JP2605013B2 - 動き適応映像信号処理回路 - Google Patents
動き適応映像信号処理回路Info
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/77—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase
- H04N9/78—Circuits for processing the brightness signal and the chrominance signal relative to each other, e.g. adjusting the phase of the brightness signal relative to the colour signal, correcting differential gain or differential phase for separating the brightness signal or the chrominance signal from the colour television signal, e.g. using comb filter
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カラーテレビジョン信号の信号処理回路に
係り、特に動き適応型の映像信号処理回路に関する。
係り、特に動き適応型の映像信号処理回路に関する。
カラーテレビジョン信号の信号処理により高画質な映
像を得る技術として、例えば、特開昭58−177078があ
る。この技術は、色信号を輝度信号に周波数多重してい
ることにより現れるクロスカラーや、ドットクロール等
の妨害を軽減し、さらにインターレース走査によって、
横縞のエッジに起こるラインフリッカ等の妨害や、解像
度の低下を防ぐことを目的としている。
像を得る技術として、例えば、特開昭58−177078があ
る。この技術は、色信号を輝度信号に周波数多重してい
ることにより現れるクロスカラーや、ドットクロール等
の妨害を軽減し、さらにインターレース走査によって、
横縞のエッジに起こるラインフリッカ等の妨害や、解像
度の低下を防ぐことを目的としている。
以上のような高画質化を図るためには、フレーム間の
相関を利用したY/C分離(以下、フレームくし形と記
す)回路と、フィールド間の走査線補間が必要となる。
しかしながら、フレーム間の相関がない場合は、フレー
ムくし形、及びフィールド間の走査線補間はかえって妨
害を増す。従って、画像の動きを検出し、静止画部分は
フレームくし形回路及びフィールド間の走査線補間を行
ない、動画部分は全てフィールド内で信号を処理する動
き適応型の回路を使用する。
相関を利用したY/C分離(以下、フレームくし形と記
す)回路と、フィールド間の走査線補間が必要となる。
しかしながら、フレーム間の相関がない場合は、フレー
ムくし形、及びフィールド間の走査線補間はかえって妨
害を増す。従って、画像の動きを検出し、静止画部分は
フレームくし形回路及びフィールド間の走査線補間を行
ない、動画部分は全てフィールド内で信号を処理する動
き適応型の回路を使用する。
複合カラーテレビジョン信号は、インターレース信号
であり、また副搬送波は周波数インターリーブされてい
るために、横軸を時間方向に、縦軸を垂直方向にとる
と、走査線構造は第2図に示すようになる。第2図にお
いて、矢印は副搬送波の位相を示す。
であり、また副搬送波は周波数インターリーブされてい
るために、横軸を時間方向に、縦軸を垂直方向にとる
と、走査線構造は第2図に示すようになる。第2図にお
いて、矢印は副搬送波の位相を示す。
第2図から判るように、フィールド間で動き検出を行
なうと、異なった走査線で行なう必要があり、垂直エッ
ジ部分は常に動き有りと見なされるため、通常の動き検
出はフレーム間差を基に行なわれている。
なうと、異なった走査線で行なう必要があり、垂直エッ
ジ部分は常に動き有りと見なされるため、通常の動き検
出はフレーム間差を基に行なわれている。
上記従来技術は、動き検出が正確な場合には問題な
く、最適にY/C分離、及び走査線補間を行なうことがで
き、高画質化が達成される。しかしながら、速い動きを
伴った画像に関しては、フレーム間差信号による動き検
出では、動きを誤検出する可能性があり、誤検出した動
き情報によりY/C分離、及び走査線補間等を行なうと、
妨害を発生する。
く、最適にY/C分離、及び走査線補間を行なうことがで
き、高画質化が達成される。しかしながら、速い動きを
伴った画像に関しては、フレーム間差信号による動き検
出では、動きを誤検出する可能性があり、誤検出した動
き情報によりY/C分離、及び走査線補間等を行なうと、
妨害を発生する。
例えば動き適応型の走査線補間回路について考えてみ
る。第3図は、物体が画面の下から上へ移動した場合に
ついて、横軸を時間方向に、縦軸を、垂直方向にとった
ものである。第3図において、現走査線の信号をS0、1H
前の信号をS1、以下同様にS2,S3……とする。
る。第3図は、物体が画面の下から上へ移動した場合に
ついて、横軸を時間方向に、縦軸を、垂直方向にとった
ものである。第3図において、現走査線の信号をS0、1H
前の信号をS1、以下同様にS2,S3……とする。
第3図から明らかなように第Mフィールドの四角印で
示した補間信号を作るための動き情報は、第Mフィール
ドの前後のフィールド、即ち第(M−1)フィールドと
第(M+1)フィールドの信号から作成している。とこ
ろが、第3図のように1フィールド期間に垂直方向にす
ばやく移動する細い縦線の画像の動きの場合、第(M−
1)フィールドの信号と第(M+1)フィールドの信号
(S525とS0)に差はなく、第Mフィールドは静止面と判
断される。従って、第Mフィールドの補間信号は、第
(M−1)フィールドと第(M+1)フィールドの信号
から作成され黒い絵素の中に白い信号が補間されること
になる。
示した補間信号を作るための動き情報は、第Mフィール
ドの前後のフィールド、即ち第(M−1)フィールドと
第(M+1)フィールドの信号から作成している。とこ
ろが、第3図のように1フィールド期間に垂直方向にす
ばやく移動する細い縦線の画像の動きの場合、第(M−
1)フィールドの信号と第(M+1)フィールドの信号
(S525とS0)に差はなく、第Mフィールドは静止面と判
断される。従って、第Mフィールドの補間信号は、第
(M−1)フィールドと第(M+1)フィールドの信号
から作成され黒い絵素の中に白い信号が補間されること
になる。
本発明の目的は、上記動き適応型の映像信号処理回路
の問題点(動きの誤検出)と関連したもので、動き適応
型の信号処理を行う際、ひとたび動き量が発生すれば、
次のフィールドで動き量が検出されなくても、急激に動
画処理から静止画処理へ処理回路が切り替わることがな
く、解像度の急激な変化を押さえることができて画質を
維持することのできる動き適応型の映像信号処理回路を
提供することにある。
の問題点(動きの誤検出)と関連したもので、動き適応
型の信号処理を行う際、ひとたび動き量が発生すれば、
次のフィールドで動き量が検出されなくても、急激に動
画処理から静止画処理へ処理回路が切り替わることがな
く、解像度の急激な変化を押さえることができて画質を
維持することのできる動き適応型の映像信号処理回路を
提供することにある。
上記目的は、動き適応型の映像信号処理回路におい
て、処理すべき映像信号より映像の動き量を検出し第1
の動き量信号として出力する動き量検出手段と、前記第
1の動き量信号を入力しそれに基づいて第2の動き量信
号を作成して出力する動き量処理手段と、を有し、前記
動き量処理手段からの第2の動き量信号により動き適応
型の信号処理を行ない、かつ 前記動き量処理手段は、 水平フィルタ回路と、約1フィールド分信号を遅延す
る遅延回路と、減衰回路と、 前記遅延回路により遅延される以前かつ前記減衰回路
により減衰される以前の前記第1の動き量信号と、前記
減衰回路により減衰され、かつ前記遅延回路により遅延
された後の前記第1の動き量信号と、を少なくとも合成
して、前記第2の動き量信号として出力する合成回路
と、 から少なくとも構成される動き適応映像信号処理回路で
あって、前記動き量処理手段を巡回型の構成とすること
により達成される。
て、処理すべき映像信号より映像の動き量を検出し第1
の動き量信号として出力する動き量検出手段と、前記第
1の動き量信号を入力しそれに基づいて第2の動き量信
号を作成して出力する動き量処理手段と、を有し、前記
動き量処理手段からの第2の動き量信号により動き適応
型の信号処理を行ない、かつ 前記動き量処理手段は、 水平フィルタ回路と、約1フィールド分信号を遅延す
る遅延回路と、減衰回路と、 前記遅延回路により遅延される以前かつ前記減衰回路
により減衰される以前の前記第1の動き量信号と、前記
減衰回路により減衰され、かつ前記遅延回路により遅延
された後の前記第1の動き量信号と、を少なくとも合成
して、前記第2の動き量信号として出力する合成回路
と、 から少なくとも構成される動き適応映像信号処理回路で
あって、前記動き量処理手段を巡回型の構成とすること
により達成される。
動き検出回路は、フレーム間差情報を基に動き検出を
行なっているため、動き適応型の回路は動きの誤検出と
いう問題があり、動き適応型の信号処理を行う際ひとた
び動き量が発生して次のフィールドで動き量が検出され
ない場合急激に動画処理から静止画処理へ処理回路が切
り替わることが起き、そのため解像度の急激な変化を押
さえることができず、画質を維持できないという問題を
生じる。
行なっているため、動き適応型の回路は動きの誤検出と
いう問題があり、動き適応型の信号処理を行う際ひとた
び動き量が発生して次のフィールドで動き量が検出され
ない場合急激に動画処理から静止画処理へ処理回路が切
り替わることが起き、そのため解像度の急激な変化を押
さえることができず、画質を維持できないという問題を
生じる。
そこで、本発明の動き量処理手段では、動き検出回路
で導出した第1の動き量を約1フィールド遅延し、現在
の動き量と約1フィールド前の動き量によってフィルタ
を構成する。このフィルタは時間軸方向の処理であるか
ら、ある時点での動き量は時間軸方向の複数点の関数と
して表わせる。すなわち、t時点での動き量は、t−1,
t−2,t−3……時点の動き量の関数となる。
で導出した第1の動き量を約1フィールド遅延し、現在
の動き量と約1フィールド前の動き量によってフィルタ
を構成する。このフィルタは時間軸方向の処理であるか
ら、ある時点での動き量は時間軸方向の複数点の関数と
して表わせる。すなわち、t時点での動き量は、t−1,
t−2,t−3……時点の動き量の関数となる。
したがってt時点の動き量を決定するデータの範囲は
時間軸方向にある時定数をもって広がることとなる。ま
た、インターレース走査により、各フィールドの走査線
がずれているため、ある時点での動き量を決定するデー
タの範囲は垂直方向にもある時定数をもって広がる。す
なわち、第3図の四角印部分の補間信号を制御するため
の信号は、S0点における動き量の他に、S263点及びS262
点等の動き量も使用する。従って、第3図に示すような
画像の動きに対しても静止画面と誤判定することなく、
正しく走査線補間が行なわれる。
時間軸方向にある時定数をもって広がることとなる。ま
た、インターレース走査により、各フィールドの走査線
がずれているため、ある時点での動き量を決定するデー
タの範囲は垂直方向にもある時定数をもって広がる。す
なわち、第3図の四角印部分の補間信号を制御するため
の信号は、S0点における動き量の他に、S263点及びS262
点等の動き量も使用する。従って、第3図に示すような
画像の動きに対しても静止画面と誤判定することなく、
正しく走査線補間が行なわれる。
第4図(a)は、2個の物体が左から右へフィールド
単位で物体の位置がずれ、フレーム単位で重なる速さで
動いた場合を示している。第Mフィールドの走査線を補
間する場合の動き量を第(M+1)フィールドと第(M
−1)フィールドから求めると動き量は、第4図(b)
のようになる。従って、動画部分にも動き量がゼロ(す
なわち静止画)の領域が生じ、誤った補間を行なってし
まう。第4図(c)は、動き量(b)を水平フィルタで
処理したもので、動き量が水平方向に広がったことと等
価となり、(b)で静止画と誤って判断した部分も、
(c)では少なくなる。
単位で物体の位置がずれ、フレーム単位で重なる速さで
動いた場合を示している。第Mフィールドの走査線を補
間する場合の動き量を第(M+1)フィールドと第(M
−1)フィールドから求めると動き量は、第4図(b)
のようになる。従って、動画部分にも動き量がゼロ(す
なわち静止画)の領域が生じ、誤った補間を行なってし
まう。第4図(c)は、動き量(b)を水平フィルタで
処理したもので、動き量が水平方向に広がったことと等
価となり、(b)で静止画と誤って判断した部分も、
(c)では少なくなる。
さらに、フィールドメモリを用いた時間軸方向のフィ
ルタ処理と水平方向のフィルタ処理を組み合わせ、1フ
ィールド前の動き量(第4図(d))に水平フィルタ処
理を施した信号(第4図(e))と現在の動き量に水平
フィルタ処理を施した信号(第4図(c))との最大値
(第4図(f))を改めて現フィールドの動き量とす
る。この場合は、第4図(a)の第Mフィールドの動画
部分は、ほぼ第4図(f)の動画部分に含まれ、誤った
走査線補間による妨害は大幅に軽減できる。
ルタ処理と水平方向のフィルタ処理を組み合わせ、1フ
ィールド前の動き量(第4図(d))に水平フィルタ処
理を施した信号(第4図(e))と現在の動き量に水平
フィルタ処理を施した信号(第4図(c))との最大値
(第4図(f))を改めて現フィールドの動き量とす
る。この場合は、第4図(a)の第Mフィールドの動画
部分は、ほぼ第4図(f)の動画部分に含まれ、誤った
走査線補間による妨害は大幅に軽減できる。
本発明では、動き適応型の映像信号処理回路におい
て、処理すべき映像信号より映像の動き量を検出し第1
の動き量信号として出力する動き量検出手段と、前記第
1の動き量信号を入力しそれに基づいて第2の動き量信
号を作成して出力する動き量処理手段と、を有し、前記
動き量処理手段からの第2の動き量信号により動き適応
型の信号処理を行ない、かつ前記動き量処理手段は、水
平フィルタ回路と、約1フィールド分信号を遅延する遅
延回路と、減衰回路と、合成回路と、から少なくとも構
成されるものとし、更に前記動き量処理手段を巡回型の
構成とすることにより、動き適応型の信号処理を行う
際、ひとたび動き量が発生すれば、次のフィールド以降
で動き量が検出されなくても、急激に動画処理から静止
画処理へ処理回路が切り替わることがなく、解像度の急
激な変化を押さえることができて画質を維持することが
できる。
て、処理すべき映像信号より映像の動き量を検出し第1
の動き量信号として出力する動き量検出手段と、前記第
1の動き量信号を入力しそれに基づいて第2の動き量信
号を作成して出力する動き量処理手段と、を有し、前記
動き量処理手段からの第2の動き量信号により動き適応
型の信号処理を行ない、かつ前記動き量処理手段は、水
平フィルタ回路と、約1フィールド分信号を遅延する遅
延回路と、減衰回路と、合成回路と、から少なくとも構
成されるものとし、更に前記動き量処理手段を巡回型の
構成とすることにより、動き適応型の信号処理を行う
際、ひとたび動き量が発生すれば、次のフィールド以降
で動き量が検出されなくても、急激に動画処理から静止
画処理へ処理回路が切り替わることがなく、解像度の急
激な変化を押さえることができて画質を維持することが
できる。
以下、本発明の実施例を説明するわけであるが、その
前に第1図を参照して本発明の実施例の理解に役立つ動
き適応型の映像信号処理回路を説明しておく。
前に第1図を参照して本発明の実施例の理解に役立つ動
き適応型の映像信号処理回路を説明しておく。
第1図(a)において、1はディジタル化されたイン
ターレース信号の入力端子、2は実走査線の出力端子、
3は補間走査線の出力端子、4と6は第1及び第2のフ
ィールドメモリ、5は1走査線分遅延させる第1の1Hメ
モリ、7は動画用の補間信号を作成する加算器、8は静
止画用の補間信号を作成する加算器、9は動画用の補間
信号と静止画用の補間信号を画像の動きの程度によって
混合する混合器、10はフレーム間差信号を作成する減算
器、11は減算器10で作成されたフレーム間差信号より、
フレーム間の動き量を導出するための動き検出回路、12
は動き検出回路11で求められた第1の動き量にフィルタ
処理を施して、検出誤りを防ぐための動き量処理回路で
ある。実走査線の出力端子2と補間走査線の出力端子3
