JP2694463B2 - 中空円筒形巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する巻心 - Google Patents
中空円筒形巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する巻心Info
- Publication number
- JP2694463B2 JP2694463B2 JP1026499A JP2649989A JP2694463B2 JP 2694463 B2 JP2694463 B2 JP 2694463B2 JP 1026499 A JP1026499 A JP 1026499A JP 2649989 A JP2649989 A JP 2649989A JP 2694463 B2 JP2694463 B2 JP 2694463B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- lever
- winding
- pressing
- winding core
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H29/00—Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
- B65H29/006—Winding articles into rolls
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/40—Type of handling process
- B65H2301/41—Winding, unwinding
- B65H2301/419—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means
- B65H2301/4192—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length in shingled formation
- B65H2301/41922—Winding, unwinding from or to storage, i.e. the storage integrating winding or unwinding means for handling articles of limited length in shingled formation and wound together with single belt like members
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2701/00—Handled material; Storage means
- B65H2701/10—Handled articles or webs
- B65H2701/19—Specific article or web
- B65H2701/1932—Signatures, folded printed matter, newspapers or parts thereof and books
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
- Winding Of Webs (AREA)
- Unwinding Webs (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Manufacturing Of Electric Cables (AREA)
- Toys (AREA)
- Sliding-Contact Bearings (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、請求項1及び12の前提部分に記載した中空
円筒形の巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シ
ート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する担持面
を外側に配設してなる中空円筒形巻心に関する。
円筒形の巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シ
ート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する担持面
を外側に配設してなる中空円筒形巻心に関する。
(従来の技術) かかる装置が、例えば欧州特許公開明細書第161569号
又はそれに対応した米国特許明細書第4601436号により
知られている。この装置の支承機構は回転可能且つ駆動
可能に架台で支承した2つの軸平行な支持ホイールを有
する。両支持ホイールは摩擦駆動装置の一部であり、該
装置には別の輪状摩擦車も含まれ、これが同時に巻心で
あり、これに印刷物が巻取テープと一緒に巻き取られ
る。巻心の内周面は両支持ホイールに載置され、内方に
突出した側部フランジにより横方向が制限された走行面
として働く。従って支持ホイールに巻心を載置するとそ
の長手軸は支持ホイールの回転軸線と平行になる。支持
ホイール間の中央下方に配設された案内ホイールが静止
位置から動作位置へと移動可能であり、動作位置のとき
案内ホイールはやはり内周面に当接して巻心を両支持ホ
イールに押圧する。この周知装置は構造が複雑であり、
しかも両支持ホイールを駆動しなければならず、更に摩
擦駆動装置のスリップを防止するため案内ホイールを設
けねばならない。
又はそれに対応した米国特許明細書第4601436号により
知られている。この装置の支承機構は回転可能且つ駆動
可能に架台で支承した2つの軸平行な支持ホイールを有
する。両支持ホイールは摩擦駆動装置の一部であり、該
装置には別の輪状摩擦車も含まれ、これが同時に巻心で
あり、これに印刷物が巻取テープと一緒に巻き取られ
る。巻心の内周面は両支持ホイールに載置され、内方に
突出した側部フランジにより横方向が制限された走行面
として働く。従って支持ホイールに巻心を載置するとそ
の長手軸は支持ホイールの回転軸線と平行になる。支持
ホイール間の中央下方に配設された案内ホイールが静止
位置から動作位置へと移動可能であり、動作位置のとき
案内ホイールはやはり内周面に当接して巻心を両支持ホ
イールに押圧する。この周知装置は構造が複雑であり、
しかも両支持ホイールを駆動しなければならず、更に摩
擦駆動装置のスリップを防止するため案内ホイールを設
けねばならない。
更に、印刷物の巻取物を担持する担持面を外面に有す
る巻心が欧州特許公開明細書台236561号により知られて
いる。印刷物は一端を巻心に固着した巻取テープと一緒
に巻き取られる。巻心は巻取テープ用に外面に向かって
開口した切欠きを有し、内面には巻心の長手軸に直角な
平面上に2つの環状腹板が配設してあり、該平面が巻心
の重心の外にある。この巻心を回転可能に支承するには
両方又は一方の腹板で巻心を支持しなければならず、し
かもその際傾動を防ぐため巻心を軸方向で支持する必要
がある。
る巻心が欧州特許公開明細書台236561号により知られて
いる。印刷物は一端を巻心に固着した巻取テープと一緒
に巻き取られる。巻心は巻取テープ用に外面に向かって
開口した切欠きを有し、内面には巻心の長手軸に直角な
平面上に2つの環状腹板が配設してあり、該平面が巻心
の重心の外にある。この巻心を回転可能に支承するには
両方又は一方の腹板で巻心を支持しなければならず、し
かもその際傾動を防ぐため巻心を軸方向で支持する必要
がある。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、可撓性シート製品、特に印刷物から
なる巻取物を外面で担持するようになった構造が単純で
確実に動作する中空円筒形巻心を回転可能に支承する装
置を提供することである。更に、この装置に格別適しそ
してやはりごく単純な構造の中空円筒形巻心が提案され
る。
なる巻取物を外面で担持するようになった構造が単純で
確実に動作する中空円筒形巻心を回転可能に支承する装
置を提供することである。更に、この装置に格別適しそ
してやはりごく単純な構造の中空円筒形巻心が提案され
る。
(課題を解決するための手段および作用) この目的が請求項1及び12の特徴部分の明示した特徴
により達成される。
により達成される。
即ち、1つの回転軸線(52)の回りに回転できる支持
機構(12)を有し、この支持機構(12)は、巻心(10)
の内周面を支持して、巻心(10)の長手軸線と前記回転
軸線がほぼ一致するように巻心(10)が支承される、少
なくとも1つの支持要素(30)と、巻心(10)を前記支
持機構(12)に対して離脱自在に締付け固定するために
休止位置からクランプ位置(32′)に移動し、このクラ
ンプ位置(32′)において前記支持要素(30)に対向す
る巻心(10)の径方向に巻心(10)を押圧するする、少
なくとも1つの押圧要素(32)とを有しており、 押圧要素(32)が、揺動可能に設計され、かつ支持機
構(12)がクランプ位置(32′)に配置された押圧要素
(32)を支持するために休止位置から作動位置(36′)
に揺動可能なレバー(36)を有し、 支持要素(30)と押圧要素(32)が、巻心(10)と相
互作用するようにほぼV形状となっていることを特徴と
している。
機構(12)を有し、この支持機構(12)は、巻心(10)
の内周面を支持して、巻心(10)の長手軸線と前記回転
軸線がほぼ一致するように巻心(10)が支承される、少
なくとも1つの支持要素(30)と、巻心(10)を前記支
持機構(12)に対して離脱自在に締付け固定するために
休止位置からクランプ位置(32′)に移動し、このクラ
ンプ位置(32′)において前記支持要素(30)に対向す
る巻心(10)の径方向に巻心(10)を押圧するする、少
なくとも1つの押圧要素(32)とを有しており、 押圧要素(32)が、揺動可能に設計され、かつ支持機
構(12)がクランプ位置(32′)に配置された押圧要素
(32)を支持するために休止位置から作動位置(36′)
に揺動可能なレバー(36)を有し、 支持要素(30)と押圧要素(32)が、巻心(10)と相
互作用するようにほぼV形状となっていることを特徴と
している。
このため、巻心は、支持要素と押圧要素との間にV形
状の構造を有するので、その固定位置が定まり、かつ自
動的に調心されて巻心の垂直度が保たれる。また、レバ
ーにより作動位置に揺動した押圧要素によって巻心に
は、径方向の押圧力が働くので、確実な締付力が与えら
れ、巻心を支承する支持機構を回転させて巻取物を形成
することができる。さらに、押圧要素は、休止位置で
は、支持要素と押圧要素間の間隔を狭めて、巻心の支持
機構への挿入を容易にする。
状の構造を有するので、その固定位置が定まり、かつ自
動的に調心されて巻心の垂直度が保たれる。また、レバ
ーにより作動位置に揺動した押圧要素によって巻心に
は、径方向の押圧力が働くので、確実な締付力が与えら
れ、巻心を支承する支持機構を回転させて巻取物を形成
することができる。さらに、押圧要素は、休止位置で
は、支持要素と押圧要素間の間隔を狭めて、巻心の支持
機構への挿入を容易にする。
(実施例) 図面を参考に本発明の好ましい1実施例を詳しく説明
する。
する。
第1図に示す巻心10は、この図に見ることのできない
軸受台で回転可能に支承された支持機構12を締め付けて
ある。軸受台は概略図示しただけの周知方法により案内
棒14で高さ調整可能に支承してある。
軸受台で回転可能に支承された支持機構12を締め付けて
ある。軸受台は概略図示しただけの周知方法により案内
棒14で高さ調整可能に支承してある。
巻心10は中空円筒形に構成してあり、示唆しただけの
印刷物20からなる巻取物18を担持する担持面16を外面に
有する。印刷物20は周知の方法で巻取テープ22と一緒に
巻心10に巻き取ってあり、巻取テープ22は一端が巻心10
に固着してあり、他端は巻取物18を周囲から把持してこ
れを保持する。巻心10は、その内方に突出する環状腹板
(支承要素)24を有し、その内端部分がV形状のくさび
26として構成されている。腹板24から巻心10の軸方向に
補強体28が張り出して担持面16に補強する。
印刷物20からなる巻取物18を担持する担持面16を外面に
有する。印刷物20は周知の方法で巻取テープ22と一緒に
巻心10に巻き取ってあり、巻取テープ22は一端が巻心10
に固着してあり、他端は巻取物18を周囲から把持してこ
れを保持する。巻心10は、その内方に突出する環状腹板
(支承要素)24を有し、その内端部分がV形状のくさび
26として構成されている。腹板24から巻心10の軸方向に
補強体28が張り出して担持面16に補強する。
支持機構12に、支持要素として構成した2つの受容爪
30と、これに直径上で対向して押圧要素として構成した
2つの締付爪32が設けてある。受容爪30、締付爪32はV
形切欠き34を有し、これが巻心10のV形くさび26に当接
する。従って受容爪30、締付爪32は巻心10用締付機構を
形成し、巻心を支持機構12に対し締め付ける。後に説明
するように締付爪32は揺動可能に支承してあり、V形く
さび26との係合を解除することができ、又巻心10を巻心
に巻き取って巻取物18とした印刷物20とともに受容爪30
から持ち上げることができる。やはり後に詳しく説明す
るように、受容爪30で揺動可能に支承された板状レバー
36が遊端に回転可能に支承された転子(ローラ)38を有
する。締付爪32には、これを互いに結合する板状転動ス
ライドリンク(ローリングリング)40が固着してあり、
これは転子38で支持される。レバー36に配設された2本
の横方向に突出したピン42に各1個の第一、第二のばね
44、46が作用するが、第1図には一方のばねのみ図示し
てある。第二ばね46は一端がピン42、他端が締付爪32に
固着してある。第一ばね44はレバー36を静止位置の方に
付勢し、第二ばね46は締付爪32を静止位置(休止位置)
の方に付勢する。レバー36に安全止めカム48が設けてあ
り、その役目については後に説明する。また、支持機構
12は、従ってこれに対し締め付けられた巻心10及び巻取
物18は矢印A方向で図示省略した軸受台で回転可能に支
承してある。
30と、これに直径上で対向して押圧要素として構成した
2つの締付爪32が設けてある。受容爪30、締付爪32はV
形切欠き34を有し、これが巻心10のV形くさび26に当接
する。従って受容爪30、締付爪32は巻心10用締付機構を
形成し、巻心を支持機構12に対し締め付ける。後に説明
するように締付爪32は揺動可能に支承してあり、V形く
さび26との係合を解除することができ、又巻心10を巻心
