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JP2524083B2 - 係留ボ―ル及び終端連結装置 - Google Patents

係留ボ―ル及び終端連結装置

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Publication number
JP2524083B2
JP2524083B2 JP5181225A JP18122593A JP2524083B2 JP 2524083 B2 JP2524083 B2 JP 2524083B2 JP 5181225 A JP5181225 A JP 5181225A JP 18122593 A JP18122593 A JP 18122593A JP 2524083 B2 JP2524083 B2 JP 2524083B2
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JP
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ball
socket
opening
annular groove
longitudinal axis
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EI BUI EMU Inc
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Publication date
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C11/00Pivots; Pivotal connections
    • F16C11/04Pivotal connections
    • F16C11/06Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
    • F16C11/0685Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints
    • F16C11/069Manufacture of ball-joints and parts thereof, e.g. assembly of ball-joints with at least one separate part to retain the ball member in the socket; Quick-release systems
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/54Arrangements for attachment
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T403/32737Universal ball and socket including liner, shim, or discrete seat
    • Y10T403/32745Spring acts through wedging surfaces
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pivots And Pivotal Connections (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、係留ボール及び終端連
結装置に関し、更に詳しく言えば、例えば自動車のハッ
チバックドア及び自動車の客室の隣接部分上で、気体ば
ねの終端部に組み付けることができるように構成されて
いる係留ボール及びスタッド終端連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】係留ボール及び終端結合装置は、長年に
亘って各方面に使用されてきた。一方の端部にボールを
備えている軸と、ボールを受容するためのソケットを備
えている終端連結器とから成っている、このような装置
は、相対的に運動可能な部分を機械的に連結するのに使
用されている。
【0003】高強度及び高保持力(即ちボールをそのソ
ケットから引き出すのに必要な力)は、この装置が自動
車の客室内に使用される場合に特に好ましい係留ボール
及び連結装置の特徴である。一方例えば事故の際ボール
がソケットから引き出されたような場合には、軸が自動
車の乗客に傷害を及ぼすおそれがある。しかし高強度で
高保持力を有する係留ボール及び終端連結装置は、従来
では競合可能なコストで大量生産することは困難であっ
た。
【0004】この種の従来の製造形式にあっては、単に
高強度及び高保持力の両方だけではなく、容易にかつ制
御可能に分解可能でかつ再組立が可能で、比較的安価な
係留ボール及び終端連結装置を製造することに主眼が置
かれていた。このような分解可能かつ再組み立て可能で
あるという特徴は、大きなコスト削減の可能性を秘めて
いる。この軸が装置の組立以前又は組立中に不注意にも
損傷を受けた場合には、装置に取り付けられている気体
ばね又はその他の部分は、まだ充分に使用することがで
きる。
【0005】更に自動車部品、特に自動車の客室内に使
用される係留ボール及び終端連結装置は、自動車の運転
中において騒音を発生しないものでなければならない。
“ガタガタ音”のする装置は許容され得ない。この騒音
問題を解決するため従来では、装置のコストが増大せざ
るを得なかった。
【0006】
【発明の開示】本発明の主要な課題は、製造者が、確実
に競合可能なコストで、特に高度な保持力を有しかつ廉
価で簡単な手工具を用いて迅速かつ容易に組立、分解、
再組立が可能であるような改良された高強度の係留ボー
ル及び終端連結装置を製造できるようにすることにあ
る。本発明のこの改良された装置は、空気ばねの終端部
を自動車応用部品内に組み付けるのに使用するために特
に良好に適合できるように構成されている。既に述べた
ように、このような使用部品内で、軸のボール終端部
が、例えば自動車の事故の場合であっても、ソケットか
ら引き出されないようになっていることが重要であ
る。その理由は、解放された軸が自動車内の乗客に対し
て人的な傷害を惹き起すおそれがあるからである。
【0007】同じ様に、分解及び再組立が極めて容易で
あることが重要である。このような係留ボール及び終端
連結装置は、気体ばねに結合されて、自動車の組立工場
に輸送されることがある。組み立て部品、例えば軸上の
ねじ山が、輸送中に、又は気体ばねを自動車に取付る際
に、偶然にも損傷を受けた場合には、損傷を受けた軸は
交換可能であり、従って高価な気体ばねをスクラップに
することがない。
【0008】本発明の改良された装置は、その他にも工
業的に重要な利点を有している。本発明による装置の軸
は、ソケットの2つの向い合った側部のどちらかから選
択的に延びることができる。このことによってこの改良
された装置は、更に広範囲の使用部品に利用可能であ
る。更に、本発明の有利な実施例においてボールをソケ
ット内に保持するために使用される切目付きワイヤリン
グが、ボールとソケットとの間の明らかにすきまのない
はめあいを提供するのに役立っている。このことによっ
て、そうでない場合に通常発生して自動車所有者の苦情
の対象になりうる“ガタガタ音”を阻止することができ
る。
【0009】従って本発明の主要な課題は、改良された
高保持力、高強度を有していてかつ容易に制御可能に移
動可能である係留ボール及び終端連結装置を提供するこ
とにある。関連して本発明の課題は、気体ばねを自動車
のハッチバックドア及び自動車客室の隣接部分に組み付
けることができるように、自動車の使用部品に使用する
のに充分に適合可能に構成されている、前述の型式の改
良された係留ボール及び終端連結装置を提供することに
ある。
【0010】本発明の別の課題は、下記のような型式の
改良された係留ボール及び終端連結装置を提供すること
にある。つまりボールを有する装置が、軸の第1端部に
あらかじめ選択された外方寸法を有し、連結体内でボー
ルを受容しているソケットが、このソケットに連通して
いる第1の開口部を有し、該開口部はボールよりも大き
いため、ボールは連結体の第1側面の第1開口部を貫通
して選択的にソケット内に挿入可能でかつソケットから
取り外し可能であり、前記ソケットが、ほぼ球状の内側
のゾーン面を有する第1の窪みを備えており、該球状の
内側のゾーン面の半径は、ボールが第1の窪み内に挿入
された時に、ボールの外側の球状のゾーン面がソケット
の内側の球状のゾーン面とほぼ面接触するように選択さ
れていて、この内側の球状のゾーン面の、第1の開口部
に隣接する端部寸法が、ボールがソケットの内側の球状
のゾーン面との面接触から取り外すことができるように
構成されており、前記ソケットは、第1部分と第2部分
とを備えた第2の窪みを有しており、該第2の窪みは、
第1の窪みに隣接していて、第1の窪みと第1の開口部
との間に配置されており、前記第1部分は、第1の窪み
に隣接していて、ボールの外径よりも大きい外方寸法を
有する外方周面を有しており、前記第2部分は、第1の
部分に隣接していて、ボールの外径寸法よりも大きいが
前記第1部分の外方周面の寸法よりも小さい外方寸法を
有しており、内側の開口部と外側の周縁部とを有するボ
ール保持部材が第2の窪み内に配置されており、該ボー
ル保持部材は、このボール保持部材が拡径して内側の開
口部がボールと等しくなってボールがボール保持部材を
通過できるようになる拡径位置と、ボール保持部材の外
方の周縁部の外方寸法がソケットの第2部分の外方周面
の外方寸法にほぼ等しいか又はこれよりもやや小さい保
持位置との間で、選択的に移動可能であって、ボール保
持部材の前記保持位置においては、ボール保持部材の内
側の開口部がボールよりも小さくなり、これによってボ
ール保持部材の保持位置において、ボールがソケット内
に保持されるようになっており、第1部分の外方周面か
ら第2部分の外方周面に延びる第3の周面が設けられて
おり、該第3の周面は傾斜していて、これによって前記
ボール保持部材は、ソケットの長手方向軸線に対してほ
ぼ垂直な平面内にある時に、第1部分と第2部分との間
の第3の周面に沿って容易に移動可能であって、ソケッ
トの外部からボール保持部材にアクセスできるようにす
るアクセス手段が設けられており、これによって、ボー
ル保持部材は、その保持位置からその拡径位置に、終端
連結装置の外部から選択的に移動させることができるよ
うになっている。
【0011】また、第2部分が、第1部分と第1の開口
部との間に配置されており、第1部分の外方周面の形状
と第2部分の外方周面の形状とが同じであり、ボール保
持部材の形状が前記第1部分及び第2部分の形状とほぼ
同じであって、ボール保持部材は、このボール保持部材
が保持位置にある時には、第2部分内に配置されている
こと、及び第1部分及び第2部分が平らであって、ほぼ
環状の形状を有しており、第1及び第2部分の平面が、
ソケットの長手方向軸線に対してほぼ垂直であって、ま
た、ソケットの長手方向軸線に対する第3の周面の傾斜
角度が25°〜37°の間であることは有利である。
【0012】本発明の更に別の課題は、下記のような型
式の改良された係留ボール及び終端連結装置を提供する
ことにある。つまり第2の窪みの第1及び第2部分が、
夫々連続した第1及び第2環状溝であり、第2環状溝は
第1環状溝と第1の開口部との間に配置されている。ま
たボール保持部材は切目付きばねワイヤリングであり、
またボール保持部材は、ボール保持部材がその保持位置
にある場合には、通常第2環状溝内に配置されている。
また第3の周面は連続していて比較的平滑であり、かつ
第3の周面の傾斜角度は、ソケットの長手方向軸線に対
して25°と37°との間にある。本発明の別の課題
は、下記のような型式の改良された係留ボール及び終端
連結装置を提供することにある。つまりボール保持部材
へのアクセスを可能にするアクセス手段が、連結体内で
正反対に向い合っている2つのスロットを有し、かつこ
れらのスロットの長手方向軸線がソケットの長手方向軸
線に平行であり、各スロットは、連結体の第1側面から
第1環状溝の平面へ向って延びている。
【0013】以下に、本発明のその他の課題並びに利点
を、図面に示した有利な実施例を用いて説明する。
【0014】
【実施例】図1乃至図8によれば、本発明の改良された
高保持力、高強度を備えて容易に制御可能で取り外し可
能な係留ボール及び終端連結装置が符号22で図示され
ている。図1に図示されているように、このような2つ
の装置22は在来型気体ばね24の端部をハッチバック
ドア26及び自動車の客室の隣接する部分28に組み付
けるのに使用されている。これらの装置22のこの使用
形式にあっては、ドアの開閉に応じて気体ばね24とド
ア26との間及び気体ばねと部材28との間に相対的な
運動が惹き起こされる。
【0015】係留ボール及び終端連結装置22は、軸3
2及び終端スタッド連結体34を有している。ほぼ球形
のボール36が軸32の一方の端部に位置している。そ
の他方の端部には、図2乃至図4に符号42で指示され
ているようにねじ山が形成されている。軸の中心部分4
4は、ほぼ円筒の形状を成していて、ねじ山42の基体
に隣接する縦長の円筒形支持肩部45を有している。装
置22が自動車に組み付けられた場合、この肩部45に
よってねじ山の根元部における曲げ破壊の危険性が排除
され、かつ完成された軸は、仕上げられた化粧外観を呈
している。中心部分44の直径はねじ山42の直径より
も大きいが、ボール36の外方寸法(即ち直径)よりも
小さい。
【0016】図2乃至図4、図9及び図10によく図示
されているように、ボール36の形状は完全な球形を成
していない。ボール36の先端部は平らな端面46で終
了し、その平面は、軸32の中心軸線に対しほぼ垂直で
ある。
【0017】端面46は、図2及び図3に図示されてい
るように窪み48を有している。この窪み48は、図示
なしの工具によって係合され得るように構成されてお
り、そのために軸32が、工具の回転によってその中心
長手方向軸線を中心に回転できるようになっている。こ
のことによって、協働するねじ付き組付け嵌合部内への
ねじ山42のねじ込み又はそこからの取り外しが容易で
ある。
【0018】終端連結体34は、図2乃至図8に良好に
図示されているように、拡径端部52及びシャンク54
を有している。シャンク54の終端部には、図2及び図
7に良好に図示されているように、窪んだ端ぐり56
と、符号58で示されているような内方にねじの切られ
ている内方端部とが設けられている。このねじ58の大
きさは、シャンクひいては連結体34が気体ばね24の
ピストンロッド62のねじ付き端部に結合できるような
大きさである。更にシャンク54の終端部は、図9に良
好に示されているように中実体であってもよく、またシ
ャンクは、抵抗溶接によってピストンロッド62の端部
に溶接されるのを容易にするために、突出部64を有し
ていてもよい。
【0019】終端連結体34の拡径端部52は、比較的
平らな2つの側面66及び68を有している。これらの
面の平面は、終端連結体34の長手方向軸線に対し平行
であり、またお互いに平行である。
【0020】内方ソケット72は端部52内で中央部に
配置されている。側面66内の円形開口部74を通っ
て、端部52の外方からソケット内にアクセス可能であ
る。同じ様に側面68内の円形開口部76も、ソケット
内へのアクセスを可能にする。開口部74の寸法(即ち
その直径)は、ボール36を含めた総ての軸32が容易
に開口部を貫通できるように選択されている。反対に開
口部76の寸法は、つまりその直径は、他方のねじ付き
端部38及び軸32の中心部分44だけが開口部76を
貫通して通過できるように選択されている。換言すれば
開口部76の大きさは、ボール36がその開口部76を
貫通して通過できないように選択されている。しかし開
口部76は、ボール36がソケット内に位置している時
窪み48及びボール36の端面が、開口部76を貫通し
て容易にアクセス可能であるような充分な大きさを有し
ている。ボール36と開口部76との外方寸法の相違に
よって規定された拡径端部52の部分は、ボール36が
開口部76を貫通してソケットから外方に押し出される
のに対して強い抵抗を示している。
【0021】ソケット72への進入を容易にするため
に、図11に良好に図示されているように、側面66及
び68に隣接する開口部74及び76の縁部が、夫々符
号78及び82で指示されているように外方に向って面
取りされている。
【0022】ソケット72自体は2つの主要な部分又は
窪みを有している。第1の部分は、開口部76に隣接す
るほぼ球形の内方ゾーン面84を有している。ゾーン面
84を規定している一方の平面は開口部76の平面であ
る。球形内方ゾーン面84の半径は、該半径がボール3
6の球形外方面の半径にほぼ等しいように選択されてお
り、そのためボール36がソケット72内に配置された
時、ボール36と内方ゾーン面との間に面対面の接触が
行われるようになっている。更に詳しく言えば、ボール
36及び面84の半径はボール36と面84との間に明
らかにすきまのないはめあいが達成されうるように選択
されている。
【0023】球形ゾーン面84を規定している第2平面
は、ソケットの中心を通るシャンク54の長手方向軸線
に隣接している。この第2平面における面84の寸法
は、ボール36が面84との面対面の接触に容易に入る
ことができるような、またそこから容易に解除され得る
ような、充分な大きさを有している。
【0024】ソケット72の第2の部分は、ほぼ円形で
連続状の第1及び第2環状溝86及び88を夫々有して
いる。これらの溝86及び88の外方周面は平滑であ
る。溝86及び88の中心は、面84の中心と同じ様
に、ソケット72の長手方向軸線(即ち開口部74及び
76の平面にひいては側面66及び68の平面にほぼ垂
直な軸線)上に位置している。第2平面(即ち内方ゾー
ン面84を規定するのに役立っている平面)も第1環状
溝86の内側部を規定するのに役立っている。第2環状
溝88は、第1環状溝86の直ぐ隣りで、第1環状溝8
6と開口部74との間に配置されている。図8及び図1
1に良好に示されているように、溝88は開口部74に
隣接している止め肩部90を有している。
【0025】第1環状溝86の外方周面の半径は、第2
環状溝88の環状外方周面の半径よりも大きい。平滑で
殆んど平らな環状面92は、溝86及び88の外方周面
から延びてその間に位置している。面92は、ほぼ直円
錐形を成していて、開口部74に隣接する小さな端部を
有している。面92は、ソケット72の長手方向軸線に
対し図8の符号94で指示された角度を成して配置され
ている。この角度94は有利には25°と37°との間
にあり、最も有利には30°と32°との間にある。
【0026】切目付きばねワイヤリング96は、ソケッ
ト72の第2部分又は窪み(特に第2環状溝)内に配置
されている。このリング96はボール36をソケット内
に保持するのに使用されている。リング96の寸法は、
リングが保持又は通常位置(図9及び図11に良好に示
されている)と拡径位置(図10及び図11に良好に示
されている)との間を動くことができるように選択され
ており、該保持又は通常位置にあっては、その内方開口
部の寸法(即ちその内径)がボール36の外径よりも小
さいのでボール36はその内方開口部を貫通して通過で
きないようになっており、また拡径位置にあっては、そ
の内方寸法がボール36の外径に等しいのでボールはリ
ングを貫通して通過することができる。
【0027】第2環状溝88の外周面の半径方向の寸法
は、リングがその保持位置にある場合にその外方寸法
(即ちその外径)がこの溝の外周面の寸法よりも僅かに
小さいように選択されている。同じ様にリング96がそ
の拡径位置にある場合には、リング96が第1環状溝8
6内に配置可能であるため、その外方寸法は溝86の外
周面の寸法よりも若干小さくなっている。
【0028】このばねワイヤリング96は、リングの応
力の負荷されていない自由な状態にあっては、ボール3
6の直径よりも小さなリング内径を有している。(応力
の負荷されていないリングの位置は図11の符号96A
で図示されている。)ボール36が終端連結体34内に
組み込まれかつリング96内へ進み更にリング96を貫
通して通過するのにつれて、リングの材料内に負荷され
た応力は、リング96が、応力を受けていない初期の小
さな直径を取り戻す様に促がされる傾向になる。このよ
うにするため、ボール36の大きな直径を受容して拡径
したリング96は、ボールの球面を超えて常に小さな直
径のボール保持位置へ、図11の96Bに図示されてい
るように、リングが止め肩部90に接触するようになる
まで、上方に向ってスライドせしめられる。リング96
の作用、つまりボール36の球面に対する支持作用(ボ
ール36が面84内に位置している)及び肩部90に対
する支持作用は、ボールと面84との間の明らかにすき
まのないはめあいに基づいてルーズな装置内で発生する
おそれのあるガタガタ音又はその他の騒音を阻止するこ
とができる。既に述べたように、このようなガタガタ音
又は騒音は自動車の客室内の乗客に対して不快であり、
このことが本装置22を使用する1つの目的である。リ
ング96のこのような支持作用及びボール36とソケッ
ト72との間の密接した摩擦嵌合がまた、ボールとソケ
ットとの間の不都合な回転運動を減衰せしめている。
【0029】周面92は、既に述べたように、比較的平
滑であり、そのためにリング96は、リングがその拡径
位置と保持位置との間で拡径又は収縮するのにつれて、
2つの溝86及び88の間を容易に運動又はスライドす
ることができる。面92の角度は、リング96が2つの
溝の間を動く場合、リング96がソケット72の長手方
向軸線にほぼ垂直な平面内に位置することができるよう
に選択されている。換言すれば、溝88の軸方向の環状
面と面92を用いることによって、ソケットに対して相
対的な軸32のヘリカル運動及び揺動運動が、リング位
置を不安定化させるようなことはなくなり、その結果、
負荷を受け乍らボールとリングとを分離させることがで
きる。
【0030】ボールとスタッド終端連結装置22との組
立、分解及び再組立を簡素化するため、反対側に位置す
る同一の大きさの2つのスロット98が、開口部74の
側方縁部に隣接する拡径端部52内に切削され又は形成
されている。これらのスロットは、側面66から第1環
状溝86内に延びている。これらの長手方向軸線はソケ
ット72の長手方向軸線に平行である。スロット98の
幅は、工具104の二股に分れた2つの端部102がス
ロット内に受容され得るように選択されており、その工
具の下部部分が図10に図示されている。工具端部10
2をスロット内で長手方向に(即ちスロットの長手方向
軸線に平行に)押し込むと、切目付きばねワイヤリング
96が第2環状溝内にある場合には、端部102が同リ
ング96と係合して同リング96を第1環状溝86内の
拡径位置に押し付ける。工具104は、その使用が簡素
化できるように、直線状又は湾曲状のハンドル(図示な
し)のどちらかであってよい。
【0031】前述のことから明らかなように、本発明の
装置22は従来の係留ボール及び終端連結装置に大きな
改良が加えられている。装置22が鋼材から製作されて
いる場合はその強度が絶大である。装置22は、終端連
結体34に対して軸32を2通りの方法で位置決めする
ことを可能にする。特に軸32は、端部38を先づ開口
部74内に挿入して端部38が開口部76を貫いて外方
に延びられるように挿入可能である。この方法によれ
ば、端面46内の窪み48には、開口部74を貫いてア
クセス可能である。このように組み立てられた場合、装
置22は概略45,000ニュートンの極めて高い保持
力を有することができ、一方では工具104の使用によ
って軸32及び連結体34を容易に分離せしめることが
できる。またこの代わりに図12に図示されているよう
に、軸32をボール36を先にして開口部74を貫いて
ソケット72内に導入することができ、その結果、軸の
端部38はソケットから開口部74を貫通して延びるこ
とになり、かつ窪み48には開口部76を貫いてアクセ
ス可能になる。このように最も普通の形式で組み付けら
れた場合でも、装置22は尚概略10,000ニュート
ンという比較的高い保持力を発揮し、一方では尚、装置
22の容易な組立及び分解が可能である。
【0032】係留ボール及び終端連結装置22の典型的
かつ代表的な寸法は次のごとくである:端部52の外径
(即ち面66と68との間で屈曲している壁部の外径)
は0.844″、開口部74の直径は0.578″、第
1溝86の外周面の直径は0.650″、溝88の外周
面の直径は0.691″、開口部76の直径は0.47
4″乃至0.471″、面取りされた縁部78及び82
の角度はソケットの長手中心軸線に対し45°、ボール
がそれを貫通して挿入される前のリング96の内径は
0.350″、かつリング96を構成しているワイヤ自
体の直径は0.047″である。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のハッチバックドアと自動車の客室の隣
接する部分との間の気体ばねに組み付けるために利用さ
れている、本発明の改良された係留ボール及び終端連結
装置の部分的な斜視図である。
【図2】本発明の改良された係留ボール及び終端連結装
置の有利な実施例の左側からみた分解斜視図である。
【図3】本発明の装置の終端連結体と軸とを部分的に切
断した斜視図である。
【図4】本発明の装置の右側からみた分解斜視図であ
る。
【図5】本発明の終端連結体の側面図である。
【図6】本発明の終端連結器の反対側の側面図である。
【図7】図6の線7−7に沿った横断面図である。
【図8】図7の線8−8に沿った横断面図である。
【図9】本発明の装置の部分的な縦断面図であって、そ
の保持位置にボール保持リングを備えてソケット内に組
み付けられた係留ボールが示されている。
【図10】図9に類似した本発明の装置の部分的な縦断
面図であって、ボール保持リングの係合のために使用可
能でかつその拡径位置にリングを動かすことのできる工
具が図示されている。
【図11】ボール、ボール保持リング及び終端連結体の
部分的な拡大横断面図であって、ボールと保持リングと
の間の種々の関係が図示されている。
【図12】図3に類似した図であって、ボールをスタッ
ド終端連結体内に組み込んだボール軸が図示されてい
る。
【符号の説明】
22 終端連結装置、 24 気体ばね、 26 ハッ
チバックドア、 28隣接部材、 32 軸、 34
終端スタッド連結体、 36 ボール、 38 端部、
42 ねじ山、 44 中心部分、 45 支持肩
部、 46 平らな端面、 48 窪み、 52 拡径
端部、 54 シャンク、 56 端ぐり、 58 ね
じ山、 62 ピストンロッド、 64 突起部、 6
6,68側面、 72 内方ソケット、 74,76
円形開口部、 78,82 面取り部、 84 面、
86,88 溝、 90 止め肩部、 92 環状面、
94 角度、 96 切目付きリング
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭63−142418(JP,U) 実開 昭54−152867(JP,U) 実開 昭53−33780(JP,U) 実公 昭44−15465(JP,Y1) 実公 昭57−40353(JP,Y2) 実公 昭57−1128(JP,Y2) 米国特許4568216(US,A)

Claims (15)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り外し可能な係留ボール及び終端連結
    装置において、 (イ)第1終端部及び長手方向軸線を備えた軸が設けら
    れており、 (ロ)該軸の第1終端部にボールが設けられていて、該
    ボールは、第1面と第2面との間に規定されたほぼ球状
    の外側のゾーン面と所定の半径とを有しており、 (ハ) ボールを受容するソケットと第1面及び第2面
    とを有する終端連結体が設けられており、該終端連結体
    の第1面及び第2面が、前記ソケットの長手方向軸線に
    対してほぼ垂直に延びていて、ソケットの互いに反対側
    に配置されており、該終端連結体が、その第1面で第1
    の開口部を有し、第2面で第2の開口部を有していて、
    前記第1の開口部は、前記ボールよりも大きく、前記ソ
    ケットと連通しており、これによってボールは、該第1
    の開口部を通して選択的にソケット内に挿入されるか又
    はソケットから取り外されるようになっており、前記第
    2の開口部は、ソケットと連通していて、前記ボールよ
    りも小さいが前記軸よりも大きく構成されており、これ
    によって前記軸は、ボールが前記第1の開口部を通して
    ソケット内に挿入された時に、第1の開口部と第2の開
    口部のうちのどちらか一方から選択的に突き出るように
    なっており、 (ニ)前記ソケットは、第3面と第4面との間に規定さ
    れたほぼ球状の内側のゾーン面を備えた第1の窪みを有
    しており、該内側のゾーン面の半径は、ボールが前記第
    1の窪み内に挿入された時に、ボールの外側の球状のゾ
    ーン面がソケットの内側の球状のゾーン面とほぼ面接触
    するように選択されていて、また内側の球状のゾーン面
    の寸法が第3面内において、ボールが、内側の球状のゾ
    ーン面との面接触から取り外すことができるように構成
    されており、 (ホ)前記ソケットはさらに、第3面と第1の開口部と
    の間で第3面に隣接して配置された第2の窪みを有して
    おり、該第2の窪みは、第1環状溝と第2環状溝とを有
    しており、第1環状溝は、第3面に隣接していて、ボー
    ルの所定の半径よりも大きい半径を有する外方周面を備
    えており、第2環状溝は、第1環状溝に 隣接していて、
    ボールの半径よりも大きいが第1環状溝の外方周面の外
    方半径よりも小さい半径を有する外方周面を有してお
    り、第2環状溝はさらに、前記第1の開口部に隣接して
    内側に延びる肩部を備えており、 (ヘ)前記第2の窪み内にボール保持リングが配置され
    ており、該ボール保持リングは、このボール保持リング
    が拡径して内側の半径がボールの半径に等しくなってボ
    ールがボール保持リングを通過できるようになる、第1
    環状溝内における拡径位置と、ボール保持リングの外側
    の半径が第2環状溝の外方周面の半径にほぼ等しいか又
    はこれよりもやや小さい保持位置との間で選択的に移動
    可能であって、ボール保持リングの前記保持位置におい
    ては、ボール保持リングの内側の半径が、ボールの半径
    よりも小さくなり、これによってボール保持リングはそ
    の保持位置において、ボールと内側に延びる前記肩部と
    にぶつかり、これによってボールがソケット内で保持さ
    れるようになっており、 (ト)前記第2の窪みは、第1環状溝の外方周面から第
    2環状溝の外方周面に延びる第3の周面を有していて、
    該第3の周面は傾斜しており、これによって前記ボール
    保持リングは、ソケットの長手方向軸線に対してほぼ垂
    直な平面内にある時に、第1環状溝と第2環状溝との間
    の第3の周面に沿って移動可能であって、 (チ)ソケットの外部からボール保持リングにアクセス
    できるようにするアクセス手段が設けられており、これ
    によって、ボール保持リングは、その保持位置からその
    拡径位置に、終端連結装置の外部から移動させることが
    できるようになっている ことを特徴とする、取り外し可
    能な係留ボール及び終端連結装置。
  2. 【請求項2】 前記ボール保持リングが、切目付きばね
    ワイヤリングであって、ボールの中心が軸の長手方向軸
    線に整合しており、第1開口部、第1環状溝及び第2
    環状溝の中心が、ソケットの長手方向軸線に整合してお
    、第1環状溝と第2環状溝とが連続している、請求項
    1記載の係留ボール及び終端連結装置。
  3. 【請求項3】 第2環状溝が、第1環状溝と第1開口
    部との間に配置されており、ボール保持リングは、この
    ボール保持リングが保持位置にある時に第2環状溝内に
    位置しており、第3の周面の傾斜角度が、ソケットの長
    手方向軸線に対し25°37°の間ある、請求項
    1記載の係留ボール及び終端連結装置。
  4. 【請求項4】 第1環状溝と第2環状溝とが連続してお
    り、第3の周面が連続していて比較的平滑であり第3
    の周面の傾斜角度が30゜32°の間である請求項
    3記載の係留ボール及び終端連結装置。
  5. 【請求項5】ボール保持リングが切目付きばねワイヤリ
    ングであって、ボールの中心が、軸の長手方向軸線と整
    合していて、第1開口部、第1環状溝及び第2環状溝の
    中心が、ソケットの長手方向軸線と整合しており、第
    環状溝と第2環状溝とが連続しており、連結体が、ボー
    ル保持リングにアクセスするための手段を有していて、
    これによってボール保持リングは、その保持位置から拡
    開位置へ向かって連結体の外部から移動させることが可
    能である、請求項3記載の係留ボール及び終端連結装
    置。
  6. 【請求項6】 第3の周面が連続的で比較的平滑に延び
    ており、第の周面の傾斜角度が、ソケットの長手方向
    軸線に対し30°32°の間である請求項記載
    の係留及び終端連結装置。
  7. 【請求項7】 ボールの外側の球状のゾーン面の第1
    及び第2面、軸の長手方向軸線に対してほぼ垂直であ
    って、第1面が軸に隣接しており、第2面がボールの平
    な面を規定しており、該平らな面に、軸に係合するた
    めの係合手段が設けられていて、これによって軸は
    の長手方向軸線を中心にして回転可能であって、前記係
    合手段には、連結体の側面に設けられた隣接する開口部
    を通ってアクセス可能である、請求項記載の係留及び
    終端連結装置。
  8. 【請求項8】 前記アクセス手段が、連結体に設けられ
    た、互いに向き合う2つのスロットを有しており、これ
    らのスロットの長手方向軸線がソケットの長手方向軸
    線に対して平行であり各スロットが、連結体の第1面
    から第1環状溝に延びている、請求項1記載の係留ボー
    ル及び終端連結装置。
  9. 【請求項9】 ボールの外側の球形ゾーン面の第1
    び第2面軸の長手方向軸線に対してほぼ垂直であっ
    第1面が軸に隣接しており、第2面がボールの平ら
    面を規定しており、平らな面がボールに係合するた
    めの係合手段を有していて、これによって軸が、その長
    手方向軸線を中心にして回転するよう になっており、前
    記平らな面には、連結体の側面に設けられた隣接する開
    口部を通ってアクセス可能である請求項記載の係留
    及び終端連結装置。
  10. 【請求項10】 取り外し可能な係留ボール及び終端連
    結装置において、 (イ)第1終端部及び長手方向軸線を備えた軸が設けら
    れており、 (ロ)該軸の第1終端部にボールが設けられていて、該
    ボールは少なくとも1部で、ほぼ球状の外側のゾーン面
    と所定の外径とを有しており、 (ハ)長手方向軸線を有する、ボールを受容するソケッ
    トと、該ソケットと連通する第1の開口部とを備えた連
    結体が設けられており、該第1の開口部はボールよりも
    大きいので、ボールは選択的に、この第1の開口部を通
    ってソケット内に挿入されるか又はソケットから取り出
    されようになっており、軸の第1終端部が、軸の長手方
    向軸線に対してほぼ垂直な軸端面を規定しており、該軸
    端面には、軸に係合するための係合手段が設けられてい
    て、これによって軸がその長手方向軸線を中心にして回
    転可能であって、前記係合手段には、ボールがソケット
    内にある時に連結体に設けられた開口部を通ってアクセ
    ス可能であり、 (ニ)前記ソケットが、ほぼ球状の内側のゾーン面を有
    する第1の窪みを備えており、該球状の内側のゾーン面
    の半径は、ボールが第1の窪み内に挿入された時に、ボ
    ールの外側の球状のゾーン面がソケットの内側の球状の
    ゾーン面とほぼ面接触するように選択されていて、内側
    の球状のゾーン面は、この内側の球状のゾーン面の、第
    1の開口部に隣接する端部寸法が、ボールがソケットの
    内側の球状のゾーン面との面接触から取り外すことがで
    きるように構成されており、 (ホ)前記ソケットは、第1部分と第2部分とを備えた
    第2の窪みを有しており、該第2の窪みは、第1の窪み
    に隣接していて、第1の窪みと第1の開口部との間に配
    置されており、前記第1部分は、第1の窪みに隣接して
    いて、ボールの外径よりも大きい外方寸法を有する外方
    周面を有しており、前記第2部分は、第1の部分に隣接
    していて、ボールの外径寸法よりも大きいが前記第1部
    分の外方周面の寸法よりも小さい外方寸法を有してお
    り、前記第2部分はさらに、前記第1の開口部に隣接し
    た肩部を有しており、 (ヘ)内側の開口部と外側の周縁部とを有するボール保
    持部材が第2の窪み内に配置されており、該ボール保持
    部材は、このボール保持部材が拡径して内側の 開口部が
    ボールと等しくなってボールがボール保持部材を通過で
    きるようになる拡径位置と、ボール保持部材の外方の周
    縁部の外方寸法がソケットの第2部分の外方周面の外方
    寸法にほぼ等しいか又はこれよりもやや小さい保持位置
    との間で、選択的に移動可能であって、ボール保持部材
    の前記保持位置においてはボール保持部材の内側の開口
    部がボールよりも小さくなり、これによってボール保持
    部材の保持位置において、ボールがソケット内に保持さ
    れるようになっており、 (ト)第1部分の外方周面から第2部分の外方周面に延
    びる第3の周面が設けられており、該第3の周面は傾斜
    していて、これによって前記ボール保持部材は、ソケッ
    トの長手方向軸線に対してほぼ垂直な平面にある時に、
    第1部分と第2部分との間の第3の周面に沿って容易に
    移動可能であって、 (チ)ソケットの外部からボール保持部材にアクセスで
    きるようにするアクセス手段が設けられており、これに
    よって、ボール保持部材は、その保持位置からその拡径
    位置に、終端連結装置の外部から選択的に移動させるこ
    とができるようになっていることを特徴とする、取り外
    し可能な係留ボール及び終端連結装置。
  11. 【請求項11】 前記第2部分は、第1部分と第1の開
    口部との間に配置されており、第1部分の外方周面の形
    状と第2部分の外方周面の形状とが同じであり、ボール
    保持部材の形状が前記第1部分及び第2部分の形状とほ
    ぼ同じであって、ボール保持部材は、このボール保持部
    材が保持位置にある時には、第2部分内に配置されてい
    る、請求項10記載の係留ボール及び終端連結装置。
  12. 【請求項12】 第1部分及び第2部分が平らであっ
    、ほぼ環状の形状を有しており、第1及び第2部分の
    平面が、ソケットの長手方向軸線に対してほぼ垂直であ
    って、また、ソケットの長手方向軸線に対する第3の周
    面の傾斜角度が25°〜37°の間である、請求項11
    記載の係留ボール及び終端連結装置。
  13. 【請求項13】 第1部分の外方周面と第2部分の外
    周面とが連続していて、また第3の周面が連続してお
    第3の周面の傾斜角度が30°32°の間であ
    請求項12記載の係留ボール及び終端連結装置。
  14. 【請求項14】 アクセス手段が連結体に設けられた
    なくとも1つのスロットを有しており、該スロットの長
    手方向軸線がソケットの長手方向軸線に対してほぼ平行
    であって、スロット第1開口部の平面から第2
    みの第1部分延びている請求項13記載の係留ボー
    ル及び終端連結装置。
  15. 【請求項15】 アクセス手段が連結体に設けられた
    なくとも1つのスロットを有しておりスロットの長
    手方向軸線がソケットの長手方向軸線に対してほぼ平行
    であって、該スロットが第1開口部の平面から第2
    みの第1部分に延びている、請求項10記載の係留ボー
    ル及び終端連結装置。
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