JP2681124B2 - 錠用キャップ装置 - Google Patents
錠用キャップ装置Info
- Publication number
- JP2681124B2 JP2681124B2 JP7155284A JP15528495A JP2681124B2 JP 2681124 B2 JP2681124 B2 JP 2681124B2 JP 7155284 A JP7155284 A JP 7155284A JP 15528495 A JP15528495 A JP 15528495A JP 2681124 B2 JP2681124 B2 JP 2681124B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- lock
- base
- locking
- click
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05B—LOCKS; ACCESSORIES THEREFOR; HANDCUFFS
- E05B17/00—Accessories in connection with locks
- E05B17/14—Closures or guards for keyholes
- E05B17/18—Closures or guards for keyholes shaped as lids or slides
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種の外装用錠の保護キ
ャップに関するものである。
ャップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の錠用キャップ装置では、短円筒状
キャップの周壁部の内周面に設けた第1係止突起と本体
の前端部外周面に設けた第2係止突起を係合させること
によって、キャップが錠本体に取り付けられているが、
相係合する第1係止突起の前面と第2係止突起の後面は
いずれもに円周方向に対して平行に構成されているた
め、密な引きつけ係合が行えず、振動等でキャップが緩
んで自然に脱落してしまうことがある。
キャップの周壁部の内周面に設けた第1係止突起と本体
の前端部外周面に設けた第2係止突起を係合させること
によって、キャップが錠本体に取り付けられているが、
相係合する第1係止突起の前面と第2係止突起の後面は
いずれもに円周方向に対して平行に構成されているた
め、密な引きつけ係合が行えず、振動等でキャップが緩
んで自然に脱落してしまうことがある。
【0003】また、キャップを取り外し位置に保持する
手段がないので、キャップを押さえながら錠装置を操作
する必要があり、錠装置に操作性が良くない。
手段がないので、キャップを押さえながら錠装置を操作
する必要があり、錠装置に操作性が良くない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の目
的は、振動等でキャップが緩んで脱落することがなく、
錠本体の密封状態の保持が強固なものになり、また、キ
ャップを取り外し位置に的確に保持できる錠用キャップ
装置を提供することである。
的は、振動等でキャップが緩んで脱落することがなく、
錠本体の密封状態の保持が強固なものになり、また、キ
ャップを取り外し位置に的確に保持できる錠用キャップ
装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以下、添付図面中の参照
符号を用いて説明すると、本発明の錠用キャップ装置
は、短円筒状キャップ1と短円筒状ロックベース2と環
状キャップベース3と環状パッキング4とで構成され
る。キャップ1の周壁部の内周面に数個の第1係止突起
5を円周方向に等間隔を置いて設け、周壁部の外面部に
枢軸部13を突設する。ロックベース2の正面側の周壁
部の外周面に第2係止突起6を円周方向に等間隔を置い
て設け、背面側に切欠円形状隆起部7を設け、該隆起部
7の切欠部8の内底面の一端にクリック用突子9を設
け、中央に錠頭部12が嵌め込まれる貫通孔16を設け
る。
符号を用いて説明すると、本発明の錠用キャップ装置
は、短円筒状キャップ1と短円筒状ロックベース2と環
状キャップベース3と環状パッキング4とで構成され
る。キャップ1の周壁部の内周面に数個の第1係止突起
5を円周方向に等間隔を置いて設け、周壁部の外面部に
枢軸部13を突設する。ロックベース2の正面側の周壁
部の外周面に第2係止突起6を円周方向に等間隔を置い
て設け、背面側に切欠円形状隆起部7を設け、該隆起部
7の切欠部8の内底面の一端にクリック用突子9を設
け、中央に錠頭部12が嵌め込まれる貫通孔16を設け
る。
【0006】キャップ1の枢軸部13に枢着されてロッ
クベース2の背面側に当接するキャップベース3には、
ロックベース2の前記切欠部8に回動可能に挿入される
ストッパー突起10を内周面に設け、該ストッパー突起
10の先端に前記クリック用突子9と係脱するクリック
用凹部11を設ける。パッキング4はキャップ1の背面
側に固着し、相係合するキャップ1の第1係止突起5の
前面5aと第2係止突起6の後面6aをキャップ1の閉
鎖回転方向に沿って順次高さが増す傾斜面に形成する。
クベース2の背面側に当接するキャップベース3には、
ロックベース2の前記切欠部8に回動可能に挿入される
ストッパー突起10を内周面に設け、該ストッパー突起
10の先端に前記クリック用突子9と係脱するクリック
用凹部11を設ける。パッキング4はキャップ1の背面
側に固着し、相係合するキャップ1の第1係止突起5の
前面5aと第2係止突起6の後面6aをキャップ1の閉
鎖回転方向に沿って順次高さが増す傾斜面に形成する。
【0007】図1に示すように、キャップ1側の第1係
止突起5の前面5aとロックベース2側の第2係止突起
6の後面6aが相係合したキャップ1の取り付け状態で
は、キャップ1はロックベース2側に引き付けられてお
り、環状パッキング4は錠頭部12の前面に密着して、
塵埃や雨水等が鍵孔から侵入するのを阻止し、錠の内部
機構を目詰りや腐食から的確に保護する。
止突起5の前面5aとロックベース2側の第2係止突起
6の後面6aが相係合したキャップ1の取り付け状態で
は、キャップ1はロックベース2側に引き付けられてお
り、環状パッキング4は錠頭部12の前面に密着して、
塵埃や雨水等が鍵孔から侵入するのを阻止し、錠の内部
機構を目詰りや腐食から的確に保護する。
【0008】キャップ1の第1係止突起5とロックベー
ス2の第2係止突起6の係合を解除するためには、キャ
ップベース3のクリック用凹部11がロックベース2の
クリック用突子9に係合するまでキャップベース3を所
定方向に回転させる。キャップベース3の回転範囲は、
前記切欠部8の内端面間の開き角度とストッパー突起1
0の幅寸法によって決定される。
ス2の第2係止突起6の係合を解除するためには、キャ
ップベース3のクリック用凹部11がロックベース2の
クリック用突子9に係合するまでキャップベース3を所
定方向に回転させる。キャップベース3の回転範囲は、
前記切欠部8の内端面間の開き角度とストッパー突起1
0の幅寸法によって決定される。
【0009】ストッパー突起10が切欠部8の一方の内
端面に当接するまでキャップベース3が回転した段階で
は、キャップ1の第1係止突起5はロックベース2の第
2係止突起6と接触しない位置に来ており、キャップ1
は手前に引くことによって枢軸部13を中心に回転し、
ロックベース2から取り外される。キャップベース3は
前記クリック用凹部11とクリック用突子9の係合によ
って、キャップ取り外し位置に保持される。
端面に当接するまでキャップベース3が回転した段階で
は、キャップ1の第1係止突起5はロックベース2の第
2係止突起6と接触しない位置に来ており、キャップ1
は手前に引くことによって枢軸部13を中心に回転し、
ロックベース2から取り外される。キャップベース3は
前記クリック用凹部11とクリック用突子9の係合によ
って、キャップ取り外し位置に保持される。
【0010】
【実施例】図示の実施例では、キャップ1とキャップベ
ース3は、キャップベース3に設けた軸受溝14にキャ
ップ1の枢軸部13を弾性係合させることによって組み
立てられている。ロックベース2の背面側の切欠円形状
隆起部7の高さはキャップベース3の厚さよりも若干高
く設定されている。そのため、錠頭部12の前端鍔部1
7をロックベース2の周壁部前面に当接させて、錠本体
を扉15の取付孔18に挿入し、締め付けナット19に
よって扉15に固着した状態においても、キャップベー
ス3はロックベース2に対して回転可能である。
ース3は、キャップベース3に設けた軸受溝14にキャ
ップ1の枢軸部13を弾性係合させることによって組み
立てられている。ロックベース2の背面側の切欠円形状
隆起部7の高さはキャップベース3の厚さよりも若干高
く設定されている。そのため、錠頭部12の前端鍔部1
7をロックベース2の周壁部前面に当接させて、錠本体
を扉15の取付孔18に挿入し、締め付けナット19に
よって扉15に固着した状態においても、キャップベー
ス3はロックベース2に対して回転可能である。
【0011】
【発明の効果】以上のように本発明の錠用キャップ装置
では、キャップ1の周壁部の内周面に数個の第1係止突
起5を円周方向に等間隔を置いて突設し、ロックベース
2の周壁部の外周面に数個の第2係止突起6を円周方向
に等間隔を置いて突設し、相係合する第1係止突起5の
前面5aと第2係止突起6の後面6aをキャップ1の閉
鎖回転方向に沿って順次高さが増す傾斜面に形成したの
で、キャップ1とロックベース2の結合が強固になされ
ることになり、キャップ1が緩んで脱落し、錠頭部12
を露出させることがなく、キャップ背面の環状パッキン
グ4によって十分な密封状態が得られる。
では、キャップ1の周壁部の内周面に数個の第1係止突
起5を円周方向に等間隔を置いて突設し、ロックベース
2の周壁部の外周面に数個の第2係止突起6を円周方向
に等間隔を置いて突設し、相係合する第1係止突起5の
前面5aと第2係止突起6の後面6aをキャップ1の閉
鎖回転方向に沿って順次高さが増す傾斜面に形成したの
で、キャップ1とロックベース2の結合が強固になされ
ることになり、キャップ1が緩んで脱落し、錠頭部12
を露出させることがなく、キャップ背面の環状パッキン
グ4によって十分な密封状態が得られる。
【0012】また、ロックベース2の切欠円形状隆起部
7の切欠部8の内底面にクリック用突子9を設け、キャ
ップベース3の内周面にロックベース2の切欠部8に挿
入されるストッパー突起10を設け、該ストッパー突起
10の先端にクリック用凹部11を設け、キャップ1を
取り外し可能位置まで回転させたとき、前記クリック用
突子9とクリック用凹部11が弾性係合することによっ
て、キャップベース3が当該回転位置に固定されるた
め、キャップベース3に枢着されたキャップ1は取り外
し位置に安定に保持されることになり、錠本体の操作に
際してキャップが邪魔となることがなく、操作性に優れ
ている。
7の切欠部8の内底面にクリック用突子9を設け、キャ
ップベース3の内周面にロックベース2の切欠部8に挿
入されるストッパー突起10を設け、該ストッパー突起
10の先端にクリック用凹部11を設け、キャップ1を
取り外し可能位置まで回転させたとき、前記クリック用
突子9とクリック用凹部11が弾性係合することによっ
て、キャップベース3が当該回転位置に固定されるた
め、キャップベース3に枢着されたキャップ1は取り外
し位置に安定に保持されることになり、錠本体の操作に
際してキャップが邪魔となることがなく、操作性に優れ
ている。
【図1】本発明の一実施例に係る錠用キャップ装置のキ
ャップ取り付け状態の縦断面図である。
ャップ取り付け状態の縦断面図である。
【図2】該錠用キャップ装置のキャップ取り外し状態の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図3】該錠用キャップ装置のキャップベースの正面図
である。
である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】該錠用キャップ装置のロックベースの正面図で
ある。
ある。
【図6】該ロックベースの背面図である。
【図7】図5のB−B線断面図である。
【図8】該ロックベースの底面図である。
【図9】該錠用キャップ装置のキャップの正面図であ
る。
る。
【図10】該キャップの背面図である。
【図11】図9のC−C線断面図である。
【図12】図10のD−D線断面図である。
1 キャップ 2 ロックベース 3 キャップベース 4 キャップ用パッキング 5 第1係止突起 6 第2係止突起 7 切欠円形隆起部 8 隆起部の切欠部 9 クリック用突子 10 ストッパー突起 11 クリック用凹部 12 錠頭部 13 枢軸部 14 軸受溝部 15 扉 16 貫通孔 17 錠頭部の前端鍔部 18 取付孔 19 締め付けナット
Claims (1)
- 【請求項1】 周壁部の内周面に数個の第1係止突起5
を円周方向に等間隔を置いて設け、周壁部の外面部に枢
軸部13を突設した短円筒状キャップ1と;正面側の周
壁部の外周面に数個の第2係止突起6を円周方向に等間
隔を置いて設け、背面側に切欠円形状隆起部7を設け、
該隆起部7の切欠部8の内底面の一端にクリック用突子
9を設け、中央に錠頭部12が嵌め込まれる貫通孔16
を設けた短円筒状ロックベース2と;キャップ1の枢軸
部13に枢着されてロックベース2の背面側に当接し、
ロックベース2の前記切欠部8に回動可能に挿入される
ストッパー突起10を内周面に設け、該ストッパー突起
10の先端に前記クリック用突子9と係脱するクリック
用凹部11を設けた環状キャップベース3と;キャップ
1の背面側に固着された環状パッキング4とから成り、
相係合する第1係止突起5の前面5aと第2係止突起6
の後面6aをキャップ1の閉鎖回転方向に沿って順次高
さが増す傾斜面に形成した錠用キャップ装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155284A JP2681124B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 錠用キャップ装置 |
KR2019950033375U KR0129703Y1 (ko) | 1995-05-30 | 1995-11-14 | 자물쇠용 캡장치 |
CN96107439A CN1081276C (zh) | 1995-05-30 | 1996-05-15 | 锁帽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7155284A JP2681124B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 錠用キャップ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08326367A JPH08326367A (ja) | 1996-12-10 |
JP2681124B2 true JP2681124B2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=15602544
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7155284A Expired - Fee Related JP2681124B2 (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | 錠用キャップ装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2681124B2 (ja) |
KR (1) | KR0129703Y1 (ja) |
CN (1) | CN1081276C (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030049517A (ko) * | 2001-12-15 | 2003-06-25 | 기아자동차주식회사 | 자동차용 시동 방지장치 |
JP4073884B2 (ja) * | 2004-03-26 | 2008-04-09 | 株式会社ホンダロック | 車両用操作ノブ付きステアリングロック装置 |
CN104100137B (zh) * | 2014-07-23 | 2017-01-11 | 国家电网公司 | 门锁防尘污防雨雪外护套 |
CN107386802A (zh) * | 2016-05-17 | 2017-11-24 | 广东金点原子制锁有限公司 | 一种锁头盖 |
CN114033255A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-11 | 泉州思为工业设计有限公司 | 一种锁芯、锁具的掩体 |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7155284A patent/JP2681124B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1995-11-14 KR KR2019950033375U patent/KR0129703Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1996
- 1996-05-15 CN CN96107439A patent/CN1081276C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08326367A (ja) | 1996-12-10 |
CN1081276C (zh) | 2002-03-20 |
CN1138130A (zh) | 1996-12-18 |
KR0129703Y1 (ko) | 1999-03-20 |
KR960037675U (ko) | 1996-12-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |