JP2637703B2 - 豚の呼吸器病の治療・予防方法及び治療剤 - Google Patents
豚の呼吸器病の治療・予防方法及び治療剤Info
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Description
るための治療・予防方法及び治療剤に関するものであ
る。
に浮かぶほど一般に良く知られており、これらの病気は
野外で多発しており、このうち下痢は近年減少しつつあ
り、また寄生虫病(トキソプラズマ病、回虫、肺虫、パ
ラチジウムなど)は依然として存在するもののその損失
は呼吸器病に比べると極めて少ない。
ザ)、細菌性としてマイコプラズマ・ハイオニューモニ
エ(Mycoplasma hyopneumonia
e)、パスツレラ・マルトシダ(Pasteurell
a multocida)、アクチノバチルス・プルロ
ニューモニエ(Actinobacillus ple
uropneumoniae)、ヘモフィルス・パラス
イス(Haemophilus parasuis)、
ボルデテラ・ブロンキセプチカ(Bordetella
bronchiseptica)、AR(萎縮性鼻
炎)などは殆どの豚の呼吸器道に常在化しており、SP
F豚(特定病原不在豚)といえども慢性の日和見感染症
(パスツレラ・マルトシダ、アクチノバチルス・プルロ
ニューモニエ、ヘモフィルス・パラスイスなど)は常在
化していることが多い。
肥育豚に発生して大きな被害を与えており、これらの病
気の予防治療には、グラム陰性陽性菌に作用する懸濁水
性マイシリン、クロラムフェニコール、ビコザマイシ
ン、スルファモノメトキシン、チアムリン、メタシリナ
ム、クロルテトラサイクリン、オキシテトラサイクリ
ン、アモキシリン、オキソリン酸、スルファモノメトキ
シン等が、注射、内服、飼料添加剤として使用されてい
る。
性石鹸、オルソ剤、ヨードホールなどが使用されている
が、満足した効果をあげていないのが現状である。即
ち、畜舎用として用いられている消毒剤には、どんな条
件の中でも殺菌力が低下することがないようなものが特
に望まれるが、そのような条件を満足する消毒剤はなか
なか出現しなかった。
呼吸器病には各種の抗生物質の注射や経口投与、飼料添
加が行われているが、満足する効果を発揮しておらず、
また豚舎の消毒も行われているが、これらの消毒剤によ
り呼吸器道に常在化している呼吸器病の起因菌を死滅さ
せるような効果を期待するような考えや報告は存在しな
い。
されている消毒剤グルタラールを用いて、豚の呼吸器病
を治療・予防できないかと考え、鋭意研究の結果、消毒
剤グルタラールを用いて豚の呼吸器病の起因菌(気道常
在菌)を死滅させることができることを見出して本発明
を完成した。
剤グルタラールを緩衝剤を加えた水で希釈し、得られた
希釈液を煙霧機又は高圧微細機を用いて粒子径10μ以
下で煙霧し、豚に吸引させることにより豚の下部気道の
呼吸性気管支、更に肺胞まで煙霧粒子を侵入させて、豚
に常在する呼吸器病起因菌マイコプラズマ・ハイオニュ
ーモニエ(Mycoplasma hyopneumo
niae)、パスツレラ・マルトシダ(Pasteur
ella multocida)、アクチノバチルス・
プルロニューモニエ(Actinobacillus
pleuropneumonia e)、ヘモフィルス・
パラスイス(Haemophilus parasui
s)、ボルデテラ・ブロンキセプチカ(Bordete
lla bronchiseptica)を死滅させる
ことを特徴とする豚の呼吸器病の治療方法である。
有製剤を、該グルタラール製剤と略等量の緩衝剤を加え
た水で10〜100倍に希釈した希釈液を用いることを
特徴とする豚の呼吸器病の治療方法である。
した希釈液を0.5L〜10L煙霧することを特徴とす
る豚の呼吸器病の治療方法である。
的に煙霧することにより豚の呼吸器病を予防することを
特徴とする豚の呼吸器病の予防方法である。
霧し豚に吸引させることにより豚の下部気道の呼吸性気
管支、更に肺胞まで煙霧粒子を侵入させて、豚に常在す
る呼吸器病起因菌マイコプラズマ・ハイオニューモニエ
(Mycoplasma hyopneumonia
e)、パスツレラ・マルトシダ(Pasteurell
a multocida)、アクチノバチルス・プルロ
ニューモニエ(Actinobacillus ple
uropneumoniae)、ヘモフィルス・パラス
イス(Haemophilus parasuis)、
ボルデテラ・ブロンキセプチカ(Bordetella
bronchiseptica)を死滅させるための
治療剤であって、グルタラール25%含有製剤を該グル
タール製剤と略等量の緩衝剤を加えた水で10〜100
倍に希釈してなることを特徴とする豚の呼吸器病の治療
剤である。
えた水で希釈し、得られた希釈液を煙霧機又は高圧微細
機を用いて粒子径10μ以下で煙霧し、豚に吸引させる
ことにより豚の下部気道の呼吸性気管支、更に肺胞まで
煙霧粒子を侵入させて、豚に常在する呼吸器病起因菌マ
イコプラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplas
ma hyopneumoniae)、パスツレラ・マ
ルトシダ(Pasteurella multocid
a)、アクチノバチルス・プルロニューモニエ(Act
inobacillus pleuropneumon
iae)、ヘモフィルス・パラスイス(Haemoph
ilus parasuis)、ボルデテラ・ブロンキ
セプチカ(Bordetella bronchise
ptica)を死滅させることができ、よって豚のへい
死、淘汰率の減少、肺及び鼻腔の病変の軽減が認めら
れ、その結果発育の促進、飼料要求率の改善及び出荷日
令の短縮など経済的効果を発揮することができる。
ては、グルタクリーン(ヤシマ産業株式会社製・商品
名)とグルターZ(ヤシマ産業株式会社製・商品名)が
知られている。
(一般名グルタラール)製剤(グルタラール25%含有
製剤)で、動物用医薬品として世界で初めて実用化され
た殺菌消毒剤である。またグルタクリーンは、有機物共
存下でも殺菌力の低下がない、まさに畜産用として最適
の消毒剤である。また成分はアルデヒドの一種である
が、ホルマリン(ホルムアルデヒド)のように強い刺激
臭もない。
量はグルタクリーンと略等量であるが、グルターZの緩
衝剤が液体であるために希釈のための溶解が容易であり
取扱いも簡単である。
物用医薬品として畜舎、鶏舎及び設備、種卵、養鶏用器
具機材の消毒の効能効果が承認されている。以下に、通
常に用いられているグルタクリーン及びグルターZの成
分分量、用法用量、グルタラールの殺菌スペクトルにつ
いて説明する。
中グルタルアルデヒド(グルタラール)25gを含有す
る。 (緩衝剤)100g中炭酸水素ナトリウム60g、炭酸
ナトリウム40gを含有する。 グルターZ(主剤)100mL中グルタルアルデヒド
25gを含有する。 (緩衝剤)300mL中酢酸カリウム125g、リン酸
二ナトリウム34gを含有する。
ーン製剤を目的に応じて水で希釈する。希釈液10L
(リットル)当たりグルタクリーン緩衝剤1.5gを混
和して使用する。但し手術、解剖器具器材の消毒につい
て使用する場合は、希釈液10L当りグルタクリーン緩
衝剤25.5gを加えて使用する。
ルターZ主剤を目的に応じて水で希釈する。希釈液10
L当り緩衝剤7.5mLを混和して使用する。但し、手
術解剖器具機材の消毒について使用する場合は、希釈液
1L当りグルターZ緩衝剤30mLを加え混和して使用
する。
であり、細霧消毒に適している。
れているが、殺菌スペクトルはグラム陰性菌、グラム陽
性菌、眞菌及びウイルスと広範囲に及ぶ消毒剤である。
直接豚に吸入させることにより、呼吸器病の起因菌を死
滅させ、豚の呼吸器病を治療・予防できるのではないか
と種々検討した結果、グルタラールの希釈液を煙霧機や
高圧微細機で粒子を10μ以下として豚舎で煙霧するこ
とにより、豚の下部気道の呼吸性気管支、更に肺胞まで
煙霧粒子を侵入させ、常在する呼吸器病起因菌マイコプ
ラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplasma
hyopneumoniae)、パスツレラ・マルトシ
ダ(Pasteurella multocida)、
アクチノバチルス・プルロニューモニエ(Actino
bacillus pleuropneumonia
e)、ヘモフィルス・パラスイス(Haemophil
us parasuis)、ボルデテラ・ブロンキセプ
チカ(Bordetella bronchisept
ica)などを死滅させることができることを見出し
た。
器病の予防、及び治療ができることを見出した。
説明する。 <試験例> 試験例I グルタラールの希釈液について前記2)用法用量で示し
たグルタクリーン及びグルターZの用法用量から、グル
タクリーン及びグルターZを10〜100倍に希釈する
のが適当と考え、またグルタラール緩衝剤は、グルタク
リーン及びグルターZの使用量と等量とすることが適当
と考えて、希釈液を調整した。粒子径について上記で調
整した希釈液を、100坪当り5Lになるように噴霧機
で噴霧(粒子径100μ以上)、及び細霧機で細霧(粒
子径11〜99μ程度)した(対照)。また、上記希釈
液を、100坪当り5Lになるように煙霧機で煙霧(粒
子径10μ以下)、及び高圧微細機で煙霧(粒子径10
μ以下)した(本発明)。
呼吸器起因菌を抜取り検査することにより抑制効果を比
較してその結果を表4に示した。表中の数字は検出数/
検査頭数を表わす。
で煙霧すると、下部気道の呼吸性気管支炎、更に肺胞ま
でグルタラールの粒子が侵入し、呼吸器病の起因菌を死
滅させ、呼吸器病を治療できることがわかった。また豚
の体重も増加することが分かった。上記煙霧を定期的に
実施することにより、呼吸器病を予防できることも判明
した。これに対して前記対照は、呼吸器病の起因菌を効
果的に死滅させることができなかった。これは、噴霧及
び細霧では粒子径が大きいために、粒子が豚の呼吸器道
の奥まで侵入することができず、そのために充分な効果
が得られないものと考えられる。従って噴霧或いは細霧
では気道内における呼吸器病の抑制はできないものと判
断される。
7坪)であり、中央通路の両側に、各4室計8室の豚房
が高さ1mの囲いで囲われて形成されており、各豚房に
は夫々7頭の豚が飼育されていて、各豚房の上部は連通
している。 2)薬剤の調製 ・グルターZ25倍希釈液 グルターZ主剤2.8L、緩衝液2.8Lを水で希釈し
て70Lとする。 ・グルターZ50倍希釈液 グルターZ主剤1.4L、緩衝液1.4Lを水で希釈し
て70Lとする。 ・グルターZ100倍希釈液 グルターZ主剤0.7L、緩衝液0.7Lを水で希釈し
て70Lとする。 3)豚舎一棟当たり煙霧薬剤量13.6L(0.1L/
坪) 4)散布方法 散布者はゴム手袋と防塵マスクを装着し、散布用煙霧機
を持ち中央通路から左右の豚房に交互に煙霧した。煙霧
時間は1豚房当たり約5分間であった。 5)作業員の個人暴露濃度測定 今回の試験に際し、供試薬剤希釈率25倍、50倍、1
00倍の散布作業における作業者のグルタラール個人暴
露濃度はそれぞれ0.24ppm、0.18ppm、
0.1ppmであり、希釈倍率が低いほど暴露濃度は高
濃度であった。暴露保護のために保護具の装着は必要と
思われたが、作業者には異常は認められなかった。
100坪に対して0.5〜10L煙霧することが適当と
判断された。
合におけるグルタラールの空気中濃度の変動について調
べたところ、25倍希釈、50倍希釈、100倍希釈は
いずれも散布直後では幾何平均濃度が最も高値であり、
散布1時間後において25倍希釈、50倍希釈では散布
直後の30%以下、100倍希釈では60%以下の値と
なった。散布3時間後には全ての希釈倍数において幾何
平均濃度は0.02ppm(検出限界未満)となった。
また24時間後も0.02ppmであった。
を行った。その結果を表5及び表6に示す。
低く、安心して使用できるが、ホルマリンは常温でガス
状であるため、作業者は吸入して危険である。
件で希釈液を煙霧する試験を2回行ったところ、成績は
下記の通りであった。試験その1では、20頭の発症病
変豚に対して煙霧した場合、対照は20頭中14頭の発
症病変豚が確認されたが、本発明では1頭に減少し、豚
の体重も増加し経済効果をあげることができた。試験そ
の2では、28頭の発症病変豚に対して煙霧した場合、
対照は18頭中12頭の発症病変豚が発見されたが、本
発明では1頭に減少し、体重も増加し飼料要求率の改善
及び出荷日令の短縮など経済効果をあげることができ
た。
豚舎において、グルタラール70倍希釈液を豚舎100
坪に対して20L煙霧したところ、重度病変豚は9頭中
4頭に減少し、よってAR病(萎縮性鼻炎)にも治療効
果を発揮することが判明した。
Lに緩衝剤200g(炭酸水素ナトリウム120g、炭
酸ナトリウム80g)を添加して更に水を加えて2Lと
し、10倍希釈液とした。
200mLに緩衝剤200mLを加え、更に水を加えて
20Lとし、100倍希釈液とした。
施例1の希釈液を豚舎100坪に対して0.5L煙霧し
たところ、煙霧によらず噴霧又は細霧とした対照区に比
較し78.2%の病気の軽減があった。
施例2の希釈液を豚舎100坪に対して2L煙霧したと
ころ、噴霧又は細霧とした対照区に比較して77.2%
の病気の軽減があり、体重も増加し経済的効果を発揮し
た。
ニューモニエ(Actinobacillus ple
uropneumoniae)の恐れのある豚舎に、グ
ルタラール10倍希釈液を豚舎100坪に対して2L煙
霧したところ、重度症状の豚3頭は0に、軽度症状2頭
も0となり、A.PPの抑制が完全に認められ、発育の
促進・飼料要求率も改善された。
において、グルタラール50倍希釈液を豚舎100坪に
対して5L煙霧したところ、噴霧又は細霧とした対照区
に比較して77.6%の豚に体重増加があった。
ある豚舎において、グルタラール100倍希釈液を豚舎
100坪に対して10L煙霧したところ、発症病変豚は
9頭中4頭に減少し治療効果を発揮した。
ールを10〜100倍量に希釈し、豚舎100坪当り、
0.5〜10L煙霧することにより、豚の呼吸器病の起
因菌を死滅させ、その結果へい死淘汰率の減少、肺及び
鼻腔の病変軽減が認められ、その結果発育の促進、飼料
要求率の改善及び出荷日令の短縮など経済的効果をあげ
ることができ、また豚の呼吸器病を予防することもでき
る優れた効果を奏し得る。
Claims (5)
- 【請求項1】 消毒剤グルタラールを緩衝剤を加えた水
で希釈し、得られた希釈液を煙霧機又は高圧微細機を用
いて粒子径10μ以下で煙霧し、豚に吸引させることに
より豚の下部気道の呼吸性気管支、更に肺胞まで煙霧粒
子を侵入させて、豚に常在する呼吸器病起因菌マイコプ
ラズマ・ハイオニューモニエ(Mycoplasma
hyopneumoniae)、パスツレラ・マルトシ
ダ(Pasteurella multocida)、
アクチノバチルス・プルロニューモニエ(Actino
bacillus pleuropneumonia
e)、ヘモフィルス・パラスイス(Haemophil
us parasuis)、ボルデテラ・ブロンキセプ
チカ(Bordetella bronchisept
ica)を死滅させることを特徴とする豚の呼吸器病の
治療方法。 - 【請求項2】 グルタラール25%含有製剤を、該グル
タラール製剤と略等量の緩衝剤を加えた水で10〜10
0倍に希釈した希釈液を用いることを特徴とする請求項
1に記載の豚の呼吸器病の治療方法。 - 【請求項3】 豚舎100坪当り調整した希釈液を0.
5L〜10L程度煙霧することを特徴とする請求項1又
は2に記載の豚の呼吸器病の治療方法。 - 【請求項4】 請求項1又は2又は3の方法を定期的に
実施することにより豚の呼吸器病を予防することを特徴
とする豚の呼吸器病の予防方法。 - 【請求項5】 粒子径10μ以下で煙霧し豚に吸引させ
ることにより豚の下部気道の呼吸性気管支、更に肺胞ま
で煙霧粒子を侵入させて、豚に常在する呼吸器病起因菌
マイコプラズマ・ハイオニューモニエ(Mycopla
sma hyopneumoniae)、パスツレラ・
マルトシダ(Pasteurellamultocid
a)、アクチノバチルス・プルロニューモニエ(Act
inobacillus pleuropneumon
iae)、ヘモフィルス・パラスイス(Haemoph
ilus parasuis)、ボルデテラ・ブロンキ
セプチカ(Bordetella bronchise
ptica)を死滅させるための治療剤であって、グル
タラール25%含有製剤を該グルタール製剤と略等量の
緩衝剤を加えた水で10〜100倍に希釈してなること
を特徴とする豚の呼吸器病の治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29141894A JP2637703B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 豚の呼吸器病の治療・予防方法及び治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29141894A JP2637703B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 豚の呼吸器病の治療・予防方法及び治療剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08151323A JPH08151323A (ja) | 1996-06-11 |
JP2637703B2 true JP2637703B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=17768630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29141894A Expired - Fee Related JP2637703B2 (ja) | 1994-11-25 | 1994-11-25 | 豚の呼吸器病の治療・予防方法及び治療剤 |
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JP (1) | JP2637703B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9827865D0 (en) * | 1998-12-18 | 1999-02-10 | Woodcock Fiona | Medicament |
-
1994
- 1994-11-25 JP JP29141894A patent/JP2637703B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH08151323A (ja) | 1996-06-11 |
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