JP2592367Y2 - 磁気記録再生装置のヘッド送り機構 - Google Patents
磁気記録再生装置のヘッド送り機構Info
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- G11B5/48—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
- G11B5/4806—Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed specially adapted for disk drive assemblies, e.g. assembly prior to operation, hard or flexible disk drives
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- G11B17/05—Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs not contained within cartridges
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- G11B17/054—Indirect insertion, i.e. with external loading means with pivoting loading means
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- G11B5/55—Track change, selection or acquisition by displacement of the head
- G11B5/5521—Track change, selection or acquisition by displacement of the head across disk tracks
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- Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
- Moving Of Heads (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は磁気ディスクを記録媒体
とする磁気記録再生装置に関し、特に、磁気記録再生装
置のヘッド送り機構に関する。
とする磁気記録再生装置に関し、特に、磁気記録再生装
置のヘッド送り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、所謂”3.5インチ”フ
ロッピーディスクを記録媒体とする磁気記録再生装置に
おいては、図5から図7に示すようなヘッド送り機構が
用いられている。符号”1A”は磁気ディスクホルダ2
Aのスロット2aと平行な方向に延長される装置フレー
ム3Aのガイドロッド4Aに沿い案内される”0”サイ
ドキャリッジであり、この”0”サイドキャリッジ1A
は薄い金属板を浅皿状にプレス加工することにより剛性
部材として成形される。
ロッピーディスクを記録媒体とする磁気記録再生装置に
おいては、図5から図7に示すようなヘッド送り機構が
用いられている。符号”1A”は磁気ディスクホルダ2
Aのスロット2aと平行な方向に延長される装置フレー
ム3Aのガイドロッド4Aに沿い案内される”0”サイ
ドキャリッジであり、この”0”サイドキャリッジ1A
は薄い金属板を浅皿状にプレス加工することにより剛性
部材として成形される。
【0003】そして、前記”0”サイドキャリッジ1A
の基部1aにはスペーサ5を介して可撓性のある板ばね
6が取付ブラケット7A及び固定ねじ8Aにより片持ち
的に固定され、同板ばね6の自由端部6aには、これも
薄い金属板から剛性部材としてプレス加工する”1”サ
イドキャリッジ9Aの基部9aが取付ねじ10により支
持され、この”1”サイドキャリッジ9Aの中間部から
突起させた従動耳9bが前記磁気ディスクホルダ2Aの
スロット2aの開口縁2bに当接される。また、前記取
付ブラケット7Aの取付耳7aには支持ロッド11が固
定され、この支持ロッド11には前記”1”サイドキャ
リッジ9Aを磁気ディスクホルダ2Aの開口縁2b方向
に圧接する付勢ばね12Aが取付けられる。
の基部1aにはスペーサ5を介して可撓性のある板ばね
6が取付ブラケット7A及び固定ねじ8Aにより片持ち
的に固定され、同板ばね6の自由端部6aには、これも
薄い金属板から剛性部材としてプレス加工する”1”サ
イドキャリッジ9Aの基部9aが取付ねじ10により支
持され、この”1”サイドキャリッジ9Aの中間部から
突起させた従動耳9bが前記磁気ディスクホルダ2Aの
スロット2aの開口縁2bに当接される。また、前記取
付ブラケット7Aの取付耳7aには支持ロッド11が固
定され、この支持ロッド11には前記”1”サイドキャ
リッジ9Aを磁気ディスクホルダ2Aの開口縁2b方向
に圧接する付勢ばね12Aが取付けられる。
【0004】前記”0”サイドキャリッジ1A及び”
1”サイドキャリッジ9Aの先端部寄りの表面には、柔
軟な薄い金属板から作られるジンバル13A,14Aを
介して”0”サイド磁気ヘッド15A及び”1”サイド
磁気ヘッド16Aがそれぞれ固定され、これらの”0”
サイド磁気ヘッド15A及び”1”サイド磁気ヘッド1
6Aにより図示を省略する磁気ディスクの表面に情報が
記録・再生される。
1”サイドキャリッジ9Aの先端部寄りの表面には、柔
軟な薄い金属板から作られるジンバル13A,14Aを
介して”0”サイド磁気ヘッド15A及び”1”サイド
磁気ヘッド16Aがそれぞれ固定され、これらの”0”
サイド磁気ヘッド15A及び”1”サイド磁気ヘッド1
6Aにより図示を省略する磁気ディスクの表面に情報が
記録・再生される。
【0005】さらに、前記”0”サイドキャリッジ1A
に隣合った装置フレーム3Aの表面には送りモータ17
Aが設置され、前記ガイドロッド4Aと平行な方向に伸
びる同送りモータ17Aの送りねじ18Aには、押え板
19及びねじ20を用いて前記”0”サイドキャリッジ
1Aの延長部1bに固定されるパラレルピン21が係合
され、前記送りねじ18Aの回転運動により前記”0”
サイドキャリッジ1A及び”1”サイドキャリッジ9A
が磁気ディスクの半径方向に送られる。
に隣合った装置フレーム3Aの表面には送りモータ17
Aが設置され、前記ガイドロッド4Aと平行な方向に伸
びる同送りモータ17Aの送りねじ18Aには、押え板
19及びねじ20を用いて前記”0”サイドキャリッジ
1Aの延長部1bに固定されるパラレルピン21が係合
され、前記送りねじ18Aの回転運動により前記”0”
サイドキャリッジ1A及び”1”サイドキャリッジ9A
が磁気ディスクの半径方向に送られる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】従来の磁気記録再生装
置における”0”サイド磁気ヘッド15Aは、ジンバル
13Aを介して”0”サイドキャリッジ1Aの先端部表
面に取付けられるから、”0”サイドキャリッジ1Aと
は別に、ジンバル13Aを制作しなければならず、組立
に先立って前記ジンバル13Aに”0”サイド磁気ヘッ
ド15Aを予め組立てる必要があるから、部品点数が多
く、これらの組立工程が複雑になり、製造原価の削減に
は自ら限界があった。本考案の目的は、以上に述べたよ
うな従来のヘッド送り機構の問題に鑑み、部品点数が少
なく、組立工程を簡素化できる磁気記録再生装置のヘッ
ド送り機構を得るにある。
置における”0”サイド磁気ヘッド15Aは、ジンバル
13Aを介して”0”サイドキャリッジ1Aの先端部表
面に取付けられるから、”0”サイドキャリッジ1Aと
は別に、ジンバル13Aを制作しなければならず、組立
に先立って前記ジンバル13Aに”0”サイド磁気ヘッ
ド15Aを予め組立てる必要があるから、部品点数が多
く、これらの組立工程が複雑になり、製造原価の削減に
は自ら限界があった。本考案の目的は、以上に述べたよ
うな従来のヘッド送り機構の問題に鑑み、部品点数が少
なく、組立工程を簡素化できる磁気記録再生装置のヘッ
ド送り機構を得るにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本考案は、先端部表面に”0”サイド磁気ヘッドを
搭載されかつ装置フレームに設けられる案内手段により
磁気ディスクを装填される磁気ディスクホルダのスロッ
トの長さ方向に送られる”0”サイドキャリッジと、前
記”0”サイド磁気ヘッドに対面した表面に”1”サイ
ド磁気ヘッドを搭載されかつ同”0”サイドキャリッジ
の基部に基部を可撓的に支持されると共に付勢ばねの付
勢により中間部に設けた従動耳を前記スロットの開口縁
に従動される”1”サイドキャリッジとを備える磁気記
録再生装置のヘッド送り機構において、剛性部材として
成形する前記”0”サイドキャリッジの先端部中央に、
他の部分よりも肉厚を充分に削減することにより可撓性
を与えた薄肉部を形成し、この薄肉部を挟んだ状態で前
記”0”サイド磁気ヘッドとフレキシブルプリント基板
とをハンダ付けした磁気記録再生装置のヘッド送り機構
を提案するものである。
め、本考案は、先端部表面に”0”サイド磁気ヘッドを
搭載されかつ装置フレームに設けられる案内手段により
磁気ディスクを装填される磁気ディスクホルダのスロッ
トの長さ方向に送られる”0”サイドキャリッジと、前
記”0”サイド磁気ヘッドに対面した表面に”1”サイ
ド磁気ヘッドを搭載されかつ同”0”サイドキャリッジ
の基部に基部を可撓的に支持されると共に付勢ばねの付
勢により中間部に設けた従動耳を前記スロットの開口縁
に従動される”1”サイドキャリッジとを備える磁気記
録再生装置のヘッド送り機構において、剛性部材として
成形する前記”0”サイドキャリッジの先端部中央に、
他の部分よりも肉厚を充分に削減することにより可撓性
を与えた薄肉部を形成し、この薄肉部を挟んだ状態で前
記”0”サイド磁気ヘッドとフレキシブルプリント基板
とをハンダ付けした磁気記録再生装置のヘッド送り機構
を提案するものである。
【0008】
【実施例】以下、図1から図4について本考案の実施例
の詳細を説明する。台座状の基部を一体成形された”
0”サイドキャリッジ1は、その中間部下部に従動部1
cを有し、この従動部1cが磁気ディスクホルダ2のス
ロット2aと平行な方向に延長される装置フレーム3の
ガイドロッド4に沿って案内される。
の詳細を説明する。台座状の基部を一体成形された”
0”サイドキャリッジ1は、その中間部下部に従動部1
cを有し、この従動部1cが磁気ディスクホルダ2のス
ロット2aと平行な方向に延長される装置フレーム3の
ガイドロッド4に沿って案内される。
【0009】図4に示すように、前記”0”サイドキャ
リッジ1の基部1aの背面には、詳細を後述する付勢ば
ね12を支持できる支持ピン22が一体成形される。こ
の支持ピン22は前記ガイドロッド4に対して平行な方
向に伸びるものであるから、その先端から付勢ばね12
のコイル部12aを挿入することにより、付勢ばね12
を”0”サイドキャリッジ1の基部1aに固定できる。
リッジ1の基部1aの背面には、詳細を後述する付勢ば
ね12を支持できる支持ピン22が一体成形される。こ
の支持ピン22は前記ガイドロッド4に対して平行な方
向に伸びるものであるから、その先端から付勢ばね12
のコイル部12aを挿入することにより、付勢ばね12
を”0”サイドキャリッジ1の基部1aに固定できる。
【0010】また、図3に示すように、同”0”サイド
キャリッジ1の先端部中央には、肉厚を充分に削減する
ことにより可撓性を与えた薄肉部1dが成形され、この
薄肉部1dの表面には、”0”サイド磁気ヘッド15の
接続ピン15aを差込める貫通孔1eが形成されると共
に、前記”0”サイドキャリッジ1の底面にフレキシブ
ルプリント基板23を収容できる収容溝1fが形成して
ある。したがって、”0”サイドキャリッジ1と”0”
サイド磁気ヘッド15との組立に際しては、”0”サイ
ド磁気ヘッド15の接続ピン15aを前記貫通孔1eに
挿入して、フレキシブルプリント基板23の先端23a
にこれらの接続ピン15aをハンダ付するだけで、”
0”サイドキャリッジ1に”0”サイド磁気ヘッド15
を固定できる。
キャリッジ1の先端部中央には、肉厚を充分に削減する
ことにより可撓性を与えた薄肉部1dが成形され、この
薄肉部1dの表面には、”0”サイド磁気ヘッド15の
接続ピン15aを差込める貫通孔1eが形成されると共
に、前記”0”サイドキャリッジ1の底面にフレキシブ
ルプリント基板23を収容できる収容溝1fが形成して
ある。したがって、”0”サイドキャリッジ1と”0”
サイド磁気ヘッド15との組立に際しては、”0”サイ
ド磁気ヘッド15の接続ピン15aを前記貫通孔1eに
挿入して、フレキシブルプリント基板23の先端23a
にこれらの接続ピン15aをハンダ付するだけで、”
0”サイドキャリッジ1に”0”サイド磁気ヘッド15
を固定できる。
【0011】そして、前記”0”サイドキャリッジ1の
基部1aには、従来と同様に、薄い金属板から剛性部材
としてプレス加工される”1”サイドキャリッジ9の基
部9aが取付ブラケット7及び固定ねじ8で直接に固定
される。即ち、この”1”サイドキャリッジ9は、その
中間部及び先端部の周壁9cを断面”L”字状に曲げ加
工することにより剛性部材として作られ、その先端部表
面にエンボス部9dを成形して、同エンボス部9dにジ
ンバル14を介して”1”サイド磁気ヘッド16を取付
けてある。また、前記”1”サイドキャリッジ9の中間
部の周壁9cには一対の従動耳9bが切起こされ、これ
らの従動耳9bは前記磁気ディスクホルダ2のスロット
2aの開口縁2bに当接される。
基部1aには、従来と同様に、薄い金属板から剛性部材
としてプレス加工される”1”サイドキャリッジ9の基
部9aが取付ブラケット7及び固定ねじ8で直接に固定
される。即ち、この”1”サイドキャリッジ9は、その
中間部及び先端部の周壁9cを断面”L”字状に曲げ加
工することにより剛性部材として作られ、その先端部表
面にエンボス部9dを成形して、同エンボス部9dにジ
ンバル14を介して”1”サイド磁気ヘッド16を取付
けてある。また、前記”1”サイドキャリッジ9の中間
部の周壁9cには一対の従動耳9bが切起こされ、これ
らの従動耳9bは前記磁気ディスクホルダ2のスロット
2aの開口縁2bに当接される。
【0012】図4について”0”サイドキャリッジ1
と”1”サイドキャリッジ9の取付関係について述べる
と、”1”サイドキャリッジ9の基部9aには前述した
周壁9cは形成されておらず、その表面には固定ねじ8
のねじ部を挿入できる貫通孔24が穿たてれているか
ら、”0”サイドキャリッジ1の基部1aと取付ブラケ
ット7との間に”1”サイドキャリッジ9の基部9aを
介装した状態で、固定ねじ8の緊締により”1”サイド
キャリッジ9の基部9aを”0”サイドキャリッジ1の
基部1aに強固に固定できる。
と”1”サイドキャリッジ9の取付関係について述べる
と、”1”サイドキャリッジ9の基部9aには前述した
周壁9cは形成されておらず、その表面には固定ねじ8
のねじ部を挿入できる貫通孔24が穿たてれているか
ら、”0”サイドキャリッジ1の基部1aと取付ブラケ
ット7との間に”1”サイドキャリッジ9の基部9aを
介装した状態で、固定ねじ8の緊締により”1”サイド
キャリッジ9の基部9aを”0”サイドキャリッジ1の
基部1aに強固に固定できる。
【0013】また、前記”1”サイドキャリッジ9の基
部寄りの部分9eには、”コ”字状の切開き25が形成
され、同切開き25により同基部寄りの部分9eの断面
係数が他の部分よりも小さくされている。このため、こ
の基部寄りの部分9eは充分な可撓性をもつから、”
1”サイドキャリッジ9の先端部は可撓的に”0”サイ
ドキャリッジ1の基部に支持された状態が得られる。
部寄りの部分9eには、”コ”字状の切開き25が形成
され、同切開き25により同基部寄りの部分9eの断面
係数が他の部分よりも小さくされている。このため、こ
の基部寄りの部分9eは充分な可撓性をもつから、”
1”サイドキャリッジ9の先端部は可撓的に”0”サイ
ドキャリッジ1の基部に支持された状態が得られる。
【0014】前記支持ピン22にコイル部12aを支持
される付勢ばね12の固定端12bは前記基部1aの背
面に係止されるけれども、同付勢ばね12の付勢端部1
2cは、図2に示すように、”1”サイドキャリッジ9
の表面に圧接されるため、この付勢ばね12の力によ
り”1”サイドキャリッジ9が磁気ディスクホルダ2の
開口縁2b方向に従動されることになる。
される付勢ばね12の固定端12bは前記基部1aの背
面に係止されるけれども、同付勢ばね12の付勢端部1
2cは、図2に示すように、”1”サイドキャリッジ9
の表面に圧接されるため、この付勢ばね12の力によ
り”1”サイドキャリッジ9が磁気ディスクホルダ2の
開口縁2b方向に従動されることになる。
【0015】さらに、前記”0”サイドキャリッジ1に
隣合った装置フレーム3の表面には送りモータ17が設
置され、前記ガイドロッド4と平行な方向に伸びる同送
りモータ17の送りねじ18には、前記”0”サイドキ
ャリッジ1の側部に一体成形する延長部1bの従動突起
26が係合され、したがって、前記送りねじ18の回転
運動により前記”0”サイドキャリッジ1及び”1”サ
イドキャリッジ9が磁気ディスクの半径方向に送られ
る。
隣合った装置フレーム3の表面には送りモータ17が設
置され、前記ガイドロッド4と平行な方向に伸びる同送
りモータ17の送りねじ18には、前記”0”サイドキ
ャリッジ1の側部に一体成形する延長部1bの従動突起
26が係合され、したがって、前記送りねじ18の回転
運動により前記”0”サイドキャリッジ1及び”1”サ
イドキャリッジ9が磁気ディスクの半径方向に送られ
る。
【0016】図示実施例によるヘッド送り機構は、以上
のような構造であるから、フロッピーディスク(図示せ
ず)が磁気ディスクホルダ2に挿入される際、同磁気デ
ィスクホルダ2に付設された開閉機構によりフロッピー
ディスクのシャッタが解放されるけれども、フロッピー
ディスクが完全に磁気ディスクホルダ2に装填される
と、同磁気ディスクホルダ2が図2の下方に下降され
る。したがって、この磁気ディスクホルダ2の下降に伴
って付勢ばね12の力により”1”サイドキャリッジ9
が磁気ディスクホルダ2に向かって倒込み、”0”サイ
ドキャリッジ1及び”1”サイドキャリッジ9に支持さ
れた”0”サイド磁気ヘッド15及び”1”サイド磁気
ヘッド16が磁気ディスクの両表面に弾力的に接触さ
れ、送りモータ17の起動により磁気ディスクの表面に
対する情報の記録・再生が行われる。
のような構造であるから、フロッピーディスク(図示せ
ず)が磁気ディスクホルダ2に挿入される際、同磁気デ
ィスクホルダ2に付設された開閉機構によりフロッピー
ディスクのシャッタが解放されるけれども、フロッピー
ディスクが完全に磁気ディスクホルダ2に装填される
と、同磁気ディスクホルダ2が図2の下方に下降され
る。したがって、この磁気ディスクホルダ2の下降に伴
って付勢ばね12の力により”1”サイドキャリッジ9
が磁気ディスクホルダ2に向かって倒込み、”0”サイ
ドキャリッジ1及び”1”サイドキャリッジ9に支持さ
れた”0”サイド磁気ヘッド15及び”1”サイド磁気
ヘッド16が磁気ディスクの両表面に弾力的に接触さ
れ、送りモータ17の起動により磁気ディスクの表面に
対する情報の記録・再生が行われる。
【0017】この場合、”0”サイドキャリッジ1の先
端部に取付けられる”0”サイド磁気ヘッド15は、可
撓性のある薄肉部1dに支持されているので、磁気ディ
スクの表面の変化に充分に追従されることになる。
端部に取付けられる”0”サイド磁気ヘッド15は、可
撓性のある薄肉部1dに支持されているので、磁気ディ
スクの表面の変化に充分に追従されることになる。
【0018】前述したように、”0”サイドキャリッジ
1と”0”サイド磁気ヘッド15との組立に際して
は、”0”サイド磁気ヘッド15の接続ピン15aを前
記貫通孔1eに挿入して、フレキシブルプリント基板2
3の先端23aに、これらの接続ピン15aをハンダ付
するだけで、”0”サイドキャリッジ1に”0”サイド
磁気ヘッド15を固定できる。
1と”0”サイド磁気ヘッド15との組立に際して
は、”0”サイド磁気ヘッド15の接続ピン15aを前
記貫通孔1eに挿入して、フレキシブルプリント基板2
3の先端23aに、これらの接続ピン15aをハンダ付
するだけで、”0”サイドキャリッジ1に”0”サイド
磁気ヘッド15を固定できる。
【0019】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
によれば、”0”サイドキャリッジの先端部中央に可撓
性のある薄肉部を形成して、同薄肉部に直接に”0”サ
イド磁気ヘッド15を取付けるため、高価な従来のジン
バルを廃止できると共に、従来のように”0”サイドキ
ャリッジに対する組立に先立って、”0”サイド磁気ヘ
ッドとフレキシブルプリント基板をジンバルに組付ける
必要がなくなり、組立工程も簡素化した組立工程とな
る。
によれば、”0”サイドキャリッジの先端部中央に可撓
性のある薄肉部を形成して、同薄肉部に直接に”0”サ
イド磁気ヘッド15を取付けるため、高価な従来のジン
バルを廃止できると共に、従来のように”0”サイドキ
ャリッジに対する組立に先立って、”0”サイド磁気ヘ
ッドとフレキシブルプリント基板をジンバルに組付ける
必要がなくなり、組立工程も簡素化した組立工程とな
る。
【図1】磁気ディスクホルダを取除いて示す本考案によ
るヘッド送り機構の斜視図である。
るヘッド送り機構の斜視図である。
【図2】図1の2−2線に沿う断面図である。
【図3】同ヘッド送り機構の”0”サイドキャリッジの
先端部の拡大分解斜視図である。
先端部の拡大分解斜視図である。
【図4】同ヘッド送り機構の”0”サイドキャリッジ
と”1”サイドキャリッジとの関係を示す分解斜視図で
ある。
と”1”サイドキャリッジとの関係を示す分解斜視図で
ある。
【図5】磁気ディスクホルダを取除いて示す従来のヘッ
ド送り機構の斜視図である。
ド送り機構の斜視図である。
【図6】図5の6−6線に沿う断面図である。
【図7】同ヘッド送り機構の”0”サイドキャリッジ
と”1”サイドキャリッジとの関係を示す分解斜視図で
ある。
と”1”サイドキャリッジとの関係を示す分解斜視図で
ある。
1 ”0”サイドキャリッジ 1d 薄肉部 1e 貫通孔 2 磁気ディスクホルダ 2a スロット 2b 開口縁 8 固定ねじ 9 ”1”サイドキャリッジ 9a 基部 9b 従動耳 12 付勢ばね 15 ”0”サイド磁気ヘッド 15a 接続ピン 16 ”1”サイド磁気ヘッド 23 フレキシブルプリント基板 23a 先端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−247854(JP,A) 特開 平1−285061(JP,A) 実開 平3−2419(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 17/32 G11B 21/16 G11B 25/04 101
Claims (1)
- 【請求項1】 先端部表面に”0”サイド磁気ヘッドを
搭載されかつ装置フレームに設けられる案内手段により
磁気ディスクを装填される磁気ディスクホルダのスロッ
トの長さ方向に送られる”0”サイドキャリッジと、前
記”0”サイド磁気ヘッドに対面した表面に”1”サイ
ド磁気ヘッドを搭載されかつ同”0”サイドキャリッジ
の基部に基部を可撓的に支持されると共に付勢ばねの付
勢により中間部に設けた従動耳を前記スロットの開口縁
に従動される”1”サイドキャリッジとを備える磁気記
録再生装置のヘッド送り機構において、前記”0”サイ
ドキャリッジの先端部中央に、他の部分よりも肉厚を充
分に削減することにより可撓性を与えた薄肉部を形成
し、この薄肉部を挟んだ状態で前記”0”サイド磁気ヘ
ッドとフレキシブルプリント基板とをハンダ付けしたこ
とを特徴とする磁気記録再生装置のヘッド送り機構。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057930U JP2592367Y2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁気記録再生装置のヘッド送り機構 |
US08/647,648 US5751518A (en) | 1993-09-30 | 1996-05-15 | Head feeding mechanism in magnetic recording and reproducing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP1993057930U JP2592367Y2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁気記録再生装置のヘッド送り機構 |
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JPH0726956U JPH0726956U (ja) | 1995-05-19 |
JP2592367Y2 true JP2592367Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13069737
Family Applications (1)
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JP1993057930U Expired - Fee Related JP2592367Y2 (ja) | 1993-09-30 | 1993-09-30 | 磁気記録再生装置のヘッド送り機構 |
Country Status (2)
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1993
- 1993-09-30 JP JP1993057930U patent/JP2592367Y2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1996
- 1996-05-15 US US08/647,648 patent/US5751518A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
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US5751518A (en) | 1998-05-12 |
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