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JP2510888Y2 - 吊掛装置 - Google Patents

吊掛装置

Info

Publication number
JP2510888Y2
JP2510888Y2 JP6205793U JP6205793U JP2510888Y2 JP 2510888 Y2 JP2510888 Y2 JP 2510888Y2 JP 6205793 U JP6205793 U JP 6205793U JP 6205793 U JP6205793 U JP 6205793U JP 2510888 Y2 JP2510888 Y2 JP 2510888Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hanging
tool
stopper
spring
pulling
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP6205793U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0727496U (ja
Inventor
龍 清水
Original Assignee
株式会社川口技研
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社川口技研 filed Critical 株式会社川口技研
Priority to JP6205793U priority Critical patent/JP2510888Y2/ja
Publication of JPH0727496U publication Critical patent/JPH0727496U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2510888Y2 publication Critical patent/JP2510888Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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  • Supports Or Holders For Household Use (AREA)
  • Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井等に取り付けて、
掛具に洗濯物や衣類等を掛けたり、物干具を吊り下げた
りして使用する吊掛装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、実開昭57−90088号考
案のように、昇降機構を内蔵したボックスから吊下紐で
物干具を吊り下げて、操作紐の操作により物干具を昇降
するものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例において
は、昇降機構を内蔵したボックスを天井に取り付け、さ
らにそこから吊下紐で物干具を吊り下げるので、特に室
内の天井に取り付ける場合には、室内の外観上の体裁を
損なうという問題がある。また、ループ状の長い操作紐
が、物干具の不使用時も室内で垂れ下がっているのは、
不体裁であるし、邪魔になるという問題もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本考案は、掛具を吊下紐で吊り下げて成る吊掛
装置において、掛具には、ばねが取り付けられて吊下紐
を引っ張ることができる引張具を設けると共に、引張具
に設けた係止部に係脱する止具を設け、止具が係止部と
係合している時、掛具の昇降を不可能にし、止具が係止
部と離脱している時、掛具の昇降を可能にすると共に、
ばねの力で引張具を動かし吊下紐を繰り入れて掛具を上
昇させる力を作用するように成し、止具に取り付けられ
る操作具によって係止部との係脱操作及び掛具の昇降操
作を可能にして成るものである。
【0005】
【作用】操作具を操作して止具を引張具の係止部から外
すと、掛具は上昇及び下降が可能な状態となり、ばねが
引張具を動かす力を作用する。このばねの力に抗して操
作具を引っ張ると掛具が下降し、吊下紐を繰り出すの
で、吊下紐が引張具を引っ張り、そして、適当な高さで
操作具を操作して止具を係止部に係合させると、引張具
は掛具に対して動けなくなり、掛具は上昇及び下降が不
可能な状態となってより下降した位置で停止する。ま
た、止具を引張具の係止部から外した状態で、掛具を上
昇させてやるとばねの力で引張具が動き吊下紐を掛具の
中へ繰り入れられ、そして、適当な高さで操作具を操作
して止具を係止部に係合させると掛具はより上昇した位
置で停止する。
【0006】
【実施例】図1〜図6に基づいて第1実施例を説明す
る。掛具1は、中空の棒状で、内部には昇降するための
機構が内蔵されており、両端部から吊下紐2・3が導き
出されて天井に取り付けられるようになっている。掛具
1の内部には、断面L字状の引張具4を摺動可能に配設
し、さらに、一端部に滑車10・11を他端部に滑車9
を取り付けてある。引張具4には、一端を掛具1の内面
に取り付けたばね8の他端を取り付けると共に、端部に
2つの滑車12・12を同軸上に取り付けてある。さら
に、引張具4の底板には、多数の円孔の係止部7・・・
7を穿設してある。
【0007】掛具1の底板の中央には、貫通孔を設けて
そこに上方にばね13で付勢されている止具5を配設
し、止具5は、上端部が引張具4の係止部7・・・7の
いずれかに挿入できるようになっていると共に、下端部
に紐の操作具6が取り付けられている。
【0008】一方の吊下紐2は、図4に示すように、一
端を掛具1の内部に固定し、引張具4に取り付けた一方
の滑車12及び掛具1に取り付けた滑車10を経由して
掛具1の上板の一端部から導き出される。他方の吊下紐
3は、図5に示すように、一端を吊下紐2と同じく掛具
1の内部に固定し、引張具4に取り付けた他方の滑車1
2、掛具1に取り付けた滑車11及び滑車9を経由して
掛具1の上板の他端部から導き出される。そして、それ
ぞれ導き出された吊下紐2・3は天井に取り付けられ
る。
【0009】掛具1を下降させる操作を説明する。操作
具6を引っ張ると、止具5が引っ張られて係止部7から
外れ掛具1は上昇及び下降が可能な状態となり、ばね8
が引張具4を引く力を作用するが、その力に抗して操作
具6を引っ張ると掛具1が下降し、吊下紐2・3を繰り
出すので、吊下紐2・3が掛かっている滑車12を引っ
張り、引張具4を図1あるいは図3で左の方へ摺動させ
る。そして、適当な高さで操作具6を放せばばね13で
付勢されている止具5が上に移動し近くの係止部7に係
合して、引張具4は掛具1に対して摺動できなくなり、
掛具1は上昇及び下降が不可能な状態となって停止し、
掛具1に洗濯物等を掛けることができる状態となる。
【0010】掛具1を上昇させる操作を説明する。操作
具6を引っ張ると、止具5が引っ張られて係止部7から
外れ掛具1は上昇及び下降が可能な状態となり、ばね8
が引張具4を引く力を作用するので、操作具6を持った
まま引く力を緩めると、ばね8の力で引張具4は図1あ
るいは図3で右の方へ移動する。すると、滑車12に掛
かっている吊下紐2・3が引っ張られて掛具1の中へ繰
り入れられて、掛具1は上昇する。そして、適当な高さ
で操作具6を放せば、前記と同様に掛具1は停止する。
【0011】ばね8の力を強くすれば、掛具1に洗濯物
等を掛けたままで上昇させられるようにすることができ
るが、ばね8の力に抗して掛具1だけを下降させるのに
大きな力が必要となるため、あまり強くすることは好ま
しくない。
【0012】なお、図6に示すものは、止具5の他の実
施例であって、先端部に、ばね8の固定側(図では右
側)に切欠凹部5aを設けたものである。このようにす
ると、全体の重さが軽くばね8の力の方が強い場合つま
り図6の(A)のように、係止部7が止具5の左側面に
当接している状態では、操作具6を引くと、図6の
(B)に示すように、止具5が係止部7から外れるが、
物を掛けて全体の重さが重くなってばね8の力の方が弱
い場合つまり図6の(C)の係止部7が止具5の右側面
に当接している状態では、操作具6を引いても切欠凹部
5aが係止部7の縁に引っ掛って止具5が係止部7から
外れないようになる。従って、重い物が掛かっている時
に、誤って操作具6を引いても物が掛かっている掛具1
が落下してしまうことがなく安全である。また、本実施
例では、操作具6は紐で止具5に固定してあるが、棒状
のものを止具5に着脱可能にし、止具5を係止部7から
外す操作を、引張操作ではなく、回転操作にしてもよ
い。
【0013】図7〜図8に基づいて第2実施例を説明す
る。掛具1は、中空の棒状で、内部には昇降するための
機構が内蔵されており、両端部から吊下紐2・3が導き
出されて天井に取り付けられるようになっている。掛具
1の内部には、両端を軸14・15で支持された丸パイ
プ状の引張具4を回転可能に設けてある。一方の軸14
は単に円柱状で先端に小径円柱状の突起部14aを設け
てあり、他方の軸15は雄ねじで引張具4の端部内部の
雌ねじに螺合している。
【0014】引張具4の内部には、端部近傍にばね止具
16を固定してあり、ばね止具16の端部に小径円柱状
の突起部16aを設けてある。軸14の突起部14aと
ばね止具16の突起部16aには、ばね8の両端をそれ
ぞれ取り付けてあり、引張具4を掛具1に対して回転さ
せる力を作用するようにしてある。さらに、引張具4の
中央には、長孔状の係止部7を穿設してある。
【0015】第1実施例と同様に、掛具1の底板の中央
には、貫通孔を設けてそこに上方にばね13で付勢され
ている止具5を配設し、止具5は、上端部が引張具4の
係止部7に挿入できるようになっていると共に、下端部
に紐の操作具6が取り付けられている。
【0016】吊下紐2・3は、一端を引張具4の両端部
にそれぞれ取り付け、他端を掛具1から導き出されてお
り、引張具4に巻き取られるようになっている。そし
て、それぞれ導き出された吊下紐2・3は天井に取り付
けられる。
【0017】引張具4が回転すると、支持している一方
の軸15側が螺合しているので、引張具4は左右に動く
ようになっており、吊下紐2・3を巻き取る時、重なら
ないで巻き取られるようになっている。
【0018】掛具1を下降させる操作を説明する。操作
具6を引っ張ると、止具5が引っ張られて係止部7から
外れ掛具1は上昇及び下降が可能な状態となり、ばね8
が引張具4を回転させる力を作用するが、その力に抗し
て操作具6を引っ張ると掛具1が下降し、吊下紐2・3
を繰り出すので、吊下紐2・3が巻き取られている引張
具4を回転させる。そして、適当な高さで操作具6を放
せばばね13で付勢されている止具5が上に移動し係止
部7に係合して、引張具4は掛具1に対して回転できな
くなり、掛具1は上昇及び下降が不可能な状態となって
停止し、掛具1に洗濯物等を掛けることができる状態と
なる。
【0019】掛具1を上昇させる操作を説明する。操作
具6を引っ張ると、止具5が引っ張られて係止部7から
外れ掛具1は上昇及び下降が可能な状態となり、ばね8
が引張具4を回転させる力を作用するので、操作具6を
持ったまま引く力を緩めると、ばね8の力で引張具4は
回転する。すると、吊下紐2・3は、引張具4に巻き取
られて掛具1の中へ繰り入れられて、掛具1は上昇す
る。そして、適当な高さで操作具6を放せば、前記と同
様に掛具1は停止する。
【0020】なお、図10に示すものは、止具5の他の
実施例であって、先端部に切欠凹部5aを設けたもので
あり、第1実施例と同様の作用をする。
【0021】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、掛具に、
昇降するための機構を設けてあるので、昇降する機構を
内蔵するボックスを天井に取り付ける必要がなく、室内
に取り付けても、室内の体裁を大きく損なうことがない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】全体正面図。
【図2】全体側面図。
【図3】掛具の内部を示すための断面図であって、
(A)(B)(C)に3等分して図示してある。
【図4】吊下紐2の配置を説明するために吊下紐3を省
略した図面であって、(A)は正面図、(B)は平面図
である。
【図5】吊下紐3の配置を説明するために吊下紐2を省
略した図面であって、(A)は正面図、(B)は平面図
である。
【図6】掛具の他の実施例を示す一部断面図であって、
(A)は、止具で掛具が上昇するのを阻止している状
態、(B)は止具を係止部から外した状態、(C)は止
具で掛具が下降するのを阻止している状態をそれぞれ示
している。
【図7】掛具の内部を示すための断面図である。
【図8】図7の中央の縦断面図である。
【図9】掛具が最も上昇した状態で掛具だけを断面にし
た図である。
【図10】掛具の他の実施例を示す一部断面図であっ
て、(A)は、止具で掛具が上昇するのを阻止している
状態、(B)は止具を係止部から外した状態、(C)は
止具で掛具が下降するのを阻止している状態をそれぞれ
示している。
【符号の説明】
1 掛具 2 吊下紐 3 吊下紐 4 引張具 5 止具 6 操作具 7 係止部 8 ばね

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】掛具を吊下紐で吊り下げて成る吊掛装置に
    おいて、掛具には、ばねが取り付けられて吊下紐を引っ
    張ることができる引張具を設けると共に、引張具に設け
    た係止部に係脱する止具を設け、止具が係止部と係合し
    ている時、掛具の昇降を不可能にし、止具が係止部と離
    脱している時、掛具の昇降を可能にすると共に、ばねの
    力で引張具を動かし吊下紐を繰り入れて掛具を上昇させ
    る力を作用するように成し、止具に取り付けられる操作
    具によって係止部との係脱操作及び掛具の昇降操作を可
    能にしたことを特徴とする吊掛装置。
JP6205793U 1993-10-25 1993-10-25 吊掛装置 Expired - Fee Related JP2510888Y2 (ja)

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JPH0727496U JPH0727496U (ja) 1995-05-23
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JP3904638B2 (ja) * 1996-09-04 2007-04-11 河淳株式会社 オートハンガー
JP2006346013A (ja) * 2005-06-14 2006-12-28 Takara Sangyo Kk 物干し装置
JP4504952B2 (ja) * 2006-07-07 2010-07-14 タカラ産業株式会社 物干し
JP5330186B2 (ja) * 2009-10-15 2013-10-30 株式会社川口技研 吊掛装置

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JPH0727496U (ja) 1995-05-23

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