JP2592011Y2 - キーレスエントリーシステム - Google Patents
キーレスエントリーシステムInfo
- Publication number
- JP2592011Y2 JP2592011Y2 JP1992060522U JP6052292U JP2592011Y2 JP 2592011 Y2 JP2592011 Y2 JP 2592011Y2 JP 1992060522 U JP1992060522 U JP 1992060522U JP 6052292 U JP6052292 U JP 6052292U JP 2592011 Y2 JP2592011 Y2 JP 2592011Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- memory
- control unit
- remote control
- receiver
- code
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、暗証コード(IDコー
ド)を用いてリモコン操作により、キーを使用しないで
自動車等のドアの施錠あるいは解除をおこなうキーレス
エントリーシステムに関し、とくに、暗証コードの書き
込み手段を改良したキーレスエントリーシステムに関す
るものである。
ド)を用いてリモコン操作により、キーを使用しないで
自動車等のドアの施錠あるいは解除をおこなうキーレス
エントリーシステムに関し、とくに、暗証コードの書き
込み手段を改良したキーレスエントリーシステムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車等のドアをロックし、ある
いは解錠を行う場合は、キーを使用して行うのが一般で
あった。しかし、この方法はほかのキー等を用いて比較
的簡単に解錠することができるため、盗難事故の発生が
決して少ないものではなかった。
いは解錠を行う場合は、キーを使用して行うのが一般で
あった。しかし、この方法はほかのキー等を用いて比較
的簡単に解錠することができるため、盗難事故の発生が
決して少ないものではなかった。
【0003】そこで、車両に搭載された制御装置に或る
符号(暗証コード)を記憶させておき、車外からその暗
証コードを発信することによりドアの解錠、あるいは施
錠を行わせるようにしたキーレスエントリーシステムが
開発され、実用化されている。
符号(暗証コード)を記憶させておき、車外からその暗
証コードを発信することによりドアの解錠、あるいは施
錠を行わせるようにしたキーレスエントリーシステムが
開発され、実用化されている。
【0004】キーレスエントリーシステムにおいて使用
される暗証コードは、一般にIDコードと呼ばれるもの
で、各車両に固有の一定不変のものでなく、発信に使用
するリモコンユニットの亡失や盗難に備えて所有者が任
意に設定し変更できるようにするのが好ましい。そこで
この暗証コードを随時制御装置に書き込むことができる
ようにした書き込み手段をキーレスエントリーシステム
に備えたものがある。
される暗証コードは、一般にIDコードと呼ばれるもの
で、各車両に固有の一定不変のものでなく、発信に使用
するリモコンユニットの亡失や盗難に備えて所有者が任
意に設定し変更できるようにするのが好ましい。そこで
この暗証コードを随時制御装置に書き込むことができる
ようにした書き込み手段をキーレスエントリーシステム
に備えたものがある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】この従来のキーレスエ
ントリーシステムに備えられている暗証コード書き込み
システムは、車両に搭載された制御装置側にのみ書き込
み可能であって、車外からその暗証コードを発信するリ
モコンユニット側に対しては書き込み不可能であり、万
が一、リモコンユニットを紛失した場合には、車両に搭
載された制御装置を交換しなくてはならず、大変不便で
あるとともにコスト的にも割高になるものであった。
ントリーシステムに備えられている暗証コード書き込み
システムは、車両に搭載された制御装置側にのみ書き込
み可能であって、車外からその暗証コードを発信するリ
モコンユニット側に対しては書き込み不可能であり、万
が一、リモコンユニットを紛失した場合には、車両に搭
載された制御装置を交換しなくてはならず、大変不便で
あるとともにコスト的にも割高になるものであった。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は本考案によれ
ば、暗唱コードを記憶する第1メモリ、リモコンユニッ
トからの信号を受信する第1受信部、および第1メモリ
に記憶された暗唱コードを含む信号を送信する第1送信
部を有する、車両本体側に設置するレシーバと、暗唱コ
ードを記憶し、かつ書き換え可能な第2メモリ、レシー
バからの信号を受信する第2受信部、および第2メモリ
に記憶された暗唱コードを含む信号を送信する第2送信
部を有する別体のリモコンユニットとからなり、リモコ
ンユニットの第2送信部から送信された第2メモリの暗
唱コードをレシーバの第1受信部により受信し、該暗唱
コードと第1メモリに記憶されている暗唱コードとの一
致を判断し車両のドアをロック、あるいはアンロックす
るキーレスエントリーシステムであって、前記レシーバ
は、所定の操作により第1送信部によりリモコンユニッ
トへ第1メモリに記憶されている暗唱コードを所定回数
送信させるレシーバみ可能とするとともに該書き込み可
能期間中にレシーバから送信された前記所定回数の暗唱
コードを第2受信部により受信し、該暗唱コードをそれ
それ比較し一致していれば該暗唱コードをリモコンユニ
ットの暗唱コードとして新たに設定し第2メモリに書き
込むリモコン制御部を備えたことを特徴とする。
ば、暗唱コードを記憶する第1メモリ、リモコンユニッ
トからの信号を受信する第1受信部、および第1メモリ
に記憶された暗唱コードを含む信号を送信する第1送信
部を有する、車両本体側に設置するレシーバと、暗唱コ
ードを記憶し、かつ書き換え可能な第2メモリ、レシー
バからの信号を受信する第2受信部、および第2メモリ
に記憶された暗唱コードを含む信号を送信する第2送信
部を有する別体のリモコンユニットとからなり、リモコ
ンユニットの第2送信部から送信された第2メモリの暗
唱コードをレシーバの第1受信部により受信し、該暗唱
コードと第1メモリに記憶されている暗唱コードとの一
致を判断し車両のドアをロック、あるいはアンロックす
るキーレスエントリーシステムであって、前記レシーバ
は、所定の操作により第1送信部によりリモコンユニッ
トへ第1メモリに記憶されている暗唱コードを所定回数
送信させるレシーバみ可能とするとともに該書き込み可
能期間中にレシーバから送信された前記所定回数の暗唱
コードを第2受信部により受信し、該暗唱コードをそれ
それ比較し一致していれば該暗唱コードをリモコンユニ
ットの暗唱コードとして新たに設定し第2メモリに書き
込むリモコン制御部を備えたことを特徴とする。
【0007】
【作用】以上のように構成したキーレスエントリーシス
テムにおいては、車両のドアまたはトランク、あるいは
その双方を所定回数操作することによって、車両側のレ
シーバから送信される新たな暗証コードを、リモコンユ
ニット側の受信部が受信しEEPROM構成の書き換え
可能メモリに書き込んで記憶させ、その後は、その暗証
コードをリモコンユニットから送信するようになるの
で、リモコンユニットを亡失あるいは盗難等の状況にあ
っても、高価なレシーバを交換することなく対応するこ
とができる。
テムにおいては、車両のドアまたはトランク、あるいは
その双方を所定回数操作することによって、車両側のレ
シーバから送信される新たな暗証コードを、リモコンユ
ニット側の受信部が受信しEEPROM構成の書き換え
可能メモリに書き込んで記憶させ、その後は、その暗証
コードをリモコンユニットから送信するようになるの
で、リモコンユニットを亡失あるいは盗難等の状況にあ
っても、高価なレシーバを交換することなく対応するこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例のブロック構成図で
あって、車両に搭載された制御装置としてのレシーバ1
には、別体のリモコンユニット10から送信される信号
を受信し、かつ、アンテナ2aをもつ受信部2、この受
信部2の受信信号により各部を制御するレシーバコント
ロールマイコン3、該レシーバコントロールマイコン3
に書き込み、読み出しを制御されるEEPROM構成の
メモリ4、前記レシーバコントロールマイコン3に制御
されて車両のドアをあるいはアンロックする動作を行う
アクチュータ5、それぞれスイッチのオン/オフ信号を
前記レシーバコントロールマイコン3に入力する書き込
みモードスイッチ6、ドアスイッチ7、トランクスイッ
チ8を備える。9は前記レシーバコントロールマイコン
3からの出力データを送信する送信部、9aはそれに連
なるアンテナである。
あって、車両に搭載された制御装置としてのレシーバ1
には、別体のリモコンユニット10から送信される信号
を受信し、かつ、アンテナ2aをもつ受信部2、この受
信部2の受信信号により各部を制御するレシーバコント
ロールマイコン3、該レシーバコントロールマイコン3
に書き込み、読み出しを制御されるEEPROM構成の
メモリ4、前記レシーバコントロールマイコン3に制御
されて車両のドアをあるいはアンロックする動作を行う
アクチュータ5、それぞれスイッチのオン/オフ信号を
前記レシーバコントロールマイコン3に入力する書き込
みモードスイッチ6、ドアスイッチ7、トランクスイッ
チ8を備える。9は前記レシーバコントロールマイコン
3からの出力データを送信する送信部、9aはそれに連
なるアンテナである。
【0009】一方、リモコンユニット10には、リモコ
ン制御部12により制御され信号を送信し、アンテナ1
1aを持つ送信部11、前記リモコン制御部12とデー
タを授受し、EEPROM構成であるメモリ13、前記
リモコン制御部12に接続されドアをロックするコマン
ドを発信するためのCH1ボタン14、および同様にド
アをアンロックするCH2ボタン15がある。16はL
CD等で構成される表示部、17は音響で告知するため
のブザー、18は信号送信の搬送波を発振させる水晶発
振器、そして、19はレシーバ1からの送信信号を受信
するための、アンテナ19aを持った受信部である。
ン制御部12により制御され信号を送信し、アンテナ1
1aを持つ送信部11、前記リモコン制御部12とデー
タを授受し、EEPROM構成であるメモリ13、前記
リモコン制御部12に接続されドアをロックするコマン
ドを発信するためのCH1ボタン14、および同様にド
アをアンロックするCH2ボタン15がある。16はL
CD等で構成される表示部、17は音響で告知するため
のブザー、18は信号送信の搬送波を発振させる水晶発
振器、そして、19はレシーバ1からの送信信号を受信
するための、アンテナ19aを持った受信部である。
【0010】以上のような構成の本考案のキーレスエン
トリーシステムについて、図2のフローチャートに従っ
て、その動作を説明する。リモコンユニット10に対
し、新たな暗証コードを書き込もうとする場合、まず、
車両のドアを開ける動作を行うとドアスイッチ7がオン
となって、これがチェックされ(ステップ100)、続
いてトランクを開ければトランクスイッチ8がオンとな
り、これがチェックされる(ステップ101)。さらに
レシーバ1に備えた書き込みモードスイッチ6をオンに
し、これをチェックする(ステップ102)。以上いず
れの場合にもオフであれば各ステップの前に戻って再度
チェックする。
トリーシステムについて、図2のフローチャートに従っ
て、その動作を説明する。リモコンユニット10に対
し、新たな暗証コードを書き込もうとする場合、まず、
車両のドアを開ける動作を行うとドアスイッチ7がオン
となって、これがチェックされ(ステップ100)、続
いてトランクを開ければトランクスイッチ8がオンとな
り、これがチェックされる(ステップ101)。さらに
レシーバ1に備えた書き込みモードスイッチ6をオンに
し、これをチェックする(ステップ102)。以上いず
れの場合にもオフであれば各ステップの前に戻って再度
チェックする。
【0011】以上のステップが実行されることにより、
操作は所有者によって行われているものと判断され、次
のステップに移行する。すなわち、暗証コード(IDコ
ード)がメモリ4からレシバコントロールマイコン3に
より読み出されて送信部9によりアンテナ9a経由にて
送信される(ステップ103)。そしてN=3に達する
まで、すなわち、3回、繰り返し送信される(ステップ
104、105)。N=3となったところで送信を停止
する(ステップ106)。
操作は所有者によって行われているものと判断され、次
のステップに移行する。すなわち、暗証コード(IDコ
ード)がメモリ4からレシバコントロールマイコン3に
より読み出されて送信部9によりアンテナ9a経由にて
送信される(ステップ103)。そしてN=3に達する
まで、すなわち、3回、繰り返し送信される(ステップ
104、105)。N=3となったところで送信を停止
する(ステップ106)。
【0012】次に、リモコンユニット10側の動作につ
いて説明する。CH1ボタン、およびCH2ボタンを同
時押しすることにより(ステップ117)。リモコン制
御部12は書き込みモードとなる(ステップ118)。
受信部19はアンテナ19aを経由してレシーバ1から
の信号を受信しているので、アイドリングデータを受信
したか否かをチェックし(ステップ107)、受信して
いればリモコン制御部12が持つマイコン(図示省略)
のクロックを低速から高速に切り換えて受信部を節電モ
ードから通常モードとする(ステップ108)。これ
は、受信部19を常時オンにしておき、マイコンのシス
テムクロックを高度モードにしておくと、消費電力を大
量に消費してしまうことになるため、データが受信され
る時以外はクロックを低速モードに落としておき、受信
部19の高周波増幅回路以外のブロックをオフにしてお
くことで消費電力を低減しているものである。
いて説明する。CH1ボタン、およびCH2ボタンを同
時押しすることにより(ステップ117)。リモコン制
御部12は書き込みモードとなる(ステップ118)。
受信部19はアンテナ19aを経由してレシーバ1から
の信号を受信しているので、アイドリングデータを受信
したか否かをチェックし(ステップ107)、受信して
いればリモコン制御部12が持つマイコン(図示省略)
のクロックを低速から高速に切り換えて受信部を節電モ
ードから通常モードとする(ステップ108)。これ
は、受信部19を常時オンにしておき、マイコンのシス
テムクロックを高度モードにしておくと、消費電力を大
量に消費してしまうことになるため、データが受信され
る時以外はクロックを低速モードに落としておき、受信
部19の高周波増幅回路以外のブロックをオフにしてお
くことで消費電力を低減しているものである。
【0013】次に暗証コード(IDコード)を受信した
かをチェックし(ステップ109)、受信していればN
=3に達するまで、すなわち、3回くりかえしてこれを
受信する(ステップ110、111)。そして、3回の
暗証コード受信の後、それぞれの暗証コードを比較し
(ステップ112)、3回のデータが一致をみた場合、
このデータをメモリ13に書き込む(ステップ11
5)。書き込み終了後はマイコンのクロックを低速に切
り換えて受信部19を待機モードとする(ステップ11
6)。もし、この3回のデータが一致していない場合に
は、表示部16にエラー表示を行い(ステップ11
3)、さらに、ブザー17によって警告を発する(ステ
ップ114)。
かをチェックし(ステップ109)、受信していればN
=3に達するまで、すなわち、3回くりかえしてこれを
受信する(ステップ110、111)。そして、3回の
暗証コード受信の後、それぞれの暗証コードを比較し
(ステップ112)、3回のデータが一致をみた場合、
このデータをメモリ13に書き込む(ステップ11
5)。書き込み終了後はマイコンのクロックを低速に切
り換えて受信部19を待機モードとする(ステップ11
6)。もし、この3回のデータが一致していない場合に
は、表示部16にエラー表示を行い(ステップ11
3)、さらに、ブザー17によって警告を発する(ステ
ップ114)。
【0014】上記のうち、レシーバ10側の動作フロー
チャートにおいて、ドアおよびトランクの操作はそれぞ
れ1回づつ行うように構成したが、例えばドア3回、ト
ランク2回というように、この回数を複雑にするほど、
他人に操作手順を盗まれる機会が減少し、安全となる。
チャートにおいて、ドアおよびトランクの操作はそれぞ
れ1回づつ行うように構成したが、例えばドア3回、ト
ランク2回というように、この回数を複雑にするほど、
他人に操作手順を盗まれる機会が減少し、安全となる。
【0015】以上、リモコンユニット10に対し、レシ
ーバ1から新たな暗証コードを送信して、これを書き込
む場合について説明したが、通常使用時の操作について
は、リモコンユニット10のCH1ボタン14あるいは
CH2ボタン15を操作することにより、リモコン制御
部12はメモリ13から暗証コードを読み出し水晶発振
器18及び送信部11を作動させてアンテナ11aから
暗証コード信号とコマンド信号を送る。車両側のレシー
バ1の受信部2はアンテナ2aによってこれを受け、レ
シーバコントロールマイコン3はこの入力データ中の暗
証コードとメモリ4に記憶されている暗証コードと比較
し、一致した場合には入力信号中のコマンドがアクチェ
ータ5によって実行され、ドアはロックあるいはアンロ
ックされる。
ーバ1から新たな暗証コードを送信して、これを書き込
む場合について説明したが、通常使用時の操作について
は、リモコンユニット10のCH1ボタン14あるいは
CH2ボタン15を操作することにより、リモコン制御
部12はメモリ13から暗証コードを読み出し水晶発振
器18及び送信部11を作動させてアンテナ11aから
暗証コード信号とコマンド信号を送る。車両側のレシー
バ1の受信部2はアンテナ2aによってこれを受け、レ
シーバコントロールマイコン3はこの入力データ中の暗
証コードとメモリ4に記憶されている暗証コードと比較
し、一致した場合には入力信号中のコマンドがアクチェ
ータ5によって実行され、ドアはロックあるいはアンロ
ックされる。
【0016】この結果、ドアがロック、アンロックのど
ちらか一方に制御された場合にはレシーバ1の送信部9
より表示コマンドが送信され、リモコンユニット10の
表示部16に「LOCK OK」あるいは「UNROC
K OK」と表示される。
ちらか一方に制御された場合にはレシーバ1の送信部9
より表示コマンドが送信され、リモコンユニット10の
表示部16に「LOCK OK」あるいは「UNROC
K OK」と表示される。
【0017】別の実施例として、オートリモコンシステ
ムに関するものがある。これは、車両側のレシーバから
常に間欠的な電波信号を送り続け、リモコンユニット側
で受信した電波の強度によってリモコンユニットからロ
ックコマンドまたはアンロックコマンドを送信するシス
テムであるが、このようなシステムにおいても、リモコ
ンユニットにおいて、一定の特殊な操作を行うとリモコ
ンユニットが書き込みモードとなり、この時、車両側の
レシーバからは常に間欠送信しているので、自動的にこ
の信号を受信して暗証コードをリモコンユニット内に書
き込んで終了する構成をとることができる。
ムに関するものがある。これは、車両側のレシーバから
常に間欠的な電波信号を送り続け、リモコンユニット側
で受信した電波の強度によってリモコンユニットからロ
ックコマンドまたはアンロックコマンドを送信するシス
テムであるが、このようなシステムにおいても、リモコ
ンユニットにおいて、一定の特殊な操作を行うとリモコ
ンユニットが書き込みモードとなり、この時、車両側の
レシーバからは常に間欠送信しているので、自動的にこ
の信号を受信して暗証コードをリモコンユニット内に書
き込んで終了する構成をとることができる。
【0018】なお、リモコンユニットに設ける受信手段
及び車両側のレシーバ側の送信手段としては、上記にお
いては電磁波を例として説明したが、赤外線あるいは超
音波等を利用することも可能である。
及び車両側のレシーバ側の送信手段としては、上記にお
いては電磁波を例として説明したが、赤外線あるいは超
音波等を利用することも可能である。
【0019】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、キーレス
システムにおいて、リモコンユニット側に書き換え可能
なメモリを設け、所定の操作により暗唱コードの書き換
えを可能とするとともに書き込み可能期間中にレシーバ
から受信した所定回数の暗唱コードをそれそれ比較し一
致していれば、リモコンユニットの暗唱コードとして設
定し、メモリに書き込むようにしたので、リモコンユニ
ットを紛失した場合等に車両本体側のレシーバまで交換
しなくてはならなかった従来のものに比べ、格段に便利
であり、また、コスト面でも割安となるばかりでなく、
所定回数送信されたそれぞれの暗唱コードが一致しない
とリモコンユニットの暗唱コードとして設定されること
がないため、誤った暗唱コードが設定されることがない
という効果を奏する。
システムにおいて、リモコンユニット側に書き換え可能
なメモリを設け、所定の操作により暗唱コードの書き換
えを可能とするとともに書き込み可能期間中にレシーバ
から受信した所定回数の暗唱コードをそれそれ比較し一
致していれば、リモコンユニットの暗唱コードとして設
定し、メモリに書き込むようにしたので、リモコンユニ
ットを紛失した場合等に車両本体側のレシーバまで交換
しなくてはならなかった従来のものに比べ、格段に便利
であり、また、コスト面でも割安となるばかりでなく、
所定回数送信されたそれぞれの暗唱コードが一致しない
とリモコンユニットの暗唱コードとして設定されること
がないため、誤った暗唱コードが設定されることがない
という効果を奏する。
【図1】本考案によるキーレスエントリシステムの一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図2】本考案によるキーレスエントリシステムの一実
施例を示すフローチャートである。
施例を示すフローチャートである。
1 レシーバ 2 受信部 3 レシーバコントロールマイコン 4 メモリ(EEPROM) 5 アクチエータ 6 書き込みモードスイッチ 7 ドアスイッチ 8 トランクスイッチ 9 送信部 10 リモコンユニット 11 送信部 12 リモコン制御部 13 メモリ(EEPRPM) 14 CH1ボタン(ロックボタン) 15 CH2ボタン(アンロックボタン) 19 送信部
Claims (1)
- 【請求項1】 暗唱コードを記憶する第1メモリ、リモ
コンユニットからの信号を受信する第1受信部、および
第1メモリに記憶された暗唱コードを含む信号を送信す
る第1送信部を有する、車両本体側に設置するレシーバ
と、 暗唱コードを記憶し、かつ書き換え可能な第2メモリ、
レシーバからの信号を受信する第2受信部、および第2
メモリに記憶された暗唱コードを含む信号を送信する第
2送信部を有する別体のリモコンユニットとからなり、 リモコンユニットの第2送信部から送信された第2メモ
リの暗唱コードをレシーバの第1受信部により受信し、
該暗唱コードと第1メモリに記憶されている暗唱コード
との一致を判断し車両のドアをロック、あるいはアンロ
ックするキーレスエントリーシステムであって、 前記レシーバは、所定の操作により第1送信部によりリ
モコンユニットへ第1メモリに記憶されている暗唱コー
ドを所定回数送信させるレシーバ制御部を備え、 前記リモコンユニットは、所定の操作により第2メモリ
を書き込み可能とするとともに該書き込み可能期間中に
レシーバから送信された前記所定回数の暗唱コードを第
2受信部により受信し、該暗唱コードをそれぞれ比較し
一致していれば該暗唱コードをリモコンユニットの暗唱
コードとして新たに設定し第2メモリに書き込むリモコ
ン制御部を備えたことを特徴とするキーレスエントリー
システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060522U JP2592011Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | キーレスエントリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992060522U JP2592011Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | キーレスエントリーシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721950U JPH0721950U (ja) | 1995-04-21 |
JP2592011Y2 true JP2592011Y2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=13144733
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992060522U Expired - Fee Related JP2592011Y2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | キーレスエントリーシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2592011Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4539513B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2010-09-08 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用遠隔操作装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62101771A (ja) * | 1985-10-29 | 1987-05-12 | オムロン株式会社 | リモ−トコントロ−ル型キ−操作装置 |
JPH02101271A (ja) * | 1988-10-11 | 1990-04-13 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ワイヤレス施開錠装置 |
JP2557129B2 (ja) * | 1990-05-31 | 1996-11-27 | 株式会社東海理化電機製作所 | 自動車のキーレスエントリーシステム |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP1992060522U patent/JP2592011Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0721950U (ja) | 1995-04-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5864297A (en) | Reprogrammable remote keyless entry system | |
EP0923662B1 (en) | A method and apparatus for field programming a remote control system | |
JP3712834B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
US7492250B2 (en) | Power-saving on-vehicle controller | |
US5252965A (en) | Changing one of many access codes upon removal of ignition key | |
JP2784309B2 (ja) | 遠隔制御セキュリティ・システム | |
JPH1098777A (ja) | 通信装置 | |
JPS60119873A (ja) | 車両用施錠制御装置 | |
JP2002054331A (ja) | 制御装置 | |
JP2825388B2 (ja) | 基地局の機能を制御する遠隔制御装置 | |
JP3748635B2 (ja) | 通信装置 | |
JP2592011Y2 (ja) | キーレスエントリーシステム | |
JP2003184379A (ja) | 車両用施解錠制御装置及び車両用施解錠制御システム | |
JP3312405B2 (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP3367357B2 (ja) | コード書込装置 | |
JP2590703Y2 (ja) | キーレスエントリーシステム | |
JP2814616B2 (ja) | リモートコントロール装置及びその送信器と受信器 | |
JPH0748966A (ja) | リモートコントロール装置 | |
JPH0628137U (ja) | 車両用キーレスエントリー装置 | |
JPH0759174A (ja) | リモートコントロール装置及びこれに用いられるidコード作成方法 | |
JPH1086793A (ja) | 自動車用イモビライザシステム | |
JPH087512Y2 (ja) | 盗難防止装置 | |
JPS60261873A (ja) | 車両用無線式解錠制御装置 | |
JPH11107593A (ja) | 送信装置、受信装置、および車両用遠隔操作システム | |
JP2002038779A (ja) | キーレスエントリシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981215 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |