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JP2622300B2 - 射出圧縮成形方法 - Google Patents

射出圧縮成形方法

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Publication number
JP2622300B2
JP2622300B2 JP6946490A JP6946490A JP2622300B2 JP 2622300 B2 JP2622300 B2 JP 2622300B2 JP 6946490 A JP6946490 A JP 6946490A JP 6946490 A JP6946490 A JP 6946490A JP 2622300 B2 JP2622300 B2 JP 2622300B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
die plate
mold
fixed
mold clamping
fixed die
Prior art date
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Application number
JP6946490A
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English (en)
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JPH03268921A (ja
Inventor
紘一 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH03268921A publication Critical patent/JPH03268921A/ja
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は射出成形機による成形品の射出圧縮成形方法
に関するものである。
(従来の技術) 第4図は従来の射出圧縮成形のシーケンス図、第5図
は従来の型締装置の側断面図である。
第5図において型締ラム5と移動ダイプレート3とを
前進させ、コア型1を固定ダイプレート4に取付けられ
たキャビティ型2に一旦合わせる。この状態でプレフィ
ルピストン7を閉じる。次いで型締ラム5を射出圧縮に
必要な量eだけ後退させる。この状態で方向切換弁11を
全閉の位置にし、型締シリンダ6の全ポートをブロック
する。また型締シリンダ6の油室A′の圧力は略々大気
圧の状態にある。
次いで射出装置8から溶融樹脂の射出を行い、コア型
1とキャビティ型2の間に樹脂を注入すると、注入時の
流動圧によりコア型1は開き側に押される。この時の樹
脂圧は大凡100kgf/cm2程度と思われるが、これに対応す
るためA′部の圧力は20kgf/cm2程度まで上る。そして
射出動作が完了すれば、型締ラム5を前進させて型締め
をなし、コア型1とキャビティ型2とをぴったり合わせ
て冷却に入る。
(発明が解決しようとする課題) 直圧式型締装置では、型の開閉に十分なだけのストロ
ークが型締シリンダ6に必要である。また多量の油をシ
リンダの中に供給したり、排出したりするためのプレフ
ィル弁7も必要である。一方型をeだけ開いたままで射
出した時でも、型の中には100kgf/cm2以上の樹脂圧が発
生し、これが型を開こうとする大きな力になる。
この力によって、大口径の型締シリンダ6の油室A′
は圧縮されるが、前述の如く、このシリンダのストロー
クは300TONクラスの成形機でも1000mm、射出圧縮成形が
適用され易い1000TONクラスの成形機では2000mmにもな
るので、油の圧縮に伴う型の開き量は1mmを優に越えて
しまう。またプレフィル弁7のシール力も完璧と言う訳
ではないので、シリンダ内圧が上ると、弁のシール面か
ら油が逃げ、型開き量は更に大きくなってしまうことが
多い。
また射出圧縮成形での圧縮ストロークは成形品の肉厚
程度としてもせいぜい1〜2mmである。これに対し型締
ストロークlが1000mmあり、A′部の圧力が20±5kgf/c
m2になると、油の体積弾性率K=1.9kgf/cm2であるか
ら、圧縮量Δl mm:Δl=l×(20±5)/1.9×104とな
り、圧縮による開きは1.0+0.3mm、これにプレフィル弁
7からの油の逃げを加算すると2.0を越えてしまう。厚
みがコントロール出来なくなれば、品質へのバラツキが
大きくなり、射出圧力が低くて済み、このために内部歪
も少なくて済むという射出圧縮成形のメリットが薄らい
でしまう。また圧縮ストロークを厳しくコントロールし
ようとすれば、高応答、大容量サーボバルブを使用し、
充填工程の型の開きに応じて型締ラムを所定位置に保つ
様、フィードバック制御をする方法もあるが、これでは
装置のコストが上り、経済面でのメリットが少なくな
る。
本発明はこの開き量を安価で、しかも小さく抑えるた
めに提案されたものである。
(課題を解決するための手段) このため本発明は、固定金型を保持する固定ダイプレ
ートと、移動金型を保持する移動ダイプレートと、同移
動ダイプレートを固定ダイプレートに対し進退動作させ
る手段と、前記移動ダイプレートが固定ダイプレートに
接近し、固定金型と移動金型が型閉じした後固定ダイプ
レートと結合固定されて型締めを行なうタイバーとを備
え、同タイバーは移動ダイプレート又は固定ダイプレー
トに固定され、固定ダイプレートと移動ダイプレートと
の結合固定は、移動ダイプレート又は固定ダイプレート
の反金型取付面に配設され、タイバーとほぼ直角方向に
開閉するハーフナット又はハーフリングにより行なう型
締装置と、移動ダイプレート又は固定ダイプレートに配
設された型締シリンダとによって成形品の成形をする射
出圧縮成形方法において、前記型締シリンダのストロー
ク量は100mm以下とし、型合せ(型全閉)を一旦行った
後に射出圧縮成形に必要な所定の隙間分型を開いて停止
させ、前記型締シリンダの全ポートをブロックしてから
射出動作を行い、その後に前記隙間分の型圧縮のための
型締動作を行うようにしてなるもので、これを課題解決
のための手段とするものである。
(作用) 型合せを一旦行った後、射出圧縮成形に必要な所定の
隙間分型を開いて停止させ、型締シリンダの全ポートを
ブロックしてから射出動作を行い、その後前記隙間分の
型圧縮のための型締動作を行なう。また型締シリンダの
ストロークを100mm以下に抑えることにより、射出中に
発生する型を開こうとする力が型締ラムに加わっても、
従来の100/1000の開きしか発生しない。
(実施例) 以下本発明を図面の実施例について説明すると、第2
図は本発明の方法を実施する型締装置を示し、固定金型
(キャビティ型2)を保持する固定ダイプレート4と、
移動金型(コア型1)を保持する移動ダイプレート3
と、同移動ダイプレート3を固定ダイプレート4に対し
進退動作させる手段と、移動ダイプレート3が固定ダイ
プレート4に接近し、固定金型と移動金型が型閉じした
後固定ダイプレート4と結合固定されて型締めを行なう
タイバー13とを備え、同タイバー13は移動ダイプレート
3又は固定ダイプレート4に固定され、固定ダイプレー
ト4と移動ダイプレート3との結合固定は、移動ダイプ
レート3又は固定ダイプレート4の反金型取付面に配設
され、タイバー13とほぼ直角方向に開閉するハーフナッ
ト9又はハーフリングにより行なうようにしてなるもの
である。また第1図は第2図の型締装置で射出圧縮を行
う時のシーケンスを示す。
さて第3図に示す様にタイバー13の係合溝部13aと、
固定ダイプレート4に公知の図示しない手段でタイバー
13の軸方向に型厚調整機構をもったハーフナット9の係
合溝部9aとの結合を外した状態で、図示しない油圧源か
ら方向切換弁11を介して圧油を型開閉シリンダ10へ送
り、可動ダイプレート3を前進させ、コア型1と固定ダ
イプレート4に取付けられたキャビティ型2とを一旦合
わせる。次に型合わせした状態でタイバー13の係合溝部
13aへハーフナット9を入れ、移動ダイプレート3と固
定ダイプレート4とを一旦結合固定状態にし、このまま
の状態から型開閉シリンダ10により射出圧縮に必要な所
定の隙間eだけコア型1とキャビティ型2を開く。
そして前記の如く開いたところで、固定ダイプレート
4の内部に設けられている型締シリンダ14のポートA,B
をブロックする(第2図の状態)。この状態で射出動作
を行い、完了したら型締シリンダ14のAポートに図示し
ない油圧源から切換弁12を介して圧油を入れ、コア型1
とキャビティ型2をぴったり合わせて冷却し、成形品の
射出圧縮成形を行う。なお、第2図においては、ハーフ
ナット9と型締シリンダ14を固定ダイプレート4に配設
した例で説明したが、射出成形機の型締力の能力によっ
ては、移動ダイプレート3側に配設することもあり、同
様な作用と効果が得られる。
(発明の効果) 以上の如く本発明は構成されているので、射出圧縮用
の圧縮ストロークの精度を、型締シリンダの全ポートを
ブロックするのみの簡単な手段で、従来の直圧式型締装
置に比べて揺かに上げることが出来る。また従来の直圧
式型締装置に用いられる型締シリンダ内のプレフィル弁
を必要としないため、プレフィル弁のシール面からの油
の逃げがなく、型開き量が大きく変化する等の不具合を
無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る射出圧縮成形方法のシー
ケンス図、第2図は本発明の方法を実施する型締装置の
断面図、第3図は第2図におけるハーフナット部のハー
フナットの結合を外した状態を示す断面図、第4図は従
来の射出圧縮成形方法を示すシーケンス図、第5図は従
来の型締装置の断面図、第6図は第5図におけるプレフ
ィル弁の他の作動状態を示す断面図である。 図の主要部分の説明 1,2……金型 3……移動ダイプレート 4……固定ダイプレート 9……ハーフナット 10……型開閉シリンダ 11……切換弁 13……タイバー 13a……係合溝部 14……型締シリンダ e……射出圧縮に必要な所定の隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定金型を保持する固定ダイプレートと、
    移動金型を保持する移動ダイプレートと、同移動ダイプ
    レートを固定ダイプレートに対し進退動作させる手段
    と、前記移動ダイプレートが固定ダイプレートに接近
    し、固定金型と移動金型が型閉じした後固定ダイプレー
    トと結合固定されて型締めを行なうタイバーとを備え、
    同タイバーは移動ダイプレート又は固定ダイプレートに
    固定され、固定ダイプレートと移動ダイプレートとの結
    合固定は、移動ダイプレート又は固定ダイプレートの反
    金型取付面に配設され、タイバーとほぼ直角方向に開閉
    するハーフナット又はハーフリングにより行なう型締装
    置と、移動ダイプレート又は固定ダイプレートに配設さ
    れた型締シリンダとによって成形品の成形をする射出圧
    縮成形方法において、前記型締シリンダのストローク量
    は100mm以下とし、型合せ(型全閉)を一旦行った後に
    射出圧縮成形に必要な所定の隙間分型を開いて停止さ
    せ、前記型締シリンダの全ポートをブロックしてから射
    出動作を行い、その後に前記隙間分の型圧縮のための型
    締動作を行うことを特徴とする射出圧縮成形方法。
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JP2002361700A (ja) * 2001-06-06 2002-12-18 Japan Steel Works Ltd:The 射出成形機の型締装置および該装置の制御方法

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