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JP2517378Y2 - 光データ伝送装置 - Google Patents

光データ伝送装置

Info

Publication number
JP2517378Y2
JP2517378Y2 JP1990085007U JP8500790U JP2517378Y2 JP 2517378 Y2 JP2517378 Y2 JP 2517378Y2 JP 1990085007 U JP1990085007 U JP 1990085007U JP 8500790 U JP8500790 U JP 8500790U JP 2517378 Y2 JP2517378 Y2 JP 2517378Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
data transmission
light emitting
optical data
receiving
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1990085007U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0443041U (ja
Inventor
文雄 今村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hokuyo Automatic Co Ltd
Original Assignee
Hokuyo Automatic Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hokuyo Automatic Co Ltd filed Critical Hokuyo Automatic Co Ltd
Priority to JP1990085007U priority Critical patent/JP2517378Y2/ja
Publication of JPH0443041U publication Critical patent/JPH0443041U/ja
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Publication of JP2517378Y2 publication Critical patent/JP2517378Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Optical Communication System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は空間を通して光によるデータ伝送を行う光
データ伝送装置に関し、特にそのケースに設けた投受光
窓の取付けの向きを変えるだけで投受光方向を変えるこ
とができる構造に関する。
〔従来の技術〕
第8図に示すような光データ伝送装置(1)は2個1
対となって使用され、空間を通して隔たった場所の間
で、光によりデジタルデータの送受を行う。この代表的
な回路構成は、第9図に示すように、データの入出力イ
ンターフェース(2)、入力データの変調回路(3)、
変調光を投射するLED等の投光素子(4)、対向する光
データ伝送装置(1)から投光される変調光を受けるフ
ォトトランジスタ等の受光素子(5)、受信した変調信
号からデータを取り出し、入出力インターフェース
(2)を通して外部に出力する復調回路(6)とからな
る。
この光データ伝送装置(1)の用途としては、例えば
第10図に示すような無人搬送車(7)とステーション
(8)の間での行先データの送受がある。またこの他に
もスタッカークレーンにおける制御装置と中継器の間で
の制御信号の送受、マイコン間のデータ送受等もある。
この光データ伝送装置(1)は、取付スペースを小さ
くできるようにケースを薄型のものとし、取付けの便宜
を図るために、第8図に示すように投受光窓(9)を前
面に設けたヘッドオンタイプと、第11図に示すように投
受光窓(9)を天面に設けたサイドオンタイプが製作さ
れている。このように投受光方向が90°異なる2つのタ
イプを用意することにより、取付け場所に応じて第12図
(イ)(ロ)(ハ)に示すように取付けの向きを変え、
空間を有効に利用することができる。
上述したいずれのタイプもデータ伝送の機能を同じで
あるので、構成部品を組付けた回路基板は共通のものが
使用され、異なるケースに組付けられる。この組付けの
際に、第11図に示す天面投受光型のものは、第13図に示
すように回路基板(10)に投光素子であるLED(4)と
受光素子であるフォトトランジスタ(5)を立てた状態
で植立固定する。また第8図に示す前面投受光型のもの
は第14図に示すように、投光素子であるLED(4)と受
光素子であるフォトトランジスタ(5)を垂設したサブ
基板(11)を回路基板(10)に植立固定している。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記光データ伝送装置において、前面投受光型(ヘッ
ドオンタイプ)のものと天面投受光型(サイドオンタイ
プ)のものとの相違は、投受光窓(9)が天面にあるか
前面にあるかのケース形状に違いと、投受素子(4)及
び受光素子(5)の取付け方向の違いのみである。
しかし、装置としては異なる機種としてユーザーに供
給するため、別々に製作して、所定数ずつ在庫を抱えて
おく必要があり、生産・管理コストを低減するための問
題となっていた。またユーザーの立場からすると、一
旦、機種を決定して製品を入手してしまうと、後で取付
け場所や取付けの向きを変更しようとしても取付スペー
スの関係で、変更不可能な場合があった。
そこで、この考案は一つの機種において投受光方向を
前面側と天面側とに簡単に切り換えることができる光デ
ータ伝送装置の提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案は、入力データを変調信号に変える変調回
路、変調信号を受けて相手方装置に変調光を投射する投
光素子、相手方装置から入射した変調光を電気信号に変
える受光素子、受光素子の受光出力を復調してデータ信
号を取り出す復調回路、及び入出力インターフェース
を、一つの薄い箱型ケース内に組み付け、相手方装置と
の間で相互にデータを送受するようにした光データ伝送
装置において、ケースの前面と天面が交差する角部分に
形成された切欠きと、直交する対称形状の2つの片から
なる断面L字形状を有し、切欠きに嵌められる前部蓋
と、前部蓋の一方の片に形成された投受光窓と、投受光
窓に傾斜して対面する状態で他方の片に垂設された2個
の反射板と、前部蓋の各片と平行な向きで、2個の反射
板に夫々対向するようにケース内に固定された投光素子
及び受光素子とを有し、前部蓋の取付けの向きを反転さ
せることにより、投受光方向を前面側と天面側に切換え
るようにした光データ伝送装置を提供する。
〔作用〕
上記光データ伝送装置は、両反射板が投受光窓に対し
て45°の傾斜をもって取り付けられているので投光素子
から出た光は、対向する反射板に当たり、方向を90°曲
げられて、投受光窓から出て行く。また投受光窓に入射
した光は受光素子に対向する反射板によって方向を90°
曲げられて受光素子に入射する。
この反射状態は、前面蓋の取付け方向を反転させても
変わらない。したがって前面蓋の取付け方向を投受光窓
がケースの天面に向くようにするか前面に向くようにす
るかを選ぶだけで投受光方向を切り換えることができ
る。
〔実施例〕
第1図は、この考案の一実施例である光データ伝送装
置(12)の外観を示すもので、(13)は薄い箱形ケー
ス、(14)は断面L字状の前部蓋で、箱形ケース(13)
の前面と天面が交わる角部分に形成された切欠きにネジ
止め固定されている。(15)は前部蓋(14)の一方の片
に設けられた投受光窓、(16)は箱形ケース(13)の天
板(13a)に設けられた表示窓である。この光データ伝
送装置(12)は、第9図で説明したように投光素子
(4)、受光素子(5)、変調回路(3)、復調回路
(6)、入出力インターフェース(2)を持つものであ
り、入出力インターフェース(2)の外部接続用のコネ
クタは、ケースの後面に設けた図示しないコネクタ用角
孔内に配置されている。この光データ伝送装置(12)
は、前部蓋の投受光窓(15)を通して内蔵された投光素
子(4)及び受光素子(5)により、変調光の投受光を
行い、データの送受信を行う。この送受信の際に、天面
の表示窓(16)の内部に配置された図示しない複数の表
示素子(LED)は、その内容に応じた点滅を行う。これ
によって送受信状態をモニターできる。
この考案の特徴は、第2図に示すように、箱形ケース
(13)の切欠き(17)への前部蓋(14)の取付けの向き
を変えるだけで、投受光方向をケースの前面側と天面側
に90°変えられることである。
この前部蓋(14)の部分の構造は、第3図及び第4図
に示すようになっている。
前部蓋(14)は、直交する対称形状の矩形片(14a)
(14b)からなる断面L字形状のもので、一方の片(14
a)には投受光窓(15)が開けられ、ここに、例えば赤
色アクリル製の窓板(18)が内側からネジ止め固定され
る。また他方の片(14b)には2枚の反射板(19)(2
0)が、三角柱形状のミラー取付台(21)のネジ止めに
より、投受光窓(15)に対して傾斜した状態(例えば45
°の傾き)で垂設される。ここで、反射板(19)(20)
は、ガラス平板にアルミ硬質メッキを施した表面反射鏡
で、ミラー取付け台(21)に接着剤で固定されている。
この前部蓋(14)は、第4図のように組立てられた状態
で、第2図に示す箱形ケース(13)の切欠き(17)に嵌
められ、切欠きの内側に一段低く設けたフランジ部(17
a)にネジ止め固定される。この切欠き(17)は、前部
蓋(14)と同一形状で、嵌め込みにより前部蓋(14)と
箱形ケース(13)は面一となる。
これに対し、投光素子(4)と、受光素子(5)は、
第5図及び第6図に示すように、箱形ケース(13)内に
天板(13a)と平行に組み込まれる配線基板(22)に植
設される。この植設は、配線基板(22)の前部に長方形
の切欠き(22a)を設け、投光素子(4)と受光素子
(5)が切り欠き(22a)内に突出状態で対向し、投光
及び受光の方向が前部蓋(14)の投受光窓(15)と平行
になるようにしている。
投光素子(4)と受光素子(5)をこのように植立し
ておくと、前部蓋(14)の取付けの向きを第5図及び第
6図に示すように投受光窓(15)を前面に向けた場合
と、第7図に示すように、投受光窓(15)を天面に向け
た場合のいずれであっても、配線基板(22)の切欠き
(22a)内に入り込む2個の反射板(19)(20)は、投
光素子(14)の投射する光を投受光窓(15)に向けて反
射し、投受光窓(15)に入射して来る光を受光素子
(5)に向けて反射する。
この結果、ネジ止めによって取付けられる前部蓋(1
4)の取付けの向きを反転させるだけで、投受光方向を
前面側と天面側に切り換えられる。
なお投光素子(4)、受光素子(5)及び反射板(1
9)(20)の取付け方法は、前部蓋(14)の向きを変え
ても、外部から見て投光及び受光が常に投受光窓(15)
を通して行われるという条件を満たせばよい。例えば、
反射板(19)(20)同士を相互に平行に取付けてもよ
い。
〔考案の効果〕
この考案が提供する光データ伝送装置は、前面蓋の取
付の向きを変えるだけで1つのタイプを前面投受光形
(ヘッドオンタイプ)と天面投受光形(サイドオンタイ
プ)に切り換えて使用できる。したがって生産・管理は
1機種として行い、そのコストを低減できる。またユー
ザーにとっても、設置作業時に取付け場所に応じて前面
蓋(14)の向きを変えることにより、投受光方向を簡単
に変えることができるから、使用し易い装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の光データ伝送装置の一実施例の外
観を示す斜視図、第2図は第1図に示す装置における箱
形ケースと前部蓋の取付けの位置関係を示す斜視図、第
3図は前部蓋と、これに組付けられる投受光窓の窓板及
び反射板の分解状態を示す斜視図、第4図は第3図に示
す各部品の組立て状態を示す斜視図、第5図は第1図に
示す装置の前部を断面にして示す図、第6図及び第7図
は、夫々前部蓋の異なる方向の取付け状態における反射
板、投受光窓、投光素子及び受光素子の位置関係を示す
斜視図である。 第8図は前面投受光型の従来の光データ伝送装置の斜視
図、第9図は一対の光データ伝送装置の概略内部構成を
示すブロック図、第10図は光データ伝送装置の使用例で
ある無人搬送車とそのステーションの斜視図、第11図は
天面投受光型の従来の光データ伝送装置の斜視図、第12
図(イ)(ロ)(ハ)は、夫々2個1対の光データ伝送
装置の異なる組合せ方を示す図、第13図及び第14図は天
面投受光型と前面投受光型の各タイプにおける投光素子
と受光素子の取付構造を示す斜視図である。 (2)……入出力インターフェース、(3)……変調回
路、(4)……投光素子、(5)……受光素子、(6)
……復調回路、(12)……光データ伝送装置、(13)…
…箱形ケース、(13a)……天板、(14)……前部蓋、
(14a)(14b)……前部蓋を構成する片、(15)……投
受光窓、(17)……切欠き、(18)……窓板、(19)
(20)……反射板、(21)……ミラー取付台。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データを変調信号に変える変調回路、
    変調信号を受けて相手方装置に変調光を投射する投光素
    子、相手方装置から入射した変調光を電気信号に変える
    受光素子、受光素子の受光出力を復調してデータ信号を
    取り出す復調回路、及び入出力インターフェースを、一
    つの薄い箱型ケース内に組み付け、相手方装置との間で
    相互にデータを送受するようにした光データ伝送装置に
    おいて、 ケースの前面と天面が交差する角部分に形成された切欠
    きと、 直交する対称形状の2つの片からなる断面L字形状を有
    し、切欠きに嵌められる前部蓋と、 前部蓋の一方の片に形成された投受光窓と、 投受光窓に傾斜して対面する状態で他方の片に垂設され
    た2個の反射板と、 前部蓋の各片と平行な向きで、2個の反射板に夫々対向
    するようにケース内に固定された投光素子及び受光素子
    とを有し、 前部蓋の取付けの向きを反転させることにより、投受光
    方向を前面側と天面側に切換えるようにしたことを特徴
    とする光データ伝送装置。
JP1990085007U 1990-08-10 1990-08-10 光データ伝送装置 Expired - Lifetime JP2517378Y2 (ja)

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