JP2693814B2 - 機能性を有する吸水シートの製造装置 - Google Patents
機能性を有する吸水シートの製造装置Info
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- JP2693814B2 JP2693814B2 JP1073967A JP7396789A JP2693814B2 JP 2693814 B2 JP2693814 B2 JP 2693814B2 JP 1073967 A JP1073967 A JP 1073967A JP 7396789 A JP7396789 A JP 7396789A JP 2693814 B2 JP2693814 B2 JP 2693814B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、機能性を有する吸水シートの製造装置に関
するものである。
するものである。
本発明の製造の対象である機能性を有する吸水シート
は、重ね合わせた2枚のシート中に、吸水性材料を含ま
せて吸水作用をもたせるとともに、種々の機能材を添加
したものであり、例えば生鮮食品の包装材、鮮魚、肉等
の包装材、紙おむつ、生理用ナプキン等に用いられ、生
鮮食品の鮮度を保ったり、抗菌作用、防臭作用等を持た
せたりするものである。
は、重ね合わせた2枚のシート中に、吸水性材料を含ま
せて吸水作用をもたせるとともに、種々の機能材を添加
したものであり、例えば生鮮食品の包装材、鮮魚、肉等
の包装材、紙おむつ、生理用ナプキン等に用いられ、生
鮮食品の鮮度を保ったり、抗菌作用、防臭作用等を持た
せたりするものである。
この2枚のシートは、一方を透水性、他方を防水性と
したり、両方を透水性としたり、使用分野に応じて任意
に選択することができる。
したり、両方を透水性としたり、使用分野に応じて任意
に選択することができる。
機能性を有する吸水シートについては、特開昭63−15
6540号公報に記載されているように、2枚のシートの間
に、高吸水性樹脂、抗菌性材料を散布した抗菌性吸水シ
ートが知られている。
6540号公報に記載されているように、2枚のシートの間
に、高吸水性樹脂、抗菌性材料を散布した抗菌性吸水シ
ートが知られている。
従来の機能性を有する吸水シートは単に2枚のシート
の間に材料を含ませたものであるため、強度的に弱く、
このため、多量の水分を含ませることができず、また、
このシートが破れたりすると、水分や機能性材料が外部
に漏れることがあった。また、防水性シートが一枚であ
ると、水分が多い場合等には十分な強度が得られず、破
損して外部にしみ出す等の欠点があった。
の間に材料を含ませたものであるため、強度的に弱く、
このため、多量の水分を含ませることができず、また、
このシートが破れたりすると、水分や機能性材料が外部
に漏れることがあった。また、防水性シートが一枚であ
ると、水分が多い場合等には十分な強度が得られず、破
損して外部にしみ出す等の欠点があった。
特に、端部においては、製造時のエンボスロールの挟
着だけで接合されているため強度が小さくなり、破損し
易く、内容物が露出することがあった。
着だけで接合されているため強度が小さくなり、破損し
易く、内容物が露出することがあった。
吸水シートの強度を高め、または、防水作用を十分な
ものとするために、本出願人は従来の吸水シートの外側
にさらにシートを重ね合わせることを発案した。すなわ
ち、吸水性材料等を包むシートを二重またはこれ以上と
することにより、上述の欠点を除くことができる。
ものとするために、本出願人は従来の吸水シートの外側
にさらにシートを重ね合わせることを発案した。すなわ
ち、吸水性材料等を包むシートを二重またはこれ以上と
することにより、上述の欠点を除くことができる。
さらに、単にシートの端部を挟着接合したのみでは、
前述したように、この端部における十分な強度が得られ
ないため、本出願人は、一方のシート端部を折り込むよ
うにして他方のシートと重ね合わせ、挟着接合すること
を発案した。
前述したように、この端部における十分な強度が得られ
ないため、本出願人は、一方のシート端部を折り込むよ
うにして他方のシートと重ね合わせ、挟着接合すること
を発案した。
本発明は、外側シートを多重とし、さらにシートの一
方の対応した端部を折り込むと共に他方の対応した端部
はヒートシールしてなる機能性を有する吸水シートを手
作用を介することなく、材料の状態から完成品まで自動
的に製造するための製造装置の提供を目的としている。
方の対応した端部を折り込むと共に他方の対応した端部
はヒートシールしてなる機能性を有する吸水シートを手
作用を介することなく、材料の状態から完成品まで自動
的に製造するための製造装置の提供を目的としている。
本発明の構成は、次の1〜5に記載した技術的事項か
ら成るものである。
ら成るものである。
1.長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送機
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱ロール100、挟着一体化された積層体3を所定長さ
に切断する第1のカッター50、切断されたポリマーシー
ト4を上記速度より高速の第2の速度で搬送する第2の
搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部より、当該第2
の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材1,2に重なるよ
う供給する第2の供給機構、基材6の両側端を基材2の
両側端上に折り込む折り込み機構60、当該第2の搬送機
構の上部より、当該第2の速度で折り込み後の基材6と
ほぼ同等の幅を有する基材7を供給する第3の供給機
構、当該折り込み部分をヒートシールするサイドシール
ロール70、サイドシールされた積層体11のポリマーシー
ト4とポリマーシート4間の一定間隔部をヒートシール
するエンドシールロール80、当該エンドシール部分を切
断する第2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水
シートの製造装置。
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱ロール100、挟着一体化された積層体3を所定長さ
に切断する第1のカッター50、切断されたポリマーシー
ト4を上記速度より高速の第2の速度で搬送する第2の
搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部より、当該第2
の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材1,2に重なるよ
う供給する第2の供給機構、基材6の両側端を基材2の
両側端上に折り込む折り込み機構60、当該第2の搬送機
構の上部より、当該第2の速度で折り込み後の基材6と
ほぼ同等の幅を有する基材7を供給する第3の供給機
構、当該折り込み部分をヒートシールするサイドシール
ロール70、サイドシールされた積層体11のポリマーシー
ト4とポリマーシート4間の一定間隔部をヒートシール
するエンドシールロール80、当該エンドシール部分を切
断する第2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水
シートの製造装置。
2.長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送機
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部
より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基
材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の
両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、
当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り
込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給す
る第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールす
るサイドシールロール70、サイドシールされた積層第11
のポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部
をヒートシールするエンドシールロール80、当該エンド
シール部分を切断する第2のカッター90、よりなる機能
性を有する吸水シートの製造装置。
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部
より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基
材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の
両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、
当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り
込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給す
る第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールす
るサイドシールロール70、サイドシールされた積層第11
のポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部
をヒートシールするエンドシールロール80、当該エンド
シール部分を切断する第2のカッター90、よりなる機能
性を有する吸水シートの製造装置。
3.長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送機
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部
より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基
材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の
両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、
当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り
込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給す
る第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールす
るサイドシールロール70、サイドシールされた積層体11
をエンボスシングする加熱エンボスロール110、エンボ
スシングされた積層第12のポリマーシート4とポリマー
シート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシー
ルロール80、前記エンドシール部分を切断する第2のカ
ッター90、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装
置。
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部
より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基
材1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の
両側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、
当該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り
込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給す
る第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールす
るサイドシールロール70、サイドシールされた積層体11
をエンボスシングする加熱エンボスロール110、エンボ
スシングされた積層第12のポリマーシート4とポリマー
シート4間の一定間隔部をヒートシールするエンドシー
ルロール80、前記エンドシール部分を切断する第2のカ
ッター90、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装
置。
4.長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送機
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送機構の下部よ
り、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材
1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の両
側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、当
該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り込
み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給する
第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールする
サイドシールロール70、サイドシールされた積層第11の
ポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部を
ヒートシールするエンドシールロール80、エンドシール
された積層体8をエンボスシングする加熱エンボスロー
ル110、前記エンドシール部分を切断する第2のカッタ
ー90、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装置。
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1に重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送機構の下部よ
り、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材
1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の両
側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、当
該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り込
み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給する
第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールする
サイドシールロール70、サイドシールされた積層第11の
ポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部を
ヒートシールするエンドシールロール80、エンドシール
された積層体8をエンボスシングする加熱エンボスロー
ル110、前記エンドシール部分を切断する第2のカッタ
ー90、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装置。
5.長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第1の搬送機
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1の重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送機構の下部よ
り、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材
1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の両
側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、当
該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り込
み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給する
第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールする
サイドシールロール70、サイドシールされた積層体11の
ポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部を
ヒートシールするエンドシールロール80、サイドシール
された積層体8の当該エンドシール部分を切断する第2
のカッター90、切断された積層体10を加熱エンボスシン
グする加熱エンボスロール110、よりなる機能性を有す
る吸水シートの製造装置。
構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含む混合粉末
16を散布する散布機構40、基材1の上部より、当該第1
の速度で基材2を基材1の重なるよう供給する第1の供
給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟着一体化する
加熱エンボスロール100′、エンボスシングされた積層
体3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断され
たポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で
搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送機構の下部よ
り、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材
1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の両
側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、当
該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り込
み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給する
第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールする
サイドシールロール70、サイドシールされた積層体11の
ポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部を
ヒートシールするエンドシールロール80、サイドシール
された積層体8の当該エンドシール部分を切断する第2
のカッター90、切断された積層体10を加熱エンボスシン
グする加熱エンボスロール110、よりなる機能性を有す
る吸水シートの製造装置。
本発明で製造された吸水シートの具体的構造を第6図
を用いて説明する。
を用いて説明する。
基材1及び基材2の間には、吸水性樹脂13、機能性粉
末14、及び結着剤15からなる混合粉末16が散布され、積
層体3が形成されている。さらに、この積層体3の下部
及び両側端が基剤6により包み込まれており、その上面
は基材7により覆われ、この基材7の両側端及び基材6
の折り込み部は接着されている。
末14、及び結着剤15からなる混合粉末16が散布され、積
層体3が形成されている。さらに、この積層体3の下部
及び両側端が基剤6により包み込まれており、その上面
は基材7により覆われ、この基材7の両側端及び基材6
の折り込み部は接着されている。
この基材1,6と基材2,7の内少なくとも一方は通水性を
