JP2591225B2 - ヘッド位置情報認識方法及び装置とヘッド位置決め装置 - Google Patents
ヘッド位置情報認識方法及び装置とヘッド位置決め装置Info
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- Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Description
データヘッドをアクセスさせる時のヘッド位置情報認識
方法及び装置とヘッド位置決め方法及び装置に関するも
のである。
サーボ情報を頼りに目標のデータトラックへヘッドを位
置決めするサーボ面サーボ方式が広く採用されている。
係によりデータヘッドの位置決めを行なっているため、
種々の環境変化、例えば装置内の温度変化などによりオ
フトラックが生じ易く本質的にトラック密度を高めにく
いという欠点があった。
み、記録再生時の信頼性を向上させるデータ面サーボ方
式が注目されている。
タ面の各セクタの先頭に位置決め用のサーボセクタを予
め埋め込み形成しておき、任意のデータトラックが選択
された際にサーボセクタのサーボ情報を基に各データト
ラックにヘッドを追従させるという方式である。ところ
が、この方式では、サーボセクタにはトラック追従制御
のための情報しか無いため、ヘッドを高速で移動させる
ためには別途位置検出器を設けるとか、ヘッド位置情報
をサーボ面から供給しなければならないという欠点を有
してる。また、サーボセクタのサーボ情報だけで高速ア
クセス時にも十分な位置情報を得ようとすると、データ
セクタに対してサーボセクタの記録媒体面に占める割合
が増加し、記憶容量が著しく低下するという問題点を有
している。
て記録しておき、この情報を基にヘッドのアクセスを行
なうという方式が提唱されている。(特開51−131607号
公報)この方式は、シーク時にヘッドが通過するトラッ
クの位置情報(アドレス情報)を離散的に得る事によ
り、セクター間の平均的速度を求め、指令速度と比較す
る事により速度制御を行っている。そのため、機構的に
も簡素で、かつ積層する記録媒体枚数が少ない場合でも
コストパーフォーマンスが良いので最近広く用いられて
いる。
クタに記録する方式(特開51−131607)は、1データト
ラックに1種類のコードしか割り当てられていない。そ
のため、サーボセクタ毎に得られるトラックの位置情報
は最大1トラックの誤差を生じる。速度検出誤差△V
は、トラックピッチをXtp、サーボセクタの間隔をTsと
すると、 で表わされ、約数cm/sに相当する。通常、シーク動作か
ら追従制御動作に切り替わる過渡状態においては、目標
トラックへの安定な突入を可能にするためヘッドの移動
速度を約数cm/s程度に十分管理する必要がある。しかし
なが、速度検出誤差が数cm/sも存在する中でヘッドの移
動速度を管理する事は大変困難である。結果、ヘッドは
目標トラックを大きくオーバシュートもしくはアンダー
シュートしたりしてオントラックするため、整定に時間
を要する事となる。また、最悪時にはシークエラーを生
じ致命的な欠陥となりかねない。すなわち、シーク時の
ヘッド位置検出精度に大きな課題が存在し、それが、ヘ
ッド位置決め装置全体の性能を向上する上で大きな課題
となっている。
記録密度が向上するに従い情報トラックの数も増加し、
大きな領域が必要となってくる。つまり、記録媒体上の
データ領域に対するサーボ領域の占める割合が増加し、
ひいては、大容量を確保することが難しくなるという課
題も抱えている。
手段、あるいは構成を備えている。
ーンを離散的に形成し、上記サーボパターンは少なくと
も2つの小サーボパターンからなり、上記小サーボパタ
ーンの各々の再生信号振幅のピーク値を、それぞれ比較
して第1番目の2値化情報とし、次に上記第1番目の2
値化情報の値に従って前記再生信号振幅のピーク値の少
なくとも1つに1回目のオフセットを付加した後、再度
それぞれのピーク値の比較を行って第2番目の2値化情
報を生成し、更に第2番目の2値化情報の値に従って、
前記オフセットを付加したピーク値に2回目のオフセッ
トを付加する、もしくは、第2番目の2値化情報を生成
する際にオフセットを付加しなかったピーク値に1回目
とは異なるオフセットを付加して再度それぞれの比較を
行って第3番目の2値化情報を生成し、更に上記動作を
少なくとも第N番目(Nは整数)まで続ける事により情
報トラック幅の1/(2N)まで微細にヘッドの記録媒体半
径方向の位置を認識する構成か、もしくは、回転可能な
記録媒体の周方向にサーボパターンを離散的に形成し、
上記サーボパターンは少なくとも2つの小サーボパター
ンからなり、上記小サーボパターンそれぞれの再生信号
振幅のピーク値をそれぞれ記憶する少なくとも2つのピ
ークホルダ要素と、上記少なくとも2つのピーク値をそ
れぞれ比較する少なくとも1つの比較要素と、比較要素
と出力を記憶して第1番目の2値化情報を保持する第1
ラッチ要素と、第1ラッチ要素の内容に応じてどのピー
クホルダ要素にオフセットを加えるかを決定するオフセ
ットデコーダ要素と、オフセットデコーダ要素の指令に
もとずき所定のピークホルダ要素にオフセットを付加す
るオフセット付加要素と、オフセットを付加したピーク
ホルダ要素と付加しないピークホルダ要素とを再度上記
比較要素を用いて比較し、その結果を一時的に記憶して
第2番目の2値化情報を保持する第2ラッチ要素と、第
N番目までの2値化情報をラッチするN個のラッチ要素
と、上記第1ラッチ要素から第Nラッチ要素までの内容
を用いてデータヘッドのトラックに対する相対的位置関
係を情報トラック幅の1/(2N)まで検出するヘッド位置
情報判別要素とにより構成されるか、もしくは、回転可
能な記録媒体の周方向にサーボパターンを離散的に形成
し、上記サーボパターンは3トラックを周期とする少な
くとも3位相の第1のサーボパターンと、12トラックを
周期とし且つ互いに3トラックのずれを持ち少なくとも
2位相のパターンからなる第2のサーボパターンと、6
トラックを周期とし第2のサーボパターンとの間で少な
くとも1.5トラックのずれを持つ第3のサーボパターン
からなる3種類のサーボパターンから形成され、この記
録媒体上の3種類のサーボパターンからそれぞれ得られ
る再生信号に従ってヘッドを記録媒体半径方向に位置決
め制御する構成か、もしくは、回転可能な記録媒体の周
方向に形成された離散的なサーボパターンと、上記記録
媒体の情報を少なくとも再生可能なデータヘッドと、上
記データヘッドの再生信号から前記離散的なサーボパタ
ーンに含まれているサーボ情報を取り出すサーボ情報復
調手段と、この出力から上記データヘッドのトラック内
位置情報を離散的に認識するトラック内位置デコーダ手
段と、上記データヘッドとトラックの相対的位置関係を
情報トラック幅の1/(2N)まで微細に認識できるよう構
成した請求項(2)記載のヘッド位置情報認識装置と、
上記ヘッド位置情報認識装置の出力により目標トラック
までの距離に応じてトラックアクセス速度指令を出力す
る速度指令手段と、データヘッドの記録媒体半径方向の
移動速度を求める速度認識手段と、データヘッドを上記
記録媒体半径方向の任意の位置に移動させるポジショナ
手段とを備え、トラック追従制御は少なくともトラック
内位弾デコーダ手段の出力に基ずく信号をポジショナ手
段に帰還する事により構成し、また、トラックアクセス
制御は前記速度指令手段と速度認識手段との速度誤差に
基ずく信号をポジショナ手段に帰還する事により構成す
るか、もしくは、回転可能な記録芭体の周方向に形成さ
れた離散的なサーボパターンと、上記記録媒体の情報を
少なくとも再生可能なデータヘッドと、上記データヘッ
ドの再生信号から前記離散的なサーボパターンに含まれ
ているサーボ情報を取り出すサーボ情報復調手段と、こ
の出力から上記データヘッドとトラックの相対的位置関
係を情報トラック幅の1/(2N)まで微細に認識できるよ
う構成した請求項(2)記載のヘッド位置情報認識装置
と、上記ヘッド位置情報認識装置の出力により目標トラ
ックまでの距離に応じてトラックアクセス速度指令を出
力する速度指令手段と、データヘッドの記録媒体半径方
向の移動速度を求める速度認識手段と、データヘッドを
上記記録媒体半径方向の任意の位置に移動させるポジシ
ョナ手段とを備え、トラック追従制御は少なくともヘッ
ド位置情報認識装置の出力に基づく信号をポジショナ手
段に帰還する事により構成し、また、トラックアクセス
制御は前記速度指令手段と速度認識手段との速度誤差に
基づく信号をポジショナ手段に帰還する事により構成し
ている。
識方法及び装置とヘッド位置決め方法及び装置は、記録
媒体上の周方向に離散的に埋め込まれたサーボパターン
に少なくとも2つの小サーボパターンを設け、その2つ
のサーボパターンを用いてデータヘッドのトラックに対
する相対的位置関係をトラック幅の1/(2N)にまで微細
に検出して位置認識精度を向上さすことにより、より速
度検出精度が向上し、結果、より優れたトラックシーク
(アクセス)性能を実現することが可能となる。記録媒
体上に形成したサーボ情報は、通常の2値化処理では、
情報トラック幅と同じ分解能までしかヘッドの位置認識
ができない。そのため、発明が解決しようとしている課
題の項でも述べたように、上記従来の方式ではシーク状
態から追従制御状態に移る過渡状態においてヘッドの移
動速度を十分管理することができない。しかしながら、
本発明のヘッド位置情報認識方法及び装置とヘッド位置
決め方法及び装置は、従来の方式に比べ何倍も位置認識
分解能を向上さす事が可能となり、結果、シーク時にお
ける速度検出分解能が向上して、目標トラックへの安定
な突入を可能にするためのヘッドの移動速度を、約数cm
/s程度に十分管理する事が可能となる。すなわち、トラ
ック追従制御移行時のオーバシュートやアンダーシュー
トを防止し、整定時間を短くする作用がある。加えて、
トラックをオーバーランしたり、後戻りするといったシ
ークエラーの確率を減少させ、シーク動作の信頼性を向
上させるという作用がある。
装置とヘッド位置決め方法及び装置について図面を参照
しながら説明する。
置の基本ブロック図である。図中、1は磁気ディスクな
どの回転可能な記録媒体でスピンドルモータ(図示せ
ず)によって回転する。2は記録媒体面に予め埋め込ま
れた(記録された)サーボ情報を記録してある周方向に
離散的なサーボセクタ、3はデータを記録するデータセ
クタである。4は記録媒体面に設けられた情報トラック
である。5はこの情報トラック上の情報を読み書き可能
なデータヘッド、6はこのデータヘッドを選択された情
報トラックに移動(アクセス)させるVCMポジショナ
(ヴォイスコイルモータ)、7はデータヘッドからの再
生信号を増幅する増幅器、8は再生信号の中から離散的
に存在するサーボセクタを検出してその情報を抜き出す
サーボ情報復調器、9はデータヘッドの通過する情報ト
ラック内の位置を±1/2トラックのダイナミックレンジ
で検出するトラック内位置デコーダ、10はデータヘッド
の情報トラックに対する相対的位置関係をトラックの幅
の1/(2N)まで認識判別するヘッド位置情報認識装置、
11はデータヘッドを選択された情報トラックに移動(ア
クセス)させるトラックアクセス制御時に、目標トラッ
クまでの距離もしくは目標トラックまでのトラック数に
応じて目標速度を指令する速度指令器である。通常速度
指令器はROMテーブル等で実現されるが、目標トラック
までの距離もしくは目標トラックまでのトラック数を計
測する毎に関数演算して出力するものであっても良い。
12はデータヘッドがサーボセクタを通過する毎に、ヘッ
ド位置情報認識装置からの分解能の高いヘッド位置情報
を入力してデータヘッドの記録媒体半径方向の移動速度
を演算する速度検出器で、速度検出する際に上記ヘッド
位置情報認識装置からの出力だけでなくVCMポジショナ
に流れる電流を併用しても良い。13は上記速度指令器11
と速度検出器12との出力を誤差演算する誤差増幅器であ
る。この誤差増幅器13の出力は補償器14、スイッチ16を
介して、補償器14の出力に応じてVCMポジショナに電流
を供給する電流ドライバ17に供給されトラックアクセス
制御ループが構成される。また、選択された情報トラッ
クにデータヘッドを追従させる追従制御ループは、トラ
ック内位置デコーダの出力を補償器15、スイッチ16を介
して電流ドライバ17に供給する事により構成される。
発明のヘッド位置情報認識方法及び装置とヘッド位置決
め方法及びヘッド位置決め装置は、データヘッドのトラ
ックアクセス(シーク)における位置認識及び速度制御
の方法に関わっており、主には、記録媒体上の周方向に
離散的に埋め込まれたサーボパターンと、そのパターン
よりデータヘッドの通過するトラックの相対的位置関係
をより微細に検出する方法と、上記サーボパターンとヘ
ッド位置情報認識方法により実現されるヘッド位置決め
装置に関わっている。その結果、シーク動作から追従制
御動作に切り替わる過渡状態においてデータヘッドの速
度を充分コントロールして、追従制御動作に移行したと
きデータヘッドのオーバーシュートや、アンダーシュー
トを防止するものである。
可能な記録媒体1上の情報トラックに予め埋め込まれた
離散的なサーボセクタの一具体例(サーボパターン)で
ある。図中2はサーボセクタ、3はデータセクタであ
る。このサーボセクタ2には、AGC信号を得るためのバ
ースト部18、サーボセクタを検出するためのイレース部
19、トラックアドレス情報を得るためのトラックコード
部20、追従制御時にデータヘッドのオントラックからの
位置ずれ情報を得る位置情報21が設けられている。イレ
ース部19は記録媒体1の情報トラックにおいて最大の消
去時間を持つように、また、位置情報21はバースト信号
αとバースト信号βから構成され、サーボセクタ3の各
トラックに対して半トラックのずれを以て設定されてい
る。尚、このサーボセクタについて書き込みは禁止され
ている。
部20の始まりを示すシンクビットS、ガードゾーンとデ
ータゾーン及びデータゾーンの種類を判別する3つのダ
イビットパターンA、B、C、からなるゾーン弁別部20
a、3トラックを周期とする3位相のダイビットパター
ンG,H,Iからなる第1のサーボパターン20b、12トラック
を周期としかつ3トラックのずれを持つ2つのダイビッ
トパターンD,Eからなる第2のサーボパターン20c、6ト
ラックを周期とし第2のサーボパターンとの間で少なく
とも1.5トラックのずれを持つダイビットパターンFか
らなる第3のサーボパターン20dが埋め込み形成されて
いる。ここで、第2図では、2つのダイビットパターン
からなる第2のサーボパターン20cと第3のサーボパタ
ーン20dは第1のサーボパターン20bの片側に配置されて
いるが、2つのダイビットパターンからなる第2のサー
ボパターンを第1のサーボパターンの両側にそれぞれ配
置してもよく、また、第2のサーボパターンを第1のサ
ーボパターンの片側に、第3のサーボパターンを第1の
サーボパターンの他方の側に配置してもよく、さらに、
第2のサーボパターンと第3のサーボパターンの各々を
3つのダイビットパターンパターンからなる第1のサー
ボパターンと交互に配置してもよい。そして、データト
ラックにたいして記録再生動作を行う際には、サーボセ
クタ2に対してデータヘッド5は隣接する2トラックに
またがって走行する。
ク位置にいたとすると、データヘッド5が再生するする
波形は第3図に示すようになる。すなわち、バースト部
18においては所定の基準信号、イレース部においては無
信号、そして、トラックコード部20においてはシンクビ
ット位置Sで、ゾーン弁別位置A,B,Cで、第2のサーボ
パターン位置D,Eで、第3のサーボパターン位置Fで、
第1のサーボパターン位置G,H,Iで、さらに、位置情報2
1の位置ではバースト信号α位置及びバースト信号位置
βで、各々のサーボパターンに応じた信号を得る。この
とき、データヘッド5はサーボセクタ2において2つの
トラックに半分ずつまたがって走行することから、片方
にのみパターンが存在する場合、両側にパターンが存在
する場合と比べてその出力は約1/2になる。第3図では
位置S,A,B,C,E,F,G,Iで出力1、位置D,Hで出力0、バー
スト位置α、βで出力1/2となる再生信号を得る。この
再生信号はデータヘッド5の記録媒体上のトラック位置
によって変わることは言うまでもない。
でのサーボパターン20b、20c、20dに従ってデータヘッ
ド5の記録媒体に対するトラック位置を次のようにして
高精度に検出し、選択された目標トラックに対してシー
ク動作を行なってヘッド位置決めが行なわれる。
ボセクタを記録媒体の内周から外周に向かって低速移動
させたときの再生波形の理想的な出力状態推移を示して
いる。第4図における各再生信号の傾斜部は、データヘ
ッド5は有限の巾を持っているため、ヘッドが各ダイビ
ットパターンを横切る際のヘッド巾に対するダイビット
パターンの占める割合に応じた出力値により定まる。ま
た、第4図における00から11までの番号は第2図に示し
た12トラック周期のトラック番号に対応し、aから1ま
でのアルファベットはデータトラックとは半トラックピ
ッチずれた12トラック周期のサーボトラック番号を示し
ている。
再生信号D,E,Fは予め設定されたレベルを境に2値化処
理し、第1のサーボパターンから得られる再生信号G,H,
Iは各々の再生出力をピークホールドした後、各々の値
を比較して2値化情報とし、再生信号D、E、F、G、
H、Iよりの上記2つの2値化情報を第1番目の2値化
情報とし、次に上記第1番目の2値化情報の値にしたが
って前記G,H,I信号の内最も低い値をホールドしている
信号に予め設定したオフセットを付加して、対応する信
号との比較を再度行って第2番目の2値化情報とし、上
記第1番目の2値化情報と第2番目の2値化情報とによ
ってデータヘッド5のサーボトラック上の位置をトラッ
ク幅の1/(22)まで微細に認識する。
を周期とし、かつ6トラックのずれを持ち、3トラック
が相互に重なっており、その再生出力からD信号とE信
号を得る。よって、再生信号が理想的であればD信号と
E信号の再生出力だけで12トラックのうちの3トラック
を限定することが可能である。しかしながら、ヘッドに
は有限の巾が存在し再生出力がディジタル的には変化し
ない点、再生波形が記録媒体やデータヘッドの応答特性
に影響される点等からディジタル的に12トラックの中か
ら3トラックを限定することは難しい。
Eパターンと1.5トラックの相互の重なり 表1 信号DEFによる2値化情報 を持つ第3のサーボパターンFを設けた。そのため、第
3のサーボパターンFは、D信号もしくはF信号の傾斜
部において必ず“L"レベルか“H"レベルとなる。以上、
12トラックを周期とするサーボセクタにおいて、サーボ
トラック毎にD信号、E信号、F信号の2値化情報を表
1に示す。*マークは、信号検出時のデータヘッドの位
置により2値化出力が“L"レベルになるか“H"レベルに
なるか定まらない領域である。上記表において理解でき
るように信号Dもしくは信号Eどちらかのレベルが不定
のときには、信号Fのレベルが“L"もしくは“H"レベル
に確定しているよう構成されている。よって、信号D、
信号F、信号Fのレベルが検出されれば、データヘッド
5が12トラックの内のどの3トラック内に位置している
かを限定できる。
H,Iより、上記限定された3トラック内のどの位置にデ
ータヘッド5が位置しているかを判定する。第5図は第
4図と同様に、データヘッド5が第2図に示すようなサ
ーボセクタを記録媒体の内周から外周に向かって低速移
動させたときの信号G、信号H、信号Iの再生出力の理
想的な出力状態推移を示している。第4図では、データ
ヘッド5が、サーボトラックcからgまでを移動した状
態を拡大して図示してあり、かつ信号G、H、Iを重ね
て図示してある。また、信号G、H、Iの出力のピーク
値を規格化(最大を1とする)した状態で示している。
今、信号D、E、Fの検出コードが“H"“H"“L"である
とすると、表1から理解できるようにデータヘッドはサ
ーボセクタ内のトラックd、e、fのどこかに位置して
いることになる。仮に信号G、H、Iからの再生信号の
ピーク値が、第5図に示すように各々22、23、24である
とすると、G信号の値>H信号の値、H信号の値>I信
号の値、I信号の値<G信号の値、となることがわか
る。すなわち、G信号の値>H信号の値、H信号の値>
I信号の値、I信号の値>G信号の値という比較を行な
った場合、その答えは、“H"、“H"、“L"となる。この
答えより、G、H、I各々のピーク値の大きさはG、
H、Iの順に大きいと判別される。結果、第5図からも
わかるように、データヘッドの位置は、G信号が最も大
きいということより、d、e、fの3トラックの内のe
トラック内に、かつ、H信号の値>I信号の値より、e2
(第5図に図示)の領域に位置していることが判明す
る。次に、I番目の2値化情報(D信号,E信号、F信
号、G信号、H信号、I信号が各々“H"、“H"、“L"、
“H"、“H"、“L")に基ずき、G、H、I信号の内最も
ピーク値の低いI信号にオフセットを付加する。第1回
目のオフセット値は、G、H、Iの最大のピーク値を1
に規格化した場合、0.5相当である。I信号に0.5のオフ
セットを付加した後には、I信号のピーク値は、第5図
において24から25の位置へ移動する。その後、再度、H
信号の値>I信号の値、という比較を行なった場合、そ
の答えは、“L"となる。この答えの内、H信号の値>I
信号の値(0.5のオフセット付加後)の比較が、データ
ヘッドのさらに詳しい位置を判別するために有用であ
る。つまり、H信号の値>I信号の値(0.5のオフセッ
ト付加後)の比較を行なった場合の答えが“H"となれ
ば、H信号のピーク値はI信号のピーク値より0.5以上
大きいことになり、答えが“L"となれば、H信号のピー
ク値とI信号のピーク値の差は0.5より小さいことにな
る。すなわち、データヘッドの位置は、上記e2の領域の
内の前半部(e03)か後半部(e04)かが判別できること
になる。結果、H信号のピーク値とI信号のピーク値の
差は0.5より小さいから、第5図からもわかるように、
データヘッドの位置は、第5図に示すe2の領域の内のe0
3の領域に位置していることが判別する。このようにし
て、第2番目の2値化情報によりデータヘッドのサーボ
セクタ内のトラックに対する相対的位置関係が、トラッ
ク巾の1/(22)まで詳細に判別することが可能となる。
信号の値>I信号の値(0.5−0.25のオフセット付加
後)の比較を行ない、第3番目の2値化情報を作成すれ
ば、データヘッドのサーボセクタ内のトラックに対する
相対的位置関係が、トラック巾の1/(23)まで詳細に判
別することが可能となる。
G信号、H信号もしくはI信号に で与えられるオフセットを付加することにより、データ
ヘッドのトラックに対する相対的位置関係が、トラック
巾の1/(2N)まで詳細に判別することが可能となる。
号、H信号、I信号による、G信号の値>H信号の値、
H信号の値>I信号の値、I信号の値>G信号の値、の
第1番目の2値化情報を表2にまとめる。ここで、a〜
1、a1,a2〜l1,l2までのアルファベットは第5図に示し
たものと同様である。尚、2値化情報が“H"“H"“H",
もしくは“L"“L"“L"となることは有り得ないので、表
には存在しない。
ていたとすると、G>H、H>I、I>Gの答えが“H"
“H"“L"となり、表1よりデータヘッドはサーボセクタ
内のトラックd,e,fのどこかに位置しているとすると、
表2よりデータヘッドはe2の領域に位置していることが
判別する。
の2値化情報を作成するが、どの信号にオフセットを付
加するかは表3に示すようになる。
Gが“H"“H"“L"であるならば、信号G、H、IはG、
H、Iの順にそのピーク値が大きいことになり、オフセ
ット(0.5)を付加するのは、I信号となる。表3を用
いると、G>H、H>I、I>Gの答が“*”“H"“L"
の場合は、1回目のオフセットを付加する信号名はI信
号となっており上記結果と合致しているのが分かる。よ
って、表3を用いれば、1回目のオフセットを付加する
信号名が判別する。さらに、オフセットを付加したのち
再度G>H、H>I、I>Gの比較を行うことにより、
2番目の2値化情報が得られ、トラック幅の1/2(22)
までデータヘッドの位置を判別することが可能となる。
表4に2番目の2値化情報による領域判別の結果を示
す。尚、$マークは、オフセットを付加した信号名、*
マークは、関係無しの意味である。上記例の場合、2番
目の意味ある2値化情報、すなわちH>Iは“H"となる
ので、表4よりデータヘッドはe03領域に位置している
ことが判別する。
置を判別するためには、2番目の2値化情報の答が“H"
か、“L"かによって、1回目 表4 2番目の2値化情報による領域判別のオフセット
を付加した信号にさらに2回目のオフセット0.25を加え
るか、また、0.25を減じるかに分かれる。また、2番目
の2値化情報を作成するために比較した他方に0.25を付
加しても良い。例えば、上記例の場合であれば、0.5を
付加したI信号のピーク値から0.25を減じた後、再度H
>Iの比較を行うか、H信号に0.25を付加して再度H>
Iの比較を行うことになる。答が、“H"ならばe03領域
の後半部“L"ならばe03領域の前半部にデータヘッドが
位置していることが判別し、トラック幅の1/(23)まで
データヘッドの位置を判別することが可能となる。いず
れにせよ、再生信号G、H、Iのピーク値の最も低い値
を示すものに、再生信号の最大値の1/(2N)のオフセッ
トを付加して、G>H、H>I、I>Gの比較を進めて
行けば、トラック幅の1/(2N)までデータヘッドの位置
を判別することが可能となる。
装置のヘッド位置情報認識装置10とサーボ情報復調器8
をさらに詳しく説明したブロック図である。データヘッ
ド5によって記録媒体から検出した信号は、プリアンプ
7によって増幅した後、サーボセクタ2の中に埋め込ま
れたバースト部18等を用いて出力値を規格化するAGCア
ンプに伝えられる。サーボ情報復調器18は、AGCアンプ3
8と、AGCアンプ38によって規格化した信号を定められた
しきい値にて2値化する2値化回路39と、連続した2値
化信号の中から最もその間隔の長いイレース部19をを見
つけだすイレース部検出器40と、イレース部19を検出す
ると同時にカウンタをスタートして、サーボセクタ2に
埋め込み形成してあるトラックコード20の信号A〜I及
びトラック内位置情報を示すαバースト、βバーストを
検出するためのゲートを発生し、かつデータセクタ3と
次に来るサーボセクタを判別するゲートを発生するセク
タカウンタ及びゲート発生器41より構成されている。ト
ラック内位置デコーダ9は、セクタカウンタ及びゲート
発生器41よりゲート指令を受け、トラック内位置情報を
示すαバースト、βバーストだけをAGCアンプより受取
り、(αバースト−βバースト)の演算を行って、追従
制御時にデータヘッドのトラック内位置を検出する。ま
た、ヘッド位置情報認識装置10は、セクタカウンタ及び
ゲート発生器41よりゲート指令を受け、2値化回路39に
より2値化された信号のうち信号A、B、C、D、E、
Fの2値化情報を一時的に記憶しておく記憶回路36と、
セクタカウンタ及びゲート発生器41よりゲート指令を受
け、AGCアンプ38によって規格化された信号のうち信号
G、H、Iのピーク値を各々保持するピークホールダG2
6、ピークホールダH27及びピークホールダI28と、ピー
クホールダGのピーク値とピークホールダHのピーク値
を比較する比較器29と、ピークホールダHのピーク値と
ピークホールダIのピーク値を比較する比較器30と、ピ
ークホールダIのピーク値とピークホールダGのピーク
値を比較する比較器31と、比較器29、30、31の2値化情
報を保持し記憶回路36の2値化情報と併せて第1番目の
2値化情報を構成する第1ラッチ32と、第1ラッチ32の
内容に応じてピークホールダG、H、Iのどれに第1回
目のオフセットを付加するかを前記表3のデコーダ方式
に従い決定するオフセットデコーダ33と、上記オフセッ
トデコーダ33の指令に従って所定のオフセット値をピー
クホールダG、H、Iのどれか1つに付加するオフセッ
ト付加器34と、オフセット付加器34によりオフセットを
付加されたピークホールダと対応するピークホールダと
の比較結果を保持して第2番目の2値化情報を形成する
第2ラッチ35と、前記記憶回路36と第1ラッチ32との内
容で形成される第1番目の2値化情報と第2ラッチ35に
より形成される第2番目の2値化情報とを用いてデータ
ヘッドのサーボトラックに対する相対的位置関係を判別
するヘッド位置情報判別要素37とにより構成される。
情報認識装置10はデータヘッドのサーボトラックに対す
る相対的位置関係をトラック幅の1/(22)まで詳細に判
別することが可能となる。よって、トラックアクセス制
御時に、データヘッドの移動速度を従来の4倍の高い分
解能で認識でき、精度の高い速度制御を可能にする。
表3、表4を用いたデータヘッドの位置判別をROMテー
ブル等を利用したハードウェアで行っても良いし、ま
た、μCPU等を利用したソフトウェアで行っても良い。
トラックのサーボトラックに対する相対的位置関係をト
ラック幅の1/(2N)まで詳細に判別することが可能とな
る様に構成した場合のブロック図である。図中、第6図
と同番号のブロックは第6図のブロックと同じ機能を有
している。第7図において、ヘッド位置情報判別要素37
は、記憶回路36と第1ラッチ32とにより形成される第1
番目の2値化情報に基ずき、オフセットを付加すべきピ
ークホルダの選定と付加すべき第1回目のオフセット値
をオフセット付加器に指令し、オフセット値を付加した
ピークホルダと対応するピークホルダとの比較を行い、
第2番目の2値化情報を第2ラッチに形成し、さらに、
第2番目の2値化情報の結果にしたがって、第2回目の
オフセットを付加すべきピークホルダの選定と付加すべ
き第2回目のオフセット値をオフセット付加器に指令
し、第2回目のオフセット値を付加したピークホルダと
対応するピークホルダとの比較を行い、第3番目の2値
化情報を第3ラッチに形成し、さらに、上記動作を繰り
返して、第N番目の2値化情報を第Nラッチに形成し、
結果上記第1ラッチから第Nラッチまでの2値化情報を
用いてデータヘッドのサーボトラックに対する相対的位
置関係をトラック幅の1/(2N)まで詳細に判別すること
ができる。結果、トラックアクセス制御時に、データヘ
ッドの移動速度を従来のN倍の高い分解能で認識でき、
精度の高い速度制御を可能にする。尚、この時のヘッド
位置情報判別要素37は、ROMテーブル等のハードウェア
だけで構成する事も可能であるが、1チップμCPU等の
ハードウェアとソフトウェアを用いて構成するのが良
い。
のヘッド位置決め装置の基本ブロック図である。第8図
は、情報トラック4上の情報を少なくとも再生するため
にデータヘッド5を情報トラックに追従制御する際に、
第1図の構成に含まれるトラック内位置デコーダ9のか
わりにヘッド位置情報認識装置10を用いる構成になって
いる。図中、第1図と同番号のブロックは第1図のブロ
ックと同じ機能を有している。ヘッド位置情報認識装置
10を、第7図において例えばN=6として、データヘッ
ドのトラックに対する相対的位置関係をトラック幅の1/
(26)まで検出可能なように構成するならば、追従制御
系を第8図のように構成した場合でも充分高精度な情報
トラック追従特性を確保できる。この場合、サーボ情報
を検出するためのサーボセクタのサーボパターンは、第
2図に示したサーボセクタの内αバーストとβバースト
を含む位置情報21を除いたパターンで良い。そのため、
サーボセクタを第2図と比べてさらに少ない要素で構成
でき、記録媒体上のデータ領域に対するサーボ領域の占
める割合をさらに少なくすることが可能である。尚、ト
ラックアクセス制御時の性能が第1図の構成と同様、分
解能の高い位置検出により低速走行時でも速度制御性が
よく、安定にトラック追従制御に切り替われることは言
うまでもない。
置決め方法及び装置は、データヘッドのトラックアクセ
ス(シーク)におけるヘッド位置情報認識方法及び装置
と、位置情報認識のためのサーボパターンと、上記位置
情報認識装置と上記サーボパターンを用いたヘッド位置
決め装置に関わっており、主には、記録媒体上の周方向
に離散的に埋め込まれたサーボパターンに少なくとも2
つの小サーボパターンを設け、そのサーボパターンを用
いてデータヘッドのトラックに対する相対的位置関係を
トラック幅の1/(2N)にまで微細に検出するヘッド位置
情報認識方法と装置と、上記それぞれの小サーボパター
ンを3トラックを周期とする3位相の第1サーボパター
ンと、12トラックもしくは6トラックを周期とする第
2、第3のサーボパターンとにより構成したサーボパタ
ーンとを用いて実現されるヘッド位置決め装置により、
データ面サーボ方式の長所を生かしたまま、より優れた
トラックシーク(アクセス)性能を実現している。
置により、離散的に埋め込み形成したサーボパターンか
ら得られる2値化情報だけでも、データヘッドのトラッ
クに対する相対的位置関係をトラック幅の1/(2N)まで
微細に認識することが可能となり、高価なA/Dコンバー
タやアナログ的演算を使用せずに高精度なヘッド位置認
識が可能となる。
データ面上に埋め込み形成し、かつ上記ヘッド位置情報
認識装置を併用してヘッド位置決め装置を構成すること
により、高精度なヘッド位置認識を頼りに外部速度検出
器等の装置を用いずに、データヘッドの移動速度(シー
ク速度)をより高い分解能で検出可能となる。よって、
低速時でも安定で高帯域の速度制御が可能となり、結
果、シーク動作から追従制御動作に切り替わる過渡状態
においてデータヘッドの速度を充分コントロールして、
追従制御動作に移行したとき、データヘッドのオーバー
シュートや、アンダーシュートを防止するものである。
加えて、トラックをオーバーランしたり、後戻りすると
いったシークエラーの確率を減少させ、シーク動作の信
頼性を向上させるという効果がある。
をデータ面上に埋め込み形成することにより、従来から
用いられているトラック番号をコード化するという方法
に対して、記録密度の向上に伴う情報トラックの増加に
対しても小さなサーボ領域で充分であるという長所が存
在する。つまり、記録媒体上のデータ領域に対するサー
ボ領域の占める割合が変化しないため、記録密度の向上
に際しても設計を変更せず大容量を確保しやすいという
長所を備えている。
装置を用いるヘッド位置決め装置の構成により、上記記
録媒体の周方向に離散的に形成されたサーボパターンの
それぞれから位置情報として用いるバースト信号を省け
るため、それぞれのサーボパターンの構成要素をさらに
縮小できる。そのため、記録媒体上のデータ領域に対す
るサーボ領域の占める割合をさらに少なくすることが可
能である。結果、上記ヘッド位置決め装置の構成は、前
記例と比べてさらに記録媒体面を効率的に利用し、大容
量を確保しやすいという長所を備えている。
置の基本ブロック図、第2図は、第1図に示す本発明の
一実施例における回転可能な記録媒体1上の情報トラッ
クに予め埋め込まれた離散的なサーボセクタの一具体例
のパターン図、第3図は、第2図に示すようなサーボセ
クタをデータヘッドが横切ったときの再生波形図、第4
図は、データヘッドを第2図に示すようなサーボセクタ
を記録媒体の内周から外周に向かって低速移動させたと
きの理想的な再生状態を示した再生出力状態図、第5図
は、データヘッドが第2図に示すようなサーボセクタを
記録媒体の内周から外周に向かって低速移動させたとき
の信号G、信号H、信号Iの再生出力の理想的な状態を
示した再生出力状態図、第6図は、本発明の一実施例に
おけるヘッド位置決め装置のサーボ情報復調器とヘッド
位置情報認識装置をさらに詳しく説明したブロック図、
第7図は、第6図のヘッド位置情報認識装置をデータト
ラックのサーボトラックに対する相対的位置関係をトラ
ック幅の1/(2N)まで詳細に判別することが可能となる
様に構成した場合のブロック図、第8図は、情報トラッ
ク追従制御時にもヘッド位置情報認識装置を使用する構
成にしたヘッド位置決め装置のブロック図である。 1……回転可能な記録媒体、2……サーボセクタ、3…
…データセクタ、4……情報トラック、5……データヘ
ッド、6……VCMポジショナ、8……サーボ情報復調
器、9……トラック内位置デコーダ、10……ヘッド位置
情報認識装置、11……速度指令器、12……速度検出器、
17……電流ドライバ、18……バースト部、19……イレー
ス部、20……トラックコード、21……位置情報、22……
再生信号Gのピークホルド値、23……再生信号Hのピー
クホルド値、24……再生信号Iのピークホルド値、25…
…再生信号Iにオフセット0.5を付加した後のピークホ
ルド値、26、27、28……ピークホルダ、29、30、31……
比較器、32……第1ラッチ、33……オフセットデコー
ダ、34……オフセット付加器、35……第2ラッチ、37…
…ヘッド位置情報判別要素、39……2値化回路、40……
イレース部検出器、41……セクタカウンタ及びゲート発
生器。
Claims (9)
- 【請求項1】回転可能な記録媒体の周方向にサーボパタ
ーンを離散的に形成し、上記サーボパターンは3トラッ
クを周期とする少なくとも3位相の第1のサーボパター
ンと、12トラックを周期とし且つ互いに3トラックのず
れを持ち少なくとも2位相のパターンからなる第2のサ
ーボパターンと、6トラックを周期として第2のサーボ
パターンとの間で少なくとも1.5トラックのずれを持つ
第3のサーボパターンからなる3種類のサーボパターン
から形成され、上記3位相の第1のサーボパターンは3
トラックを2対1の割合で分割し、かつ、それぞれの小
サーボパターンは、お互いに1トラックのずれを持って
構成され、この記録媒体上の第1のサーボパターンの3
種類の小サーボパターンからそれぞれ得られる再生信号
振幅のピーク値をそれぞれ比較して、第1番目の2値化
情報とし、次に上記第1番目の2値化情報の値に従って
前記再生信号振幅のピーク値の少なくとも1つに1回目
のオフセットを付加した後、再度それぞれのピーク値の
比較を行って第2番目の2値化情報を生成し、更に第2
番目の2値化情報の値に従って、前記オフセットを付加
したピーク値に2回目のオフセットを付加する、もしく
は、第2番目の2値化情報を生成する際にオフセットを
付加しなかったピーク値に1回目とは異なるオフセット
を付加して再度それぞれの比較を行って第3番目の2値
化情報を生成し、更に上記動作を繰り返すことにより第
N番目(Nは1以上の整数)の2値化情報を得て、情報
トラック幅の1/(2N)まで微細にヘッドの記録媒体半径
方向の位置を認識することを特徴とするヘッド位置情報
認識方法。 - 【請求項2】少なくとも2位相の第2のサーボパターン
は、第1のサーボパターンの前後に分割して形成された
事を特徴とする請求項1記載のヘッド位置情報認識方
法。 - 【請求項3】少なくとも2位相の第2のサーボパターン
は第1のサーボパターンの前もしくは後ろに形成され、
第3のサーボパターンは上記第1のサーボパターンの反
対の側に形成された事を特徴とする請求項1記載のヘッ
ド位置情報認識方法。 - 【請求項4】第2のサーボパターンの少なくとも2位相
のそれぞれのパターンと、第3のサーボパターンが、第
1のサーボパターンの少なくとも3位相のそれぞれと、
交互に配置されるよう形成された事を特徴とする請求項
1記載のヘッド位置情報認識方法。 - 【請求項5】ヘッドの位置決めは、第2のサーボパター
ンから得られる第2の再生信号群、第3のサーボパター
ンから得られる第3の再生信号群、及び第1のサーボパ
ターンから得られる第1の信号群から得られる情報に従
ってヘッドを記録媒体半径方向に位置決め制御する事を
特徴とする請求項1記載のヘッド位置情報認識方法。 - 【請求項6】第1、第2及び第3のサーボパターンはそ
れぞれ少なくとも1つのダイビットパターンから形成さ
れる事を特徴とする請求項1記載のヘッド位置情報認識
方法。 - 【請求項7】回転可能な記録媒体の周方向にサーボパタ
ーンを離散的に形成し、上記サーボパターンは少なくと
も2つの小サーボパターンからなり、上記小サーボパタ
ーンそれぞれの再生信号振幅のピーク値をそれぞれ記憶
する少なくとも2つのピークホルダ要素と、上記少なく
とも2つのピーク値をそれぞれ比較する少なくとも1つ
の比較要素と、比較要素の出力を記憶して第1番目の2
値化情報を保持する第1ラッチ要素と、第1ラッチ要素
の内容に応じてどのピークホルダ要素にオフセットを加
えるかを決定するオフセットデコーダ要素と、オフセッ
トデコーダ要素の指令にもとずき所定のピークホルダ要
素にオフセットを付加するオフセット付加要素と、オフ
セットを付加したピークホルダ要素と付加しないピーク
ホルダ要素とを再度上記比較要素を用いて比較し、その
結果を一時的に記憶して第2番目の2値化情報を保持す
る第2ラッチ要素と、第N番目までの2値化情報をラッ
チするN個のラッチ要素と、上記第1ラッチ要素から第
Nラッチ要素までの内容を用いてデータヘッドのトラッ
クに対する相対的位置関係を情報トラック幅の1/(2N)
まで検出するヘッド位置情報判別要素とにより構成され
たことを特徴とするヘッド位置情報認識装置。 - 【請求項8】回転可能な記録媒体の周方向に形成された
離散的なサーボパターンと、上記記録媒体の情報を少な
くとも再生可能なデータヘッドと、上記データヘッドの
再生信号から前記離散的なサーボパターンに含まれてい
るサーボ情報を取り出すサーボ情報復調手段と、この出
力から上記データヘッドのトラック内位置情報を離散的
に認識するトラック内位置デコーダ手段と、上記データ
ヘッドとトラックの相対的位置関係を情報トラック幅の
1/(2N)まで微細に認識できるよう構成した請求項7記
載のヘッド位置情報認識装置と、上記ヘッド位置情報認
識装置の出力により目標トラックまでの距離に応じてト
ラックアクセス速度指令を出力する速度指令手段と、デ
ータヘッドの記録媒体半径方向の移動速度を求める速度
認識手段と、データヘッドを上記記録媒体半径方向の任
意の位置に移動させるポジショナ手段とを備え、トラッ
ク追従制御は少なくともトラック内位置デコーダ手段の
出力に基ずく信号をポジショナ手段に帰還する事により
構成し、また、トラックアクセス制御は前記速度指令手
段と速度認識手段との速度誤差に基ずく信号をポジショ
ナ手段に帰還する事により構成されたことを特徴とする
ヘッド位置決め装置。 - 【請求項9】回転可能な記録媒体の周方向に形成された
離散的なサーボパターンと、上記記録媒体の情報を少な
くとも再生可能なデータヘッドと、上記データヘッドの
再生信号から前記離散的なサーボパターンに含まれてい
るサーボ情報を取り出すサーボ情報復調手段と、この出
力から上記データヘッドとトラックの相対的位置関係を
情報トラック幅の1/(2N)まで微細に認識できるよう構
成した請求項7記載のヘッド位置情報認識装置と、上記
ヘッド位置情報認識装置の出力により目標トラックまで
の距離に応じてトラックアクセス速度指令を出力する速
度指令手段と、データヘッドの記録媒体半径方向の移動
速度を求める速度認識手段と、データヘッドを上記記録
媒体半径方向の任意の位置に移動させるポジショナ手段
とを備え、トラック追従制御は少なくともヘッド位置情
報認識装置の出力に基づく信号をポジショナ手段に帰還
する事により構成し、また、トラックアクセス制御は前
記速度指令手段と速度認識手段との速度誤差に基づく信
号をポジショナ手段に帰還する事により構成されたこと
を特徴とするヘッド位置決め装置。
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