JP2569135Y2 - コネクタホルダ - Google Patents
コネクタホルダInfo
- Publication number
- JP2569135Y2 JP2569135Y2 JP7842591U JP7842591U JP2569135Y2 JP 2569135 Y2 JP2569135 Y2 JP 2569135Y2 JP 7842591 U JP7842591 U JP 7842591U JP 7842591 U JP7842591 U JP 7842591U JP 2569135 Y2 JP2569135 Y2 JP 2569135Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- connector holder
- holder
- connector housing
- wire harness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電線束を接続したコネ
クタハジングを定位置に固定保持するために使用するコ
ネクタホルダに関するものである。
クタハジングを定位置に固定保持するために使用するコ
ネクタホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタホルダとして図
1に示す如き構造のものがある。このコネクタホルダ1
は、このコネクタホルダ1を、例えば車体、家屋の壁面
等の固定体(図示せず)に係止せしめるための係止溝2
及び係止爪3を有する基台4と、この基台4上の四隅部
に夫々突設される鈎状の挾持アーム5とが一体形成され
たものであって、図2に示すようにこれらの挾持アーム
5によって、電線束6(ワイヤーハーネス)を接続して
なるコネクタハウジング7を、基台4上で挾持し、さら
にそのコネクタハウジング7の外周面に形成されている
段部8を、各挾持アーム5の側面で係止せしめることに
より、コネクタハウジング7は前後、左右、上下に外れ
ることなくコネクタホルダ1に嵌合保持されるようにな
っている。従ってこのホルダ1を適宜固定体に取付ける
ことにより、コネクタハウジング7は、このホルダ1を
介して固定体に固定されるようになっている。
1に示す如き構造のものがある。このコネクタホルダ1
は、このコネクタホルダ1を、例えば車体、家屋の壁面
等の固定体(図示せず)に係止せしめるための係止溝2
及び係止爪3を有する基台4と、この基台4上の四隅部
に夫々突設される鈎状の挾持アーム5とが一体形成され
たものであって、図2に示すようにこれらの挾持アーム
5によって、電線束6(ワイヤーハーネス)を接続して
なるコネクタハウジング7を、基台4上で挾持し、さら
にそのコネクタハウジング7の外周面に形成されている
段部8を、各挾持アーム5の側面で係止せしめることに
より、コネクタハウジング7は前後、左右、上下に外れ
ることなくコネクタホルダ1に嵌合保持されるようにな
っている。従ってこのホルダ1を適宜固定体に取付ける
ことにより、コネクタハウジング7は、このホルダ1を
介して固定体に固定されるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところがかかるホルダ
1に嵌合保持されるコネクタハウジング7より引き出さ
れる電線束6に異常な引張り力が作用すると、該引張り
応力がコネクタに直接作用し、これが原因でコネクタハ
ウジングあるいはコネクタ(端子)を破損してしまうと
いう不具合が生じていた。
1に嵌合保持されるコネクタハウジング7より引き出さ
れる電線束6に異常な引張り力が作用すると、該引張り
応力がコネクタに直接作用し、これが原因でコネクタハ
ウジングあるいはコネクタ(端子)を破損してしまうと
いう不具合が生じていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案はかかる従来の不
具合を解消するためになされたもので、電線束の引張り
応力がコネクタハウジング及びコネクタに作用すること
がないようにするために、電線束の引張り力をホルダで
吸収せしめる吸収構造を有せしめたコネクタホルダを提
供することにある。
具合を解消するためになされたもので、電線束の引張り
応力がコネクタハウジング及びコネクタに作用すること
がないようにするために、電線束の引張り力をホルダで
吸収せしめる吸収構造を有せしめたコネクタホルダを提
供することにある。
【0005】
【実施例】以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳
細に説明する。
細に説明する。
【0006】図3及び図4において、11はコネクタホ
ルダ、12はこのコネクタホルダ11に係合保持される
雄雌一対のコネクタハウジングであって、このコネクタ
ハウジング12からは、電線束すなわちワイヤハーネス
13が引き出されている。
ルダ、12はこのコネクタホルダ11に係合保持される
雄雌一対のコネクタハウジングであって、このコネクタ
ハウジング12からは、電線束すなわちワイヤハーネス
13が引き出されている。
【0007】本実施例は上記コネクタホルダ11の構造
に特長を有するため、以下このコネクタホルダ11につ
いて説明する。
に特長を有するため、以下このコネクタホルダ11につ
いて説明する。
【0008】14はコネクタホルダ11の基台であっ
て、この基台14上の四隅部には、前記コネクタハウジ
ング12を挾持せしめるための鈎状の可撓性挾持アーム
15が突設されており、またその基台14の一対の側壁
面には、このコネクタホルダ11を例えば車体等の固定
体に係止せしめるための係止溝16及び係止爪17が形
成されている。またその基台14の他の一対の側壁面に
は、平面略U字状をしたハーネス押え枠18の両端を係
合する係止爪19が突設されており、この係止爪19に
よって、上記ハーネス押え枠18が基台14の一対の側
面において着脱可能に係合されるようになっている。2
0はその係止爪19を突設した基台側壁面の下端より鍔
状に支出されている受け片である。
て、この基台14上の四隅部には、前記コネクタハウジ
ング12を挾持せしめるための鈎状の可撓性挾持アーム
15が突設されており、またその基台14の一対の側壁
面には、このコネクタホルダ11を例えば車体等の固定
体に係止せしめるための係止溝16及び係止爪17が形
成されている。またその基台14の他の一対の側壁面に
は、平面略U字状をしたハーネス押え枠18の両端を係
合する係止爪19が突設されており、この係止爪19に
よって、上記ハーネス押え枠18が基台14の一対の側
面において着脱可能に係合されるようになっている。2
0はその係止爪19を突設した基台側壁面の下端より鍔
状に支出されている受け片である。
【0009】以上が本実施例の構成であって、次にその
作用について述べると、ハーネス押え枠18を取り外し
た状態のコネクタホルダ11の基台14上に、その挾持
アーム15の可撓弾性を利用して、図4に示す如くコネ
クタハウジング12を嵌合挾持せしめる。従ってコネク
タホルダ11に、ワイヤハーネスを引き出してなるコネ
クタハウジング12が挾持される。次に、そのコネクタ
ハウジング12より引き出されているワイヤハーネス1
3を押えるようにして前記ハーネス押え枠18を、コネ
クタホルダ11の基台側面に嵌着することにより、その
ワイヤハーネス13は、図4及び図5に示す如く略S字
状に屈曲係止されるものである。
作用について述べると、ハーネス押え枠18を取り外し
た状態のコネクタホルダ11の基台14上に、その挾持
アーム15の可撓弾性を利用して、図4に示す如くコネ
クタハウジング12を嵌合挾持せしめる。従ってコネク
タホルダ11に、ワイヤハーネスを引き出してなるコネ
クタハウジング12が挾持される。次に、そのコネクタ
ハウジング12より引き出されているワイヤハーネス1
3を押えるようにして前記ハーネス押え枠18を、コネ
クタホルダ11の基台側面に嵌着することにより、その
ワイヤハーネス13は、図4及び図5に示す如く略S字
状に屈曲係止されるものである。
【0010】このようにコネクタハウジング12から引
き出されているワイヤハーネス13が、ハーネス押え枠
18によりコネクタハウジング12に屈曲係止されるこ
とで、ワイヤハーネス13に異常な引張り力が作用され
たとしても、そのハーネス押え枠18による屈曲係止で
上記引張り力が吸収され、コネクタハウジング及びコネ
クタに引張り応力が作用されることがなく、そのコネク
タハウジング及びコネクタの損傷を未然に防止すること
ができる。
き出されているワイヤハーネス13が、ハーネス押え枠
18によりコネクタハウジング12に屈曲係止されるこ
とで、ワイヤハーネス13に異常な引張り力が作用され
たとしても、そのハーネス押え枠18による屈曲係止で
上記引張り力が吸収され、コネクタハウジング及びコネ
クタに引張り応力が作用されることがなく、そのコネク
タハウジング及びコネクタの損傷を未然に防止すること
ができる。
【0011】
【考案の効果】以上のように本考案は、ワイヤハーネス
13を接続してなるコネクタハウジング12を嵌合保持
するコネクタホルダ11において、該コネクタホルダ1
1の側面に、該上記コネクタホルダ11から支出される
ワイヤハーネス13を屈曲状態で押圧係止するハーネス
押え枠18を、着脱可能に嵌着せしめたコネクタホルダ
であるから、これによればコネクタハウジング12から
引き出されているワイヤハーネス13が、ハーネス押え
枠18によりコネクタハウジング12に屈曲係止される
ことで、ワイヤハーネス13に異常に引張り力が作用さ
れたとしても、そのハーネス押え枠18による屈曲係止
で上記引張り力が吸収され、コネクタハウジング及びコ
ネクタに引張り応力が作用されることがなく、そのコネ
クタハウジング及びコネクタの損傷を未然に防止するこ
とができるという効果が得られる。
13を接続してなるコネクタハウジング12を嵌合保持
するコネクタホルダ11において、該コネクタホルダ1
1の側面に、該上記コネクタホルダ11から支出される
ワイヤハーネス13を屈曲状態で押圧係止するハーネス
押え枠18を、着脱可能に嵌着せしめたコネクタホルダ
であるから、これによればコネクタハウジング12から
引き出されているワイヤハーネス13が、ハーネス押え
枠18によりコネクタハウジング12に屈曲係止される
ことで、ワイヤハーネス13に異常に引張り力が作用さ
れたとしても、そのハーネス押え枠18による屈曲係止
で上記引張り力が吸収され、コネクタハウジング及びコ
ネクタに引張り応力が作用されることがなく、そのコネ
クタハウジング及びコネクタの損傷を未然に防止するこ
とができるという効果が得られる。
【図1】従来のコネクタホルダを示した斜視図。
【図2】従来例の作用説明図。
【図3】本考案実施例のコネクタホルダを示した斜視
図。
図。
【図4】本考案実施例の作用説明図。
【図5】本考案実施例の要部断面説明図。
11…コネクタホルダ 12…コネクタハウジング 13…ワイヤハーネス 14…基台 15…挾持アーム 16…係止溝 17…係止爪 18…ハーネス押え枠 19…係止爪 20…受け片
Claims (1)
- 【請求項1】 ワイヤハーネス(13)を接続してなる
コネクタハウジング(12)を嵌合保持するコネクタホ
ルダ(11)において、該コネクタホルダ(11)の側
面に、該上記コネクタホルダ(11)から支出されるワ
イヤハーネス(13)を屈曲状態で押圧係止するハーネ
ス押え枠(18)を、着脱可能に嵌着せしめたことを特
徴とするコネクタホルダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7842591U JP2569135Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コネクタホルダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7842591U JP2569135Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コネクタホルダ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0534675U JPH0534675U (ja) | 1993-05-07 |
JP2569135Y2 true JP2569135Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=13661693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7842591U Expired - Lifetime JP2569135Y2 (ja) | 1991-09-27 | 1991-09-27 | コネクタホルダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569135Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110690595A (zh) * | 2019-10-18 | 2020-01-14 | 华域视觉科技(上海)有限公司 | 用于固定接插件的夹持装置 |
-
1991
- 1991-09-27 JP JP7842591U patent/JP2569135Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0534675U (ja) | 1993-05-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH09283230A (ja) | コネクタ保持構造 | |
JP3759258B2 (ja) | コネクタ | |
JP2569135Y2 (ja) | コネクタホルダ | |
JPH0512482Y2 (ja) | ||
JPH0670431U (ja) | ワイヤハーネス用クランプ | |
JP3709454B2 (ja) | ワイヤハーネス用クランプ | |
JPH073320U (ja) | バックル | |
JPH11329574A (ja) | 電線保持具を備えたコネクタ | |
JPH062307U (ja) | 光コネクタにおける光ケーブルの結合構造 | |
JPH081582Y2 (ja) | コネクタ用固定クランプ | |
JP2550350Y2 (ja) | 電気コネクタ | |
JPS5836185Y2 (ja) | ケ−ブルホルダ− | |
JP2591662Y2 (ja) | プロテクタ付コネクタの固定構造 | |
JPS6131271Y2 (ja) | ||
JP2528532Y2 (ja) | クランプ装置 | |
JP3348685B2 (ja) | 電気接続箱の取付構造 | |
JP4042291B2 (ja) | 電子機器のリード線引出し装置 | |
JPH1167340A (ja) | コネクタの嵌脱構造 | |
JPH0126359Y2 (ja) | ||
JPS5921184U (ja) | ケ−ブル固定用クリツプ | |
JPH0624145Y2 (ja) | 樹脂クランプ | |
JPS5934535Y2 (ja) | 自動車用リモ−トコントロ−ルミラ− | |
JPH0727585Y2 (ja) | コネクタハウジング | |
JPH0537432Y2 (ja) | ||
JPH0727587Y2 (ja) | コネクタ |