で得られた信号を時間軸圧縮して、高画質な順次走査信
号を得る。
ターレース信号の入力端子、2は実走査線の出力端子、
3は補間走査線の出力端子、4と6は第1及び第2のフ
ィールドメモリ、5は1走査線分遅延させる第1の1Hメ
モリ、7は動画用の補間信号を作成する加算器、8は静
止画用の補間信号を作成する加算器、9は動画用の補間
信号と静止画用の補間信号を画像の動きの程度によって
混合する混合器、10はフレーム間差信号を作成する減算
器、11は減算器10で作成されたフレーム間差信号より、
フレーム間の動き量を導出するための動き検出回路、12
は動き検出回路11で求められた第1の動き量にフィルタ
処理を施して、検出誤りを防ぐための動き量処理回路で
ある。実走査線の出力端子2と補間走査線の出力端子3
で得られた信号を時間軸圧縮して、高画質な順次走査信
号を得る。
第1図(b)は、第1図(a)における動き量処理回
路12の詳細を示した図である。第1図(b)において、
13は動き検出回路11からの第1の動き量信号の入力端
子、14は混合器9を制御する第2の動き量の出力端子、
15,16は第1及び第2の水平方向のフィルタ、17は水平
フィルタ16の出力を減衰させるための減衰器、18は減衰
器17の出力を約262H遅延する第3のフィールドメモリ、
19はフィールドメモリ18の出力を1H遅延する第2の1Hメ
モリ、20は第1の水平フィルタ15と第3の水平フィール
ドメモリ18と第2の1Hメモリ19の最大値を得る最大値器
である。
路12の詳細を示した図である。第1図(b)において、
13は動き検出回路11からの第1の動き量信号の入力端
子、14は混合器9を制御する第2の動き量の出力端子、
15,16は第1及び第2の水平方向のフィルタ、17は水平
フィルタ16の出力を減衰させるための減衰器、18は減衰
器17の出力を約262H遅延する第3のフィールドメモリ、
19はフィールドメモリ18の出力を1H遅延する第2の1Hメ
モリ、20は第1の水平フィルタ15と第3の水平フィール
ドメモリ18と第2の1Hメモリ19の最大値を得る最大値器
である。
第1図(b)における水平フィルタ15,16は例えば第
1図(c)に示すようなフィルタである。第1図(c)
において、21は信号の入力端子、22は水平フィルタの出
力端子、23は遅延量τの遅延器(2n+1)個から成る遅
延器群、24は遅延器群23の各タップにそれぞれ重み付け
する係数器群、25は係数器群24の各出力の最大値を求め
る最大値器である。
1図(c)に示すようなフィルタである。第1図(c)
において、21は信号の入力端子、22は水平フィルタの出
力端子、23は遅延量τの遅延器(2n+1)個から成る遅
延器群、24は遅延器群23の各タップにそれぞれ重み付け
する係数器群、25は係数器群24の各出力の最大値を求め
る最大値器である。
第1図(b)の第1の水平フィルタ15によって、入力
端子13より入力された動き量は、水平方向に引き伸ばさ
れたことと等価になり、例えば第4図(c)にに示すよ
うになる。本例では、第1の水平フィルタ15によって水
平方向に引き伸ばした出力をさらに同様の第2の水平フ
ィルタ16で水平方向に引き伸ばした後、係数βを乗じさ
らにフィールドメモリ18と第2の1Hメモリ19によって約
1フィールド遅延し、最大値器20によって、第1の水平
フィルタ15と第3のフィールドメモリ18と第2の1Hメモ
リ19の最大値を求め、この信号により混合器9を制御す
る。
端子13より入力された動き量は、水平方向に引き伸ばさ
れたことと等価になり、例えば第4図(c)にに示すよ
うになる。本例では、第1の水平フィルタ15によって水
平方向に引き伸ばした出力をさらに同様の第2の水平フ
ィルタ16で水平方向に引き伸ばした後、係数βを乗じさ
らにフィールドメモリ18と第2の1Hメモリ19によって約
1フィールド遅延し、最大値器20によって、第1の水平
フィルタ15と第3のフィールドメモリ18と第2の1Hメモ
リ19の最大値を求め、この信号により混合器9を制御す
る。
従って、走査線補間を行なう点の制御信号は、現動き
量とその左右それぞれn点、及び1フィールド前の上下
の走査線の左右それぞれ2n点の関数となる。言い換えれ
ば、ある点に動き量が発生するとその動き量は、現フィ
ールドにおいて左右にそれぞれn点引き伸ばされ、次の
フィールドでは上下1ラインずつ引き伸ばされ、さらに
左右にそれぞれ2n点ずつ引き伸ばされる。従って第3図
あるいは第4図のような動きに対しても誤った補間をす
る場合は減少し、画質の劣化を防ぐことができる。
量とその左右それぞれn点、及び1フィールド前の上下
の走査線の左右それぞれ2n点の関数となる。言い換えれ
ば、ある点に動き量が発生するとその動き量は、現フィ
ールドにおいて左右にそれぞれn点引き伸ばされ、次の
フィールドでは上下1ラインずつ引き伸ばされ、さらに
左右にそれぞれ2n点ずつ引き伸ばされる。従って第3図
あるいは第4図のような動きに対しても誤った補間をす
る場合は減少し、画質の劣化を防ぐことができる。
なお、第1図(b)においては最大値器20を用いてフ
ィルタを構成したが、これは最大値器に限るものではな
く、加算器等でも良い。また、水平フィルタの構成は第
1図(c)の構成に限らず、最大値器25は加算器等でも
構わないし、係数器群24の係数器も対称である必要はな
い。またIIR型のフィルタ構成としても構わない。
ィルタを構成したが、これは最大値器に限るものではな
く、加算器等でも良い。また、水平フィルタの構成は第
1図(c)の構成に限らず、最大値器25は加算器等でも
構わないし、係数器群24の係数器も対称である必要はな
い。またIIR型のフィルタ構成としても構わない。
以上を踏まえて以下、本発明の実施例を説明する。
第5図は本発明の一実施例を示すブロック図である。
第5図において、13〜20は第1図(b)と同じである。
本実施例は、第1図(b)の回路構成をフィードバック
型に変型したものに当たる。フィードバック型の構成を
とると、ある画素において動き量が発生すると、フィー
ルドが進む度に水平方向、垂直方向に動き量が広がり、
誤った走査線補間をすることが少なくなり、画質が向上
する。また、本実施例のフィルタ処理により動画と静止
面の切り換え特性が滑らかになり、画像に異和感を与え
ない特徴もある。
第5図において、13〜20は第1図(b)と同じである。
本実施例は、第1図(b)の回路構成をフィードバック
型に変型したものに当たる。フィードバック型の構成を
とると、ある画素において動き量が発生すると、フィー
ルドが進む度に水平方向、垂直方向に動き量が広がり、
誤った走査線補間をすることが少なくなり、画質が向上
する。また、本実施例のフィルタ処理により動画と静止
面の切り換え特性が滑らかになり、画像に異和感を与え
ない特徴もある。
第6図〜第9図に本発明の実施例の理解に役立つ参考
回路例を示す。これらの参考回路例において、13〜20は
第1図(b)と同じである。これらの参考回路例は、第
1図(b)の構成方法を変形したものであり、ある時点
に発生した動き量がフィールドが進む度に広がっていく
広がり方が異なる。換言すれば、ある点の動き量を決定
する場合に使用する動き情報の範囲がそれぞれ異なる。
回路例を示す。これらの参考回路例において、13〜20は
第1図(b)と同じである。これらの参考回路例は、第
1図(b)の構成方法を変形したものであり、ある時点
に発生した動き量がフィールドが進む度に広がっていく
広がり方が異なる。換言すれば、ある点の動き量を決定
する場合に使用する動き情報の範囲がそれぞれ異なる。
第6図はフィールド・フォワード型(以下、FF型と記
す)の回路であり、ある点に動きが発生する動きは次の
フィールドの上下1ラインに引き伸ばされ、さらに第1
の水平フィルタ15により中心から左右n点まで広がる 第7図もFF型の参考回路例であり、第1の水平フィル
タ15位置が第6図の回路例と異なる。しかし、動き量の
広がり方は第6図の回路例と同様である。
す)の回路であり、ある点に動きが発生する動きは次の
フィールドの上下1ラインに引き伸ばされ、さらに第1
の水平フィルタ15により中心から左右n点まで広がる 第7図もFF型の参考回路例であり、第1の水平フィル
タ15位置が第6図の回路例と異なる。しかし、動き量の
広がり方は第6図の回路例と同様である。
第8図の参考回路例は、FF型の回路である第1の水平
フィルタ15を省略し、第2の水平フィルタ回路16を用い
ている。本回路例では、現フィールドにおいて動きは広
がらず、次のフィールドで水平に広がる。
フィルタ15を省略し、第2の水平フィルタ回路16を用い
ている。本回路例では、現フィールドにおいて動きは広
がらず、次のフィールドで水平に広がる。
第9図の参考回路例は、第1図(b)の回路例の第1
の水平フィルタ15を最終段に配置したもので、動き量の
広がり方は、第1図(b)の回路例よりも小さくなる。
の水平フィルタ15を最終段に配置したもので、動き量の
広がり方は、第1図(b)の回路例よりも小さくなる。
第10図は、本発明の他の一実施例として、フィードバ
ック型(以下、FB型と記す)の構成とした実施例で、第
5図の実施例における第2の水平フィルタ16を省いたも
のである。本実施例はFB型の構成のため、動き量は減衰
定数によって減衰しながら広がる。第1の水平フィルタ
15は、フィールドバックループの外にあるため、水平方
向には動き量の発生したフィールドで左右n点広がり、
その後フィールドが進んでも垂直方向にしか広がらな
い。
ック型(以下、FB型と記す)の構成とした実施例で、第
5図の実施例における第2の水平フィルタ16を省いたも
のである。本実施例はFB型の構成のため、動き量は減衰
定数によって減衰しながら広がる。第1の水平フィルタ
15は、フィールドバックループの外にあるため、水平方
向には動き量の発生したフィールドで左右n点広がり、
その後フィールドが進んでも垂直方向にしか広がらな
い。
第11図の実施例は、第10図の実施例の第1の水平フィ
ルタ15を最終段に配置したものであり、動き量の広がり
方は第10図と同様である。
ルタ15を最終段に配置したものであり、動き量の広がり
方は第10図と同様である。
第12図はFB型の回路で、第1の水平フィルタ回路15を
省き、第2の水平フィルタ回路16を用いたもので、動き
の発生したフィールドでは動き量は水平方向に広がらな
いが、以後フィールドが進むにつれて、水平方向に応が
る。
省き、第2の水平フィルタ回路16を用いたもので、動き
の発生したフィールドでは動き量は水平方向に広がらな
いが、以後フィールドが進むにつれて、水平方向に応が
る。
第13図は、第5図の実施例における第1の水平フィル
タ15を最終段に配置したもので、動き量は第5図の実施
例と同様な広がり方をする。
タ15を最終段に配置したもので、動き量は第5図の実施
例と同様な広がり方をする。
第14図は、第13図の実施例における第1,第2の水平フ
ィルタ15,16を1個の水平フィルタで代用したものであ
る。動き量の広がり方は第13図の実施例と同様であり、
水平フィルタを1個省略できる特徴がある。
ィルタ15,16を1個の水平フィルタで代用したものであ
る。動き量の広がり方は第13図の実施例と同様であり、
水平フィルタを1個省略できる特徴がある。
これらの実施例によれば、動きを誤って静止とする場
合が少なくなり、画質劣化を防ぐことができる。これら
の実施例においても、水平フィルタ15,16は第1図
(c)の構成とは限らないし、また、最大値器20は加算
器等でもかまわない。
合が少なくなり、画質劣化を防ぐことができる。これら
の実施例においても、水平フィルタ15,16は第1図
(c)の構成とは限らないし、また、最大値器20は加算
器等でもかまわない。
以上の実施例の適用は、第1図(a)のようなシステ
ム構成の場合に限らず、例えば第15図に示すような構成
でも構わない。第15図において、26は入力信号をフレー
ム遅延する回路、27は動画信号を1/2するための係数器
である。
ム構成の場合に限らず、例えば第15図に示すような構成
でも構わない。第15図において、26は入力信号をフレー
ム遅延する回路、27は動画信号を1/2するための係数器
である。
第15図の構成においては、補間信号は第16図の四角印
で示す部分となり、第1図(a)と異なり静止画時の補
間は前フィールドの画素のみで構成する。第15図のシス
テム構成においては動き量処理回路11によって求めた動
き量は補間すべき走査線と垂直方向の垂心が1ライン分
ずれており、従って第17図のような回路を付加しても良
い。
で示す部分となり、第1図(a)と異なり静止画時の補
間は前フィールドの画素のみで構成する。第15図のシス
テム構成においては動き量処理回路11によって求めた動
き量は補間すべき走査線と垂直方向の垂心が1ライン分
ずれており、従って第17図のような回路を付加しても良
い。
第17図において、28は動き検出回路11から入力信号、
29は動画信号の入力端子、30は静止画信号の入力端子、
31は動き量を1H遅延させる回路、32は隣接した走査線の
画素の動き量の最大値を求める最大値器、その他は第15
図のそれと同じである。本例は、第15図のような構成を
とった場合に、走査線補間を行なう上下の走査線の動き
量により混合器9を制御するため、動画を静止画と誤ま
る場合が減少し、画質劣化を防ぐことができる。なお、
最大値器32は加算器等の回路でも構わない。
29は動画信号の入力端子、30は静止画信号の入力端子、
31は動き量を1H遅延させる回路、32は隣接した走査線の
画素の動き量の最大値を求める最大値器、その他は第15
図のそれと同じである。本例は、第15図のような構成を
とった場合に、走査線補間を行なう上下の走査線の動き
量により混合器9を制御するため、動画を静止画と誤ま
る場合が減少し、画質劣化を防ぐことができる。なお、
最大値器32は加算器等の回路でも構わない。
また、本発明の各実施例における減衰器17の位置は、
フィールドメモリ18の後、あるいは第2の水平フィルタ
16の前でもかまわない。
フィールドメモリ18の後、あるいは第2の水平フィルタ
16の前でもかまわない。
本発明により求めた動き量は、動き適応型の走査線補
間回路を制御信号として用いる他に、動き適応型のY/C
分離回路を制御することも可能である。
間回路を制御信号として用いる他に、動き適応型のY/C
分離回路を制御することも可能である。
本発明における動き量処理回路では、巡回型の構成で
あって、検出された動き信号と、約1フィールド遅延し
かつ減衰した信号が合成されるものであるため、ひとた
び動き量が発生すれば、次のフィールド以降で動き量が
検出されなくても、1フィールド以上遅延され更に減衰
を受けた信号が動き量として残留するため、急激に動画
処理から静止画処理へ処理回路が切り替わることが無
く、解像度の急激な変化を押さえるとともに、1フィー
ルド遅延によって動き量の重心が上下に広がるため(イ
ンターレース信号のため1フィールド遅延するとその重
心は元の位置の走査線の1ライン上と1ライン下へずれ
る)、低域フィルタの効果を伴って、動き検出できなか
った部分の補完的な役割をも果たすことになるという利
点がある。
あって、検出された動き信号と、約1フィールド遅延し
かつ減衰した信号が合成されるものであるため、ひとた
び動き量が発生すれば、次のフィールド以降で動き量が
検出されなくても、1フィールド以上遅延され更に減衰
を受けた信号が動き量として残留するため、急激に動画
処理から静止画処理へ処理回路が切り替わることが無
く、解像度の急激な変化を押さえるとともに、1フィー
ルド遅延によって動き量の重心が上下に広がるため(イ
ンターレース信号のため1フィールド遅延するとその重
心は元の位置の走査線の1ライン上と1ライン下へずれ
る)、低域フィルタの効果を伴って、動き検出できなか
った部分の補完的な役割をも果たすことになるという利
点がある。
第1図(a)は、本発明に用いるシステム構成の一例を
示すブロック図、第1図(b)は、第1図(a)の要部
の詳細を示すブロック図、第1図(c)は、第1図
(b)において用いる水平フィルタの一例を示すブロッ
ク図、第2図は、動き検出の概念を示す模式図、第3図
は、走査線補間方法を示す模式図、第4図は、水平フィ
ルタを用いた動き量処理を示す模式図、第5図は本発明
の一実施例を示すブロック図、第6図〜第9図は本発明
の実施例の理解に役立つ参考回路例を示すブロック図、
第10図〜第14図は、本発明の他の一実施例を示すブロッ
ク図、第15図は、本発明を用いる他の一システム構成を
示すブロック図、第16図は、走査線補間方法を示すブロ
ック図、第17図は、本発明の実施に際し用い得る付加回
路を示すブロック図である。 符号の説明 1……インターレース信号の入力端子、2……実走査線
の出力端子、3……補間走査線の出力端子、4,6……第
1,第2のフィールドメモリ、5……第1の1Hメモリ、9
……動画信号と静止画信号を混合する回路、11……動き
検出回路、12……動き量処理回路、15,16……水平フィ
ルタ、17……係数器、18……第3のフィールドメモリ、
19……第2の1Hメモリ、20……最大値器。
示すブロック図、第1図(b)は、第1図(a)の要部
の詳細を示すブロック図、第1図(c)は、第1図
(b)において用いる水平フィルタの一例を示すブロッ
ク図、第2図は、動き検出の概念を示す模式図、第3図
は、走査線補間方法を示す模式図、第4図は、水平フィ
ルタを用いた動き量処理を示す模式図、第5図は本発明
の一実施例を示すブロック図、第6図〜第9図は本発明
の実施例の理解に役立つ参考回路例を示すブロック図、
第10図〜第14図は、本発明の他の一実施例を示すブロッ
ク図、第15図は、本発明を用いる他の一システム構成を
示すブロック図、第16図は、走査線補間方法を示すブロ
ック図、第17図は、本発明の実施に際し用い得る付加回
路を示すブロック図である。 符号の説明 1……インターレース信号の入力端子、2……実走査線
の出力端子、3……補間走査線の出力端子、4,6……第
1,第2のフィールドメモリ、5……第1の1Hメモリ、9
……動画信号と静止画信号を混合する回路、11……動き
検出回路、12……動き量処理回路、15,16……水平フィ
ルタ、17……係数器、18……第3のフィールドメモリ、
19……第2の1Hメモリ、20……最大値器。
フロントページの続き (72)発明者 杉山 雅人 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (72)発明者 奥田 章秀 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (72)発明者 平畠 茂 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (72)発明者 中川 一三夫 横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社 日立製作所家電研究所内 (72)発明者 鈴木 直 横浜市戸塚区吉田町292番地 日立ビデ オエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−27282(JP,A) 特開 昭58−205377(JP,A) 特開 昭54−134515(JP,A) 特開 昭62−128288(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】動き適応型の映像信号処理回路において、
処理すべき映像信号より映像の動き量を検出し第1の動
き量信号として出力する動き量検出手段と、前記第1の
動き量信号を入力しそれに基づいて第2の動き量信号を
作成して出力する動き量処理手段と、を有し、前記動き
量処理手段からの第2の動き量信号により動き適応型の
信号処理を行ない、かつ 前記動き量処理手段は、 水平フィルタ回路と、約1フィールド分信号を遅延する
遅延回路と、減衰回路と、 前記遅延回路により遅延される以前かつ前記減衰回路に
より減衰される以前の前記第1の動き量信号と、前記減
衰回路により減衰され、かつ前記遅延回路により遅延さ
れた後の前記第1の動き量信号と、を少なくとも合成し
て、前記第2の動き量信号として出力する合成回路と、 から少なくも構成される動き適応映像信号処理回路であ
って、 前記動き量処理手段を巡回型の構成とすることを特徴と
する動き適応映像信号処理回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61079976A JP2605013B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 動き適応映像信号処理回路 |
EP87105218A EP0241854B1 (en) | 1986-04-09 | 1987-04-08 | Video signal processing circuit of motion adaptive type |
DE87105218T DE3786585T2 (de) | 1986-04-09 | 1987-04-08 | Schaltung zur Verarbeitung eines Videosignals mit Bewegungsadaptation. |
US07/036,431 US4733297A (en) | 1986-04-09 | 1987-04-09 | Video signal processing circuit of motion adaptive type |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61079976A JP2605013B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 動き適応映像信号処理回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62237879A JPS62237879A (ja) | 1987-10-17 |
JP2605013B2 true JP2605013B2 (ja) | 1997-04-30 |
Family
ID=13705354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61079976A Expired - Lifetime JP2605013B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 動き適応映像信号処理回路 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4733297A (ja) |
EP (1) | EP0241854B1 (ja) |
JP (1) | JP2605013B2 (ja) |
DE (1) | DE3786585T2 (ja) |
Families Citing this family (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR960016852B1 (ko) * | 1990-05-23 | 1996-12-21 | 삼성전자 주식회사 | 동작 적응형 색신호 합성회로 |
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GB2358309A (en) * | 2000-01-11 | 2001-07-18 | Snell & Wilcox Ltd | Analysing motion between adjacent fields using weighted field difference |
JP4217543B2 (ja) * | 2003-06-05 | 2009-02-04 | キヤノン株式会社 | 動き情報処理装置及び方法 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS58205377A (ja) * | 1982-05-26 | 1983-11-30 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 適応型時空間フイルタ |
JPS58177078A (ja) * | 1982-04-09 | 1983-10-17 | Hitachi Ltd | テレビジヨン信号処理回路 |
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DE3313050A1 (de) * | 1983-04-12 | 1984-10-18 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Anordnung zur trennung von leuchtdichte- und farbinformation eines farbfernsehsignals |
KR910009880B1 (ko) * | 1983-07-25 | 1991-12-03 | 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 | 인터레이스된 텔레비젼 신호중의 화상의 움직임 검출회로 |
JPS6027287A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-12 | Hitachi Ltd | 動き検出回路 |
US4639767A (en) * | 1983-09-08 | 1987-01-27 | Nec Corporation | Apparatus for detecting movement in a television signal based on taking ratio of signal representing frame difference to signal representing sum of picture element differences |
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JPS62128288A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-10 | Nec Home Electronics Ltd | 高精細テレビジヨン方式の動き検出回路 |
-
1986
- 1986-04-09 JP JP61079976A patent/JP2605013B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-04-08 DE DE87105218T patent/DE3786585T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-08 EP EP87105218A patent/EP0241854B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1987-04-09 US US07/036,431 patent/US4733297A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3786585D1 (de) | 1993-08-26 |
JPS62237879A (ja) | 1987-10-17 |
EP0241854A2 (en) | 1987-10-21 |
DE3786585T2 (de) | 1993-11-18 |
EP0241854B1 (en) | 1993-07-21 |
US4733297A (en) | 1988-03-22 |
EP0241854A3 (en) | 1989-11-23 |
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |