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JP2527259B2 - 二軸配向ポリエステルフィルム - Google Patents

二軸配向ポリエステルフィルム

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JP2527259B2
JP2527259B2 JP16759390A JP16759390A JP2527259B2 JP 2527259 B2 JP2527259 B2 JP 2527259B2 JP 16759390 A JP16759390 A JP 16759390A JP 16759390 A JP16759390 A JP 16759390A JP 2527259 B2 JP2527259 B2 JP 2527259B2
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film
particles
less
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oriented polyester
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秀仁 南沢
聡 西野
晃一 阿部
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Toray Industries Inc
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、二軸配向ポリエステルフィルム、更に詳し
くは、磁気テープ用ベースフィルム及び、コンデンサー
用、包装用などとして好適な二軸配向ポリエステルフィ
ルムに関するものである。
[従来の技術] 二軸配向ポリエステルフィルムとしては、ポリエステ
ルにシリカ粒子を含有せしめたフィルム(例えば、特開
昭59−171623号公報など)が知られている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来の二軸配向ポリエステルフィ
ルムでは、磁気媒体用途における製品巻き取り工程で製
品の磁性面に傷が発生するという問題が起こっている。
また磁気媒体用途において、近年ビデオカセットのコス
トダウンを目的にカセットハーフ中のガイドピンに樹脂
製のピンが用いられはじめており、上記従来の二軸配向
ポリエステルフィルムでは樹脂製のピンとの摩擦特性が
不良であるため、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性の良好
な二軸配向ポリエステルフィルムが求められている。
本発明の目的は、かかる課題を解消せしめ、製品の磁
性面に傷がつきにくく(以下磁性面傷良好)、更に樹脂
製ガイドピンとの摩擦特性の良好な二軸配向ポリエステ
ルフィルムを提供せんとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、フィルム中での
真球度が1.5以下、平均粒径が0.010μm以上5.00μm以
下である球状の炭酸カルシウム粒子を0.002重量%以上1
0.0重量%以下含有し、かつ、厚さ配向指数が1.20以下
であることを特徴とする二軸配向ポリエステルフィルム
を骨子とするものである。
本発明のポリエステルは特に限定されないが通常ポリ
エチレンテレフタレート、ポリエチレンα,β−ビス
(2−クロルフェノキシ)エタン4,4′−ジカルボキシ
レート、ポリエチレン2,6−ナフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート等が用いられる。中でもポリエチレン
テレフタレートが好ましい。
本発明フィルムに用いる球状炭酸カルシウム粒子のフ
ィルム中での真球度は1.5以下、好ましくは1.3以下であ
る必要がある。球状炭酸カルシウム粒子の真球度が上記
範囲より大きい場合、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性が
不良となるため好ましくない。
またフィルム中における球状炭酸カルシウムの平均粒
径は0.010μm以上5.00μm以下、好ましくは0.050μm
以上3.00μm以下であることが必要である。フィルム中
での平均粒径が上記の範囲より小さい場合樹脂製ガイド
ピンとの摩擦特性が不良となるので好ましくない。また
フィルム中での平均粒径が上記範囲より大きいと磁性面
傷が不良となるので好ましくない。
本発明フィルムに用いる球状炭酸カルシウム粒子のフ
ィルム中の含有量は0.002重量%以上10.0重量%以下、
好ましくは0.005重量%以上5.0重量%以下である必要が
ある。フィルム中での含有量が上記範囲より少ない場合
樹脂製ガイドピンとの摩擦特性が不良となるので好まし
くない。またフィルム中での含有量が上記範囲より多い
場合磁性面傷が不良となるので好ましくない。
本発明フィルムの厚さ配向指数は、1.20以下、好まし
くは1.15以下である必要がある。フィルムの厚さ配向指
数が1.20を越えると、本発明の効果が得られないため好
ましくない。
本発明フィルム中の粒子の相対標準偏差が0.7以下、
好ましくは0.5以下、更に好ましくは0.4以下であること
は、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性を良好とするために
望ましい。
本発明フィルムの表面の突起最大高さRtと突起十点平
均高さP10の比(Rt/P10)が2.0以下であると、磁性面
傷、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性の両方を良好とする
のに好ましい。
本発明における球状炭酸カルシウムの結晶形態はバテ
ライト構造であることは磁性面傷、樹脂製ガイドピンと
の摩擦特性の両方を良好とするのに有効である。
尚、上記球状炭酸カルシウム粒子以外の不活性粒子お
よび、内部析出粒子を本発明の効果を阻害しない範囲で
あれば併用してもかまわない。ここでいう不活性粒子と
しては、酸化アルミニウム、二酸化チタン、架橋エチル
スチレン−ジビニルベンゼン共重合体などが挙げられ
る。特に微細な不活性粒子を併用することは、フィルム
の特性を更に向上させる上で好ましい。
更に、本発明フィルムの平均表面粗さは特に限定され
ないが、少なくとも片面の平均表面粗さが0.003〜0.060
μmの範囲にある場合に樹脂製ガイドピンとの摩擦特性
が良好となるので望ましい。
次に本発明フィルムの製造方法を説明する。
まず、所定のポリエステルに球状炭酸カルシウム粒子
を含有せしめる方法としては、重合前、重合中、重合後
のいずれに添加してもよいが、ポリエステルのジオール
成分であるエチレングリコールなどに、スラリーの形で
混合、分散せしめて添加する方法を用いるのが好まし
い。分散方法としては、微細なガラスビーズなどをメデ
ィアとして分散させた後、ガラスビーズを除去するメデ
ィア分散法などが好ましい。
また、ベント式の二軸混練押し出し機を用いて、球状
炭酸カルシウムの粉体、または水スラリーとしたもの
を、粒子の添加されていないポリエステルのペレットと
混練する方法も粒子を均一に分散添加させる方法として
好ましい。
粒子の含有量を調節する方法としては、高濃度のマス
ターペレットを製膜時に稀釈する方法を用いると本発明
の効果がいっそう大きくなるので好ましい。
次に、このポリエステルを十分乾燥した後、公知の溶
融押出機に供給し、濾過フィルターを経た後260〜320℃
でスリット状口金から溶融押出し、冷却固化せしめて未
延伸フィルムを作る。
また、キャスト時のドラフト比(口金のスリット幅/
未延伸フィルムの厚み)は5〜30程度の値であること
が、本発明の効果を得るのに有効である。
次にこの未延伸フィルムを二軸延伸し、二軸配向せし
める。延伸方法としては、逐次二軸延伸法または同時二
軸延伸法を用いることができる。ただし、最初に長手方
向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用いた
方が好適である。
長手方向の延伸は70〜120℃で、2段または3段に分
けて、4〜5倍延伸する方法を用いる。
幅方向の延伸は、80〜120℃で3〜倍延伸するのが好
ましい。
また、一旦、二軸延伸したフィルムを少なくとも一方
向に更に延伸しても良い。
また必要に応じて、この延伸フィルムを熱処理するこ
ともできる。この場合の熱処理条件としては、定長下で
150〜220℃、好ましくは170〜210℃の範囲で0.5〜30秒
間行なうことが好ましい。
また、溶融押出し時に公知の複合押出し機、すなわ
ち、2台以上の押出し機、2層以上のマニホールド、ま
たは合流ブロックを用いて2層以上の複合二軸配向フィ
ルムとすることは、本発明の効果を得る上でより好まし
い。
[作用] 本発明フィルムは、含有する粒子の種類と形状を限定
し、粒子の粒径と添加量を特定の範囲とすることによ
り、粒子の特性が最大限に発揮され本発明の効果が得ら
れたものと推定される。
[特性の測定法] 本発明の特性値は次の測定法、評価基準によるもので
ある。
(1) フィルム中での粒子の真球度 粒子を含有したフィルムを、フィルム平面に垂直に厚
さ1000Åの超薄切片とし、透過型電子顕微鏡(例えば日
本電子製JEM−1200EXなど)を用いて、10万倍程度で100
視野について粒子を観察し個々の粒子の最長径(D1)、
最短径(D2)を求める。求めた最長径、最短径より下式
にて求められる値を真球度とした。
真球度=Σ(D1/D2)/N N:粒子総個数 (2) フィルム中での平均粒径、相対標準偏差 粒子を含有したフィルムを、特性の測定法(1)と同
様に透過型電子顕微鏡にて粒子を観察し、100視野につ
いて円相当径を測定し、その平均粒径、相対標準偏差を
求めた。ここでいう相対標準偏差とは、粒子の標準偏差
を粒子の平均径で割った値を意味する。
(3) 粒子含有量 析出粒子量の測定:ポリエステルを溶解させ、かつ粒
子を溶解させない溶媒にポリエステル100グラムを加え
て加熱し、完全にポリエステルを溶解させる。この溶液
を日立工機(株)製超遠心機55P−72を用い、30000rpm
で40分間遠心分離を行ない、得られた粒子を真空乾燥す
る。該粒子を走査型差動熱量計にて測定した時、ポリエ
ステル相当する融解ピークが認められる場合には該粒子
に再び溶媒を加え、加熱溶解後、遠心分離操作を行な
う。融解ピークが認められなくなった時、この粒子の重
量を測定する。この重量を100グラムで割り、パーセン
ト表示したものを含有量とした。
なお、通常遠心分離操作は3回程度で十分である。
また必要に応じて熱分解ガスクロマトグラフィーや赤
外吸収、ラマン散乱、SEM−XMAなどを利用して定量す
る。
(4) 表面の粗さパラメータRt、P10、Ra WYKO社製HiRes−TOPO−3D(Videk社製高解像度カメラ
(1024×1024画素に分割)内蔵、20倍レンズ使用)にて
フィルム表面を測定する。この1024×1024の画素を持っ
た画像について、その中心面に平行な平面を10nmおきに
想定し、10画素以上の連続した大きさをもち、かつ突起
と認識できる部分の最大高さをその突起の高さとみな
し、高いほうから10個の突起を平均する。次に凹みにつ
いても同様に、低いほうから10個の凹みを平均し、10個
の突起の平均と10個の凹みの平均の差をとる。これを10
面について行ない平均した値をP10とした。又、この時
各面での最も高い突起の値と、最も低い凹みの値の差を
とり、10面について平均した値をRtとした。
また表面平均粗さRaは下式にて表わされる。
Zi:画素iの高さ N:総画素数 i:1〜N (5) 磁性面傷 市販のビデオテープを磁性面を表にして張力100グラ
ムで直径7mmのピンの円周方向にテープの長手方向を巻
き付ける。更に幅1/2インチのテープ状にスリットした
評価フィルムを巻き付け角60度、張力50グラムでビデオ
テープの長手方向に重ね併せて巻き付け、評価フィルム
を走行速度20cm/分で5cmを10往復走行させる。この時、
磁性面に発生した傷を観察し、ほとんど傷が無い場合を
磁性面傷良好、テープ幅あたり10本以上の傷が入ってい
る場合を磁性面傷不良と判定した。
(6) 樹脂製ガイドピンとの摩擦特性 フィルムを幅1/2インチのテープ状にスリットしたも
のをテープ走行試験機SFT−700型((株)横浜システム
研究所製)を使用し、40℃、80%RH雰囲気で走行させ、
50パス目の摩擦係数を下式により求めた。
μ=0.733log(T2/T1) ここでT1は入側張力、T2は出側張力である。ガイド径
は6mmφであり、ガイド材質はポリオキシメチレン(表
面粗さは20〜40nm程度のもの)、巻き付け角は90度、走
行速度は20cm/分、繰り返しのストロークは15cmであ
る。この測定によって得られた摩擦係数μが0.35以下の
場合は摩擦特性良好、0.35を越えるものは摩擦特性不良
と判定した。
摩擦係数μが0.35という値は、製品使用時の走行に耐
え得るかどうかの臨界値である。
(7) 炭酸カルシウムの結晶形態 特性の測定法(3)と同様の方法でポリエステル中か
ら粒子を分離させ、真空乾燥後の粒子を通常のX線回折
法により粒子の結晶構造を測定する。
(8) フィルムの厚さ配向指数 ナトリウムD線(波長589nm)を光源としてアッブ屈
折率計を用いて、無配向フィルムの厚さ方向の屈折率
(Aとする)および二軸配向フィルムの厚さ方向の屈折
率(Bとする)を測定し、A/Bをもって厚さ配向指数と
した。マウント液にはヨウ化メチレンを用い、25℃、65
%RHにて測定した。
[実施例] 次に実施例に基づき、本発明の実施態様を説明する。
実施例1(第1表) 球状炭酸カルシウム粒子を、ガラスビーズを用いたメ
ディア分散法によりエチレングリコール中に均一に分散
させ、ジメチルテレフタレートと重合して、ポリエチレ
ンテレフタレートのペレットを得た。ポリエステルに対
する粒子の含有量を測定したところ、炭酸カルシウムの
含有量は1.0重量%であった。
球状炭酸カルシウム粒子含有マスターペレット15重量
部、実質的に粒子を含有しないポリエチレンテレフタレ
ートのペレット85重量部を混合し、このペレットを、18
0℃で3時間減圧乾燥(3Torr)後、押出機に供給し、高
精度濾過(5μカットフィルター)し290℃で溶融押出
し、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃のキャス
ティングドラムに巻きつけて冷却固化し、厚さ約180μ
mの未延伸フィルムを作った。この時の口金スリット間
隙/未延伸フィルムの厚さの比(ドラフト比)は10であ
った。
この未延伸フィルムを90℃にて長手方向に4.2倍延伸
した。この一軸フィルムをステンタを用いて100℃で幅
方向に3.6倍延伸し、定長下で205℃にて5秒間熱処理
し、厚さ11μmのフィルムを得た。
このフィルム中に含有される炭酸カルシウムは0.15重
量%であり、炭酸カルシウムの結晶形態はバテライト構
造であった。
また、フィルム中の炭酸カルシウム粒子の真球度、平
均粒径、粒子の相対標準偏差を測定したところ、真球度
は1.2、平均粒径は0.65μm、相対標準偏差は0.30であ
った。
次に、このフィルムの表面の突起最大高さRt、突起十
点平均高さP10を測定し、その比(Rt/P10)をとったと
ころ1.2であり、フィルムの厚さ配向指数は1.06であっ
た。
また、このフィルムの表面平均粗さは、0.012μmで
あった。
このフィルムの磁性面傷を測定すると、磁性面につい
た傷の本数は3本であり良好であった。
また、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性も、摩擦係数μ
が0.25であり良好であった。
このように、フィルム中の粒子の真球度、平均粒径、
および含有量、厚さ配向指数を特定の範囲とすることに
より、磁性面傷、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性の両方
を満足する二軸配向ポリエステルフィルムとなり得るこ
とがわかる。
実施例2〜9、比較例1〜8(第1表) 含有する粒子の真球度、平均粒径、含有量、製膜条件
などを変更し、実施例1と同様にポリエチレンテレフタ
レートの二軸配向フィルムとした。含有粒子の真球度、
平均粒径、含有量、厚さ配向指数の全てが本発明の範囲
内であるものは、磁性面傷、樹脂製ガイドピンとの摩擦
特性が共に良好であった。またフィルム中での粒子の相
対標準偏差、突起最大高さRtと突起十点平均高さP10の
比(Rt/P10)、フィルム中の粒子の相対標準偏差を特定
の範囲とすることは、樹脂製ガイドピンとの摩擦特性の
向上に更に望ましいことがわかる。また炭酸カルシウム
の結晶形態がバテライト構造であることは、磁性面傷、
樹脂製ガイドピンとの摩擦特性を共に良好とするのに有
効であることがわかる。(実施例2〜9) しかし含有粒子の種類、真球度、平均粒径、含有量の
いずれかが本発明の範囲をはずれる場合、磁性面傷、樹
脂製ガイドピンとの摩擦特性の両方を良好とすることは
できなかった。(比較例1〜8) [発明の効果] 本発明は、含有する粒子の種類、形状、平均粒径、含
有量、厚さ方向の配向を特定の範囲とし、フィルム加工
時、あるいは製品として使用時の磁性面傷、樹脂製ガイ
ドピンとの摩擦特性が共に良好な二軸配向ポリエステル
フィルムとしたのであり、各種用途での加工工程、使用
状況の苛酷化に対応できるものである。本発明フィルム
の用途は特に限定されないが、加工工程、製品としての
使用時において磁性面の傷、ガイドピンとの摩擦特性が
製品性能上の問題となる磁気記録媒体用ベースフィルム
として有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 7:00 B29L 7:00 (56)参考文献 特開 平4−41534(JP,A) 特開 平3−292354(JP,A) 特開 平1−193327(JP,A) 特開 昭63−280617(JP,A) 特開 昭60−71632(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルム中での真球度が1.5以下、平均粒
    径が0.010μm以上5.00μm以下である球状の炭酸カル
    シウム粒子を0.002重量%以上10.0重量%以下含有し、
    かつ、厚さ配向指数が1.20以下であることを特徴とする
    二軸配向ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】フィルム中の炭酸カルシウム粒子の相対標
    準偏差が0.7以下であることを特徴とする請求項第1項
    記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】フィルム表面の突起最大高さRtと突起十点
    平均高さP10の比(Rt/P10)が2.0以下であることを特徴
    とする請求項第1項または第2項記載の二軸配向ポリエ
    ステルフィルム。
  4. 【請求項4】炭酸カルシウムの結晶形態がバテライト構
    造であることを特徴とする請求項第1項〜第3項のいず
    れかに記載の二軸配向ポリエステルフィルム。
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