JP2686576B2 - 現金自動取引装置 - Google Patents
現金自動取引装置Info
- Publication number
- JP2686576B2 JP2686576B2 JP18301091A JP18301091A JP2686576B2 JP 2686576 B2 JP2686576 B2 JP 2686576B2 JP 18301091 A JP18301091 A JP 18301091A JP 18301091 A JP18301091 A JP 18301091A JP 2686576 B2 JP2686576 B2 JP 2686576B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- denomination
- replenishment
- cash
- collection
- operation mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000003860 storage Methods 0.000 claims description 129
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 35
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 10
- PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N gold Chemical compound [Au] PCHJSUWPFVWCPO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 239000010931 gold Substances 0.000 claims description 4
- 229910052737 gold Inorganic materials 0.000 claims description 4
- 238000000151 deposition Methods 0.000 description 24
- 230000014759 maintenance of location Effects 0.000 description 11
- 230000006870 function Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000013589 supplement Substances 0.000 description 5
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 5
- 230000004044 response Effects 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は銀行等の金融機関などに
設置され、特に現金の補充・回収用収納庫を有する還流
式現金入出金装置を備えた現金自動取引装置に関する。
設置され、特に現金の補充・回収用収納庫を有する還流
式現金入出金装置を備えた現金自動取引装置に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行等の金融機関などに於ける現金自動
取引装置を用いた顧客との現金取引を扱う業務のため
に、近年、入金機能と出金機能を一体化することによ
り、入金貨幣のうち傷みの少いものを出金用収納庫に収
容して出金取引時に利用する貨幣還流機能と、通常の顧
客との入出金取引きに使用される、装置内部に設けられ
ている現金収納庫との間で余剰現金を回収したり、現金
不足のときには逆に現金を補充する、補充回収機能を持
った現金入出金装置が多く採用されている。図2(a)
は、このような現金入出金装置を搭載した現金自動取引
装置を前面から見た外観斜視図、同図(b)は、同装置
を背部保守面から見た外観斜視図である。
取引装置を用いた顧客との現金取引を扱う業務のため
に、近年、入金機能と出金機能を一体化することによ
り、入金貨幣のうち傷みの少いものを出金用収納庫に収
容して出金取引時に利用する貨幣還流機能と、通常の顧
客との入出金取引きに使用される、装置内部に設けられ
ている現金収納庫との間で余剰現金を回収したり、現金
不足のときには逆に現金を補充する、補充回収機能を持
った現金入出金装置が多く採用されている。図2(a)
は、このような現金入出金装置を搭載した現金自動取引
装置を前面から見た外観斜視図、同図(b)は、同装置
を背部保守面から見た外観斜視図である。
【0003】図に於いて、51は現金自動取引装置、5
0は紙幣入出金装置、50′は硬貨入出金装置である。
これら紙幣入出金装置50および硬貨入出金装置50′
はいずれも、還流機能を有する現金入出金装置である。
52は顧客により挿入されたキャッシュカードのデータ
識別と、入金や支払いなどの取引内容をレシートやジャ
ーナルに印字処理を行うカードリーダライタ、53は顧
客により挿入された通帳の磁気データの識別や入金,支
払いなどの取引内容を通帳に印字する処理を行う通帳記
帳機、54は支払い金額や暗証番号を入力する操作キー
や取引金額や操作案内文言とイラストなどを表示する表
示部から構成される顧客操作部、55は係員が現金の補
充、回収、精査、運用取引種別の設定などのオペレーシ
ョンを行うために必要な項目やデータを入力する操作キ
ーと前記操作キーからの入力データや処理結果、あるい
は係員操作を誘導するための操作案内文言とイラストな
どを表示する表示部より構成される内部操作部、56は
以上の各部の動作制御や各種演算処理などを行う制御部
である。
0は紙幣入出金装置、50′は硬貨入出金装置である。
これら紙幣入出金装置50および硬貨入出金装置50′
はいずれも、還流機能を有する現金入出金装置である。
52は顧客により挿入されたキャッシュカードのデータ
識別と、入金や支払いなどの取引内容をレシートやジャ
ーナルに印字処理を行うカードリーダライタ、53は顧
客により挿入された通帳の磁気データの識別や入金,支
払いなどの取引内容を通帳に印字する処理を行う通帳記
帳機、54は支払い金額や暗証番号を入力する操作キー
や取引金額や操作案内文言とイラストなどを表示する表
示部から構成される顧客操作部、55は係員が現金の補
充、回収、精査、運用取引種別の設定などのオペレーシ
ョンを行うために必要な項目やデータを入力する操作キ
ーと前記操作キーからの入力データや処理結果、あるい
は係員操作を誘導するための操作案内文言とイラストな
どを表示する表示部より構成される内部操作部、56は
以上の各部の動作制御や各種演算処理などを行う制御部
である。
【0004】図3に、以上説明した各装置の接続形態を
ブロック図で表した。このような現金自動取引装置の現
金入出金装置では、現金入出金装置内部に設けられて取
引運用に必要な現金を収納する複数の金種別現金収納庫
と、これらの収納庫とは別に本体から着脱自在な補充回
収収納庫を備え、補充回収収納庫へ装置内部の金種別現
金収納庫から余剰現金を回収したり、逆に支払い現金の
不足が予想される場合などには補充回収収納庫から装置
内部の金種別現金収納庫へ現金を補充できるように構成
されている。
ブロック図で表した。このような現金自動取引装置の現
金入出金装置では、現金入出金装置内部に設けられて取
引運用に必要な現金を収納する複数の金種別現金収納庫
と、これらの収納庫とは別に本体から着脱自在な補充回
収収納庫を備え、補充回収収納庫へ装置内部の金種別現
金収納庫から余剰現金を回収したり、逆に支払い現金の
不足が予想される場合などには補充回収収納庫から装置
内部の金種別現金収納庫へ現金を補充できるように構成
されている。
【0005】図4はこの種の紙幣入出金装置の一例を示
す断面図である。図4の例では、紙幣入出金装置50
は、3個の金種別収納庫8,9,10を有している。ま
た、本体上部には、紙幣の投入差出し用の接客口3、中
央部には紙幣の真偽判定用鑑別部4と紙幣の分配収納用
の入出金ユニット18が設けられている。さらに、本体
左部には着脱式の補充回収収納庫11とリジェクトカセ
ット7が設けられている。
す断面図である。図4の例では、紙幣入出金装置50
は、3個の金種別収納庫8,9,10を有している。ま
た、本体上部には、紙幣の投入差出し用の接客口3、中
央部には紙幣の真偽判定用鑑別部4と紙幣の分配収納用
の入出金ユニット18が設けられている。さらに、本体
左部には着脱式の補充回収収納庫11とリジェクトカセ
ット7が設けられている。
【0006】例えば、金種別収納庫8と9には万円券、
金種別収納庫10には千円券というように、各々の収納
庫は収納される金種が予め決められており、補充回収収
納庫11から各収納庫へ紙幣を補充するときには、補充
回収収納庫11に複数の金種が混在して入れられていて
も、補充回収収納庫11から繰出された紙幣は鑑別部4
で金種を判定され、その判定に従って、万円券は金種別
収納庫8または9へ、千円券は金種別収納庫10へそれ
ぞれ分配され収納されるようになっている。図示してい
ないが、硬貨入出金装置も同様である。
金種別収納庫10には千円券というように、各々の収納
庫は収納される金種が予め決められており、補充回収収
納庫11から各収納庫へ紙幣を補充するときには、補充
回収収納庫11に複数の金種が混在して入れられていて
も、補充回収収納庫11から繰出された紙幣は鑑別部4
で金種を判定され、その判定に従って、万円券は金種別
収納庫8または9へ、千円券は金種別収納庫10へそれ
ぞれ分配され収納されるようになっている。図示してい
ないが、硬貨入出金装置も同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上説明し
た現金自動取引装置は、最近金融機関の休日増加や顧客
サービス向上の為に休日も運用されることが増えてい
る。このような背景から、特に休日の運用に当たっては
現金を大量に収容可能な装置が要求されているが、一方
では装置の小形化への要求もあり、現金の収容量増加に
は限界がある。それに対する打開策として、休日のみ、
取扱い金種数を高額金種一金種にし、通常は低額金種用
に使用している金種別収納庫を高額金種用にして装置を
運用し、実質収納金額を多くして、休日中に係員による
現金補充がなされなくても、現金不足を起さないように
する方法が考えられる。
た現金自動取引装置は、最近金融機関の休日増加や顧客
サービス向上の為に休日も運用されることが増えてい
る。このような背景から、特に休日の運用に当たっては
現金を大量に収容可能な装置が要求されているが、一方
では装置の小形化への要求もあり、現金の収容量増加に
は限界がある。それに対する打開策として、休日のみ、
取扱い金種数を高額金種一金種にし、通常は低額金種用
に使用している金種別収納庫を高額金種用にして装置を
運用し、実質収納金額を多くして、休日中に係員による
現金補充がなされなくても、現金不足を起さないように
する方法が考えられる。
【0008】しかしながら、従来の装置では、各金種別
収納庫はそれぞれ収納される金種が予め固定的に決めら
れているために、平日と休日とで金種別収納庫へ収納す
る金種を変える事はできない。また変えるにしても、休
日前日のうちに休日には取扱わない金種を装置内の金種
別収納庫から回収し、代わりに休日に取扱う金種を補充
する必要があり、休日明けには逆に通常の取扱い金種に
入れ替えなくてはならず、煩わしい運用を係員に強いる
ことになる。しかも現金の入れ替え作業を行うことか
ら、作業に伴う現金の紛失や入れ替え金額の計数誤りな
どのないように、入れ替え時点までの取引による現金の
出入りと、当初装置に装填した金額と、その時の装置内
現金残高とを調査し過不足のない事を確認する作業(現
金精査)を行うことが現金不一致発生のトラブル防止上
望ましい事であり、従来装置では作業に長時間を要する
ことから、実行するのが非常に困難であるという欠点が
あった。
収納庫はそれぞれ収納される金種が予め固定的に決めら
れているために、平日と休日とで金種別収納庫へ収納す
る金種を変える事はできない。また変えるにしても、休
日前日のうちに休日には取扱わない金種を装置内の金種
別収納庫から回収し、代わりに休日に取扱う金種を補充
する必要があり、休日明けには逆に通常の取扱い金種に
入れ替えなくてはならず、煩わしい運用を係員に強いる
ことになる。しかも現金の入れ替え作業を行うことか
ら、作業に伴う現金の紛失や入れ替え金額の計数誤りな
どのないように、入れ替え時点までの取引による現金の
出入りと、当初装置に装填した金額と、その時の装置内
現金残高とを調査し過不足のない事を確認する作業(現
金精査)を行うことが現金不一致発生のトラブル防止上
望ましい事であり、従来装置では作業に長時間を要する
ことから、実行するのが非常に困難であるという欠点が
あった。
【0009】本発明は以上の点に着目されてなされたも
ので、上記の欠点を除去し、従来装置の機構構成を大き
く変えることなく、しかも省力化された方法で、長時間
運用が可能な、サービス性の高い現金自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
ので、上記の欠点を除去し、従来装置の機構構成を大き
く変えることなく、しかも省力化された方法で、長時間
運用が可能な、サービス性の高い現金自動取引装置を提
供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】〈構成1〉 現金を収納する複数の金種別収納手段と、これらの金種
別収納手段に対する補充回収のための現金を収納する補
充回収収納手段と、この補充回収収納手段から上記金種
別収納手段へ現金を補充する制御を行う補充制御手段
と、上記金種別収納手段から上記補充回収収納手段へ現
金を回収する制御を行う回収制御手段と、現金自動取引
装置の、上記金種別収納手段の取扱金種に関する運用モ
ードを設定する運用モード設定手段と、上記運用モード
設定手段の設定により運用モードに変更があると、上記
補充制御手段と上記回収制御手段とを制御して、上記各
金種別収納手段に、運用モードで設定された金種の現金
が収納されるように現金を入替える、金種入替え制御手
段を設けたことを特徴とする現金自動取引装置。
別収納手段に対する補充回収のための現金を収納する補
充回収収納手段と、この補充回収収納手段から上記金種
別収納手段へ現金を補充する制御を行う補充制御手段
と、上記金種別収納手段から上記補充回収収納手段へ現
金を回収する制御を行う回収制御手段と、現金自動取引
装置の、上記金種別収納手段の取扱金種に関する運用モ
ードを設定する運用モード設定手段と、上記運用モード
設定手段の設定により運用モードに変更があると、上記
補充制御手段と上記回収制御手段とを制御して、上記各
金種別収納手段に、運用モードで設定された金種の現金
が収納されるように現金を入替える、金種入替え制御手
段を設けたことを特徴とする現金自動取引装置。
【0011】〈構成2〉 構成1において、運用モード設定手段の設定により運用
モードが変更されたとき、回収制御手段は、収納される
金種が変更になる金種別収納手段に収納されている現金
を補充回収収納手段へ回収し、補充制御手段は、回収動
作により空となった金種別収納手段に対し、新しく収納
されることになった金種の現金を上記補充回収収納手段
から補充することを特徴とする現金自動取引装置。
モードが変更されたとき、回収制御手段は、収納される
金種が変更になる金種別収納手段に収納されている現金
を補充回収収納手段へ回収し、補充制御手段は、回収動
作により空となった金種別収納手段に対し、新しく収納
されることになった金種の現金を上記補充回収収納手段
から補充することを特徴とする現金自動取引装置。
【0012】〈構成3〉 構成1または2において、金種入替え制御手段は、補充
制御手段の動作開始にあたって、補充回収収納手段に現
金がセットされていることを予め確認し、セットされて
いる場合に補充動作を開始することを特徴とする現金自
動取引装置。 本発明の振込機能付自動取引装置は、金融
機関名及び店舗名を含む金融機関情報を元データとして
利用するためにこの元データに、変動する金融機関と店
舗に対応させて運用開始日付データと運用終了日付デー
タの少なくとも一方を直接的に付加すると共に、新設の
金融機関名と店舗名及びその運用開始日付データを付加
して成る金融機関情報ファイルと、現在の日付を表示す
る日付時計機構と、顧客の入力した振込先が金融機関情
報ファイル中の変動若しくは新設の金融機関又は店舗と
判断すると、対応する運用開始日付データ若しくは運用
終了日付データと日付時計機構の日付データとを比較
し、振込先が運用中でないときに顧客に振込先が無効で
ある旨を通知する無効通知手段とを備えることを特徴と
している。
制御手段の動作開始にあたって、補充回収収納手段に現
金がセットされていることを予め確認し、セットされて
いる場合に補充動作を開始することを特徴とする現金自
動取引装置。 本発明の振込機能付自動取引装置は、金融
機関名及び店舗名を含む金融機関情報を元データとして
利用するためにこの元データに、変動する金融機関と店
舗に対応させて運用開始日付データと運用終了日付デー
タの少なくとも一方を直接的に付加すると共に、新設の
金融機関名と店舗名及びその運用開始日付データを付加
して成る金融機関情報ファイルと、現在の日付を表示す
る日付時計機構と、顧客の入力した振込先が金融機関情
報ファイル中の変動若しくは新設の金融機関又は店舗と
判断すると、対応する運用開始日付データ若しくは運用
終了日付データと日付時計機構の日付データとを比較
し、振込先が運用中でないときに顧客に振込先が無効で
ある旨を通知する無効通知手段とを備えることを特徴と
している。
【0013】
【作用】この装置は、運用モード設定手段に対し、予め
各金種別収納手段に収納すべき金種を設定しておく。こ
の設定は自由に変更できる。補充回収収納手段は、各金
種別収納手段に対する補充回収用現金を収納する。ここ
で運用モードの設定が変更されると、変更対象となる金
種別収納手段から全ての現金が補充回収収納手段へいっ
たん回収される。その後、設定された金種の現金が当該
金種別収納手段に補充される。その補充回収結果は計数
されて、必要に応じて出力される。これにより、休日の
運用等の際に、金種別収納手段に収納する金種を変更
し、弾力的な運用が可能になる。また、その際の補充、
回収、計数を自動化して、省力化と安全確実な運用が可
能になる。
各金種別収納手段に収納すべき金種を設定しておく。こ
の設定は自由に変更できる。補充回収収納手段は、各金
種別収納手段に対する補充回収用現金を収納する。ここ
で運用モードの設定が変更されると、変更対象となる金
種別収納手段から全ての現金が補充回収収納手段へいっ
たん回収される。その後、設定された金種の現金が当該
金種別収納手段に補充される。その補充回収結果は計数
されて、必要に応じて出力される。これにより、休日の
運用等の際に、金種別収納手段に収納する金種を変更
し、弾力的な運用が可能になる。また、その際の補充、
回収、計数を自動化して、省力化と安全確実な運用が可
能になる。
【0014】
【実施例】以下本発明を図を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の現金自動取引装置の実施例を示すブロ
ック図である。図の装置は、装置全体を制御する制御部
56に対し、紙幣入出金装置50、硬貨入出金装置5
0′、顧客操作部54、内部操作部55、カードリーダ
ライタ52、通帳記帳機53が接続され、更に本発明の
装置の特徴部分である運用モード設定手段(または金種
別収納庫対応金種設定手段)101を内部操作部55に
接続している。また、その他に、この設定手段により設
定された運用モードを記憶する運用モード記憶手段(ま
たは金種別収納庫対応金種設定手段により設定された金
種別収納庫対応金種を記憶する金種別収納庫対応金種記
憶手段)102を制御部56に接続した。
図1は、本発明の現金自動取引装置の実施例を示すブロ
ック図である。図の装置は、装置全体を制御する制御部
56に対し、紙幣入出金装置50、硬貨入出金装置5
0′、顧客操作部54、内部操作部55、カードリーダ
ライタ52、通帳記帳機53が接続され、更に本発明の
装置の特徴部分である運用モード設定手段(または金種
別収納庫対応金種設定手段)101を内部操作部55に
接続している。また、その他に、この設定手段により設
定された運用モードを記憶する運用モード記憶手段(ま
たは金種別収納庫対応金種設定手段により設定された金
種別収納庫対応金種を記憶する金種別収納庫対応金種記
憶手段)102を制御部56に接続した。
【0015】紙幣入出金装置50は、制御部56に接続
されており、上位装置制御部インタフェース81と、紙
幣入出金装置制御部80と、ROM83、RAM84、
回収制御手段80a、補充制御手段80b、計数管理手
段80c、金種入替え制御手段103、収納庫金種記憶
手段104を有している。上記計数管理手段80cに
は、補充回収管理手段80dが接続されている。また、
紙幣入出金装置制御部80には、I/Oインタフェース
回路82を介して機構部100が接続されている。
されており、上位装置制御部インタフェース81と、紙
幣入出金装置制御部80と、ROM83、RAM84、
回収制御手段80a、補充制御手段80b、計数管理手
段80c、金種入替え制御手段103、収納庫金種記憶
手段104を有している。上記計数管理手段80cに
は、補充回収管理手段80dが接続されている。また、
紙幣入出金装置制御部80には、I/Oインタフェース
回路82を介して機構部100が接続されている。
【0016】機構部100には、図4に示したような装
置内部を紙幣が搬送される場合に動作する多数のモー
タ、マグネット、リミットスイッチ、フォトセンサ等と
その制御のための回路が組み込まれている。また、この
機構部100に、補充回収収納庫11と金種別収納庫
8,9,10が設けられている。なお、図中、顧客操作
部54、カードリーダライタ52、通帳記帳機53は、
いずれも図2において説明した従来装置に設けられたも
のと同一であり同一符号を付してその重複する説明は省
略する。また紙幣入出金装置50と硬貨入出金装置5
0′とに設けた金種入替え制御手段103の機能はどち
らも同一機能であるので、以下の説明においては紙幣入
出金装置50のみを例にとることとする。まず図1の内
部操作部55と運用モード設定手段(または金種別収納
庫対応金種設定手段)101について説明する。
置内部を紙幣が搬送される場合に動作する多数のモー
タ、マグネット、リミットスイッチ、フォトセンサ等と
その制御のための回路が組み込まれている。また、この
機構部100に、補充回収収納庫11と金種別収納庫
8,9,10が設けられている。なお、図中、顧客操作
部54、カードリーダライタ52、通帳記帳機53は、
いずれも図2において説明した従来装置に設けられたも
のと同一であり同一符号を付してその重複する説明は省
略する。また紙幣入出金装置50と硬貨入出金装置5
0′とに設けた金種入替え制御手段103の機能はどち
らも同一機能であるので、以下の説明においては紙幣入
出金装置50のみを例にとることとする。まず図1の内
部操作部55と運用モード設定手段(または金種別収納
庫対応金種設定手段)101について説明する。
【0017】図5は、内部操作部55の外観図であり、
図6は内部操作部55のブロック図を示す。図におい
て、55aは表示装置であり、液晶表示器などが用いら
れている。55bは表示装置55aに重ね合わせて配設
される透明なタッチパネル入力装置であり、表示装置5
5aにキーなどの図柄を表示し、表示された図柄のうち
のいずれかの上をタッチパネル上から触れることによ
り、相当する位置のキーが押下されたものとして認知さ
れる。55cは個別の入力キー群であり、押下するとキ
ー内部の接点が接続することによって押下された事が検
知されるものである。図6において、55dは内部操作
制御部であり、図1に示す現金自動取引装置の制御部5
6に直接接続されており、制御部56からの表示命令を
共通部55fで受け、命令は表示制御部55eに伝達さ
れ、表示制御部55eの制御に従って表示装置55aに
は、各種の文字や文章、図柄や表が表示される。また、
タッチパネル入力装置55bと個別入力キー群55cか
らの入力情報は、入力制御部55gによって検知され、
共通部55fに伝達され、共通部55fから制御部56
へ通知される。
図6は内部操作部55のブロック図を示す。図におい
て、55aは表示装置であり、液晶表示器などが用いら
れている。55bは表示装置55aに重ね合わせて配設
される透明なタッチパネル入力装置であり、表示装置5
5aにキーなどの図柄を表示し、表示された図柄のうち
のいずれかの上をタッチパネル上から触れることによ
り、相当する位置のキーが押下されたものとして認知さ
れる。55cは個別の入力キー群であり、押下するとキ
ー内部の接点が接続することによって押下された事が検
知されるものである。図6において、55dは内部操作
制御部であり、図1に示す現金自動取引装置の制御部5
6に直接接続されており、制御部56からの表示命令を
共通部55fで受け、命令は表示制御部55eに伝達さ
れ、表示制御部55eの制御に従って表示装置55aに
は、各種の文字や文章、図柄や表が表示される。また、
タッチパネル入力装置55bと個別入力キー群55cか
らの入力情報は、入力制御部55gによって検知され、
共通部55fに伝達され、共通部55fから制御部56
へ通知される。
【0018】図7と図8は、運用モード設定手段(金種
別収納庫対応金種設定手段)101に相当する内部操作
部55の表示画面であり、これらの図を参照して運用モ
ードの設定あるいは金種別収納庫対応金種設定方法を説
明する。まず係員は、休日の前日の現金自動取引装置運
用終了時に、図5の内部操作部55の個別入力キー群5
5cの内の、設定キー55−1を押下する。すると内部
操作部55の表示装置55aの表示画面は、図5に示す
ような通常表示している装置運用情報画面から、図7に
示す運用モード設定画面に切り替わる。図7の画面に
は、“平日”と“休日”の文字が表示され、その時選択
されているモードが図の“平日”の部分に示す様に枠1
01−1で囲われるなどの方法で示される。モード設定
を切り替えるには、画面右下の“選択”表示101−3
の部分に触れると、“平日”に掛かっていた枠表示が
“休日”に移る。再度“選択”表示101−3の部分に
触れれば、枠101−1は“平日”に移動する。
別収納庫対応金種設定手段)101に相当する内部操作
部55の表示画面であり、これらの図を参照して運用モ
ードの設定あるいは金種別収納庫対応金種設定方法を説
明する。まず係員は、休日の前日の現金自動取引装置運
用終了時に、図5の内部操作部55の個別入力キー群5
5cの内の、設定キー55−1を押下する。すると内部
操作部55の表示装置55aの表示画面は、図5に示す
ような通常表示している装置運用情報画面から、図7に
示す運用モード設定画面に切り替わる。図7の画面に
は、“平日”と“休日”の文字が表示され、その時選択
されているモードが図の“平日”の部分に示す様に枠1
01−1で囲われるなどの方法で示される。モード設定
を切り替えるには、画面右下の“選択”表示101−3
の部分に触れると、“平日”に掛かっていた枠表示が
“休日”に移る。再度“選択”表示101−3の部分に
触れれば、枠101−1は“平日”に移動する。
【0019】このようにして希望するモードに枠を移動
した後、“実行”表示101−2の部分に触れると、運
用モードの設定入力が完了し、設定された運用モード情
報が、図6の内部操作部55の共通部55fから制御部
56へ伝達され、内部操作部55の表示は図5に示す通
常の画面に戻る。現金自動取引装置の制御部56は、伝
達されてきた設定モードにそれまでと変化があると、制
御部56はその運用モード記憶手段102の記憶内容を
設定されたモードに変更すると共に、紙幣入出金装置5
0と硬貨入出金装置50′の制御部へ運用モード変更命
令を送る。
した後、“実行”表示101−2の部分に触れると、運
用モードの設定入力が完了し、設定された運用モード情
報が、図6の内部操作部55の共通部55fから制御部
56へ伝達され、内部操作部55の表示は図5に示す通
常の画面に戻る。現金自動取引装置の制御部56は、伝
達されてきた設定モードにそれまでと変化があると、制
御部56はその運用モード記憶手段102の記憶内容を
設定されたモードに変更すると共に、紙幣入出金装置5
0と硬貨入出金装置50′の制御部へ運用モード変更命
令を送る。
【0020】次に、図8の場合における紙幣入出金装置
50の取扱い金種設定を例にとって説明する。図7の場
合と同様に、図5の内部操作部55の個別入力キー群5
5cの内の設定キー55−1を押下する。すると内部操
作部55の表示装置55aの表示画面は図5に示すよう
な通常表示している装置運用情報画面から、図8に示す
取扱い金種設定画面に切り替わる。図8に切り替わる
と、例えばそれまでの設定が平日であった場合、収納庫
Aと収納庫Bの取扱う金種として“万券”が、収納庫C
の取扱う金種として“千券”がそれぞれ表示され、収納
庫Aの“万券”表示の位置にアンダーライン状のカーソ
ル101−4が表示される。この画面状態で、“選択”
表示101−5の部分に触れると、カーソル101−4
が位置している収納庫Aの欄の金種表示が“5千券”に
変わり、再度“選択”表示101−5の部分に触れると
“千券”に変化する。
50の取扱い金種設定を例にとって説明する。図7の場
合と同様に、図5の内部操作部55の個別入力キー群5
5cの内の設定キー55−1を押下する。すると内部操
作部55の表示装置55aの表示画面は図5に示すよう
な通常表示している装置運用情報画面から、図8に示す
取扱い金種設定画面に切り替わる。図8に切り替わる
と、例えばそれまでの設定が平日であった場合、収納庫
Aと収納庫Bの取扱う金種として“万券”が、収納庫C
の取扱う金種として“千券”がそれぞれ表示され、収納
庫Aの“万券”表示の位置にアンダーライン状のカーソ
ル101−4が表示される。この画面状態で、“選択”
表示101−5の部分に触れると、カーソル101−4
が位置している収納庫Aの欄の金種表示が“5千券”に
変わり、再度“選択”表示101−5の部分に触れると
“千券”に変化する。
【0021】このようにして所望の金種が表示されたと
ころで、“実行”表示101−6の位置に触れると、収
納庫Aの取扱い金種設定入力が確定し、カーソル101
−4は収納庫Bの欄に移動する。同様にして収納庫Cの
欄まで設定し“実行”表示101−6の部分に触れる
と、すべての金種設定が終了し、設定された取扱い金種
情報が図6の内部操作部55の共通部55fから制御部
56へ伝達され、内部操作部55の表示は図5に示す通
常の画面に戻る。現金自動取引装置の制御部56は、伝
達されてきた取扱い金種情報にそれまでと変化がある
と、運用モード記憶手段102の記憶内容を各収納庫に
対応した新しい取扱い金種に変更すると共に、紙幣入出
金装置50の制御部80へ運用モード変更命令を送る。
硬貨入出金装置50′の取扱い金種を変更する場合も同
様に行えば良い。
ころで、“実行”表示101−6の位置に触れると、収
納庫Aの取扱い金種設定入力が確定し、カーソル101
−4は収納庫Bの欄に移動する。同様にして収納庫Cの
欄まで設定し“実行”表示101−6の部分に触れる
と、すべての金種設定が終了し、設定された取扱い金種
情報が図6の内部操作部55の共通部55fから制御部
56へ伝達され、内部操作部55の表示は図5に示す通
常の画面に戻る。現金自動取引装置の制御部56は、伝
達されてきた取扱い金種情報にそれまでと変化がある
と、運用モード記憶手段102の記憶内容を各収納庫に
対応した新しい取扱い金種に変更すると共に、紙幣入出
金装置50の制御部80へ運用モード変更命令を送る。
硬貨入出金装置50′の取扱い金種を変更する場合も同
様に行えば良い。
【0022】続いて、運用モード変更命令を受けた紙幣
入出金装置50と硬貨入出金装置50′の動作を、紙幣
入出金装置50を例にとって、図1と図9を参照して説
明する。なお、図9に示した装置の多くの部分は、既に
本出願人による特願平1−170174号の出願によっ
て公表されている。従って、本明細書では、本発明に必
要な範囲について詳述し、他の具体的な機構や動作説明
は適宜省略する。図9は紙幣入出金装置の断面図であ
り、この図を用いてまずその構成を説明する。
入出金装置50と硬貨入出金装置50′の動作を、紙幣
入出金装置50を例にとって、図1と図9を参照して説
明する。なお、図9に示した装置の多くの部分は、既に
本出願人による特願平1−170174号の出願によっ
て公表されている。従って、本明細書では、本発明に必
要な範囲について詳述し、他の具体的な機構や動作説明
は適宜省略する。図9は紙幣入出金装置の断面図であ
り、この図を用いてまずその構成を説明する。
【0023】紙幣入出金装置50の上部には、接客口3
が設けられている。この接客口3は、シャッタ42を介
して顧客が紙幣を出し入れするためのものである。接客
口3の左下には、紙幣の種類や真偽、走行状態等を鑑別
および検知するための鑑別部4が配置されている。また
接客口3の左側には、表裏取り揃え機構5が設けられて
いる。この表裏取り揃え機構5では、出金や収納前の全
ての紙幣が表を向くように積み重ねられる。紙幣入出金
装置50の左隅には、補充回収収納庫11が配置されて
いる。この補充回収収納庫11には、全種別金種別収納
庫8,9,10に補充すべき紙幣が収納される。また、
金種別収納庫8,9,10のいずれかが入金によりいっ
ぱいになると、その紙幣を回収して収納する。さらに、
回収された紙幣は補充用紙幣として使用することができ
る。
が設けられている。この接客口3は、シャッタ42を介
して顧客が紙幣を出し入れするためのものである。接客
口3の左下には、紙幣の種類や真偽、走行状態等を鑑別
および検知するための鑑別部4が配置されている。また
接客口3の左側には、表裏取り揃え機構5が設けられて
いる。この表裏取り揃え機構5では、出金や収納前の全
ての紙幣が表を向くように積み重ねられる。紙幣入出金
装置50の左隅には、補充回収収納庫11が配置されて
いる。この補充回収収納庫11には、全種別金種別収納
庫8,9,10に補充すべき紙幣が収納される。また、
金種別収納庫8,9,10のいずれかが入金によりいっ
ぱいになると、その紙幣を回収して収納する。さらに、
回収された紙幣は補充用紙幣として使用することができ
る。
【0024】紙幣入出金装置50の下部には、金種別収
納庫8,9,10が配置されている。金種別収納庫8,
9,10の3個は、先に述べた取扱い金種設定の説明と
対応づけるとすれば、例えば8は金種別収納庫A、9は
B、10はCに対応する。したがってどの収納庫にどの
金種を対応させるかは、取扱い金種の設定内容による。
しかし平日の運用では、金種別収納庫8と9には万円
券、10には千円券を対応させ、休日の運用では8,
9,10とも万円券とするように予め決めておいても良
い。この場合には先に述べた運用モードの設定により、
金種別金種別収納庫10が万円券と千円券とに切り替え
られて使用されることになる。これらの金種別収納庫
8,9,10の上方には入出金ユニット18が配置され
ている。入出金ユニット18は金種別収納庫8,9,1
0に対する紙幣の収納と繰出しを行う機構から成る。
納庫8,9,10が配置されている。金種別収納庫8,
9,10の3個は、先に述べた取扱い金種設定の説明と
対応づけるとすれば、例えば8は金種別収納庫A、9は
B、10はCに対応する。したがってどの収納庫にどの
金種を対応させるかは、取扱い金種の設定内容による。
しかし平日の運用では、金種別収納庫8と9には万円
券、10には千円券を対応させ、休日の運用では8,
9,10とも万円券とするように予め決めておいても良
い。この場合には先に述べた運用モードの設定により、
金種別金種別収納庫10が万円券と千円券とに切り替え
られて使用されることになる。これらの金種別収納庫
8,9,10の上方には入出金ユニット18が配置され
ている。入出金ユニット18は金種別収納庫8,9,1
0に対する紙幣の収納と繰出しを行う機構から成る。
【0025】金種別収納庫(A)8と(B)9には万円
券、(C)10には千円券を対応させたモードでは、鑑
別部4で鑑別された入金紙幣が走行路60を通じて搬送
されてくると、入出金ユニット18は、千円券の場合、
金種別収納庫(C)10に対応した一時保留部26に集
積する。一方金種別収納庫(C)10から取り出される
千円券は、入出金ユニット18によって1枚ずつ分離さ
れて、走行路49に送り出される。尚、万円券について
も同様の構成になっており、例えば金種別収納庫(A)
8と(B)9とに対して予め決められている優先順位に
したがって、いずれか一方が使用され、出金の時には使
用している金種別収納庫内の紙幣がエンド検知されるま
で、入金の時にはフル検知されるまで、それぞれ優先順
位の高い方が使用される。
券、(C)10には千円券を対応させたモードでは、鑑
別部4で鑑別された入金紙幣が走行路60を通じて搬送
されてくると、入出金ユニット18は、千円券の場合、
金種別収納庫(C)10に対応した一時保留部26に集
積する。一方金種別収納庫(C)10から取り出される
千円券は、入出金ユニット18によって1枚ずつ分離さ
れて、走行路49に送り出される。尚、万円券について
も同様の構成になっており、例えば金種別収納庫(A)
8と(B)9とに対して予め決められている優先順位に
したがって、いずれか一方が使用され、出金の時には使
用している金種別収納庫内の紙幣がエンド検知されるま
で、入金の時にはフル検知されるまで、それぞれ優先順
位の高い方が使用される。
【0026】また一時保留部24,25,26に集積さ
れた紙幣は、シャッタ34,35,36が図示しないモ
ータを駆動することによって引き抜かれると金種別収納
庫89、10に落下するように構成されている。金種別
収納庫8,9,10にはそれぞれフル検知器37a,3
7b,37cと、ニアフル検知器38a,38b,38
cと、エンド検知器39a,39b,39cとが設けら
れており、各収納庫内の紙幣量が管理されている。また
入出金ユニット18と補充回収収納庫11の間には切り
分けゲート16および15が配置されている。搬送路6
0を切り分けゲート15に向かって搬送されてきた紙幣
は、補充回収収納庫11に収納される場合、切り分けゲ
ート15の動作によって案内される。また各金種別収納
庫8,9,10に送り込まれる紙幣は切り分けゲート1
6によって入出金ユニット18に送り込まれる。また、
リジェクトされる紙幣は切り分けゲート69によって補
充回収収納庫11、あるいは紙幣入出金装置50の左隅
に設けられたリジェクトカセット7に送り込まれる。
れた紙幣は、シャッタ34,35,36が図示しないモ
ータを駆動することによって引き抜かれると金種別収納
庫89、10に落下するように構成されている。金種別
収納庫8,9,10にはそれぞれフル検知器37a,3
7b,37cと、ニアフル検知器38a,38b,38
cと、エンド検知器39a,39b,39cとが設けら
れており、各収納庫内の紙幣量が管理されている。また
入出金ユニット18と補充回収収納庫11の間には切り
分けゲート16および15が配置されている。搬送路6
0を切り分けゲート15に向かって搬送されてきた紙幣
は、補充回収収納庫11に収納される場合、切り分けゲ
ート15の動作によって案内される。また各金種別収納
庫8,9,10に送り込まれる紙幣は切り分けゲート1
6によって入出金ユニット18に送り込まれる。また、
リジェクトされる紙幣は切り分けゲート69によって補
充回収収納庫11、あるいは紙幣入出金装置50の左隅
に設けられたリジェクトカセット7に送り込まれる。
【0027】補充回収収納庫11に設けられた補充リジ
ェクト集積部62は補充回収収納庫11の補充分離機構
23から繰り出された紙幣が鑑別部4において走行異常
と判定された場合などに、該当する紙幣を収納するため
に設けられている。リジェクトカセット7は顧客が取り
忘れた紙幣その他のリジェクト紙幣を収容する。また紙
幣入出金装置50の背面には扉41が設けられており、
この扉41を開くことにより補充回収収納庫11を取り
外すことができ、リジェクトカセット7は上記扉41と
は無関係に取り外し可能である。尚、図9の装置各部に
は紙幣を、分離、搬送、集積するための動力源としてそ
れぞれ先に説明したモータ等と、動力伝達機構が実装さ
れている。
ェクト集積部62は補充回収収納庫11の補充分離機構
23から繰り出された紙幣が鑑別部4において走行異常
と判定された場合などに、該当する紙幣を収納するため
に設けられている。リジェクトカセット7は顧客が取り
忘れた紙幣その他のリジェクト紙幣を収容する。また紙
幣入出金装置50の背面には扉41が設けられており、
この扉41を開くことにより補充回収収納庫11を取り
外すことができ、リジェクトカセット7は上記扉41と
は無関係に取り外し可能である。尚、図9の装置各部に
は紙幣を、分離、搬送、集積するための動力源としてそ
れぞれ先に説明したモータ等と、動力伝達機構が実装さ
れている。
【0028】再び図1に戻って、紙幣入出金装置のブロ
ック構成を説明する。図1に示すように紙幣入出金装置
50は制御部56から、上位装置制御部インタフェース
81を介して、紙幣入出金装置制御部80に入力する制
御信号等により制御される。紙幣入出金装置制御部80
には、バスラインを介してI/Oインタフェース回路8
2と、リードオンリメモリ(ROM)83とランダムア
クセスメモリ(RAM)84とが接続されている。RO
M83は、紙幣入出金装置制御部80の制御用プログラ
ムを格納するメモリである。RAM84は紙幣入出金装
置制御部80の動作に必要なパラメータ等を一時格納し
ておくメモリである。
ック構成を説明する。図1に示すように紙幣入出金装置
50は制御部56から、上位装置制御部インタフェース
81を介して、紙幣入出金装置制御部80に入力する制
御信号等により制御される。紙幣入出金装置制御部80
には、バスラインを介してI/Oインタフェース回路8
2と、リードオンリメモリ(ROM)83とランダムア
クセスメモリ(RAM)84とが接続されている。RO
M83は、紙幣入出金装置制御部80の制御用プログラ
ムを格納するメモリである。RAM84は紙幣入出金装
置制御部80の動作に必要なパラメータ等を一時格納し
ておくメモリである。
【0029】この他に、紙幣入出金装置制御部80が種
々の動作を制御するために計数管理部80cと、回収制
御手段80aと補充制御手段80b、および金種入替え
制御手段103が設けられている。これらの手段はいず
れも所定の手順でI/Oインタフェース回路82を介し
て、装置各部の回路を制御し、各種動作を実行制御する
ための、シーケンスプログラムから構成されている。計
数管理部80cは、補充回収収納庫11から繰り出され
金種別収納庫8,9,10へ補充される紙幣と、逆に金
種別収納庫8,9,10から繰り出され補充回収収納庫
11へ回収される紙幣をそれぞれの動作毎に計数して補
充回収管理手段80dを更新する制御を行う。回収制御
手段80aは、金種別収納庫8,9,10に収納されて
いる紙幣を繰り出して搬送し、補充回収収納庫11に回
収する動作を制御する。補充制御手段80bは、補充回
収収納庫11から紙幣を繰り出し金種別収納庫8,9,
10へ補充する動作を制御する。
々の動作を制御するために計数管理部80cと、回収制
御手段80aと補充制御手段80b、および金種入替え
制御手段103が設けられている。これらの手段はいず
れも所定の手順でI/Oインタフェース回路82を介し
て、装置各部の回路を制御し、各種動作を実行制御する
ための、シーケンスプログラムから構成されている。計
数管理部80cは、補充回収収納庫11から繰り出され
金種別収納庫8,9,10へ補充される紙幣と、逆に金
種別収納庫8,9,10から繰り出され補充回収収納庫
11へ回収される紙幣をそれぞれの動作毎に計数して補
充回収管理手段80dを更新する制御を行う。回収制御
手段80aは、金種別収納庫8,9,10に収納されて
いる紙幣を繰り出して搬送し、補充回収収納庫11に回
収する動作を制御する。補充制御手段80bは、補充回
収収納庫11から紙幣を繰り出し金種別収納庫8,9,
10へ補充する動作を制御する。
【0030】さて、先に述べた方法で、係員によって運
用モード設定変更、あるいは金種別収納庫対応金種設定
変更が行われ、運用モード変更命令を現金自動取引装置
の制御部56から受けた場合の紙幣入出金装置50の動
作を以下に説明する。紙幣入出金装置制御部80は、運
用モード変更命令を制御部56から受信すると、金種入
替え制御手段103を起動する。金種入替え制御手段1
03は起動されると、先ず運用モード変更内容を判定す
る。1例として、モード変更内容が平日から休日への変
更であり、金種別収納庫(A)8、(B)9が万券、
(C)10が千券から(A)8,(B)9,(C)10
共に万券に切替える場合を例に取って説明する。
用モード設定変更、あるいは金種別収納庫対応金種設定
変更が行われ、運用モード変更命令を現金自動取引装置
の制御部56から受けた場合の紙幣入出金装置50の動
作を以下に説明する。紙幣入出金装置制御部80は、運
用モード変更命令を制御部56から受信すると、金種入
替え制御手段103を起動する。金種入替え制御手段1
03は起動されると、先ず運用モード変更内容を判定す
る。1例として、モード変更内容が平日から休日への変
更であり、金種別収納庫(A)8、(B)9が万券、
(C)10が千券から(A)8,(B)9,(C)10
共に万券に切替える場合を例に取って説明する。
【0031】金種入替え制御手段103は、まず回収制
御手段80aに対し、金種別収納庫(C)10内の紙幣
を全て回収するように起動する。この回収制御手段80
aの制御に基づく回収動作の様子を再び図9を参照して
説明する。図9中の矢印は、紙幣入出金装置の回収動作
時紙幣の流れ方向を示す。金種別収納庫(C)10から
紙幣を回収する場合には、入出金ユニット18が、金種
別収納庫(C)10に収納されている紙幣を、上から順
に1枚ずつ繰出し、矢印のルートを通して鑑別部4に
送り込む。鑑別部4では、送り込まれた紙幣について順
次金種判別および走行状態を検知して後方へ送る。鑑別
部4の鑑別の結果2枚以上の重なりが検知された紙幣は
矢印のルートを通して先に説明した切り分けゲート1
6、15を作動させて、リジェクトカセット7に送り込
まれる。
御手段80aに対し、金種別収納庫(C)10内の紙幣
を全て回収するように起動する。この回収制御手段80
aの制御に基づく回収動作の様子を再び図9を参照して
説明する。図9中の矢印は、紙幣入出金装置の回収動作
時紙幣の流れ方向を示す。金種別収納庫(C)10から
紙幣を回収する場合には、入出金ユニット18が、金種
別収納庫(C)10に収納されている紙幣を、上から順
に1枚ずつ繰出し、矢印のルートを通して鑑別部4に
送り込む。鑑別部4では、送り込まれた紙幣について順
次金種判別および走行状態を検知して後方へ送る。鑑別
部4の鑑別の結果2枚以上の重なりが検知された紙幣は
矢印のルートを通して先に説明した切り分けゲート1
6、15を作動させて、リジェクトカセット7に送り込
まれる。
【0032】鑑別の結果、正常な紙幣は、計数しながら
矢印のルートから、補充回収収納庫50の回収搬送部
30に送り込まれる。以上のようにして金種別収納庫
(C)10の紙幣を全て回収し終わると、計数管理部8
0cは補充回収管理手段80dの回収結果記憶部分に回
収した紙幣の金額を記憶する。一方、補充動作において
は、金種入替え制御手段103は、補充回収収納庫11
に予めセットされている万券紙幣を、金種別収納庫C1
0に補充するように補充制御手段80bを起動する。こ
の補充制御手段80bの制御に基づく補充動作の様子を
図10を参照して説明する。
矢印のルートから、補充回収収納庫50の回収搬送部
30に送り込まれる。以上のようにして金種別収納庫
(C)10の紙幣を全て回収し終わると、計数管理部8
0cは補充回収管理手段80dの回収結果記憶部分に回
収した紙幣の金額を記憶する。一方、補充動作において
は、金種入替え制御手段103は、補充回収収納庫11
に予めセットされている万券紙幣を、金種別収納庫C1
0に補充するように補充制御手段80bを起動する。こ
の補充制御手段80bの制御に基づく補充動作の様子を
図10を参照して説明する。
【0033】図10は、紙幣入出金装置の補充動作時断
面図である。補充動作開始に当たっては、補充回収収納
庫11の紙幣が予めセットされていることを確認する。
未セットの場合はそのまま動作を終了する。一方、その
他の場合、補充動作を開始し、図10において、補充回
収収納庫11の上部にある補充分離機構23を作動し
て、補充回収収納庫11のステージ70の上にセットさ
れている紙幣を、上から順に1枚ずつ繰出す。この紙幣
は矢印、、、のルートを通り鑑別部4に送り込
まれる。
面図である。補充動作開始に当たっては、補充回収収納
庫11の紙幣が予めセットされていることを確認する。
未セットの場合はそのまま動作を終了する。一方、その
他の場合、補充動作を開始し、図10において、補充回
収収納庫11の上部にある補充分離機構23を作動し
て、補充回収収納庫11のステージ70の上にセットさ
れている紙幣を、上から順に1枚ずつ繰出す。この紙幣
は矢印、、、のルートを通り鑑別部4に送り込
まれる。
【0034】鑑別部4では、送り込まれてきた紙幣につ
いて、順次金種判別、真偽判別、正損判別、走行状態チ
ェックを行う。そして鑑別部4の鑑別の結果、補充対象
紙幣(この場合は万券)の正券以外や損券(傷んだ紙
幣)であったと判断された紙幣は、矢印、のルート
から、切り分けゲート16,15,69を作動させ、補
充回収収納庫11に送り込まれ、補充リジェクト集積部
62に集積される。さて補充対象紙幣(この場合は万
券)の正券(傷みの程度が軽い紙幣)が搬送されてきた
場合には、矢印、のルートから切り分けゲート16
を作動させ、入出金ユニット18に送り込まれ、ステー
ジ47に集積される。以上の動作は、補充回収収納庫1
1のステージ70の上にセットされている紙幣が無くな
るか、または金種別収納庫(C)10がフルになるまで
続けられるが、ステージ47は紙幣の集積枚数に応じ
て、図示しないモータにより徐々に下方向へ下げられて
いく。
いて、順次金種判別、真偽判別、正損判別、走行状態チ
ェックを行う。そして鑑別部4の鑑別の結果、補充対象
紙幣(この場合は万券)の正券以外や損券(傷んだ紙
幣)であったと判断された紙幣は、矢印、のルート
から、切り分けゲート16,15,69を作動させ、補
充回収収納庫11に送り込まれ、補充リジェクト集積部
62に集積される。さて補充対象紙幣(この場合は万
券)の正券(傷みの程度が軽い紙幣)が搬送されてきた
場合には、矢印、のルートから切り分けゲート16
を作動させ、入出金ユニット18に送り込まれ、ステー
ジ47に集積される。以上の動作は、補充回収収納庫1
1のステージ70の上にセットされている紙幣が無くな
るか、または金種別収納庫(C)10がフルになるまで
続けられるが、ステージ47は紙幣の集積枚数に応じ
て、図示しないモータにより徐々に下方向へ下げられて
いく。
【0035】このようにして補充動作が終了すると、計
数管理部80cは補充回収管理手段80dの補充結果記
憶部分に補充した紙幣の金額を記憶する。以上の動作に
より金種入替えができたため、金種入替え制御手段10
3は動作終了通知を、現金入出金装置制御部80に上げ
る。現金入出金装置制御部80は、この終了通知を受け
ると、補充回収管理手段80dに記憶されている、回収
した紙幣の金額と、補充した紙幣の金額のデータを伴っ
た運用モード変更終了レスポンスを、上位装置制御部イ
ンタフェース81を介して、現金自動取引装置の制御部
56へ返送し、紙幣入出金装置側の動作が全て完了す
る。
数管理部80cは補充回収管理手段80dの補充結果記
憶部分に補充した紙幣の金額を記憶する。以上の動作に
より金種入替えができたため、金種入替え制御手段10
3は動作終了通知を、現金入出金装置制御部80に上げ
る。現金入出金装置制御部80は、この終了通知を受け
ると、補充回収管理手段80dに記憶されている、回収
した紙幣の金額と、補充した紙幣の金額のデータを伴っ
た運用モード変更終了レスポンスを、上位装置制御部イ
ンタフェース81を介して、現金自動取引装置の制御部
56へ返送し、紙幣入出金装置側の動作が全て完了す
る。
【0036】尚、回収した紙幣の金額と、補充した紙幣
の金額のデータは、必ずしも運用モード変更終了レスポ
ンスと一緒に返送せずに、制御部56がデータを必要と
するときに、制御部56の要求によって返送するように
しても差支えない。次に、運用モード変更終了レスポン
スを受取った制御部56は、例えば、カードリーダライ
タ52の印字部に、運用モード変更動作に伴う、回収紙
幣の金額と、補充紙幣の金額のデータを印字し、運用モ
ード変更動作、または金種別収納庫とそこに収納される
金種との対応を設定する金種別収納庫対応金種設定変更
動作を終える。或いは運用モード変更終了レスポンスを
受取った制御部56は、運用モード変更動作に伴う、回
収紙幣の金額と、補充紙幣の金額のデータを、別に設け
たフロッピーディスクなどの記録媒体に記録するように
しても良い。本発明において、これらを出力手段と呼ん
でいる。
の金額のデータは、必ずしも運用モード変更終了レスポ
ンスと一緒に返送せずに、制御部56がデータを必要と
するときに、制御部56の要求によって返送するように
しても差支えない。次に、運用モード変更終了レスポン
スを受取った制御部56は、例えば、カードリーダライ
タ52の印字部に、運用モード変更動作に伴う、回収紙
幣の金額と、補充紙幣の金額のデータを印字し、運用モ
ード変更動作、または金種別収納庫とそこに収納される
金種との対応を設定する金種別収納庫対応金種設定変更
動作を終える。或いは運用モード変更終了レスポンスを
受取った制御部56は、運用モード変更動作に伴う、回
収紙幣の金額と、補充紙幣の金額のデータを、別に設け
たフロッピーディスクなどの記録媒体に記録するように
しても良い。本発明において、これらを出力手段と呼ん
でいる。
【0037】また別の例として、回収紙幣の金額と、補
充紙幣の金額のデータは、このように自動的に印字せず
に、係員がデータを出力するためのオペレーションをし
たときにのみ、印字したり、表示部へ出力したり、或い
はフロッピーディスクから読み出して印字等により出力
する方法でも良い。以上の説明は、モード変更内容が平
日から休日への変更であり、金種別収納庫A8,B9が
万券、C10が千券からA8,B9,C10が共に万券
に切替える場合についてであったが、これとは逆の場合
もほぼ同様の動作であり、ただ金種別収納庫C10から
回収するのが万券で、補充するのが千券に変わるだけで
あり、その他の動作に違いはない。また、本実施例に於
いては、補充回収収納庫を補充紙幣収納部分と回収紙幣
収納部分とが一体の構成のものとして説明したが、補充
紙幣収納部分と回収紙幣収納部分とが別々に構成されて
いるものであっても、本発明の効果を何等妨げるもので
はない。
充紙幣の金額のデータは、このように自動的に印字せず
に、係員がデータを出力するためのオペレーションをし
たときにのみ、印字したり、表示部へ出力したり、或い
はフロッピーディスクから読み出して印字等により出力
する方法でも良い。以上の説明は、モード変更内容が平
日から休日への変更であり、金種別収納庫A8,B9が
万券、C10が千券からA8,B9,C10が共に万券
に切替える場合についてであったが、これとは逆の場合
もほぼ同様の動作であり、ただ金種別収納庫C10から
回収するのが万券で、補充するのが千券に変わるだけで
あり、その他の動作に違いはない。また、本実施例に於
いては、補充回収収納庫を補充紙幣収納部分と回収紙幣
収納部分とが一体の構成のものとして説明したが、補充
紙幣収納部分と回収紙幣収納部分とが別々に構成されて
いるものであっても、本発明の効果を何等妨げるもので
はない。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、現金自動取引装置の支払い取扱い金種による運用
モードを設定する運用モード設定手段、あるいは金種別
収納庫とそこに収納される金種との対応を設定する金種
別収納庫対応金種設定手段と、この設定手段により運用
モードの設定変更、あるいは金種別収納庫とそこに収納
される金種との対応の設定変更入力をすることにより、
装置の取扱い金種を簡単に変更できるため、休日等の特
殊な装置運用事情の時と、平日に於ける通常運用の時な
どの運用事情の違いに応じて、最適な運用方法をとるこ
とができる。
れば、現金自動取引装置の支払い取扱い金種による運用
モードを設定する運用モード設定手段、あるいは金種別
収納庫とそこに収納される金種との対応を設定する金種
別収納庫対応金種設定手段と、この設定手段により運用
モードの設定変更、あるいは金種別収納庫とそこに収納
される金種との対応の設定変更入力をすることにより、
装置の取扱い金種を簡単に変更できるため、休日等の特
殊な装置運用事情の時と、平日に於ける通常運用の時な
どの運用事情の違いに応じて、最適な運用方法をとるこ
とができる。
【0039】また運用モードの設定変更、あるいは金種
別収納庫とそこに収納される金種との対応の設定変更時
に、収納される金種が変更になる金種別収納手段から、
それまで収納されていた金種を回収現金収納手段へ回収
し、続いて空となった金種別収納手段に補充用現金収納
手段から新しい金種を補充するようにし、装置の取扱い
金種の変更に伴う現金の入替えが自動的にできるので、
さらに省力的且つ安全で効果的な運用が可能な現金自動
取引装置が実現できる。
別収納庫とそこに収納される金種との対応の設定変更時
に、収納される金種が変更になる金種別収納手段から、
それまで収納されていた金種を回収現金収納手段へ回収
し、続いて空となった金種別収納手段に補充用現金収納
手段から新しい金種を補充するようにし、装置の取扱い
金種の変更に伴う現金の入替えが自動的にできるので、
さらに省力的且つ安全で効果的な運用が可能な現金自動
取引装置が実現できる。
【図1】本発明の現金自動取引装置実施例ブロック図で
ある。
ある。
【図2】現金自動取引装置の外観斜視図である。
【図3】現金自動取引装置のブロック図である。
【図4】紙幣入出金装置の断面図である。
【図5】内部操作部外観図である。
【図6】内部操作部ブロック図である。
【図7】内部操作部表示画面例(1)である。
【図8】内部操作部表示画面例(2)である。
【図9】紙幣入出金装置の回収動作時断面図である。
【図10】紙幣入出金装置の補充動作時断面図である。
8,9,10 金種別収納庫 11 補充回収収納庫 50 紙幣入出金装置 50′ 硬貨入出金装置 52 カードリーダライタ 53 通帳記帳機 54 顧客操作部 55 内部操作部 56 制御部 80 紙幣入出金装置制御部 80a 回収制御手段 80b 補充制御手段 80c 計数管理手段 80d 補充回収管理手段 81 上位装置制御部インタフェース 82 I/Oインタフェース回路 83 ROM 84 RAM 100 機構部 101 運用モード設定手段 102 運用モード記憶手段 103 金種入替え制御手段 104 収納庫金種記憶手段
Claims (3)
- 【請求項1】 現金を収納する複数の金種別収納手段
と、 これらの金種別収納手段に対する補充回収のための現金
を収納する補充回収収納手段と、 この補充回収収納手段から前記金種別収納手段へ現金を
補充する制御を行う補充制御手段と、 前記金種別収納手段から前記補充回収収納手段へ現金を
回収する制御を行う回収制御手段と、 現金自動取引装置の、前記金種別収納手段の取扱金種に
関する運用モードを設定する運用モード設定手段と、 前記運用モード設定手段の設定により運用モードに変更
があると、前記補充制御手段と前記回収制御手段とを制
御して、前記各金種別収納手段に、運用モードで設定さ
れた金種の現金が収納されるように現金を入替える、金
種入替え制御手段を設けたことを特徴とする現金自動取
引装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 運用モード設定手段の設定により運用モードが変更され
たとき、 回収制御手段は、 収納される金種が変更になる金種別収納手段に収納され
ている現金を補充回収収納手段へ回収し、 補充制御手段は、 回収動作により空となった金種別収納手段に対し、新し
く収納されることになった金種の現金を前記補充回収収
納手段から補充することを特徴とする現金自動取引装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 金種入替え制御手段は、補充制御手段の動作開始にあた
って、補充回収収納手段に現金がセットされていること
を予め確認し、セットされている場合に補充動作を開始
することを特徴とする現金自動取引装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18301091A JP2686576B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 現金自動取引装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18301091A JP2686576B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 現金自動取引装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH056479A JPH056479A (ja) | 1993-01-14 |
JP2686576B2 true JP2686576B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=16128161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18301091A Expired - Fee Related JP2686576B2 (ja) | 1991-06-27 | 1991-06-27 | 現金自動取引装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2686576B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5322770B2 (ja) * | 2009-05-15 | 2013-10-23 | 沖電気工業株式会社 | 紙幣処理装置 |
JP6540484B2 (ja) * | 2015-12-07 | 2019-07-10 | 沖電気工業株式会社 | 現金処理装置 |
JP2020154588A (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | グローリー株式会社 | 紙葉類処理装置 |
JP7400279B2 (ja) * | 2019-09-12 | 2023-12-19 | 富士電機株式会社 | 金銭処理機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6215690A (ja) * | 1985-07-15 | 1987-01-24 | 沖電気工業株式会社 | 窓口取引装置 |
-
1991
- 1991-06-27 JP JP18301091A patent/JP2686576B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH056479A (ja) | 1993-01-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007293770A (ja) | 紙幣処理装置 | |
JP2008084164A (ja) | 紙幣取扱装置 | |
JP2012014512A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2686576B2 (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP3217232B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP3297218B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP4370656B2 (ja) | 紙幣入出金装置 | |
JPH0351030B2 (ja) | ||
JPH0981829A (ja) | 紙幣入出金機及びその出金方法 | |
JP2754901B2 (ja) | 現金自動取引装置 | |
JP3758212B2 (ja) | 貨幣取扱装置 | |
JP6979310B2 (ja) | 貨幣処理装置、貨幣処理システム及び貨幣処理方法 | |
JP3923706B2 (ja) | 貨幣処理装置および貨幣処理システム | |
JP2834946B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2532672B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JP2000276632A (ja) | 貨幣入金機 | |
JP2974532B2 (ja) | 自動取引装置 | |
JP2002056426A (ja) | 紙幣出金ユニット | |
JP2003256908A (ja) | 現金自動取引装置およびそのプログラム | |
JP2854885B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JP2004038835A (ja) | 自動取引装置 | |
JP2550433B2 (ja) | 現金自動取引機 | |
JP2968322B2 (ja) | 現金入出金装置 | |
JP2005258852A (ja) | 自動取引装置 | |
JP3005365B2 (ja) | 入出金装置の入出金制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070822 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |