JPH06319965A - スパイラル型流体分離素子 - Google Patents
スパイラル型流体分離素子Info
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- JPH06319965A JPH06319965A JP5106992A JP10699293A JPH06319965A JP H06319965 A JPH06319965 A JP H06319965A JP 5106992 A JP5106992 A JP 5106992A JP 10699293 A JP10699293 A JP 10699293A JP H06319965 A JPH06319965 A JP H06319965A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 接着幅を直線状に規制し、有効膜面積を大き
くするとともに、接着剤の使用量を少なく、かつ、産業
廃棄物の量を少なくする。また、構成部材を中心管に巻
き付ける場合、接着部のシワの発生を防止し、溶出物を
少なくする。 【構成】 分離物流路材外周部の接着剤塗布位置の両側
に、接着剤の浸透性が良く、かつ、クッション性のある
シ−ト材を設ける。
くするとともに、接着剤の使用量を少なく、かつ、産業
廃棄物の量を少なくする。また、構成部材を中心管に巻
き付ける場合、接着部のシワの発生を防止し、溶出物を
少なくする。 【構成】 分離物流路材外周部の接着剤塗布位置の両側
に、接着剤の浸透性が良く、かつ、クッション性のある
シ−ト材を設ける。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液体または気体分離膜を
用いたスパイラル型流体分離素子に関するものである。
さらに詳しくは、一般に該分離素子は、逆浸透分離装置
や限外ロ過装置、精密ロ過装置あるいはガス分離装置等
に用いるスパイラル型流体分離素子に関するものであ
り、特に該分離素子の接着幅の改良に関するものであ
る。
用いたスパイラル型流体分離素子に関するものである。
さらに詳しくは、一般に該分離素子は、逆浸透分離装置
や限外ロ過装置、精密ロ過装置あるいはガス分離装置等
に用いるスパイラル型流体分離素子に関するものであ
り、特に該分離素子の接着幅の改良に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】逆浸透分離装置等の流体分離装置に用い
られる流体分離素子として、中心管の外周に第１の分離
膜と分離物流路材と第２の分離膜と供給物流路材（以
下、これらを構成部材と称する）を一組とするユニット
の単組または複組を巻きつけてなるスパイラル型流体分
離素子がある。このスパイラル型流体分離素子において
は、図１に示すように、第１の分離膜１と第２の分離膜
３の間の分離物流路材２の外周部に流動状の接着剤を塗
布し、供給物流路材４とともに中心管５に巻きつけ接着
剤を硬化させる。
られる流体分離素子として、中心管の外周に第１の分離
膜と分離物流路材と第２の分離膜と供給物流路材（以
下、これらを構成部材と称する）を一組とするユニット
の単組または複組を巻きつけてなるスパイラル型流体分
離素子がある。このスパイラル型流体分離素子において
は、図１に示すように、第１の分離膜１と第２の分離膜
３の間の分離物流路材２の外周部に流動状の接着剤を塗
布し、供給物流路材４とともに中心管５に巻きつけ接着
剤を硬化させる。
【０００３】すでに公知の接着剤の塗布方法としては、
．分離物流路材２の外周部に流動状の接着剤をそのま
ま塗布する方法、あるいは．特開昭５３−１２４１７
９に示されるように、接着剤塗布位置に接着用シ−ト材
を介在させる方法、または．特開昭６０−２０９２０
３に示されるように、両面接着テ−プを用いて構成部材
を接合し、その外周に流動状の接着剤を塗布する方法等
が知られている。
．分離物流路材２の外周部に流動状の接着剤をそのま
ま塗布する方法、あるいは．特開昭５３−１２４１７
９に示されるように、接着剤塗布位置に接着用シ−ト材
を介在させる方法、または．特開昭６０−２０９２０
３に示されるように、両面接着テ−プを用いて構成部材
を接合し、その外周に流動状の接着剤を塗布する方法等
が知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記．．の方法で
は流動状の接着剤を塗布後、構成部材１．２．３．４を
中心管５に巻きつけ接着剤が硬化するまでに、接着剤は
図２に示すように不規則に広がる。
は流動状の接着剤を塗布後、構成部材１．２．３．４を
中心管５に巻きつけ接着剤が硬化するまでに、接着剤は
図２に示すように不規則に広がる。
【０００５】その際、シール性を重視するため、余分に
接着剤を塗布することもあり、したがって、膜面積を大
巾に減少させ、かつ、異常滞留部８ができ、分離性能に
悪影響を及ぼしている。 また、上記．の方法におい
ては、構成部材１．２．３．４を中心管５に巻きつける
場合、各構成部材は、各部の径の違いにより互いにずれ
を生じるが、両面接着テ−プを用いると、この部分のず
れが阻害され、構成部材にシワが発生し、供給物が分離
物流路材側に洩れ込み性能を悪くすることがある。
接着剤を塗布することもあり、したがって、膜面積を大
巾に減少させ、かつ、異常滞留部８ができ、分離性能に
悪影響を及ぼしている。 また、上記．の方法におい
ては、構成部材１．２．３．４を中心管５に巻きつける
場合、各構成部材は、各部の径の違いにより互いにずれ
を生じるが、両面接着テ−プを用いると、この部分のず
れが阻害され、構成部材にシワが発生し、供給物が分離
物流路材側に洩れ込み性能を悪くすることがある。
【０００６】また、両面接着テ−プは分離物に接するた
め、分離物中に両面接着テ−プから溶出物が溶け出す。
め、分離物中に両面接着テ−プから溶出物が溶け出す。
【０００７】さらにまた、構成部材１．２．３．４を中
心管５に巻きつけ接着剤が硬化した後は、図３に示すよ
うに通常両端部をトリミングして揃え、図４に示すよう
にテレスコ−プ防止兼供給物流路規制用の端板１０、１
１を取付けるが、上記．．の方法はもちろんのこ
と、上記．の方法においても、両面接着テ−プから外
側への接着剤の広がりが大きいため、接着剤が供給物流
路材４側に入り込んで流路を塞ぐことなく、かつ均一に
巻き上げるために構成部材１．２．３．４の幅を必要以
上に広くしているのが一般的である。
心管５に巻きつけ接着剤が硬化した後は、図３に示すよ
うに通常両端部をトリミングして揃え、図４に示すよう
にテレスコ−プ防止兼供給物流路規制用の端板１０、１
１を取付けるが、上記．．の方法はもちろんのこ
と、上記．の方法においても、両面接着テ−プから外
側への接着剤の広がりが大きいため、接着剤が供給物流
路材４側に入り込んで流路を塞ぐことなく、かつ均一に
巻き上げるために構成部材１．２．３．４の幅を必要以
上に広くしているのが一般的である。
【０００８】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
解消せんとするものであり、接着幅を直線状に規制し、
構成部材１．２．３．４を中心管５に巻きつける場合の
シワの発生防止、分離物中への溶出物の解消、両端部の
トリミングによる産業廃棄物の減少をはかるものである
解消せんとするものであり、接着幅を直線状に規制し、
構成部材１．２．３．４を中心管５に巻きつける場合の
シワの発生防止、分離物中への溶出物の解消、両端部の
トリミングによる産業廃棄物の減少をはかるものである
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記した本発明の目的
は、中心管の外周に第１の分離膜と分離物流路材と第２
の分離膜と供給物流路材を一組とするユニットの単組ま
たは複組を巻きつけてなるスパイラル型流体分離素子に
おいて、分離物流路材の接着シール部に、接着剤塗布位
置を外周と内周から挟み込む様に複数本の多孔質シ−ト
材を設けることを特徴とするスパイラル型流体分離素子
により、かつ該多孔質シ−ト材に、ポリエステル不織
布、連続気泡を有するスポンジ、編物、織物等を用いた
特許請求の範囲の請求項１記載のスパイラル型流体分離
素子によって達成できる。
は、中心管の外周に第１の分離膜と分離物流路材と第２
の分離膜と供給物流路材を一組とするユニットの単組ま
たは複組を巻きつけてなるスパイラル型流体分離素子に
おいて、分離物流路材の接着シール部に、接着剤塗布位
置を外周と内周から挟み込む様に複数本の多孔質シ−ト
材を設けることを特徴とするスパイラル型流体分離素子
により、かつ該多孔質シ−ト材に、ポリエステル不織
布、連続気泡を有するスポンジ、編物、織物等を用いた
特許請求の範囲の請求項１記載のスパイラル型流体分離
素子によって達成できる。
【００１０】以下本発明を図面を用いて詳細に説明する
が、本発明をなんら限定するものではない。
が、本発明をなんら限定するものではない。
【００１１】図４に本発明に係るスパイラル型流体分離
素子の概略図を示す。該素子は中心管５、分離膜１，分
離物流路材２，分離膜３，供給物流路材４、端板１０、
１１によって構成され、通常、分離物流路材２の外周部
に流動状の接着剤を塗布して中心管５に巻きつけられ
る。
素子の概略図を示す。該素子は中心管５、分離膜１，分
離物流路材２，分離膜３，供給物流路材４、端板１０、
１１によって構成され、通常、分離物流路材２の外周部
に流動状の接着剤を塗布して中心管５に巻きつけられ
る。
【００１２】本発明では図５に示すように、分離物流路
材２の外周部に流動状の接着剤を塗布する際、接着剤の
塗布位置を挟むように両側に多孔質で接着剤の浸透性を
有し、かつクッション性を有するシ−ト材を設けて堤防
を形成し、接着剤塗布位置がちょうど溝となるような形
状にして、その溝に、接着面積とシ−ト材への浸透に最
適な量の流動状接着剤を塗布し、構成部材１．３．４と
ともに中心管５に巻きつける。
材２の外周部に流動状の接着剤を塗布する際、接着剤の
塗布位置を挟むように両側に多孔質で接着剤の浸透性を
有し、かつクッション性を有するシ−ト材を設けて堤防
を形成し、接着剤塗布位置がちょうど溝となるような形
状にして、その溝に、接着面積とシ−ト材への浸透に最
適な量の流動状接着剤を塗布し、構成部材１．３．４と
ともに中心管５に巻きつける。
【００１３】その結果、図５のＡ−Ａ´線に沿った断面
図である図６、図７に示すように、接着剤は溝の両側に
広がりシ−ト材に浸透し、シ−ト材によって接着剤の広
がりは直線状に規制される。
図である図６、図７に示すように、接着剤は溝の両側に
広がりシ−ト材に浸透し、シ−ト材によって接着剤の広
がりは直線状に規制される。
【００１４】シ−ト材としては、不織布、連続気泡を有
するスポンジ、編物、織物等多孔質で接着剤の浸透性を
有し、かつ接着剤をせき止める効果があり、巻き上げた
とき、できるだけ厚みが薄くなるものが好ましい。クッ
ション性が少なく厚みが厚いままであると、巻き上げた
とき分離膜にシワが発生することがある。したがってま
たクッション性を有するものが良い。
するスポンジ、編物、織物等多孔質で接着剤の浸透性を
有し、かつ接着剤をせき止める効果があり、巻き上げた
とき、できるだけ厚みが薄くなるものが好ましい。クッ
ション性が少なく厚みが厚いままであると、巻き上げた
とき分離膜にシワが発生することがある。したがってま
たクッション性を有するものが良い。
【００１５】また、このシ−ト材を分離物流路材２の外
周部に接着剤塗布位置を挟むように、あらかじめ、仮固
定しておくためには、シ−ト材の片面全体または疎らに
粘着剤を付着させたもの、あるいはホットメルト接着剤
１４を付着させたものを用いると良い。
周部に接着剤塗布位置を挟むように、あらかじめ、仮固
定しておくためには、シ−ト材の片面全体または疎らに
粘着剤を付着させたもの、あるいはホットメルト接着剤
１４を付着させたものを用いると良い。
【００１６】
【実施態様】以下本発明の実施態様を図５〜図８によっ
て詳細に説明するが、これらにより本発明はなんら限定
されるものではない。
て詳細に説明するが、これらにより本発明はなんら限定
されるものではない。
【００１７】中心管５の外周に第１の分離膜１と分離物
流路材２と第２の分離膜３と供給物流路材４を一組とす
るユニットの単組または複組を巻きつけてなるスパイラ
ル型流体分離素子において、図５に示すように分離物流
路材２の外周部に接着剤塗布位置を挟むように、片面に
疎らにホットメルト接着剤１４を付着させた不織布１
２、１３を表面に凹凸のある２線状のロ−ラ−アイロン
で仮固定する。特に限定されるものではないが、接着剤
塗布位置の幅、即ち、不織布１２、１３の間の幅は、５
〜５０mm、好ましくは１０〜２０mmが良い。また、不織
布１２、１３自身の幅についても同様の範囲が好まし
い。
流路材２と第２の分離膜３と供給物流路材４を一組とす
るユニットの単組または複組を巻きつけてなるスパイラ
ル型流体分離素子において、図５に示すように分離物流
路材２の外周部に接着剤塗布位置を挟むように、片面に
疎らにホットメルト接着剤１４を付着させた不織布１
２、１３を表面に凹凸のある２線状のロ−ラ−アイロン
で仮固定する。特に限定されるものではないが、接着剤
塗布位置の幅、即ち、不織布１２、１３の間の幅は、５
〜５０mm、好ましくは１０〜２０mmが良い。また、不織
布１２、１３自身の幅についても同様の範囲が好まし
い。
【００１８】ついで仮固定した不織布１２と不織布１３
の間に広がりに最適な量の流動状の接着剤６を塗布して
構成部材１．３．４とともに中心管５に巻きつけ接着剤
を硬化させる。
の間に広がりに最適な量の流動状の接着剤６を塗布して
構成部材１．３．４とともに中心管５に巻きつけ接着剤
を硬化させる。
【００１９】図６は図５のＡ−Ａ´線に沿う断面図で、
表面に凹凸のある２線状のロ−ラ−アイロンで分離物流
路材２の外周部に接着剤塗布位置を挟むように、片面に
疎らにホットメルト接着剤１４を付着させた不織布１
２、１３を仮固定し、流動状接着剤６を塗布した直後の
様子を表している。すなわち、２線状のロ−ラ−アイロ
ンで押さえてない部分の不織布よりなるシート材はクッ
ション性があり、流動状の接着剤の堰止めと浸透性の役
目を保持して供給物が分離物流路材へ洩れるのを防止す
る。
表面に凹凸のある２線状のロ−ラ−アイロンで分離物流
路材２の外周部に接着剤塗布位置を挟むように、片面に
疎らにホットメルト接着剤１４を付着させた不織布１
２、１３を仮固定し、流動状接着剤６を塗布した直後の
様子を表している。すなわち、２線状のロ−ラ−アイロ
ンで押さえてない部分の不織布よりなるシート材はクッ
ション性があり、流動状の接着剤の堰止めと浸透性の役
目を保持して供給物が分離物流路材へ洩れるのを防止す
る。
【００２０】図７は流動状の接着剤が不織布の部分にま
で広がり浸透し、硬化した後の様子を表している。
で広がり浸透し、硬化した後の様子を表している。
【００２１】また、従来の方法では、構成部材１．２．
３．４の幅が狭いものを使用した時、図３の複組による
Ｂ−Ｂ´断面図である図８に示すように流動状の接着剤
が広がり、供給物流路材４の両端から接着剤が入り込み
供給物の流路を塞ぐようになる。したがって、構成部材
１．２．３．４の幅を必要以上に広くしておく必要があ
ったが、本発明の方法では構成部材１．２．３．４の幅
は接着剤の塗布位置まで狭めることができる。なお、こ
れによって、両端をトリミングする場合の産業廃棄物の
量を少なくすることができる。
３．４の幅が狭いものを使用した時、図３の複組による
Ｂ−Ｂ´断面図である図８に示すように流動状の接着剤
が広がり、供給物流路材４の両端から接着剤が入り込み
供給物の流路を塞ぐようになる。したがって、構成部材
１．２．３．４の幅を必要以上に広くしておく必要があ
ったが、本発明の方法では構成部材１．２．３．４の幅
は接着剤の塗布位置まで狭めることができる。なお、こ
れによって、両端をトリミングする場合の産業廃棄物の
量を少なくすることができる。
【００２２】
【発明の効果】以上の通り、本発明のスパイラル型流体
分離素子においては、分離物流路材２の外周部の、接着
剤塗布位置の両側に、多孔質で接着剤の浸透性を有し、
かつクッション性を有するシ−ト材を設けることによ
り、接着剤の広がり幅を任意にかつ直線的に規制するこ
とができ、また接着剤の広がりを必要最小限に押さえる
ことができるため、接着剤の塗布量を少なくすることが
できる。
分離素子においては、分離物流路材２の外周部の、接着
剤塗布位置の両側に、多孔質で接着剤の浸透性を有し、
かつクッション性を有するシ−ト材を設けることによ
り、接着剤の広がり幅を任意にかつ直線的に規制するこ
とができ、また接着剤の広がりを必要最小限に押さえる
ことができるため、接着剤の塗布量を少なくすることが
できる。
【００２３】したがって、各スパイラル型流体分離素子
間の有効膜面積を任意にかつ均一に設定することがで
き、また構成部材１．２．３．４の幅を小さくすること
ができるため両端部のトリミングによる産業廃棄物の量
を少なくすることができる。
間の有効膜面積を任意にかつ均一に設定することがで
き、また構成部材１．２．３．４の幅を小さくすること
ができるため両端部のトリミングによる産業廃棄物の量
を少なくすることができる。
【図１】スパイラル型流体分離素子において流動状接着
剤を塗布した直後の斜視図
剤を塗布した直後の斜視図
【図２】従来の方法で図１の接着剤が硬化した後の分解
斜視図
斜視図
【図３】両端をトリミングする前の分解斜視図
【図４】本発明にかかわるスパイラル型流体分離素子の
全体図
全体図
【図５】本発明の主要部を表わす斜視図
【図６】図５のＡ−Ａ´線に沿う断面図で、流動状接着
剤を塗布した直後の模式図
剤を塗布した直後の模式図
【図７】図６の接着剤が広がり硬化した後の断面図
【図８】従来の方法で構成部材１．２．３．４の幅が狭
い場合、流動状接着剤を塗布した後接着剤が広がり供給
物流路側に入り込む様子を表した図３のＢ−Ｂ´線に沿
う断面図
い場合、流動状接着剤を塗布した後接着剤が広がり供給
物流路側に入り込む様子を表した図３のＢ−Ｂ´線に沿
う断面図
１：第１の分離膜 ２：分離物流路材 ３：第２の分離膜 ４：供給物流路材 ５：孔を有する中心管 ６：塗布直後の接着剤 ７：硬化後の接着剤 ８：異常滞留部 ９：トリミング位置 １０：端板 １１：端板 １２：外周側のシート材 １３：内周側のシート材 １４：仮固定用のホットメルト接着剤 １５：ブラインシール １６：供給物 １７：分離物 １８：濃縮物 １９：フィラメントワインデイング ２０：スパイラル型流体分離素子 ２１：孔
Claims (2)
- 【請求項１】中心管の外周に第１の分離膜と分離物流路
材と第２の分離膜と供給物流路材を一組とするユニット
の単組または複組を巻きつけてなるスパイラル型流体分
離素子において、分離物流路材の接着シール部に、接着
剤塗布位置を外周と内周から挟み込む様に複数本の多孔
質シ−ト材を設けることを特徴とするスパイラル型流体
分離素子。 - 【請求項２】該多孔質シ−ト材が、ポリエステル不織
布、連続気泡を有するスポンジ、編物、または織物より
なる請求項１記載のスパイラル型流体分離素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106992A JPH06319965A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | スパイラル型流体分離素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5106992A JPH06319965A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | スパイラル型流体分離素子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06319965A true JPH06319965A (ja) | 1994-11-22 |
Family
ID=14447739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5106992A Pending JPH06319965A (ja) | 1993-05-07 | 1993-05-07 | スパイラル型流体分離素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06319965A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008043824A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Nitto Denko Corp | スパイラル型膜エレメント及びその製造方法 |
| US9522363B2 (en) | 2011-10-19 | 2016-12-20 | General Electric Company | Material efficiency and fabrication of membrane elements |
| US9675937B2 (en) | 2011-10-19 | 2017-06-13 | General Electric Company | Spiral wound membrane permeate carrier with thin border |
| US10092880B2 (en) | 2015-05-29 | 2018-10-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Spiral-wound acid gas separation membrane element, acid gas separation membrane module, and acid gas separation apparatus |
-
1993
- 1993-05-07 JP JP5106992A patent/JPH06319965A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008043824A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Nitto Denko Corp | スパイラル型膜エレメント及びその製造方法 |
| US9522363B2 (en) | 2011-10-19 | 2016-12-20 | General Electric Company | Material efficiency and fabrication of membrane elements |
| US9675937B2 (en) | 2011-10-19 | 2017-06-13 | General Electric Company | Spiral wound membrane permeate carrier with thin border |
| US10583400B2 (en) | 2011-10-19 | 2020-03-10 | Bl Technologies, Inc. | Material efficiency and fabrication of membrane elements |
| US10092880B2 (en) | 2015-05-29 | 2018-10-09 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Spiral-wound acid gas separation membrane element, acid gas separation membrane module, and acid gas separation apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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