[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP2531307B2 - 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア - Google Patents

全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア

Info

Publication number
JP2531307B2
JP2531307B2 JP3000435A JP43591A JP2531307B2 JP 2531307 B2 JP2531307 B2 JP 2531307B2 JP 3000435 A JP3000435 A JP 3000435A JP 43591 A JP43591 A JP 43591A JP 2531307 B2 JP2531307 B2 JP 2531307B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aromatic polyester
wholly aromatic
polyester resin
resin composition
temperature
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3000435A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04248868A (ja
Inventor
邦明 浅井
忠康 小林
光男 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP3000435A priority Critical patent/JP2531307B2/ja
Priority to EP91121842A priority patent/EP0494422B1/en
Priority to DE69117918T priority patent/DE69117918T2/de
Priority to US07/816,879 priority patent/US5308913A/en
Publication of JPH04248868A publication Critical patent/JPH04248868A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2531307B2 publication Critical patent/JP2531307B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/40Glass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/027Cooking- or baking-vessels specially adapted for use in microwave ovens; Accessories therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/04Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay the materials being non-metallic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K3/00Use of inorganic substances as compounding ingredients
    • C08K3/18Oxygen-containing compounds, e.g. metal carbonyls
    • C08K3/20Oxides; Hydroxides
    • C08K3/22Oxides; Hydroxides of metals
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K7/00Use of ingredients characterised by shape
    • C08K7/02Fibres or whiskers
    • C08K7/04Fibres or whiskers inorganic
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L27/00Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L27/02Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment
    • C08L27/12Compositions of homopolymers or copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and at least one being terminated by a halogen; Compositions of derivatives of such polymers not modified by chemical after-treatment containing fluorine atoms

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Cookers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い耐熱性と機械的強
度、小さな異方性(溶融体の流れ方向と直角方向の性質
の差)、優れた外観、厚生省20号に基づく溶出試験にお
ける低い溶出性、優れた離型性および非粘着性を示す全
芳香族ポリエステル樹脂組成物および該全芳香族ポリエ
ステル樹脂組成物で成形されたオーブンウエアに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ある種のプラスチック材料、たとえばポ
リメチルペンテン、ポリスルホンなどは電子レンジ用の
調理容器として使用されている。しかしながら、マイク
ロ波照射とオーブン加熱方式が加味された電子オーブン
レンジの調理容器すなわちオーブンウエアには、優れた
耐熱性、電気特性、耐薬品性、外観など数々の性能が要
求され、特に耐熱性については、高周波による発熱だけ
でなく、オーブン加熱が加わるため、非常に高い性能が
要求される。たとえば、 200〜250 ℃においても変形は
みられず、実用的な機械的特性を有していなければなら
ない。
【0003】全芳香族ポリエステル樹脂は、その構造に
基づく、種々の優れた性質を有しており、特に耐熱性の
点ではあらゆる樹脂の中でぬきんでている。なかでもテ
レフタル酸やイソフタル酸とパラヒドロキシ安息香酸あ
るいはその誘導体と4,4’−ジヒドロキシジフェニル
あるいはその誘導体から製造される全芳香族ポリエステ
ル樹脂は射出成形可能でかつ高い耐熱性、耐薬品性、耐
油性、耐放射線性、絶縁性など数々の優れた性能をもち
あわせているため、電気、電子分野を中心に広範な用途
に使用されている。例示すると、モーター部品(コンミ
テーター、ブラシホルダー)、ヘアードライヤーグリ
ル、ランプホルダー、リレー部品,プリント基板、コネ
クター、ボビン、IC製造装置部品(ICソケット、ス
リーブ、ウェハーバスケットなど)、サーミスターケー
ス、ヒートシーラー部品、製缶用治具などがある。また
誘電正接が0.004 〜0.02と従来のポリエステルと同様に
大きいにもかかわらず、結晶化度が高く、熱変形温度は
250℃以上と非常に高いため、マイクロ波を照射しても
発熱は熱変形温度以下におさえられ、容易に変形しない
ことから、オーブンウエアとしての耐熱性を有してい
る。
【0004】しかしながら、該芳香族ポリエステル樹脂
は溶融時液晶性を示すため、射出成形した場合、得られ
た成形品は溶融体の流れ方向(MD)に著しく配向する
ため、MDとそれに直角な方向(TD)との収縮率の差
が大きく
【数1】 機械的強度においても配向方向には高い強度を示すがそ
れと直角方向では低い強度を示し、異方性は大きい。ま
た外観は不均一な流れ模様の発生のため美麗ではない。
したがって、該芳香族ポリエステル樹脂でオーブンウエ
アのような比較的大きい形状のものを成形した場合、反
りを生じることが多く、快い外観は得られない。
【0005】以上のような全芳香族ポリエステル樹脂の
もつ問題点を解決するために、従来から種々の繊維状強
化材や充填材の配合が検討されてきた。しかしながら、
ガラス繊維などの繊維状強化材を配合した場合、その配
合量に応じて、剛性の向上と成形収縮率の低下が認めら
れるが、異方性の改良効果は小さく、また外観の改良効
果は得られない。また特開平1-165667号公報には、該全
芳香族ポリエステル樹脂にガラス繊維と酸化チタンを配
合した組成物が開示されているが、酸化チタンの配合に
より、外観は幾分改良されるものの異方性の改良効果は
充分でない。
【0006】一方、特開昭60−124649号公報には、該全
芳香族ポリエステル樹脂にタルクと酸化チタンを配合し
た組成物が開示されているが、これは、該全芳香族ポリ
エステルの樹脂の流動性を損なわないで、著しく外観、
異方性を改良することができるが、機械的強度の低下が
大きい。特に衝撃強度の低下が大きく、オーブンウエア
の容器とした場合、強度的に不充分である。
【0007】さらに、特開昭61-316号公報には、該全芳
香族ポリエステル樹脂、ウォラストナイトおよび酸化チ
タンからなる組成物で成形されたオーブンウエアが開示
されている。この組成物は高い機械的強度、小さな異方
性および優れた外観を有するが、該成形品を厚生省20号
に基づく溶出試験、たとえば4%酢酸水溶液中で 121℃
で 120分の溶出試験を行なった場合、蒸発残留物で表さ
れる溶出量が500ppmを越える極めて高い値を示すため、
オーブンウエアのような食品調理容器として使用するに
は好ましくない。これは該組成物中のウォラストナイト
が4%酢酸中に溶出するためである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、高い耐熱性
と機械的強度、小さな異方性、優れた外観、厚生省20号
に基づく溶出試験における低い溶出性、優れた離型性お
よび非粘着性を有する全芳香族ポリエステル樹脂組成物
および該全芳香族ポリエステル樹脂組成物で成形された
オーブンウエアを提供することを目的とするものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記問題
点を解決するために鋭意検討した結果、該全芳香族ポリ
エステル樹脂に、ガラス繊維、シリカアルミナ繊維から
選ばれた少なくとも一種の繊維状強化材、ガラスビー
ズ、酸化チタンおよび特定構造のフルオロカーボン重合
体を特定量配合することにより、上記目的が達成される
組成物を得、該組成物から得られた成形品は、オーブン
ウエアとして優れた適性を有することを見出し本発明に
至った。
【0010】すなわち本発明は、下式(A)、(B)お
よび(C)で表される繰り返し構造単位からなる全芳香
族ポリエステル樹脂40〜79.5wt%、ガラス繊維、シリカ
アルミナ繊維から選ばれた少なくとも一種の繊維状強化
材 5〜25wt%、ガラスビーズ10〜40wt%、酸化チタン 5
〜25wt%および末端までフッ素化され、下記の方法で求
めた流動温度が 350℃以下のフルオロカーボン重合体
0.5〜10wt%とからなり、繊維状強化材、ガラスビー
ズ、酸化チタンおよびフルオロカーボン重合体の合計量
が全樹脂組成物の20.5〜60wt%である高い耐熱性と機械
的強度、小さな異方性、優れた外観、厚生省20号に基づ
く溶出試験における低い溶出性、優れた離型性および非
粘着性を有する全芳香族ポリエステル樹脂組成物、およ
び該全芳香族ポリエステル樹脂組成物で成形されたオー
ブンウエアを提供するものである。
【化2】 (上式中Xは─O─、─SO2 ─、─S─または─CO
─であり、m、nは独立に0または1である。 (A):(B)の比は1:1〜10:1の範囲にあり、
(B):(C)の比は9:10〜10:9の範囲にある。ま
た上式中の芳香環の置換基は互いにパラまたはメタの位
置にある。)流動温度:内径1mm、長さ10mmのノズルを
もつ毛細管レオメーターを用い、 100kg/cm2の荷重下
において、4℃/分の昇温速度で加熱溶融体をノズルか
ら押出すときに、溶融粘度が48,000ポイズを示す温度。
【0011】本発明に用いられる全芳香族ポリエステル
の成分としては、たとえばパラヒドロキシ安息香酸、メ
タヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、イソフタル酸、
ハイドロキノン、レゾルシン、4,4’−ジヒドロキシ
ジフェニル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルエーテ
ル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4,
4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、4,4’−
ジヒドロキシベンゾフェノンなどやこれらの誘導体を用
いることができる。
【0012】これらの組み合わせのうち、パラヒドロキ
シ安息香酸あるいはそのエステル、テレフタル酸、イソ
フタル酸あるいはそのエステル、4,4’−ジヒドロキ
シジフェニルあるいはそのエステルの組み合わせが特に
好ましい。該芳香族ポリエステルの重合法としては、特
開昭56−104932号公報、特開昭57−44622 号公報などに
開示される方法が可能であるが、特にこれらに限定され
るものではない。
【0013】本発明に用いられるガラス繊維は、樹脂の
強化材として一般的に用いられるもので、数平均繊維長
50〜 250μm のミルドガラス繊維と称される短繊維、
平均繊維長2〜5mmのチョップドガラス繊維と称される
長繊維が適用されるが、成形品の外観からミルドガラス
繊維が好適である。ミルドガラス繊維の中でも数平均
維径が10μm 以下のものが特に好ましい。ミルドガラス
繊維の例としては EFH75-01、EFDE-50-01(以上セント
ラル硝子(株)製)、 REV-8(日本硝子繊維(株)製)
などがある。
【0014】本発明に用いられるシリカアルミナ繊維
は、シリカとアルミナとを主成分とするもので、種々の
組成比のものが市販されており、一般にセラミックファ
イバーと呼ばれているものである。これには、シリカあ
るいはアルミナを主成分とするアルミナ質繊維あるいは
シリカ質繊維をも含むものである。
【0015】シリカアルミナ繊維の代表的なものとして
は、高純度のシリカとアルミナのほぼ等量を電気溶融
し、その細流を高圧の空気で吹きとばすことにより繊維
化したもので、一般的な平均繊維長は50〜200 μm で
ガラス繊維に比べ平均繊維径は 1.8〜3.0 μm と細
く、かつ最高使用温度も1260℃と高い。市販されている
ものの例としてはイビウール(登録商標)CP-U3 、イビ
ウール(登録商標)CP-U11(イビデン(株)製)、カオ
ウール(登録商標)(イソライト工業(株)製)などが
ある。また市販されているアルミナ質繊維の例として
は、サフィル(登録商標)(アイシーアイジャパン
(株)製)がある。
【0016】本発明で用いられるガラスビーズは、樹脂
の充填材として一般的に用いられるもので,特にE−ガ
ラスを原料とし重量平均直径が50μm 以下が好ましい。
市販されているものの例としてはEGB731(東芝バロティ
ーニ(株)製)などがある。
【0017】これらの繊維状強化材およびガラスビーズ
は無処理品で使用されるが、本発明の目的効果を損なわ
ない範囲で、樹脂との親和性を向上させるために、アミ
ノシラン、エポキシシランカップリング剤などで表面処
理されたものとしても使用され得る。
【0018】本発明に用いられる酸化チタンは、二酸化
チタンTiO2 のことで一般的に陰ぺい力の大きい白色
顔料として広く使用されているものである。結晶系には
アナタース型とルチル型があり、前者は準安定性であ
り、高温で安定なルチル型に転移する。またルチル型は
アナタース型より屈折率が大きく陰ぺい力も約35%高く
なることから、本発明においても、ルチル型の方が好ま
しい。重量平均粒径としては0.10〜0.40μm のものが一
般的である。またAlやSiなどの含水酸化物や樹脂と
相溶性のよい有機物でその表面を処理したものも熱安定
性に悪影響を与えない範囲で使用することができる。市
販されているものの例としてはタイペーク(登録商標)
CR−50、CR−60、A−100 (石原産業(株)製)、
KR310 (チタン工業(株)製)などがある。
【0019】配合量としては、全芳香族ポリエステル40
79.5wt%、ガラス繊維、シリカアルミナ繊維から選ば
れた少なくとも一種の繊維状強化材 5〜25wt%、ガラス
ビーズ10〜40wt%、酸化チタン 5〜25wt%および末端ま
でフッ素化され、流動温度が350 ℃以下のフルオロカー
ボン重合体 0.5〜10wt%で、繊維状強化材、ガラスビー
ズ、酸化チタンおよびフルオロカーボン重合体の合計量
が全樹脂組成物の20.5〜60wt%配合したものが有効であ
る。
【0020】すなわち、繊維状強化材、ガラスビーズ、
酸化チタンおよびフルオロカーボン重合体の合計量が樹
脂組成物の60wt%を越え、全芳香族ポリエステルの量が
40wt%未満の時は、溶融流動性が劣り成形が困難となる
か、成形できてももろくオーブンウエアとしては実用に
耐えない。一方、繊維状強化材、ガラスビーズ酸化チ
タンおよびフルオロカーボン重合体の合計量が20.5wt%
未満の時は、異方性の改良効果は不十分でオーブンウエ
アを成形した場合反りを生ずる。
【0021】また、繊維状強化材、ガラスビーズ、酸化
チタンおよびフルオロカーボン重合体の合計量が全樹脂
組成物の20.5〜60wt%であっても、繊維状強化材の量が
5wt%未満であれば、機械的強度が不十分で、25wt%を
超えると得られた成形品の外観は損なわれる。一方、ガ
ラスビーズの量が10wt%未満であれば異方性改良効果は
不十分で、40wt%を超えると機械的強度の低下が大き
い。さらに、酸化チタンの量が5wt%未満であれば外観
の改良効果は不十分で、25wt%を越えて配合しても25wt
%以下の時と外観は同等で、機械的強度の低下をまね
く。さらに、フルオロカーボン重合体の量が 0.5wt%未
満であれば、離型性および非粘着性改良効果は不十分
で、10wt%を超えると機械的強度の低下をまねく。
【0022】本発明で用いられるフルオロカーボン重合
体は、末端までフッ素化され、下記の方法で求めた流動
温度が 350℃以下の低分子量フルオロカーボン重合体で
ある。フルオロカーボン重合体の中では、ポリテトラフ
ルオロエチレン(以下PTFEと略す)が好ましい。流
動温度:内径1mm、長さ10mmのノズルをもつ毛細管レオ
メーターを用い、 100kg/cm2の荷重下において、4℃
/分の昇温速度で加熱溶融体をノズルから押出すとき
に、溶融粘度が48,000ポイズを示す温度。
【0023】該フルオロカーボン重合体を添加した場
合、成形時の金型からの離型が改良されるだけでなく、
オーブンウエアとして使用した場合、非粘着性に優れた
ものとなる。さらに熱安定性および組成物中における分
散性にも優れた組成物が得られる。
【0024】該フルオロカーボン重合体は、特開昭61−
118331号公報や特開昭61−162503号公報に記載されてい
るように、含フッ素ポリマーを 250〜 550℃において、
含チッ素フッ素化合物と接触反応させることにより製造
されるか、分子状フッ素、ハロゲン化フッ化物、および
希ガスのフッ化物の少なくとも1種と接触反応させるこ
とにより製造される。市販されているものの例としては
セフラルルーブ(登録商標)I、IP(セントラル硝子
(株)製)などがある。
【0025】なお、本発明の組成物に対して、本発明の
目的を損なわない範囲で、酸化防止材および熱安定剤、
紫外線吸収剤、染料、顔料などの着色剤などの通常の添
加剤を一種以上添加することもできる。
【0026】本発明の組成物を得るための配合手段は特
に限定されない。全芳香族ポリエステル、繊維状強化
材、ガラスビーズ、酸化チタンおよびフルオロカーボン
重合体をヘンシェルミキサー、タンブラーなどで用いて
混合した後、押出機を用いて溶融混練するのが一般的で
ある。
【0027】
【発明の効果】本発明の組成物は高い耐熱性と機械的強
度、小さな異方性、優れた外観および厚生省20号に基づ
く溶出試験における低い溶出性、優れた離型性および非
粘着性を示すもので、該組成物から成形された容器はオ
ーブンウエアとして好適な特性を有するものである。
【0028】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。参考例1(全芳香族ポ
リエステルAの製造)p−アセトキシ安息香酸10.8kg
(60モル)、テレフタル酸2.49kg(15モル)、イソフタ
ル酸0.83kg(5モル)および4,4’−ジアセトキシジ
フェニル5.45kg(20.2モル)を櫛型攪拌翼をもつ重合槽
に仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しながら昇温し 330
℃で1時間重合させた。この間に副生する酢酸を除去し
ながら、強力な攪拌下で重合させた。その後、系を徐々
に冷却し、 200℃で反応混合物を系外へ取出した。反応
混合物の収量は13.25 kgで理論収量の97.8%であった。
これを細川ミクロン(株)製のハンマーミルで粉砕し、
2.5mm以下の粒子とした。これをさらにロータリーキル
ン中で窒素ガス雰囲気下に 280℃で3時間処理すること
によって、流動温度が 324℃の粒子状の下記の繰り返し
構造単位からなる全芳香族ポリエステルAを得た。この
ポリマーは加圧下で 340℃以上で光学異方性を示した。
【化3】
【化4】
【化5】
【0029】 参考例2(全芳香族ポリエステルBの製造) p−アセトキシ安息香酸 7.2kg(40モル)、テレフタル
酸 3.154kg(19モル)、イソフタル酸0.166 kg(1モ
ル)および4,4’−ジアセトキシジフェニル5.45kg
(20.2モル)を参考例1と同じ条件下で重合させて反応
混合物を得た。これを参考例1と同様に粉砕したあと、
さらに窒素ガス雰囲気下にロータリーキルン中 280℃で
3時間熱処理後、 325℃で3時間熱処理することによっ
て、流動温度が 375℃の粒子状の下記繰り返し構造単位
からなる全芳香族ポリエステルBを得た。このポリマー
は加圧下で 385℃以上で光学異方性を示した。
【化6】
【化7】
【0030】なお、参考例中の流動温度、光学異方性は
次の方法で測定された。○流動温度:(株)島津製作所
製の高化式フローテスターCFT−500 型で測定され、
4℃/分の昇温速度で加熱溶融された樹脂を荷重 100kg
/cm2 の下で内径1mm、長さ10mmのノズルから押出すと
きに、該溶融粘度が48,000ポイズを示す点における温度
である。この温度の低い樹脂ほど流動性が大である。○
光学異方性:溶融状態における樹脂の光学異方性は、加
熱ステージ上に置かれた粉末状の樹脂を偏光下10℃/分
で昇温して肉眼観察により行なった。なお静置下で完全
溶融しない場合はスプリング圧を利用し加圧下で行なっ
た。
【0031】比較例1 全芳香族ポリエステルA、平均径が6μm で平均長
が50μm のガラス繊維(セントラル硝子(株)製EFDE50
−01)、重量平均直径が17μm のガラスビーズ(東芝バ
ロティーニ(株)製)EGB 731 )および酸化チタン(石
原産業(株)製CR−60)を表1に示した組成で混合し、
二軸押出機(池貝鉄工(株)製 PCM−30) を用いて 340
℃の温度で溶融混練することによりペレットを得た。こ
れらを射出成形機(日精樹脂工業(株)製PS40E 5ASE)
を用いて、シリンダー温度 350℃、金型温度 130℃で成
形収縮率測定用試験片(64mm角×3mm厚)、引張テスト
用ASTM 4号ダンベル、加熱変形温度(HDT) 測定用試験片
(127 mm長×12.7mm幅× 6.4mm厚)の成形を行なった。
成形収縮率については、MDとTDの寸法を測定することに
より求め、引張強度、 HDTについては、それぞれ ASTM
D638、 ASTM D648に準拠して測定した。また HDT測定用
試験片から長さ方向に二等分したものからアイゾット衝
撃強度(ノッチなし) を ASTM D256に準拠して測定し
た。これらの結果を表1にまとめて記す。
【0032】比較例2 下記に示す組成物について、射出成形機(三菱重工
(株)製 515/150 MS型)を用いて、シリンダー温度 3
40℃、金型温度 180℃で 148×104 ×深さ32mm(厚み
1.6〜2.0 mm)の容器を成形した結果、すべての組成物
とも反りのない良好な外観を有するものが得られた。比
較例1の組成物:全芳香族ポリエステルA/ガラス繊維
/ガラスビーズ/酸化チタン=50/15/25/10wt%
【0033】この容器あるいは成形収縮率測定用試験片
を用いて、下記の示す方法により、耐落下衝撃性、耐電
子オーブン性、食品汚染性、厚生省20号に基づく溶出試
験を行なった。結果を表2に示す。
【0034】○耐落下衝撃性:空容器を1.5mの高さより
プラスチックタイル上に落とし、クラックのはいるまで
の落下回数を測定した。20回落下後クラックがはいらな
い場合は>20と記す。○耐電子オーブンレンジ性:オー
ブン電子レンジ(松下電器(株)製NE−8300型)のター
ンテーブル上に空容器をのせ、10分間マイクロ波を照射
した後、 600Wの電気ヒーターで 250℃まで加熱し10分
間保持した後取り出し、寸法外観を調べた。 ○食品汚染性:容器にしょう油50ccをいれ、オーブン電
子レンジ(松下電器(株)製NE−8300型)のターンテー
ブル上にのせ、15分マイクロ波を照射後、洗浄する工程
を5回繰り返した後の外観を調べた。○厚生省20号に基
づく溶出試験:収縮率測定用試験片を用いて4%酢酸水
溶液中で 121℃で 120分の溶出試験を行なった後、酢酸
水溶液の蒸発残留量を測定し溶出量とした。
【0035】比較例3 全芳香族ポリエステルAのかわりに全芳香族ポリエステ
ルBを用いて比較例1に相当する組成物を作り、その特
性を測定した。なお、二軸押出機の溶融混練温度は 370
℃で射出成形のシリンダー温度は 400℃に設定した以外
は比較例1と同様にして行なった。結果を表3に表す。
【0036】また比較例3の組成物について比較例2と
まったく同様にして容器を成形したが、反りのない良好
な外観を有するものが得られ、落下衝撃性、耐電子レン
ジ性、食品汚染性、厚生省20号に基づく溶出試験におい
ても比較例1、2と同様の結果を示した。
【0037】実施例1、2 全芳香族ポリエステルA/ガラス繊維/ガラスビーズ/
酸化チタン=50/15/25/10wt%からなる比較例1の組
成物、および全芳香族ポリエステルB/ガラス繊維/ガ
ラスビーズ/酸化チタン=50/15/25/10wt%からなる
比較例3の組成物について、各々の組成物 100重量部に
対し、末端までフッ素化され、流動温度が 318℃のPT
FE(セントラル硝子(株)製セフラルルーブ(登録商
標)I)を3重量部添加した組成物をそれぞれ、比較例
1および比較例3の方法により得、射出成形後、成形収
縮率、引張強度、アイゾット衝撃強度、HDTを測定す
るとともに成形品外観を確認した。結果を表4に示す。
【0038】実施例1と比較例1との比較、実施例2と
比較例3との比較において、PTFEを添加することに
より引張強度、HDTは若干低下し、アイゾット衝撃強
度は若干向上する傾向を示した。また成形収縮率に対し
てはほとんど変わらない値を示した。
【0039】実施例3 PTFEを添加した実施例1、実施例2の組成物から比
較例2の方法に従って容器を成形した。いずれも、金型
からの離型が良好で反りのない良好な外観を有する容器
が得られた。また、落下衝撃性,耐電子レンジ性、食品
汚染性、厚生省20号に基づく溶出試験においても比較例
3と同等の結果を示した。
【0040】これらの容器、および比較例1、比較例3
の組成物から得られた容器それぞれに、しょう油25gを
いれ、オーブン電子レンジ(シャープ(株)製RE−HL10
型)のターンテーブル上にのせ、ヒーター加熱により 2
50℃の設定温度で10分間加熱後、洗浄する工程を5回繰
り返した後の外観を調べた。PTFEを添加した実施例
1、実施例2の組成物から得られた容器は、加熱後、し
ょう油の焼けこげたものがこびりついた状態となるが、
洗浄することにより焼けこげが落ち、5回繰り返した後
も着色はほとんどみられなかった。
【0041】一方、PTFEを添加していない比較例1
及び比較例3から得られた容器は、洗浄しても完全に落
ちず、1回目の状態から若干の着色がみられた。 しょう
油の代わりに、ソース、カレーを入れた場合もまったく
同様の結果であった。 表1〜2 表3〜4
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 7/20 C08K 7/20 //(C08L 67/00 (C08L 67/00 27:12) 27:12)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下式(A)、(B)および(C)で表され
    る繰り返し構造単位からなる全芳香族ポリエステル樹脂
    40〜79.5wt%、ガラス繊維、シリカアルミナ繊維から選
    ばれた少なくとも一種の繊維状強化材5〜25wt%、ガラ
    スビーズ10〜40wt%、酸化チタン5〜25wt%および末端
    までフッ素化され、下記の方法で求めた流動温度が 350
    ℃以下のフルオロカーボン重合体 0.5〜10wt%とからな
    り、繊維状強化材、ガラスビーズ、酸化チタンおよびフ
    ルオロカーボン重合体の合計量が全樹脂組成物の20.5
    60wt%である全芳香族ポリエステル樹脂組成物。 【化1】 (上式中Xは─O─、─SO2 ─、─S─または─CO
    ─であり、m、nは独立に0または1である。 (A):(B)の比は1:1〜10:1の範囲にあり、
    (B):(C)の比は9:10〜10:9の範囲にある。ま
    た上式中の芳香環の置換基は互いにパラまたはメタの位
    置にある。)流動温度:内径1mm、長さ10mmのノズルを
    もつ毛細管レオメーターを用い、 100kg/cm2の荷重下
    において、4℃/分の昇温速度で加熱溶融体をノズルか
    ら押出すときに、溶融粘度が48,000ポイズを示す温度。
  2. 【請求項2】請求項1記載の全芳香族ポリエステル樹脂
    組成物で成形されたオーブンウエア。
JP3000435A 1991-01-08 1991-01-08 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア Expired - Lifetime JP2531307B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3000435A JP2531307B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア
EP91121842A EP0494422B1 (en) 1991-01-08 1991-12-19 Wholly aromatic polyester resin composition and ovenware obtained by moulding said composition
DE69117918T DE69117918T2 (de) 1991-01-08 1991-12-19 Vollaromatische Polyesterharzzusammensetzung und durch Formen solcher Zusammensetzung erhaltenes Kochgeschirr
US07/816,879 US5308913A (en) 1991-01-08 1992-01-02 Wholly aromatic polyester resin composition and ovenware obtained by molding said composition

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3000435A JP2531307B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04248868A JPH04248868A (ja) 1992-09-04
JP2531307B2 true JP2531307B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=11473736

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3000435A Expired - Lifetime JP2531307B2 (ja) 1991-01-08 1991-01-08 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5308913A (ja)
EP (1) EP0494422B1 (ja)
JP (1) JP2531307B2 (ja)
DE (1) DE69117918T2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5567770A (en) * 1993-05-28 1996-10-22 E. I. Du Pont De Nemours And Company Liquid crystalline polymer blends with improved wear properties
US5560845A (en) * 1994-02-28 1996-10-01 E. I. Du Pont De Nemours And Company Laser marking of fluoropolymer composition
AU3984997A (en) * 1996-08-19 1998-03-06 E.I. Du Pont De Nemours And Company Thermoplastic compositions including zinc oxide and tetrafluoroethylene homo or copolymers and shaped articles prepared therefrom
ES2188912T3 (es) * 1996-10-15 2003-07-01 Du Pont Acabado antiadherente para articulos de moldeados.
US6833405B1 (en) * 1998-07-31 2004-12-21 E. I. Du Pont De Nemours And Company Compositions containing liquid crystalline polymers
JP2001026699A (ja) * 1999-05-10 2001-01-30 Sumitomo Chem Co Ltd 液晶ポリエステル樹脂組成物
TW491879B (en) 1999-05-13 2002-06-21 Sumitomo Chemical Co Liquid crystal polyester resin composition and molded article
US6942120B2 (en) * 2002-06-07 2005-09-13 S.C. Johnson & Son, Inc. Disposable bakeware with improved drip resistance at elevated temperatures
US20060237451A1 (en) * 2002-07-26 2006-10-26 Sameuls Michael R Ovenware for microwave oven
EP1525256A2 (en) * 2002-07-26 2005-04-27 E.I. Du Pont De Nemours And Company Improved thermoplastic polymeric ovenware
US20040110890A1 (en) * 2002-08-28 2004-06-10 Claire Brissot Polyester compositions for appearance parts
US20040116603A1 (en) * 2002-08-28 2004-06-17 Toshikazu Kobayashi Polyester compositions for appearance parts
WO2010067561A1 (ja) * 2008-12-11 2010-06-17 ポリプラスチックス株式会社 液晶性樹脂組成物
CN102482449A (zh) 2009-07-24 2012-05-30 提克纳有限责任公司 导热性热塑性树脂组合物和相关应用
EP2456815B1 (en) 2009-07-24 2014-07-16 Ticona LLC Thermally conductive polymer compositions and articles made therefrom
TWI586750B (zh) * 2011-02-28 2017-06-11 住友化學股份有限公司 液晶聚酯組成物及其製造方法
WO2017191828A1 (ja) * 2016-05-02 2017-11-09 住友化学株式会社 樹脂組成物
JP2018020502A (ja) 2016-08-04 2018-02-08 住友化学株式会社 オーブンウェア、オーブンウェアの製造方法及びオーブンウェア成形用樹脂組成物
JP6843545B2 (ja) 2016-08-04 2021-03-17 住友化学株式会社 オーブンウェア及びオーブンウェア形成用液晶ポリエステル樹脂組成物
JP6439027B1 (ja) 2017-11-27 2018-12-19 住友化学株式会社 液晶ポリエステル樹脂組成物および成形体
JP6473796B1 (ja) 2017-11-27 2019-02-20 住友化学株式会社 液晶ポリエステル樹脂組成物および成形体

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3671487A (en) * 1971-05-05 1972-06-20 Gen Electric Glass reinforced polyester resins containing polytetrafluoroethylene and flame retardant additives
JPS6023448A (ja) * 1983-07-19 1985-02-06 Sumitomo Chem Co Ltd 芳香族ポリスルフオン樹脂組成物
JPS6063255A (ja) * 1983-09-16 1985-04-11 Teijin Ltd ポリエステル樹脂組成物
JPS61316A (ja) * 1984-06-13 1986-01-06 住友化学工業株式会社 オ−ブンウエア
JPS61199821A (ja) * 1985-03-01 1986-09-04 住友化学工業株式会社 非粘着性を有するプラスチックオ−ブンウエア
JPH0674377B2 (ja) * 1985-12-26 1994-09-21 住友化学工業株式会社 樹脂組成物
JP2966456B2 (ja) * 1988-10-11 1999-10-25 アモコ・コーポレーシヨン イソフタル酸、テレフタル酸、p‐ヒドロキシ安息香酸、ヒドロキノン及びアリーレンジオールの全芳香族ポリエステル
JPH083034B2 (ja) * 1990-03-14 1996-01-17 住友化学工業株式会社 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオーブンウエア

Also Published As

Publication number Publication date
DE69117918D1 (de) 1996-04-18
US5308913A (en) 1994-05-03
EP0494422A3 (en) 1992-10-21
EP0494422B1 (en) 1996-03-13
JPH04248868A (ja) 1992-09-04
DE69117918T2 (de) 1996-08-08
EP0494422A2 (en) 1992-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2531307B2 (ja) 全芳香族ポリエステル樹脂組成物およびオ―ブンウエア
US5141985A (en) Wholly aromatic polyester resin composition and ovenware obtained by molding said composition
US4585823A (en) Ovenware molded from wholly aromatic polyester composition
US6649730B2 (en) Aromatic polyester amide
US6258927B1 (en) Polyamide composition
US6833405B1 (en) Compositions containing liquid crystalline polymers
JP2013203997A (ja) 液晶ポリエステル組成物、液晶ポリエステル成形体及び液晶ポリエステル組成物を用いたコネクター
JP2003519707A (ja) 小粒径充填剤を含有する液晶ポリマー組成物
JP5349724B2 (ja) 高トラッキングインデックス液晶ポリマーおよび関連用途
EP0449059B1 (en) Liquid-crystal polyester resin composition
US6177500B1 (en) Aromatic polyester composition
JPH07196875A (ja) 難燃性ポリアミド樹脂組成物
JP2001026699A (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物
JPH0770422A (ja) 液晶ポリエステル樹脂組成物およびランプリフレクター
JPS60124649A (ja) 全芳香族ポリエステル樹脂組成物
EP0401502A1 (en) Glass-filled poly(arylene sulphide) compositions
JP3458651B2 (ja) 芳香族ポリサルホン樹脂組成物および電子レンジ調理用容器
JP2560752B2 (ja) 全芳香族ポリエステル樹脂組成物
JPH0684472B2 (ja) 無機フィラー含有共重合ポリエステルアミド組成物
EP0388971A1 (en) Glass filled aromatic sulfide/sulfone polymer compositions and methods of preparation
JP4726785B2 (ja) 液晶ポリマー組成物
JP3024141B2 (ja) 金属インサート成形用サーモトロピック液晶ポリマ組成物
JP2578582B2 (ja) 無機フィラー含有芳香族ポリエステル組成物
JPS60126527A (ja) オ−ブンウエア
JPS63264660A (ja) 無機フィラー含有芳香族ポリエステルアミド組成物

Legal Events

Date Code Title Description
S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080627

Year of fee payment: 12

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D05

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090627

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100627

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110627

Year of fee payment: 15