JP2625148B2 - 車載電子制御装置 - Google Patents
車載電子制御装置Info
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- G07C5/08—Registering or indicating performance data other than driving, working, idle, or waiting time, with or without registering driving, working, idle or waiting time
- G07C5/0808—Diagnosing performance data
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/22—Safety or indicating devices for abnormal conditions
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/24—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means
- F02D41/2406—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents characterised by the use of digital means using essentially read only memories
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/20—Pc systems
- G05B2219/24—Pc safety
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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- Y02T10/40—Engine management systems
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- Testing Of Engines (AREA)
Description
本発明は、車輛に搭載され、自己診断機能を有する電
子制御装置に関し、詳しくは、システム異常が生じたと
きの状況を点検、修理作業時に容易に把握することが可
能な車載電子制御装置に関する。
子制御装置に関し、詳しくは、システム異常が生じたと
きの状況を点検、修理作業時に容易に把握することが可
能な車載電子制御装置に関する。
近年、車輛に搭載されているエンジンは、マイクロコ
ンピュータ等からなる電子制御装置により、空燃比、点
火時期等を電子的に制御して、快適なドライバビリティ
の現出、排気ガス浄化性、燃費、及びエンジン出力の向
上等が図られている。 この電子制御系が故障するとドライバビリティ、排気
エミッションの悪化、燃費及び出力の低下など車輛走行
に支障をきたす。 最近の複雑化した電子制御系では、システム中に異常
が発生しても、故障箇所、及び故障内容を直ちに解明す
ることが困難であるため、この電子制御系には異常箇所
を作業者に知らせる自己診断機能の装備が不可欠であ
る。 従来、故障診断に関しては下記の先行例がある。 第1の先行例として、特開昭59−24270号公報には、
車輛搭載の電子制御装置において、センサからの出力信
号に基づいて故障診断を行い、故障と診断した場合には
故障箇所を示すトラブルコードにより表示ランプを点滅
させることで、故障箇所を報知する技術が開示されてい
る。 第2の先行例として、特開昭63−78041号公報には、
コントロールユニットに接続する車載診断装置を備え、
車載診断装置によりコントロールユニットを介して各種
のセンサからの信号をモニタし、異常検出時、異常箇所
のコード番号を自己保有の表示器に出力し、併せてコネ
クタを介して外部診断装置に出力することで、簡易な作
業で広範な車輛の故障診断を行うことができるようにし
た技術が開示されている。 第3の先行例として、特開昭62−291537号公報には、
複数の電子制御装置と診断専用の診断制御装置とを備
え、各電子制御装置からのデータに基づいて診断制御装
置により各部の異常を検出し、異常検出時に複数の電子
制御装置が出力する車輛状態を表す出力信号を診断制御
装置のメモリに記憶して車輛搭載のCRTに表示出力可能
とすることで、故障が発生したときの車輛の状態を再現
可能とし、故障修理の実行を円滑に行わせる技術が開示
されている。 第4の先行例として、特開昭61−98639号公報には、
ヘッドライト、フラッシュランプ等の被制御機器を制御
する車輛搭載の制御装置を備え、この制御装置に車輛に
搭載された各種機器の作動状態を表す監視信号を入力し
て各種機器の作動状態を監視し、異常検出時に、警報手
段により警報を発すると共に、その故障箇所(トラブル
データ)とその運転履歴(故障発生時の年月日、走行距
離等)を不揮発性メモリに記憶し、車輛に備えたキーボ
ードからの操作による不揮発性メモリに記憶されている
データを読み出して表示装置へ表示可能とすることで、
その故障箇所および運転履歴を正確かつ簡単に記録して
修理の資料とする技術が開示されている。 第5の先行例として、特開昭56−54518号公報には、
制御回路と並列に記憶回路(不揮発性メモリ)を備え、
書き込み指令回路により始動直後の或る期間でのみ、一
定時間毎に、運転状態検出手段(センサ)からの入力信
号と制御回路から制御対象(アクチュエータ)へ出力さ
れる出力信号とを記憶回路に書き込み、その記憶内容を
読出して診断に利用できるようにした技術が開示されて
いる。 さらに、第6の先行例として、特開昭63−6468号公報
には、制御手段(制御対象)に対する入力信号値、及び
出力信号値を連続的にそれぞれ第1の記憶手段、第2の
記憶手段に記憶し、制御対象の異常が検出されたとき、
上述の連続的に記憶した入出力信号の必要部分のみを第
3の記憶手段に転送して診断のための情報とし、異常状
態を示す情報コードと共に第3の記憶手段に記憶させ、
異常検出時から過去に遡った入出力信号を記憶し、その
記憶されたデータを読み出してこの読み出したデータに
基き診断部で診断を行い、その結果をLED等に出力した
表示させることで、故障の原因が複雑な場合にも故障部
位を特定できるようにした技術が開示されている。
ンピュータ等からなる電子制御装置により、空燃比、点
火時期等を電子的に制御して、快適なドライバビリティ
の現出、排気ガス浄化性、燃費、及びエンジン出力の向
上等が図られている。 この電子制御系が故障するとドライバビリティ、排気
エミッションの悪化、燃費及び出力の低下など車輛走行
に支障をきたす。 最近の複雑化した電子制御系では、システム中に異常
が発生しても、故障箇所、及び故障内容を直ちに解明す
ることが困難であるため、この電子制御系には異常箇所
を作業者に知らせる自己診断機能の装備が不可欠であ
る。 従来、故障診断に関しては下記の先行例がある。 第1の先行例として、特開昭59−24270号公報には、
車輛搭載の電子制御装置において、センサからの出力信
号に基づいて故障診断を行い、故障と診断した場合には
故障箇所を示すトラブルコードにより表示ランプを点滅
させることで、故障箇所を報知する技術が開示されてい
る。 第2の先行例として、特開昭63−78041号公報には、
コントロールユニットに接続する車載診断装置を備え、
車載診断装置によりコントロールユニットを介して各種
のセンサからの信号をモニタし、異常検出時、異常箇所
のコード番号を自己保有の表示器に出力し、併せてコネ
クタを介して外部診断装置に出力することで、簡易な作
業で広範な車輛の故障診断を行うことができるようにし
た技術が開示されている。 第3の先行例として、特開昭62−291537号公報には、
複数の電子制御装置と診断専用の診断制御装置とを備
え、各電子制御装置からのデータに基づいて診断制御装
置により各部の異常を検出し、異常検出時に複数の電子
制御装置が出力する車輛状態を表す出力信号を診断制御
装置のメモリに記憶して車輛搭載のCRTに表示出力可能
とすることで、故障が発生したときの車輛の状態を再現
可能とし、故障修理の実行を円滑に行わせる技術が開示
されている。 第4の先行例として、特開昭61−98639号公報には、
ヘッドライト、フラッシュランプ等の被制御機器を制御
する車輛搭載の制御装置を備え、この制御装置に車輛に
搭載された各種機器の作動状態を表す監視信号を入力し
て各種機器の作動状態を監視し、異常検出時に、警報手
段により警報を発すると共に、その故障箇所(トラブル
データ)とその運転履歴(故障発生時の年月日、走行距
離等)を不揮発性メモリに記憶し、車輛に備えたキーボ
ードからの操作による不揮発性メモリに記憶されている
データを読み出して表示装置へ表示可能とすることで、
その故障箇所および運転履歴を正確かつ簡単に記録して
修理の資料とする技術が開示されている。 第5の先行例として、特開昭56−54518号公報には、
制御回路と並列に記憶回路(不揮発性メモリ)を備え、
書き込み指令回路により始動直後の或る期間でのみ、一
定時間毎に、運転状態検出手段(センサ)からの入力信
号と制御回路から制御対象(アクチュエータ)へ出力さ
れる出力信号とを記憶回路に書き込み、その記憶内容を
読出して診断に利用できるようにした技術が開示されて
いる。 さらに、第6の先行例として、特開昭63−6468号公報
には、制御手段(制御対象)に対する入力信号値、及び
出力信号値を連続的にそれぞれ第1の記憶手段、第2の
記憶手段に記憶し、制御対象の異常が検出されたとき、
上述の連続的に記憶した入出力信号の必要部分のみを第
3の記憶手段に転送して診断のための情報とし、異常状
態を示す情報コードと共に第3の記憶手段に記憶させ、
異常検出時から過去に遡った入出力信号を記憶し、その
記憶されたデータを読み出してこの読み出したデータに
基き診断部で診断を行い、その結果をLED等に出力した
表示させることで、故障の原因が複雑な場合にも故障部
位を特定できるようにした技術が開示されている。
しかし、上記第1の先行例では、特定の運転状態下で
のみ生じる故障については何等、対処することができな
い。すなわち、一般のドライバによる車輛運転時、シス
テム異常の故障が生じ、かつ、そのシステム異常がある
特定された運転状態下でのみ発生するような場合、点
検、修理のために車輛がサービス工場等に入庫され、サ
ービス工場等において整備員(サービスマン)が、ドラ
イバからの曖味な情報に基づき車輛を運転し、システム
チェックを行っても、その特定運転状態で運転しない限
り、システム異常の故障を発見することができず、故障
状態を再現し難く点検、修理作業に手間がかかる不都合
がある。これに起因して故障原因が完全に解明されない
まま車輛が出庫されてしまう虞もある。 また、上記第2の先行例では、単に、異常検出時に異
常箇所のコード番号を表示し、あるいはサービス工場等
での故障診断の際に、外部診断装置を車載診断装置に接
続してエンジンを運転することで、車載診断装置からの
モニタ信号、自己診断コード(コード番号)を外部診断
装置に伝送可能としているだけであり、上記第1の先行
例と同様に、特定の運転状態下でのみ生じる故障につい
ては何等対処できない。すなわち、一般のドライバによ
る車輛運転時、システム異常の故障が生じ、かつ、その
システム異常が、ある特定された運転状態下でのみ発生
するような場合、点検、修理のために車輛がサービス工
場等に入庫され、サービス工場等において整備員(サー
ビスマン)が、ドライバからの曖昧な情報に基づき車輛
を運転し、システムチェックを行っても、その特定運転
状態で運転しない限り、システム異常の故障を発見する
ことができず、運転状態を再現し難く点検、修理作業に
手間がかかる不都合がある。また、これに起因して故障
原因が完全に解明されないまま車輛が出庫されてしまう
虞もある。 また、自己診断を行うための車載診断装置を、車載の
コントロールユニットと別体でマイクロコンピュータ等
から構成しなければならず、構成が複雑化し、大幅なコ
ストアップを招く不都合がある。 上記第3の先行例では、診断制御装置により車輛の異
常を検出したとき、単にそのときの各電子制御装置から
の車輛状態を表す出力信号を記憶するだけであり、車輛
の点検、修理の際、この記憶された車輛状態データをチ
ェックしてもそのときの車輛状態しか分からず、この車
輛状態データから直接的に故障箇所を知ることができ
ず、診断作業性が悪い不都合がある。 また、異常を検出してこのときの車輛状態を記憶する
ための機能、及び異常検出時に記憶したそのときの車輛
状態データをチェックするための機能を有する診断制御
装置を車載の電子制御装置と別体で構成し、さらにはこ
の診断制御装置自体をも車輛に搭載するようにしている
ため、大幅なコストアップを招く。 さらに異常検出時に各電子制御装置からの出力信号を
診断制御装置におけるメモリに一律に記憶させると、不
必要な車輛状態データまでもが記憶されてしまい、無駄
にメモリ容量を消費するばかりか、点検、修理の際に、
この不必要なデータに基づき車輛を運転しても、直ちに
故障は再現できないという不都合もある。 上記第4の先行例では、制御装置により機器の異常を
検出したとき、その故障箇所を示すデータと共に、単に
運転履歴として故障発生時の年月日、走行距離等が不揮
発性メモリに記憶されるだけであり、車輛の点検、修理
の際、この記憶されたデータをチェックしても故障を生
じた機器および故障の発生時点が分かるのみであって、
特定の運転状態下でのみ生じる故障については何等対処
できない。すなわち、一般のドライバによる車輛運転
時、システム異常の故障が生じ、かつ、そのシステム異
常がある特定された運転状態下でのみ発生するような場
合、点検、修理のために車輛がサービス工場等に入庫さ
れ、サービス工場等において整備員(サービスマン)
が、ドライバからの曖昧な情報に基づき車輛を運転し、
システムチェックを行っても、その特定運転状態で運転
しない限り、システム異常の故障を発見することができ
ず、運転状態を再現し難く点検、修理作業に手間がかか
る不都合がある。また、これに起因して故障原因が完全
に解明されないまま車輛が出庫されてしまう虞もある。 また、不揮発性メモリに記憶されたデータをチェック
するための機能(表示装置、キーボード等)をも車輛に
搭載するようにしているため、大幅なコストアップを招
く。 上記第5の先行例では、異常の有無に拘らず、単に始
動直後の或る期間でのみ一定時間毎に運転状態検出手段
からの入力信号及び制御回路からの制御対象へ出力され
る出力信号が記憶回路に書き込まれるに過ぎず、この記
憶回路に書き込まれたデータを参照しても直ちに故障を
把握することはできず、診断作業に役に立たない。 さらに、第6の先行例では、制御対象の異常が検出さ
れたとき、その制御対象の異常状態を示す情報コードと
共に、異常検出時点から過去に遡った必要とする所定期
間のその制御対象に対する入出力信号値を一義的に記憶
するようにしており、これらの入出力信号値により故障
原因を解明する手掛かりを得ることはできるものの、異
常検出時の故障診断に使用したデータが特定されていな
いため、特定の運転状態下でのみ生じる故障に対して
は、記憶されている全ての入出力信号の状態下で、車輛
を運転して確認をしなければならず、その故障に関係の
ない不必要な状態下での確認をも必要とし、故障原因の
解明に手間取り、診断作業の効率化を図れず信頼性の高
い点検、修理を行うことができない不都合がある。 すなわち、制御対象に対する入出力信号値を異常検出
時から過去に遡って所定期間一律に記憶するようにして
いるため、不必要な入出力信号値データまでもがメモリ
に記憶されてしまい、無駄にメモリ容量を消費するばか
りか、点検、修理の際に、この不必要なデータに基づき
車輛を運転しても直ちに故障原因を解明することができ
ない。 さらに、診断結果としての情報コードと共に、その制
御対象に対する所定期間の入出力信号値がLED等にて表
示されるため、LED表示が頻繁に切り替わり診断作業者
の読み取りミスを招く不都合がある。 本発明は、上記事情に鑑み、整備員が、故障部位を示
すトラブルデータ及びシステム異常検出時の故障診断に
使用したデータを基にして、システム異常が生じたとき
と同じ運転条件でシステムをチェックすることができ、
短時間に確実かつ的確な信頼性の高い点検、修理を行う
ことが可能な車載電子制御装置を提供することを目的と
する。
のみ生じる故障については何等、対処することができな
い。すなわち、一般のドライバによる車輛運転時、シス
テム異常の故障が生じ、かつ、そのシステム異常がある
特定された運転状態下でのみ発生するような場合、点
検、修理のために車輛がサービス工場等に入庫され、サ
ービス工場等において整備員(サービスマン)が、ドラ
イバからの曖味な情報に基づき車輛を運転し、システム
チェックを行っても、その特定運転状態で運転しない限
り、システム異常の故障を発見することができず、故障
状態を再現し難く点検、修理作業に手間がかかる不都合
がある。これに起因して故障原因が完全に解明されない
まま車輛が出庫されてしまう虞もある。 また、上記第2の先行例では、単に、異常検出時に異
常箇所のコード番号を表示し、あるいはサービス工場等
での故障診断の際に、外部診断装置を車載診断装置に接
続してエンジンを運転することで、車載診断装置からの
モニタ信号、自己診断コード(コード番号)を外部診断
装置に伝送可能としているだけであり、上記第1の先行
例と同様に、特定の運転状態下でのみ生じる故障につい
ては何等対処できない。すなわち、一般のドライバによ
る車輛運転時、システム異常の故障が生じ、かつ、その
システム異常が、ある特定された運転状態下でのみ発生
するような場合、点検、修理のために車輛がサービス工
場等に入庫され、サービス工場等において整備員(サー
ビスマン)が、ドライバからの曖昧な情報に基づき車輛
を運転し、システムチェックを行っても、その特定運転
状態で運転しない限り、システム異常の故障を発見する
ことができず、運転状態を再現し難く点検、修理作業に
手間がかかる不都合がある。また、これに起因して故障
原因が完全に解明されないまま車輛が出庫されてしまう
虞もある。 また、自己診断を行うための車載診断装置を、車載の
コントロールユニットと別体でマイクロコンピュータ等
から構成しなければならず、構成が複雑化し、大幅なコ
ストアップを招く不都合がある。 上記第3の先行例では、診断制御装置により車輛の異
常を検出したとき、単にそのときの各電子制御装置から
の車輛状態を表す出力信号を記憶するだけであり、車輛
の点検、修理の際、この記憶された車輛状態データをチ
ェックしてもそのときの車輛状態しか分からず、この車
輛状態データから直接的に故障箇所を知ることができ
ず、診断作業性が悪い不都合がある。 また、異常を検出してこのときの車輛状態を記憶する
ための機能、及び異常検出時に記憶したそのときの車輛
状態データをチェックするための機能を有する診断制御
装置を車載の電子制御装置と別体で構成し、さらにはこ
の診断制御装置自体をも車輛に搭載するようにしている
ため、大幅なコストアップを招く。 さらに異常検出時に各電子制御装置からの出力信号を
診断制御装置におけるメモリに一律に記憶させると、不
必要な車輛状態データまでもが記憶されてしまい、無駄
にメモリ容量を消費するばかりか、点検、修理の際に、
この不必要なデータに基づき車輛を運転しても、直ちに
故障は再現できないという不都合もある。 上記第4の先行例では、制御装置により機器の異常を
検出したとき、その故障箇所を示すデータと共に、単に
運転履歴として故障発生時の年月日、走行距離等が不揮
発性メモリに記憶されるだけであり、車輛の点検、修理
の際、この記憶されたデータをチェックしても故障を生
じた機器および故障の発生時点が分かるのみであって、
特定の運転状態下でのみ生じる故障については何等対処
できない。すなわち、一般のドライバによる車輛運転
時、システム異常の故障が生じ、かつ、そのシステム異
常がある特定された運転状態下でのみ発生するような場
合、点検、修理のために車輛がサービス工場等に入庫さ
れ、サービス工場等において整備員(サービスマン)
が、ドライバからの曖昧な情報に基づき車輛を運転し、
システムチェックを行っても、その特定運転状態で運転
しない限り、システム異常の故障を発見することができ
ず、運転状態を再現し難く点検、修理作業に手間がかか
る不都合がある。また、これに起因して故障原因が完全
に解明されないまま車輛が出庫されてしまう虞もある。 また、不揮発性メモリに記憶されたデータをチェック
するための機能(表示装置、キーボード等)をも車輛に
搭載するようにしているため、大幅なコストアップを招
く。 上記第5の先行例では、異常の有無に拘らず、単に始
動直後の或る期間でのみ一定時間毎に運転状態検出手段
からの入力信号及び制御回路からの制御対象へ出力され
る出力信号が記憶回路に書き込まれるに過ぎず、この記
憶回路に書き込まれたデータを参照しても直ちに故障を
把握することはできず、診断作業に役に立たない。 さらに、第6の先行例では、制御対象の異常が検出さ
れたとき、その制御対象の異常状態を示す情報コードと
共に、異常検出時点から過去に遡った必要とする所定期
間のその制御対象に対する入出力信号値を一義的に記憶
するようにしており、これらの入出力信号値により故障
原因を解明する手掛かりを得ることはできるものの、異
常検出時の故障診断に使用したデータが特定されていな
いため、特定の運転状態下でのみ生じる故障に対して
は、記憶されている全ての入出力信号の状態下で、車輛
を運転して確認をしなければならず、その故障に関係の
ない不必要な状態下での確認をも必要とし、故障原因の
解明に手間取り、診断作業の効率化を図れず信頼性の高
い点検、修理を行うことができない不都合がある。 すなわち、制御対象に対する入出力信号値を異常検出
時から過去に遡って所定期間一律に記憶するようにして
いるため、不必要な入出力信号値データまでもがメモリ
に記憶されてしまい、無駄にメモリ容量を消費するばか
りか、点検、修理の際に、この不必要なデータに基づき
車輛を運転しても直ちに故障原因を解明することができ
ない。 さらに、診断結果としての情報コードと共に、その制
御対象に対する所定期間の入出力信号値がLED等にて表
示されるため、LED表示が頻繁に切り替わり診断作業者
の読み取りミスを招く不都合がある。 本発明は、上記事情に鑑み、整備員が、故障部位を示
すトラブルデータ及びシステム異常検出時の故障診断に
使用したデータを基にして、システム異常が生じたとき
と同じ運転条件でシステムをチェックすることができ、
短時間に確実かつ的確な信頼性の高い点検、修理を行う
ことが可能な車載電子制御装置を提供することを目的と
する。
上記目的を達成するため、本発明による車載電子制御
装置は、車輛に搭載され、運転状態検出手段から入力さ
れた運転状態に基づき制御対象に対する制御量を演算
し、該制御量に応答する出力信号を制御対象に出力して
該制御対象を制御する車載電子制御装置において、上記
運転状態検出手段による運転状態データ及び制御量デー
タとの少なくとも一方に基づきシステム異常を検出し、
システム異常を検出したとき、予め記憶手段に記憶され
ている該システム異常に対応する故障部位を示すトラブ
ルデータを読出し、このトラブルデータと共に、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータのみを不揮発
性メモリに格納する自己診断手段と、外部接続される外
部コンピュータからの伝送要求に応じ、上記不揮発性メ
モリに記憶されている上記トラブルデータ及びシステム
異常検出時の故障診断に使用したデータを読出して上記
外部コンピュータに出力するデータ出力手段とを備える
ことを特徴とする。
装置は、車輛に搭載され、運転状態検出手段から入力さ
れた運転状態に基づき制御対象に対する制御量を演算
し、該制御量に応答する出力信号を制御対象に出力して
該制御対象を制御する車載電子制御装置において、上記
運転状態検出手段による運転状態データ及び制御量デー
タとの少なくとも一方に基づきシステム異常を検出し、
システム異常を検出したとき、予め記憶手段に記憶され
ている該システム異常に対応する故障部位を示すトラブ
ルデータを読出し、このトラブルデータと共に、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータのみを不揮発
性メモリに格納する自己診断手段と、外部接続される外
部コンピュータからの伝送要求に応じ、上記不揮発性メ
モリに記憶されている上記トラブルデータ及びシステム
異常検出時の故障診断に使用したデータを読出して上記
外部コンピュータに出力するデータ出力手段とを備える
ことを特徴とする。
本発明では、車輛運転時、車載の電子制御装置に構成
される自己診断手段により、運転状態データ及び制御量
データとの少なくとも一方のデータに基づきシステム異
常が生じたかを判断し、システム異常の検出時、該シス
テム異常に対応する故障部位を示すトラブルデータと共
に、システム異常検出時の故障診断に使用したデータの
みを不揮発性メモリに格納し、車輛が点検、修理等によ
りサービス工場に入庫されたとき、車載の電子制御装置
に外部接続される外部コンピュータからの伝送要求に応
じて、データ出力手段により、不揮発性メモリに格納さ
れているトラブルデータと共に、システム異常検出時の
故障診断に使用したデータを外部コンピュータに出力す
る。
される自己診断手段により、運転状態データ及び制御量
データとの少なくとも一方のデータに基づきシステム異
常が生じたかを判断し、システム異常の検出時、該シス
テム異常に対応する故障部位を示すトラブルデータと共
に、システム異常検出時の故障診断に使用したデータの
みを不揮発性メモリに格納し、車輛が点検、修理等によ
りサービス工場に入庫されたとき、車載の電子制御装置
に外部接続される外部コンピュータからの伝送要求に応
じて、データ出力手段により、不揮発性メモリに格納さ
れているトラブルデータと共に、システム異常検出時の
故障診断に使用したデータを外部コンピュータに出力す
る。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。 第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図
は電子制御装置における機能構成を示す機能ブロック
図、第2図は電子制御系の回路構成を示すブロック図、
第3図は電子制御装置における自己診断手順を示すフロ
ーチャート、第4図は不揮発性メモリにおけるトラブル
データ及びシステム異常の故障診断に使用したデータの
格納状態を示す説明図である。 第2図において符号1は、車輛に搭載された電子制御
装置で、この電子制御装置1の入力側に運転状態検出手
段2が接続され、また出力側にそれぞれ駆動回路17,19
を介して制御対象の一例としてのインジェクタ18、警告
手段の一例としての警告ランプ20が接続されている。 また、上記電子制御装置1は、バスライン11を介して
互いに接続した中央処理装置(CPU)5、入力インタフ
ェース6、出力インタフェース7、記憶手段としてのRO
M8、RAM9、不揮発性メモリとして常時バックアップ電源
が供給される不揮発性RAM10、並びに出力インターフェ
ース7に接続された上記駆動回路17、19を備えている。 上記ROM8には、上記CPU5の実行プログラムと、各シス
テム異常に対応する故障箇所、故障内容を示すトラブル
データ(トラブルコード)などの固定データが記憶され
ている。また、上記RAM9には、上記CPU5で演算したデー
タが一時格納される。さらに、上記不揮発性RAM10には
システム異常が検出されたとき、該システム異常に対応
する故障部位(故障箇所、故障内容)を示すトラブルデ
ータと、このシステム異常の故障診断に使用したデータ
のみが所定アドレスに格納される。 また、上記電子制御装置1の入力インタフェース6に
接続する上記運転状態検出手段2は、例えば、吸気管に
配設されて吸入空気量を検出する吸入空気量センサ12、
各気筒の基準クランク角を検出するクランク角センサ1
3、このクランク角センサ13と一体をなし所定回転角ご
との角速度等からエンジン回転数を検出する回転数セン
サ14、冷却水温を検出する水温センサ15、排気管に配設
されて排出ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する空燃
比センサ16などで構成されている。 なお、図示しないが、この運転状態検出手段2には、
上記以外に、車輛の運転状態を検出する各種センサ類、
スイッチ類が含まれている。 なお、第2図には、空燃比制御を行うため、出力イン
タフェース7に駆動回路17を介して制御対象の一例とし
てインジェクタ18を電子制御装置1に接続しているが、
点火時期制御等、他の制御も行うようにしても良いこと
は勿論であり、点火時期制御の場合には、出力インタフ
ェースにイグナイタを介して点火コイルの一次側が接続
される(図示せず)。 さらに、上記警告ランプ20は、上記電子制御装置1の
出力インタフェース7に接続した駆動回路19に接続され
ており、システム中に異常が発生した場合に、この警告
ランプ20がトラブルデータに対応するコードを点滅表示
するようになっている。 また、符号21は、上記電子制御装置1に外部接続さ
れ、電子制御装置1の入力インタフェース6と出力イン
タフェース7に接続自在な外部コンピュータであり、デ
ィーラのサービス工場等に配備され、車輛がサービス工
場に入庫し、点検、修理の際に、電子制御装置1にこの
外部コンピュータ21を接続して、外部コンピュータ21か
ら上記電子制御装置1へトラブルデータ伝送要求信号を
出力することにより、上記電子制御装置1において上記
不揮発性RAM10に格納されているシステム異常に対応す
る故障部位を示すトラブルデータと共に、システム異常
の故障診断に使用したデータが読出され、これらのデー
タが外部コンピュータに送信されて、モニタ21aに表示
されるようになっている。 次に、第1図に基づき電子制御装置1の機能構成を説
明する。 上記電子制御装置1は、データ演算手段22,制御信号
出力手段23、自己診断手段24、記憶手段(ROM)8、ト
ラブルコード出力手段25、不揮発性メモリ(不揮発性RA
M)10、データ出力手段26で構成されている。 上記データ演算手段22では、空燃比制御の場合、運転
状態検出手段2を構成する各センサにより検出される運
転状態に基づき、制御量として燃料噴射パルス幅(燃料
噴射両)を演算し、所定タイミング毎に該燃料噴射パル
ス幅に対応する駆動信号を制御信号出力手段23を介して
インジェクタ18に出力し、燃料噴射させる。また、点火
時期制御の場合は、各気筒ごとの基準クランク角を割出
し、この基準クランク角に基づく点火進角を制御量とし
て、各センサにより検出される運転状態に基づき演算
し、該点火進角に達したとき、パワートランジスタ等か
ら構成されるイグナイタに点火信号を出力する。 自己診断手段24は、運転状態検出手段2により検出さ
れた運転状態データ、及び制御量データに基づいてシス
テム異常を診断する。例えば、上記運転状態データと、
この運転状態データに基づき上記データ演算手段22で演
算された制御量データとり整合性がない場合、或は各デ
ータが通常取り得ない値を示しているとき、関連するシ
ステムに異常が生じたと判断する。この自己診断手段24
は、システム異常が検出されると、記憶手段8を検索
し、予め記憶手段8に記憶されている該システム異常に
対応する故障部位(故障箇所、故障内容)を示すトラブ
ルデータを読出し、該トラブルデータと共に、システム
異常の故障診断に使用したデータを不揮発性メモリ10の
所定アドレスに順次格納する(図4参照)。また、同時
に、この自己診断手段24から上記トラブルデータに対応
する点滅コードデータが、トラブルコード出力手段25に
供給されて、警告ランプ20が上記トラブルデータに対応
するコードにて点滅表示される。 また、データ出力手段26は、ディーラのサービス工場
等において点検等の際に、電子制御装置1に接続される
外部コンピュータ21からのトラブルデータ伝送要求によ
り、上記不揮発性メモリ10に格納されているトラブルデ
ータと、システム異常の故障診断に使用したデータとを
読出して外部コンピュータ21へ出力する。 外部コンピュータ21に出力されたこれらのデータは、
モニタ21aに表示される。 次に、上記電子制御装置1による自己診断手順につい
て、第3図のフローチャートに従い説明する。 電子制御装置1では、空燃比制御および点火時期制御
などの通常の制御プログラムを実行しており、その際、
一定サイクルごとに割込み要求が行われ、自己診断手段
24では、この割込み要求を受けて自己診断プログラムを
開始する。 まず、ステップ101で、自己診断に必要な運転状態デ
ータ及び制御量データをサンプリングし、ステップ102
で、これらのサンプリングしたデータに基づき自己診断
を実行する。 そして、ステップ103へ進み、自己診断の結果、シス
テム異常が検出されないときにはステップ107へジャン
プし、システム異常が検出されたときには、ステップ10
4へ進む。 システム異常の検出によりステップ104へ進むと、予
めROM8に記憶されている該システム異常に対応する故障
部位を示すトラブルデータを読み出して、不揮発性RAM1
0の所定アドレスに格納し、ステップ105aへ進む。この
ステップ105aでは、このシステム異常検出時故障診断に
使用したデータを不揮発性メモリ10の所定アドレスに格
納する。そして、ステップ106で、上記トラブルデータ
に対応する点滅コード信号を警告ランプ20に出力してス
テップ107へ進む。その結果、警告ランプ20の点滅によ
りトラブルコードが表示されることになる。 ステップ107では、外部からのリード要求(伝送要
求)があるか否かを判断し、リード要求がない場合に
は、本プログラムを終了してメインルーチンに移行す
る。 また、外部からリード要求がある場合、すなわち、車
輛がディーラのサービス工場等に入庫されて、整備員
(サービスマン)が点検、修理の際に、外部コンピュー
タ21を電子制御装置1に接続し、整備員の外部コンピュ
ータ操作により、外部コンピュータ21から上記電子制御
装置1にトラブルデータ伝送要求信号が出力されている
ときは、ステップ107からステップ108へ進み、該電子制
御装置1において不揮発性RAM10からトラブルデータと
共に、システム異常の故障診断に使用したデータを読み
出し、これらのデータをデータ出力手段26を介して外部
コンピュータ21に送信して本プログラムを終了してメイ
ンルーチンに移行する。 上記外部コンピュータ21では、上記電子制御装置1か
ら受信したトラブルデータをコード化し、さらにトラブ
ルデータと共に、受信したシステム異常の故障診断に使
用したデータを物理量変換してモニタ21aに表示する。 整備員は、上記モニタ21aに表示されたトラブルデー
タを視認し、マニュアル等を参照してトラブルコード、
すなわち個々のシステム異常に対応する故障部位(故障
箇所、故障内容)を確認して、点検、修理箇所を容易に
特定し、点検、修理作業を効率よく進めることができ
る。 同時に、モニタ21aにはシステム異常の故障診断に使
用したデータが表示されるので、整備員は、これらの表
示されたデータに基づいて、故障内容、及びそのときの
運転状態を的確に把握することができ、短時間で確実か
つ的確な点検、修理を行うことが可能となる。
は電子制御装置における機能構成を示す機能ブロック
図、第2図は電子制御系の回路構成を示すブロック図、
第3図は電子制御装置における自己診断手順を示すフロ
ーチャート、第4図は不揮発性メモリにおけるトラブル
データ及びシステム異常の故障診断に使用したデータの
格納状態を示す説明図である。 第2図において符号1は、車輛に搭載された電子制御
装置で、この電子制御装置1の入力側に運転状態検出手
段2が接続され、また出力側にそれぞれ駆動回路17,19
を介して制御対象の一例としてのインジェクタ18、警告
手段の一例としての警告ランプ20が接続されている。 また、上記電子制御装置1は、バスライン11を介して
互いに接続した中央処理装置(CPU)5、入力インタフ
ェース6、出力インタフェース7、記憶手段としてのRO
M8、RAM9、不揮発性メモリとして常時バックアップ電源
が供給される不揮発性RAM10、並びに出力インターフェ
ース7に接続された上記駆動回路17、19を備えている。 上記ROM8には、上記CPU5の実行プログラムと、各シス
テム異常に対応する故障箇所、故障内容を示すトラブル
データ(トラブルコード)などの固定データが記憶され
ている。また、上記RAM9には、上記CPU5で演算したデー
タが一時格納される。さらに、上記不揮発性RAM10には
システム異常が検出されたとき、該システム異常に対応
する故障部位(故障箇所、故障内容)を示すトラブルデ
ータと、このシステム異常の故障診断に使用したデータ
のみが所定アドレスに格納される。 また、上記電子制御装置1の入力インタフェース6に
接続する上記運転状態検出手段2は、例えば、吸気管に
配設されて吸入空気量を検出する吸入空気量センサ12、
各気筒の基準クランク角を検出するクランク角センサ1
3、このクランク角センサ13と一体をなし所定回転角ご
との角速度等からエンジン回転数を検出する回転数セン
サ14、冷却水温を検出する水温センサ15、排気管に配設
されて排出ガス中の酸素濃度から空燃比を検出する空燃
比センサ16などで構成されている。 なお、図示しないが、この運転状態検出手段2には、
上記以外に、車輛の運転状態を検出する各種センサ類、
スイッチ類が含まれている。 なお、第2図には、空燃比制御を行うため、出力イン
タフェース7に駆動回路17を介して制御対象の一例とし
てインジェクタ18を電子制御装置1に接続しているが、
点火時期制御等、他の制御も行うようにしても良いこと
は勿論であり、点火時期制御の場合には、出力インタフ
ェースにイグナイタを介して点火コイルの一次側が接続
される(図示せず)。 さらに、上記警告ランプ20は、上記電子制御装置1の
出力インタフェース7に接続した駆動回路19に接続され
ており、システム中に異常が発生した場合に、この警告
ランプ20がトラブルデータに対応するコードを点滅表示
するようになっている。 また、符号21は、上記電子制御装置1に外部接続さ
れ、電子制御装置1の入力インタフェース6と出力イン
タフェース7に接続自在な外部コンピュータであり、デ
ィーラのサービス工場等に配備され、車輛がサービス工
場に入庫し、点検、修理の際に、電子制御装置1にこの
外部コンピュータ21を接続して、外部コンピュータ21か
ら上記電子制御装置1へトラブルデータ伝送要求信号を
出力することにより、上記電子制御装置1において上記
不揮発性RAM10に格納されているシステム異常に対応す
る故障部位を示すトラブルデータと共に、システム異常
の故障診断に使用したデータが読出され、これらのデー
タが外部コンピュータに送信されて、モニタ21aに表示
されるようになっている。 次に、第1図に基づき電子制御装置1の機能構成を説
明する。 上記電子制御装置1は、データ演算手段22,制御信号
出力手段23、自己診断手段24、記憶手段(ROM)8、ト
ラブルコード出力手段25、不揮発性メモリ(不揮発性RA
M)10、データ出力手段26で構成されている。 上記データ演算手段22では、空燃比制御の場合、運転
状態検出手段2を構成する各センサにより検出される運
転状態に基づき、制御量として燃料噴射パルス幅(燃料
噴射両)を演算し、所定タイミング毎に該燃料噴射パル
ス幅に対応する駆動信号を制御信号出力手段23を介して
インジェクタ18に出力し、燃料噴射させる。また、点火
時期制御の場合は、各気筒ごとの基準クランク角を割出
し、この基準クランク角に基づく点火進角を制御量とし
て、各センサにより検出される運転状態に基づき演算
し、該点火進角に達したとき、パワートランジスタ等か
ら構成されるイグナイタに点火信号を出力する。 自己診断手段24は、運転状態検出手段2により検出さ
れた運転状態データ、及び制御量データに基づいてシス
テム異常を診断する。例えば、上記運転状態データと、
この運転状態データに基づき上記データ演算手段22で演
算された制御量データとり整合性がない場合、或は各デ
ータが通常取り得ない値を示しているとき、関連するシ
ステムに異常が生じたと判断する。この自己診断手段24
は、システム異常が検出されると、記憶手段8を検索
し、予め記憶手段8に記憶されている該システム異常に
対応する故障部位(故障箇所、故障内容)を示すトラブ
ルデータを読出し、該トラブルデータと共に、システム
異常の故障診断に使用したデータを不揮発性メモリ10の
所定アドレスに順次格納する(図4参照)。また、同時
に、この自己診断手段24から上記トラブルデータに対応
する点滅コードデータが、トラブルコード出力手段25に
供給されて、警告ランプ20が上記トラブルデータに対応
するコードにて点滅表示される。 また、データ出力手段26は、ディーラのサービス工場
等において点検等の際に、電子制御装置1に接続される
外部コンピュータ21からのトラブルデータ伝送要求によ
り、上記不揮発性メモリ10に格納されているトラブルデ
ータと、システム異常の故障診断に使用したデータとを
読出して外部コンピュータ21へ出力する。 外部コンピュータ21に出力されたこれらのデータは、
モニタ21aに表示される。 次に、上記電子制御装置1による自己診断手順につい
て、第3図のフローチャートに従い説明する。 電子制御装置1では、空燃比制御および点火時期制御
などの通常の制御プログラムを実行しており、その際、
一定サイクルごとに割込み要求が行われ、自己診断手段
24では、この割込み要求を受けて自己診断プログラムを
開始する。 まず、ステップ101で、自己診断に必要な運転状態デ
ータ及び制御量データをサンプリングし、ステップ102
で、これらのサンプリングしたデータに基づき自己診断
を実行する。 そして、ステップ103へ進み、自己診断の結果、シス
テム異常が検出されないときにはステップ107へジャン
プし、システム異常が検出されたときには、ステップ10
4へ進む。 システム異常の検出によりステップ104へ進むと、予
めROM8に記憶されている該システム異常に対応する故障
部位を示すトラブルデータを読み出して、不揮発性RAM1
0の所定アドレスに格納し、ステップ105aへ進む。この
ステップ105aでは、このシステム異常検出時故障診断に
使用したデータを不揮発性メモリ10の所定アドレスに格
納する。そして、ステップ106で、上記トラブルデータ
に対応する点滅コード信号を警告ランプ20に出力してス
テップ107へ進む。その結果、警告ランプ20の点滅によ
りトラブルコードが表示されることになる。 ステップ107では、外部からのリード要求(伝送要
求)があるか否かを判断し、リード要求がない場合に
は、本プログラムを終了してメインルーチンに移行す
る。 また、外部からリード要求がある場合、すなわち、車
