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JP2646490B2 - はがきおよびその製造方法 - Google Patents

はがきおよびその製造方法

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Publication number
JP2646490B2
JP2646490B2 JP63133119A JP13311988A JP2646490B2 JP 2646490 B2 JP2646490 B2 JP 2646490B2 JP 63133119 A JP63133119 A JP 63133119A JP 13311988 A JP13311988 A JP 13311988A JP 2646490 B2 JP2646490 B2 JP 2646490B2
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JP
Japan
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adhesive resin
heat
resin layer
postcard
layer
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JP63133119A
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JPH01301392A (ja
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昇 松口
正 松口
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Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd filed Critical Daimatsu Kagaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP63133119A priority Critical patent/JP2646490B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明ははがきおよびその製造方法に関し、特にた
とえばはがき台紙の表面に形成された秘密事項を一時的
に隠すことができる、はがきおよびその製造方法に関す
る。
(従来技術) この発明の背景となる従来のはがきには、その表面に
秘密事項が形成されたはがき台紙と、そのはがき台紙の
表面に感圧型接着剤で貼着された貼着片とを含むものが
あった。
(発明が解決しようとする問題点) このような従来のはがきでは、貼着片によってはがき
台紙の表面の秘密事項を隠すことができるが、貼着片を
はがき台紙の表面から剥離することが困難であるので、
秘密事項を一時的に隠すためには好ましくなかった。
そこで、貼着片をはがき台紙の表面から剥離しやすく
するために、はがき台紙の表面にシリコン加工などのよ
うな剥離加工を施して、貼着片が剥離可能となるように
構成することが考えられる。しかしながら、はがき台紙
の表面に剥離加工を施すことは装置の複雑化を招き、コ
ストが高くなる。さらに、はがき台紙の表面に剥離加工
を施せば、貼着材がはがき台紙の表面から不用意にはが
れてしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、はがき台紙の
表面に加工を施すことなく、はがき台紙の表面の一部を
好適にかつ一時的に隠すことができる、はがきおよびそ
の製造方法を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明は、はがき台紙と、はがき台紙の少なくと
も表面の一部に貼着された貼着材を含むはがきであっ
て、貼着材は隠ぺい性を有するシート基材と、シート基
材の片面に形成されるプライマ層と、プライマ層の表面
に形成され弱い接着力を有する第1の熱接着性樹脂層
と、第1の熱接着性樹脂層の表面において少なくとも両
側に形成され強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層
を含み、さらに第2の熱接着性樹脂層が形成されていな
い部分でシート基材,プライマ層および第1の熱接着性
樹脂層に切目が形成され、プライマ層は第1の熱接着性
樹脂層の接着力を強める材料で形成され、貼着材は前記
第1の熱接着性樹脂層および第2の熱接着性樹脂層によ
ってはがき台紙の表面に貼着された、はがきである。
第2の発明は、隠ぺい性を有するシート基材を準備す
る工程と、シート基材の片面にプライマ層を形成する工
程と、プライマ層の表面に弱い接着力を有する第1の熱
接着性樹脂層を形成する工程と、第1の熱接着性樹脂層
の表面において少なくとも両側に強い接着力を有する第
2の熱接着性樹脂層を形成する工程と、第2の熱接着性
樹脂層が形成されていない部分でシート基材,プライマ
層および第1の熱接着性樹脂層を切目に形成する工程
と、はがき台紙を準備する工程と、はがき台紙の少なく
とも表面の一部に第1の熱接着性樹脂層および第2の熱
接着性樹脂層によってシート基材を貼着する工程とを含
み、プライマ層は第1の熱接着性樹脂層の接着力を強め
る材料で形成され、上述のはがきを製造するためのはが
きの製造方法である。
第3の発明は、はがき台紙と、はがき台紙の少なくと
も表面の一部に貼着された貼着材とを含むはがきであっ
て、貼着材はシート基材と、シート基材の片面に形成さ
れ隠ぺい性を有する隠ぺい層と、隠ぺい層の表面に形成
されるプライマ層と、プライマ層の表面に形成され弱い
接着力を有する第1の熱接着性樹脂層と、第1の熱接着
性樹脂層の表面において少なくとも両側に形成され強い
接着力を有する第2の熱接着性樹脂層とを含み、さらに
第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部分でシート
基材,隠ぺい層,プライマ層および第1の熱接着性樹脂
層に切目が形成され、プライマ層は第1の熱接着性樹脂
層の接着力を強める材料で形成され、貼着材は第1の熱
接着性樹脂層および第2の熱接着性樹脂層によってはが
き台紙の表面に貼着された、はがきである。
第4の発明は、シート基材を準備する工程と、シート
基材の片面に隠ぺい性を有する隠ぺい層を形成する工程
と、隠ぺい層の表面にプライマ層を形成する工程と、プ
ライマ層の表面に弱い接着力を有する第1の熱接着性樹
脂層を形成する工程と、第1の熱接着性樹脂層の表面に
おいて少なくとも両側に強い接着力を有する第2の熱接
着性樹脂層を形成する工程と、第2の熱接着性樹脂層が
形成されていない部分でシート基材,隠ぺい層,プライ
マ層および第1の熱接着性樹脂層に切目を形成する工程
と、はがき台紙を準備する工程と、はがき台紙の少なく
とも表面の一部に第1の熱接着性樹脂層および第2の熱
接着性樹脂層によって隠ぺい層を貼着する工程とを含
み、プライマ層は第1の熱接着性樹脂層の接着力を強め
る材料で形成される、上述のはがきを製造するためのは
がきの製造方法である。
(作用) 第1の熱接着性樹脂層ははがき台紙に弱く接着され、
第2の熱接着性樹脂層ははがき台紙に強く接着される。
また、プライマ層は、第1の熱接着性樹脂層の接着力を
強める働きをする。そのため、第1の熱接着性樹脂層
は、シート基材あるいは隠ぺい層に強く接着される。し
たがって、第2の熱接着性樹脂層が形成されている部分
に受ける力によって、シート基材がはがき台紙から不用
意にはがれることがない。また、この状態では、はがき
台紙の表面が、隠ぺい性を有するシート基材を含むはが
きにおいてはシート基材によって隠され、一方、隠ぺい
性を有する隠ぺい層を含むはがきにおいては隠ぺい層に
よって隠される。
それから、第2の熱接着性樹脂層が形成されていない
部分でシート基材などを切目で切断してはがせば、隠ぺ
い性を有するシート基材を含むはがきでは、シート基材
とともにプライマ層および第1の熱接着性樹脂層がはが
き台紙からはがれ、一方、隠ぺい性を有する隠ぺい層を
含むはがきでは、シート基材とともに隠ぺい層,プライ
マ層および第1の熱接着性樹脂層がはがき台紙からはが
れる。そのため、はがき台紙の表面が見える。
(発明の効果) この発明によれば、はがき台紙の表面に加工を施すこ
となく、はがき台紙の表面のたとえば表示事項を好適に
かつ一時的に隠すことができる、はがきおよびその製造
方法が得られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴および利
点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明か
ら一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、この発明の一実施例を示す表面図であり、
第2図は、その裏面図である。
このはがき連続紙10は、官製はがき大に形成されたは
がき台紙12とこのはがき台紙12の一部に貼着された貼着
材としての被覆材14を含む。
このはがき連続紙10は、第5A図で示すように、官製は
がき大に形成されたはがき台紙12に分離可能に形成され
てなるはがき連続原紙10aを含む。すなわち、各はがき
台紙12の境界線上には適宜にミシン目が形成されてはが
きを構成するように形成され、そのはがき連続原紙10a
の両端には、適宜な間隔をおいてスプロケット孔16が連
続して形成されている。
この発明において、はがき連続原紙10aには、典型的
な紙は勿論、合成紙,その他の合成樹脂製シート等の薄
状材が含まれる。
次に、このはがき台紙12の表面に、特にたとえば金融
や保険の案内などのように秘密事項が記載された部分に
貼着される、被覆材14について、主として第2図,第3A
図および第3B図に基づいて説明する。
この被覆材14はシート状の基材18を含み、この基材18
は、たとえば紙、合成樹脂フィルムなどの比較的柔軟で
鋏などで切断することが可能な素材をもって形成され、
この基材18の一方主面には隠ぺい層20が形成されてい
る。
隠ぺい層20は、たとえば銀インク等でベタの銀刷り印
刷をすることによって形成され、またはアルミホイル等
の隠ぺい力を有するフィルム材を接着剤等をもって積層
することによって形成される。
この隠ぺい層20の表面には、後述の第1の熱接着性樹
脂層24の接着力を強めるためのプライマ層22が形成さ
る。このプライマ層22は、隠ぺい層20の表面に、たとえ
ば塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの樹脂を塗布す
ることによって形成される。
さらに、プライマ層22の表面には、たとえば弱い接着
力を有する熱接着性樹脂を、加熱しながら押し出しコー
ティングし、あるいは溶剤に溶解させまたは水に分散さ
せてグラビアまたはシルクスクリーン等の印刷をするこ
とによって、弱い接着力を有する第1の熱接着性樹脂層
24が形成される。
この第1の熱接着性樹脂層24は、たとえば100℃ない
し200℃の温度で溶融し、たとえば紙からなるはがき台
紙12に弱い接着力で接着されることができるように形成
されている。
前記の弱い接着力を有する熱接着性樹脂の例として
は、EVA系の接着剤を選択できる。この接着剤の組成
は、EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)、粘着付
与剤、ワックス、抗酸化剤からなり、補助的に接着力を
弱めるためのたとえばシリコンなどの剥離剤や可塑剤、
充填剤が添加される場合がある。
粘着付与剤としては、部分水添ロジンのグリセリンエ
ステル、ロジンのグリセリンエステル、ペンタエリスリ
トール変成ロジン、石油樹脂、αメチルスチレン/ビニ
ルトルエン共重合体、テルペン油重合体、テルペンフェ
ノール重合体などがある。
ワックスとしては、パラフィンワックス、マイクロク
リスタルワックス、低分子量ポリエチレンワックス、フ
ィッシャートロプシュワックス、カスターワックス、塩
素化パラフィンなどがある。
抗酸化剤としては、ヒンダードフェノール系化合物、
サリチル酸系化合物、ベンゾフェノン系化合物、ベンゾ
トリアゾール系化合物、燐系化合物、硫黄系化合物、有
機金属系化合物などがある。
前記実施例以外の弱い接着力を有する熱接着性樹脂の
例としては、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合
体、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、ポリエ
チレン、エチレン−エチルアクレート共重合樹脂、エチ
レン−アクリル酸共重合樹脂、エチレン−アクリル酸メ
チル共重合樹脂、エチレン−メチルメタクリレート共重
合樹脂、エチレン−メタクリル酸共重合樹脂、アイオノ
マー樹脂、ポリメチルペンテン樹脂、エチレン−ビニル
アルコール共重合樹脂、塩化ビニリデン樹脂、塩ビ−酢
ビ共重合樹脂、ポリアミド樹脂、スチレン−アクリル酸
共重合樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアクリル酸共重合
樹脂、ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、ワックス
類などが選択できる。これらをもって印刷・塗工すると
きには、加熱しながら、あるいは溶剤に溶かしまたは水
に分散して用いるとよい。
さらに、第1の熱接着性樹脂層24の表面には、強い接
着力を有する第2の熱接着性樹脂層26が形成される。こ
の実施例においては、第2の熱接着性樹脂層26は、はが
き台紙12の長手方向の両側すなわち被覆材14の上下両端
に一定幅をもって形成されている。さらに、この第2の
熱接着性樹脂層26は、はがき台紙12の幅方向の両側すな
わち被覆材14の左右両端において、スポット状に形成さ
れている。この第2の熱接着性樹脂層26は、第1の熱接
着性樹脂層24の表面に部分的に、たとえばEVA系の接着
剤,スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体,スチレ
ン−イソプレン−スチレン共重合体などからなり強い接
着力を有する熱接着性樹脂を塗布することによって形成
される。この場合、強い接着力を有する熱接着性樹脂の
材料には、弱い接着力を有する熱接着性樹脂の材料に比
べて、たとえば粘着付与剤が多く配合されたり剥離剤が
全く配合されなかったりする。なお、第2の熱接着性樹
脂層26は、被覆材14の上下両端あるいは左右両端のみに
おいて、第1の熱接着性樹脂層24の表面に形成されても
よい。この場合、第2の熱接着性樹脂層26は、一定幅を
もって形成されてもよく、あるいは、スポット状に形成
されてもよい。
さらに、シート基材18,隠ぺい層20,プライマ層22およ
び第1の熱接着性樹脂層24の上下両端には、第2の熱接
着性樹脂層26が形成されていない部分で第2の熱接着性
樹脂層26の縁に沿って、たとえばミシン目からなる切取
用の切目28aおよび28bが形成されている。
引き続き、被覆材14の製造方法について説明する。
まず、基材18を形成する紙を準備し、その一方主面
に、銀インクにてベタで銀刷り印刷を、たとえばオフセ
ット印刷等の周知の印刷方法あるいはコーティングする
ことによって隠ぺい層20を形成する。
次に、第4図に示すように、この隠ぺい層20が形成さ
れた基材18をロール状に巻いた積層物を、被覆材製造装
置30の保持ローラ32に装填する。
保持ローラ32に保持された基材18は、その一端が解き
ほどかれて、樹脂塗布装置34に導かれる。この樹脂塗布
装置34は、基材18の隠ぺい層20の表面に、たとえば、前
記した塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体などの樹脂22a
を印刷・塗布するためのものである。
そして、この樹脂22aが印刷・塗布された基材18は、
乾燥機36に導かれ、そこで樹脂22aが乾燥されてプライ
マ層22として形成される。
次に、プライマ層22が形成された基材18は、たとえば
前記したエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を主剤とする
弱い接着力を有する熱接着性樹脂24aを印刷・塗布する
ための熱接着性樹脂塗布装置40に導かれる。この熱接着
性樹脂塗布装置40は、活版印刷、グラビア印刷、シルク
スクリーン印刷など公知の印刷・塗布方法を利用した印
刷・塗布装置である。
この熱接着性樹脂塗布装置40によって、プライマ層22
の表面には、弱い接着力を有する熱接着性樹脂24aが印
刷・塗布される。
そして、この熱接着性樹脂24aが印刷・塗布された基
材18は、乾燥機42に導かれ、そこで熱接着性樹脂24aが
乾燥されて第1の熱接着性樹脂層24として形成される。
次に、第1の熱接着性樹脂層24が形成された基材18
は、強い接着力を有する熱接着性樹脂26aを印刷・塗布
するための熱接着性樹脂塗布装置44に導かれる。この熱
接着性樹脂塗布装置44は、活版印刷、グラビア印刷、シ
ルクスクリーン印刷などの公知の印刷・塗布方法を利用
した印刷・塗布装置である。この熱接着性樹脂塗布装置
44によって、第1の熱接着性樹脂層24の表面の部分的
に、強い接着力を有する熱接着性樹脂26aが印刷・塗布
される。
そして、熱接着性樹脂26aが印刷・塗布された基材18
は、乾燥機46に導かれ、そこで熱接着性樹脂26aが乾燥
されて第2の熱接着性樹脂層26として形成される。
次に、第2の熱接着性樹脂層26が形成された基材18
は、切歯付きロールいわゆるダイロール48aを含む切目
形成装置48に導かれ、そこで基材18,隠ぺい層20,プライ
マ層22および第1の熱接着性樹脂層24に切目28a,28bが
形成される。なお、切目形成装置48としては、切歯を有
するいわゆるダイカッタを含むものを用いてもよい。
このようにして、第5B図に示すように、基材18の一方
主面に隠ぺい層20、プライマ層22、第1の熱接着性樹脂
層24および第2の熱接着性樹脂層26が順次積層され、か
つ基材18,隠ぺい層20,プライマ層22および第1の熱接着
性樹脂層24に切目28a,28bが形成された被覆材の連続体1
4aが形成される。
この被覆材の連続体14aは、引き続き巻取ローラ50で
ロール状に巻き取られる。
この実施例においては、第2図および第5B図に示すよ
うに、基材18の一方主面に隠ぺい層20が形成され、隠ぺ
い層20に表面にプライマ層22が形成され、プライマ層22
の表面に第1の熱接着性樹脂層24が形成されている。そ
して、プライマ層22によって、第1の熱接着性樹脂層24
の接着力が強められている。そのため、第1の熱接着性
樹脂層24は基材18に強く接着される。
また、被覆材14の上下両端において第1の熱接着性樹
脂層24の表面に、一定幅をもって第2の熱接着性樹脂層
26が形成されている。さらに、この第2の熱接着性樹脂
層26は、被覆材14の左右両端において第1の熱接着性樹
脂層24の表面にスポット状に形成されている。したがっ
て、被覆状14は、はがき台紙12に、第2の熱接着性樹脂
層26が形成された部分で強く接着され、第2の熱接着性
樹脂層26が形成されていない部分で弱く接着される。
なお、基材18の例としては前記の例の他、合成紙,セ
ロハン,ポリエチレン,ポリエステル等のフィルムまた
はアルミホイル等が挙げられるが、この被覆材の連続体
14aを切り離してなる被覆材14をはがき台紙12に貼着し
たときに、第1および第2の熱接着性樹脂層24および26
の接着力に抗してこの被覆材14がはがき台紙12から不用
意に剥離しないようにするために、比較的柔軟なものを
選択するのがよい。
また、この基材18としてアルミホイル等のように隠ぺ
い性に優れたものを選択した場合には、隠ぺい層20を形
成しなくてもよい。この場合、プライマ層22は基材18の
一方主面に形成される。
また、基材18の表面には、適宜はがきの性質に適した
印刷を施してもよく、前記した実施例のように連続した
ものの場合に、たとえば基材18の送りピッチを検知する
ための検知マーク(矢印)を墨色等によって印刷しても
よい。
次に、前記はがき連続原紙10aの表面に被覆材14を接
着する方法について、主として、第6図ないし第11図に
示す接着装置に基づいて説明する。
この被覆材の接着装置100は、第5A図に示すはがき連
続原紙10aを被覆材14に貼られる位置に送り込むように
形成された連続紙移送装置102を含む。
この連続紙移送装置102は、接着装置本体104の略両端
に形成されたスプロケット移送装置106と、接着装置本
体104の略中央に形成され、はがき連続原紙10aをその移
送方向に適宜な距離、本実施例においてははがき台紙12
に貼られる被覆材14の1枚あたりの長さ相当分、はがき
連続原紙10aを移送する接着部移送装置108とを含む。ス
プロケット移送装置106は、はがき連続原紙10aのスプロ
ケット孔16に嵌合する凸起が形成されたベルトを回動さ
せ、前記凸起をスプロケット孔16に順次嵌合させてはが
き連続原紙10aを移送するように形成されている。
接着部移送装置108は、第7A図に示されるように接着
装置本体104の前後に掛け渡された軸112に固定された連
続紙移送カム114を含み、この連続紙移送カム114は、そ
の胴部に適宜な溝が形成され、その連続紙移送カム114
の等速回転により、リンク機構116に上下および前後の
適宜な運動を与え、そのリンク機構116に固定された接
着部移送台118に前後の連続あるいは断続的な運動をす
ることができるように構成されている。すなわち、リン
ク機構116は、接着装置本体104に枢軸116aをもって揺動
自在に固定されたリンク116bが、接着部移送台118に回
転自在に固定されたリンク116cに回転自在に固定されて
なり、連続紙移送カム114の回転により、リンク機構116
を介して接着部移送台118が前後進する。
なお、連続紙移送装置102において移送されるはがき
連続原紙10aの移送量は、第7B図において示すように、
はがき連続原紙10aの移送量を検知する同期装置119によ
って検知される。すなわち、接着装置本体104の前後に
設けられたタイミングプーリー119aおよび他のタイミン
グプーリー119b間に掛け渡されたタイミングベルト119c
に、接着部移送台118の一部が連続片119dにて連結さ
れ、接着部移送台118の移送距離をタイミングプーリー1
19bに連結されたエンコーダー119eからのパルス信号に
よって検知し、連続紙移送装置102に形成された駆動源
であるパルスモーターの回転を制御して、全体的に制御
するように構成されている。
引き続き、前後連続紙移送装置102によって順次送ら
れるはがき連続原紙10aの表面に接着される、被覆材14
の移送装置について、主として第8図、第9A図および第
9B図に基づいて説明する。
この被覆材移送装置120は、被覆材14を連続して形成
してなる被覆材の連続体14aが、ロール状に巻かれてな
るものを装填するリール122と、前記リール122より引き
出された被覆材の連続体14aの移送量を検知し、被覆材
の連続体14aが特定の位置にきたときにその位置に到達
したことを検知し、かつ被覆材移送装置120の制御部に
電気信号を発する被覆材検知装置124と、該被覆材検知
装置124よりもより下流に設けられ、被覆材の連続体14a
を適宜な長さに切断する被覆材切断装置126とを含む。
そして、被覆材移送装置120においては、その被覆材
の連続体14aを切断する被覆材切断装置126の前後に、軸
にゴム製リングが固着されてなる被覆材移送体128が形
成され、各被覆材移送体128のリングが互いに接触しな
がら回転するように、被覆材切断装置126の前後におい
て1対ずつ設けられている。
そして、1対の被覆材移送体128のリング間に挟まれ
た被覆材の連続体14aは、その被覆材移送体128の回転に
より、はがき連続原紙10aの表面上の適宜な位置に送り
込むように形成されている。
また、被覆材切断装置126は、カッタ130aおよび130b
を含む。このカッタ130aおよび130bは、その一端の枢軸
130cを中心として回動自在に切断装置本体132に固定
さ、その他端はリンク機構134に固定されている(第9A
図および第9B図参照)。
前記リンク機構134は、前記切断装置本体132に回動自
在に固定された切断軸136と固定片138を介して回転自在
に固定され、該切断軸136は、第9B図に示すように、リ
ンク140aおよび140bを介してカム溝が形成された円板14
2に連結されている。そして、この円板142は、前記連続
紙移送カム114を固定する軸112に固定されている。
したがって、円板142の回転にともない、リンク140a
および140bを介して、切断軸136が円板142に形成された
カム溝の作用により回転させられ、それによってカッタ
130aおよび130bが、切断装置本体132に固定する枢軸130
cを中心として回動させられ、被覆材の連続体14aを適宜
な大きさに断裁するように形成されている。
次に、はがき連続原紙10aの表面に被覆材14を接着す
る加圧加熱装置150について、主として第10A図および第
10B図に基づいて説明する。
この実施例においては、加圧加熱装置150は、前記被
覆材の連続体14aの先端をはがき連続原紙10aの幅方向線
状に押圧し、はがき連続原紙10aの表面に被覆材の連続
体14aを初期的に接着する線状加圧加熱装置152と、前記
線状加圧加熱装置152でその先端がはがき連続原紙10aの
表面に貼着された被覆材14をはがき連続原紙10aの表面
に接着する、面状加圧加熱装置154とを含む。
加圧加熱装置150は、四角形の枠状の移送基台156を含
む。この移送基台156に、線状加圧加熱装置152を形成す
る直線状ヒータ158と、面状加圧加熱装置154を形成する
面状ヒータ160とが固定されている。この面状ヒータ160
は、ほぼ被覆材14と同一の面積を有する。
さらに、この実施例においては、移送基台156に、押
圧ローラ162が回動自在に固定されている。この押圧ロ
ーラ162は、面状ヒータ160ではがき連続原紙10aの表面
に接着された被覆材14の表面を押圧し、より密着させる
ように形成される。そして、直線状ヒータ158および面
状ヒータ160が取り付けられた移送基台156は、前記接着
部移送台118の上方に移動自在に固定され、直線状ヒー
タ158、面状ヒータ160および押圧ローラ162と接着部移
送台118との間においてはがき連続原紙10aが移送され
る。そして、移送基台156は、接着部移送台118とともに
はがき連続原紙10aの進行方向に沿って前後進するよう
に形成されている。
そして、この移送基台156は、直線状ヒータ158および
面状ヒータ160と接着部移送台118とが接着したり離間し
たりすることができるように、接着部移送台118の側部
にて上方に向けて固定された支持部164に、リンク機構1
66を介して、上下動自在に固定されている。
すなわち、リンク機構166を構成する略L字形リンク1
66aの一端が移送基台156に回動自在に固定され、リンク
166aの中央において回動自在に軸168をもって支持部164
に固定されている。そして、同様な上下流の1対のリン
ク機構166は、リンク166aの他端にて、ターンバックル1
66bにて連結され、上下流のリンク機構166が、同様な作
動をするように構成されている。該軸168は、前記支持
部164に回動自在に固定され、該軸168の回転により、移
送基台156が、直線状ヒータ158および面状ヒータ160と
ともに上下動するように形成されている。
そして、前記軸168は、その一端に設けられた別のリ
ンク機構170を介して、カム溝を形成された円板172に連
結されている。なお、円板172は、前記連続紙移送カム1
14および円板142が固定された軸112に固定されている。
このリンク機構170は、その中央に長溝が穿設された
案内体171aと、前記案内体171aの長溝内を回転しながら
移動する回転体171bと、前記軸168と該回転体171bとを
連結するリンク171cとよりなる揺動直進リンク機構170A
を含む。さらに、このリンク機構170は、前記案内体171
aを上下動させるもので、前記案内体171aに連結された
リンク171dと、前記リンク171dに回動自在に固定された
リンク171eと、前記リンク171eの他端にて枢軸171fを介
して連結された他のリンク171gと、前記リンク171gと回
動自在に連結されたリンク171hと、前記リンク171hとそ
の一端にて連結され接着装置本体104に枢軸171iにて固
定されたリンク171jとからなる、上下動リンク機構170B
を含む。
そして、円板172に形成されたカム溝の作用によっ
て、上下動リンク機構170Bが働き、案内体171aが、接着
装置本体104に上下に形成された長孔171k内を上下動さ
せられることにより、揺動直進リンク機構170Aのリンク
171cが揺動させられ、軸168が適宜な角度で回転するこ
とにより、前述した別のリンク機構166の作用により、
移送基台156が上下動するように形成されている。
この実施例においては、直線状ヒータ158および面状
ヒータ160が移送基台156に一体的に固定されているが、
直線状ヒータ158および面状ヒータ160各々は、個別に温
度調節装置(図示せず)によって、適宜な温度になるよ
うに制御されている。
このように温度制御を各ヒータごとにするようにした
のは、被覆材14に形成された第1および第2の熱接着性
樹脂層24および26の特性等によって、微妙な調節をする
ことができるようにするためである。
次に、この被覆材の接着装置の作動状態について、第
11図に示すタイムチャートを参照して説明する。
はがき連続原紙10aは、連続紙移送装置102のスプロケ
ット移送装置106にて所定量移送させられる。
そして、接着部移送台118は、この実施例において
は、はがき連続原紙10aの下流側より上流側に移動す
る。
一方、被覆材移送装置120によってリール122から被覆
材の連続体14aが移送され、それにともない被覆材検知
装置124が被覆材の連続体14aの表面に形成された検知マ
ーク、この実施例においては矢印を検知することによ
り、被覆体の連続体14aの移送も一時停止されるととも
に、前記接着部移送台118も停止する。このとき、被覆
材切断装置126が作動して、カッタ130aおよび130bが円
板142のカム溝の作用により、被覆材の連続体14aを適宜
な大きさ、すなわち一片の被覆材14に断裁する。
そして、この被覆材切断装置126にて適宜な大きさに
切断されてなる被覆材14の先端は、はがき連続原紙10a
の表面の最適な位置に位置し、加圧加熱装置150を形成
する線状加圧加熱装置152にてはがき連続原紙10aの幅方
向において直線状にその先端が加圧加熱され、初期的に
はがき連続原紙10aの表面に被覆材14の先端が接着され
る。
そのとき、加圧加熱と同時に、はがき連続原紙10aは
連続紙移送装置102の作動により、一定距離、この実施
例においては一片の被覆材14の略々長さ相当分下流に移
送される。すなわち、前のサイクルにて面状加圧加熱装
置154の下部に位置した被覆材14とはがき台紙12とが加
圧加熱されると同時に、はがき連続原紙10aの下流への
移動にともない被覆材14が所定距離移送されることにな
る。
そして、接着部移送台118がレール体174上を所定量移
動した後、再び円板172のカム溝の作用によって、線状
加圧加熱装置152および面状加圧加熱装置154は、接着部
移送台118より離間し、上方に位置する。それととも
に、接着部移送台118とともに線状加圧加熱装置152およ
び面状加圧加熱装置154とが、はがき連続原紙10aの流れ
と逆方向に、すなわちもとの上流側の所定の位置まで移
動する。このとき、押圧ローラ162が被覆材14の表面を
回転しながら押圧することになる。
そして、再び、被覆材の連続体14aの断裁等の工程を
経て次のサイクルにて後から送られてきた被覆材14の先
端位置において、接着部移送台118と加圧加熱装置150を
形成する線状加圧加熱装置152および面状加圧加熱装置1
54とが接合する。このとき、前のサイクルにて送られて
いる被覆材14が面状加圧加熱装置154の下部に位置して
いる。そして、次のサイクルの被覆材14の先端が接着さ
れたはがき連続原紙10aは、連続紙移送装置102の作動に
より一定の距離移送されるとともに、先に前サイクルに
て送られていた前の被覆材14が面状加圧加熱装置154に
よって押圧加熱されることになる。
すなわち、その先端を接着された被覆材14が、面状加
圧加熱装置154の下部(初期的な上流側の位置)に位置
したときに、面状加圧加熱装置154は、接着部移送台118
表面に、円板172に形成されたカム溝の作用によって押
し付けられ、被覆材14を加圧加熱する。
なお、はがき連続原紙10aの移送距離も、連続紙移送
装置102に形成されたエンコーダの発するパルスによっ
てその移送距離が規制され、中央処理装置176をもっ
て、被覆材移送装置120、被覆材切断装置126および加圧
加熱装置150の移送を制御するように構成されている。
ただし、はがき連続原紙10aは後進しないように形成さ
れ、接着部移送台118および加圧加熱装置150の線状加圧
加熱装置152および面状加圧加熱装置154の後進に対応し
て、逆走されないように形成されている。
このように、加圧加熱装置150は、前進、思案点(下
流側)、後進、思案点(上流側)のサイクルを繰り返し
て、第1図に示すように連続紙10を構成するはがき台紙
12の表面に適宜被覆材14が接着される。
そして、このようにして被覆材14にてその一部が被覆
されてなる連続紙10は、適宜折り畳まれ、その後適宜切
り離され、郵便局に差し出されることになる。
このようにして接着された被覆材14は、第2の熱接着
性樹脂層26が形成された部分においては強く接着され、
第2の熱接着性樹脂層26が形成されなかった部分におい
ては弱く接着される。したがって、第12A図および第12B
図に示すように、第2の熱接着性樹脂層26が形成されて
いない部分において、基材18,隠ぺい層20,プライマ層22
および第1の熱接着性樹脂層24を切目28a,28bで切断し
てはがき台紙12から比較的簡単に引き剥がすことができ
る。この場合、第2の熱接着性樹脂層26がスポット状に
形成された部分でも、基材18,隠ぺい層20,プライマ層22
および第1の熱接着性樹脂層24を簡単に引き剥がすこと
ができる。そして、はがき台紙12の表面に見ることがで
きる。
第13A図および第13B図は、それぞれ、この発明の他の
実施例を示し、第13A図はその斜視図であり、第13B図は
その断面図である。この実施例では、特に、切目28bの
少し内側において、基材18,隠ぺい層20,プライマ層22お
よび第1の熱接着性樹脂層24には、別の切目28cが形成
されている。この切目28cは、たとえばダイロールで切
目28aおよび28bとともに形成される。さらに、切目28b
および28cの間において、基材18,隠ぺい層20,プライマ
層22および第1の熱接着性樹脂層24の一端には、たとえ
ば平面半円形の切欠部29が形成されている。
したがって、この実施例では、被覆材14の上下方向の
中央部分をはがす際、第14Aおよび14B図に示すように、
まず、切目28bおよび28c間の幅細部分で基材18,隠ぺい
層20,プライマ層22および第1の熱接着性樹脂層24がは
がされる。この場合、切欠部29に指をかければ、切目28
bおよび28c間の幅細部分で基材18,隠ぺい層20,プライマ
層22および第1の熱接着性樹脂層24を簡単にはがすこと
ができる。そして、被覆材14の上下方向の中央部分を切
目28aで折り曲げるか切目28aで切断すれば、はがき台紙
12の表面を見ることができる。
なお、第13A図および第13B図に示す実施例において、
切欠部29を形成する代わりに、切目28bおよび28cの間で
外側に延びる突片を形成してもよい。このようにすれ
ば、その突片をつまむことによって、被覆材14の幅細部
分をさらに簡単にはがすことができる。
上述の各実施例では、いずれも、被覆材14の上下方向
の中央部分がはがせるように構成されているが、たとえ
ば第2の熱接着性樹脂層26を被覆材14の周囲部分に形成
し、さらに、第2の熱接着性樹脂層26の縁にそって基材
18,隠ぺい層20,プライマ層22および第1の熱接着性樹脂
層24に切目を形成して、被覆材14の中央部分を切目で切
断してはがき台紙12からはがすことができるように構成
してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例を示す表面図であり、第
2図は、この裏面図である。 第3A図は、はがき単片を示す斜視図であり、第3B図はそ
の断面図である。 第4図は、被覆材の製造方法の一例を示す製造装置の図
解図である。 第5A図は、はがき連続原紙の表面図である。 第5B図は、被覆材の斜視図である。 第6図は、被覆材の接着装置全体を示す斜視図である。 第7A図および第7B図は、接着部移送装置の図解図であ
る。 第8図は、被覆材移送装置の要部を示す斜視図である。 第9A図は、第8図図示例より下流の被覆材切断装置の近
傍を示す斜視図であり、第9B図は被覆材切断装置の背後
の要部を示す図解図である。 第10A図は、被覆材の加圧加熱装置の要部を示す斜視図
であり、第10B図はその背景の要部を示す図解図であ
る。 第11図は、第6図図示例のタイムチャートを示す図であ
る。 第12A図および第12B図は、被覆材をはがき台紙より引き
剥がした状態を示す図であり、第12A図はその斜視図で
あり、第12B図はその断面図である。 第13A図および第13B図は、それぞれ、この発明の他の実
施例を示し、第13A図はその斜視図であり、第13B図はそ
の断面図である。 第14A図および第14B図は、それぞれ、第13A図および第1
3B図に示すはがきの基材の幅細部分をはがした状態を示
し、第14A図はその斜視図であり、第14B図はその断面図
である。 図において、10は連続紙、10aははがき連続原紙、12は
はがき台紙、14は被覆材、14aは被覆材の連続体、16は
スプロケット孔、18は基材、20は隠ぺい層、22はプライ
マ層、24は第1の熱接着性樹脂層、26は第2の熱接着性
樹脂層、28aおよび28bは切目、30は被覆材製造装置、32
は保持ローラ、34は樹脂塗布装置、36は乾燥機、40は熱
接着性樹脂塗布装置、42は乾燥機、44は熱接着性樹脂塗
布装置、46は乾燥機、48は切目形成装置、50は巻取ロー
ラ、100は被覆材の接着装置、102は連続紙移送装置、10
4は接着装置本体、106はスプロケット移送装置、108は
接着部移送装置、112は軸、114は連続紙移送カム、116
はリンク機構、118は接着部移送台、120は被覆材移送装
置、112はリール、124は被覆材検知装置、126は被覆材
切断装置、128は被覆材移送体、130a,130bはカッタ、13
2は本体、134はリンク機構、136は切断軸、138は固定
片、140a,140bはリンク、142は円板、150は加圧加熱装
置、152は線状加圧加熱装置、154は面状加圧加熱装置、
156は移送基台、158は直線状ヒータ、160は面状ヒー
タ、162は押圧ローラ、164は支持部、166はリンク機
構、166aはリンク、168は軸、170はリンク機構、172は
円板、174はレール体、176は中央処理装置を示す。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】はがき台紙と、前記はがき台紙の少なくと
    も表面の一部に貼着された貼着材を含むはがきであっ
    て、 前記貼着材は 隠ぺい性を有するシート基材、 前記シート基材の片面に形成されるプラズマ層、 前記プラズマ層の表面に形成され弱い接着力を有する第
    1の熱接着性樹脂層、および 前記第1の熱接着性樹脂層の表面において少なくとも両
    側に形成され強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層
    を含み、さらに 前記第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部分で前
    記シート基材,前記プライマ層および前記第1の熱接着
    性樹脂層に切目が形成され、 前記プライマ層は前記第1の熱接着性樹脂層の接着力を
    強める材料で形成され、 前記貼着材は前記第1の熱接着性樹脂層および前記第2
    の熱接着性樹脂層によって前記はがき台紙の表面に貼着
    された、はがき。
  2. 【請求項2】隠ぺい性を有するシート基材を準備する工
    程、 前記シート基材の片面にプライマ層を形成する工程、 前記プライマ層の表面に弱い接着力を有する第1の熱接
    着性樹脂層を形成する工程、 前記第1の熱接着性樹脂層の表面において少なくとも両
    側に強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層を形成す
    る工程、 前記第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部分で前
    記シート基材,前記プライマ層および前記第1の熱接着
    性樹脂層に切目を形成する工程、 はがき台紙を準備する工程、および 前記はがき台紙の少なくとも表面の一部に前記第1の熱
    接着性樹脂層および前記第2の熱接着性樹脂層によって
    前記シート基材を貼着する工程を含み、 前記プライマ層は前記第1の熱接着性樹脂層の接着力を
    強める材料で形成される、特許請求の範囲第1項記載の
    はがきを製造するためのはがきの製造方法。
  3. 【請求項3】はがき台紙と、前記はがき台紙の少なくと
    も表面の一部に貼着された貼着材とを含むはがきであっ
    て、 前記貼着材は シート基材、 前記シート基材の片面に形成され隠ぺい性を有する隠ぺ
    い層、 前記隠ぺい層の表面に形成されるプライマ層、 前記プライマ層の表面に形成され弱い接着力を有する第
    1の熱接着性樹脂層、および 前記第1の熱接着性樹脂層の表面において少なくとも両
    側に形成され強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層
    を含み、さらに 前記第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部分で前
    記シート基材,前記隠ぺい層,前記プライマ層および前
    記第1の熱接着性樹脂層に切目が形成され、 前記プライマ層は前記第1の熱接着性樹脂層の接着力を
    強める材料で形成され、 前記貼着材は前記第1の熱接着性樹脂層および前記第2
    の熱接着性樹脂層によって前記はがき台紙の表面に貼着
    された、はがき。
  4. 【請求項4】シート基材を準備する工程、 前記シート基材の片面に隠ぺい性を有する隠ぺい層を形
    成する工程、 前記隠ぺい層の表面にプライマ層を形成する工程、 前記プライマ層の表面に弱い接着力を有する第1の熱接
    着性樹脂層を形成する工程、 前記第1の熱接着性樹脂層の表面において少なくとも両
    側に強い接着力を有する第2の熱接着性樹脂層を形成す
    る工程、 前記第2の熱接着性樹脂層が形成されていない部分で前
    記シート基材,前記隠ぺい層,前記プライマ層および前
    記第1の熱接着性樹脂層に切目を形成する工程、 はがき台紙を準備する工程、および 前記はがき台紙の少なくとも表面の一部に前記第1の熱
    接着性樹脂層および前記第2の熱接着性樹脂層によって
    前記隠ぺい層を貼着する工程を含み、 前記プライマ層は前記第1の熱接着性樹脂層の接着力を
    強める材料で形成される、特許請求の範囲第3項記載の
    はがきを製造するためのはがきの製造方法。
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