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JP2607123Y2 - 転着ラベル - Google Patents

転着ラベル

Info

Publication number
JP2607123Y2
JP2607123Y2 JP1993073806U JP7380693U JP2607123Y2 JP 2607123 Y2 JP2607123 Y2 JP 2607123Y2 JP 1993073806 U JP1993073806 U JP 1993073806U JP 7380693 U JP7380693 U JP 7380693U JP 2607123 Y2 JP2607123 Y2 JP 2607123Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
release paper
window
label body
transfer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1993073806U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0739064U (ja
Inventor
巳喜雄 小此木
龍男 巴
勝昌 石原
明弘 大嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eisai Co Ltd
Iwata Label Co Ltd
Original Assignee
Eisai Co Ltd
Iwata Label Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eisai Co Ltd, Iwata Label Co Ltd filed Critical Eisai Co Ltd
Priority to JP1993073806U priority Critical patent/JP2607123Y2/ja
Publication of JPH0739064U publication Critical patent/JPH0739064U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2607123Y2 publication Critical patent/JP2607123Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、転着ラベルに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来において図1に示すような裏面に粘
(f)を有する転着ラベル(A)は、剥離紙(1)
の上に内容物をはじめその他の必要事項が記載されたラ
ベル本体(2)が連続して配置されており、ラベル本体
(2)の一部は剥離紙(1)よりはみ出して、前記の必
要事項に対応する記載がされた、他に転着する細長い第
二ラベル(2’)となり、それのみがミシン目の切り取
り線(3)によって繋がり、この第二ラベル(2’)の
裏面には剥離紙(1)とは切り離された剥離紙(1’)
が存在する。そして図2に示すように薬品などの容器
(4)の胴部に、このラベル本体(2)を一枚宛貼り出
荷する。そして使用者において容器(4)を開缶すると
きに、第二ラベル(2’)を切ってその蓋(5)に貼
る。これによって開缶後、上方からみても内容物がよく
分かり、容器(4)内と蓋(5)の表示物とは同一なこ
とになる。しかし出荷時に容器(4)に貼ったラベル本
体(2)の第二ラベル(2’)の部分が、浮き上がって
ひらひらとしているために、貼り付け後の取り扱い、ま
たは梱包その他の場合において、第二ラベル(2’)の
部分が他所に引っ掛かり、そのためこの第二ラベル
(2’)が破損したり脱落することがある。
【0003】そしてこのような転着ラベルとしては、
「一部貼付用感圧性接着ラベル」(登録実用新案第13
92385号)の考案がある。しかしこの技術における
ラベルを製作するにあたっては、図1において説明する
と、予め剥離紙(1) に割線(3')を入れておき、ハーフカ
ット加工をする際に、割線(3')を境にして、他に転着さ
せたい部分、すなわち第二ラベル(2')は剥離紙(1) ごと
打ち抜き、ラベル本体(2) として残す部分は、そのラベ
ル本体(2) のみをハーフカットするという作業工程を経
て製作されるものであり、それはつぎのようないくつか
の問題点を有している。ラベル本体(2) を多数有する
ラベルロールの進行方向に対して、左右どちらかにしか
(図1では右側のみ)、転着する第二ラベル(2')の部分
を設けることができないので、ラベル全体のデザイン上
に制約がある。一個の切り刃で割線(3')を境にして同
時加工するときに、一方[第二ラベル(2')]はそれと剥
離紙(1) まで打ち抜き、他方は剥離紙(1) を残してラベ
ル本体(2) のみを打ち抜くことになるが、これらの操作
の切り刃の押圧調整は微妙であり、また変動し易く、そ
の際、本来、切断してはならない側の剥離紙(1) の端部
(e) を疵つけると、ラベルの自動貼り付けに支障を来し
使用できないロール製品となる。仮に前記の打ち抜き
操作を慎重に仕上げたとしても、自動化のためのロール
仕上げを行おうとしたときに、剥離紙(1) まで打ち抜か
れた部分、つまり第二ラベル(2')が相互に干渉して千切
れたり、また折れ曲がったりして、整然としたロール体
にならない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】この考案は従来の転着
ラベルにおける欠点、およびその製作上の難点を解決す
るもので、この考案の転着ラベルは、剥離紙上にラベル
本体に転着させるラベルが内在する構成によって、容器
に貼り付けた後において、そのラベル本体内に予め付属
して設け、後に切り離し転着させるラベルの部分が、浮
き上がることなく、他に引っ掛かったり、破損したり、
また脱落することがなく、また製作が容易な転着ラベル
を得ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は剥離紙上に、
裏面に粘着材が塗布されたラベル本体を配置し、そのラ
ベル本体に窓状の切り取り部分を設け、剥離紙よりラベ
ル本体を剥がしたときに、その窓状の切り取り部分にの
み剥離紙が残るように、その窓状の切り取り部分の周縁
に、ラベル本体と剥離紙にわたり一部が微小に繋がり、
他はラベル本体と剥離紙を貫通するようにした切り取り
線を設けたことを特徴とする転着ラベルであり、また窓
状の切り取り部分の周縁にある、切り取り線の一部で微
小に繋がる部分を、窓状の切り取り部分の左右において
対称に設けることが好ましい。さらにロール状の剥離紙
上に、前記記載の転着ラベルを多数連続して順次配置し
たことを特徴とするロール体の構成とする。
【0006】
【作用】この考案の転着ラベルは、当初、出荷時に容器
の胴部分にそのラベル本体を貼っても、梱包あるいは搬
送時などにおいて、そのラベル本体に予め付属して設
け、後に切り離し転着させるラベルの部分がそのラベル
本体内にあるので、ひらひらすることはなく、他に接触
することがないので、破損したり脱落したりすることが
ない。したがって容器の開缶時などに必要に応じて、そ
のラベル本体内にある窓状の切り取り部分を、容器に貼
付してあるラベル本体より切り離し、その容器の蓋に転
着するに当たって支障なく行われる。
【0007】
【実施例】以下、この考案の実施例を図面によりさらに
詳しく説明するが、この考案はこの実施例によってなん
ら限定されるものではない。図3に示すように剥離紙
(1)上に、裏面に粘着が塗布されたラベル本体(2
a)を記置し、そのラベル本体(2a)の中に窓状の切
り取り部分(2’a)[前述の第二ラベル(2’)に相
当]を設け、その窓状の切り取り部分(2’a)にの
み、剥離紙(1)よりラベル本体(2a)を剥がしたと
きに剥離紙(1’)が残るように、その窓状の切り取り
部分(2’a)の周縁に、ラベル本体(2a)と剥離紙
(1)にわたり、一部の個処(b),(b’)が微小に
繋がり、他はラベル本体(2a)と剥離紙(1)を貫通
するようにした切り取り線(3a)を設けた転着ラベル
(A’)である。図3の最上段はラベル本体(2a)が
剥がされた状態であり、窓状の切り取り部分(2’a)
に当たる部分の剥離紙(1’)は、ラベル本体(2a)
とともに切り取られて、そこが開孔(h)となっている
ことを示す。すなわち剥離紙(1)のこの部分が穴状と
なるわけである。
【0008】ラベル本体(2a)の剥がし取りは、通常、機
械的に行われ、それは図4に示すように、鋭角状の剥が
し具(k) の先端に剥離紙(1) 側裏面をあてがい、剥離紙
(1)を矢印方向に引き、ラベル本体(2a)を剥がすことに
よって、図5(a)、(b)、(c)に順次示すよう
に、剥がす前は剥離紙(1) に保持されていたラベル本体
(2a)は、剥がすとき前記一部の箇処(b),(b')が微小に繋
がる切り取り線(3a)を有することによって、窓状の切り
取り部分(2'a) の下側に、剥離紙(1')を伴って剥がれ
る。そして図6に示すように、ラベル本体(2a)を容器
(4) の胴部に貼る。使用開缶時、窓状の切り取り部分
(2'a) を蓋(5) に転着する。
【0009】
【考案の効果】この考案の転着ラベルは前述した従来の
転着ラベルにおける欠点、およびその製作上の難点を改
良するもので、剥離紙上にラベル本体内に転着させるラ
ベルを内在させた構成は、ラベル本体を剥離紙より剥が
すことによって、剥がす前は剥離紙に保持されていたラ
ベル本体は、剥がすとき一部の箇処が微小に繋がる切り
取り線を有することによって、窓状の切り取り部分の下
側に、剥離紙を伴って剥がれる。この微小に繋がる部分
を、その窓状の切り取り部分の左右において対称に設け
ることによって、窓状の切り取り部分の下側に、剥離紙
を伴って剥がれる操作が行われ易い。そして出荷時に容
器の胴部分にそのラベル本体を貼っても、梱包あるいは
搬送時などにおいて、そのラベル本体に予め付属して設
け、後に切り離し転着させるラベルの部分が、そのラベ
ル本体内にあるので、ひらひらすることはなく、他に接
触することがないので、破損したり脱落したりすること
がない。したがって容器の開缶時などに必要に応じて、
そのラベル本体内にある窓状の切り取り部分を容器に貼
り付けてあるラベル本体より切り離し、その容器の蓋に
貼るに当たっては支障なく行うことができる。またこの
考案の転着ラベルは、それらの転着ラベルを多数連続し
て貼付処理するための、自動貼り付け用のロール製作に
おいて、前記従来の技術の項において指摘した、既述の
転着ラベル製作上の〜の欠点を解消して、製作容易
となる。 メモ 明細書、中 ○ 転着ラベル=考案の全体品(従来品、本件出願の考
案品共)従来品はラベル本体(2) +第二ラベル(2')、本
件はラベル本体(2a)の内に窓状の切り取り部分(2'a) を
設けた構成 ○ 該=この、その(同一部分は同一名称と数字記号な
どで統一しましたので、特に必要のない限り使用してあ
りません。) ○ 本考案=この考案 ○ 接着材=削除 ○ 考案の効果の項において、構成の効果と製作上の効
果を記載しました。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の転着ラベルの平面図。
【図2】図1の従来の転着ラベルを容器に貼った状態を
示す説明図。
【図3】この考案に係る転着ラベルの実施例の平面図。
【図4】この考案に係る転着ラベルの剥離状態の初期を
示す説明図。
【図5】この考案に係る転着ラベルの剥離状態の各段階
を示す説明図。
【図6】図3のこの考案に係る転着ラベルを容器に貼っ
た状態を示す説明図。
【符号の説明】
(A) 転着ラベル (A’)転着ラベル (1) 剥離紙 (1’)剥離紙 (2) ラベル本体 (2a)ラベル本体 (2’)第二ラベル (2’a)窓状の切り取り部分 (3)切り取り線 (3’)割線 (3a)切り取り線 (4) 容器 (5) 蓋 (b),(b’)一部の箇処 (e) 端部 (f) 粘着 (h) 開口 (k) 剥がし具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大嶋 明弘 愛知県一宮市丹陽町三ッ井1020番地株式 会社岩田レーベル内 (56)参考文献 特開 平3−177882(JP,A) 特開 昭64−42172(JP,A) 特開 平1−319088(JP,A) 実開 平3−119873(JP,U) 実開 昭64−3878(JP,U) 実開 昭59−141370(JP,U) 実開 平5−16613(JP,U) 実開 平4−35176(JP,U) 実開 昭61−109770(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G09F 3/00 - 3/02 G09F 3/10

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離紙上に、裏面に粘着剤が塗布された
    ラベル本体を配置し、ラベル本体内に窓状の切り取り部
    分を設け、剥離紙よりラベル本体を剥がしたときにその
    窓状の切り取り部分にのみ、剥離紙が残るように、その
    窓状の切り取り部分の周縁にラベル本体と剥離紙にわた
    り、一部が微小に繋がり、他はラベル本体と剥離紙を貫
    通するようにした切り取り線を設けたことを特徴とする
    転着ラベル。
  2. 【請求項2】 窓状の切り取り部分の周縁にある切り取
    り線の一部が、微小に繋がる部分を、その窓状の切り取
    り部分の左右において対称に設けたことを特徴とする
    求項1記載の転着ラベル。
  3. 【請求項3】 ロール状の剥離紙上に、請求項1、また
    は請求項2いずれかに記載の転着ラベルを多数連続して
    順次配置したことを特徴とするロール体
JP1993073806U 1993-12-25 1993-12-25 転着ラベル Expired - Lifetime JP2607123Y2 (ja)

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JPH0739064U JPH0739064U (ja) 1995-07-14
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AU2003900886A0 (en) * 2003-02-27 2003-03-13 Paul Anthony Miller Label
JP5596287B2 (ja) * 2008-12-25 2014-09-24 サトーホールディングス株式会社 賞味期限等表示用ラベル
JP5771264B2 (ja) * 2013-12-16 2015-08-26 サトーホールディングス株式会社 賞味期限等表示用ラベル
WO2023091622A1 (en) * 2021-11-18 2023-05-25 Ccl Label, Inc. Label sheet assembly and method for peek a boo label

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