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JP2517568B2 - 分子鎖末端が封止された液晶性コポリエステル - Google Patents

分子鎖末端が封止された液晶性コポリエステル

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Publication number
JP2517568B2
JP2517568B2 JP61270537A JP27053786A JP2517568B2 JP 2517568 B2 JP2517568 B2 JP 2517568B2 JP 61270537 A JP61270537 A JP 61270537A JP 27053786 A JP27053786 A JP 27053786A JP 2517568 B2 JP2517568 B2 JP 2517568B2
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compound
ester
copolyester
crystalline copolyester
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敏夫 鹿江
健二 土方
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Polyplastics Co Ltd
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Polyplastics Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、溶融時に異方性を示すコポリエステルの分
子鎖末端の官能基を芳香環化合物を一つ以上持つ低分子
化合物で封止してなる、流動性が高く、尚かつ耐湿性、
耐加水分解性の改善されたコポリエステルに関する。
〔従来の技術〕
高強度、高耐熱性、耐薬品性に優れ、尚かつ成型加工
性の良好な樹脂として、近年溶融時に異方性を示す液晶
ポリマーが注目を浴びている。
斯かる液晶ポリマーについては種々の提案がなされて
おり、特開昭49−72393号、同50−43223号、同54−5059
4号等がそれらの代表的なものである。これらの液晶ポ
リマーは何れも骨格に剛直性モノマーを導入して、液晶
性を発現し、高強度で易加工性を実現している。周知の
様に溶融時に異方性を示す樹脂は、溶融粘度がシェア依
存性を持ち、極めて低粘度である為に、それ自体で薄膜
部品や微細部品に、またフィラー、補強剤を複合化した
素材として各種の耐熱部品や精密部品等に有効に利用さ
れている。特にポリマー自体が低粘性であるためにフィ
ラー、補強剤等の高濃度充填化が可能であり、極めて高
い寸法安定性の要求される用途や、性能が充填剤の容量
に比例する磁性材料等の用途等に注目されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
斯かる樹脂において、更に溶融時の低粘性を実現しよ
うとする場合、通常、分子量を低下させる手法をとる
が、この様な手段は機械的強度、耐熱性、耐薬品性を少
なからず犠牲にすることになる。特に分子鎖の結合単位
がエステル結合を有する為に、加水分解に対する耐性は
分子量に依存するところが極めて大きい。即ち該溶融時
に異方性を示すポリマーを更に低粘度化を図るために分
子量を低下させると、耐加水分解性能を著しく損ない、
それに伴い機械的強度も低下してしまう。
ポリエステルの加水分解性を改善するのに分子鎖の末
端を封止するのは自明のことであるが、液晶性を損なわ
ずに、尚かつ耐熱性を低下させることなく封止するのは
容易ではない。これは液晶性を呈すること自体が微妙な
分子骨格のバランスにより引き出されているために、ま
た更に分子量の低下に伴い末端封止剤の影響が他のポリ
マーに比べて著しく出やすくなっている故である。
本発明者等は低粘性でかつ良好な加水分解安定性を実
現すべく鋭意研究を進めた結果、分子鎖末端を特定の化
合物で封止することで相矛盾する両性能を共に実現でき
ることを見出し、本発明を完成させたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
即ち本発明は、溶融時に異方性を示すコポリエステル
の分子鎖末端の官能基を特定の低分子化合物で封止して
なる、流動性が高く、尚かつ耐湿性、耐加水分解性の改
善された液晶性コポリエステルに関する。
本発明において分子鎖末端を封止するに使用される低
分子化合物は分子量が350以下の、芳香環を一つ以上持
っている化合物である。分子量が350を越えて大きくな
ると低粘性化に逆行し、また芳香環以外の骨格では液晶
性、低粘性化に悪影響を与え、更に主鎖ポリマーへの末
端封止反応が極端に低下してしまう。また、低分子化合
物は封止すべきポリマー末端の官能基であるヒドロキシ
基、カルボキシル基及び/又はアミノ基と反応して該官
能基を封止できる反応性基を少なくとも1種以上有する
必要があり、その反応性基はアルデヒド、ヒドロキシ、
カルボキシル、アミノ、イミノ、グリシジルエーテル、
グリシジルエステル、アリル置換メチル、イソシアナー
ト、アセトキシ等である。好ましくはヒドロキシ、カル
ボキシル、アミノ及びそれらのエステル及びグリシジル
基である。
本発明で好ましく使用される低分子化合物は以下の式
(A)〜(I)に示される化合物である。
〔ここで、 R1,R2は炭素数1〜10のアルキル,−Cl,−Br,−OCH3,
−CN,−NO2,−NH2,ビニル,エチニル,アクリレート,
フェニル,ベンジル,アルキルウレア,アルキルエステ
ル,マレイミノより選ばれる置換基を示し、 Yは炭素数1〜4のアルキレン,アルキリデン,−O
−,−S−,−SO−,−SO2−,−CO−より選ばれる基
を示し、 nは0〜2の整数を示し、 Xはアルデヒド,ヒドロキシ,カルボキシル,アミ
ノ,イミノ,グリシジルエーテル,グリシジルエステ
ル,メチル,イソシアナート,アセトキシ,カルボキシ
アルキルエステル(アルキル炭素数1〜4)、カルボキ
シフェニルエステルより選ばれる官能基を示す。〕 式(A)の好ましい例は、p−プロピルフェノール、
p−t−ブチルフェノール、クレゾール、キシレノー
ル、p−マレイミノフェノール、クロロフェノール及び
それらのアセトキシ化した化合物、p−クロル安息香
酸、p−メチル安息香酸及びそれらのメチルエステル、
フェニルグリシジルエーテル等である。
式(B)の好ましい例は、ヒドロキシピリジン、2−
メチル−2−ヒドロキシピリジン及びそれらのアセトキ
シ化した化合物、ニコチン酸、2−メチルニコチン酸及
びそれらのメチルエステル等である。
式(C)の好ましい例は、2−フェニル−2′−p−
ヒドロキシフェニルプロパン、2−フェニル−2′−n
−アセトキシフェニルプロパン、p−イソシアニルフェ
ニル、p−フェニルウレニルフェニルメタン、ビス−4,
4′−ジイソシアニルフェニルメタン等である。
式(D)の好ましい例は、p−フェニルフェノール、
p−アセトキシフェニルベンゼン、p−フェニル安息香
酸、p−フェニル安息香酸メチル等である。
式(E)の好ましい例は、α−及びβ−ナフトール、
α−メチル−β−ナフトール、α−及びβ−アセトキシ
ナフタレン、α−メチル−β−アセトキシナフタレン、
α−及びβ−ナフトエ酸、α−及びβ−ナフトエ酸メチ
ルエステル等である。
式(F)の好ましい例は、8−ヒドロキシキノリ
ン、2−ヒドロキシキノリン、8−アセトキシキノリ
ン、2−アセトキシキノリン、2−カルボキシキノリン
及びそのメチル、フェニルエステル等である。
式(F)の好ましい例は、3−カルボキシイソキノ
リン、1,2,3,4−テトラヒドロイソキノリン−3−カル
ボキシアシッド及びそれらのメチル、フェニルエステル
等である。
式(G)の好ましい例は、4−ヒドロキシインドー
ル、5−ヒドロキシインドール、5−ヒドロキシインド
リン、4−アセトキシインドール、5−アセトキシイン
ドール、5−ヒドロキシインドール等である。
式(H)の好ましい例は7−ヒドロキシインデン、5
−ヒドロキシインデン、1−インダノール、5−インダ
ノール、7−アセトキシインデン、5−アセトキシイン
デン、1−アミノインダン、2−アミノインダン等であ
る。
式(I)の好ましい例は、アンスラノール、アンスラ
セン−9−カルボキシリックアシッド、9−アセトキシ
アンスラセン等である。
本発明の分子鎖末端の封止される樹脂は、溶融時に光
学的異方性を示す、熱可塑性溶融加工可能なポリマー組
成物であり、一般にサーモトロピック液晶ポリマーに分
類される。
かかる異方性溶融相を形成するポリマーは溶融状態で
ポリマー分子鎖が規則的な平行配列をとる性質を有して
いる。ポリマー分子がこのように配列した状態をしばし
ば液晶状態または液晶性物質のネマチック相という。こ
のようなポリマーは、一般に細長く、偏平で、分子の長
軸に沿ってかなり剛性が高く、普通は同軸または平行の
いずれかの関係にある複数の連鎖伸長結合を有している
ようなものである。
異方性溶融相の性質は、直交偏光子を利用した慣用の
偏光検査法により確認することができる。より具体的に
は、異方性溶融相の確認は、Leitz偏光顕微鏡を使用
し、Leitzホットステージにのせた溶融試料を窒素雰囲
気下で40倍の倍率で観察することにより実施できる。上
記ポリマーは光学的に異方性である。すなわち、直交偏
光子の間で検査したときに光を透過させる。試料が光学
的に異方性であると、たとえ静止状態であっても偏光は
透過する。
末端を封止する溶融時に異方性を示す液晶性コポリエ
ステルは、主として芳香族ポリエステル又は芳香族ポリ
エステルアミドからなるものが望ましく、また溶融時の
異方性を損なわない範囲で、それ自体では溶融時に異方
性を示さない他の異なる骨格のポリエステル又はポリエ
ステルアミドを同一分子鎖中に含んでいるものでもよ
い。この様な同一分子鎖中に部分的に含まれる、それ自
体では異方性を示さない他の骨格のポリエステルは、ア
ルキレンの炭素数が4以下のポリアルキレンテレフタレ
ートが望ましく、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレートが好適である。
溶融時に異方性を示すコポリエステルは、種々の化合
物により実現されるが、本発明に於いて好ましいものは
必須の構成成分として、ナフタレン化合物、フェニ
ル化合物、4,4′−ビフェニル化合物、及び次の一
般式 〔但し、Zはアルキレン(C1〜C4),アルキリデン(C1
〜C4),−O−,−S−,−SO−,−SO2−,−CO−よ
り選ばれる基、R,R′はヒドロキシ,カルボキシ等の反
応性基又はそれらのエステルを示す。〕 で表される化合物より選ばれる1種若しくは2種以上の
組み合わせよりなっている。
それらを構成する化合物の好ましい例は、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸、2,6−ジヒドロキシナフタレン、
1,4−ジヒドロキシナフタレン,6−ヒドロキシ−2−ナ
フトエ酸及びそれらのエステル誘導体等のナフタレン化
合物、p−ヒドロキシ安息香酸、テレフタル酸、ハイド
ロキノン、p−アミノフェノール、p−フェニレンジア
ミン及びそれらのエステル誘導体等のパラ位置換ベンセ
ン化合物、イソフタル酸、レゾルシン等のメタ位置換ベ
ンゼン化合物、4,4′−ジヒドロキシビフェニル、4,4′
−ジカルボキシビフェニル等のビフェニル化合物、Zが
プロパン、メタン、サルファイト等の前記一般式で示さ
れる化合物である。
上述の構成成分の内、ナフタレン化合物、ビフェニル
化合物、パラ位置換ベンゼン化合物より選ばれる1種若
しくは2種以上の化合物を必須の構成成分として含むも
のが更に好ましい例である。又、p−位置換ベンゼン化
合物の内、p−ヒドロキシ安息香酸、メチルハイドロキ
ノン及び1−フェニルエチルハイドロキノンは特に好ま
しい例である。
構成成分の具体的な組み合わせとしては以下のものが
例示される。
式中Pは−Cl,−Br,−CH3より選ばれる置換基であ
り、Qはアルキレン(C1〜C4)、アルキリデン,−O
−,−SO−,−SO2−,−S−,−CO−より選ばれる置
換基である。
溶融時に異方性を示すコポリエステルの分子量は30,0
00以下であることが望ましい。30,000を越えるものは必
然的に溶融時の粘度上昇を伴い、高流動性の実現を阻害
する。分子量の低下に伴い流動性は増加するが形状保持
の安定性の面から見て少なくとも分子量は1,000以上が
好ましい。
封止すべき分子鎖末端の官能基は両端の封止が最も好
ましいが、片側のみの封止でも良い。末端の封止の度合
は両末端の官能基の総数の少なくとも25%が必要であ
り、好ましくは45%以上である。
末端の封止反応は通常用いられるポリマーの重合反応
と同様に、溶液中、懸濁媒質中、溶融状態等で行われる
が、後述の様に溶融時に異方性を示す剛直なポリマーは
一般的に有機溶媒には難溶であるため、生成するポリマ
ーの溶融状態で反応に供されるのが好ましい。また反応
はポリマーの重合の当初から重合中及び/又は重合終了
後に封止剤化合物を任意の時点で加えることが可能であ
る。反応には後述の通常使用されるエステル形成触媒の
使用も有効である。
本発明で用いる溶融時に異方性を示すポリエステル及
び/又はポリエステルアミドは多様なエステル形成法に
より生成させることができる。
モノマー化合物は、溶融アシドリシス法により熱交換
流体を存在させずに反応させることができる。この方法
ではモノマーをまず一緒に加熱して反応物質の溶融溶液
を形成する。反応を続けていくと固体のポリマー粒子が
液中に懸濁するようになる。縮合の最終段階で副生した
揮発物(例、酢酸または水)の除去を容易にするために
真空を適用してもよい。
また、スラリー重合法も本発明に用いるのに好適な完
全芳香族ポリエステルの形成に採用できる。この方法で
は、固体生成物は熱交換媒質中に懸濁した状態で得られ
る。
上記の溶融アシドリシス法およびスラリー重合法のい
ずれを採用するにしても、安全芳香族ポリエステルを誘
導する有機モノマー反応物質は、かかるモノマーの常温
でのヒドロキシル基をエステル化した変性形態で(すな
わち、低級アシルエステルとして)反応に供することが
できる。低級アシル基は炭素数約2〜4のものが好まし
い。好ましくは、かかる有機モノマー反応物質の酢酸エ
ステルを反応に供する。また、カルボン酸基をエステル
化した変性形態(即ち、フェノールエステルとして)も
同様に反応に供することができる。
更に溶融アシドリシス法又はスラリー法のいずれにも
任意に使用しうる触媒の代表例としては、ジアルキルス
ズオキシド(例、ジブチルスズオキシド)、ジアリール
スズオキシド、二酸化チタン、三酸化アンチモン、アル
コキシチタンシリケート、チタンアルコキシド、カルボ
ン酸のアルカリおよびアルカリ土類金属塩(例、酢酸亜
鉛)、ルイス(例、BF3)、ハロゲン化水素(例、HCl)
などの気体状酸触媒などが挙げられる。触媒の使用量は
一般にはモノマーの全重量に基づいて約0.001〜1重量
%、特に約0.01〜0.2重量%である。
本発明で得られる芳香族ポリマーは、一般溶剤には実
質的に不溶である傾向を示し、従って溶液加工には不向
きである。しかし、これらのポリマーは普通の溶融加工
法により容易に加工することができる。本発明で得られ
るポリマーはペンタフルオロフェノールにはいくらか可
溶である。
本発明で得られるポリマーは60℃でペンタフルオロフ
ェノールに0.1重量%濃度で溶解したときに、少なくと
も約0.3dl/g、たとえば約0.3〜10.0dl/gの対数粘度(I.
V.)を一般に示す。
本発明の樹脂組成物は各種の機械的特性を改善する上
で、当業者に周知の方法で種々の添加剤及び/若しくは
充填剤を使用することができる。
これらの添加剤としては、例えば一般の熱可塑性樹脂
及び熱硬化性樹脂に添加される物質で、即ち、可塑剤、
酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、帯電防止剤、難
燃剤、染料や顔料等の着色剤、発泡剤、更に、ジビニル
系化合物、過酸化物や加硫剤等の架橋剤及び流動性や離
型性の改善のための潤滑剤が含まれる。
充填剤としては、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、
セラミック繊維、ボロン繊維、アスベスト等の一般無機
繊維、炭酸カルシウム、高分散性けい酸、アルミナ、水
酸化アルミニウム、タルク粉、マイカ、ガラスフレー
ク、ガラスビーズ、石英粉、けい砂、各種金属粉末、カ
ーボンブランク、硫酸バリウム、焼石膏等の粉末物質及
び炭化けい素、アルミナ、ボロンナイトライトや窒化け
い素等の無機化合物、ウィスカーや金属ウィスカー等が
含まれる。
〔発明の効果〕 本発明で得られるポリマーは極めて溶融時の流動性に
優れ、耐加水分解性に優れるために、電気・電子部品分
野での各種の用途に有効に利用される。特に高流動性と
耐湿性の要求される電子部品の包装剤やプリトン配線基
盤には好適である。また、集積回路部品の封止剤等の極
めて寸法安定性、耐湿性及び高流動性の要求される用途
には、溶融シリカ等の適切なフィラーとの複合化により
最適な素材を提供することが可能である。
〔実施例〕
以下本発明を実施例をもって詳述するが、これらの実
施例が本発明を限定するものではない。
以下実施例に使用する樹脂A〜Cは以下の如く予め重
合した。
<樹脂A> イソフタル酸68重量部、テレフタル酸3944重量部、p
−アセトキシ安息香酸720重量部、4,4′−ジアセトキシ
ビフェニル216重量部及び2,6−ジアセトキシナフタレン
439.2重量部を撹拌機、窒素導入管及び留出管を備えた
反応器中に仕込み、窒素気流下でこの混合物を260℃に
加熱した。反応器から酢酸を留出させながら、260℃で
3時間、次に280℃で3時間激しく撹拌した。更に温度
を300℃に上昇させ、窒素の導入を停止した後、徐々に
反応器中を減圧させ、15分後に圧力を0.1mmHgに下げ、
この温度、圧力で1時間撹拌した。
得られた重合体は0.1重量%濃度、60℃でペンタフル
オロフェノール中で測定して0.82の固有粘度を有してい
た。偏光顕微鏡での観察によりホットステージ上で溶融
下にネマチック液晶のパターンを呈した。
<樹脂B> 固有粘度0.62のポリエチレンテレフタレート768重量
部、p−アセトキシ安息香酸1080重量部を撹拌機、窒素
導入管及び留出管を備えた反応器中に仕込み、窒素気流
下で250℃に加熱した。1時間を要して275℃に昇温さ
せ、2時間激しく撹拌した。次に窒素の導入を停止した
後に反応器中を減圧させ30分後に圧力を0.2mmHgに下
げ、更に6時間撹拌した。
得られた重合体は偏光顕微鏡下のホットステージ上で
溶融時に異方性を示し、その固有粘度はペンタフルオロ
フェノール中での測定により0.74であった。
<樹脂C> p−アセトキシ安息香酸1188重量部、2−アセトキシ
−6−ナフトエ酸690重量部及びテレフタル酸54.4重量
部を撹拌機、窒素導入管及び留出管を備えた反応器中に
仕込み、窒素気流下で260℃に加熱した。反応器から酢
酸を留出させながら260℃で3時間、次に280℃で3時間
激しく撹拌した。更に温度を320℃に上昇させ、窒素の
導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧させ15分後に
圧力を0.1mmHgに下げ、この温度、圧力で1時間撹拌し
た。
得られた重合体は偏光顕微鏡下のホットステージ上で
溶融時に異方性を示し、その固有粘度はペンタフルオロ
フェノールでの測定により0.82であった。
尚、加水分解の受け易さの評価判定は、加水分解反応
に伴う固有粘度の低下と、分解物の水溶液の導電性の増
加に由来するものとして測定を実施した。
実施例 1 前述の樹脂A330重量部にp−アセトキシ−t−ブチル
フェニレン46重量部を撹拌機、窒素導入管及び留出管を
備えた反応器中に仕込み、窒素雰囲気下でこの混合物を
280℃に加熱し、5時間反応器から酢酸を留出させなが
ら、激しく撹拌した。更に温度を300℃に上昇させ、窒
素の導入を停止した後、徐々に反応器中を減圧さ、15分
後に圧力を0.1mmHgに下げ、この温度、圧力で1時間撹
拌した。得られた重合体を液体窒素で冷却下に粉砕し粉
末とし、トルエン、アセトンの混合溶媒にて熱時洗浄を
行い、溶媒乾燥後以下の試験に供した。
得られた重合体は回収した過剰の末端封止剤の量より
97%の封止率であり、0.83の固有粘度を有しており、偏
光顕微鏡下に溶融時の異方性を示した。また、DSCによ
り融点を測定し、昇温時にTm=305℃を示した。
得られた重合物の粉末10g、純水100mlを清浄なソック
スレー抽出器にて還流した。300時間後にサンプルの固
有粘度を同様に測定し、0.81の値を得た。還流した抽出
水は72時間後及び300時間後に各々室温に冷却して東亜
電波製コンダクティビティメーターで導電度を測定し、
48μS/cm、121μS/cmを各々得た。
実施例 2 予めメチレンビスフェニレンジイソシアナート250重
量部とシクロヘキサノール99重量部とを反応させて得た
単官能のイソシアナート化合物の104重量部と、樹脂B
の500重量部とを実施例1と同様に仕込み、窒素雰囲気
下265℃に加熱して密閉して6時間激しく撹拌しながら
反応させた。得られた重合物を実施例1と同様にして粉
末にし、洗浄後、同様の試験を行った。このものの固有
粘度は0.78を示し、溶融時の異方性を示した。同様に抽
出300時間後の固有粘度は0.72を示した。72時間後、300
時間後の導電度は69μS/cm、167μS/cmを各々示した。
実施例 3〜15 末端封止剤を各種変えて同様の試験を行った。結果を
表1に示す。
比較例 1〜4 表1の処方に従い、末端封止剤を使用することなく、
実施例1〜2と同様の方法で試験した。結果を表1に示
す。
比較例 5 のn=4.1のものをを用いて樹脂Aの末端封止反応を試
みたが封止率は3%以下のものしか得られなかった。ま
た、得られた封止ポリマーは偏光顕微鏡下で溶融時に暗
視野となり、液晶性を示さなかった。

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶融時に異方性を示すコポリエステルの分
    子鎖末端の官能基を、芳香環を一つ以上持ち、分子量35
    0以下の、下記式(A)〜(I)で示される化合物より
    選ばれる1種若しくは2種以上の低分子化合物で封止し
    てなることを特徴とする分子鎖末端が封止された液晶性
    コポリエステル。 〔ここで、 R1,R2は炭素数1〜10のアルキル,−Cl,−Br,−OCH3,−
    CN,−NO2,−NH2,ビニル,エチニル,アクリレート,フ
    ェニル,ベンジル,アルキルウレア,アルキルエステ
    ル,マレイミノより選ばれる置換基を示し、 Yは炭素数1〜4のアルキレン,アルキリデン,−O
    −,−S−,−SO−,−SO2−,−CO−より選ばれる基
    を示し、 nは0〜2の整数を示し(但し、式(A)の場合、nは
    1又は2の整数)、 Xはアルデヒド,ヒドロキシ,カルボキシル,アミノ,
    イミノ,グリシジルエーテル,グリシジルエステル,メ
    チル,イソシアナート,アセトキシ,カルボキシアルキ
    ルエステル(アルキル炭素数1〜4)、カルボキシフェ
    ニルエステルより選ばれる官能基を示す。〕
  2. 【請求項2】分子鎖末端封止に用いる低分子化合物の官
    能基Xがヒドロキシ、カルボキシル、アミノ、及びそれ
    らのエステル及びグリシジル基より選ばれる反応性基で
    ある特許請求の範囲第1項記載の液晶性コポリエステ
    ル。
  3. 【請求項3】溶融時に異方性を示すコポリエステルが、
    それ自体では異方性を示さない芳香族ポリエステル又は
    (及び)芳香族ポリエステルアミドを同一分子鎖中に部
    分的に含むポリエステルである特許請求の範囲第1項又
    は第2項記載の液晶性コポリエステル。
  4. 【請求項4】それ自体では異方性を示さない芳香族ポリ
    エステルがポリアルキレンテレフタレートである特許請
    求の範囲第3項記載の液晶性コポリエステル。
  5. 【請求項5】ポリアルキレンテレフタレートのアルキレ
    ンの炭素数が4以下である特許請求の範囲第4項記載の
    液晶性コポリエステル。
  6. 【請求項6】溶融時に異方性を示すコポリエステルを構
    成する成分が、ナフタレン化合物、フェニル化合
    物、4,4′−ビフェニル化合物、及び下記式の一般
    〔但し、Zはアルキレン(C1〜C4),アルキリデン(C1
    〜C4),−O−,−S−,−SO−,−SO2−,−CO−よ
    り選ばれる基、R,R′はヒドロキシ,カルボキシ等の反
    応性基又はそれらのエステルを示す。〕 で表される化合物より選ばれる1種若しくは2種以上の
    組み合わせよりなる特許請求の範囲第1項記載の液晶性
    コポリエステル。
  7. 【請求項7】ナフタレン化合物が2,6−ジカルボキシナ
    フタレン、2,6−ジヒドロキシナフタレン,2−ヒドロキ
    シ−6−ナフトエ酸及びそれらのエステルから選ばれる
    1種若しくは2種以上の化合物である特許請求の範囲第
    6項記載の液晶性コポリエステル。
  8. 【請求項8】フェニル化合物がp−ヒドロキシ安息香
    酸,テレフタル酸、ハイドロキノン、p−アミノフェノ
    ール及びそれらの置換誘導体及びそれらのエステル化合
    物より選ばれる1種若しくは2種以上の化合物である特
    許請求の範囲第6項記載の液晶性コポリエステル。
  9. 【請求項9】ビフェニル化合物が4,4′−ジヒドロキシ
    ビフェニル、4,4′−ジカルボキシビフェニル、4−ヒ
    ドロキシ−4′−カルボキシビフェニル及びそれらのエ
    ステルから選ばれる1種若しくは2種以上の化合物であ
    る特許請求の範囲第6項記載の液晶性コポリエステル。
  10. 【請求項10】分子量30,000以下のコポリエステルであ
    る特許請求の範囲第1項記載の液晶性コポリエステル。
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