JP2512506B2 - タ―ンシグナルのキャンセル装置 - Google Patents
タ―ンシグナルのキャンセル装置Info
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- JP2512506B2 JP2512506B2 JP62315780A JP31578087A JP2512506B2 JP 2512506 B2 JP2512506 B2 JP 2512506B2 JP 62315780 A JP62315780 A JP 62315780A JP 31578087 A JP31578087 A JP 31578087A JP 2512506 B2 JP2512506 B2 JP 2512506B2
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/26—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic
- B60Q1/34—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction
- B60Q1/40—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position
- B60Q1/42—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control
- B60Q1/425—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to indicate the vehicle, or parts thereof, or to give signals, to other traffic for indicating change of drive direction having mechanical, electric or electronic automatic return to inoperative position having mechanical automatic return to inoperative position due to steering-wheel position, e.g. with roller wheel control using a latching element for resetting a switching element
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
- Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、車両のターン方向を指示するために操作さ
れた操作レバーを、ステアリグホイールを反対方向に回
転させることにより自動的に中立位置に戻すようにした
ターンシグナルのキャンセル装置に関する。
れた操作レバーを、ステアリグホイールを反対方向に回
転させることにより自動的に中立位置に戻すようにした
ターンシグナルのキャンセル装置に関する。
(従来の技術) 従来のターンシグナルのキャンセル装置は、ステアリ
ングシャフトと同心状に2個のカム部を有するカム筒体
を設けると共に、操作レバーにより操作されるターンシ
グナルスイッチ機構部を設け、そして、ターンシグナル
スイッチ機構部の操作レバーを中立位置から右折方向位
置又は左折方向位置に回動することによりラチェット部
をキャンセル位置に移動させ、ステアリングホイールを
操作レバーの回動方向に一定以上回動させた後反対方向
へ回転させたときにこのステアリングホイールにより回
転されるカム筒体のカム部を前記キャンセル位置にある
ラチェット部に当接させて操作レバーを中立位置に復帰
させる構成である。而して、ターンシグナルスイッチ機
構部としては、カム筒体を取囲むようにして操作レバー
により回動される二叉状のブラケットを設け、このブラ
ケットの両端部に夫々右折用及び左折用の2個のラチェ
ット部を設けた構成のものと、操作レバーと同じ側に1
個のラチェット部を設けた構成のものとの2種類があ
る。
ングシャフトと同心状に2個のカム部を有するカム筒体
を設けると共に、操作レバーにより操作されるターンシ
グナルスイッチ機構部を設け、そして、ターンシグナル
スイッチ機構部の操作レバーを中立位置から右折方向位
置又は左折方向位置に回動することによりラチェット部
をキャンセル位置に移動させ、ステアリングホイールを
操作レバーの回動方向に一定以上回動させた後反対方向
へ回転させたときにこのステアリングホイールにより回
転されるカム筒体のカム部を前記キャンセル位置にある
ラチェット部に当接させて操作レバーを中立位置に復帰
させる構成である。而して、ターンシグナルスイッチ機
構部としては、カム筒体を取囲むようにして操作レバー
により回動される二叉状のブラケットを設け、このブラ
ケットの両端部に夫々右折用及び左折用の2個のラチェ
ット部を設けた構成のものと、操作レバーと同じ側に1
個のラチェット部を設けた構成のものとの2種類があ
る。
(発明が解決しようとする問題点) 上記2個のラチェット部を設けた構成のものにおいて
は、キャンセル準備角[キャンセル準備角とは、ターン
シグナルスイッチ機構部の操作レバーを中立位置から右
(左)折方向位置に回動させて、ラチェット部をキャン
セル位置に移動させた状態において、ステアリングホイ
ールを右(左)折方向に回転させたとき、カム部がキャ
ンセル位置にあるラチェット部を通過するまでの角度
で、この位置からステアリングホイールを左(右)折方
向に回転させると、カム部が直ちにラチェット部に当接
して操作レバーが中立位置に復帰される。]と逆キャン
セル角[逆キャンセル角とは、ターンシグナルスイッチ
機構部の操作レバーを中立位置から右(左)折方向位置
に回動させて、ラチェット部をキャンセル位置に移動さ
せた状態において、ステアリングホイールを左(右)折
方向に回転させたとき、カム部がキャンセル位置にある
ラチェット部に当接し、操作レバーが中立位置に復帰さ
れるまでの角度。]とを2個のラチェット部の位置によ
り独自に設定することができて、通常は、キャンセル準
備角を80度前後に設定し、逆キャンセル角をキャンセル
準備角よりも大きい120度以上に設定している。然しな
がら、この構成のターンシグナルスイッチ機構部におい
ては、カム筒体即ちステアリングシャフトを取囲むよう
にブラケット及びラチェット部が設けられているので、
ターンシグナルスイッチ機構部を修理する場合には、ス
テアリングホイールを取外さなければターンシグナルス
イッチ機構部を取外すことができず、修理がやりにくい
という問題点がある。
は、キャンセル準備角[キャンセル準備角とは、ターン
シグナルスイッチ機構部の操作レバーを中立位置から右
(左)折方向位置に回動させて、ラチェット部をキャン
セル位置に移動させた状態において、ステアリングホイ
ールを右(左)折方向に回転させたとき、カム部がキャ
ンセル位置にあるラチェット部を通過するまでの角度
で、この位置からステアリングホイールを左(右)折方
向に回転させると、カム部が直ちにラチェット部に当接
して操作レバーが中立位置に復帰される。]と逆キャン
セル角[逆キャンセル角とは、ターンシグナルスイッチ
機構部の操作レバーを中立位置から右(左)折方向位置
に回動させて、ラチェット部をキャンセル位置に移動さ
せた状態において、ステアリングホイールを左(右)折
方向に回転させたとき、カム部がキャンセル位置にある
ラチェット部に当接し、操作レバーが中立位置に復帰さ
れるまでの角度。]とを2個のラチェット部の位置によ
り独自に設定することができて、通常は、キャンセル準
備角を80度前後に設定し、逆キャンセル角をキャンセル
準備角よりも大きい120度以上に設定している。然しな
がら、この構成のターンシグナルスイッチ機構部におい
ては、カム筒体即ちステアリングシャフトを取囲むよう
にブラケット及びラチェット部が設けられているので、
ターンシグナルスイッチ機構部を修理する場合には、ス
テアリングホイールを取外さなければターンシグナルス
イッチ機構部を取外すことができず、修理がやりにくい
という問題点がある。
一方、1個のラチェット部を設けた構成のものにおい
ては、ターンシグナルスイッチ機構部を修理する場合、
ステアリングホイールを取外す必要がなく、その作業を
容易になし得る。然し、ラチェット部が1個であるため
キャンセル準備角と逆キャンセル角と夫々独自に設定す
ることができず、キャンセル準備角を80度前後に設定し
た場合には、逆キャンセル角も必然的に同じく80度前後
に設定されてしまう。従って、操作レバーを例えば右折
方向位置に回動させた後、車両の位置を左寄りに修正さ
せるべくステアリングホイールを左回転させると、80度
前後という僅かな回転によって操作レバーが中立位置に
復帰してしまい、再度操作レバーを右折方向位置に回動
操作しなければならないという問題点がある。
ては、ターンシグナルスイッチ機構部を修理する場合、
ステアリングホイールを取外す必要がなく、その作業を
容易になし得る。然し、ラチェット部が1個であるため
キャンセル準備角と逆キャンセル角と夫々独自に設定す
ることができず、キャンセル準備角を80度前後に設定し
た場合には、逆キャンセル角も必然的に同じく80度前後
に設定されてしまう。従って、操作レバーを例えば右折
方向位置に回動させた後、車両の位置を左寄りに修正さ
せるべくステアリングホイールを左回転させると、80度
前後という僅かな回転によって操作レバーが中立位置に
復帰してしまい、再度操作レバーを右折方向位置に回動
操作しなければならないという問題点がある。
そこで本発明の目的は、逆キャンセル角とキャンセル
準備角よりも大に設定することができ、この場合でも機
構部の分解修理を容易になし得るというターンシグナル
のキャンセル装置を提供するにある。
準備角よりも大に設定することができ、この場合でも機
構部の分解修理を容易になし得るというターンシグナル
のキャンセル装置を提供するにある。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明のターンシグナルのキャンセル装置は、操作レ
バーにより中立位置から右折方向位置及び左折方向位置
に操作されるとその操作に応じてキャンセル位置に移動
される1個のラチェット部を有する機構部を設け、ステ
アリングホイールにより回転され外周部に右回転用及び
左回転用の駆動部を有するカムガイド部材を設け、この
カムガイド部材の外周部に前記ステアリングホイールの
回転に応じて右回転用及び左回転用の駆動部のいずれか
が所定の遊びをもって当接する被駆動部を備えたカム筒
体を回動可能に嵌合し、このカム筒体の円周方向に前記
被駆動部に対して対称に位置する弾性変形可能な第1及
び第2のカム部を形成し、前記カム筒体に前記第1及び
第2のカム部に対応し該カム筒体が右回転されて第1の
カム部が前記キャンセル位置にあるラチェット部に当接
したときにその第1のカム部の内方への弾性変形を許容
する第1の逃げ部及び前記カム筒体が左回転されて第2
のカム部がキャンセル位置にあるラチェット部に当接し
たときにその第2のカム部の内方への弾性変形を許容す
る第2の逃げ部を設けた構成に特徴を有する。
バーにより中立位置から右折方向位置及び左折方向位置
に操作されるとその操作に応じてキャンセル位置に移動
される1個のラチェット部を有する機構部を設け、ステ
アリングホイールにより回転され外周部に右回転用及び
左回転用の駆動部を有するカムガイド部材を設け、この
カムガイド部材の外周部に前記ステアリングホイールの
回転に応じて右回転用及び左回転用の駆動部のいずれか
が所定の遊びをもって当接する被駆動部を備えたカム筒
体を回動可能に嵌合し、このカム筒体の円周方向に前記
被駆動部に対して対称に位置する弾性変形可能な第1及
び第2のカム部を形成し、前記カム筒体に前記第1及び
第2のカム部に対応し該カム筒体が右回転されて第1の
カム部が前記キャンセル位置にあるラチェット部に当接
したときにその第1のカム部の内方への弾性変形を許容
する第1の逃げ部及び前記カム筒体が左回転されて第2
のカム部がキャンセル位置にあるラチェット部に当接し
たときにその第2のカム部の内方への弾性変形を許容す
る第2の逃げ部を設けた構成に特徴を有する。
(作用) 本発明のターンシグナルのキャンセル装置によれば、
操作レバーが中立位置から右折方向位置又は左折方向位
置に回動されるとラチェット部がキャンセル位置に移動
させる。そして、ステアリングホイールが右回転方向又
は左回転方向に回転されるとカム筒体の右回転用の駆動
部又は左回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動部に
当接してカムガイド部材が右回転又は左回転され、第1
のカム部又は第2のカム部がラチェット部に当接すると
第1のカム部又は第2のカム部が弾性変形して第1の逃
げ部内又は第2の逃げ部内へ逃げてラチェット部を通過
する(ここまでの回転角度がキャンセル準備角にな
る)。この位置からステアリングホイールを左回転方向
又は右回転方向に回転させると、カム筒体の左回転用の
駆動部又は右回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動
部に当接してカムガイド部材が左回転又は右回転し、第
1のカム部又は第2のカム部がラチェット部に当接する
と操作レバーが中立位置に復帰される。
操作レバーが中立位置から右折方向位置又は左折方向位
置に回動されるとラチェット部がキャンセル位置に移動
させる。そして、ステアリングホイールが右回転方向又
は左回転方向に回転されるとカム筒体の右回転用の駆動
部又は左回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動部に
当接してカムガイド部材が右回転又は左回転され、第1
のカム部又は第2のカム部がラチェット部に当接すると
第1のカム部又は第2のカム部が弾性変形して第1の逃
げ部内又は第2の逃げ部内へ逃げてラチェット部を通過
する(ここまでの回転角度がキャンセル準備角にな
る)。この位置からステアリングホイールを左回転方向
又は右回転方向に回転させると、カム筒体の左回転用の
駆動部又は右回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動
部に当接してカムガイド部材が左回転又は右回転し、第
1のカム部又は第2のカム部がラチェット部に当接する
と操作レバーが中立位置に復帰される。
つぎに、操作レバーが中立位置から右折方向位置又は
左折方向位置に回動されてラチェット部がキャンセル位
置に移動された後、ステアリングホイールを左回転方向
又は右回転方向に回転させると、カム筒体の左回転用の
駆動部又は右回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動
部に当接してカムガイド部材が左回転又は右回転され
る。その後、第2のカム部又は第1のカム部がラチェッ
ト部に当接するが、第2のカム部又は第1のカム部は弾
性変形して第2の逃げ部材又は第1の逃げ部内に逃げて
ラチェット部を通過する。更にステアリングホイールが
左回転方向又は右回転方向に回転されて第1のカム部又
は第2のカム部がラチェット部に当接すると、操作レバ
ーが中立位置に復帰される(この回転角度が逆キャンセ
ル角となる)。
左折方向位置に回動されてラチェット部がキャンセル位
置に移動された後、ステアリングホイールを左回転方向
又は右回転方向に回転させると、カム筒体の左回転用の
駆動部又は右回転用の駆動部がカムガイド部材の被駆動
部に当接してカムガイド部材が左回転又は右回転され
る。その後、第2のカム部又は第1のカム部がラチェッ
ト部に当接するが、第2のカム部又は第1のカム部は弾
性変形して第2の逃げ部材又は第1の逃げ部内に逃げて
ラチェット部を通過する。更にステアリングホイールが
左回転方向又は右回転方向に回転されて第1のカム部又
は第2のカム部がラチェット部に当接すると、操作レバ
ーが中立位置に復帰される(この回転角度が逆キャンセ
ル角となる)。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき図面を参照して説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、1はスイッチボデーで、
中央部に形成された円形状の筒部1a内をステアリングシ
ャフト2が貫通している。3はスイッチボデー1の第1
図に示す左側に設けられたワイパースイッチユニット
で、その内部のワイパースイッチ(図示せず)は操作レ
バー3aにより操作され、オフ(OFF),間欠(INT),低
速(LO),高速(HI)に切換わる。4はスイッチボデー
1の第1図に示す右側に設けられた機構部たるターンシ
グナルスイッチユニット、5はこのターンシグナルスイ
ッチユニット4の右端部に回動可能に取付けられた操作
レバーで、この操作レバー5は中立位置(N)から右折
方向位置(R)及び左折方向位置(L)に操作される。
6はターンシグナルスイッチユニット4の筒部1a側の左
端部に設けられた1個のラチェット部で、これは軸6aを
中心に回動可能で且つ筒部1a方向へ移動可能になってお
り、操作レバー5が中立位置(N)から右折方向位置
(R)または左折方向位置(L)へ操作されると、これ
に応じて中立位置から二点鎖線で示すキャンセル位置に
移動される。第3図にも示すように、7はスイッチボデ
ー1の筒部1aの外周部に回動可能に且つ軸方向に摺動可
能に装着された円筒状のカムガイド部材で、その上端部
が筒部1aの係合爪1bに抜止め状態に係合されており、常
には下端部とスイッチボデー1との間に介装されたスプ
リング8により第2図に示す上方へ付勢されている。9
はカムガイド部材7の外周部に形成された穴部で、円周
方向の両端部に右回転用の駆動部としての駆動壁部10及
び左回転用の駆動部としての駆動壁部11が形成されてい
る。12及び13はカムガイド部材7の周壁部を貫通して形
成された第1及び第2の逃げ部たる第1及び第2の逃げ
孔部で、これらは穴部9に対して対称に位置している。
尚、カムガイド部材7は、上端のフランジ部7aの上面部
に突設されたピン14がステアリングホイール15の孔部15
aに嵌合されることにより、ステアリングホイール15の
回転に応じて回転されるようになっている。16はカムガ
イド部材7の外周部に回動可能に嵌合された円形状のカ
ム筒体で、これの内面部に突設された被駆動部としての
突起部17がカムガイド部材7の穴部9内に挿入されてい
る。18及び19はカム筒体16の周壁部に形成された弾性変
形可能な第1及び第2のカム部で、これらはカムガイド
部材7の第1及び第2の逃げ孔部12及び13に対応するよ
うに突起部17に対して対称の位置にあり、各カム部18及
び19の端部には先端が尖った三角状の爪部18a及び19aが
形成されている。
中央部に形成された円形状の筒部1a内をステアリングシ
ャフト2が貫通している。3はスイッチボデー1の第1
図に示す左側に設けられたワイパースイッチユニット
で、その内部のワイパースイッチ(図示せず)は操作レ
バー3aにより操作され、オフ(OFF),間欠(INT),低
速(LO),高速(HI)に切換わる。4はスイッチボデー
1の第1図に示す右側に設けられた機構部たるターンシ
グナルスイッチユニット、5はこのターンシグナルスイ
ッチユニット4の右端部に回動可能に取付けられた操作
レバーで、この操作レバー5は中立位置(N)から右折
方向位置(R)及び左折方向位置(L)に操作される。
6はターンシグナルスイッチユニット4の筒部1a側の左
端部に設けられた1個のラチェット部で、これは軸6aを
中心に回動可能で且つ筒部1a方向へ移動可能になってお
り、操作レバー5が中立位置(N)から右折方向位置
(R)または左折方向位置(L)へ操作されると、これ
に応じて中立位置から二点鎖線で示すキャンセル位置に
移動される。第3図にも示すように、7はスイッチボデ
ー1の筒部1aの外周部に回動可能に且つ軸方向に摺動可
能に装着された円筒状のカムガイド部材で、その上端部
が筒部1aの係合爪1bに抜止め状態に係合されており、常
には下端部とスイッチボデー1との間に介装されたスプ
リング8により第2図に示す上方へ付勢されている。9
はカムガイド部材7の外周部に形成された穴部で、円周
方向の両端部に右回転用の駆動部としての駆動壁部10及
び左回転用の駆動部としての駆動壁部11が形成されてい
る。12及び13はカムガイド部材7の周壁部を貫通して形
成された第1及び第2の逃げ部たる第1及び第2の逃げ
孔部で、これらは穴部9に対して対称に位置している。
尚、カムガイド部材7は、上端のフランジ部7aの上面部
に突設されたピン14がステアリングホイール15の孔部15
aに嵌合されることにより、ステアリングホイール15の
回転に応じて回転されるようになっている。16はカムガ
イド部材7の外周部に回動可能に嵌合された円形状のカ
ム筒体で、これの内面部に突設された被駆動部としての
突起部17がカムガイド部材7の穴部9内に挿入されてい
る。18及び19はカム筒体16の周壁部に形成された弾性変
形可能な第1及び第2のカム部で、これらはカムガイド
部材7の第1及び第2の逃げ孔部12及び13に対応するよ
うに突起部17に対して対称の位置にあり、各カム部18及
び19の端部には先端が尖った三角状の爪部18a及び19aが
形成されている。
次に上記構成の作用について説明する。
操作レバー5が中立位置(N)にあるときはラチェッ
ト部6も第1図実線で示す中立位置にあり、ラチェット
部6の先端部は第1及び第2のカム部18及び19の爪部18
a及び19aの回動軌跡20の外側にある。従って、ステアリ
ングホイール15が回転されてもラチェット部6には何等
の影響がない。
ト部6も第1図実線で示す中立位置にあり、ラチェット
部6の先端部は第1及び第2のカム部18及び19の爪部18
a及び19aの回動軌跡20の外側にある。従って、ステアリ
ングホイール15が回転されてもラチェット部6には何等
の影響がない。
さて、操作レバー5が中立位置(N)から右折方向位
置(R)及び左折方向位置(L)に回動操作された場合
について説明するに、両場合の動作原理は同一であるの
で、以下右折方向位置(R)へ操作された場合を代表し
て説明する。
置(R)及び左折方向位置(L)に回動操作された場合
について説明するに、両場合の動作原理は同一であるの
で、以下右折方向位置(R)へ操作された場合を代表し
て説明する。
操作レバー5が中立位置(N)から右折方向位置
(R)に回動されると、ラチェット部6が第4図に示す
ように中立位置から筒部1a側へ突出してキャンセル位置
に移動され、この移動によりラチェット部6の先端部が
第1及び第2のカム部18及び19の爪部18a及び19aの回動
軌跡20の内側に位置する。その後、ステアリングホイー
ル15が右回転方向に回転されると、ピン14を介してカム
ガイド部材7が第1図の状態から右回転され、該カムガ
イド部材7が所定の遊びたる角度θ回転されたところで
右回転用の駆動壁部10が第4図に示すようにカム筒体16
の突起部17に当接し、カム筒体16がカムガイド部材7と
一体的に右回転可能になる。この場合、カム筒体16の第
1のカム部18はカムガイド部材7の第1の逃げ孔部12に
対向しており、カム筒体16の第2のカム部19の先端部は
カムガイド部材7の外周部に当接している。更にステア
リングホイール15が右回転されてカム筒体16がカムガイ
ド部材7と一体的に回転すると、第1のカム部18の爪部
18aがラチェット部6の先端部に当接することにより、
第1のカム部18が第4図二点鎖線及第5図で示すように
第1の逃げ孔部12内へ逃げるように弾性変形し、爪部18
aがラチェット部6を通過する(第4図に点線で示
す)。このときのカム筒体16の第1のカム18の回転角度
αと前記したカムガイド部材7の回転角度θとの和(θ
+α)がキャンセル準備角となる。
(R)に回動されると、ラチェット部6が第4図に示す
ように中立位置から筒部1a側へ突出してキャンセル位置
に移動され、この移動によりラチェット部6の先端部が
第1及び第2のカム部18及び19の爪部18a及び19aの回動
軌跡20の内側に位置する。その後、ステアリングホイー
ル15が右回転方向に回転されると、ピン14を介してカム
ガイド部材7が第1図の状態から右回転され、該カムガ
イド部材7が所定の遊びたる角度θ回転されたところで
右回転用の駆動壁部10が第4図に示すようにカム筒体16
の突起部17に当接し、カム筒体16がカムガイド部材7と
一体的に右回転可能になる。この場合、カム筒体16の第
1のカム部18はカムガイド部材7の第1の逃げ孔部12に
対向しており、カム筒体16の第2のカム部19の先端部は
カムガイド部材7の外周部に当接している。更にステア
リングホイール15が右回転されてカム筒体16がカムガイ
ド部材7と一体的に回転すると、第1のカム部18の爪部
18aがラチェット部6の先端部に当接することにより、
第1のカム部18が第4図二点鎖線及第5図で示すように
第1の逃げ孔部12内へ逃げるように弾性変形し、爪部18
aがラチェット部6を通過する(第4図に点線で示
す)。このときのカム筒体16の第1のカム18の回転角度
αと前記したカムガイド部材7の回転角度θとの和(θ
+α)がキャンセル準備角となる。
つぎに、第4図に点線で示す状態からステアリングホ
イール15が左回転方向に回転されると、カムガイド部材
7も同方向に回転されて、該カムガイド部材7が角度2
θ左回転されたところで第6図に示すように左回転用の
駆動壁部11がカム筒体16の突起部17に当接して、カム筒
体16がカムガイド部材7と一体的に左回転可能となる。
この場合、第2のカム部19が第2の逃げ孔部13に対向し
ており、第1のカム部18の先端部はカムガイド部材7の
外周部に当接している。更にステアリングホイール15が
左回転されてカム筒体16がカムガイド部材7と一体的に
左回転すると、第1のカム部18の爪部18aがラチェット
部6に当接して該ラチェット部6を矢印A方向へ回動さ
せるようになり、これによって操作レバー5が中立位置
(N)に復帰する。
イール15が左回転方向に回転されると、カムガイド部材
7も同方向に回転されて、該カムガイド部材7が角度2
θ左回転されたところで第6図に示すように左回転用の
駆動壁部11がカム筒体16の突起部17に当接して、カム筒
体16がカムガイド部材7と一体的に左回転可能となる。
この場合、第2のカム部19が第2の逃げ孔部13に対向し
ており、第1のカム部18の先端部はカムガイド部材7の
外周部に当接している。更にステアリングホイール15が
左回転されてカム筒体16がカムガイド部材7と一体的に
左回転すると、第1のカム部18の爪部18aがラチェット
部6に当接して該ラチェット部6を矢印A方向へ回動さ
せるようになり、これによって操作レバー5が中立位置
(N)に復帰する。
一方、操作レバー5が右折方向位置に回動操作されて
ラチェット部6がキャンセル位置に移動された状態にお
いて、ステアリングホイール15が左回転方向に角度θ回
転されると、カムガイド部材7が左回転されて第7図に
示すように左回転用の駆動壁部11がカム筒体16の突起部
17に当接して、カム筒体16がカムガイド部材7と一体的
に左回転可能になる。この場合、第2のカム部19が第2
の逃げ孔部13に対向しており、第1のカム部18の先端部
はカムガイド部材7の外周部に当接している。更にステ
アリングホイール15が左回転されてカム筒体16がカムガ
イド部材7と一体的に左回転すると、第2のカム部19の
爪部19aがラチェット部6の先端部に当接して、前述の
第1のカム部18と同様に第2のカム部19は第2の逃げ孔
部13内へ逃げるように弾性変形し、爪部19aがラチェッ
ト部6を通過する(ここまでの回転角度はキャンセル準
備角と略同一となる)。更にカム筒体16が左回転方向に
回転されると、第1のカム部18の爪部18aがラチェット
部6の先端部に当接し、前述と同様にラチェット部6が
矢印A方向へ回動され、操作レバー5が中立位置(N)
に復帰する。そして、上述したカム筒体16の第1のカム
18の回転角度βと前記したカムガイド部材7の回転角度
θとの和(β+θ)が逆キャンセル角となる。この角度
(β+θ)は、第1のカム部18の爪部18aと第2のカム
部19の爪部19aとのなす角度γとキャンセル準備角(θ
+α)との和に略等しくなるので、逆キャンセル角の目
標とする120度以上を充分に満足することができる。
ラチェット部6がキャンセル位置に移動された状態にお
いて、ステアリングホイール15が左回転方向に角度θ回
転されると、カムガイド部材7が左回転されて第7図に
示すように左回転用の駆動壁部11がカム筒体16の突起部
17に当接して、カム筒体16がカムガイド部材7と一体的
に左回転可能になる。この場合、第2のカム部19が第2
の逃げ孔部13に対向しており、第1のカム部18の先端部
はカムガイド部材7の外周部に当接している。更にステ
アリングホイール15が左回転されてカム筒体16がカムガ
イド部材7と一体的に左回転すると、第2のカム部19の
爪部19aがラチェット部6の先端部に当接して、前述の
第1のカム部18と同様に第2のカム部19は第2の逃げ孔
部13内へ逃げるように弾性変形し、爪部19aがラチェッ
ト部6を通過する(ここまでの回転角度はキャンセル準
備角と略同一となる)。更にカム筒体16が左回転方向に
回転されると、第1のカム部18の爪部18aがラチェット
部6の先端部に当接し、前述と同様にラチェット部6が
矢印A方向へ回動され、操作レバー5が中立位置(N)
に復帰する。そして、上述したカム筒体16の第1のカム
18の回転角度βと前記したカムガイド部材7の回転角度
θとの和(β+θ)が逆キャンセル角となる。この角度
(β+θ)は、第1のカム部18の爪部18aと第2のカム
部19の爪部19aとのなす角度γとキャンセル準備角(θ
+α)との和に略等しくなるので、逆キャンセル角の目
標とする120度以上を充分に満足することができる。
本実施例によれば、ステアリングホイール15の回転方
向に応じてカム筒体16が右回転方向に回転した場合に
は、第1のカム部18がラチェット部6に当接すると弾性
変形して第1の逃げ孔部12内へ逃げ、第2のカム部19が
ラチェット部6に当接した時には弾性変形不能になり、
カム筒体16が左回転方向に回転した場合には、第2のカ
ム部19がラチェット部6に当接すると弾性変形して第2
の逃げ孔部13内へ逃げ、第1のカム部18がラチェット部
6に当接した時には弾性変形不能になるように構成した
ので、キャンセル準備角及び逆キャンセル角を夫々独自
に設定することができ、キャンセル準備角を80度前後に
設定した場合にも、逆キャンセル角とキャンセル準備角
よりも充分に大きな角度120度以上に設定できる。
向に応じてカム筒体16が右回転方向に回転した場合に
は、第1のカム部18がラチェット部6に当接すると弾性
変形して第1の逃げ孔部12内へ逃げ、第2のカム部19が
ラチェット部6に当接した時には弾性変形不能になり、
カム筒体16が左回転方向に回転した場合には、第2のカ
ム部19がラチェット部6に当接すると弾性変形して第2
の逃げ孔部13内へ逃げ、第1のカム部18がラチェット部
6に当接した時には弾性変形不能になるように構成した
ので、キャンセル準備角及び逆キャンセル角を夫々独自
に設定することができ、キャンセル準備角を80度前後に
設定した場合にも、逆キャンセル角とキャンセル準備角
よりも充分に大きな角度120度以上に設定できる。
また、本実施例によれば、ラチェット部6はカム筒体
16に対してターンシグナルスイッチユニット4と同じ側
に1個設けられているだけであるので、ターンシグナル
スイッチユニット4を取外す場合にもステアリングホイ
ール15を取外す必要がなく、分解修理を容易になし得る
ものであり、勿論ワイパースイッチユニット3を取外す
場合も同様である。
16に対してターンシグナルスイッチユニット4と同じ側
に1個設けられているだけであるので、ターンシグナル
スイッチユニット4を取外す場合にもステアリングホイ
ール15を取外す必要がなく、分解修理を容易になし得る
ものであり、勿論ワイパースイッチユニット3を取外す
場合も同様である。
尚、上記実施例では、操作レバー5の回動操作された
方向の同一の方向にステアリングホイール15が回転され
た場合、カム部18及び19とラチェット部6との当接時カ
ム部18及び19が逃げ孔部12及び13内へ逃げるようにして
いるが、逆に、ラチェット部6が回動して逃げるように
してもよい。この場合、操作レバー5はステアリングホ
イール15の回転方向と同方向に回動操作されているので
中立位置に復帰することはない。
方向の同一の方向にステアリングホイール15が回転され
た場合、カム部18及び19とラチェット部6との当接時カ
ム部18及び19が逃げ孔部12及び13内へ逃げるようにして
いるが、逆に、ラチェット部6が回動して逃げるように
してもよい。この場合、操作レバー5はステアリングホ
イール15の回転方向と同方向に回動操作されているので
中立位置に復帰することはない。
又、上記実施例では、カムガイド部材7に穴部9を形
成してその両端部に駆動部たる駆動壁部10及び11を形成
し、カム筒体16に被駆動部たる突起部17を形成したが、
これに代えて、カムガイド部材7に突起部17と同様の突
起部を形成してその両側部を右回転用及び左回転用の駆
動部とし、カム筒体16にカムガイド部材7の突起部が挿
入される穴部9と同様の穴部を形成してその穴部の両端
部を被駆動部としても良い。
成してその両端部に駆動部たる駆動壁部10及び11を形成
し、カム筒体16に被駆動部たる突起部17を形成したが、
これに代えて、カムガイド部材7に突起部17と同様の突
起部を形成してその両側部を右回転用及び左回転用の駆
動部とし、カム筒体16にカムガイド部材7の突起部が挿
入される穴部9と同様の穴部を形成してその穴部の両端
部を被駆動部としても良い。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように本発明のターンシグナ
ルのキャンセル装置は、ステアリングホイールにより回
転され右回転用及び左回転用の駆動部を有するカムガイ
ド部材を設け、このカムガイド部材を外周部に被駆動部
を備えたカム筒体を回動可能に嵌合し、このカム筒体に
第1及び第2のカム部を形成し、前記カムガイド部材に
該カム筒体が右回転されて第1のカム部が機構部のキャ
ンセル位置にあるラチェット部に当接したときにその第
1のカム部の内方への弾性変形を許容する第1の逃げ部
及び前記カム筒体が左回転されて第2のカム部がキャン
セル位置にあるラチェット部に当接したときにその第2
のカム部の内方への弾性変形を許容する第2の逃げ部を
設けたので、逆キャンセル角をキャンセル準備角よりも
大に設定することができ、この場合でも機構部の分解修
理が容易になし得るという効果を奏する。
ルのキャンセル装置は、ステアリングホイールにより回
転され右回転用及び左回転用の駆動部を有するカムガイ
ド部材を設け、このカムガイド部材を外周部に被駆動部
を備えたカム筒体を回動可能に嵌合し、このカム筒体に
第1及び第2のカム部を形成し、前記カムガイド部材に
該カム筒体が右回転されて第1のカム部が機構部のキャ
ンセル位置にあるラチェット部に当接したときにその第
1のカム部の内方への弾性変形を許容する第1の逃げ部
及び前記カム筒体が左回転されて第2のカム部がキャン
セル位置にあるラチェット部に当接したときにその第2
のカム部の内方への弾性変形を許容する第2の逃げ部を
設けたので、逆キャンセル角をキャンセル準備角よりも
大に設定することができ、この場合でも機構部の分解修
理が容易になし得るという効果を奏する。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は要部を
破断して示す平面図、第2図は要部を破断して示す側面
図、第3図はカムガイド部材及びカム筒体の分解斜視
図、第4図乃至第7図は異なる状態における第1図相当
図である。 図中、4はターンシグナルスイッチユニット(機構
部)、5はラチェット部、6は操作レバー、7はカムガ
イド部材、10は右回転用の駆動壁部(駆動部)、11は左
回転用の駆動壁部(駆動部)、12は第1の逃げ孔部(第
1の逃げ部)、13は第2の逃げ孔部(第2の逃げ部)、
15はステアリングホイール、16はカム筒体、17は突起部
(被駆動部)、18は第1のカム部、19は第2のカム部を
示す。
破断して示す平面図、第2図は要部を破断して示す側面
図、第3図はカムガイド部材及びカム筒体の分解斜視
図、第4図乃至第7図は異なる状態における第1図相当
図である。 図中、4はターンシグナルスイッチユニット(機構
部)、5はラチェット部、6は操作レバー、7はカムガ
イド部材、10は右回転用の駆動壁部(駆動部)、11は左
回転用の駆動壁部(駆動部)、12は第1の逃げ孔部(第
1の逃げ部)、13は第2の逃げ孔部(第2の逃げ部)、
15はステアリングホイール、16はカム筒体、17は突起部
(被駆動部)、18は第1のカム部、19は第2のカム部を
示す。
Claims (1)
- 【請求項1】操作レバーにより中立位置から右折方向位
置及び左折方向位置に操作されるように設けられその操
作に応じてキャンセル位置に移動される1個のラチェッ
ト部を有する機構部と、ステアリングホイールにより回
転され外周部に右回転用及び左回転用の駆動部を有する
カムガイド部材と、このカムガイド部材の外周部に回動
可能に嵌合され前記ステアリングホイールの回転に応じ
て右回転用及び左回転用のいずれかの駆動部が所定の遊
びをもって当接する被駆動部を備えたカム筒体と、この
カム筒体の円周方向に形成され前記被駆動部に対して対
称に位置する弾性変形可能な第1及び第2のカム部と、
これらのカム部に対応して前記カムガイド部材に形成さ
れ前記カム筒体が右回転されて第1のカム部が前記キャ
ンセル位置にあるラチェット部に当接したときにその第
1のカム部の内方への弾性変形を許容する第1の逃げ部
及び前記カム筒体が左回転されて第2のカム部がキャン
セル位置にあるラチェット部に当接したときにその第2
のカム部の内方への弾性変形を許容する第2の逃げ部と
を具備してなるターンシグナルのキャンセル装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62315780A JP2512506B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | タ―ンシグナルのキャンセル装置 |
US07/281,515 US4888456A (en) | 1987-12-14 | 1988-12-08 | Vehicle turn signal cancelling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62315780A JP2512506B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | タ―ンシグナルのキャンセル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01156150A JPH01156150A (ja) | 1989-06-19 |
JP2512506B2 true JP2512506B2 (ja) | 1996-07-03 |
Family
ID=18069463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62315780A Expired - Lifetime JP2512506B2 (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | タ―ンシグナルのキャンセル装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4888456A (ja) |
JP (1) | JP2512506B2 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0749253B2 (ja) * | 1990-03-14 | 1995-05-31 | 株式会社東海理化電機製作所 | ターンシグナルのキャンセル装置 |
JPH0711424Y2 (ja) * | 1990-10-05 | 1995-03-15 | 古河電気工業株式会社 | 回転コネクタ |
JP2553434Y2 (ja) * | 1992-04-17 | 1997-11-05 | 東洋電装株式会社 | オートキャンセル装置 |
US5744769A (en) * | 1993-09-13 | 1998-04-28 | United Technologies Automotive, Inc. | Electrical switch for use in an automotive vehicle |
US5575177A (en) * | 1993-09-13 | 1996-11-19 | United Technologies Automotive, Inc. | Turn signal cancellation mechanism |
US5492031A (en) * | 1995-03-31 | 1996-02-20 | Ford Motor Company | Steering column transmission shifting assembly |
DE19649912A1 (de) * | 1996-12-02 | 1998-06-04 | Trw Fahrzeugelektrik | Modul-Lenkstockschalter |
JPH10199375A (ja) * | 1997-01-17 | 1998-07-31 | Yazaki Corp | コンビネーションスイッチ装置 |
JP2001010507A (ja) * | 1999-07-01 | 2001-01-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | ケーブルリールのロータへのロッキングカラーの取付構造 |
JP2002225625A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-14 | Yazaki Corp | ターンシグナルスイッチ |
KR20030018651A (ko) * | 2001-08-30 | 2003-03-06 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 방향지시신호 자동 해제 장치 |
KR100412447B1 (ko) * | 2001-12-20 | 2003-12-31 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 멀티펑션 스위치의 중립위치 고정구조 |
KR100490343B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-05-17 | 주식회사 신창전기 | 자동차의 턴 시그널 스위치 구조 |
US8132828B2 (en) * | 2008-09-11 | 2012-03-13 | Trw Automotive U.S. Llc | Apparatus and method for connecting a control module to a steering column |
WO2012173529A1 (en) * | 2011-06-16 | 2012-12-20 | Volvo Lastvagnar Ab | A vehicle turning signal device and a vehicle comprising such a device |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3609264A (en) * | 1969-09-13 | 1971-09-28 | Tokai Rika Co Ltd | Direction-signal-cancelling mechanism |
US3829638A (en) * | 1972-12-20 | 1974-08-13 | Tokai Rika Co Ltd | Direction indicator automatic return device for turn indicator switches |
JPS5668165U (ja) * | 1979-10-31 | 1981-06-06 | ||
US4365121A (en) * | 1979-12-07 | 1982-12-21 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Turn direction detector for a steering shaft |
US4323877A (en) * | 1980-02-21 | 1982-04-06 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Turn direction detector for use in automobile |
JPS6019968U (ja) * | 1983-07-20 | 1985-02-12 | 株式会社東海理化電機製作所 | 回転方向検出センサ |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP62315780A patent/JP2512506B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-12-08 US US07/281,515 patent/US4888456A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4888456A (en) | 1989-12-19 |
JPH01156150A (ja) | 1989-06-19 |
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