JP2608119B2 - コンクリート部材接合用継手部構造 - Google Patents
コンクリート部材接合用継手部構造Info
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- JP2608119B2 JP2608119B2 JP63238278A JP23827888A JP2608119B2 JP 2608119 B2 JP2608119 B2 JP 2608119B2 JP 63238278 A JP63238278 A JP 63238278A JP 23827888 A JP23827888 A JP 23827888A JP 2608119 B2 JP2608119 B2 JP 2608119B2
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 5
- 208000027418 Wounds and injury Diseases 0.000 description 2
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 208000014674 injury Diseases 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E21—EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
- E21D—SHAFTS; TUNNELS; GALLERIES; LARGE UNDERGROUND CHAMBERS
- E21D11/00—Lining tunnels, galleries or other underground cavities, e.g. large underground chambers; Linings therefor; Making such linings in situ, e.g. by assembling
- E21D11/04—Lining with building materials
- E21D11/08—Lining with building materials with preformed concrete slabs
- E21D11/083—Methods or devices for joining adjacent concrete segments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Structural Engineering (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
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- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、トンネル施工用コンクリートセグメント
などの一対のコンクリート部材を接合するために各コン
クリート部材の接合端面部に埋設されている継手金具を
使用する継手部構造に関するものである。
などの一対のコンクリート部材を接合するために各コン
クリート部材の接合端面部に埋設されている継手金具を
使用する継手部構造に関するものである。
従来、この種の継手金具として、締付けプレートにコ
ンクリート部材内面に開口する接合ボルト係止用Ｕ字状
切欠き部を形成し、この切欠き部を利用して接合ボルト
を取付ける構造のものがある。ところで締付けプレート
の切欠き部の開口部が下方に向いた状態でコンクリート
部材を接合した場合は、接合ボルトの締付けによる摩擦
力が締付け力の緩みによって弱くなった時に、切欠き部
の下向き開口部から接合ボルトが落下するおそれがあ
る。
ンクリート部材内面に開口する接合ボルト係止用Ｕ字状
切欠き部を形成し、この切欠き部を利用して接合ボルト
を取付ける構造のものがある。ところで締付けプレート
の切欠き部の開口部が下方に向いた状態でコンクリート
部材を接合した場合は、接合ボルトの締付けによる摩擦
力が締付け力の緩みによって弱くなった時に、切欠き部
の下向き開口部から接合ボルトが落下するおそれがあ
る。
出願人は以上の問題点を解決するため、締付けプレー
トの切欠き開口端面に係止小片を固着して接合ボルトの
落下を防止する構造を実開昭63−76112号公報において
提案しているが、接合作業に際して、この開口端面に固
着して係止小片が邪魔になり、作業能率を低下させ、時
には怪我や事故の原因となる。
トの切欠き開口端面に係止小片を固着して接合ボルトの
落下を防止する構造を実開昭63−76112号公報において
提案しているが、接合作業に際して、この開口端面に固
着して係止小片が邪魔になり、作業能率を低下させ、時
には怪我や事故の原因となる。
この発明は、前記考案を発展させて接合作業に際して
の障害物を排除して接合作業を容易にするとともに、複
数本の接合ボルトを使用する場合にも大型座金の使用に
より簡単に対応し得る構造を開発したものである。
の障害物を排除して接合作業を容易にするとともに、複
数本の接合ボルトを使用する場合にも大型座金の使用に
より簡単に対応し得る構造を開発したものである。
この発明は、コンクリート部材の接合端面に配置さ
れ、コンクリート部材内面に開口するＵ字状切欠き部が
形成されている締付けプレートと両側壁および後壁とで
接合作業用空間を形成している継手金具における、前記
締付けプレートの内面に段部を設けると共に、接合ボル
トを挿通した大型座金にも段部を設けて、両者の段部を
係合させて、締付けプレート相互間を接合ボルトにより
締結することを特徴とするコンクリート部材接合用継手
部構造。である。
れ、コンクリート部材内面に開口するＵ字状切欠き部が
形成されている締付けプレートと両側壁および後壁とで
接合作業用空間を形成している継手金具における、前記
締付けプレートの内面に段部を設けると共に、接合ボル
トを挿通した大型座金にも段部を設けて、両者の段部を
係合させて、締付けプレート相互間を接合ボルトにより
締結することを特徴とするコンクリート部材接合用継手
部構造。である。
この発明は継手金具の締付けプレートの内面に段部を
設けて、この段部により、締付けプレートとナットとの
間に介在させた大型座金を係合することにより接合ボル
トの落下を防止する構造とし、前記考案での作業の邪魔
になる係止小片の固着を省略したものである。
設けて、この段部により、締付けプレートとナットとの
間に介在させた大型座金を係合することにより接合ボル
トの落下を防止する構造とし、前記考案での作業の邪魔
になる係止小片の固着を省略したものである。
この発明は、１枚の締付けプレートに複数の切欠き部
を設け、複数の接合ボルト挿通孔を持つ１枚の大型座金
と複数本の接合ボルトを使用して１対の継手金具を緊結
する構造の場合に特に好ましく採用される構造である
が、１個の挿通孔を持つ１枚の大型座金と１本の接合ボ
ルトにより１対の継手金具を緊結する場合にも勿論採用
される。
を設け、複数の接合ボルト挿通孔を持つ１枚の大型座金
と複数本の接合ボルトを使用して１対の継手金具を緊結
する構造の場合に特に好ましく採用される構造である
が、１個の挿通孔を持つ１枚の大型座金と１本の接合ボ
ルトにより１対の継手金具を緊結する場合にも勿論採用
される。
継手金具１は締付けプレート２、両側壁４、後壁５で
構成され、箱形の接合作業用空間６を形成する形でセグ
メントなどのコンクリート部材Ｃの接合端面に埋設され
ている。締付けプレート２にはコンクリート部材Ｃの内
面側に開口するＵ字状切欠き部３が中央部とその両側に
形成されており、さらに、接合作業用空間６内へ突出す
る段部７が形成されている。また、継手金具１には、ア
ンカー筋８、８が設けられている。（第３図、第４図参
照）一方、接合ボルトの本数に応じた挿通孔3aならびに
外面側に設けられた段部11を持つ大型座金10、接合ボル
ト９およびナット13が準備される。（第３図参照） 継手金具１によって両コンクリート部材C,Cを接合す
るには、まず３本の接合ボルト９を大型座金10、10の接
合ボルト挿通孔3aに挿通し、接合ボルト９の両端のネジ
部にナット13、13を螺合した組立体を締付けプレート
２、２の切欠き部３、３に挿入する。
構成され、箱形の接合作業用空間６を形成する形でセグ
メントなどのコンクリート部材Ｃの接合端面に埋設され
ている。締付けプレート２にはコンクリート部材Ｃの内
面側に開口するＵ字状切欠き部３が中央部とその両側に
形成されており、さらに、接合作業用空間６内へ突出す
る段部７が形成されている。また、継手金具１には、ア
ンカー筋８、８が設けられている。（第３図、第４図参
照）一方、接合ボルトの本数に応じた挿通孔3aならびに
外面側に設けられた段部11を持つ大型座金10、接合ボル
ト９およびナット13が準備される。（第３図参照） 継手金具１によって両コンクリート部材C,Cを接合す
るには、まず３本の接合ボルト９を大型座金10、10の接
合ボルト挿通孔3aに挿通し、接合ボルト９の両端のネジ
部にナット13、13を螺合した組立体を締付けプレート
２、２の切欠き部３、３に挿入する。
次いで、締付けプレート２の段部７に大型座金10の外
面側の段部11を係合させる。接合ボルト９の両端のネジ
部は逆ネジであり、切欠き部３、３に挿入するのに十分
な間隔で両ナット13、13が螺合されている。
面側の段部11を係合させる。接合ボルト９の両端のネジ
部は逆ネジであり、切欠き部３、３に挿入するのに十分
な間隔で両ナット13、13が螺合されている。
次に接合ボルト９の頭部12を回転して両ナット13、13
の間隔を狭め、両コンクリート部材の締付けプレート
２、２および大型座金10、10を挟持して締付けて両コン
クリート部材を接合する。（第１図、第２図参照） その結果、締付けプレート２の段部７に大型座金10が
係止し、切欠き部３の開口が下向きの継手のナット13が
多少緩んでも、接合ボルト９および大型座金10が落下す
ることはない。段部７およびそれに対応する段部11につ
いては１段設けたものを図示したが、この段部は２段以
上としてもよい。
の間隔を狭め、両コンクリート部材の締付けプレート
２、２および大型座金10、10を挟持して締付けて両コン
クリート部材を接合する。（第１図、第２図参照） その結果、締付けプレート２の段部７に大型座金10が
係止し、切欠き部３の開口が下向きの継手のナット13が
多少緩んでも、接合ボルト９および大型座金10が落下す
ることはない。段部７およびそれに対応する段部11につ
いては１段設けたものを図示したが、この段部は２段以
上としてもよい。
この発明は以上の構成からなり、（１）Ｕ字状切欠き
部を有する締付けプレート内面側に設けた段部により、
締付けプレートに重なる大型座金を係止することによっ
て、接合ボルトおよび大型座金または座金の落下を防止
することができる。（２）段部は継手金具表面より突出
していないので、継手部の組立作業の邪魔になることは
なく、接合作業の能率は従来の係止小片に比して向上し
怪我や事故の危険性は皆無となる。などの効果を奏す
る。
部を有する締付けプレート内面側に設けた段部により、
締付けプレートに重なる大型座金を係止することによっ
て、接合ボルトおよび大型座金または座金の落下を防止
することができる。（２）段部は継手金具表面より突出
していないので、継手部の組立作業の邪魔になることは
なく、接合作業の能率は従来の係止小片に比して向上し
怪我や事故の危険性は皆無となる。などの効果を奏す
る。
第１図、第２図はこの発明の実施例を示す断面図、第３
図、第４図はこの発明の部品の例の分解斜視図、第５図
はコンクリートセグメントの斜視図である。 １……継手金具、Ｃ……コンクリート部材、２……締付
けプレート、３……切欠き部、3a……挿通孔、４……側
壁、５……後壁、６……作業用空間、７……段部、８…
…アンカー筋、９……接合ボルト、10……大型座金、11
……段部、12……頭部、13……ナット。
図、第４図はこの発明の部品の例の分解斜視図、第５図
はコンクリートセグメントの斜視図である。 １……継手金具、Ｃ……コンクリート部材、２……締付
けプレート、３……切欠き部、3a……挿通孔、４……側
壁、５……後壁、６……作業用空間、７……段部、８…
…アンカー筋、９……接合ボルト、10……大型座金、11
……段部、12……頭部、13……ナット。
Claims (1)
- 【請求項１】コンクリート部材の接合端面に配置され、
コンクリート部材内面に開口するＵ字状切欠き部が形成
されている締付けプレートと両側壁および後壁とで接合
作業用空間を形成している継手金具における、前記締付
けプレートの内面に段部を設けると共に、接合ボルトを
挿通した大型座金にも段部を設けて、両者の段部を係合
させて、締付けプレート相互間を接合ボルトにより締結
することを特徴とするコンクリート部材接合用継手部構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238278A JP2608119B2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | コンクリート部材接合用継手部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63238278A JP2608119B2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | コンクリート部材接合用継手部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0288888A JPH0288888A (ja) | 1990-03-29 |
| JP2608119B2 true JP2608119B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=17027811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63238278A Expired - Fee Related JP2608119B2 (ja) | 1988-09-22 | 1988-09-22 | コンクリート部材接合用継手部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2608119B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2680972B2 (ja) * | 1992-05-19 | 1997-11-19 | ミサワホーム株式会社 | プレキャストコンクリート基礎のジョイント構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6376112U (ja) * | 1986-11-07 | 1988-05-20 |
-
1988
- 1988-09-22 JP JP63238278A patent/JP2608119B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0288888A (ja) | 1990-03-29 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |