JP2565005Y2 - 天井枠材への照明器具の取付け構造 - Google Patents
天井枠材への照明器具の取付け構造Info
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- JP2565005Y2 JP2565005Y2 JP8782291U JP8782291U JP2565005Y2 JP 2565005 Y2 JP2565005 Y2 JP 2565005Y2 JP 8782291 U JP8782291 U JP 8782291U JP 8782291 U JP8782291 U JP 8782291U JP 2565005 Y2 JP2565005 Y2 JP 2565005Y2
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- Japan
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- piece
- width
- hole
- ceiling frame
- locking
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、天井枠材を直線状又は
クロス状に連結して天井枠材間に天井板を配置するシス
テム天井において天井枠材への照明器具の取付け構造に
関するものである。
クロス状に連結して天井枠材間に天井板を配置するシス
テム天井において天井枠材への照明器具の取付け構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来照明器具を取付けるにはビス等によ
り取付けていた。
り取付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
にビスで取付けるものにおいては、天井という高所にお
ける作業のため作業が面倒であった。また、照明器具を
埋め込み型にすると照明器具が天井裏に突出して天井裏
における配線、配管作業の邪魔になるという問題があっ
た。
にビスで取付けるものにおいては、天井という高所にお
ける作業のため作業が面倒であった。また、照明器具を
埋め込み型にすると照明器具が天井裏に突出して天井裏
における配線、配管作業の邪魔になるという問題があっ
た。
【0004】本考案は、上記の従来例の問題点に鑑みて
考案したものであって、その目的とするところは、ビス
を用いることなく、簡単且つ正確に室内側からの作業で
作業ができ、また、取付け部分が室内側から見えないよ
うにでき、更に、照明器具が天井裏側に張り出さないの
で、天井裏における配線、配管をするような場合に邪魔
にならない天井枠材への照明器具の取付け構造を提供す
るにある。
考案したものであって、その目的とするところは、ビス
を用いることなく、簡単且つ正確に室内側からの作業で
作業ができ、また、取付け部分が室内側から見えないよ
うにでき、更に、照明器具が天井裏側に張り出さないの
で、天井裏における配線、配管をするような場合に邪魔
にならない天井枠材への照明器具の取付け構造を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来例の問題点を解
決して本考案の目的を達成するため、本考案の天井枠材
への照明器具の取付け構造は、断面略逆U字状の天井枠
材1の上面片1aの長手方向に巾広差込み孔部31、巾
狭孔部32、係止孔部33の順で互いに連通するように
形成して取付け孔を構成し、照明器具4aから上方に突
設した取付け金具34の縦片35の両側を階段状に切落
して最上段を係止片36、2段目を抜け止め片37、3
段目を通過可能片38とし、上記係止孔部33の孔巾を
巾広差込み孔部31の孔巾よりも狭く且つ巾狭孔部32
の孔巾よりも広く設定し、上記抜け止め片37の巾を係
止片36の巾よりも狭く且つ通過可能片38の巾よりも
広く設定し、抜け止め片37の巾を係止孔部33の孔巾
よりも狭く且つ巾狭孔部32の孔巾よりも広く設定し、
巾狭孔部32の孔巾を通過可能片38の巾よりも広く設
定し、照明器具4aを天井枠材1の下方開口の凹溝部3
内に配置すると共に取付け孔に下方から挿入された取付
け金具34の縦片35の抜け止め片37を係止孔部33
内に位置させ且つ係止片36を係止孔部33の上方にお
いて天井枠材1の上面片1aに載設して成るものであ
る。
決して本考案の目的を達成するため、本考案の天井枠材
への照明器具の取付け構造は、断面略逆U字状の天井枠
材1の上面片1aの長手方向に巾広差込み孔部31、巾
狭孔部32、係止孔部33の順で互いに連通するように
形成して取付け孔を構成し、照明器具4aから上方に突
設した取付け金具34の縦片35の両側を階段状に切落
して最上段を係止片36、2段目を抜け止め片37、3
段目を通過可能片38とし、上記係止孔部33の孔巾を
巾広差込み孔部31の孔巾よりも狭く且つ巾狭孔部32
の孔巾よりも広く設定し、上記抜け止め片37の巾を係
止片36の巾よりも狭く且つ通過可能片38の巾よりも
広く設定し、抜け止め片37の巾を係止孔部33の孔巾
よりも狭く且つ巾狭孔部32の孔巾よりも広く設定し、
巾狭孔部32の孔巾を通過可能片38の巾よりも広く設
定し、照明器具4aを天井枠材1の下方開口の凹溝部3
内に配置すると共に取付け孔に下方から挿入された取付
け金具34の縦片35の抜け止め片37を係止孔部33
内に位置させ且つ係止片36を係止孔部33の上方にお
いて天井枠材1の上面片1aに載設して成るものであ
る。
【0006】
【作用】しかして、照明器具4aを天井枠材1に取付け
るには下方から天井枠材1の下方開口の凹溝部3内に照
明器具4aを差込み、照明器具4aに突設した取付け金
具34の縦片35の係止片36と抜け止め片37とを巾
広孔部33に下方から差込んで天井枠材1から上方に突
出させるとともに通過可能片38を巾広孔部33内に位
置させ、この状態で照明器具4aを天井枠材1の長手方
向にスライドさせて通過可能片38部分で巾狭孔部32
を通過させ、通過可能片38が係止孔部33に位置した
時点で照明器具4aを下方に移動させ、取付け金具34
の縦片35の抜け止め片37を係止孔部33内に位置さ
せ且つ係止片36を係止孔部33の上方において天井枠
材1の上面片に載設するものである。そして、抜け止め
片37を係止孔部33内に位置させることで、横方向に
照明器具4aが移動するのが防止されることになる。
るには下方から天井枠材1の下方開口の凹溝部3内に照
明器具4aを差込み、照明器具4aに突設した取付け金
具34の縦片35の係止片36と抜け止め片37とを巾
広孔部33に下方から差込んで天井枠材1から上方に突
出させるとともに通過可能片38を巾広孔部33内に位
置させ、この状態で照明器具4aを天井枠材1の長手方
向にスライドさせて通過可能片38部分で巾狭孔部32
を通過させ、通過可能片38が係止孔部33に位置した
時点で照明器具4aを下方に移動させ、取付け金具34
の縦片35の抜け止め片37を係止孔部33内に位置さ
せ且つ係止片36を係止孔部33の上方において天井枠
材1の上面片に載設するものである。そして、抜け止め
片37を係止孔部33内に位置させることで、横方向に
照明器具4aが移動するのが防止されることになる。
【0007】
【実施例】以下本考案を添付図面に示す実施例に基づい
て詳述する。システム天井は天井枠材1を直線状又はク
ロス状に連結して天井枠材1間に天井板2を配置して構
成されるものであり、図5、図6には天井枠材1をクロ
ス状に連結して構成したシステム天井の実施例が示して
あり、図7には天井枠材1を直線状に連結して構成した
システム天井の実施例が示してある。
て詳述する。システム天井は天井枠材1を直線状又はク
ロス状に連結して天井枠材1間に天井板2を配置して構
成されるものであり、図5、図6には天井枠材1をクロ
ス状に連結して構成したシステム天井の実施例が示して
あり、図7には天井枠材1を直線状に連結して構成した
システム天井の実施例が示してある。
【0008】このシステム天井の構成部材となる天井枠
材1は金属製であって図4に示すように断面が略逆U字
状をしており、全長にわたり下方が開口した凹溝部3が
形成してある。また、天井枠材1の両側面の下部には外
側方に向かって横片6が突設してある。そして、天井枠
材1をハンガー7によりスラブ等の建物の構造材から吊
り下げ、更に、天井枠材1同士をジョイナ30を介して
図5、図6のようにクロス状または図7のように連結し
て配設するものである。
材1は金属製であって図4に示すように断面が略逆U字
状をしており、全長にわたり下方が開口した凹溝部3が
形成してある。また、天井枠材1の両側面の下部には外
側方に向かって横片6が突設してある。そして、天井枠
材1をハンガー7によりスラブ等の建物の構造材から吊
り下げ、更に、天井枠材1同士をジョイナ30を介して
図5、図6のようにクロス状または図7のように連結し
て配設するものである。
【0009】ここで、天井枠材1の上面片1aには図1
のように長手方向の2箇所に取付け孔が形成してある。
この取付け孔は少なくとも巾広差込み孔部31、巾狭孔
部32、係止孔部33の順で互いに連通させて構成して
あり、図1、図3の実施例においては、巾広差込み孔部
31、巾狭孔部32、係止孔部33、巾狭孔部32、巾
広差込み孔部31の順に連通形成して取付け孔が形成し
てある。
のように長手方向の2箇所に取付け孔が形成してある。
この取付け孔は少なくとも巾広差込み孔部31、巾狭孔
部32、係止孔部33の順で互いに連通させて構成して
あり、図1、図3の実施例においては、巾広差込み孔部
31、巾狭孔部32、係止孔部33、巾狭孔部32、巾
広差込み孔部31の順に連通形成して取付け孔が形成し
てある。
【0010】照明器具4aは安定器ボックス9の下部に
反射板10を設けてあり、図中11はソケット、12は
ランプである。この照明器具4aの長手方向の両端部に
は上方に向かって取付け金具34が設けてあり、この取
付け金具34の縦片35の両側を階段状に切落して最上
段を係止片36、2段目を抜け止め片37、3段目を通
過可能片38としてある。
反射板10を設けてあり、図中11はソケット、12は
ランプである。この照明器具4aの長手方向の両端部に
は上方に向かって取付け金具34が設けてあり、この取
付け金具34の縦片35の両側を階段状に切落して最上
段を係止片36、2段目を抜け止め片37、3段目を通
過可能片38としてある。
【0011】ここで、上記係止孔部33の孔巾Bを巾広
差込み孔部31の孔巾Aよりも狭く且つ巾狭孔部32の
孔巾Cよりも広く設定し、上記抜け止め片37の巾Yを
係止片36の巾Xよりも狭く且つ通過可能片38の巾Z
よりも広く設定し、抜け止め片37の巾Yを係止孔部3
3の孔巾Bよりも狭く且つ巾狭孔部32の孔巾Cよりも
広く設定し、巾狭孔部32の孔巾Cを通過可能片38の
巾Zよりも広く設定してある。つまり、A>B>C、X
>Y>Z、A>X>B、B>Y>C、C>Zとなってい
る。
差込み孔部31の孔巾Aよりも狭く且つ巾狭孔部32の
孔巾Cよりも広く設定し、上記抜け止め片37の巾Yを
係止片36の巾Xよりも狭く且つ通過可能片38の巾Z
よりも広く設定し、抜け止め片37の巾Yを係止孔部3
3の孔巾Bよりも狭く且つ巾狭孔部32の孔巾Cよりも
広く設定し、巾狭孔部32の孔巾Cを通過可能片38の
巾Zよりも広く設定してある。つまり、A>B>C、X
>Y>Z、A>X>B、B>Y>C、C>Zとなってい
る。
【0012】しかして、天井枠材1の下方開口の凹溝部
3内に下方から(つまり室内側から)照明器具4aを挿
入して取付けるものであるが、取付けに当たっては次の
ようにしておこなうものである。照明器具4aを天井枠
材1に取付けるには下方から天井枠材1の下方開口の凹
溝部3内に照明器具4aを差込み、照明器具4aに突設
した取付け金具34の縦片35の係止片36と抜け止め
片37とを巾広孔部33に下方から差込んで天井枠材1
から上方に突出させるとともに通過可能片38を巾広孔
部33内に位置させると照明器具4aの安定器ボックス
9が天井枠材1の上面片1aの下面に当たる。この状態
で照明器具4aを天井枠材1の長手方向にスライドさせ
て通過可能片38部分で巾狭孔部32を通過させ、通過
可能片38が係止孔部33に位置した時点で照明器具4
aを下方に移動させる。すると、取付け金具34の縦片
35の抜け止め片37を係止孔部33内に位置し且つ係
止片36を係止孔部33の上方において天井枠材1の上
面片に載設するものである。そして、このようにして係
止片36を係止孔部33の上方において天井枠材1の上
面片に載設することで照明器具4aを天井枠体1内に配
置した状態で吊り下げることができる。また、抜け止め
片37を係止孔部33内に位置させることで、横方向に
照明器具4aが移動するのが防止される。
3内に下方から(つまり室内側から)照明器具4aを挿
入して取付けるものであるが、取付けに当たっては次の
ようにしておこなうものである。照明器具4aを天井枠
材1に取付けるには下方から天井枠材1の下方開口の凹
溝部3内に照明器具4aを差込み、照明器具4aに突設
した取付け金具34の縦片35の係止片36と抜け止め
片37とを巾広孔部33に下方から差込んで天井枠材1
から上方に突出させるとともに通過可能片38を巾広孔
部33内に位置させると照明器具4aの安定器ボックス
9が天井枠材1の上面片1aの下面に当たる。この状態
で照明器具4aを天井枠材1の長手方向にスライドさせ
て通過可能片38部分で巾狭孔部32を通過させ、通過
可能片38が係止孔部33に位置した時点で照明器具4
aを下方に移動させる。すると、取付け金具34の縦片
35の抜け止め片37を係止孔部33内に位置し且つ係
止片36を係止孔部33の上方において天井枠材1の上
面片に載設するものである。そして、このようにして係
止片36を係止孔部33の上方において天井枠材1の上
面片に載設することで照明器具4aを天井枠体1内に配
置した状態で吊り下げることができる。また、抜け止め
片37を係止孔部33内に位置させることで、横方向に
照明器具4aが移動するのが防止される。
【0013】なお、図2に示す実施例のように天井枠材
1内の照明器具4aの取付け部分の両側に設備プレート
4bを取付けると地震等の際に照明器具4aが外れたり
しないようにできるものである。なお、天井枠材1に囲
まれた部分または天井枠材1間には天井板2を配置して
天井枠材1の両側面下部に設けた横片6に天井板2が載
設されるものである。
1内の照明器具4aの取付け部分の両側に設備プレート
4bを取付けると地震等の際に照明器具4aが外れたり
しないようにできるものである。なお、天井枠材1に囲
まれた部分または天井枠材1間には天井板2を配置して
天井枠材1の両側面下部に設けた横片6に天井板2が載
設されるものである。
【0014】ところで、オフィスビルの柱や梁のスパン
は9000mm、6400mm、6000mm、320
0mm、3000mm等があり、最近の高層ビルでは6
400mmまたは3200mmが主流になっている。一
方、パーティションは柱の間隔に設置されることが多
く、室内最小単位は3200mm×3200mmとな
る。したがって、3200mm×3200mm単位に室
内を構成するためには3200mm×3200mmの内
に天井の設備を配置し、レイアウトが変更になれば各種
設備部材4のレイアウトを変更する必要がある。そこ
で、本考案においては、建物のモジュールに応じて(基
準を3200mmとする)上記した天井枠材1を直線状
又はクロス状に配設するものである。具体的には建物の
モジュールを3200mmとすると天井枠材1は320
0mmの半分の1600mm毎にジョイナ30により直
線状又はクロス状に連結され、また隣り合う直線状の天
井枠材1の間の間隔は1600mmとなるように配置さ
れる。そして、3200mm×3200mmのモジュー
ルの中心に位置する天井枠材1の凹溝部3内に照明器具
4aを配置し、その両側の天井枠材1の凹溝部3内に設
備部材4であるパーティションの上端部が配設される。
は9000mm、6400mm、6000mm、320
0mm、3000mm等があり、最近の高層ビルでは6
400mmまたは3200mmが主流になっている。一
方、パーティションは柱の間隔に設置されることが多
く、室内最小単位は3200mm×3200mmとな
る。したがって、3200mm×3200mm単位に室
内を構成するためには3200mm×3200mmの内
に天井の設備を配置し、レイアウトが変更になれば各種
設備部材4のレイアウトを変更する必要がある。そこ
で、本考案においては、建物のモジュールに応じて(基
準を3200mmとする)上記した天井枠材1を直線状
又はクロス状に配設するものである。具体的には建物の
モジュールを3200mmとすると天井枠材1は320
0mmの半分の1600mm毎にジョイナ30により直
線状又はクロス状に連結され、また隣り合う直線状の天
井枠材1の間の間隔は1600mmとなるように配置さ
れる。そして、3200mm×3200mmのモジュー
ルの中心に位置する天井枠材1の凹溝部3内に照明器具
4aを配置し、その両側の天井枠材1の凹溝部3内に設
備部材4であるパーティションの上端部が配設される。
【0015】なお、スプリンクラヘッド5a、各種感知
器5b、スピーカ5c、非常照明器具5d、ダウンライ
ト等の小型設備部材5は図6のように天井枠材1の連結
部又はクロス部に配設するが、この場合、これらの小型
設備部材5は上記設備プレート4bに取付けことができ
る。
器5b、スピーカ5c、非常照明器具5d、ダウンライ
ト等の小型設備部材5は図6のように天井枠材1の連結
部又はクロス部に配設するが、この場合、これらの小型
設備部材5は上記設備プレート4bに取付けことができ
る。
【0016】
【考案の効果】本考案にあっては、上述のように、断面
略逆U字状の天井枠材の上面片の長手方向に巾広差込み
孔部、巾狭孔部、係止孔部の順で互いに連通するように
形成して取付け孔を構成し、照明器具から上方に突設し
た取付け金具の縦片の両側を階段状に切落して最上段を
係止片、2段目を抜け止め片、3段目を通過可能片と
し、上記係止孔部の孔巾を巾広差込み孔部の孔巾よりも
狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く設定し、上記抜け止
め片の巾を係止片の巾よりも狭く且つ通過可能片の巾よ
りも広く設定し、抜け止め片の巾を係止孔部の孔巾より
も狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く設定し、巾狭孔部
の孔巾を通過可能片の巾よりも広く設定し、照明器具を
天井枠材の下方開口の凹溝部内に配置すると共に取付け
孔に下方から挿入された取付け金具の縦片の抜け止め片
を係止孔部内に位置させ且つ係止片を係止孔部の上方に
おいて天井枠材の上面片に載設してあるので、照明器具
を天井枠材に取付けるには下方から天井枠材の下方開口
の凹溝部内に照明器具を差込み、照明器具に突設した取
付け金具の縦片の係止片と抜け止め片とを巾広孔部に下
方から差込んで天井枠材から上方に突出させるとともに
通過可能片を巾広孔部内に位置させ、この状態で照明器
具を天井枠材の長手方向にスライドさせて通過可能片部
分で巾狭孔部を通過させ、通過可能片が係止孔部に位置
した時点で照明器具を下方に移動させ、取付け金具の縦
片の抜け止め片を係止孔部内に位置させ且つ係止片を係
止孔部の上方において天井枠材の上面片に載設すること
で、横方向に照明器具が移動するのが防止できて、簡単
且つ正確に室内側から照明器具をビスなしで取付けるこ
とができ、また、断面略逆U字状の天井枠材の上面片部
分に引っ掛けるように取付けるので、照明器具の取付け
部分が下方から見えずに外観がよく、更に、天井裏に照
明器具が張り出さないので天井裏に配線、配管する場合
の邪魔にならない。
略逆U字状の天井枠材の上面片の長手方向に巾広差込み
孔部、巾狭孔部、係止孔部の順で互いに連通するように
形成して取付け孔を構成し、照明器具から上方に突設し
た取付け金具の縦片の両側を階段状に切落して最上段を
係止片、2段目を抜け止め片、3段目を通過可能片と
し、上記係止孔部の孔巾を巾広差込み孔部の孔巾よりも
狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く設定し、上記抜け止
め片の巾を係止片の巾よりも狭く且つ通過可能片の巾よ
りも広く設定し、抜け止め片の巾を係止孔部の孔巾より
も狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く設定し、巾狭孔部
の孔巾を通過可能片の巾よりも広く設定し、照明器具を
天井枠材の下方開口の凹溝部内に配置すると共に取付け
孔に下方から挿入された取付け金具の縦片の抜け止め片
を係止孔部内に位置させ且つ係止片を係止孔部の上方に
おいて天井枠材の上面片に載設してあるので、照明器具
を天井枠材に取付けるには下方から天井枠材の下方開口
の凹溝部内に照明器具を差込み、照明器具に突設した取
付け金具の縦片の係止片と抜け止め片とを巾広孔部に下
方から差込んで天井枠材から上方に突出させるとともに
通過可能片を巾広孔部内に位置させ、この状態で照明器
具を天井枠材の長手方向にスライドさせて通過可能片部
分で巾狭孔部を通過させ、通過可能片が係止孔部に位置
した時点で照明器具を下方に移動させ、取付け金具の縦
片の抜け止め片を係止孔部内に位置させ且つ係止片を係
止孔部の上方において天井枠材の上面片に載設すること
で、横方向に照明器具が移動するのが防止できて、簡単
且つ正確に室内側から照明器具をビスなしで取付けるこ
とができ、また、断面略逆U字状の天井枠材の上面片部
分に引っ掛けるように取付けるので、照明器具の取付け
部分が下方から見えずに外観がよく、更に、天井裏に照
明器具が張り出さないので天井裏に配線、配管する場合
の邪魔にならない。
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】(a)は取付け孔を示す平面図であり、(b)
は縦片の正面図である。
は縦片の正面図である。
【図4】同上の側面断面図である。
【図5】同上の全体斜視図である。
【図6】同上の全体下面図である。
【図7】同上の他の実施例の全体下面図である。
1 天井枠材 31 巾広差込み孔部 32 巾狭孔部 33 係止孔部 34 取付け金具 35 縦片 36 係止片 37 抜け止め片 38 通過可能片
Claims (1)
- 【請求項1】 断面略逆U字状の天井枠材の上面片の長
手方向に巾広差込み孔部、巾狭孔部、係止孔部の順で互
いに連通するように形成して取付け孔を構成し、照明器
具から上方に突設した取付け金具の縦片の両側を階段状
に切落して最上段を係止片、2段目を抜け止め片、3段
目を通過可能片とし、上記係止孔部の孔巾を巾広差込み
孔部の孔巾よりも狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く設
定し、上記抜け止め片の巾を係止片の巾よりも狭く且つ
通過可能片の巾よりも広く設定し、抜け止め片の巾を係
止孔部の孔巾よりも狭く且つ巾狭孔部の孔巾よりも広く
設定し、巾狭孔部の孔巾を通過可能片の巾よりも広く設
定し、照明器具を天井枠材の下方開口の凹溝部内に配置
すると共に取付け孔に下方から挿入された取付け金具の
縦片の抜け止め片を係止孔部内に位置させ且つ係止片を
係止孔部の上方において天井枠材の上面片に載設して成
る天井枠材への照明器具の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8782291U JP2565005Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 天井枠材への照明器具の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8782291U JP2565005Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 天井枠材への照明器具の取付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538133U JPH0538133U (ja) | 1993-05-25 |
JP2565005Y2 true JP2565005Y2 (ja) | 1998-03-11 |
Family
ID=13925653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8782291U Expired - Lifetime JP2565005Y2 (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 天井枠材への照明器具の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2565005Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107816163B (zh) * | 2017-09-29 | 2024-01-23 | 苏州苏明装饰股份有限公司 | 悬挂式顶棚吊装系统 |
-
1991
- 1991-10-25 JP JP8782291U patent/JP2565005Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0538133U (ja) | 1993-05-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971111 |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |