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JP2538525B2 - 変倍フアインダ− - Google Patents

変倍フアインダ−

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Publication number
JP2538525B2
JP2538525B2 JP59280574A JP28057484A JP2538525B2 JP 2538525 B2 JP2538525 B2 JP 2538525B2 JP 59280574 A JP59280574 A JP 59280574A JP 28057484 A JP28057484 A JP 28057484A JP 2538525 B2 JP2538525 B2 JP 2538525B2
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lens
lens group
object side
refractive power
finder
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JP59280574A
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望 北岸
康幸 山田
博喜 中山
浩二 大泉
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  • Optics & Photonics (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は変倍フアインダーに関し、特に写真用カメ
ラ、ビデオカメラ等のフアインダーにおいて好適なフア
インダーの焦点を一定に保ちつつ視野倍率の変倍を行つ
た変倍フアインダーに関するものである。
従来より撮影系とフアインダー系が別体に構成されて
いるカメラでは撮影系が変倍系のときには変倍に伴いフ
アインダーの視野倍率が変化する構成の変倍フアインダ
ーが撮影上好ましい。又カメラに組込むことから小型で
しかも所定の変倍比が容易に得られる構成のものが好ま
しい。特開昭53−63014号公報では物体側より順に負の
屈折力の対物レンズと正の屈折力の接眼レンズより成る
逆ガリレオ式フアインダーにおいて対物レンズを正と負
の屈折力の2つのレンズ群に分割し、このうち負の屈折
力のレンズ群を接眼レンズ側に移動させて変倍を行つた
変倍フアインダーを提案している。しかしながら一般に
逆ガリレオ式フアインダーは対物レンズで形成された虚
像のフアインダー像を観察する構造である為にフアイン
ダー視野が眼の位置によつて変化したり又フアインダー
視野の輪郭が不明瞭となる等の欠点がある。これに対し
てケプラー式フアインダーでは正の屈折力の対物レンズ
で形成された実像のフアインダー像を観察する構造であ
る為、実像位置に視野マスクを設けることが出来、フア
インダー視野の輪郭が明瞭でかつ眼の位置が変化しても
フアインダー視野が変化しない等の長所を有している。
しかしながらケプラー式フアインダーは実像のフアイン
ダー像を形成する為にフアインダー系が大型化しやすく
又光学性能を良好に維持させようとするとフアインダー
系が複雑化する傾向があつた。特に変倍機能を有するケ
プラー式フアインダーではこの傾向が顕著であつた。
本発明は簡易な構成にもかかわらず所定の変倍比が容
易に得られしかも良好なる光学性能の得られるケプラー
式の変倍フアインダーの提供を目的とする。
本発明の目的を達成する為の変倍フアインダーの主た
る特徴は、物体側より順に負の屈折力の第1レンズ群、
正の屈折力の第2レンズ群そして正の屈折力の第3レン
ズ群の3つのレンズ群を有し全体として正の屈折力の対
物レンズと全体として正の屈折力の接眼レンズとを有
し、第1、第2レンズ群により形成されるフアインダー
像を第3レンズ群の近傍に結像させ、第2レンズ群を物
体側へ移動させることにより変倍を行うと共に、それに
伴うフアインダーの焦点調整を第1レンズ群を移動させ
ることにより補正したことである。
次に本発明の一実施例を各図と共に説明する。
第1図は本発明の一実施例の光学系の概略図である。
同図において1,2,3は各々正の屈折力の対物レンズを構
成する負の屈折力の第1レンズ群、正の屈折力の第2レ
ンズ群、正の屈折力の第3レンズ群である。本実施例で
は第2レンズ群を矢印の如く物体側へ移動させて変倍を
行い、それに伴うファインダーの焦点調整を第1レンズ
群を広角端に比べて望遠端において物体側に位置するよ
うに移動させて補正している。これにより第1レンズ群
と第2レンズ群のレンズ構成の簡素化を図りつつ所定の
変倍比が容易に得られるようにしている。第3レンズ群
は変倍の際固定であり、第1レンズ群と第2レンズ群の
合成焦点4の近傍に配置されており、光束を光軸方向に
集光する所謂フイールドレンズの機能を有している。5
は上下左右の逆像をつくるポロプリズムで簡単の為に展
開したガラスブロツクで示している。6は正の屈折力の
接眼レンズ、7は物体、7′は第1レンズ群と第2レン
ズ群により第3レンズ群の近傍に形成された実像のフア
インダー像である。
本実施例においては対物レンズを3つのレンズ群に分
割し、このうち第1レンズ群を負の屈折力、第2レンズ
群を正の屈折力とし、第1レンズ群と第2レンズ群とに
より実像のフアインダー像を形成する構成をとることに
より収差補正を容易にし光学性能の良いフアインダー像
を得ている。又、広角端から望遠端への変倍に際しては
第1レンズ群と第2レンズ群を共に広角端に比べて望遠
端において物体側に位置するように移動させて行い、こ
れによりレンズ構成の簡素化を図りつつ所定の変倍比を
容易に得ている。
そしてフアインダー像をフイールドレンズの機能を有
する第3レンズ群の近傍に形成させることによりフアイ
ンダー光束の拡がりを防止し、後続するフアインダー系
の小型化を図つている。そして倒立のフアインダー像を
ポロプリズムを介して正立正像として接眼レンズで拡大
して観察している。
又本発明において更に高変倍でしかも光学性能の良い
ファインダー像を得るには なる条件を満足させることである。
即ちレンズL11を負の屈折力とし物体側のレンズ面を
物体側に凹面を向けたレンズ形状とすると共に条件式
(1)を満足させることにより主に望遠側のコマ収差を
良好に補正している。条件式(1)の上限値を越えると
物体側のレン面の曲率半径RAがきつくなりすぎ望遠側で
下方性コマ収差が大きくなり、又下限値を越えると物体
側のレンズ面の曲率半径RAが緩くなりすぎ逆に望遠側で
上方性コマ収差が大きくなり更に像面湾曲も著しく補正
過剰となつてくる。
又レンズL21の接眼側のレンズ面を接眼側に凸面を向
けたレンズ形状とすると共に条件式(2)を満足させる
ことにより広角側でのコマ収差を良好に補正している。
条件式(2)の上限値を越えるならば接眼側のレンズ面
の曲率半径RDがきつくなりすぎて望遠側で上側光束によ
るハローの発生が多くなり又下限値を越えると接眼側の
レンズ面の曲率半径RDが緩くなりすぎ広角側で下方性の
コマ収差が発生してくるので好ましくない。
尚、条件式(1),(2)は第1レンズ群を物体側に
凹面を向けた負の屈折力の単一のレンズより構成し、第
2レンズ群を接眼側に凸面を向けた正の屈折力の単一の
レンズより構成したときにコマ収差等の諸収差を良好に
補正する際、特に有効なものである。
一般にフアインダー系においてコマ収差が残存してい
ると観察者が眼を振つた場合、像のゆらぎとなつて表わ
れてくるので本実施例では前述の如く各レンズ形状を特
定し特にコア収差を良好に補正して多少眼を振つてもゆ
らぎのない良好なるフアインダー像を得ている。
レンズ枚数を増加させればコマ収差等の諸収差の補正
は容易になるが反面、レンズ系全体が大型化及び複雑化
してくる。本発明のように第1レンズ群と第2レンズ群
とによってファインダー像を第3レンズ群の近傍に形成
させるレンズ構成において、簡易な構成にもかかわらず
変倍における収差変動を少なくし、全変倍範囲にわたり
良好なる収差補正を達成する為には第1レンズ群と第2
レンズ群のレンズ構成を前述の如く構成する他には第1
レンズ群を両レンズ面が凹面の負の屈折力の単一のレン
ズ、第2レンズ群を接眼側に凸面を向けた正の屈折力の
レンズと正の屈折力のレンズの2つのレンズ又は第1レ
ンズ群を物体側に凹面を向けた負の屈折力のメニスカス
状のレンズと両レンズ面が凹面のレンズの2つのレン
ズ、第2レンズ群を接眼側に凸面を向けた正の屈折力の
レンズと物体側に凸面を向けた正の屈折力のレンズの2
つのレンズ又は第1レンズ群を両レンズ面が凹面のレン
ズと両レンズ面が凸面のレンズの2つのレンズを独立若
しくは貼り合わせ、第2レンズ群を両レンズ面が凹面の
レンズと両レンズ面が凸面のレンズを独立に若しくは貼
り合わせそして物体側に凸面を向けた正の屈折力のメニ
スカス状のレンズの3つのレンズで構成するのが好まし
い。又第3レンズ群を接眼側のレンズ面に比べ物体側の
レンズ面の方が強い屈折力を有する正の屈折力の単一の
レンズで構成し、接眼レンズを少なくとも2枚の正の屈
折力のレンズで構成するのが好ましい。
特に第1レンズ群を1枚又は2枚のレンズより構成
し、第2レンズ群を1枚又は2枚のレンズより構成する
ときは第1レンズ群の最も物体側のレンズを物体側に凹
面を向けた負の屈折力のレンズとし、又第2レンズ群の
最も物体側のレンズを接眼側に凸面を向けた正の屈折力
のレンズより構成すれば少ないレンズ枚数で全変倍範囲
にわたり諸収差、特にコマ収差を良好に補正することが
できる。
尚前述の実施例においてフアインダー像を正立正像と
する為に用いたポリプリズムは必ずしも必要ではなく、
例えば天体望遠鏡の照準用に本発明を適用したときは上
下左右の像が逆転しても差支えないので不要となる。又
後述する第7図に示す実施例の如くポロプリズムの代わ
りに正立レンズ系8を用いフアインダー像7′を更に結
像させた再結像のフアインダー像7″を観察するように
しても良い。
本発明において各レンズを樹脂成形によるレンズで構
成すれば任意の形状のレンズが容易に得られるので好ま
しい。又第1レンズ群と第2レンズ群の少なくとも1つ
のレンズ面に非球面を施せば歪曲収差、非点収差、ハロ
ー等の諸収差を良好に補正することができるので好まし
い。
以上のように本発明によれば対物レンズを正の屈折力
とし、対物レンズを負、正そして正の屈折力の3つのレ
ンズ群に分け第1、第2レンズ群を移動させ変倍を行う
ことによつて、簡易な構成にもかかわらず高変倍でしか
も高性能なフアインダー像が容易に得られるケプラー式
の変倍フアインダーを達成することができる。
次に本発明の数値実施例を示す。数値実施例において
Riは物体側より順に第i番目のレンズ面の曲率半径、Di
は物体側より第i番目のレンズ厚及び空気間隔、Niとν
iは各々物体側より順に第i番目のレンズのガラスの屈
折率とアツベ数である。
数値実施例1 2ω=49.4゜〜27.2゜ R1 =− 6.19 D1 = 1.00 N1=1.84666 ν1=23.
9 R2 = 61.16 D2 =可変 R3 = − 32.31 D3 = 2.50 N2=1.77250 ν2=4
9.6 R4 =− 6.34 D4 = 0.20 R5 = 12.14 D5 = 2.50 N3=1.77250 ν3=49.
6 R6 = 32.87 D6 =可変 R7 = 15.50 D7 = 3.00 N4=1.77250 ν4=49.
6 R8 =−4385.48 D8 = 2.11 R9 =∞ D9 =20.00 N5=1.51633 ν5=6
4.1 R10=∞ D10= 2.50 R11=∞ D11= 1.50 N6=1.62041 ν6=6
0.3 R12= −26.19 D12= 2.70 R13=26.19 D13= 1.50 N7=1.62041 ν7=60.3 R14=∞ RA/RB=−0.101 RD/RC= 0.196 数値実施例2 2ω=49.4゜〜34゜ R1 =− 7.73 D1 = 1.00 N1=1.49171 ν1=57.4 R2 =17.68 D2 =可変 R3 =− 9.30 D3 = 2.00 N2=1.49171 ν2=57.4 R4 =− 5.63 D4 = 0.20 R5 = 14.01 D5 = 2.00 N3=1.49171 ν3=57.4 R6 =−11.75 D6 = 可変 R7 = 11.00 D7 = 3.00 N4=1.47171 ν4=57.4 R8 =−84.45 D8 = 2.00 R9 =∞ D9 =20.00 N5=1.51633 ν5=64.1 R10=∞ D10= 2.50 R11=∞ D11= 1.50 N6=1.62041 ν6=60.3 R12=−26.19 D12= 2.70 R13= 26.19 D13= 1.50 N7=1.62041 ν7=60.3 R14=∞ RA/RB=−0.437 RD/RC= 0.607 数値実施例3 2ω=49.4゜〜34゜ R1 = −9.64 D1 = 1.00 N1=1.84666 ν1=23.9 R2 = −51.56 D2 = 0.72 R3 = −13.44 D3 = 1.00 N2=1.84666 ν2=23.
9 R4 = 84.76 D4 =可変 R5 =− 15.67 D5 = 2.00 N3=1.77250 ν3=49.
6 R6 =− 6.16 D6 = 0.20 R7 = 11.94 D7 = 2.00 N4=1.77250 ν4=49.
6 R8 = 318.13 D8 =可変 R9 = 15.50 D9 = 3.00 N5=1.77250 ν5=49.
6 R10=−4385.48 D10= 2.11 R11=∞ D11=20.00 N6=1.51633 ν6=6
4.1 R12=∞ D12= 2.50 R13=∞ D13= 1.50 N7=1.62041 ν7=6
0.3 R14=− 26.19 D14= 2.70 R15= 26.19 D15= 1.50 N8=1.62041 ν8=60.
3 R16=∞ RA/RB=0.187 RD/RC=0.393 数値実施例4 2ω=49.4゜〜34゜ R1 = −5.77 D1 = 0.70 N1=1.84666 ν1=2
3.9 R2 = 38.00 D2 = 1.50 N2=1.60311 ν2=60.
7 R3 =− 393.77 D3 =可変 R4 = −58.89 D4 = 0.80 N3=1.80518 ν3=25.
4 R5 = 9.09 D5 = 2.50 N4=1.77250 ν4=49.
6 R6 = −6.62 D6 = 0.20 R7 = 11.12 D7 = 2.50 N5=1.77250 ν5=49.
6 R8 =23.65 D8 =可変 R9 =15.50 D9 = 3.00 N6=1.77250 ν6=49.6 R10=−4385.48 D10= 2.11 R11=∞ D11=20.00 N7=1.51633 ν7=6
4.1 R12=∞ D12= 2.50 R13=∞ D13= 1.50 N8=1.62041 ν8=6
0.3 R14= −26.19 D14= 2.70 R15= 26.19 D15= 1.50 N9=1.62041 ν9=60.
3 R16=∞ 数値実施例5 2ω=49.4゜〜34゜ R1 =−6.19 D1=1.00 N1=1.84666 ν1=23.9 R2 =−78.06 D2 =可変 R3 =−32.00 D3 = 3.00 N2=1.88300 ν2=40.8 R4 =−5.65 D4 =可変 R5 = 15.50 D5 = 3.00 N3=1.77250 ν3=49.6 R6 =−4385.48 D6 = 2.11 R7 =∞ D7 =20.00 N4=1.51633 ν4=6
4.1 R8 =∞ D8 = 2.50 R9 =∞ D9 = 1.50 N5=1.62041 ν5=6
0.3 R10=−26.19 D10= 2.70 R11=26.19 D11= 1.50 N6=1.62041 ν6=60.3 R12=∞
【図面の簡単な説明】
第1図、第12図は各々本発明の一実施例の光学系の概略
図、第2、第3、第4、第5、第6図は各々本発明の数
値実施例1〜5のレンズ断面図、第7、第8、第9、第
10、第11図は各々本発明の数値実施例1〜5の諸収差図
である。収差図において(A),(B),(C)は各々
広角端、中間、望遠端での収差図である。図中1,2,3は
第1、第2、第3レンズ群、5はポロプリズムの展開
図、6は接眼レンズ、7は物体、7′はフアインダー
像、7″は再結像によるフアインダー像、8は正立レン
ズ系、dはd線、FはF線、Sはサジタル像面、Mはメ
リデイオナル像面である。収差図の横軸はデイオプタ
ー、Hは瞳面上の高さである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 康幸 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 中山 博喜 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (72)発明者 大泉 浩二 川崎市高津区下野毛770番地 キヤノン 株式会社玉川事業所内 (56)参考文献 特開 昭54−78150(JP,A) 特開 昭55−62420(JP,A) 実公 昭33−7067(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】物体側より順に負の屈折力の第1レンズ
    群、正の屈折力の第2レンズ群そして正の屈折力の第3
    レンズ群の3つのレンズ群を有し全体として正の屈折力
    の対物レンズと全体として正の屈折力の接眼レンズとを
    有し、前記第1,第2レンズ群により形成されるファイン
    ダー像を前記第3レンズ群の近傍に結像させ、前記第2
    レンズ群を物体側へ移動させることにより変倍を行うと
    共に、それに伴うファインダーの焦点調整を前記第1レ
    ンズ群を広角端に比べて望遠端において物体側に位置す
    るように移動させることにより補正し、第1レンズ群を
    物体側に凹面を向けた負の屈折力の単一のレンズL1、第
    2レンズ群を接眼側に凸面を向けた正の屈折力の単一の
    レンズL2より構成し、該レンズL1の物体側と像面側のレ
    ンズ面の曲率半径を各々RA,RBとし、該レンズL2の物体
    側と像面側のレンズ面の曲率半径を各々RC,RDとしたと
    なる条件を満足することを特徴とする変倍ファインダ
    ー。
  2. 【請求項2】物体側より順に負の屈折力の第1レンズ
    群、正の屈折力の第2レンズ群そして正の屈折力の第3
    レンズ群の3つのレンズ群を有し全体として正の屈折力
    の対物レンズと全体として正の屈折力の接眼レンズとを
    有し、前記第1,第2レンズ群により形成されるファイン
    ダー像を前記第3レンズ群の近傍に結像させ、前記第2
    レンズ群を物体側へ移動させることにより変倍を行うと
    共に、それに伴うファインダーの焦点調整を前記第1レ
    ンズ群を広角端に比べて望遠端において物体側に位置す
    るように移動させることにより補正し、第1レンズ群を
    両レンズ面が凹面の負の屈折力の単一のレンズ、第2レ
    ンズ群を接眼側凸面を向けた正の屈折力のレンズと正の
    屈折力のレンズの2つのレンズより構成したことを特徴
    とする変倍ファインダー。
  3. 【請求項3】物体側より順に負の屈折力の第1レンズ
    群、正の屈折力の第2レンズ群そして正の屈折力の第3
    レンズ群の3つのレンズ群を有し全体として正の屈折力
    の対物レンズと全体として正の屈折力の接眼レンズとを
    有し、前記第1,第2レンズ群により形成されるファイン
    ダー像を前記第3レンズ群の近傍に結像させ、前記第2
    レンズ群を物体側へ移動させることにより変倍を行うと
    共に、それに伴うファインダーの焦点調整を前記第1レ
    ンズ群を広角端に比べて望遠端において物体側に位置す
    るように移動させることにより補正し、第1レンズ群を
    物体側に凹面を向けた負の屈折力のメニスカス状のレン
    ズと両レンズ面が凹面のレンズの2つのレンズ、第2レ
    ンズ群を接眼側に凸面を向けた正の屈折力のレンズと物
    体側に凸面を向けた正の屈折力のレンズの2つのレンズ
    より構成したことを特徴とする変倍ファインダー。
  4. 【請求項4】物体側より順に負の屈折力の第1レンズ
    群、正の屈折力の第2レンズ群そして正の屈折力の第3
    レンズ群の3つのレンズ群を有し全体として正の屈折力
    の対物レンズと全体として正の屈折力の接眼レンズとを
    有し、前記第1,第2レンズ群により形成されるファイン
    ダー像を前記第3レンズ群の近傍に結像させ、前記第2
    レンズ群を物体側へ移動させることにより変倍を行うと
    共に、それに伴うファインダーの焦点調整を前記第1レ
    ンズ群を広角端に比べて望遠端において物体側に位置す
    るように移動させることにより補正し、第1レンズ群を
    両レンズ面が凹面のレンと両レンズ面が凸面のレンズの
    2つのレンズを独立若しくは貼り合わせ、第2レンズ群
    を両レンズ面が凹面のレンズと両レンズ面が凸面のレン
    ズを独立に若しくは貼り合わせそして物体側に凸面を向
    けた正の屈折力のメニスカス状のレンズの3つのレンズ
    より構成したことを特徴とする変倍ファインダー。
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