JP2519148B2 - うつ病治療剤 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ニコチンアミド・アデ
ニン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸、またはこれらの生理的適合塩の新
規な利用に関するものであり、うつ病の治療に有用性が
期待できるものである。
ニン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸、またはこれらの生理的適合塩の新
規な利用に関するものであり、うつ病の治療に有用性が
期待できるものである。
【0002】
【従来の技術】うつ病は、神経精神医学的な病気であ
り、問題の人の全行動、活動力および感情面の幸福に影
響を及ぼす。幾つかの研究から、エピネフリン(アドレ
ナリン)、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、ド
パーミン、セロトニンまたはGABA(ガンマ・アミノ
酪酸)のような神経伝達物質がうつ病症状の形成に於い
てある役割をしていることが知られている。〔P.Ri
erderer,W.BirkmayerおよびE.N
eumeyer「うつ病患者に関する長期研究における
チロシン・トリプトファン・ダイヤグラム」神経刺激伝
達 34,31〜48頁 1973年(もっと詳しい参
考文献も表示している)〕。死亡したうつ病患者の脳の
生化学分析およびうつ病にかかっている患者の前記神経
伝達物質の前駆体および代謝物質についての血液および
尿の検査によって、神経伝達物質の平衡状態がうつ病患
者では攪乱されていることが明らかになった。
り、問題の人の全行動、活動力および感情面の幸福に影
響を及ぼす。幾つかの研究から、エピネフリン(アドレ
ナリン)、ノルエピネフリン(ノルアドレナリン)、ド
パーミン、セロトニンまたはGABA(ガンマ・アミノ
酪酸)のような神経伝達物質がうつ病症状の形成に於い
てある役割をしていることが知られている。〔P.Ri
erderer,W.BirkmayerおよびE.N
eumeyer「うつ病患者に関する長期研究における
チロシン・トリプトファン・ダイヤグラム」神経刺激伝
達 34,31〜48頁 1973年(もっと詳しい参
考文献も表示している)〕。死亡したうつ病患者の脳の
生化学分析およびうつ病にかかっている患者の前記神経
伝達物質の前駆体および代謝物質についての血液および
尿の検査によって、神経伝達物質の平衡状態がうつ病患
者では攪乱されていることが明らかになった。
【0003】うつ病に対する現代の薬物による治療は、
大部分貯蔵された神経伝達物質を豊富にすることができ
るようにニューロン中の神経伝達物質の分解を阻害する
ことを基本としている。これは、大部分ニューロン中の
カテコールアミンおよび他の物質を分解する働きのある
酵素モノアミンオキシダーゼ(MAO)を阻止する、い
わゆるモノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与する
ことによって行われる。しかしながら、この治療法は効
果的であるが幾つかの重大な不都合を有する。第一に、
ニューロン中の神経伝達物質の分解を阻害することは、
当該物質の全体的な濃度に影響を及ぼすのみであり、そ
れぞれの神経伝達物質の平衡状態にはあまり影響しな
い。したがって、例えば、生成機能障害の結果として特
定の神経伝達物質が不足しているのを補うことは不可能
である。その結果、MAO阻害剤を用いた治療は、非常
に種々のやり方で実施されなければならないし、他の薬
物との可能な組み合わせにより特に患者各個人に合わせ
なければならない。したがって、その様な薬物は、すぐ
に過剰投与となり、次いで不安や不眠症のような不愉快
な副作用を生むので継続した医療管理の下でのみ投与さ
れうる。しかも、MAO阻害剤を用いた治療は患者のニ
ューロン機能に広範囲におよぶ作用をなすが、その影響
は未だ完全には研究されていない。
大部分貯蔵された神経伝達物質を豊富にすることができ
るようにニューロン中の神経伝達物質の分解を阻害する
ことを基本としている。これは、大部分ニューロン中の
カテコールアミンおよび他の物質を分解する働きのある
酵素モノアミンオキシダーゼ(MAO)を阻止する、い
わゆるモノアミン酸化酵素(MAO)阻害剤を投与する
ことによって行われる。しかしながら、この治療法は効
果的であるが幾つかの重大な不都合を有する。第一に、
ニューロン中の神経伝達物質の分解を阻害することは、
当該物質の全体的な濃度に影響を及ぼすのみであり、そ
れぞれの神経伝達物質の平衡状態にはあまり影響しな
い。したがって、例えば、生成機能障害の結果として特
定の神経伝達物質が不足しているのを補うことは不可能
である。その結果、MAO阻害剤を用いた治療は、非常
に種々のやり方で実施されなければならないし、他の薬
物との可能な組み合わせにより特に患者各個人に合わせ
なければならない。したがって、その様な薬物は、すぐ
に過剰投与となり、次いで不安や不眠症のような不愉快
な副作用を生むので継続した医療管理の下でのみ投与さ
れうる。しかも、MAO阻害剤を用いた治療は患者のニ
ューロン機能に広範囲におよぶ作用をなすが、その影響
は未だ完全には研究されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、常時医療
管理または監視を必要としない、しかも副作用のない、
容易に投薬できる抗うつ剤の必要性があった。
管理または監視を必要としない、しかも副作用のない、
容易に投薬できる抗うつ剤の必要性があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】ニコチンアミド・アデニ
ン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌ
クレオチドリン酸、またはこれらの生理的適合塩(ph
ysiologically compatible
salt)の使用は、うつ病の治療に著しく適合してい
ると言うことが意外にも発見された。
ン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌ
クレオチドリン酸、またはこれらの生理的適合塩(ph
ysiologically compatible
salt)の使用は、うつ病の治療に著しく適合してい
ると言うことが意外にも発見された。
【0006】ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチ
ド(NADH)は、パーキンソン病(EP 89730
051.3)の治療に利用され成功していることが知
られている。パーキンソン病は、最初に黒質において、
疾病の間は他の領においても、通例ドパーミン作動性ニ
ューロンが益々衰微することによる脳底神経節の攪乱し
たドパーミン作動性神経刺激伝達による。
ド(NADH)は、パーキンソン病(EP 89730
051.3)の治療に利用され成功していることが知
られている。パーキンソン病は、最初に黒質において、
疾病の間は他の領においても、通例ドパーミン作動性ニ
ューロンが益々衰微することによる脳底神経節の攪乱し
たドパーミン作動性神経刺激伝達による。
【0007】パーキンソン病の治療に推奬されている薬
物が、非常に多様な性質を持つため、うつ病の治療に非
常にうまく利用され得ることが臨床研究で意外にも発見
された。
物が、非常に多様な性質を持つため、うつ病の治療に非
常にうまく利用され得ることが臨床研究で意外にも発見
された。
【0008】ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチ
ド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドリン
酸、またはこれらの生理的適合塩の1〜50mg、好まし
いのは一回の投薬量として5〜12.5mgの量を体に補
充する。
ド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチドリン
酸、またはこれらの生理的適合塩の1〜50mg、好まし
いのは一回の投薬量として5〜12.5mgの量を体に補
充する。
【0009】
【実施例】本件に関連して実施された臨床試験について
の以下の実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明す
る。
の以下の実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明す
る。
【0010】最初の一連の試験は、原因が異なる15名
のうつ病患者について行った。うつ病を査定するため、
表1にとり入れられた、いわゆるバークメイヤー(Bi
rkmayer)うつ病スケールを利用した。患者は、
治療前と所定の治療期間後に検査を受けた。
のうつ病患者について行った。うつ病を査定するため、
表1にとり入れられた、いわゆるバークメイヤー(Bi
rkmayer)うつ病スケールを利用した。患者は、
治療前と所定の治療期間後に検査を受けた。
【0011】患者の第一グループは、5名の女性と10
名の男性とで構成した。最年少患者は26才、最年長患
者は76才であった。全患者が、非経口的または経口的
にニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD
H)の還元形の投与を受けた。結果は表2に示されてい
る通りである。患者の第二グループは、8名の女性と7
名の男性の計15名(最年少患者は25才、最年長患者
は68才)で構成され、このグループの患者にも同様に
非経口的または経口的にニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸(NADPH)の還元形を投与し
た。結果は、表3に示されている。
名の男性とで構成した。最年少患者は26才、最年長患
者は76才であった。全患者が、非経口的または経口的
にニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド(NAD
H)の還元形の投与を受けた。結果は表2に示されてい
る通りである。患者の第二グループは、8名の女性と7
名の男性の計15名(最年少患者は25才、最年長患者
は68才)で構成され、このグループの患者にも同様に
非経口的または経口的にニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸(NADPH)の還元形を投与し
た。結果は、表3に示されている。
【0012】治療期間は、2〜12週間続いた。NAD
HまたはNADPHによる治療前のバークメイヤー・ス
ケールに基づく各人の査定は、最高80ポイントに対し
19〜41ポイントになった。治療後の検査で治療前に
設定した値と比較して63〜97%改善していることが
解った。患者の3名(第一グループ)ないし4名(第二
グループ)は、0ポイントが完全に正常な行動を示す8
0ポイント・スケールで1ポイントだけのほとんど完全
に正常な行動に戻った。
HまたはNADPHによる治療前のバークメイヤー・ス
ケールに基づく各人の査定は、最高80ポイントに対し
19〜41ポイントになった。治療後の検査で治療前に
設定した値と比較して63〜97%改善していることが
解った。患者の3名(第一グループ)ないし4名(第二
グループ)は、0ポイントが完全に正常な行動を示す8
0ポイント・スケールで1ポイントだけのほとんど完全
に正常な行動に戻った。
【0013】本結果は、NADHまたはNADPHによ
るうつ病の治療が極短期間で臨床情況に確信的な改善を
もたらすことを明らかにしている。
るうつ病の治療が極短期間で臨床情況に確信的な改善を
もたらすことを明らかにしている。
【0014】各薬剤の投与例で、各グループ中の7名の
患者は、NADHまたはNADPHの静脈内投与、3名
は筋肉内投与、残りは経口投与を受けた。容量は1〜5
0mgの間で変動したが、5〜12.5mgを投与した時に
最も良い結果が得られた。静脈内投与は、エレヘスト
(Elehest)200mlにNADHまたはNADP
H10mgを混和したもので行われた。
患者は、NADHまたはNADPHの静脈内投与、3名
は筋肉内投与、残りは経口投与を受けた。容量は1〜5
0mgの間で変動したが、5〜12.5mgを投与した時に
最も良い結果が得られた。静脈内投与は、エレヘスト
(Elehest)200mlにNADHまたはNADP
H10mgを混和したもので行われた。
【0015】静脈内投与は週3回または毎週または毎日
実施した。経口投与は毎日または一日おきまたは週3回
実施した。現在の結果を基にすれば、投与の種類は臨床
情況の改善に大して重要な影響を与えないようである。
(12週の治療後でさえも)副作用は観察されなかっ
た。
実施した。経口投与は毎日または一日おきまたは週3回
実施した。現在の結果を基にすれば、投与の種類は臨床
情況の改善に大して重要な影響を与えないようである。
(12週の治療後でさえも)副作用は観察されなかっ
た。
【0016】
【発明の効果】現在好んで使用されている抗うつ剤、つ
まりMAO阻害剤と比較したニコチンアミド・アデニン
・ジヌクレオチドおよびニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸の本質的利点は、この物質の生物学
的由来にある。ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオ
チドおよびニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド
リン酸は、人体の中で自然な形で発生し、多数の脱水素
酵素用の酵素助因子である。ニコチンアミド・アデニン
・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌク
レオチドリン酸またはそれらの生理学的適合塩の投与
は、人の神経機能に直接影響を与えない。それどころか
未だ説明されていない方法で、攪乱された神経伝達物質
の平衡状態を補うのを助ける。従って、ニコチンアミド
・アデニン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニ
ン・ジヌクレオチドリン酸またはそれらの生理学的適合
塩による治療は、問題なくコントロールできるし、また
医療監督がなくても過剰服用量にならない。したがって
MAO阻害剤の関係で知られているような薬剤に関連し
た不愉快な副作用がない。
まりMAO阻害剤と比較したニコチンアミド・アデニン
・ジヌクレオチドおよびニコチンアミド・アデニン・ジ
ヌクレオチドリン酸の本質的利点は、この物質の生物学
的由来にある。ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオ
チドおよびニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド
リン酸は、人体の中で自然な形で発生し、多数の脱水素
酵素用の酵素助因子である。ニコチンアミド・アデニン
・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニン・ジヌク
レオチドリン酸またはそれらの生理学的適合塩の投与
は、人の神経機能に直接影響を与えない。それどころか
未だ説明されていない方法で、攪乱された神経伝達物質
の平衡状態を補うのを助ける。従って、ニコチンアミド
・アデニン・ジヌクレオチド、ニコチンアミド・アデニ
ン・ジヌクレオチドリン酸またはそれらの生理学的適合
塩による治療は、問題なくコントロールできるし、また
医療監督がなくても過剰服用量にならない。したがって
MAO阻害剤の関係で知られているような薬剤に関連し
た不愉快な副作用がない。
【0017】本明細書および特許請求の範囲に記載した
本発明の特徴は、単独であれ、任意の組合わせであれ、
本発明の種々の実施例に必須の事項である。
本発明の特徴は、単独であれ、任意の組合わせであれ、
本発明の種々の実施例に必須の事項である。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
Claims (3)
- 【請求項1】 ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオ
チド(NADH)、ニコチンアミド・アデニン・ジヌク
レオチドリン酸(NADPH)、またはこれらの生理的
適合塩から成るうつ病治療剤。 - 【請求項2】 ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオ
チド(NADH)、ニコチンアミド・アデニン・ジヌク
レオチドリン酸(NADPH)、または前記生理的適合
塩1〜50mgを一回の服用量として含有することを特徴
とする請求項1記載のうつ病治療剤。 - 【請求項3】 一回の服用量が5〜12.5mgであるこ
とを特徴とする請求項2記載のうつ病治療剤。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4100361A DE4100361C1 (ja) | 1991-01-04 | 1991-01-04 | |
DE4100361.6 | 1991-01-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05139978A JPH05139978A (ja) | 1993-06-08 |
JP2519148B2 true JP2519148B2 (ja) | 1996-07-31 |
Family
ID=6422686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3346474A Expired - Fee Related JP2519148B2 (ja) | 1991-01-04 | 1991-12-27 | うつ病治療剤 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2519148B2 (ja) |
AT (1) | ATE148991T1 (ja) |
AU (1) | AU631755B2 (ja) |
BR (1) | BR9105183A (ja) |
CA (1) | CA2057456C (ja) |
DE (2) | DE4100361C1 (ja) |
DK (1) | DK0493861T3 (ja) |
ES (1) | ES2097181T3 (ja) |
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IE (1) | IE914477A1 (ja) |
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US5712259A (en) * | 1996-04-22 | 1998-01-27 | Birkmayer Pharmaceuticals | NADH and NADPH pharmaceuticals for treating chronic fatigue syndrome |
US5668114A (en) * | 1996-05-08 | 1997-09-16 | Birkmayer Pharmaceuticals | NADH and NADPH pharmaceuticals for treating hypertension |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US3341412A (en) * | 1966-03-04 | 1967-09-12 | Enzomedic Lab Inc | Methods of treating schizophrenia |
DE58905201D1 (de) * | 1988-03-01 | 1993-09-16 | Birkmayer Walther | Mittel zur behandlung des parkinson-syndroms. |
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- 1991-01-04 DE DE4100361A patent/DE4100361C1/de not_active Expired - Lifetime
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- 1991-11-07 ES ES91250304T patent/ES2097181T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-11-28 BR BR919105183A patent/BR9105183A/pt not_active Application Discontinuation
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- 1991-12-31 AU AU90109/91A patent/AU631755B2/en not_active Ceased
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1992
- 1992-01-02 PT PT99962A patent/PT99962B/pt not_active IP Right Cessation
- 1992-01-03 ZA ZA9244A patent/ZA9244B/xx unknown
- 1992-01-03 NO NO920056A patent/NO179602C/no not_active IP Right Cessation
- 1992-01-03 HU HU9200025A patent/HU213112B/hu not_active IP Right Cessation
-
1997
- 1997-03-03 GR GR970400414T patent/GR3022724T3/el unknown
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
THE MERCK INDEX 11TH ED=1989 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HUT60141A (en) | 1992-08-28 |
AU9010991A (en) | 1992-07-16 |
EP0493861B1 (de) | 1997-02-19 |
NO920056D0 (no) | 1992-01-03 |
HU9200025D0 (en) | 1992-03-30 |
DK0493861T3 (da) | 1997-08-25 |
NO179602B (no) | 1996-08-05 |
DE59108553D1 (de) | 1997-03-27 |
HU213112B (en) | 1997-02-28 |
NO920056L (no) | 1992-07-06 |
PT99962B (pt) | 1999-06-30 |
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GR3022724T3 (en) | 1997-06-30 |
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PT99962A (pt) | 1993-02-26 |
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JPH05139978A (ja) | 1993-06-08 |
DE4100361C1 (ja) | 1992-04-23 |
BR9105183A (pt) | 1992-09-29 |
AU631755B2 (en) | 1992-12-03 |
NO179602C (no) | 1996-11-13 |
CA2057456A1 (en) | 1992-07-05 |
ES2097181T3 (es) | 1997-04-01 |
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