輛がディーラのサービス工場等に入庫されて、整備員
(サービスマン)が点検、修理の際に、外部コンピュー
タ21を電子制御装置1に接続し、整備員の外部コンピュ
ータ操作により、外部コンピュータ21から上記電子制御
装置1にトラブルデータ伝送要求信号が出力されている
ときは、ステップ107からステップ108へ進み、該電子制
御装置1において不揮発性RAM10からトラブルデータと
共に、システム異常の故障診断に使用したデータを読み
出し、これらのデータをデータ出力手段26を介して外部
コンピュータ21に送信して本プログラムを終了してメイ
ンルーチンに移行する。 上記外部コンピュータ21では、上記電子制御装置1か
ら受信したトラブルデータをコード化し、さらにトラブ
ルデータと共に、受信したシステム異常の故障診断に使
用したデータを物理量変換してモニタ21aに表示する。 整備員は、上記モニタ21aに表示されたトラブルデー
タを視認し、マニュアル等を参照してトラブルコード、
すなわち個々のシステム異常に対応する故障部位(故障
箇所、故障内容)を確認して、点検、修理箇所を容易に
特定し、点検、修理作業を効率よく進めることができ
る。 同時に、モニタ21aにはシステム異常の故障診断に使
用したデータが表示されるので、整備員は、これらの表
示されたデータに基づいて、故障内容、及びそのときの
運転状態を的確に把握することができ、短時間で確実か
つ的確な点検、修理を行うことが可能となる。
以上説明したように本発明によれば、車輛運転時、車
載の電子制御装置に構成される自己診断手段により、運
転状態データと制御量データとの少なくとも一方のデー
タに基づきシステム異常が生じたかを判断し、システム
異常検出時、該システム異常に対応する故障部位を示す
トラブルデータと共に、システム異常検出時の故障診断
に使用したデータのみを不揮発性メモリに格納し、車輛
が点検、修理等によりサービス工場に入庫されたとき、
車載の電子制御装置に外部接続されるコンピュータから
の伝送要求に応じて、データ出力手段により、不揮発性
メモリに格納されているトラブルデータと共に、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータを外部コンピ
ュータに出力するので、読出したトラブルデータにより
故障が発生した箇所を簡単に知ることができるのは勿論
のこと、特定運転状態下でのみ発生するシステム異常の
故障であっても、システム異常検出の基とした故障診断
に使用したデータにて示される、システム異常が生じた
ときと同じ運転状態下で、確実かつ容易に車輛をチェッ
クすることが可能となって、故障原因の解明が容易とな
り、短時間で確実かつ的確に点検、修理作業を行うこと
ができる。 また、上記自己診断手段及びデータ出力手段は、いず
れも車載の電子制御装置自体に構成されているので、車
載診断装置を別体に設けることなく、構成が簡素化し、
大幅なコストダウンを図ることができる。 さらに、システム異常を検出したとき、トラブルデー
タと共に不揮発性メモリに格納されるデータは、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータのみであるか
ら、システム異常検出時に不必要なデータが不揮発性メ
モリに格納されることがなく、不揮発性メモリには必要
なデータのみが格納されて、これらのデータにより確実
且つ正確な信頼性の高い故障診断を行うことができる。
載の電子制御装置に構成される自己診断手段により、運
転状態データと制御量データとの少なくとも一方のデー
タに基づきシステム異常が生じたかを判断し、システム
異常検出時、該システム異常に対応する故障部位を示す
トラブルデータと共に、システム異常検出時の故障診断
に使用したデータのみを不揮発性メモリに格納し、車輛
が点検、修理等によりサービス工場に入庫されたとき、
車載の電子制御装置に外部接続されるコンピュータから
の伝送要求に応じて、データ出力手段により、不揮発性
メモリに格納されているトラブルデータと共に、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータを外部コンピ
ュータに出力するので、読出したトラブルデータにより
故障が発生した箇所を簡単に知ることができるのは勿論
のこと、特定運転状態下でのみ発生するシステム異常の
故障であっても、システム異常検出の基とした故障診断
に使用したデータにて示される、システム異常が生じた
ときと同じ運転状態下で、確実かつ容易に車輛をチェッ
クすることが可能となって、故障原因の解明が容易とな
り、短時間で確実かつ的確に点検、修理作業を行うこと
ができる。 また、上記自己診断手段及びデータ出力手段は、いず
れも車載の電子制御装置自体に構成されているので、車
載診断装置を別体に設けることなく、構成が簡素化し、
大幅なコストダウンを図ることができる。 さらに、システム異常を検出したとき、トラブルデー
タと共に不揮発性メモリに格納されるデータは、システ
ム異常検出時の故障診断に使用したデータのみであるか
ら、システム異常検出時に不必要なデータが不揮発性メ
モリに格納されることがなく、不揮発性メモリには必要
なデータのみが格納されて、これらのデータにより確実
且つ正確な信頼性の高い故障診断を行うことができる。
第1図〜第4図は本発明の第1実施例を示し、第1図は
電子制御装置の機能構成を示す機能ブロック図、第2図
は電子制御系の回路構成を示すブロック図、第3図は電
子制御装置における自己診断手順を示すフローチャー
ト、第4図は不揮発性メモリにおけるトラブルデータ及
びその故障診断に使用したデータの格納状態を示す説明
図である。 1……電子制御装置 2……運転状態検出手段 8……ROM(記憶手段) 10……不揮発性RAM(不揮発性メモリ) 18……インジェクタ(制御対象) 21……外部コンピュータ 24……自己診断手段 26……データ出力手段
電子制御装置の機能構成を示す機能ブロック図、第2図
は電子制御系の回路構成を示すブロック図、第3図は電
子制御装置における自己診断手順を示すフローチャー
ト、第4図は不揮発性メモリにおけるトラブルデータ及
びその故障診断に使用したデータの格納状態を示す説明
図である。 1……電子制御装置 2……運転状態検出手段 8……ROM(記憶手段) 10……不揮発性RAM(不揮発性メモリ) 18……インジェクタ(制御対象) 21……外部コンピュータ 24……自己診断手段 26……データ出力手段
Claims (1)
- 【請求項1】車輛に搭載され、運転状態検出手段から入
力された運転状態に基づき制御対象に対する制御量を演
算し、該制御量に対応する出力信号を制御対象に出力し
て該制御対象を制御する車載電子制御装置において、 上記運転状態検出手段による運転状態データおよび制御
量データとの少なくとも一方に基づきシステム異常を検
出し、システム異常を検出したとき、予め記憶手段に記
憶されている該システム異常に対応する故障部位を示す
トラブルデータを読み出し、このトラブルデータと共
に、システム異常検出時の故障診断に使用したデータの
みを不揮発性メモリに格納する自己診断手段と、 外部接続される外部コンピュータからの伝送要求に応
じ、上記不揮発性メモリに記憶されている上記トラブル
データ及びシステム異常検出時の故障診断に使用したデ
ータを読み出して上記外部コンピュータに出力するデー
タ出力手段と、を備えることを特徴とする車載電子制御
装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088752A JP2625148B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車載電子制御装置 |
US07/333,999 US5034894A (en) | 1988-04-11 | 1989-04-04 | Self-diagnosis system for a motor vehicle |
GB8907839A GB2217481B (en) | 1988-04-11 | 1989-04-07 | Control system with self-diagnosis for a motor vehicle |
DE3911876A DE3911876A1 (de) | 1988-04-11 | 1989-04-11 | System zur eigendiagnose fuer kraftfahrzeuge |
DE3943766A DE3943766C2 (de) | 1988-04-11 | 1989-04-11 | Selbstdiagnosesystem |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63088752A JP2625148B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車載電子制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01260344A JPH01260344A (ja) | 1989-10-17 |
JP2625148B2 true JP2625148B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=13951629
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63088752A Expired - Lifetime JP2625148B2 (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | 車載電子制御装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5034894A (ja) |
JP (1) | JP2625148B2 (ja) |
DE (1) | DE3911876A1 (ja) |
GB (1) | GB2217481B (ja) |
Families Citing this family (42)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2530410Y2 (ja) * | 1990-05-01 | 1997-03-26 | 日産ディーゼル工業株式会社 | 車両用故障診断装置 |
DE4143092A1 (de) * | 1991-12-27 | 1993-07-01 | Bayer Ag | Gasspurenmesssystem |
CA2086449C (en) * | 1992-01-06 | 2000-03-07 | Steven W. Rogers | Computer interface board for electronic automotive vehicle service |
US5671141A (en) * | 1993-04-05 | 1997-09-23 | Ford Global Technologies, Inc. | Computer program architecture for onboard vehicle diagnostic system |
DE4320173C2 (de) * | 1993-06-18 | 1998-01-29 | Bayerische Motoren Werke Ag | Diagnoseverfahren für Kraftfahrzeuge zum Überprüfen elektronisch gesteuerter Systeme |
KR0158132B1 (ko) * | 1993-09-22 | 1998-12-15 | 전성원 | 전자 제어장치의 자기 진단 시스템 및 그 진단방법 |
DE4401553C2 (de) * | 1994-01-20 | 1998-11-05 | Ines Elektronik Systementwickl | Prüfstand zur technischen Überwachung von Fahrzeugen |
DE4418072C1 (de) * | 1994-05-24 | 1995-03-30 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur Auswertung der Eigendiagnose eines Steuergerätes im Kraftfahrzeug |
DE4428815A1 (de) * | 1994-08-13 | 1996-02-15 | Kloeckner Humboldt Deutz Ag | Verfahren zur Einstellung einer Brennkraftmaschine |
DE4429258C2 (de) * | 1994-08-18 | 2003-06-12 | Bosch Gmbh Robert | Vorrichtung und Verfahren zur Regelung/Steuerung der Horizontal- und/oder der Vertikalbewegungen eines Kraftfahrzeuges |
EP0704343A3 (de) * | 1994-10-01 | 1997-01-15 | Bayerische Motoren Werke Ag | Elektronisches Steuergerät in Kraftfahrzeugen |
US5884205A (en) * | 1996-08-22 | 1999-03-16 | Dickey-John Corporation | Boom configuration monitoring and control system for mobile material distribution apparatus |
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US5911362A (en) * | 1997-02-26 | 1999-06-15 | Dickey-John Corporation | Control system for a mobile material distribution device |
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