JP2511272B2 - 通気材製ハニカムコアの成形方法 - Google Patents
通気材製ハニカムコアの成形方法Info
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Landscapes
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- Laminated Bodies (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、通気材を基材とし、もって過半のセル壁が
通気性を有し、例えば集塵用フィルタ等として用いるこ
とが可能な、通気材製ハニカムコアの成形方法に関す
る。
通気性を有し、例えば集塵用フィルタ等として用いるこ
とが可能な、通気材製ハニカムコアの成形方法に関す
る。
「従来の技術」「発明が解決しようとする問題点」 従来、各種装置に用いられる集塵用フィルタは、マッ
ト状のため、捕集効率を高めるには集塵用フィルタの厚
さを厚くする必要があるが、集塵用フィルタの厚さを厚
くした場合には、圧力損失が大きくなるという欠点があ
る。また、このような集塵用フィルタは、装置の規模が
大きいものにあっては重量も重くなり、掃除の際等の取
扱いも容易でないという難点があった。
ト状のため、捕集効率を高めるには集塵用フィルタの厚
さを厚くする必要があるが、集塵用フィルタの厚さを厚
くした場合には、圧力損失が大きくなるという欠点があ
る。また、このような集塵用フィルタは、装置の規模が
大きいものにあっては重量も重くなり、掃除の際等の取
扱いも容易でないという難点があった。
それ故、捕集効率が高いにもかかわらず圧力損失が少
なく、かつ、用いる装置の規模が大きい場合であって
も、重量が軽く取扱いの容易な集塵用フィルタの開発が
要望されていた。しかしながら、このような集塵用フィ
ルタは、未だ提供されていないのが現状である。
なく、かつ、用いる装置の規模が大きい場合であって
も、重量が軽く取扱いの容易な集塵用フィルタの開発が
要望されていた。しかしながら、このような集塵用フィ
ルタは、未だ提供されていないのが現状である。
そのため、表面積が大きいと共に軽量であるという特
性を有するハニカムコアに着目し、ハニカムコアを通気
材よりなる基材によって成形することにより、前記要望
を満たすことができるとの想定のもとに、このようなハ
ニカムコアの開発が試みられている。そして、このよう
なハニカムコアを成形するためには、まず基材として、
通気性を有する織布若しくは不織布を用いる必要があ
り、また、このような柔軟性を有する基材によるハニカ
ムコアの成形手段としては、展張成形方法のみが可能で
あり、展張成形方法による以外に、このようなハニカム
コアを成形することはできない。つまり、基材を条線状
に接着剤塗布,重合,重着,展張することによりハニカ
ムコアを得る、展張成形方法のみが可能と考えられてい
た。
性を有するハニカムコアに着目し、ハニカムコアを通気
材よりなる基材によって成形することにより、前記要望
を満たすことができるとの想定のもとに、このようなハ
ニカムコアの開発が試みられている。そして、このよう
なハニカムコアを成形するためには、まず基材として、
通気性を有する織布若しくは不織布を用いる必要があ
り、また、このような柔軟性を有する基材によるハニカ
ムコアの成形手段としては、展張成形方法のみが可能で
あり、展張成形方法による以外に、このようなハニカム
コアを成形することはできない。つまり、基材を条線状
に接着剤塗布,重合,重着,展張することによりハニカ
ムコアを得る、展張成形方法のみが可能と考えられてい
た。
しかるに、このような展張成形方法の工程中におい
て、通気性を有する織布若しくは不織布からなる基材
は、所定の接合部を接着するために接着剤を塗布した場
合、塗布された接着剤が、その塗布対象の基材に浸透
して反対面に滲み出たり、塗布された接着剤が、事後
において重合された他の基材側に浸透し、加熱,加圧に
よりその反対面に滲み出る、という難点がある。そし
て、このような,の滲み出しにより、所定の接合部
以外の個所をも接着してしまうことになる結果、従来
は、このような基材によりハニカムコアを成形すること
は不可能とされていた。
て、通気性を有する織布若しくは不織布からなる基材
は、所定の接合部を接着するために接着剤を塗布した場
合、塗布された接着剤が、その塗布対象の基材に浸透
して反対面に滲み出たり、塗布された接着剤が、事後
において重合された他の基材側に浸透し、加熱,加圧に
よりその反対面に滲み出る、という難点がある。そし
て、このような,の滲み出しにより、所定の接合部
以外の個所をも接着してしまうことになる結果、従来
は、このような基材によりハニカムコアを成形すること
は不可能とされていた。
本発明は、上述の事情に鑑みなされたものであり、そ
の目的とするところは、通気材を基材とするハニカムコ
アの成形を可能とし、もって、例えば集塵用フィルタと
して用いた場合、捕集効率が高いにもかかわらず圧力損
失が少なく、かつ必要とするフィルタが大きなものの場
合でも軽量で取扱い等が容易な、通気材製ハニカムコア
の成形方法を提案することにある。
の目的とするところは、通気材を基材とするハニカムコ
アの成形を可能とし、もって、例えば集塵用フィルタと
して用いた場合、捕集効率が高いにもかかわらず圧力損
失が少なく、かつ必要とするフィルタが大きなものの場
合でも軽量で取扱い等が容易な、通気材製ハニカムコア
の成形方法を提案することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明は、上記目的を達成すべくなされたものであ
り、その技術的解決手段は、次のとおりである。まず、
第1項については次のとおり。第1項の通気材製ハニカ
ムコアの成形方法は、次の目止ライン形成工程、目止剤
浸透,硬化工程、接着剤層形成工程、重合工程、重着,
接合工程、展張工程等を有してなる。
り、その技術的解決手段は、次のとおりである。まず、
第1項については次のとおり。第1項の通気材製ハニカ
ムコアの成形方法は、次の目止ライン形成工程、目止剤
浸透,硬化工程、接着剤層形成工程、重合工程、重着,
接合工程、展張工程等を有してなる。
すなわち、まず、その基材を構成する繊維を素材とし
た通気性を有する織布や不織布よりなるシート状の通気
材に、その長さ若しくは幅方向に沿い所定のピッチで、
所定幅の目止ラインを形成するための目止剤を塗布する
目止ライン形成工程と、このように該目止ラインが形成
された部位の該通気材は、塗布された該目止剤が内部に
浸透して反対面にも滲み出ると共に、該目止剤が硬化さ
れることにより他の液体や気体の浸透,通過等を阻止す
るようになる、目止剤浸透,硬化工程と、次に、このよ
うな該通気材について、一つ置きに位置する該目止ライ
ン上に接着剤を塗布することにより、接着剤層を形成す
る接着剤層形成工程と、更に次の各工程を有してなる。
た通気性を有する織布や不織布よりなるシート状の通気
材に、その長さ若しくは幅方向に沿い所定のピッチで、
所定幅の目止ラインを形成するための目止剤を塗布する
目止ライン形成工程と、このように該目止ラインが形成
された部位の該通気材は、塗布された該目止剤が内部に
浸透して反対面にも滲み出ると共に、該目止剤が硬化さ
れることにより他の液体や気体の浸透,通過等を阻止す
るようになる、目止剤浸透,硬化工程と、次に、このよ
うな該通気材について、一つ置きに位置する該目止ライ
ン上に接着剤を塗布することにより、接着剤層を形成す
る接着剤層形成工程と、更に次の各工程を有してなる。
すなわち、所定枚数の各該通気材を、その各該目止ラ
インがそれぞれ互いに対応位置すると共に、隣接して位
置する一方の該通気材の該接着剤層が形成されない該目
止ラインと、他方の該通気材の該接着剤層が形成された
該目止ラインとが対応位置する関係で、順次重ね合わせ
る重合工程と、しかる後、重ね合わされた各該通気材を
加熱,加圧することにより、該接着剤層にて、該目止ラ
インが交互に一ピッチずつずれた状態で接合される重
着,接合工程と、このように重着,接合された各該通気
材を、重着方向に展張することにより、接合部や該目止
ライン以外は通気性を備えた各該通気材にてセル壁が形
成され、もって通気材製ハニカムコアを得る展張工程
と、を有してなる。
インがそれぞれ互いに対応位置すると共に、隣接して位
置する一方の該通気材の該接着剤層が形成されない該目
止ラインと、他方の該通気材の該接着剤層が形成された
該目止ラインとが対応位置する関係で、順次重ね合わせ
る重合工程と、しかる後、重ね合わされた各該通気材を
加熱,加圧することにより、該接着剤層にて、該目止ラ
インが交互に一ピッチずつずれた状態で接合される重
着,接合工程と、このように重着,接合された各該通気
材を、重着方向に展張することにより、接合部や該目止
ライン以外は通気性を備えた各該通気材にてセル壁が形
成され、もって通気材製ハニカムコアを得る展張工程
と、を有してなる。
次に、第2項については次のとおり。すなわち、この
第2項の通気材製ハニカムコアの成形方法では、第1項
記載の通気材製ハニカムコアの成形方法において、ま
ず、前記接着剤層形成工程では、該通気材の表裏につい
て、表裏で交互に一ピッチずつずれて該接着剤層を形成
する。かつ、前記重合工程では、隣接して位置する一方
の該通気材としては、前記接着剤層形成工程を全く辿ら
ず該接着剤層が一切形成されないものが用いられると共
に、隣接して位置する他方の該通気材としては、このよ
うな接着剤層形成工程を辿り表裏に該接着剤層が形成さ
れたものが用いられ、このような両該通気材を交互に重
ね合わせる。
第2項の通気材製ハニカムコアの成形方法では、第1項
記載の通気材製ハニカムコアの成形方法において、ま
ず、前記接着剤層形成工程では、該通気材の表裏につい
て、表裏で交互に一ピッチずつずれて該接着剤層を形成
する。かつ、前記重合工程では、隣接して位置する一方
の該通気材としては、前記接着剤層形成工程を全く辿ら
ず該接着剤層が一切形成されないものが用いられると共
に、隣接して位置する他方の該通気材としては、このよ
うな接着剤層形成工程を辿り表裏に該接着剤層が形成さ
れたものが用いられ、このような両該通気材を交互に重
ね合わせる。
「作用」 本発明は上記手段よりなるので、以下の如く作用す
る。すなわち、この通気材製ハニカムコアの成形方法に
あっては、その基材を構成するシート状の通気材につい
て、事後の重着,接合工程にて所定幅の条線状の接合部
を構成することになる各位置は、すべて、接着剤層形成
工程で接着剤層を形成する以前に、予め目止ライン形成
工程そして目止剤浸透,硬化工程において、目止剤によ
り目止ラインが形成されている。もって、この基材たる
通気材は、この目止ラインおよび浸透,硬化した目止剤
により、接着剤の浸透防止が図られている。
る。すなわち、この通気材製ハニカムコアの成形方法に
あっては、その基材を構成するシート状の通気材につい
て、事後の重着,接合工程にて所定幅の条線状の接合部
を構成することになる各位置は、すべて、接着剤層形成
工程で接着剤層を形成する以前に、予め目止ライン形成
工程そして目止剤浸透,硬化工程において、目止剤によ
り目止ラインが形成されている。もって、この基材たる
通気材は、この目止ラインおよび浸透,硬化した目止剤
により、接着剤の浸透防止が図られている。
すなわち、塗布することにより接着剤層を形成する接
着剤ではあるが、まず、接着剤層形成工程、重合工
程、重着,接合工程等において、目止ライン上に塗布さ
れた接着剤が、その塗布対象の通気材内に浸透すること
はなく、また、重合工程、重着,接合工程において、
通気材を重ね合わせて接合した際、隣接して位置する他
方の通気材の接着剤層に対応する一方の通気材について
は、目止ラインそして浸透,硬化した目止剤が位置して
いるため、加熱,加圧によりこの他方の通気材の接着剤
層の接着剤が溶融して、この一方の通気材内に浸透する
ようなこともない。
着剤ではあるが、まず、接着剤層形成工程、重合工
程、重着,接合工程等において、目止ライン上に塗布さ
れた接着剤が、その塗布対象の通気材内に浸透すること
はなく、また、重合工程、重着,接合工程において、
通気材を重ね合わせて接合した際、隣接して位置する他
方の通気材の接着剤層に対応する一方の通気材について
は、目止ラインそして浸透,硬化した目止剤が位置して
いるため、加熱,加圧によりこの他方の通気材の接着剤
層の接着剤が溶融して、この一方の通気材内に浸透する
ようなこともない。
もって、これら,により、浸透した接着剤が通気
材の反対面に滲み出るようなことがないので、この反対
面に隣接して位置するその他の通気材(つまり、上述し
た一方および他方の通気材のそれぞれ上下に隣接する通
気材)が接着されてしまい、展張することができない等
の事態が生ずることはない。従って、事後に展張工程を
辿ることにより、容易にかつ初めて通気材製ハニカムコ
アを成形することができるようになる。
材の反対面に滲み出るようなことがないので、この反対
面に隣接して位置するその他の通気材(つまり、上述し
た一方および他方の通気材のそれぞれ上下に隣接する通
気材)が接着されてしまい、展張することができない等
の事態が生ずることはない。従って、事後に展張工程を
辿ることにより、容易にかつ初めて通気材製ハニカムコ
アを成形することができるようになる。
また、成形された通気材製ハニカムコアのセルを構成
するセル壁は、その接合部以外はすべて通気性を保持し
ている。そこで、このように成形された通気材製ハニカ
ムコアは、例えば各種装置の集塵用フィルタとして用い
る場合は、除塵すべき空気の流路がセル軸に直交する方
向、すなわち除塵すべき空気がセル壁面を通過する方向
に配置する。これにより、空気中の塵埃は、通気材製ハ
ニカムコアの所定の間隔を隔てて位置する多数の通気材
製のセル壁によりろ過されるため、捕集効率の高いフィ
ルムが得られる。これと共に、この通気材製ハニカムコ
アにあっては、多数の薄い通気材製のセル壁が所定の間
隔を隔てて位置しているので、捕集効率が同一の従来の
マット状の集塵用フィルタに比し、圧力損失が軽微であ
り、さらに、用いる装置が大規模で捕集効率の高いもの
が必要な場合であっても、軽量なためその取扱いも容易
である。
するセル壁は、その接合部以外はすべて通気性を保持し
ている。そこで、このように成形された通気材製ハニカ
ムコアは、例えば各種装置の集塵用フィルタとして用い
る場合は、除塵すべき空気の流路がセル軸に直交する方
向、すなわち除塵すべき空気がセル壁面を通過する方向
に配置する。これにより、空気中の塵埃は、通気材製ハ
ニカムコアの所定の間隔を隔てて位置する多数の通気材
製のセル壁によりろ過されるため、捕集効率の高いフィ
ルムが得られる。これと共に、この通気材製ハニカムコ
アにあっては、多数の薄い通気材製のセル壁が所定の間
隔を隔てて位置しているので、捕集効率が同一の従来の
マット状の集塵用フィルタに比し、圧力損失が軽微であ
り、さらに、用いる装置が大規模で捕集効率の高いもの
が必要な場合であっても、軽量なためその取扱いも容易
である。
「実施例」 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。第1図乃至第4図において、2は、通気材製ハニカ
ムコア1の基材を構成する天然繊維や化学繊維等を素材
とした、通気性を有する織布や不織布等で形成されたシ
ート状の通気材であり、この通気材2に対し目止ライン
3形成工程において、その長手方向に沿って所定のピッ
チP毎に、所定幅の目止ライン3,3,…が形成される。
る。第1図乃至第4図において、2は、通気材製ハニカ
ムコア1の基材を構成する天然繊維や化学繊維等を素材
とした、通気性を有する織布や不織布等で形成されたシ
ート状の通気材であり、この通気材2に対し目止ライン
3形成工程において、その長手方向に沿って所定のピッ
チP毎に、所定幅の目止ライン3,3,…が形成される。
この目止ライン3,3,…は、例えば樹脂接着剤を目止剤
13とし、この目止剤13をシルクスクリーン印刷により、
通気材2上に所定のピッチP毎に所定幅の条線状に塗布
した後、このように塗布された目止剤13を硬化せしめる
ことにより形成される。目止ライン3が形成された部位
の通気材2については、目止ライン3形成の過程で、目
止剤13浸透,硬化工程として、塗布された目止剤13が一
旦その通気材2内に浸透して反対面に滲み出るが、適宜
硬化手段にて浸透した目止剤13を硬化せしめることによ
り、その部位の通気材2を構成する各繊維は強固に互い
に接着されて硬化され、もって、目止ライン3が形成さ
れた部位は、液体の浸透や気体の通過等を完全に阻止す
ようなっている。なお、このような目止剤13として、例
えばUV硬化形接着剤を用いた場合には、硬化の迅速化を
図ることが可能であり、次の作業へ移る間の時間を節約
することができる。
13とし、この目止剤13をシルクスクリーン印刷により、
通気材2上に所定のピッチP毎に所定幅の条線状に塗布
した後、このように塗布された目止剤13を硬化せしめる
ことにより形成される。目止ライン3が形成された部位
の通気材2については、目止ライン3形成の過程で、目
止剤13浸透,硬化工程として、塗布された目止剤13が一
旦その通気材2内に浸透して反対面に滲み出るが、適宜
硬化手段にて浸透した目止剤13を硬化せしめることによ
り、その部位の通気材2を構成する各繊維は強固に互い
に接着されて硬化され、もって、目止ライン3が形成さ
れた部位は、液体の浸透や気体の通過等を完全に阻止す
ようなっている。なお、このような目止剤13として、例
えばUV硬化形接着剤を用いた場合には、硬化の迅速化を
図ることが可能であり、次の作業へ移る間の時間を節約
することができる。
次に、目止ライン3,3,…が形成された通気材2につい
ては、接着剤層4形成工程において、一つ置きに位置す
る目止ライン3上に、目止ライン3と同一幅にて接着剤
層4を形成すべく、接着剤14が塗布される。しかる後、
接着剤層4,4,…が形成された所定枚数の通気材2,2,…
を、重合工程において、第3図に示す如く、互いに隣接
する通気材2,2における他方の通気材2の接着剤層4
と、一方の通気材2の目止ライン3とが、対応当接する
位置関係に順次重ね合せる。そして最後に重着,接合工
程において、目止ライン3,3,…のみを形成した通気材2
を、最上位や最下位に重ねてから、全体的に接合つまり
重着し、もって未展張状態のハニカムコア5を形成す
る。
ては、接着剤層4形成工程において、一つ置きに位置す
る目止ライン3上に、目止ライン3と同一幅にて接着剤
層4を形成すべく、接着剤14が塗布される。しかる後、
接着剤層4,4,…が形成された所定枚数の通気材2,2,…
を、重合工程において、第3図に示す如く、互いに隣接
する通気材2,2における他方の通気材2の接着剤層4
と、一方の通気材2の目止ライン3とが、対応当接する
位置関係に順次重ね合せる。そして最後に重着,接合工
程において、目止ライン3,3,…のみを形成した通気材2
を、最上位や最下位に重ねてから、全体的に接合つまり
重着し、もって未展張状態のハニカムコア5を形成す
る。
この重着,接合による未展張状態のハニカムコア5の
に形成時、隣接して位置する他方の通気材2における接
着剤層4に対応する一方の通気材2における部位には、
目止ライン3そして浸透,硬化した目止剤13が位置して
いるため、重着に際しての加熱,加圧により接着剤層4
を構成する接着剤14は一旦溶融するが、この溶融した接
着剤14がこの一方の通気材2内に浸透することはなく、
各通気材2,2は、それぞれの目止ライン3,3間で接合され
る。
に形成時、隣接して位置する他方の通気材2における接
着剤層4に対応する一方の通気材2における部位には、
目止ライン3そして浸透,硬化した目止剤13が位置して
いるため、重着に際しての加熱,加圧により接着剤層4
を構成する接着剤14は一旦溶融するが、この溶融した接
着剤14がこの一方の通気材2内に浸透することはなく、
各通気材2,2は、それぞれの目止ライン3,3間で接合され
る。
なお、接着剤層4の形成等については、上述の実施例
に限定されるものではなく、例えば第5図に示す如く、
まず、目止ライン3,3,…が形成された通気材2の表裏
に、交互に一ピッチPずつずれて接着剤層4,4,…が位置
すべく、通気材2の表裏における目止ライン3,3,…上
に、接着剤層4,4,…を形成する。そして、このように通
気材2の表裏に接着剤層4,4,…を形成した通気材2と、
接着剤層4,4,…が一切形成されず目止ライン3,3,…のみ
を形成した通気材2とを、交互に重ね合せて重着するよ
うにしてもよい。
に限定されるものではなく、例えば第5図に示す如く、
まず、目止ライン3,3,…が形成された通気材2の表裏
に、交互に一ピッチPずつずれて接着剤層4,4,…が位置
すべく、通気材2の表裏における目止ライン3,3,…上
に、接着剤層4,4,…を形成する。そして、このように通
気材2の表裏に接着剤層4,4,…を形成した通気材2と、
接着剤層4,4,…が一切形成されず目止ライン3,3,…のみ
を形成した通気材2とを、交互に重ね合せて重着するよ
うにしてもよい。
次に、このように所定枚数の通気材2,2,…を重着する
ことによって形成された未展張状態のハニカムコア5
を、直接用いるか、若しくは目止ライン3に直交する方
向に所定の長さ毎に切断する。それから展張工程におい
て、重着方向すなわち展張方向Wに、適宜展張手段によ
り展張することにより、セル6の軸方向に所望の高さを
有し、かつ各セル6,6,…が略正六角形状を呈する、通気
材製ハニカムコア1を成形することができる。成形され
た通気材製ハニカムコア1の各セル6,6,…を構成するセ
ル壁7,7,…については、接合部すなわち目止ライン3が
形成されたセル壁7の面積の少なくとも2倍の面積に相
当するセル壁7は、通気性を有する状態を保持してい
る。
ことによって形成された未展張状態のハニカムコア5
を、直接用いるか、若しくは目止ライン3に直交する方
向に所定の長さ毎に切断する。それから展張工程におい
て、重着方向すなわち展張方向Wに、適宜展張手段によ
り展張することにより、セル6の軸方向に所望の高さを
有し、かつ各セル6,6,…が略正六角形状を呈する、通気
材製ハニカムコア1を成形することができる。成形され
た通気材製ハニカムコア1の各セル6,6,…を構成するセ
ル壁7,7,…については、接合部すなわち目止ライン3が
形成されたセル壁7の面積の少なくとも2倍の面積に相
当するセル壁7は、通気性を有する状態を保持してい
る。
従って、例えばこのような通気材製ハニカムコア1
を、各種装置の集塵用フィルタとして用い、除塵すべき
空気をセル壁7面を通過せしめることにより、空気中の
塵埃は、所定の間隔を隔てて位置する多数の通気性を有
するセル壁7,7,…によりろ過され、もって、極めて高い
捕集効率を得ることができる。これと共に、この通気材
製ハニカムコア1にあっては、多数の薄い通気性を有す
るセル壁7,7,…が、所定の間隔を隔てて位置しているの
で、捕集効率が同一の従来のマット状の集塵用フィルタ
に比し、圧力損失は軽微であり、さらに、そのサイズが
大きく捕集効率の高いものが必要な場合であっても、軽
量なため、その取扱いは容易である。
を、各種装置の集塵用フィルタとして用い、除塵すべき
空気をセル壁7面を通過せしめることにより、空気中の
塵埃は、所定の間隔を隔てて位置する多数の通気性を有
するセル壁7,7,…によりろ過され、もって、極めて高い
捕集効率を得ることができる。これと共に、この通気材
製ハニカムコア1にあっては、多数の薄い通気性を有す
るセル壁7,7,…が、所定の間隔を隔てて位置しているの
で、捕集効率が同一の従来のマット状の集塵用フィルタ
に比し、圧力損失は軽微であり、さらに、そのサイズが
大きく捕集効率の高いものが必要な場合であっても、軽
量なため、その取扱いは容易である。
なお第1に、この通気材製ハニカムコア1は、その通
気材2の材質、重着する通気材2の枚数、或いはセル6
のサイズを適宜設定すること等により、容易に捕集効率
が所望なものを得ることができる。なお第2に、前述し
た例では本発明の成形方法について、各工程毎に説明し
たが、シートロール状の通気材を用い、一連の成形装置
によって連続して成形するようしてもよい。なお第3
に、本発明に係る成形方法によって成形された通気材製
ハニカムコア1の用途については、集塵用フィルタに使
用する例を説明したが、この通気材製ハニカムコア1の
用途は、このような集塵用フィルタに限定されるもので
はない。例えば、吸引パネルの芯材として用いることも
可能であり、このように吸引パネルの芯材として用いた
場合には、過半のセル壁7,7,…が通気性を有しているた
め、従来のこの種パネルの芯材を構成するハニカムコア
に関して必須であった、形成が面倒な各セルを連通する
ための連通孔を設ける必要がなく、もって、連通孔を設
けたことに起因してセル壁の強度が部分的に低下する、
等の問題点も回避可能となる。
気材2の材質、重着する通気材2の枚数、或いはセル6
のサイズを適宜設定すること等により、容易に捕集効率
が所望なものを得ることができる。なお第2に、前述し
た例では本発明の成形方法について、各工程毎に説明し
たが、シートロール状の通気材を用い、一連の成形装置
によって連続して成形するようしてもよい。なお第3
に、本発明に係る成形方法によって成形された通気材製
ハニカムコア1の用途については、集塵用フィルタに使
用する例を説明したが、この通気材製ハニカムコア1の
用途は、このような集塵用フィルタに限定されるもので
はない。例えば、吸引パネルの芯材として用いることも
可能であり、このように吸引パネルの芯材として用いた
場合には、過半のセル壁7,7,…が通気性を有しているた
め、従来のこの種パネルの芯材を構成するハニカムコア
に関して必須であった、形成が面倒な各セルを連通する
ための連通孔を設ける必要がなく、もって、連通孔を設
けたことに起因してセル壁の強度が部分的に低下する、
等の問題点も回避可能となる。
「発明の効果」 以上詳述した如く、本発明に係る通気材製ハニカムコ
アの成形方法によれば、通気材を基材をするハニカムコ
アの成形が、初めて可能となる。もって、この成形方法
によって成形された通気材製ハニカムコアを、例えば各
種装置の集塵用フィルタに用いた場合には、捕集効率が
高いにもかかわらず圧力損失が少ない集塵用フィルタを
得ることができ、また、必要とする集塵用フィルタのサ
イズが大きく捕集効率が高いものの場合であっても、軽
量で取扱いが容易であり、従来のマット状の集塵用フィ
ルタが有していた欠点が一掃される等、優れた効果を発
揮する。
アの成形方法によれば、通気材を基材をするハニカムコ
アの成形が、初めて可能となる。もって、この成形方法
によって成形された通気材製ハニカムコアを、例えば各
種装置の集塵用フィルタに用いた場合には、捕集効率が
高いにもかかわらず圧力損失が少ない集塵用フィルタを
得ることができ、また、必要とする集塵用フィルタのサ
イズが大きく捕集効率が高いものの場合であっても、軽
量で取扱いが容易であり、従来のマット状の集塵用フィ
ルタが有していた欠点が一掃される等、優れた効果を発
揮する。
第1図乃至第4図は、本発明の実施例を示す。そして第
1図は、通気材に目止ラインを形成した状態を示す斜視
図、第2図は、目止ライン上に接着剤層を形成した状態
を示す斜視図、第3図は、所定枚数の通気材を重着する
ことにより未展張状態のハニカムコアを形成する工程を
示す説明図、第4図は、通気材製ハニカムコアの要部の
斜視図である。第5図は、目止ライン上に形成された接
着剤層の他の実施例を示す説明図である。 1……通気材製ハニカムコア 2……通気材 3……目止ライン 4……接着剤層 5……未展張状態のハニカムコア 6……セル 7……セル壁 13……目止剤 14……接着剤 P……ピッチ W……展張方向
1図は、通気材に目止ラインを形成した状態を示す斜視
図、第2図は、目止ライン上に接着剤層を形成した状態
を示す斜視図、第3図は、所定枚数の通気材を重着する
ことにより未展張状態のハニカムコアを形成する工程を
示す説明図、第4図は、通気材製ハニカムコアの要部の
斜視図である。第5図は、目止ライン上に形成された接
着剤層の他の実施例を示す説明図である。 1……通気材製ハニカムコア 2……通気材 3……目止ライン 4……接着剤層 5……未展張状態のハニカムコア 6……セル 7……セル壁 13……目止剤 14……接着剤 P……ピッチ W……展張方向
Claims (2)
- 【請求項1】通気材製ハニカムコアの成形方法であっ
て、まず、その基材を構成する繊維を素材とした通気性
を有する織布や不織布よりなるシート状の通気材に、そ
の長さ若しくは幅方向に沿い所定のピッチで、所定幅の
目止ラインを形成するための目止剤を塗布する目止ライ
ン形成工程と、 このように該目止ラインが形成された部位の該通気材
は、塗布された該目止剤が内部に浸透して反対面にも滲
み出ると共に、該目止剤が硬化されることにより他の液
体や気体の浸透,通過等を阻止するようになる、目止剤
浸透,硬化工程と、 次に、このような該通気材について、一つ置きに位置す
る該目止ライン上に接着剤を塗布することにより、接着
剤層を形成する接着剤層形成工程と、 所定枚数の各該通気材を、その各該目止ラインがそれぞ
れ互いに対応位置すると共に、隣接して位置する一方の
該通気材の該接着剤層が形成されない該目止ラインと、
他方の該通気材の該接着剤層が形成された該目止ライン
とが対応位置する関係で、順次重ね合わせる重合工程
と、 しかる後、重ね合わされた各該通気材を加熱,加圧する
ことにより、該接着剤層にて、該目止ラインが交互に一
ピッチずつずれた状態で接合される重着,接合工程と、 このように重着,接合された各該通気材を、重着方向に
展張することにより、接合部や該目止ライン以外は通気
性を備えた各該通気材にてセル壁が形成され、もって通
気材製ハニカムコアを得る展張工程と、を有してなるこ
とを特徴とする通気材製ハニカムコアの成形方法。 - 【請求項2】第1項記載の通気材製ハニカムコアの成形
方法において、前記接着剤層形成工程では、該通気材の
表裏について、表裏で交互に一ピッチずつずれて該接着
剤層を形成し、 かつ、前記重合工程では、隣接して位置する一方の該通
気材としては、前記接着剤層形成工程を全く辿らず該接
着剤層が一切形成されないものが用いられると共に、隣
接して位置する他方の該通気材としては、このような接
着剤層形成工程を辿り表裏に該接着剤層が形成されたも
のが用いられ、このような両該通気材を交互に重ね合わ
せること、を特徴とする通気材製ハニカムコアの成形方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62187677A JP2511272B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 通気材製ハニカムコアの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62187677A JP2511272B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 通気材製ハニカムコアの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6431630A JPS6431630A (en) | 1989-02-01 |
JP2511272B2 true JP2511272B2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=16210211
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62187677A Expired - Lifetime JP2511272B2 (ja) | 1987-07-29 | 1987-07-29 | 通気材製ハニカムコアの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2511272B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11292206B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-04-05 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with venting pathways |
US11292225B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-04-05 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with integrated electronic components |
US11479004B2 (en) * | 2019-03-25 | 2022-10-25 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with venting pathways |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0471609A (ja) * | 1990-07-11 | 1992-03-06 | Toray Ind Inc | フィルターおよび濾過装置 |
JP2002292768A (ja) * | 2001-03-29 | 2002-10-09 | Kurashiki Seni Kako Kk | ハニカム構造体 |
JP4429618B2 (ja) * | 2003-04-11 | 2010-03-10 | 昭和飛行機工業株式会社 | 通気性,通液性を備えたハニカムコアの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60157847A (ja) * | 1984-01-26 | 1985-08-19 | 東亞合成株式会社 | ハニカムコア用積層体の製造法 |
JPS61245397A (ja) * | 1985-04-04 | 1986-10-31 | 日本製紙株式会社 | 剥離紙及びその製造方法 |
-
1987
- 1987-07-29 JP JP62187677A patent/JP2511272B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11292206B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-04-05 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with venting pathways |
US11292225B2 (en) | 2019-03-25 | 2022-04-05 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with integrated electronic components |
US11479004B2 (en) * | 2019-03-25 | 2022-10-25 | The Boeing Company | Systems and methods for creating a honeycomb core with venting pathways |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6431630A (en) | 1989-02-01 |
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