有する材料、例えば紙、不織布、多孔ポリエチレンシー
ト、多孔ポリプロピレンシート等の多孔シート、セロフ
ァン、ビニロンフィルムあるいはこれらの紙や不織布と
の貼合体、サイズ紙や不織布にビスコースによってセル
ロース膜を形成させたものやセルロース膜に微細な孔を
形成したもの、熱可塑性フィルムでフィルム製造時微細
連通孔を持つように発泡加工されたもの、無機物または
高融点の核発生剤を添加して延伸加工して微細連通孔を
形成したもの、ポリエチレンやポリプロピレンとパルプ
との混抄紙等のある程度の通水性を有する限りいずれの
材料でもよく、またその厚み、坪量もある程度の耐水性
や強度を有するものであればよい。他方については特に
限定はされない。
有する材料、例えば紙、不織布、多孔ポリエチレンシー
ト、多孔ポリプロピレンシート等の多孔シート、セロフ
ァン、ビニロンフィルムあるいはこれらの紙や不織布と
の貼合体、サイズ紙や不織布にビスコースによってセル
ロース膜を形成させたものやセルロース膜に微細な孔を
形成したもの、熱可塑性フィルムでフィルム製造時微細
連通孔を持つように発泡加工されたもの、無機物または
高融点の核発生剤を添加して延伸加工して微細連通孔を
形成したもの、ポリエチレンやポリプロピレンとパルプ
との混抄紙等のある程度の通水性を有する限りいずれの
材料でもよく、またその厚み、坪量もある程度の耐水性
や強度を有するものであればよい。他方については特に
限定はされない。
また、基材6,7はお互いに接着可能な材料から形成さ
れている必要がある。例えば、その一部または全部が熱
可塑性樹脂からなる不織布、すなわちレーヨン、パルプ
等の繊維にポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド
等熱可塑性樹脂が含浸または混入したものあるいはポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の繊維からな
る不織布、熱可塑性樹脂からなるフィルム、あるいはそ
れらをラミネートしたフィルム、感圧型接着剤を塗布し
た材料、感熱型接着剤を塗布した材料等が使用可能であ
る。
れている必要がある。例えば、その一部または全部が熱
可塑性樹脂からなる不織布、すなわちレーヨン、パルプ
等の繊維にポリオレフィン、ポリエステル、ポリアミド
等熱可塑性樹脂が含浸または混入したものあるいはポリ
オレフィン、ポリエステル、ポリアミド等の繊維からな
る不織布、熱可塑性樹脂からなるフィルム、あるいはそ
れらをラミネートしたフィルム、感圧型接着剤を塗布し
た材料、感熱型接着剤を塗布した材料等が使用可能であ
る。
吸水性樹脂としては、デンプン・アクリル酸塩のグラ
フト重合体、カルボキシメチルセルロース架橋体、ビニ
ルアルコール・アクリル酸塩共重合体、ポリアクリルニ
トリル加水分解物、架橋ポリアクリル酸塩、変性ポリビ
ニルアルコール、アクリル酸塩重合体、アクリル酸塩・
アクリルアミド共重合体又はイソブチレン・無水マレイ
ン酸共重合体等を挙げることができ、上記の2種以上を
用いることも当然可能である。
フト重合体、カルボキシメチルセルロース架橋体、ビニ
ルアルコール・アクリル酸塩共重合体、ポリアクリルニ
トリル加水分解物、架橋ポリアクリル酸塩、変性ポリビ
ニルアルコール、アクリル酸塩重合体、アクリル酸塩・
アクリルアミド共重合体又はイソブチレン・無水マレイ
ン酸共重合体等を挙げることができ、上記の2種以上を
用いることも当然可能である。
機能性粉末としては、抗菌剤、脱臭剤、エチレン吸着
剤等を挙げることができる。
剤等を挙げることができる。
抗菌剤の例として、不揮発性の抗菌性物質を担持した
担体を挙げることができる。
担体を挙げることができる。
担体としては、ゼオライト、活性炭が使用できる。
不揮発性の抗菌性物質としては、銀、銅、亜鉛等を挙
げることができる。
げることができる。
脱臭剤としては、物理吸着脱臭剤、化学脱臭剤、物理
・化学脱臭剤等が使用可能であるが、悪臭を脱臭するも
のであれば全く限定されない。
・化学脱臭剤等が使用可能であるが、悪臭を脱臭するも
のであれば全く限定されない。
物理吸着脱臭剤 中性活性炭、ゼオライト、活性アルミナ、酸性白土等 化学脱臭剤 酸性剤、アルカリ性剤、酸化剤、還元剤等 物理・化学脱臭剤 アルカリ性または酸性添着活性炭、植物製油を吸着さ
せたゼオライト等 その他 鉄フタロシアン誘導体、酸化亜鉛等の脱流作用する
塩、鉄(II)化合物とL−アスコルビン酸およびミョウ
バンの混合物等。
せたゼオライト等 その他 鉄フタロシアン誘導体、酸化亜鉛等の脱流作用する
塩、鉄(II)化合物とL−アスコルビン酸およびミョウ
バンの混合物等。
エチレンガス吸着剤としては、臭素を吸着させた炭素
分子篩、好ましくは4〜6Åのミクロ孔を有するもの、
あるいは臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウムを溶解
した酸性水を活性炭に加えて反応させた後、乾燥、粉砕
した0.01〜100μの粒径のものが挙げられる。一般にエ
チレンガス吸着剤として使用されている活性炭、ゼオラ
イト、大谷石等は水分があると吸着したエチレンガスを
放出するため好ましくない。
分子篩、好ましくは4〜6Åのミクロ孔を有するもの、
あるいは臭素酸ナトリウムまたは臭素酸カリウムを溶解
した酸性水を活性炭に加えて反応させた後、乾燥、粉砕
した0.01〜100μの粒径のものが挙げられる。一般にエ
チレンガス吸着剤として使用されている活性炭、ゼオラ
イト、大谷石等は水分があると吸着したエチレンガスを
放出するため好ましくない。
基材1または基材2に新たな基材を重ねることによ
り、ポリマーシートに質感を持たせたり、防水性を付与
することが可能であり、また基材6または基材7に新た
な基材を重ねることにより、全体に高級感を持たせた
り、防水性を付与することが可能である。
り、ポリマーシートに質感を持たせたり、防水性を付与
することが可能であり、また基材6または基材7に新た
な基材を重ねることにより、全体に高級感を持たせた
り、防水性を付与することが可能である。
さらに、基材a/混合粉末A/基材b/混合粉末B/基材c/混
合粉末C/基材dのように、ポリマーシートを多層構造と
することにより、混合した場合に不都合を生じる物質を
1枚のシートに一体化することも可能である。
合粉末C/基材dのように、ポリマーシートを多層構造と
することにより、混合した場合に不都合を生じる物質を
1枚のシートに一体化することも可能である。
以下に本発明を実施例により詳細に説明する。但し、
本発明はこの実施例により限定されるものでない。
本発明はこの実施例により限定されるものでない。
実施例1 第1図を用いて説明する。同図において、21,22,23,2
4はそれぞれ基材1,2,6,7が巻き取られたロール、31,32
はそれぞれ第1,第2の搬送ベルト、40は吸水性樹脂13、
機能性粉末14及び結着剤15からなる混合粉末の散布機構