に巻き取って巻取物18とした印刷物20とともに受容爪30
から持ち上げることができる。やはり後に詳しく説明す
るように、受容爪30で揺動可能に支承された板状レバー
36が遊端に回転可能に支承された転子(ローラ)38を有
する。締付爪32には、これを互いに結合する板状転動ス
ライドリンク(ローリングリング)40が固着してあり、
これは転子38で支持される。レバー36に配設された2本
の横方向に突出したピン42に各1個の第一、第二のばね
44、46が作用するが、第1図には一方のばねのみ図示し
てある。第二ばね46は一端がピン42、他端が締付爪32に
固着してある。第一ばね44はレバー36を静止位置の方に
付勢し、第二ばね46は締付爪32を静止位置(休止位置)
の方に付勢する。レバー36に安全止めカム48が設けてあ
り、その役目については後に説明する。また、支持機構
12は、従ってこれに対し締め付けられた巻心10及び巻取
物18は矢印A方向で図示省略した軸受台で回転可能に支
承してある。
第2図は第1図II−II線に沿った断面図であり、巻取
物18と軸受台50は一部だけ図示してある。先に説明した
ように軸受台50は第2図に図示省略した案内棒14(第1
図を見よ)で高さ調整可能に支承してある。軸受台50で
支承された中空軸54は一点鎖線で示唆した回転軸線52を
中心に回転可能に駆動できる。中空軸54がフランジ56を
担持しており、これに支持機構12の板状保持要素58が固
定してある。保持要素58に固着された2つの受容爪30の
うち第2図には一方のみ見られる。受容爪30は保持要素
58から回転軸線52と平行な方向に突出し、端範囲には既
に先に触れたV形の半径方向に見て外方に開口したきり
欠き34を有する。
物18と軸受台50は一部だけ図示してある。先に説明した
ように軸受台50は第2図に図示省略した案内棒14(第1
図を見よ)で高さ調整可能に支承してある。軸受台50で
支承された中空軸54は一点鎖線で示唆した回転軸線52を
中心に回転可能に駆動できる。中空軸54がフランジ56を
担持しており、これに支持機構12の板状保持要素58が固
定してある。保持要素58に固着された2つの受容爪30の
うち第2図には一方のみ見られる。受容爪30は保持要素
58から回転軸線52と平行な方向に突出し、端範囲には既
に先に触れたV形の半径方向に見て外方に開口したきり
欠き34を有する。
第2図に見られる一方の締付爪32は実線で静止位置
(休止位置)、そして一点鎖線で符号32′とした動作位
置(クランプ)位置が示してある。締付爪32は保持要素
58に配設した軸60で揺動可能に支承された2腕レバーと
して構成してある。軸60の軸線は回転軸線52に直角に延
び、これから離間している。これに関連して触れておく
なら、第1図に図示した締付爪32は単一の共通軸60で支
承してある。締付爪32の軸受台50の方に突出した腕に鼻
端62が成形してあり、これは締付爪32が動作位置32′に
あるとき回転軸線52と平行な方向に延びており、鼻端6
2′で示唆してある。
(休止位置)、そして一点鎖線で符号32′とした動作位
置(クランプ)位置が示してある。締付爪32は保持要素
58に配設した軸60で揺動可能に支承された2腕レバーと
して構成してある。軸60の軸線は回転軸線52に直角に延
び、これから離間している。これに関連して触れておく
なら、第1図に図示した締付爪32は単一の共通軸60で支
承してある。締付爪32の軸受台50の方に突出した腕に鼻
端62が成形してあり、これは締付爪32が動作位置32′に
あるとき回転軸線52と平行な方向に延びており、鼻端6
2′で示唆してある。
軸受台50には、回転軸線52の上方を延び且つこれと同
軸に配置した安全スライドリンク64が設けてあり、これ
が保持要素58の方に突出し、支持機構が12が回転軸線52
を中心に回転して鼻端62′が安全スライドリンク64の範
囲内に達すると、締付爪32が動作位置32′から実線で示
した静止位置32へと揺動復帰するのを防止する。鼻端62
又は62′はそれが安全スライドリンク64と協働する上端
位置が再度一点鎖線で示唆し、符号62″としてある。
軸に配置した安全スライドリンク64が設けてあり、これ
が保持要素58の方に突出し、支持機構が12が回転軸線52
を中心に回転して鼻端62′が安全スライドリンク64の範
囲内に達すると、締付爪32が動作位置32′から実線で示
した静止位置32へと揺動復帰するのを防止する。鼻端62
又は62′はそれが安全スライドリンク64と協働する上端
位置が再度一点鎖線で示唆し、符号62″としてある。
締付爪32は軸受台50から離れた腕の端範囲にV形切欠
き34を備えている。締付爪32が動作位置32′にあると、
符号34′としたV形切欠き34は半径方向に見て外方に開
口し、回転軸線52に垂直な平面、つまり受容爪30のV形
切欠き34が配置してあるのと同じ平面に配置してある。
第1図にも示したように、軸60の軸線方向で横方向に互
いに離間した締付爪32は転動スライドリンク40により互
いに作用結合してある。この転動スライドリンク40の動
作については後に説明する。
き34を備えている。締付爪32が動作位置32′にあると、
符号34′としたV形切欠き34は半径方向に見て外方に開
口し、回転軸線52に垂直な平面、つまり受容爪30のV形
切欠き34が配置してあるのと同じ平面に配置してある。
第1図にも示したように、軸60の軸線方向で横方向に互
いに離間した締付爪32は転動スライドリンク40により互
いに作用結合してある。この転動スライドリンク40の動
作については後に説明する。
横方向で互いに離間した受容爪30に別の軸66が長手軸
を軸60の軸線と平行にして固定してある。この軸66でレ
バー36が揺動可能に支承してあり、その静止位置が実
線、動作位置が符号36′の一点鎖線で示してある。
を軸60の軸線と平行にして固定してある。この軸66でレ
バー36が揺動可能に支承してあり、その静止位置が実
線、動作位置が符号36′の一点鎖線で示してある。
この第2図に示したように、第一ばね44は一端がレバ
ー36に固定したピン42に作用し、他端は保持要素58に固
定した別のピン68に作用する。この第一ばね44がレバー
36を静止位置の方に付勢し、この位置でレバーは保持要
素58に配設した止め70に当接する。第二ばね46がやはり
一端がピン42に固定してあり、他端は締付爪32に配設し
た別のピン72に固着してある。第二ばね46が締付爪32を
静止位置に付勢し、この位置で締付爪はレバー36に当接
する。レバー36及び締付爪32が動作位置にあるときの両
ばね44、46の作用線が符号44′又は46′の一点鎖線で示
唆してある。
ー36に固定したピン42に作用し、他端は保持要素58に固
定した別のピン68に作用する。この第一ばね44がレバー
36を静止位置の方に付勢し、この位置でレバーは保持要
素58に配設した止め70に当接する。第二ばね46がやはり
一端がピン42に固定してあり、他端は締付爪32に配設し
た別のピン72に固着してある。第二ばね46が締付爪32を
静止位置に付勢し、この位置で締付爪はレバー36に当接
する。レバー36及び締付爪32が動作位置にあるときの両
ばね44、46の作用線が符号44′又は46′の一点鎖線で示
唆してある。
レバー36の遊端で回転可能に支承された両転子38のう
ち第2図には一方のみ見ることができる。レバー36が静
止位置から作動位置36′へと左回りに揺動すると転子38
は転動スライドリンク40の符号74とした転動路第一部分
に当接し、締付爪32が引き続き運動する結果、静止位置
から動作位置(クランプ位置)32′へと右回りに揺動す
る。注意すべき点として、作動位置36′のときレバー36
は転動スライドリンク40の転動路第二部分76に対し概ね
垂直となる。転動路の両部分74,76間に曲折部がある結
果、レバー36が揺動運動の第一範囲にあるとき締付爪32
は動作位置32′の方向に大きな揺動角を描き、レバー36
が後続の揺動範囲にくると締付爪32の揺動角はごく僅か
なものにすぎない。
ち第2図には一方のみ見ることができる。レバー36が静
止位置から作動位置36′へと左回りに揺動すると転子38
は転動スライドリンク40の符号74とした転動路第一部分
に当接し、締付爪32が引き続き運動する結果、静止位置
から動作位置(クランプ位置)32′へと右回りに揺動す
る。注意すべき点として、作動位置36′のときレバー36
は転動スライドリンク40の転動路第二部分76に対し概ね
垂直となる。転動路の両部分74,76間に曲折部がある結
果、レバー36が揺動運動の第一範囲にあるとき締付爪32
は動作位置32′の方向に大きな揺動角を描き、レバー36
が後続の揺動範囲にくると締付爪32の揺動角はごく僅か
なものにすぎない。
第2図には、レバー36に配設された安全止めカム48の
うちの一方が見られ、クランプするための巻心が取付ら
れていない状態で、レバー36が作動位置内に揺動する
と、安全止めカム48の先端上部が受容爪(支持要素)30
に当接するので、レバー36の揺動角が制限される。
うちの一方が見られ、クランプするための巻心が取付ら
れていない状態で、レバー36が作動位置内に揺動する
と、安全止めカム48の先端上部が受容爪(支持要素)30
に当接するので、レバー36の揺動角が制限される。
保持要素58とレバー36との間に膨張可能なベローズ78
もしくは袋状体が設けてある。膨張可能なベローズ78の
輪郭が符号78′の一点鎖線で示してある。ベローズ78の
中空室は、保持要素58、フランジ56の中心穴80及び中空
軸54の内部空間を通し、図示省略した圧力源と結ばれて
いる。ベローズ78が膨張状態78′のとき下方に滑り落ち
ることのないようにベローズ78は2本のねじボルト82に
よりレバー36に固定している。
もしくは袋状体が設けてある。膨張可能なベローズ78の
輪郭が符号78′の一点鎖線で示してある。ベローズ78の
中空室は、保持要素58、フランジ56の中心穴80及び中空
軸54の内部空間を通し、図示省略した圧力源と結ばれて
いる。ベローズ78が膨張状態78′のとき下方に滑り落ち
ることのないようにベローズ78は2本のねじボルト82に
よりレバー36に固定している。
巻心10の担持面16に巻取物18が巻き取ってある。この
第2図に、特に良く見られるように内方に突出した環状
腹板24は遊端がV形くさび26として構成してある。くさ
び26には巻心10の外面に向かって開口した環状切欠き
(環状の溝84)が設けてある。巻取物18を形成するのに
不必要となった巻取テープ22の一部が切欠き84に巻き取
ってある。先に説明したように巻取テープ22の一端は巻
心10の切欠き84の底に固着してある。巻心10が空のとき
巻取テープ22はすべて切欠き84に巻き取ってある。
第2図に、特に良く見られるように内方に突出した環状
腹板24は遊端がV形くさび26として構成してある。くさ
び26には巻心10の外面に向かって開口した環状切欠き
(環状の溝84)が設けてある。巻取物18を形成するのに
不必要となった巻取テープ22の一部が切欠き84に巻き取
ってある。先に説明したように巻取テープ22の一端は巻
心10の切欠き84の底に固着してある。巻心10が空のとき
巻取テープ22はすべて切欠き84に巻き取ってある。
担持面16の範囲で切欠き84の幅が広げてあり、切欠き
は2個の離間した凹部86を形成しており、そのなかに各
1個の環状ガイド88が配設してある。このガイド88内で
輪状覆い90が滑動可能に支承してあり、これは切欠き84
から巻取テープ22を進出させるため巻心10の長手軸と平
行に溝孔を有する。巻心10又はそれに巻き取った巻取物
18の重心Sは回転軸線52を横切る平面上にあり、該平面
上にV形切欠き34又は34′が配設してある。
は2個の離間した凹部86を形成しており、そのなかに各
1個の環状ガイド88が配設してある。このガイド88内で
輪状覆い90が滑動可能に支承してあり、これは切欠き84
から巻取テープ22を進出させるため巻心10の長手軸と平
行に溝孔を有する。巻心10又はそれに巻き取った巻取物
18の重心Sは回転軸線52を横切る平面上にあり、該平面
上にV形切欠き34又は34′が配設してある。
図示省略したハンドリング装置、例えばフォークリフ
トの片持ち腕92が、第2図に一部断面で示されている。
片持ち腕92の自由端は巻心10のV形くさび26用にV形受
容切欠き94を有する。片持ち腕92は、横方向に互いに離
設した2つの受容爪(支持要素)30間に配置されて、巻
心10の環状腹板24を支え、そして、ハンドリング装置に
よって回転軸線52と平行な方向及びこれを横切る方向、
即ち、巻心を前後及び上下左右に変位可能である。
トの片持ち腕92が、第2図に一部断面で示されている。
片持ち腕92の自由端は巻心10のV形くさび26用にV形受
容切欠き94を有する。片持ち腕92は、横方向に互いに離
設した2つの受容爪(支持要素)30間に配置されて、巻
心10の環状腹板24を支え、そして、ハンドリング装置に
よって回転軸線52と平行な方向及びこれを横切る方向、
即ち、巻心を前後及び上下左右に変位可能である。
中空円筒形巻心10を回転可能に支承する装置は次のと
おり機能する。巻心10が受容爪30に当接できる以前、支
持機構12は第1、2図に示す位置に移動させねばなら
ず、この位置のとき両受容爪30は上部にある。ベローズ
78が周囲大気に対し無圧であり、レバー36と締付爪32は
両ばね44、46の引張力により静止位置にある。ハンドリ
ング装置により巻心10が受容爪30に載置され、片持ち腕
92が両締付爪30間に侵入して降下し、こうして、くさび
26が受容爪30の切欠き34内にくる。腹板24及び切欠き34
がV形に構成してあることで、片持ち腕92の位置取りが
正確でない場合でも巻心10は確実に受容され調心され
る。腹板24のくさび26が切欠き34に嵌合するや片持ち腕
92は更に降下させ回転軸線52と平行な方向に進出させる
ことができる。巻心10の重心Sのある平面に切欠き34も
配設してあるので、巻心10の長手軸は回転軸線52と一致
する。次にベローズ78が圧力源と結ばれて膨張し、これ
によりレバー36が左回りに揺動運動を行う。その際、転
子38が第一部分74に当接し、その結果レバー36が更に運
動すると、締付爪32が右回りに回転して巻心10のV形く
さび26に当接することになる。転動スライドリンク40の
転動路第二部分76とレバー36との間の角度がほぼ90゜で
あるので締付爪32はベローズ78内の超過圧が比較的小さ
くてもきわめて大きな力で腹板24に押圧され、その結果
巻心10が支持機構12で確実に締め付けられる。注意すべ
き点としては、巻心10が受容爪(支持要素)30で支承さ
れるとき、レバー36の揺動範囲は、転動スライドリング
の第二部分76により制限されることから、安全止めカム
48が受容爪30に当接することはない。
おり機能する。巻心10が受容爪30に当接できる以前、支
持機構12は第1、2図に示す位置に移動させねばなら
ず、この位置のとき両受容爪30は上部にある。ベローズ
78が周囲大気に対し無圧であり、レバー36と締付爪32は
両ばね44、46の引張力により静止位置にある。ハンドリ
ング装置により巻心10が受容爪30に載置され、片持ち腕
92が両締付爪30間に侵入して降下し、こうして、くさび
26が受容爪30の切欠き34内にくる。腹板24及び切欠き34
がV形に構成してあることで、片持ち腕92の位置取りが
正確でない場合でも巻心10は確実に受容され調心され
る。腹板24のくさび26が切欠き34に嵌合するや片持ち腕
92は更に降下させ回転軸線52と平行な方向に進出させる
ことができる。巻心10の重心Sのある平面に切欠き34も
配設してあるので、巻心10の長手軸は回転軸線52と一致
する。次にベローズ78が圧力源と結ばれて膨張し、これ
によりレバー36が左回りに揺動運動を行う。その際、転
子38が第一部分74に当接し、その結果レバー36が更に運
動すると、締付爪32が右回りに回転して巻心10のV形く
さび26に当接することになる。転動スライドリンク40の
転動路第二部分76とレバー36との間の角度がほぼ90゜で
あるので締付爪32はベローズ78内の超過圧が比較的小さ
くてもきわめて大きな力で腹板24に押圧され、その結果
巻心10が支持機構12で確実に締め付けられる。注意すべ
き点としては、巻心10が受容爪(支持要素)30で支承さ
れるとき、レバー36の揺動範囲は、転動スライドリング
の第二部分76により制限されることから、安全止めカム
48が受容爪30に当接することはない。
したがって、安全止めカム48は、巻心が支持要素に取
付られていないときに、レバー36が過度に揺動しないよ
うにするためのストッパである。
付られていないときに、レバー36が過度に揺動しないよ
うにするためのストッパである。
従って支持機構12が回転軸線52を中心に回転すると巻
心10も強制的に連動する。従ってこの回転時受容爪30と
締付爪32は巻心10及びこれに巻き取られた巻取物18の重
量を交互に引き受けねばならない。既に先に触れたよう
にレバー36が転動スライドリンク40の第二部分76に対し
概ね垂直であるのでレバー36は圧縮荷重を受け、ベロー
ズ18に加わる反作用は無視し得るほど小さい。ベローズ
78内に予期せざる圧力損失が生じてもなおかつ巻取物18
が引き続き支持機構12で確実に締め付けられるよう確保
するため、巻心10及びそれに巻き取った巻取物18の重量
のかなりの部分を締付爪32が引き受けねばならなくなる
や、その都度鼻端62が安全スライドリンク64の領域内に
進む。自明のことであるが、締付爪32が動作位置32′に
あるとき鼻端62′と安全スライドリンク64との間には空
隙が存在し、ベローズ78内に圧力損失が現われると鼻端
62′は安全スライドリンク64を滑動するだけである。
心10も強制的に連動する。従ってこの回転時受容爪30と
締付爪32は巻心10及びこれに巻き取られた巻取物18の重
量を交互に引き受けねばならない。既に先に触れたよう
にレバー36が転動スライドリンク40の第二部分76に対し
概ね垂直であるのでレバー36は圧縮荷重を受け、ベロー
ズ18に加わる反作用は無視し得るほど小さい。ベローズ
78内に予期せざる圧力損失が生じてもなおかつ巻取物18
が引き続き支持機構12で確実に締め付けられるよう確保
するため、巻心10及びそれに巻き取った巻取物18の重量
のかなりの部分を締付爪32が引き受けねばならなくなる
や、その都度鼻端62が安全スライドリンク64の領域内に
進む。自明のことであるが、締付爪32が動作位置32′に
あるとき鼻端62′と安全スライドリンク64との間には空
隙が存在し、ベローズ78内に圧力損失が現われると鼻端
62′は安全スライドリンク64を滑動するだけである。
巻取操作が終了するや回転軸線52を中心とした回転が
制動され、支持機構12が第1、2図に示す位置に回転
し、両受容爪30は上部にくる。次にベローズ78から空気
を抜くと、レバー36と締付爪32は両ばね44、46の力によ
り静止位置に揺動復帰する。巻心10はいまや自由であ
り、取扱い器械の片持ち腕92により支持機構12から取り
去ることができる。装置はいまや別の巻心10を新たに受
容する状態にある。
制動され、支持機構12が第1、2図に示す位置に回転
し、両受容爪30は上部にくる。次にベローズ78から空気
を抜くと、レバー36と締付爪32は両ばね44、46の力によ
り静止位置に揺動復帰する。巻心10はいまや自由であ
り、取扱い器械の片持ち腕92により支持機構12から取り
去ることができる。装置はいまや別の巻心10を新たに受
容する状態にある。
中空円筒形巻心10を回転可能に支承する先に説明した
装置は特に、例えば前掲欧州特許公開明細書第236561号
に記載してあるような巻取物ステーションに適してい
る。例えばずれ重なり編成で送られてくる印刷物20の流
れを巻き取る場合、次のように処理される。空の巻心10
を、先に述べたように受容爪30に載置し締付爪32により
支持機構12に締め付ける。巻取テープ22の外側遊端を前
掲欧州特許公開明細書に詳述してあるようにテープリー
ルに固着する。テープリールを回すと巻取テープ22は切
欠き84に巻き取られた予備の巻取テープ22から繰り出さ
れる。その際、中空軸54は巻取テープ22がテープリール
に密着して巻き取られるよう軽く制動される。巻取テー
プ22を巻心10から繰り出す際、巻心が回転軸線52を中心
に自動的に回転する一方、覆い90は周囲に対しては不動
であるが、巻心10に対し相対的にガイド88内を摺動する
ので、巻取テープ22用に覆い90に設けられた溝孔は同一
の場所に留まる。形成しつつある巻取物18にとって十分
な巻取テープ22を巻心10から繰り出してテープリールに
巻き取ったなら、中空軸54、従って支持機構12と巻心10
が巻取方向に駆動される。供給された印刷物20は次に、
いまやテープリールから繰り出される巻取テープ22と一
緒に巻心10に巻き取られる。その際、担持面16が覆い90
とともに円筒面を形成することに注意しなければならな
い。印刷物20を十分に巻き取って巻取物18としたなら、
巻取テープ22を完全な巻取物18の周りに更に1回転巻
き、巻取物の遊端を巻取テープ22と結合すると、第1図
に図示したような搬送可能な巻取物が形成される。巻心
10はいまや巻取物18と一緒に取扱い器械により、先に説
明したように支持機構12から持ち上げることができる。
装置は特に、例えば前掲欧州特許公開明細書第236561号
に記載してあるような巻取物ステーションに適してい
る。例えばずれ重なり編成で送られてくる印刷物20の流
れを巻き取る場合、次のように処理される。空の巻心10
を、先に述べたように受容爪30に載置し締付爪32により
支持機構12に締め付ける。巻取テープ22の外側遊端を前
掲欧州特許公開明細書に詳述してあるようにテープリー
ルに固着する。テープリールを回すと巻取テープ22は切
欠き84に巻き取られた予備の巻取テープ22から繰り出さ
れる。その際、中空軸54は巻取テープ22がテープリール
に密着して巻き取られるよう軽く制動される。巻取テー
プ22を巻心10から繰り出す際、巻心が回転軸線52を中心
に自動的に回転する一方、覆い90は周囲に対しては不動
であるが、巻心10に対し相対的にガイド88内を摺動する
ので、巻取テープ22用に覆い90に設けられた溝孔は同一
の場所に留まる。形成しつつある巻取物18にとって十分
な巻取テープ22を巻心10から繰り出してテープリールに
巻き取ったなら、中空軸54、従って支持機構12と巻心10
が巻取方向に駆動される。供給された印刷物20は次に、
いまやテープリールから繰り出される巻取テープ22と一
緒に巻心10に巻き取られる。その際、担持面16が覆い90
とともに円筒面を形成することに注意しなければならな
い。印刷物20を十分に巻き取って巻取物18としたなら、
巻取テープ22を完全な巻取物18の周りに更に1回転巻
き、巻取物の遊端を巻取テープ22と結合すると、第1図
に図示したような搬送可能な巻取物が形成される。巻心
10はいまや巻取物18と一緒に取扱い器械により、先に説
明したように支持機構12から持ち上げることができる。
本装置は印刷物20を巻取物18から繰り出すのにも勿論
使用することもできる。この場合巻心10を巻取物18と一
緒に支持機構12に載置してこれに締め付け、巻取テープ
22を引き出して支持機構12を繰出し方向に回転させると
印刷物20が巻取物18から周知の如く引き離され、印刷物
20を巻取物18からすべて繰り出したなら支持機構12を制
動し、巻取り方向に駆動するといまや巻取テープ22は巻
心10の切欠き84に再び予備として巻き取られる。
使用することもできる。この場合巻心10を巻取物18と一
緒に支持機構12に載置してこれに締め付け、巻取テープ
22を引き出して支持機構12を繰出し方向に回転させると
印刷物20が巻取物18から周知の如く引き離され、印刷物
20を巻取物18からすべて繰り出したなら支持機構12を制
動し、巻取り方向に駆動するといまや巻取テープ22は巻
心10の切欠き84に再び予備として巻き取られる。
巻心10の腹板24に好ましくはV形の切欠きを設け、受
容爪30及び締付爪32に形成したやはり好ましくはV形の
切欠きに当接可能とすることも可能である。2つの受容
爪30と単一の締付爪32を設けることも可能であり、この
場合、この単一の締付爪32は回転軸線52のある対称面上
に配設し、この対称面を基準に両受容爪32を対称に配設
する。この場合、2つの受容爪30と単一の締付爪32は好
ましくは正三角形上に配設する。或は、単一の受容爪30
と単一の締付爪32を設けるだけとすることも考えられ
る。この場合、両爪は直径上で対向させ、好ましくは幅
広に構成して円周方向で広い範囲にわたって巻心10の腹
板24に載るようにする。
容爪30及び締付爪32に形成したやはり好ましくはV形の
切欠きに当接可能とすることも可能である。2つの受容
爪30と単一の締付爪32を設けることも可能であり、この
場合、この単一の締付爪32は回転軸線52のある対称面上
に配設し、この対称面を基準に両受容爪32を対称に配設
する。この場合、2つの受容爪30と単一の締付爪32は好
ましくは正三角形上に配設する。或は、単一の受容爪30
と単一の締付爪32を設けるだけとすることも考えられ
る。この場合、両爪は直径上で対向させ、好ましくは幅
広に構成して円周方向で広い範囲にわたって巻心10の腹
板24に載るようにする。
押圧要素又は締付爪32をかならずしも揺動可能に支承
しなくてもよいことも読み取ることができ、それらは例
えば半径方向に摺動可能とすることもできる。最後に、
支持要素と押圧要素を摺動可能且つ/又は揺動可能に支
承することも考えられる。
しなくてもよいことも読み取ることができ、それらは例
えば半径方向に摺動可能とすることもできる。最後に、
支持要素と押圧要素を摺動可能且つ/又は揺動可能に支
承することも考えられる。
(発明の効果) 本発明は支持要素と押圧要素が中空円筒形巻心を支持
機構に対し締め付けて支持機構全体を回転可能に支承で
き、しかも巻心は支持機構の回転時これと一緒に回転す
るので、支持機構と巻心との間に相対運動が生ずること
がなくなり、印刷物を巻取り又は繰り出すテープリール
の回転を静かに行うことができる。
機構に対し締め付けて支持機構全体を回転可能に支承で
き、しかも巻心は支持機構の回転時これと一緒に回転す
るので、支持機構と巻心との間に相対運動が生ずること
がなくなり、印刷物を巻取り又は繰り出すテープリール
の回転を静かに行うことができる。
また、支持機構上に巻心をずらして載置してもU形切
欠きにより巻心は自動的に調心され整列するので、巻心
の回転を安定させるとともに作業の取扱いが容易となる
効果を奏する。
欠きにより巻心は自動的に調心され整列するので、巻心
の回転を安定させるとともに作業の取扱いが容易となる
効果を奏する。
第1図は中空円筒形巻心を締め付ける支持機構を有する
本装置の斜視図。 第2図は第1図II−II線に沿った拡大垂直断面図。 10……巻心、12……支持機構、18……巻取物、 20……印刷物、30……支持要素、32……押圧要素、 32′,36′……動作位置、52……回転軸線。
本装置の斜視図。 第2図は第1図II−II線に沿った拡大垂直断面図。 10……巻心、12……支持機構、18……巻取物、 20……印刷物、30……支持要素、32……押圧要素、 32′,36′……動作位置、52……回転軸線。
Claims (16)
- 【請求項1】可撓性シート製品、特に印刷物からなる巻
取物を巻心(10)の外周面で担持するように構成した、
中空円筒形の巻心を回転自在に支承する装置において、 1つの回転軸線(52)の回りに回転できる支持機構(1
2)を有し、この支持機構(12)は、 巻心(10)の内周面を支持して、巻心(10)の長手軸線
と前記回転軸線がほぼ一致するように巻心(10)が支承
される、少なくとも1つの支持要素(30)と、 巻心(10)を前記支持機構(12)に対して離脱自在に締
付け固定するために休止位置からクランプ位置(32′)
に移動し、このクランプ位置(32′)において前記支持
要素(30)に対向する巻心(10)の径方向に巻心(10)
を押圧する、少なくとも1つの押圧要素(32)とを有し
ており、 前記押圧要素(32)が、揺動可能に設計され、かつ前記
支持機構(12)がクランプ位置(32′)に配置された押
圧要素(32)を支持するために休止位置から作動位置
(36′)に揺動可能なレバー(36)を有し、 前記支持要素(30)と押圧要素(32)は、巻心(10)と
相互に作用する部分がほぼV形状となっていることを特
徴とする装置。 - 【請求項2】押圧要素(32)が、横方向の回転軸(60)
の回りで揺動可能であり、回転軸線(52)に関して直角
となるように配置されていることを特徴とする請求項1
記載の装置。 - 【請求項3】レバー(36)が、押圧要素(32)に関して
軸方向にほぼ平行に取り付けられ、クランプ位置(3
2′)にある押圧要素(32)は、作動位置(36′)に配
置したレバー(36)の自由端に支持されていることを特
徴とする請求項1または請求項2記載の装置。 - 【請求項4】押圧要素(32)は、1つのレバーの形式で
あり、クランプ位置(32′)において、作動位置(3
6′)へと揺動するレバー(36)に関してほぼ直角の状
態となることを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】押圧要素(32)は、予め休止位置の方に付
勢され、クランプ位置(32′)へ予め付勢するために、
レバー(36)によって揺動可能となっていることを特徴
とする請求項1ないし4のいずれかに記載の装置。 - 【請求項6】休止位置へ揺動したレバー(36)と前記休
止位置に配置された押圧要素(32)は、ほぼ互いに対向
しかつ部分的に重なり合い、レバー(36)が作動位置
(36′)にもたらされた時、レバー(36)は、押圧要素
(32)の自由端とともにクランプ位置(32′)に揺動す
ることを特徴とする請求項5記載の装置。 - 【請求項7】支持機構(12)は、回転軸線(52)の回り
に回転できる保持要素(58)と、この保持要素(58)に
固定される支持要素(30)と、支持要素(30)に隣接し
て保持要素(58)に取付られたレバー(36)とを有し、 前記保持要素上において、前記レバー(36)の取付け側
とは径方向に対向して押圧要素(32)が揺動可能に取付
られていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれ
かに記載の装置。 - 【請求項8】互いに平行な2つの支持要素(30)と、互
いに平行な2つの押圧要素(32)が設けられ、かつプレ
ート形状のレバー(36)が、その自由端に少なくとも1
つの回転可能に取り付けたローラ(38)を有し、 該ローラ(38)は、プレート形式のローリングリンク
(40)に支持されて、2つの押圧要素(32)の間に配置
されるとともに前記押圧要素(32)に固定されており、 ローリングリンク(40)の一部分(74)は、押圧要素
(32)の休止位置におけるローラ(38)に隣接し、前記
休止位置に配置したレバー(36)とほぼ平行状態にあ
り、さらに、ローリングリンク(40)の第二部分(76)
は、押圧要素(32)のクランプ位置(32′)において、
作動位置(36′)に配置されるレバー(36)のローラ
(38)に横たわるように位置していることを特徴とする
請求項7記載の装置。 - 【請求項9】レバー(36)は保持要素(58)に対して予
め付勢され、膨張可能なベローズ(78)が保持要素(5
8)とレバー(36)の間に設けられ、レバー(36)を作
動位置(36′)に揺動することを特徴とする請求項7ま
たは請求項8記載の装置。 - 【請求項10】保持要素(58)は、回転可能に取付られ
た中空シャフト(54)に固定され、前記ベローズ(78)
は、中空シャフト(54)を介して圧縮空気源に連通して
いることを特徴とする請求項9記載の装置。 - 【請求項11】支持要素(30)と押圧要素(32)、また
は複数の支持要素(30)と複数の押圧要素(32)が、ほ
ぼV形状の溝を有し、クランプ位置(32′)に配置され
た1つまたは複数の押圧要素(32)は、支持機構(12)
の回転軸線(52)に関してほぼ直角をなす平面に配置さ
れていることを特徴とする請求項1ないし10のいずれか
に記載の装置。 - 【請求項12】請求項1に記載の支持機構(12)上に回
転可能かつ取り除き可能にするために、可撓性シート製
品、特に印刷物からなる巻取物を巻心(10)の外周面で
担持する担持面を有し、かつ内周面に設けた支承要素を
有する中空円筒形の巻心(10)であって、 前記支承要素が、ほぼV形状断面(26)を有しているこ
とを特徴とする巻心。 - 【請求項13】支承要素は、環状腹板(24)によって形
成され、この環状腹板は、巻心の径方向内方に突出し
て、V形状くさび(26)を形成していることを特徴とす
る請求項12記載の巻心。 - 【請求項14】支承要素は、環状腹板(24)によって形
成され、この環状腹板は、巻心の径方向内方に突出し
て、環状腹板(24)の内方に開口するほぼ断面V形状の
環状溝を有することを特徴とする請求項12記載の巻心。 - 【請求項15】巻心(10)は、周回りに形成された溝
(84)を有し、この溝は、径方向外側に開口し、巻取り
バンド(22)を受け入れ、かつ環状腹板(24)に係合す
ることを特徴とする請求項13または請求項14記載の巻
心。 - 【請求項16】環状腹板(24)は、巻心(10)の回転軸
線(52)に関してほぼ直角な平面に配置され、その平面
内に巻心(10)の重心(S)または巻心に巻取られる巻
取物(18)の重心があることを特徴とする請求項13ない
し15のいずれかに記載の巻心。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CH00405/88-0 | 1988-02-05 | ||
CH40588 | 1988-02-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01226654A JPH01226654A (ja) | 1989-09-11 |
JP2694463B2 true JP2694463B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=4186281
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1026499A Expired - Fee Related JP2694463B2 (ja) | 1988-02-05 | 1989-02-04 | 中空円筒形巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する巻心 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4993653A (ja) |
EP (1) | EP0326687B1 (ja) |
JP (1) | JP2694463B2 (ja) |
AT (1) | ATE93208T1 (ja) |
AU (1) | AU608118B2 (ja) |
CA (1) | CA1314273C (ja) |
DE (1) | DE3883369D1 (ja) |
FI (1) | FI91384C (ja) |
RU (1) | RU1833344C (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5310128A (en) * | 1993-02-08 | 1994-05-10 | Pitney Bowes Inc. | Tape storage apparatus for mailing machine |
DE59502214D1 (de) * | 1994-04-15 | 1998-06-25 | Ferag Ag | Verfahren zum Speichern von flächigen Erzeugnissen |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949509B2 (ja) * | 1977-07-20 | 1984-12-03 | 三洋電機株式会社 | 製氷機の氷切り換え装置 |
US4296891A (en) * | 1980-02-04 | 1981-10-27 | Hancor, Inc. | Expandable core for rolls of tubing |
ATE47368T1 (de) * | 1984-05-09 | 1989-11-15 | Ferag Ag | Vorrichtung zum aufwickeln bzw.abwickeln von kontinuierlich, vorzugsweise in schuppenformation, anfallenden druckprodukten. |
JPS61151941U (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-19 | ||
CH668761A5 (de) * | 1986-01-27 | 1989-01-31 | Ferag Ag | Einrichtung zum aufwickeln eines kontinuierlich anfallenden schuppenstromes von biegsamen flaechengebilden zu einem wickel. |
DE3662512D1 (en) * | 1986-01-27 | 1989-04-27 | Ferag Ag | Method for storing printed products arriving in a shingled formation |
ATE44941T1 (de) * | 1986-04-30 | 1989-08-15 | Ferag Ag | Vorrichtung zum verarbeiten von druckereierzeugnissen wie zeitungen, zeitschriften und dergleichen. |
IT1189160B (it) * | 1986-06-11 | 1988-01-28 | Nuovopignone Ind Meccaniche & | Dispositivo perfezionanto di pompaggio,particolarmente adatto a comprimere fluidi in alti fondali |
CH679993A5 (ja) * | 1987-03-06 | 1992-05-29 | Ferag Ag |
-
1988
- 1988-12-09 DE DE8888120620T patent/DE3883369D1/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-12-09 EP EP88120620A patent/EP0326687B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-12-09 AT AT88120620T patent/ATE93208T1/de not_active IP Right Cessation
-
1989
- 1989-01-18 RU SU894613277A patent/RU1833344C/ru active
- 1989-02-01 CA CA000589790A patent/CA1314273C/en not_active Expired - Fee Related
- 1989-02-03 US US07/306,092 patent/US4993653A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-03 AU AU29625/89A patent/AU608118B2/en not_active Ceased
- 1989-02-03 FI FI890536A patent/FI91384C/fi not_active IP Right Cessation
- 1989-02-04 JP JP1026499A patent/JP2694463B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FI91384C (fi) | 1994-06-27 |
US4993653A (en) | 1991-02-19 |
DE3883369D1 (de) | 1993-09-23 |
EP0326687A2 (de) | 1989-08-09 |
AU2962589A (en) | 1989-08-10 |
EP0326687B1 (de) | 1993-08-18 |
FI91384B (fi) | 1994-03-15 |
FI890536A (fi) | 1989-08-06 |
JPH01226654A (ja) | 1989-09-11 |
RU1833344C (en) | 1993-08-07 |
FI890536A0 (fi) | 1989-02-03 |
CA1314273C (en) | 1993-03-09 |
ATE93208T1 (de) | 1993-09-15 |
EP0326687A3 (en) | 1990-07-04 |
AU608118B2 (en) | 1991-03-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2803449B2 (ja) | 物体の保持装置 | |
JPH042502B2 (ja) | ||
JP3650194B2 (ja) | 巻付け具用の保持台およびシートを処理する処理装置 | |
US5440988A (en) | Method and apparatus for loading a plate in a printing press | |
EP0881074B1 (en) | Dynamic clamps for flexible plates | |
JP2694463B2 (ja) | 中空円筒形巻心を回転自在に支承する装置、及び可撓性シート製品、特に印刷物からなる巻取物を担持する巻心 | |
JP2653393B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JPH0233617B2 (ja) | ||
JP2657805B2 (ja) | 印刷物を処理する装置 | |
US4741487A (en) | Apparatus for winding a continuously arriving imbricated formation of flexible flat structures into a wound product package | |
JPS6056760A (ja) | 多数の印刷物を巻き上げる装置 | |
JPH05751A (ja) | 印刷物の巻取装置 | |
JP2895076B2 (ja) | 部分的に重なった紙シートを貯蔵する装置 | |
JPH0687556A (ja) | 印刷物の巻付け及び巻きほぐし方法及び装置 | |
EP1095768B1 (en) | Fixing structure | |
SU740343A1 (ru) | Устройство дл вальцевани обечаек из тонколистового материала | |
JPH0425697Y2 (ja) | ||
JPH06179413A (ja) | 可撓性部材を包装する装置 | |
JPH0733193B2 (ja) | スリッタの巻取アーム | |
JPH0427647Y2 (ja) | ||
JPS6012380Y2 (ja) | シ−トの後端クランプ装置 | |
JPH0730619Y2 (ja) | バンチ巻解舒装置 | |
JP2879552B2 (ja) | 巻芯位置決め用ストッパー | |
JPH059710U (ja) | 板巻出装置 | |
JPH08282625A (ja) | 包装装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |