝達し、感光体20の逆回
転時にレジストローラ対32への駆動力を遮断する構成と
なっている。
前記第3の駆動力伝達機構66は、つぎのような構成と
なっている。
なっている。
すなわち、前記第3歯車55と噛合する歯車85の駆動力
がこれと一体の歯車86を介して歯車87、歯車88に順次伝
達され、定着装置33のヒートローラ33aに伝達されるよ
うになっている。33bは定着装置33の加圧ローラであ
る。
がこれと一体の歯車86を介して歯車87、歯車88に順次伝
達され、定着装置33のヒートローラ33aに伝達されるよ
うになっている。33bは定着装置33の加圧ローラであ
る。
さらに、歯車88の駆動力が、歯車89および歯車90を順
次介して排紙ローラ対34の上部ローラ34aに伝達される
ようになっている。34bは、排紙ローラ対34の下部ロー
ラである。
次介して排紙ローラ対34の上部ローラ34aに伝達される
ようになっている。34bは、排紙ローラ対34の下部ロー
ラである。
また、第1図にも示すように、前記歯車52〜88からな
る歯車群94の内の一体成形された歯車85,86からなる中
間歯車91が第1の隣接歯車55の回転中心92を回動中心と
する中間歯車支持手段としてのアーム93の自由端部に取
付けられており、中間歯車91の歯車85部が第1の隣接歯
車55に常時噛合された状態、かつ中間歯車91の歯車86部
が第2の隣接歯車87に接離自在かつ自重により第2の隣
接歯車87に噛合する状態となっている。そして、中間歯
車91の歯車85部と第2の隣接歯車87との間の歯部の圧力
角の関係から、メインモータ50の正回転時は中間歯車91
が前記第2の隣接歯車87に噛合する方向に、逆回転時は
前記第2の隣接歯車87から離間する方向に力が加わるよ
うになっており、前記感光体20の正回転時に感光体20以
外の被駆動体である定着装置33のヒートローラ33aや排
紙ローラ対34に駆動力を伝達し、感光体20の逆回転時に
ヒートローラ33aや排紙ローラ対34への駆動力を遮断す
る構成となっている。
る歯車群94の内の一体成形された歯車85,86からなる中
間歯車91が第1の隣接歯車55の回転中心92を回動中心と
する中間歯車支持手段としてのアーム93の自由端部に取
付けられており、中間歯車91の歯車85部が第1の隣接歯
車55に常時噛合された状態、かつ中間歯車91の歯車86部
が第2の隣接歯車87に接離自在かつ自重により第2の隣
接歯車87に噛合する状態となっている。そして、中間歯
車91の歯車85部と第2の隣接歯車87との間の歯部の圧力
角の関係から、メインモータ50の正回転時は中間歯車91
が前記第2の隣接歯車87に噛合する方向に、逆回転時は
前記第2の隣接歯車87から離間する方向に力が加わるよ
うになっており、前記感光体20の正回転時に感光体20以
外の被駆動体である定着装置33のヒートローラ33aや排
紙ローラ対34に駆動力を伝達し、感光体20の逆回転時に
ヒートローラ33aや排紙ローラ対34への駆動力を遮断す
る構成となっている。
なお、第5図中に一点鎖線で示すラインLは、画像形
成装置本体1の第1ユニットである上部ユニット1Aと第
2ユニットである下部ユニット1Bとの分離ラインであ
り、上部ユニット1Aを開いたとき、前記中間歯車75,91
と第2隣接ローラ76,87との間で切り離されるようにな
っている。そして、上部ユニット1Aの変位動作を妨げる
ことがないだけでなく、上部ユニット1Aの変位動作時、
駆動力伝達機構65,66の接続切り離しが確実に行なえ、
信頼性の向上が可能となる。
成装置本体1の第1ユニットである上部ユニット1Aと第
2ユニットである下部ユニット1Bとの分離ラインであ
り、上部ユニット1Aを開いたとき、前記中間歯車75,91
と第2隣接ローラ76,87との間で切り離されるようにな
っている。そして、上部ユニット1Aの変位動作を妨げる
ことがないだけでなく、上部ユニット1Aの変位動作時、
駆動力伝達機構65,66の接続切り離しが確実に行なえ、
信頼性の向上が可能となる。
つぎに、第1図を参照し、メインモータ50の正転時の
み中間歯車91の駆動力が第2の隣接歯車87に伝達される
理由に付いて説明する。
み中間歯車91の駆動力が第2の隣接歯車87に伝達される
理由に付いて説明する。
まず、第1の隣接歯車55、中間歯車91、および第2の
隣接歯車87相互の配設位置に付いて説明する。中間歯車
91は、前述したように第1の隣接歯車55の回転中心92を
回動中心とするアーム93の自由端部に取付けられてお
り、第1の隣接歯車55の斜め下方にある第2の隣接歯車
87上に自重で乗った状態となっている。さらに、中間歯
車91と第2の隣接歯車87相互の圧力角が20度に設定され
ているため、中間歯車91が実線矢印方向に回転しようと
すると、中間歯車91の回転中心95と第2の隣接歯車87の
回転中心96とを結ぶ線l1に対して中間歯車91の歯車部86
と第2の隣接歯車87との接点部を通って直交する線l1に
対してが20度になる方向に力Fを受ける。これによ
り、アーム93は実線矢印イ方向に付勢され、中間歯車91
の歯車86部が第2の隣接歯車87に食込む状態となる。そ
して、メインモータ50の正方向の駆動力が第2の隣接歯
車87に伝達されるようになっている。
隣接歯車87相互の配設位置に付いて説明する。中間歯車
91は、前述したように第1の隣接歯車55の回転中心92を
回動中心とするアーム93の自由端部に取付けられてお
り、第1の隣接歯車55の斜め下方にある第2の隣接歯車
87上に自重で乗った状態となっている。さらに、中間歯
車91と第2の隣接歯車87相互の圧力角が20度に設定され
ているため、中間歯車91が実線矢印方向に回転しようと
すると、中間歯車91の回転中心95と第2の隣接歯車87の
回転中心96とを結ぶ線l1に対して中間歯車91の歯車部86
と第2の隣接歯車87との接点部を通って直交する線l1に
対してが20度になる方向に力Fを受ける。これによ
り、アーム93は実線矢印イ方向に付勢され、中間歯車91
の歯車86部が第2の隣接歯車87に食込む状態となる。そ
して、メインモータ50の正方向の駆動力が第2の隣接歯
車87に伝達されるようになっている。
また、中間歯車91が破線矢印方向に回転しようとする
と、前記圧力角の関係から前記力Fとは逆方向の力F′
を受ける。これにより、アーム93は実線矢印イ方向とは
逆の矢印ロ方向に付勢され、中間歯車91の歯車86部が被
駆動体の負荷が加わった第2の隣接歯車87を回すことが
できず、第2の隣接歯車87から逃げる状態となる。これ
により、メインモータ50の逆方向の駆動力が第2の隣接
歯車87に伝達されることがない。
と、前記圧力角の関係から前記力Fとは逆方向の力F′
を受ける。これにより、アーム93は実線矢印イ方向とは
逆の矢印ロ方向に付勢され、中間歯車91の歯車86部が被
駆動体の負荷が加わった第2の隣接歯車87を回すことが
できず、第2の隣接歯車87から逃げる状態となる。これ
により、メインモータ50の逆方向の駆動力が第2の隣接
歯車87に伝達されることがない。
なお、前述の第2の駆動力伝達機構65側の中間歯車75
も同様の理由で接離するようになっている。
も同様の理由で接離するようになっている。
なお、本発明は上記実施例に限らず、要旨を変えない
範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
範囲で種々変形実施可能なことは勿論である。
[発明の効果] 本発明は、上記の通りの構成されているので、つぎの
ような効果を奏する。
ような効果を奏する。
本発明によれば、少なくとも3つの歯車からなる歯車
群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯車支持部
材を設けるだけの簡単かつ安価な構成で、一方向の駆動
力のみ伝達できる機構を提供できる。
群の内の中間歯車を移動自在に支持する中間歯車支持部
材を設けるだけの簡単かつ安価な構成で、一方向の駆動
力のみ伝達できる機構を提供できる。
また、本発明によれば、回転する像担持体に当接して
残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成後に像担持
体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方向に所定量
回転させることにより像担持体上の残留トナーを清掃部
材の当接位置より上流側に戻す構成とするとともに、前
記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力を駆動力伝
達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝達するよう
にした画像形成装置において、簡単かつ安価な構成であ
りながら像担持体の逆転時における像担持体以外の被駆
動体の不必要な動きを防止でき、信頼性の向上が図れ
る。
残留トナーを除去する清掃部材を、画像形成後に像担持
体から離間させ、かつ、前記像担持体を逆方向に所定量
回転させることにより像担持体上の残留トナーを清掃部
材の当接位置より上流側に戻す構成とするとともに、前
記像担持体を駆動するための駆動体の駆動力を駆動力伝
達機構を介して像担持体以外の被駆動体に伝達するよう
にした画像形成装置において、簡単かつ安価な構成であ
りながら像担持体の逆転時における像担持体以外の被駆
動体の不必要な動きを防止でき、信頼性の向上が図れ
る。
また、本発明によれば、第1ユニットと第2ユニット
に分割されて必要に応じて第1ユニットを第2ユニット
に対し変位可能とし、かつ、前記一方のユニットに設け
られた駆動体の駆動力を他方のユニットに設けられた被
駆動体に駆動力伝達機構を介して伝達するようにした画
像形成装置において、簡単かつ安価な構成でありながら
第1ユニットの変位動作を妨げることがないだけでな
く、第1ユニットの変位動作時、駆動力伝達機構の接続
切り離しが確実に行なえ、信頼性の向上が図れる。
に分割されて必要に応じて第1ユニットを第2ユニット
に対し変位可能とし、かつ、前記一方のユニットに設け
られた駆動体の駆動力を他方のユニットに設けられた被
駆動体に駆動力伝達機構を介して伝達するようにした画
像形成装置において、簡単かつ安価な構成でありながら
第1ユニットの変位動作を妨げることがないだけでな
く、第1ユニットの変位動作時、駆動力伝達機構の接続
切り離しが確実に行なえ、信頼性の向上が図れる。
第1図ないし第6図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は駆動力伝達機構の概略的構成図、第2図は画像
形成装置全体の概略的縦断正面図、第3図は原稿押えカ
バーを開いた状態の画像形成装置の外観を示す概略的斜
視図、第4図は上部ユニットを開いた状態の画像形成装
置の概略的斜視図、第5図は駆動力伝達系の概略的正面
図、第6図は同じく概略的平面図、第7図は清掃装置の
概略的構成図、第8図は清掃動作説明図である。 1A…第1ユニット(上部ユニット)、1B…第2ユニット
(下部ユニット)、20…被駆動体(像担持体)、27…清
掃装置、27a…清掃部材(クリーニングブレード)、32a
…被駆動体(レジストローラ)、33a…被駆動体(ヒー
トローラ)、34a…被駆動体(排紙ローラ)、50…駆動
体(メインモータ)、65,66…駆動力伝達機構、80,94…
歯車群、75,91…中間歯車、55,74…第1の隣接歯車、7
6,87…第2の隣接歯車、82,93…中間歯車支持手段(ア
ーム)。
第1図は駆動力伝達機構の概略的構成図、第2図は画像
形成装置全体の概略的縦断正面図、第3図は原稿押えカ
バーを開いた状態の画像形成装置の外観を示す概略的斜
視図、第4図は上部ユニットを開いた状態の画像形成装
置の概略的斜視図、第5図は駆動力伝達系の概略的正面
図、第6図は同じく概略的平面図、第7図は清掃装置の
概略的構成図、第8図は清掃動作説明図である。 1A…第1ユニット(上部ユニット)、1B…第2ユニット
(下部ユニット)、20…被駆動体(像担持体)、27…清
掃装置、27a…清掃部材(クリーニングブレード)、32a
…被駆動体(レジストローラ)、33a…被駆動体(ヒー
トローラ)、34a…被駆動体(排紙ローラ)、50…駆動
体(メインモータ)、65,66…駆動力伝達機構、80,94…
歯車群、75,91…中間歯車、55,74…第1の隣接歯車、7
6,87…第2の隣接歯車、82,93…中間歯車支持手段(ア
ーム)。
Claims (1)
- 【請求項1】第1のユニットと、 この第1のユニットに対して用紙搬送路をはさんで対向
してなり、前記第1のユニットに対して開閉自在に設け
られた第2のユニットと、 前記第1及び第2のユニットのいずれか一方のユニット
に設けられた正逆回転切り換え可能な駆動体と、 前記第1及び第2のユニットのうち前記駆動体が設けら
れたユニットの他方のユニットに設けられた被駆動体
と、 この被駆動体に対して前記駆動体の駆動力を伝達する駆
動力伝達機構とを有してなり、 前記駆動力伝達機構は、 中間歯車と、 この中間歯車と隣接する第1の隣接歯車と、 前記中間歯車と隣接する歯車であって、前記第1の隣接
歯車とは異なる第2の隣接歯車と、 前記中間歯車を前記第2の隣接歯車に対して接離自在に
支持するものであって、前記駆動体の正回転時には、前
記中間歯車が前記第2の隣接歯車に噛合する方向に力が
加わるように支持し、前記駆動体の逆回転時には、前記
中間歯車が前記第2の隣接歯車から離間する方向に力が
加わるように支持する中間歯車支持手段と、 前記第2のユニットが前記第1のユニットに対して開放
された時には、前記第2のユニットの開放動作にともな
って前記中間歯車支持手段の状態にかかわらず、前記中
間歯車を前記第2の隣接歯車から離間させて第2の隣接
歯車への駆動力の伝達を遮断する手段と、 を具備したことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63273056A JP2755625B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 画像形成装置 |
US07/426,592 US4931834A (en) | 1988-10-31 | 1989-10-25 | Image forming apparatus |
DE3936236A DE3936236A1 (de) | 1988-10-31 | 1989-10-31 | Bilderzeugungsgeraet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63273056A JP2755625B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02120752A JPH02120752A (ja) | 1990-05-08 |
JP2755625B2 true JP2755625B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=17522537
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63273056A Expired - Fee Related JP2755625B2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | 画像形成装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4931834A (ja) |
JP (1) | JP2755625B2 (ja) |
DE (1) | DE3936236A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE69131970T2 (de) * | 1990-05-17 | 2000-07-20 | Canon K.K., Tokio/Tokyo | Bilderzeugungsgerät |
JPH04204970A (ja) * | 1990-11-30 | 1992-07-27 | Fujitsu Ltd | 像形成装置 |
US5298941A (en) * | 1991-07-15 | 1994-03-29 | Canon Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus having grounded metal plate supporting drive transmitting members and separating electrical equipment units |
JP3285413B2 (ja) * | 1993-04-28 | 2002-05-27 | キヤノン株式会社 | 感光体ドラム及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置 |
JPH06314001A (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-08 | Canon Inc | ギアユニット及び画像形成装置 |
JPH06317960A (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-15 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US5691826A (en) * | 1996-08-16 | 1997-11-25 | Behavior Tech Computer Corporation | Transmission mechanism for a scanner |
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