100は加熱ロール、50は第1のカッター、60は折り込み
機構、70はサイドシールロール、80はエンドシールロー
ル、90は第2のカッターである。
4はそれぞれ基材1,2,6,7が巻き取られたロール、31,32
はそれぞれ第1,第2の搬送ベルト、40は吸水性樹脂13、
機能性粉末14及び結着剤15からなる混合粉末の散布機構
100は加熱ロール、50は第1のカッター、60は折り込み
機構、70はサイドシールロール、80はエンドシールロー
ル、90は第2のカッターである。
ロール21から巻き戻された基材1は、完全には図示し
ていない第1搬送ベルト31を含む第1の搬送機構によ
り、水平にカッター50の位置まで搬送される。この搬送
途上には混合粉末16の散布機構40が設けられている。こ
の散布機構40は逆台形状の容器41を有している。この容
器の下側は粉末が漏れないように溝付きローラ42により
塞がれており、溝付きローラ42の回転により溝43内の粉
末のみが外部に排出されるようになっている。44は溝上
の余分の粉末を掻き取る爪であり、これにより排出され
る粉末の量が常に一定となるよう設定される。シート1
m2あたりの吸水性樹脂の散布量としては、0.1〜200gの
範囲内が望ましく、特に1〜50gの範囲内が望ましい。
また、シート1m2あたりの機能性粉末の散布量として
は、機能性を奏するのに充分な範囲であれば全く限定さ
れない。
ていない第1搬送ベルト31を含む第1の搬送機構によ
り、水平にカッター50の位置まで搬送される。この搬送
途上には混合粉末16の散布機構40が設けられている。こ
の散布機構40は逆台形状の容器41を有している。この容
器の下側は粉末が漏れないように溝付きローラ42により
塞がれており、溝付きローラ42の回転により溝43内の粉
末のみが外部に排出されるようになっている。44は溝上
の余分の粉末を掻き取る爪であり、これにより排出され
る粉末の量が常に一定となるよう設定される。シート1
m2あたりの吸水性樹脂の散布量としては、0.1〜200gの
範囲内が望ましく、特に1〜50gの範囲内が望ましい。
また、シート1m2あたりの機能性粉末の散布量として
は、機能性を奏するのに充分な範囲であれば全く限定さ
れない。
混合粉末16が散布された基材1上には、その上部から
基材2が上記の第1の搬送速度と同速度で、基材1と同
方向に重なっていくように供給されると共に加熱ロール
100で挟着一体化され、積層体3の状態で第1の搬送ベ
ルト上を搬送される。
基材2が上記の第1の搬送速度と同速度で、基材1と同
方向に重なっていくように供給されると共に加熱ロール
100で挟着一体化され、積層体3の状態で第1の搬送ベ
ルト上を搬送される。
第1の搬送ベルト31より下流側には回転カッター50が
設けられている。この回転カッター50の回転は積層体3
の搬送と同期しており、積層体3を一定長さに切断す
る。カッター50の刃は回転直径等の寸法に応じて2個,4
個等、適当数設けることができる。
設けられている。この回転カッター50の回転は積層体3
の搬送と同期しており、積層体3を一定長さに切断す
る。カッター50の刃は回転直径等の寸法に応じて2個,4
個等、適当数設けることができる。
積層体3はカッター50による切断後、ポリマーシート
4として第2の搬送ベルト32に把持される。第2の搬送
ベルト32は第1の搬送ベルト31よりわずかに高速で駆動
されているため、積層体3はカッター50により切断され
た後、その切断部で間隔が開き、その端面間に一定の間
隔5を有しながら搬送されることとなる。その後ポリマ
ーシート4は第2の搬送ローラ32以降は図示しない第2
の搬送機構により搬送される。
4として第2の搬送ベルト32に把持される。第2の搬送
ベルト32は第1の搬送ベルト31よりわずかに高速で駆動
されているため、積層体3はカッター50により切断され
た後、その切断部で間隔が開き、その端面間に一定の間
隔5を有しながら搬送されることとなる。その後ポリマ
ーシート4は第2の搬送ローラ32以降は図示しない第2
の搬送機構により搬送される。
この搬送経路において、ポリマーシート4より広幅の
基材6が折り込み機構60の下方からその端部に沿って該
折り込み機構60に送り込まれポリマーシート4と同方向
に重なっていくように供給される。折り込み機構60では
基材6の両側端が、ポリマーシート4より広幅の分だ
け、ポリマーシート4の両側端の上側に折り込まれる。
この動作態様を第8図に示す。
基材6が折り込み機構60の下方からその端部に沿って該
折り込み機構60に送り込まれポリマーシート4と同方向
に重なっていくように供給される。折り込み機構60では
基材6の両側端が、ポリマーシート4より広幅の分だ
け、ポリマーシート4の両側端の上側に折り込まれる。
この動作態様を第8図に示す。
まず、第8図(a)において、折り込み機構60の底面
部65の幅方向長さL1は基材6の幅L2よりも短く、ポリマ
ーシート4の幅L3よりもわずかに長く、すなわち、L2>
L1>L3を満たすように設定されている。折り込み機構60
の折り曲げ部61の上流側縁62は上からみて徐々に内側に
向っている。そして、この曲面の曲率半径は下流側で小
さくなっている。したがって、今、基材6及びポリマー
シート4が矢印Pの方向に搬送されると、基材6の両側
端は、上記上流側縁62の作用により折り込まれ、折り曲
げ部61によりさらに鋭角に折り畳まれることになる。折
り畳まれた基材6は第8図(b)に示される通り押え部
材63により押えられる。この押え部材63は、ポリマーシ
ート4の下側で基材6が折り込まれることを防止するも
のである。なお、折り曲げ機構の下流側には、必要に応
じてブラシロール64が設けられ、折り込み部分が元に戻
らないよう保持される。さらに、第8図(c)は、1枚
の金属を折り曲げて折り込み機構60を形成した例であ
り、第8図(d)はこの折り込み機構60に押え部材63を
装着した例である。
部65の幅方向長さL1は基材6の幅L2よりも短く、ポリマ
ーシート4の幅L3よりもわずかに長く、すなわち、L2>
L1>L3を満たすように設定されている。折り込み機構60
の折り曲げ部61の上流側縁62は上からみて徐々に内側に
向っている。そして、この曲面の曲率半径は下流側で小
さくなっている。したがって、今、基材6及びポリマー
シート4が矢印Pの方向に搬送されると、基材6の両側
端は、上記上流側縁62の作用により折り込まれ、折り曲
げ部61によりさらに鋭角に折り畳まれることになる。折
り畳まれた基材6は第8図(b)に示される通り押え部
材63により押えられる。この押え部材63は、ポリマーシ
ート4の下側で基材6が折り込まれることを防止するも
のである。なお、折り曲げ機構の下流側には、必要に応
じてブラシロール64が設けられ、折り込み部分が元に戻
らないよう保持される。さらに、第8図(c)は、1枚
の金属を折り曲げて折り込み機構60を形成した例であ
り、第8図(d)はこの折り込み機構60に押え部材63を
装着した例である。
折り込みがなされた基材6上には、上部から、その幅
とほぼ等しい幅を有する基材7が、上記第2の搬送速度
と同速度で、基材6と同方向に重なっていくように供給
され、この後、サイドシールロール70に向け搬送され
る。サイドシールロール70は第9図に示すように折り込
み部に対応する位置に2つの加熱ローラを有しており、
基材6,7の搬送速度と同速度で回転される。このローラ
表面は平坦でも、エンボス状でもどちらでもよい。サイ
ドシールロール70に側端を挟着接合された積層体11は、
上下基材6,7内でポリマーシート4が一定の間隔5で並
んだ状態でエンドシールロール80に送られる。エンドシ
ールロール80は第10図に示すように、一定の間隔5に
略、相当する幅を有するエンドシール部81が上記第2の
搬送速度と同じ速さで常時回転しており、そのエンドシ
ール部81が間隔5の部分に丁度対応する位置に来るよう
同期設定されている。エンドシール部81は回転直径等の
寸法に応じ適当数設けられ、また、その表面は平坦でも
エンボス状でもどちらでもよい。
とほぼ等しい幅を有する基材7が、上記第2の搬送速度
と同速度で、基材6と同方向に重なっていくように供給
され、この後、サイドシールロール70に向け搬送され
る。サイドシールロール70は第9図に示すように折り込
み部に対応する位置に2つの加熱ローラを有しており、
基材6,7の搬送速度と同速度で回転される。このローラ
表面は平坦でも、エンボス状でもどちらでもよい。サイ
ドシールロール70に側端を挟着接合された積層体11は、
上下基材6,7内でポリマーシート4が一定の間隔5で並
んだ状態でエンドシールロール80に送られる。エンドシ
ールロール80は第10図に示すように、一定の間隔5に
略、相当する幅を有するエンドシール部81が上記第2の
搬送速度と同じ速さで常時回転しており、そのエンドシ
ール部81が間隔5の部分に丁度対応する位置に来るよう
同期設定されている。エンドシール部81は回転直径等の
寸法に応じ適当数設けられ、また、その表面は平坦でも
エンボス状でもどちらでもよい。
エンドシールされた積層体8はカッター50と同様のカ
ッター90でシート状に切断される。
ッター90でシート状に切断される。
実施例2 第2図に示す。実施例1とは、加熱ロール100の代り
に加熱エンボスロール100′が設けられている点で異な
る。このエンボスロール100は基材1上に基材2が重ね
られる位置のすぐ下流に設けられている。このエンボス
ロール100は両基材を例えば波状にエンボシングするも
のであり、平滑な加熱ロールによる場合に比較して一層
良好な挟着一体化が行われ、しかも両基材がずれないよ
うにするとともに、シートに厚みをもたせることによ
り、集水性、吸水性を良くし、また弾力性、ソフト感、
美感を与えるものである。
に加熱エンボスロール100′が設けられている点で異な
る。このエンボスロール100は基材1上に基材2が重ね
られる位置のすぐ下流に設けられている。このエンボス
ロール100は両基材を例えば波状にエンボシングするも
のであり、平滑な加熱ロールによる場合に比較して一層
良好な挟着一体化が行われ、しかも両基材がずれないよ
うにするとともに、シートに厚みをもたせることによ
り、集水性、吸水性を良くし、また弾力性、ソフト感、
美感を与えるものである。
実施例3 第3図に示す。実施例2とは、加熱エンボスロール11
0が設けられている点で異なる。エンボスロール110の作
用効果は実施例2と同様である。このエンボスロール11
0は吸水シートの用途に応じて設けられる。
0が設けられている点で異なる。エンボスロール110の作
用効果は実施例2と同様である。このエンボスロール11
0は吸水シートの用途に応じて設けられる。
実施例4 第4図に示す。実施例3とは、エンドシールロール80
と加熱エンボスロール110の工程を逆とした点で異な
る。
と加熱エンボスロール110の工程を逆とした点で異な
る。
実施例5 第5図に示す。本実施例は加熱エンボスロール110を
カッター90の後段に設けた点で実施例3及び4と異な
る。
カッター90の後段に設けた点で実施例3及び4と異な
る。
本発明の製造装置によれば、直線状の搬送経路に複数
の基材を供給し、同時に種々の処理工程を設けることに
より、手作業を要しない、完全自動化された機能性を有
する吸水シートの連続生産が可能となった。
の基材を供給し、同時に種々の処理工程を設けることに
より、手作業を要しない、完全自動化された機能性を有
する吸水シートの連続生産が可能となった。
製造された吸水シートは外側シートを多重としてお
り、この結果、シートの強度を増大させることができ、
破れ等による内容物の露出を防止することができる。特
に端部においては、一方の対応した端部の基材が折り込
まれた状態で挟着接合されており、他方の対応した端部
はヒートシールされているため、端部における強度が大
きく、破損が防止できる。
り、この結果、シートの強度を増大させることができ、
破れ等による内容物の露出を防止することができる。特
に端部においては、一方の対応した端部の基材が折り込
まれた状態で挟着接合されており、他方の対応した端部
はヒートシールされているため、端部における強度が大
きく、破損が防止できる。
また、混合粉末の散布機構として、溝つきローラを用
いたため、常に一定量の供給を可能とすることができ
る。
いたため、常に一定量の供給を可能とすることができ
る。
シートの折り込み機構については、基材の側端をスム
ーズにガイドする折り込み縁を設けることにより、効率
良く、確実に折り込みことができる。
ーズにガイドする折り込み縁を設けることにより、効率
良く、確実に折り込みことができる。
第1〜5図はそれぞれ本発明の実施例1〜5を示す図で
ある。第6図は本発明の製造の対象である機能性を有す
る吸水シートの構造を示す図、第7図は混合粉末の散布
機構を示す図、第8図は折り込み機構を示す図、第9図
はサイドシールロールを示す図、第10図はエンドシール
ロールを示す図である。 1,2,6,7…基材、3,8,9,10,11,12…積層体、4…ポリマ
ーシート、5…一定の間隔、21,22,23,24…ロール、31
…第1の搬送ベルト、32…第2の搬送ベルト、40…混合
粉末の散布機構、50,90…カッター、60…折り込み機
構、70…サイドシールロール、80…エンドシールロー
ル、100…加熱ロール、100′,110…加熱エンボスロー
ル。
ある。第6図は本発明の製造の対象である機能性を有す
る吸水シートの構造を示す図、第7図は混合粉末の散布
機構を示す図、第8図は折り込み機構を示す図、第9図
はサイドシールロールを示す図、第10図はエンドシール
ロールを示す図である。 1,2,6,7…基材、3,8,9,10,11,12…積層体、4…ポリマ
ーシート、5…一定の間隔、21,22,23,24…ロール、31
…第1の搬送ベルト、32…第2の搬送ベルト、40…混合
粉末の散布機構、50,90…カッター、60…折り込み機
構、70…サイドシールロール、80…エンドシールロー
ル、100…加熱ロール、100′,110…加熱エンボスロー
ル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−141857(JP,A) 特開 昭54−10377(JP,A)
Claims (5)
- 【請求項1】長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第
1の搬送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含
む混合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部よ
り、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給
する第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟
着一体化する加熱ロール100、挟着一体化された積層体
3を所定長さに切断する第1のカッター50、切断された
ポリマーシート4を上記速度より高速の第2の速度で搬
送する第2の搬送機構32、当該第2の搬送機構の下部よ
り、当該第2の速度で基材1,2より幅広の基材6を基材
1,2に重なるよう供給する第2の供給機構、基材6の両
側端を基材2の両側端上に折り込む折り込み機構60、当
該第2の搬送機構の上部より、当該第2の速度で折り込
み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基材7を供給する
第3の供給機構、当該折り込み部分をヒートシールする
サイドシールロール70、サイドシールされた積層体11の
ポリマーシート4とポリマーシート4間の一定間隔部を
ヒートシールするエンドシールロール80、当該エンドシ
ール部分を切断する第2のカッター90、よりなる機能性
を有する吸水シートの製造装置。 - 【請求項2】長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第
1の搬送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含
む混合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部よ
り、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給
する第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟
着一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速の
第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬
送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅広
の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機
構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り
込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2
の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基
材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒ
ートシールするサイドシールロール70、サイドシールさ
れた積層第11のポリマーシート4とポリマーシート4間
の一定間隔部をヒートシールするエンドシールロール8
0、当該エンドシール部分を切断する第2のカッター9
0、よりなる機能性を有する吸水シートの製造装置。 - 【請求項3】長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第
1の搬送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含
む混合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部よ
り、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給
する第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟
着一体化する加熱エンボスロール100′エンボスシング
された積層体3を所定長さに切断する第1のカッター5
0、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速の
第2の速度で搬送する第2の搬送機構32、当該第2の搬
送機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅広
の基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機
構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り
込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2
の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基
材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒ
ートシールするサイドシールロール70、サイドシールさ
れた積層体11をエンボスシングする加熱エンボスロール
110、エンボスシングされた積層第12のポリマーシート
4とポリマーシート4間の一定間隔部をヒートシールす
るエンドシールロール80、前記エンドシール部分を切断
する第2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水シ
ートの製造装置。 - 【請求項4】長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第
1の搬送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含
む混合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部よ
り、当該第1の速度で基材2を基材1に重なるよう供給
する第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟
着一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速の
第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送
機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の
基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機
構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り
込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2
の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基
材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒ
ートシールするサイドシールロール70、サイドシールさ
れた積層第11のポリマーシート4とポリマーシート4間
の一定間隔部をヒートシールするエンドシールロール8
0、エンドシールされた積層体8をエンボスシングする
加熱エンボスロール110、前記エンドシール部分を切断
する第2のカッター90、よりなる機能性を有する吸水シ
ートの製造装置。 - 【請求項5】長尺状の基材1を第1の速度で搬送する第
1の搬送機構31、当該基材1上に一様に吸水性樹脂を含
む混合粉末16を散布する散布機構40、基材1の上部よ
り、当該第1の速度で基材2を基材1の重なるよう供給
する第1の供給機構、混合粉末を基材1及び2の間に挟
着一体化する加熱エンボスロール100′、エンボスシン
グされた積層体3を所定長さに切断する第1のカッター
50、切断されたポリマーシート4を上記速度より高速の
第2の速度で搬送する第2の搬送機構、当該第2の搬送
機構の下部より、当該第2の速度で基材1,2より幅広の
基材6を基材1,2に重なるよう供給する第2の供給機
構、基材6の両側端を基材2の両側端上に折り込む折り
込み機構60、当該第2の搬送機構の上部より、当該第2
の速度で折り込み後の基材6とほぼ同等の幅を有する基
材7を供給する第3の供給機構、当該折り込み部分をヒ
ートシールするサイドシールロール70、サイドシールさ
れた積層体11のポリマーシート4とポリマーシート4間
の一定間隔部をヒートシールするエンドシールロール8
0、サイドシールされた積層体8の当該エンドシール部
分を切断する第2のカッター90、切断された積層体10を
加熱エンボスシングする加熱エンボスロール110、より
なる機能性を有する吸水シートの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073967A JP2693814B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 機能性を有する吸水シートの製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073967A JP2693814B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 機能性を有する吸水シートの製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02252561A JPH02252561A (ja) | 1990-10-11 |
JP2693814B2 true JP2693814B2 (ja) | 1997-12-24 |
Family
ID=13533357
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1073967A Expired - Fee Related JP2693814B2 (ja) | 1989-03-28 | 1989-03-28 | 機能性を有する吸水シートの製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2693814B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107297938A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-10-27 | 黄山富田精工制造有限公司 | 材料翻转机构、分切翻转复合装置及其制造方法 |
US11185451B2 (en) | 2004-07-28 | 2021-11-30 | The Procter & Gamble Company | Indirect printing of AGM |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4911833B2 (ja) * | 2001-05-23 | 2012-04-04 | 株式会社リブドゥコーポレーション | パンツ型使い捨ておむつの連続製造方法 |
JP5383554B2 (ja) | 2010-02-26 | 2014-01-08 | ユニ・チャーム株式会社 | 吸収体製造装置 |
JP6382081B2 (ja) * | 2014-11-25 | 2018-08-29 | 花王株式会社 | シート融着体の製造装置及び製造方法 |
CN110325273B (zh) | 2017-02-22 | 2022-09-06 | 株式会社日本触媒 | 吸水性片、长条状吸水性片及吸收性物品 |
WO2019198821A1 (ja) | 2018-04-13 | 2019-10-17 | 株式会社日本触媒 | 吸水性シート、吸水性シートの製造方法および吸収性物品 |
CN112566602B (zh) | 2018-08-09 | 2023-06-16 | 株式会社日本触媒 | 吸水性片和包含其的吸收性物品 |
-
1989
- 1989-03-28 JP JP1073967A patent/JP2693814B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11185451B2 (en) | 2004-07-28 | 2021-11-30 | The Procter & Gamble Company | Indirect printing of AGM |
CN107297938A (zh) * | 2017-06-07 | 2017-10-27 | 黄山富田精工制造有限公司 | 材料翻转机构、分切翻转复合装置及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02252561A (ja) | 1990-10-11 |
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