JP2525306B2 - 高圧ガスの充填、保管等の為の方法および構築物 - Google Patents
高圧ガスの充填、保管等の為の方法および構築物Info
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- JP2525306B2 JP2525306B2 JP4072311A JP7231192A JP2525306B2 JP 2525306 B2 JP2525306 B2 JP 2525306B2 JP 4072311 A JP4072311 A JP 4072311A JP 7231192 A JP7231192 A JP 7231192A JP 2525306 B2 JP2525306 B2 JP 2525306B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空のガスボンベを搬入
し、ガスを充填した後に保管し、随時搬出する高圧ガス
の充填、保管等の為の方法および構築物に係り、更に詳
しくは保管時の安全性を図ったものに関する。
し、ガスを充填した後に保管し、随時搬出する高圧ガス
の充填、保管等の為の方法および構築物に係り、更に詳
しくは保管時の安全性を図ったものに関する。
【0002】
【従来技術】空になったLPガスなどのガスボンベは、
高圧ガス充填ステーションに集められてガスが充填さ
れ、一旦保管された後、随時出荷されている。従来の高
圧ガス充填ステーションは、同一のフロアにガスボンベ
の搬入部、ガス充填部、ガスボンベの保管部、ガスボン
ベの搬出部がいわば雑然と設けてあり、これによる流れ
作業的な管理方法を採っている。
高圧ガス充填ステーションに集められてガスが充填さ
れ、一旦保管された後、随時出荷されている。従来の高
圧ガス充填ステーションは、同一のフロアにガスボンベ
の搬入部、ガス充填部、ガスボンベの保管部、ガスボン
ベの搬出部がいわば雑然と設けてあり、これによる流れ
作業的な管理方法を採っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】けれども、上記した従
来の高圧ガス充填ステーションには次のような課題があ
った。すなわち、高圧ガスの取扱いでは法律上、保管部
の上部に床部を設けることができない。このため、高圧
ガス充填ステーションは各工程が同一のフロアに配置し
てあり、いわば平面的な構造である。なお高圧ガス充填
ステーションが十分な処理能力を確保するためにはガス
ボンベの十分な保管能力が必要とされるが、従来の構造
では上記理由から広い用地が必要になる。しかし、人口
密集地に近く、高圧ガス充填ステーションの立地として
好都合な都市部においては、広い用地の確保は難しく、
このため都市部には十分な処理能力を有する高圧ガス充
填ステーションを建設することが事実上困難になってき
ている。
来の高圧ガス充填ステーションには次のような課題があ
った。すなわち、高圧ガスの取扱いでは法律上、保管部
の上部に床部を設けることができない。このため、高圧
ガス充填ステーションは各工程が同一のフロアに配置し
てあり、いわば平面的な構造である。なお高圧ガス充填
ステーションが十分な処理能力を確保するためにはガス
ボンベの十分な保管能力が必要とされるが、従来の構造
では上記理由から広い用地が必要になる。しかし、人口
密集地に近く、高圧ガス充填ステーションの立地として
好都合な都市部においては、広い用地の確保は難しく、
このため都市部には十分な処理能力を有する高圧ガス充
填ステーションを建設することが事実上困難になってき
ている。
【0004】そこで本発明の目的は、広い用地の確保が
困難な都市部において、空のガスボンベを搬入し、ガス
を充填した後に保管し、随時搬出するにあたり、ガスボ
ンベの保管部として立体式保管庫を採用して用地の有効
な活用を図ることにより、十分な処理能力を有する高圧
ガスの充填、保管等の為の構築物、すなわち高圧ガス充
填ステーションの建設を可能にすることにある。また、
本発明の他の目的は、大量のガスボンべの搬入、保管及
び搬出を効率よく行えるようにするとともに、保管時の
安全性にも十分考慮を図ることにある。
困難な都市部において、空のガスボンベを搬入し、ガス
を充填した後に保管し、随時搬出するにあたり、ガスボ
ンベの保管部として立体式保管庫を採用して用地の有効
な活用を図ることにより、十分な処理能力を有する高圧
ガスの充填、保管等の為の構築物、すなわち高圧ガス充
填ステーションの建設を可能にすることにある。また、
本発明の他の目的は、大量のガスボンべの搬入、保管及
び搬出を効率よく行えるようにするとともに、保管時の
安全性にも十分考慮を図ることにある。
【0005】
【発明の構成】上記課題を解決するために講じた本発明
の構成は次のとおりである。第1の発明にあっては、高
圧ガスの充填、保管等の為の方法であって、この方法
は、ガスボンベを搬入部から搬入する工程、搬入したガ
スボンベにガスを充填する工程、上記工程で得られた、
高圧ガスを充填したボンベを立体式保管庫に収納し、こ
の立体式保管庫から必要に応じて随時搬出する工程、を
含み、ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を
走行するパレット装置により行なわれ、当該パレット装
置は、走行車輪と、当該走行車輪を昇降するエアシリン
ダと、当該エアシリンダを作動させるエアタンクと、レ
ール嵌入溝が設けてあり上記エアシリンダを作動させて
上記走行車輪を上昇させ上記パレット装置をレール上に
据えるときにレールに外嵌する固定脚と、を備えてお
り、上記パレット装置をレール上に据えるときには上記
走行車輪を上昇させ、パレット装置を移動させるときは
上記走行車輪を下げてレール上を走行させるようにした
ことを特徴とする、 高圧ガスの充填、保管等の為の方
法である。
の構成は次のとおりである。第1の発明にあっては、高
圧ガスの充填、保管等の為の方法であって、この方法
は、ガスボンベを搬入部から搬入する工程、搬入したガ
スボンベにガスを充填する工程、上記工程で得られた、
高圧ガスを充填したボンベを立体式保管庫に収納し、こ
の立体式保管庫から必要に応じて随時搬出する工程、を
含み、ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を
走行するパレット装置により行なわれ、当該パレット装
置は、走行車輪と、当該走行車輪を昇降するエアシリン
ダと、当該エアシリンダを作動させるエアタンクと、レ
ール嵌入溝が設けてあり上記エアシリンダを作動させて
上記走行車輪を上昇させ上記パレット装置をレール上に
据えるときにレールに外嵌する固定脚と、を備えてお
り、上記パレット装置をレール上に据えるときには上記
走行車輪を上昇させ、パレット装置を移動させるときは
上記走行車輪を下げてレール上を走行させるようにした
ことを特徴とする、 高圧ガスの充填、保管等の為の方
法である。
【0006】第2の発明にあっては、高圧ガスの充填、
保管等の為の構築物であって、この構築物は、ガスボン
ベを搬入する搬入部と、ガスボンベにガスを充填する充
填部と、ガスを充填したガスボンベを立体的に保管する
立体式保管庫と、ガスボンベを搬出する搬出部と、を備
え、ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を走
行するパレット装置により行なわれるように構成し、当
該パレット装置は、走行車輪と、当該走行車輪を昇降す
るエアシリンダと、当該エアシリンダを作動させるエア
タンクと、レール嵌入溝が設けてあり上記エアシリンダ
を作動させて上記走行車輪を上昇させ上記パレット装置
をレール上に据えるときにレールに外嵌する固定脚と、
を備えていることを特徴とする、高圧ガスの充填、保管
等の為の構築物である。
保管等の為の構築物であって、この構築物は、ガスボン
ベを搬入する搬入部と、ガスボンベにガスを充填する充
填部と、ガスを充填したガスボンベを立体的に保管する
立体式保管庫と、ガスボンベを搬出する搬出部と、を備
え、ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を走
行するパレット装置により行なわれるように構成し、当
該パレット装置は、走行車輪と、当該走行車輪を昇降す
るエアシリンダと、当該エアシリンダを作動させるエア
タンクと、レール嵌入溝が設けてあり上記エアシリンダ
を作動させて上記走行車輪を上昇させ上記パレット装置
をレール上に据えるときにレールに外嵌する固定脚と、
を備えていることを特徴とする、高圧ガスの充填、保管
等の為の構築物である。
【0007】搬入部および搬出部の構造は、通常はトラ
ックなどの輸送車両が横付けできる構造であるが、それ
に限定するものではない。充填部に備えてあるガス充填
機は、さまざまな方式のものが使用され、一方式に限定
するものではない。ガスボンベは、パレット等に載せて
複数本まとめて収納管理することもできるし、一本ずつ
個別に収納管理することもできる。立体式保管庫は、地
上に設けてもよいし、地下に設けてもよく、さらには地
上と地下の併用型でもよい。立体式保管庫の防護壁の構
造は、爆発等の万一の際に内部圧力を逃がしつつ壁材等
が飛散しないような構造が好ましく、例えば十分な強度
を有する金網壁等である。立体式保管庫の保安設備の種
類や構造は特に限定せず、例えば消火器、散水装置、ガ
ス漏れ検知器、カメラやモニターテレビによる監視設備
等をあげることができる。
ックなどの輸送車両が横付けできる構造であるが、それ
に限定するものではない。充填部に備えてあるガス充填
機は、さまざまな方式のものが使用され、一方式に限定
するものではない。ガスボンベは、パレット等に載せて
複数本まとめて収納管理することもできるし、一本ずつ
個別に収納管理することもできる。立体式保管庫は、地
上に設けてもよいし、地下に設けてもよく、さらには地
上と地下の併用型でもよい。立体式保管庫の防護壁の構
造は、爆発等の万一の際に内部圧力を逃がしつつ壁材等
が飛散しないような構造が好ましく、例えば十分な強度
を有する金網壁等である。立体式保管庫の保安設備の種
類や構造は特に限定せず、例えば消火器、散水装置、ガ
ス漏れ検知器、カメラやモニターテレビによる監視設備
等をあげることができる。
【0008】作 用 本発明は上記構成を備え、広い用地の確保が困難な都市
部において、空のガスボンベを搬入し、ガスを充填した
後に保管し、随時搬出するにあたり、ガスボンベの保管
部として立体式保管庫を採用したので用地の有効な活用
を図ることができ、十分な処理能力を有する、高圧ガス
の充填、保管等の為の構築物、すなわち高圧ガス充填ス
テーションの建設が可能となる。
部において、空のガスボンベを搬入し、ガスを充填した
後に保管し、随時搬出するにあたり、ガスボンベの保管
部として立体式保管庫を採用したので用地の有効な活用
を図ることができ、十分な処理能力を有する、高圧ガス
の充填、保管等の為の構築物、すなわち高圧ガス充填ス
テーションの建設が可能となる。
【0009】ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レー
ル上を走行するパレット装置により行なわれ、パレット
装置は、走行車輪と、走行車輪を昇降するエアシリンダ
と、エアシリンダを作動させるエアタンクと、レール嵌
入溝が設けてありエアシリンダを作動させて走行車輪を
上昇させパレット装置をレールトに掘えるときにレール
に外嵌する固定脚と、を備えており、上記パレット装置
をレール上に据えるときには走行車輪を上昇させ、パレ
ット装置を移動させるときは走行車輪を下げてレール上
を走行させるようにしている。このようにパレット装置
は、それ自体に走行車輪を昇降するエアシリンダを作動
させるエアタンクを備えているのでエアーホース等の設
備がいらず単独で自由に動くことができる。 また、パレ
ット装置の固定構造として、固定脚に設けられているレ
ール嵌入溝がレールに外嵌する構造を採用しているため
にレール上に据えるときの位置決めが自由である。従っ
て例えばパレット装置にガスボンベが偏って載っている
とき等は、パレット装置をゴンドラへ載せるときに積み
荷の状態に適した位置で止めることによってバランスを
とることができる。しかも位置決めピン等で固定するの
とは界なってレールへの穴加工等も不要である。 これら
のことから大量のガスボンベの搬入、保管及び搬出が効
率的に行なわれるだけでなく、パレット装置の移動時以
外はパレット装置をレール上の適当な位置に据え付け固
定できるので、危険物である高圧ガスを充填したガスボ
ンベが安全に搬入、保管及び搬出できる。
ル上を走行するパレット装置により行なわれ、パレット
装置は、走行車輪と、走行車輪を昇降するエアシリンダ
と、エアシリンダを作動させるエアタンクと、レール嵌
入溝が設けてありエアシリンダを作動させて走行車輪を
上昇させパレット装置をレールトに掘えるときにレール
に外嵌する固定脚と、を備えており、上記パレット装置
をレール上に据えるときには走行車輪を上昇させ、パレ
ット装置を移動させるときは走行車輪を下げてレール上
を走行させるようにしている。このようにパレット装置
は、それ自体に走行車輪を昇降するエアシリンダを作動
させるエアタンクを備えているのでエアーホース等の設
備がいらず単独で自由に動くことができる。 また、パレ
ット装置の固定構造として、固定脚に設けられているレ
ール嵌入溝がレールに外嵌する構造を採用しているため
にレール上に据えるときの位置決めが自由である。従っ
て例えばパレット装置にガスボンベが偏って載っている
とき等は、パレット装置をゴンドラへ載せるときに積み
荷の状態に適した位置で止めることによってバランスを
とることができる。しかも位置決めピン等で固定するの
とは界なってレールへの穴加工等も不要である。 これら
のことから大量のガスボンベの搬入、保管及び搬出が効
率的に行なわれるだけでなく、パレット装置の移動時以
外はパレット装置をレール上の適当な位置に据え付け固
定できるので、危険物である高圧ガスを充填したガスボ
ンベが安全に搬入、保管及び搬出できる。
【0010】
【実施例】本発明を図面に示した実施例に基づき更に詳
細に説明する。図1は高圧ガス充填ステーションの一実
施例を示す一部を省略した斜視図、図2は立体式保管庫
の構造を示す説明図、図3はパレット装置の構造を示す
説明図、図4はパレット装置のリフト装置の構造を示す
説明図である。符号Aは高圧ガスの充填、保管等の為の
構築物である高圧ガス充填ステーションで、屋根部10
を有し、床をやや高くしたフロア1を備えている。フロ
ア1の正面側には輸送車両Tが横付けできるようにした
搬入部2、2aと搬出部3が並べて設けてある。搬入部
2、2aの後方には充填部4が設けてあり、また搬出部
3のやや後方には立体式保管庫5が設けてある。なおフ
ロア1の後部にはガスタンク6が設けてある。
細に説明する。図1は高圧ガス充填ステーションの一実
施例を示す一部を省略した斜視図、図2は立体式保管庫
の構造を示す説明図、図3はパレット装置の構造を示す
説明図、図4はパレット装置のリフト装置の構造を示す
説明図である。符号Aは高圧ガスの充填、保管等の為の
構築物である高圧ガス充填ステーションで、屋根部10
を有し、床をやや高くしたフロア1を備えている。フロ
ア1の正面側には輸送車両Tが横付けできるようにした
搬入部2、2aと搬出部3が並べて設けてある。搬入部
2、2aの後方には充填部4が設けてあり、また搬出部
3のやや後方には立体式保管庫5が設けてある。なおフ
ロア1の後部にはガスタンク6が設けてある。
【0011】フロア1には、搬入部2、2aの後部から
立体式保管庫5の後部にかけて、後で説明するパレット
装置9、9aを搬送できる搬送レール7が敷設してあ
る。搬送レール7は、搬入部2、2aに対応し、横方向
に設けられた搬入側レール71と、立体式保管庫5に対
応する導入側レール72と、搬入側レール71と導入側
レール72とをつなぐ中継レール73とからなる。充填
部4には三基のガス充填機41、42、43が備えてあ
る。フロア1には各ガス充墳機41、42、43に対応
して、先端部が搬入側レール71に近接したローラコン
ベア11、12、13が敷設してある。また符号14は
補助用のローラコンベアである。またガス充填機41、
42、43の後部から、立体式保管庫5後部の導入側レ
ール72の後部にかけてローラコンベア15が敷設して
ある。
立体式保管庫5の後部にかけて、後で説明するパレット
装置9、9aを搬送できる搬送レール7が敷設してあ
る。搬送レール7は、搬入部2、2aに対応し、横方向
に設けられた搬入側レール71と、立体式保管庫5に対
応する導入側レール72と、搬入側レール71と導入側
レール72とをつなぐ中継レール73とからなる。充填
部4には三基のガス充填機41、42、43が備えてあ
る。フロア1には各ガス充墳機41、42、43に対応
して、先端部が搬入側レール71に近接したローラコン
ベア11、12、13が敷設してある。また符号14は
補助用のローラコンベアである。またガス充填機41、
42、43の後部から、立体式保管庫5後部の導入側レ
ール72の後部にかけてローラコンベア15が敷設して
ある。
【0012】図2を参照して立体式保管庫5の構造を説
明する。立体式保管庫5は垂直循環式のゴンドラ方式
で、鋼材で枠組みして形成されたタワー50を有してい
る。タワー50の天上部および外周部にはスレート外壁
59(図1に図示)が設けてあり、外周部側には更にそ
の外側に金網製の防護壁60(図1に図示)が設けてあ
る。この構造により、爆発等の万一の事故の際にも天井
部のスレート外壁59だけが圧力を逃がして上方に飛
び、外周部のスレート外壁59は周囲に飛散しにくいよ
うにしている。タワー50には三段の点検フロア51が
ほぼ等間隔で設けてある。点検フロア51は金属製の網
状で、後述するゴンドラ55を貫通して循環させるため
の床孔511、512が二箇所に並設してある。なお符
号56は各点検フロア51を行き来できる点検梯子であ
る。
明する。立体式保管庫5は垂直循環式のゴンドラ方式
で、鋼材で枠組みして形成されたタワー50を有してい
る。タワー50の天上部および外周部にはスレート外壁
59(図1に図示)が設けてあり、外周部側には更にそ
の外側に金網製の防護壁60(図1に図示)が設けてあ
る。この構造により、爆発等の万一の事故の際にも天井
部のスレート外壁59だけが圧力を逃がして上方に飛
び、外周部のスレート外壁59は周囲に飛散しにくいよ
うにしている。タワー50には三段の点検フロア51が
ほぼ等間隔で設けてある。点検フロア51は金属製の網
状で、後述するゴンドラ55を貫通して循環させるため
の床孔511、512が二箇所に並設してある。なお符
号56は各点検フロア51を行き来できる点検梯子であ
る。
【0013】最下段の点検フロア51の前後部には、上
部が最上段の点検フロア51まで貫通するゴンドラガイ
ド52、52aが立設されている。ゴンドラガイド5
2、52aは断面コ状で、解放側を互いに向かい合わせ
てあり、ゴンドラ55のガイドローラ553を内側に嵌
め込むことができるようにしている。またゴンドラガイ
ド52、52aは上部がほぼ逆V字状に形成され、ゴン
ドラ55は上部でターンできるようになっている。ゴン
ドラガイド52、52aに隣接して、ゴンドラを循環駆
動させる駆動装置53が設けてある。
部が最上段の点検フロア51まで貫通するゴンドラガイ
ド52、52aが立設されている。ゴンドラガイド5
2、52aは断面コ状で、解放側を互いに向かい合わせ
てあり、ゴンドラ55のガイドローラ553を内側に嵌
め込むことができるようにしている。またゴンドラガイ
ド52、52aは上部がほぼ逆V字状に形成され、ゴン
ドラ55は上部でターンできるようになっている。ゴン
ドラガイド52、52aに隣接して、ゴンドラを循環駆
動させる駆動装置53が設けてある。
【0014】駆動装置53はタワー50の上部に軸支し
てある駆動軸531を有している。駆動軸531はブレ
ーキモータMにより正逆方向に駆動される。駆動軸53
1の下方には、駆動軸531により駆動される駆動スプ
ロケット532、532aが前後二箇所に設けてある。
駆動スプロケット532、532aの下方には、前側の
ゴンドラガイド52の前方、および後側のゴンドラガイ
ド52aの後方に近接して所要数のガイドスプロケット
533が設けてある。またガイドスプロケット533の
うち最下部のガイドスプロケット533aは、駆動スプ
ロケット532、532aの真下に位置している。そし
て駆動スプロケット532とその下方のガイドスプロケ
ット533、533aおよび駆動スプロケット532a
とその下方のガイドスプロケット533、533aには
それぞれ駆動チェーン535、535aが無端状に巻き
掛けてある。
てある駆動軸531を有している。駆動軸531はブレ
ーキモータMにより正逆方向に駆動される。駆動軸53
1の下方には、駆動軸531により駆動される駆動スプ
ロケット532、532aが前後二箇所に設けてある。
駆動スプロケット532、532aの下方には、前側の
ゴンドラガイド52の前方、および後側のゴンドラガイ
ド52aの後方に近接して所要数のガイドスプロケット
533が設けてある。またガイドスプロケット533の
うち最下部のガイドスプロケット533aは、駆動スプ
ロケット532、532aの真下に位置している。そし
て駆動スプロケット532とその下方のガイドスプロケ
ット533、533aおよび駆動スプロケット532a
とその下方のガイドスプロケット533、533aには
それぞれ駆動チェーン535、535aが無端状に巻き
掛けてある。
【0015】駆動チェーン535、535aには、双方
に掛け渡して所要数のゴンドラ55が吊設されている。
なおゴンドラ55は支持部536で回転できるように駆
動チェーン535、535aに取付けてあり、駆動チェ
ーン535、535aと共に循環中は、自重により常に
図に示す姿勢を保つようにしている。また各ゴンドラ5
5の床部551には上記搬送レール7に対応する収納用
レール552が敷設されている。なお、タワー50下部
のフロア1には、最下部に下りたゴンドラ55の下がり
代(しろ)である逃げ床11が設けてある。上記搬出部
3は逃げ床11の前方に設けてあり、逃げ床11と連続
する低床部13に高さの調整が可能なリフト機構を有す
る搬出台31を設けた構造である。搬出台31には、最
下部に下りたゴンドラ55の収納用レール552と対応
できる搬出レール75が設けてある。また符号74は搬
出レール75と同様に、最下部に下りたゴンドラ55の
収納用レール552と対応し、上記導入側レール72と
収納用レール552を中継するための中継レールであ
る。そしてタワー50には防災設備としてガス漏れ検知
器57および散水装置58が適宜箇所に設けてある。
に掛け渡して所要数のゴンドラ55が吊設されている。
なおゴンドラ55は支持部536で回転できるように駆
動チェーン535、535aに取付けてあり、駆動チェ
ーン535、535aと共に循環中は、自重により常に
図に示す姿勢を保つようにしている。また各ゴンドラ5
5の床部551には上記搬送レール7に対応する収納用
レール552が敷設されている。なお、タワー50下部
のフロア1には、最下部に下りたゴンドラ55の下がり
代(しろ)である逃げ床11が設けてある。上記搬出部
3は逃げ床11の前方に設けてあり、逃げ床11と連続
する低床部13に高さの調整が可能なリフト機構を有す
る搬出台31を設けた構造である。搬出台31には、最
下部に下りたゴンドラ55の収納用レール552と対応
できる搬出レール75が設けてある。また符号74は搬
出レール75と同様に、最下部に下りたゴンドラ55の
収納用レール552と対応し、上記導入側レール72と
収納用レール552を中継するための中継レールであ
る。そしてタワー50には防災設備としてガス漏れ検知
器57および散水装置58が適宜箇所に設けてある。
【0016】ここで図3、図4を参照してパレット装置
9、9aの構造を説明する。なお、パレット装置9aは
床部面積が略1/2であるだけで、パレット装置9とほ
ぼ同様の構造であるのでパレット装置9の構造のみを説
明する。パレット装置9はゴンドラ55に一台(パレッ
ト装置9aなら二台)積載できる大きさに設定されてい
る。パレット装置9はパレット枠91と、パレット枠9
1が取付けられるキャリヤ92を備えている。パレット
枠91は四角形に枠組みされた床枠911を有し、床枠
911には金属製の網床917が設けてある。床枠91
1の両側には側枠912、913が設けてあり、床枠9
11の前後には可倒式側枠914、915が設けてあ
る。なお符号916は留金具である。
9、9aの構造を説明する。なお、パレット装置9aは
床部面積が略1/2であるだけで、パレット装置9とほ
ぼ同様の構造であるのでパレット装置9の構造のみを説
明する。パレット装置9はゴンドラ55に一台(パレッ
ト装置9aなら二台)積載できる大きさに設定されてい
る。パレット装置9はパレット枠91と、パレット枠9
1が取付けられるキャリヤ92を備えている。パレット
枠91は四角形に枠組みされた床枠911を有し、床枠
911には金属製の網床917が設けてある。床枠91
1の両側には側枠912、913が設けてあり、床枠9
11の前後には可倒式側枠914、915が設けてあ
る。なお符号916は留金具である。
【0017】キャリヤ92は四角形に枠組みされたキャ
リヤ枠921を有している。キャリヤ枠921の両側部
には等間隔で四箇所に固定脚922が設けてある。固定
脚922の下部には上記各レールと嵌め合うレール嵌入
溝923が設けてある。各固定脚922の間にはリフト
装置Lが設けてある。リフト装置Lは軸ピン925で回
動できるようにキャリヤ枠921に取付けてある脚板9
24を有している。脚板924の一端側にはエアシリン
ダ927のロッドヘッドが回動および軸移動ができるよ
うに取付けてある。エアシリンダ927は台具926を
介してキャリヤ枠921に取付けてある。また脚板92
4の他端側には各レールに対応する走行車輪928が設
けてある。なお符号929はエアタンクで、エアシリン
ダ927を所要の回数(例えば、搬送レール7上での作
業時、ゴンドラ55への積込み時、輸送車両Tへの積込
み時、搬送車両Tからの積降ろし時、の合計四回)だけ
駆動するためのエア供給源であり、通常は5〜7気圧に
設定されている。上記構造によると、パレット装置9を
レールのある箇所に据えるときには走行車輪928を上
げておいてレールとレール嵌入溝923が支障なく嵌合
できるようにする。またパレット装置9を移動させると
きには各エアシリンダ927を駆動させて走行車輪92
8を下げ、パレット装置9をリフトアップして、各走行
車輪928によって走行できるようにする。
リヤ枠921を有している。キャリヤ枠921の両側部
には等間隔で四箇所に固定脚922が設けてある。固定
脚922の下部には上記各レールと嵌め合うレール嵌入
溝923が設けてある。各固定脚922の間にはリフト
装置Lが設けてある。リフト装置Lは軸ピン925で回
動できるようにキャリヤ枠921に取付けてある脚板9
24を有している。脚板924の一端側にはエアシリン
ダ927のロッドヘッドが回動および軸移動ができるよ
うに取付けてある。エアシリンダ927は台具926を
介してキャリヤ枠921に取付けてある。また脚板92
4の他端側には各レールに対応する走行車輪928が設
けてある。なお符号929はエアタンクで、エアシリン
ダ927を所要の回数(例えば、搬送レール7上での作
業時、ゴンドラ55への積込み時、輸送車両Tへの積込
み時、搬送車両Tからの積降ろし時、の合計四回)だけ
駆動するためのエア供給源であり、通常は5〜7気圧に
設定されている。上記構造によると、パレット装置9を
レールのある箇所に据えるときには走行車輪928を上
げておいてレールとレール嵌入溝923が支障なく嵌合
できるようにする。またパレット装置9を移動させると
きには各エアシリンダ927を駆動させて走行車輪92
8を下げ、パレット装置9をリフトアップして、各走行
車輪928によって走行できるようにする。
【0018】(作 用) 図を参照して本実施例の作用を説明する。 1. 空ガスボンベB1を載せたパレット装置9、9a
が輸送車両Tにより搬入部2または2aから搬入され
る。そしてパレット装置9、9aは搬入側レール71に
載せられる。 2. パレット装置9、9aからローラコンベア11、
12、13に空ガスボンベB1を移し、充填部4へ送
る。 3. 充填部4で空ボンベB1にガスを充填して高圧ガ
スボンベB2とし、ローラコンベア15に移して導入側
レール72側へ送る。 4. 搬入側レール71から導入側レール72へ送られ
て待機しているパレット装置9、9aに高圧ガスボンベ
B2を移し、パレット装置9、9aを立体保管庫5のゴ
ンドラ55に載せる。 5. 駆動装置53によりゴンドラ55を循環させ、高
圧ガスボンベB2を立体的に収納保管する。 6. ゴンドラ55を循環させながら、保管している高
圧ガスボンベB2を随時取り出し、パレット装置9、9
aごと搬出部3から輸送車両Tに積み込み配送する。こ
のように、高圧ガスボンベB2は立体式保管庫5に立体
的に保管されるので用地が有効に活用できる。
が輸送車両Tにより搬入部2または2aから搬入され
る。そしてパレット装置9、9aは搬入側レール71に
載せられる。 2. パレット装置9、9aからローラコンベア11、
12、13に空ガスボンベB1を移し、充填部4へ送
る。 3. 充填部4で空ボンベB1にガスを充填して高圧ガ
スボンベB2とし、ローラコンベア15に移して導入側
レール72側へ送る。 4. 搬入側レール71から導入側レール72へ送られ
て待機しているパレット装置9、9aに高圧ガスボンベ
B2を移し、パレット装置9、9aを立体保管庫5のゴ
ンドラ55に載せる。 5. 駆動装置53によりゴンドラ55を循環させ、高
圧ガスボンベB2を立体的に収納保管する。 6. ゴンドラ55を循環させながら、保管している高
圧ガスボンベB2を随時取り出し、パレット装置9、9
aごと搬出部3から輸送車両Tに積み込み配送する。こ
のように、高圧ガスボンベB2は立体式保管庫5に立体
的に保管されるので用地が有効に活用できる。
【0019】図5は立体式保管庫の他の実施例の構造を
示す説明図である。立体式保管庫8はエレベータ方式
で、鋼材で枠組みして形成されたタワー80を有してい
る。タワー80の天井部および外周部にはスレート外壁
89が設けてあり、外周部側にはその外側に金網製の防
護壁88が設けてある。タワー80内部の中央部にはリ
フト装置81が設けてある。リフト装置81はタワー8
0の上部に軸支してある駆動軸811、812を有して
いる。駆動軸811、812はブレーキモータMにより
駆勤される。駆動軸811、812の両端部には駆動ス
プロケット813がそれぞれ取付けてある。各駆動スプ
ロケット813には駆動チェーン814が巻き掛けてあ
る。各駆動チェーン814の一端側にはリフト台816
が取付けてある。リフト台816には縦横方向に引込レ
ール817、818が設けてある。またリフト台816
は最下部に下りたときには上面がフロア1と面一にな
り、引込レール817は中継レール74と搬出レール7
5に対応している。なお、立体保管庫8に対応するパレ
ット装置9は、各レールに沿って縦横方向に走行できる
ようにそれぞれ専用の引込み式の走行車輪(図示省略)
を備えている。
示す説明図である。立体式保管庫8はエレベータ方式
で、鋼材で枠組みして形成されたタワー80を有してい
る。タワー80の天井部および外周部にはスレート外壁
89が設けてあり、外周部側にはその外側に金網製の防
護壁88が設けてある。タワー80内部の中央部にはリ
フト装置81が設けてある。リフト装置81はタワー8
0の上部に軸支してある駆動軸811、812を有して
いる。駆動軸811、812はブレーキモータMにより
駆勤される。駆動軸811、812の両端部には駆動ス
プロケット813がそれぞれ取付けてある。各駆動スプ
ロケット813には駆動チェーン814が巻き掛けてあ
る。各駆動チェーン814の一端側にはリフト台816
が取付けてある。リフト台816には縦横方向に引込レ
ール817、818が設けてある。またリフト台816
は最下部に下りたときには上面がフロア1と面一にな
り、引込レール817は中継レール74と搬出レール7
5に対応している。なお、立体保管庫8に対応するパレ
ット装置9は、各レールに沿って縦横方向に走行できる
ようにそれぞれ専用の引込み式の走行車輪(図示省略)
を備えている。
【0020】また各駆動チェーン814の他端側にはバ
ランサ815が取付けてあり、リフト台816の昇降が
小さい駆動力でできるようにしている。リフト装置81
の両側には近接して収納棚82が設けてある。収納棚8
2は両側共に四段に設けてあり、各収納棚82にはリフ
ト台816の引込レール818に対応する収納用レール
821がそれぞれ設けてある。なお二段目以上の収納棚
82には網床822が設けてある。作用については、ガ
スボンベを搬入して立体的に収納でき、随時搬出できる
点では上記立体式保管庫5と同様である。
ランサ815が取付けてあり、リフト台816の昇降が
小さい駆動力でできるようにしている。リフト装置81
の両側には近接して収納棚82が設けてある。収納棚8
2は両側共に四段に設けてあり、各収納棚82にはリフ
ト台816の引込レール818に対応する収納用レール
821がそれぞれ設けてある。なお二段目以上の収納棚
82には網床822が設けてある。作用については、ガ
スボンベを搬入して立体的に収納でき、随時搬出できる
点では上記立体式保管庫5と同様である。
【0021】図6はパレット装置のリフト装置の他の構
造を示す説明図である。本例におけるリフト装置L1は
エアシリンダ927を下向きにして走行車輪928の車
軸に直接ロッドヘッドを取付けた構造であり、機構部が
より簡易な構造となっている。なお、本発明は図示の実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
内において種々の変形が可能である。
造を示す説明図である。本例におけるリフト装置L1は
エアシリンダ927を下向きにして走行車輪928の車
軸に直接ロッドヘッドを取付けた構造であり、機構部が
より簡易な構造となっている。なお、本発明は図示の実
施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載
内において種々の変形が可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は上記構成を備え次の効果を奏す
る。 (1) 広い用地の確保が困難な都市部において、空のガ
スボンベを搬入し、ガスを充填した後に保管し、随時搬
出するにあたり、ガスボンベの保管部として立体式保管
庫を採用したので用地の有効な活用を図ることができ、
十分な処理能力を有する、高圧ガスの充填、保管等の為
の構築物、すなわち高圧ガス充填ステーションの建設が
可能となる。
る。 (1) 広い用地の確保が困難な都市部において、空のガ
スボンベを搬入し、ガスを充填した後に保管し、随時搬
出するにあたり、ガスボンベの保管部として立体式保管
庫を採用したので用地の有効な活用を図ることができ、
十分な処理能力を有する、高圧ガスの充填、保管等の為
の構築物、すなわち高圧ガス充填ステーションの建設が
可能となる。
【0023】(2) ガスボンベの搬入、保管及び搬出
は、レール上を走行するパレット装置により行なわれ、
パレット装置は、走行車輪と、走行車輪を昇降するエア
シリンダと、エアシリンダを作動させるエアタンクと、
レール嵌入溝が設けてありエアシリンダを作動させて走
行車輪を上昇させパレット装置をレール上に据えるとき
にレールに外嵌する固定脚と、を備えており、上記パレ
ット装置をレール上に据えるときには走行車輪を上昇さ
せ、パレット装置を移動させるときは走行車輪を下げて
レール上を走行させるようにしている。このようにパレ
ット装置は、それ自体に走行車輪を昇降するエアシリン
ダを作動させるエアタンクを備えているのでエアーホー
ス等の設備がいらず単独で自由に 動くことができる。
は、レール上を走行するパレット装置により行なわれ、
パレット装置は、走行車輪と、走行車輪を昇降するエア
シリンダと、エアシリンダを作動させるエアタンクと、
レール嵌入溝が設けてありエアシリンダを作動させて走
行車輪を上昇させパレット装置をレール上に据えるとき
にレールに外嵌する固定脚と、を備えており、上記パレ
ット装置をレール上に据えるときには走行車輪を上昇さ
せ、パレット装置を移動させるときは走行車輪を下げて
レール上を走行させるようにしている。このようにパレ
ット装置は、それ自体に走行車輪を昇降するエアシリン
ダを作動させるエアタンクを備えているのでエアーホー
ス等の設備がいらず単独で自由に 動くことができる。
【0024】(3)
また、パレット装置の固定構造と
して、固定脚に設けられているレール嵌入溝がレールに
外嵌する構造を採用しているためにレール上に据えると
きの位置決めが自由である。従って例えばパレット装置
にガスボンベが偏って載っているとき等は、パレット装
置をゴンドラへ載せるときに積み荷の状態に適した位置
で止めることによってバランスをとることができる。し
かも位置決めピン等で固定するのとは異なってレールへ
の穴加工等も不要である。
して、固定脚に設けられているレール嵌入溝がレールに
外嵌する構造を採用しているためにレール上に据えると
きの位置決めが自由である。従って例えばパレット装置
にガスボンベが偏って載っているとき等は、パレット装
置をゴンドラへ載せるときに積み荷の状態に適した位置
で止めることによってバランスをとることができる。し
かも位置決めピン等で固定するのとは異なってレールへ
の穴加工等も不要である。
【0025】(4) これらのことから大量のガスボン
ベの搬入、保管及び搬出が効率的に行なわれるだけでな
く、パレット装置の移動時以外はパレット装置をレール
上の適当な位置に据え付け固定できるので、危険物であ
る高圧ガスを充填したガスボンベが安全に搬入、保管及
び搬出できる。
ベの搬入、保管及び搬出が効率的に行なわれるだけでな
く、パレット装置の移動時以外はパレット装置をレール
上の適当な位置に据え付け固定できるので、危険物であ
る高圧ガスを充填したガスボンベが安全に搬入、保管及
び搬出できる。
【図1】高圧ガス充填ステーションの一実施例を示す一
部を省略した斜視図である。
部を省略した斜視図である。
【図2】立体式保管庫の構造を示す説明図である。
【図3】パレット装置の構造を示す説明図である。
【図4】パレット装置のリフト装置の構造を示す説明図
である。
である。
【図5】立体式保管庫の他の実施例の構造を示す説明図
である。
である。
【図6】パレット装置のリフト装置の他の構造を示す説
明図である。
明図である。
A 高圧ガス充填ステーション 2、2a 搬入部 3 搬出部 4 充填部 5 立体式保管庫 53 駆動装置 535 駆動チェーン 55 ゴンドラ 57 ガス漏れ検知器 58 散水装置 60 防護壁 8 立体式保管庫 81 リフト装置 816 リフト台 82 収納棚 86 ガス漏れ検知器 87 散水装置 88 防護壁 9 パレット装置
Claims (2)
- 【請求項1】 高圧ガスの充填、保管等の為の方法であ
って、この方法は、ガスボンベを搬入部から搬入する工
程、 搬入したガスボンベにガスを充填する工程、 上記工程で得られた、高圧ガスを充填したボンベを立体
式保管庫に収納し、この立体式保管庫から必要に応じて
随時搬出する工程、 を含み、 ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を走行す
るパレット装置により行なわれ、当該パレット装置は、 走行車輪と、 当該走行車輪を昇降するエアシリンダと、 当該エアシリンダを作動させるエアタンクと、レール嵌入溝が設けてあり上記エアシリンダを作動させ
て上記走行車輪を上昇させ上記パレット装置をレール上
に据えるときにレールに外嵌する固定脚 と、 を備えており、 上記パレット装置をレール上に据えるときには上記走行
車輪を上昇させ、パレット装置を移動させるときは上記
走行車輪を下げてレール上を走行させるようにしたこと
を特徴とする、 高圧ガスの充填、保管等の為の方法。 - 【請求項2】 高圧ガスの充填、保管等の為の構築物で
あって、この構築物は、 ガスボンベを搬入する搬入部(2.2a)と、 ガスボンベにガスを充填する充填部(4)と、 ガスを充填したガスボンベを立体的に保管する立体式保
管庫(5)と、 ガスボンベを搬出する搬出部(3)と、 を備え、 ガスボンベの搬入、保管及び搬出は、レール上を走行す
るパレット装置(9)により行なわれるように構成し、
当該パレット装置(9)は、 走行車輪(928)と、 当該走行車輪(928)を昇降するエアシリンダ(92
7)と、当該エアシリンダ(927)を作動させるエアタンク
(929) と、レール嵌入溝(923)が設けてあり上記エアシリンダ
(927)を作動させて上記走行車輪(928)を上昇
させ上記パレット装置(9)をレール(7)上に据える
ときにレールに外嵌する固定脚(922) と、 を備えていることを特徴とする、 高圧ガスの充填、保管等の為の構築物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072311A JP2525306B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧ガスの充填、保管等の為の方法および構築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4072311A JP2525306B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧ガスの充填、保管等の為の方法および構築物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05229612A JPH05229612A (ja) | 1993-09-07 |
JP2525306B2 true JP2525306B2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
ID=13485602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4072311A Expired - Lifetime JP2525306B2 (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 高圧ガスの充填、保管等の為の方法および構築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2525306B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005155824A (ja) * | 2003-11-27 | 2005-06-16 | Hochiki Corp | 水素ステーションの防災設備 |
JP2005280876A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Okamura Corp | 長尺物用自動倉庫 |
JP2007099438A (ja) * | 2005-10-04 | 2007-04-19 | Shinmaywa Engineerings Ltd | 荷役機械設備のリフト装置 |
CN114370600A (zh) * | 2022-02-08 | 2022-04-19 | 长沙航空职业技术学院 | 一种液化气充装车及操作方法 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS48107297U (ja) * | 1972-03-13 | 1973-12-12 | ||
JPS50137781U (ja) * | 1974-04-30 | 1975-11-13 | ||
JPS546939U (ja) * | 1977-06-16 | 1979-01-17 | ||
JPS5946913U (ja) * | 1982-09-17 | 1984-03-28 | 株式会社ダイフク | 回転式棚設備 |
JPS63123706A (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-27 | Toyo Eng Corp | シリンダ搬送台車システム |
JPH0196409U (ja) * | 1987-12-16 | 1989-06-27 | ||
JPH01149310U (ja) * | 1988-04-07 | 1989-10-16 | ||
JP2686144B2 (ja) * | 1989-05-19 | 1997-12-08 | 株式会社日本アルミ | 粉粒体取扱システム |
-
1992
- 1992-02-21 JP JP4072311A patent/JP2525306B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05229612A (ja) | 1993-09-07 |
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