JP2564593Y2 - 車両シートのヘッドレストサポート構造 - Google Patents
車両シートのヘッドレストサポート構造Info
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- JP2564593Y2 JP2564593Y2 JP3520892U JP3520892U JP2564593Y2 JP 2564593 Y2 JP2564593 Y2 JP 2564593Y2 JP 3520892 U JP3520892 U JP 3520892U JP 3520892 U JP3520892 U JP 3520892U JP 2564593 Y2 JP2564593 Y2 JP 2564593Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- headrest
- headrest support
- cup holder
- support structure
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車等の車両シー
トのヘッドレストサポート構造に関する。
トのヘッドレストサポート構造に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車等の車両においては、前席シート
のヘッドレストを利用して、後席乗員用のバニティミラ
ー又はカップホルダー等を装備するようにしたものがあ
る。図11乃至図13は従来のこの種のヘッドレストサ
ポート構造を示している。図11はミラーを装備した場
合の例を示しており、同図(A)ではヘッドレスト31
の背部にミラー33が装着され且つ蓋体32が開閉自在
に取り付けられていて、図示したように蓋体32を開く
ことにより後席乗員がミラー33を使用することができ
るようになっている。また同図(B)ではシート34の
背もたれの背部にミラー33が装着され且つ蓋体32が
開閉自在に取り付けられていて、蓋体32を開くことに
より後席乗員がミラー33を使用することができるよう
になっている。
のヘッドレストを利用して、後席乗員用のバニティミラ
ー又はカップホルダー等を装備するようにしたものがあ
る。図11乃至図13は従来のこの種のヘッドレストサ
ポート構造を示している。図11はミラーを装備した場
合の例を示しており、同図(A)ではヘッドレスト31
の背部にミラー33が装着され且つ蓋体32が開閉自在
に取り付けられていて、図示したように蓋体32を開く
ことにより後席乗員がミラー33を使用することができ
るようになっている。また同図(B)ではシート34の
背もたれの背部にミラー33が装着され且つ蓋体32が
開閉自在に取り付けられていて、蓋体32を開くことに
より後席乗員がミラー33を使用することができるよう
になっている。
【0003】また、図12はカップホルダーを装備した
場合の例を示しており、同図(A)ではヘッドレスト3
1の後半部が開閉自在な蓋体32として構成されてい
て、蓋体32を開くことにより該蓋体32の内側に構成
されているカップホルダー35にカップ36を載置する
ことができるようになっている。また、同図(B)に示
したように、ヘッドレスト31のヘッドレストステー3
7を利用してカップホルダー38を取り付けて該カップ
ホルダー38によってカップ36が支持されるようにし
たものもある。
場合の例を示しており、同図(A)ではヘッドレスト3
1の後半部が開閉自在な蓋体32として構成されてい
て、蓋体32を開くことにより該蓋体32の内側に構成
されているカップホルダー35にカップ36を載置する
ことができるようになっている。また、同図(B)に示
したように、ヘッドレスト31のヘッドレストステー3
7を利用してカップホルダー38を取り付けて該カップ
ホルダー38によってカップ36が支持されるようにし
たものもある。
【0004】さらに、図13は照明ランプを装備した場
合の例を示しており、この例では一方のヘッドレストス
テー37に回動自在に支持されたアーム39の先端に照
明ランプ40が設けられている。そして、ヘッドレスト
31周りの照明を行い得るようになっている。
合の例を示しており、この例では一方のヘッドレストス
テー37に回動自在に支持されたアーム39の先端に照
明ランプ40が設けられている。そして、ヘッドレスト
31周りの照明を行い得るようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】このように、従来種々
のヘッドレストサポート構造が提案されているが、例え
ば図11に示した例の場合、特にミラー33の未使用時
でもヘッドレスト31又はシート34の背部に蓋体32
が露出して存在しているため、ヘッドレスト31又はシ
ート34周りの外観が好ましいものではなかった。ま
た、これらは何れもヘッドレスト31又はシート34の
一部の構造を変更してミラー33及び蓋体32を組み込
む構造になっていたため、製造コストが高くなり易いと
いう問題もあった。また、図12(A)に示した例の場
合では、カップホルダー35は浅い凹部35aにカップ
36を載置するように構成されているため、該カップ3
6が倒れ易い等の危険があった。
のヘッドレストサポート構造が提案されているが、例え
ば図11に示した例の場合、特にミラー33の未使用時
でもヘッドレスト31又はシート34の背部に蓋体32
が露出して存在しているため、ヘッドレスト31又はシ
ート34周りの外観が好ましいものではなかった。ま
た、これらは何れもヘッドレスト31又はシート34の
一部の構造を変更してミラー33及び蓋体32を組み込
む構造になっていたため、製造コストが高くなり易いと
いう問題もあった。また、図12(A)に示した例の場
合では、カップホルダー35は浅い凹部35aにカップ
36を載置するように構成されているため、該カップ3
6が倒れ易い等の危険があった。
【0006】この考案は、かかる実情に鑑み、ミラー又
はカップホルダー等を装備していながら、未使用時には
外観的に優れていると共に、製造コストが安い、車両シ
ートのヘッドレストサポート構造を提供することを目的
とする。
はカップホルダー等を装備していながら、未使用時には
外観的に優れていると共に、製造コストが安い、車両シ
ートのヘッドレストサポート構造を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案による車両シー
トのヘッドレストサポート構造は、シート頂部とヘッド
レストとの間に介置されたヘッドレストサポートカバー
と、スライドレールを介して上記ヘッドレストサポート
カバーに出入自在に装着されているケースと、上記ケー
スを上記スライドレールに回動可能に連結せしめ且つそ
の水平位置と起立位置にそれぞれ保持するカム状の回転
ベースと、上記ケースの一方の面側に装着されたカップ
ホルダーと、上記ケースの他方の面側に装着されたミラ
ーとを備えて成ることを特徴としている。
トのヘッドレストサポート構造は、シート頂部とヘッド
レストとの間に介置されたヘッドレストサポートカバー
と、スライドレールを介して上記ヘッドレストサポート
カバーに出入自在に装着されているケースと、上記ケー
スを上記スライドレールに回動可能に連結せしめ且つそ
の水平位置と起立位置にそれぞれ保持するカム状の回転
ベースと、上記ケースの一方の面側に装着されたカップ
ホルダーと、上記ケースの他方の面側に装着されたミラ
ーとを備えて成ることを特徴としている。
【0008】また、好ましくは、上記ヘッドレストサポ
ートカバーに照明ランプが付設されている。
ートカバーに照明ランプが付設されている。
【0009】
【作用】上記構成によれば、シート頂部とヘッドレスト
の間の空間を有効利用してそこにヘッドレストサポート
カバーを一体的に構成配置し、その中にミラー及びカッ
プホルダーを装着したケースを内蔵するように構成され
ているので、該ケースに装着されているカップホルダー
又はミラーを適宜使用することができるにもかかわら
ず、未使用時にはヘッドレスト又はシート周りの外観が
極めてすっきりとしたものになる。また、このようにシ
ート又はヘッドレストはそのままにしてそれらの間にヘ
ッドレストサポートカバーを別途且つ一体的に設けたこ
とにより、ヘッドレスト等の構造自体とは関係なしにヘ
ッドレストサポート構造が構成されるので、製造コスト
も安くて済む。
の間の空間を有効利用してそこにヘッドレストサポート
カバーを一体的に構成配置し、その中にミラー及びカッ
プホルダーを装着したケースを内蔵するように構成され
ているので、該ケースに装着されているカップホルダー
又はミラーを適宜使用することができるにもかかわら
ず、未使用時にはヘッドレスト又はシート周りの外観が
極めてすっきりとしたものになる。また、このようにシ
ート又はヘッドレストはそのままにしてそれらの間にヘ
ッドレストサポートカバーを別途且つ一体的に設けたこ
とにより、ヘッドレスト等の構造自体とは関係なしにヘ
ッドレストサポート構造が構成されるので、製造コスト
も安くて済む。
【0010】また、ヘッドレストサポートカバーに付設
した照明ランプにより、上記カップホルダー又はミラー
の実使用に際して優れた利便性を得ることができる。
した照明ランプにより、上記カップホルダー又はミラー
の実使用に際して優れた利便性を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、図1乃至図10に示した一実施例に基
づき本考案を詳細に説明する。図1は本案車両シートの
ヘッドレストサポート構造の全体構成を示している。図
において1は前席シートのシートクッション、2はヘッ
ドレスト、3はヘッドレストステー、4はシートクッシ
ョン1の頂部とヘッドレスト2との間に介置されていて
該ヘッドレストステー3が嵌挿せしめられている薄箱型
のヘッドレストサポートカバーである。5は後述するス
ライドレールを介して上記ヘッドレストサポートカバー
4に出入自在に装着されているケースであって、このケ
ース5は本実施例では車両の前後方向(前方方向を矢印
Frにより示す)にスライドするようになっている。ま
た、上記ケース5は、図2に示したようにヘッドレスト
サポートカバー4内に完全に収納されるようになってい
る。
づき本考案を詳細に説明する。図1は本案車両シートの
ヘッドレストサポート構造の全体構成を示している。図
において1は前席シートのシートクッション、2はヘッ
ドレスト、3はヘッドレストステー、4はシートクッシ
ョン1の頂部とヘッドレスト2との間に介置されていて
該ヘッドレストステー3が嵌挿せしめられている薄箱型
のヘッドレストサポートカバーである。5は後述するス
ライドレールを介して上記ヘッドレストサポートカバー
4に出入自在に装着されているケースであって、このケ
ース5は本実施例では車両の前後方向(前方方向を矢印
Frにより示す)にスライドするようになっている。ま
た、上記ケース5は、図2に示したようにヘッドレスト
サポートカバー4内に完全に収納されるようになってい
る。
【0012】図3乃至図5は上記ヘッドレストサポート
カバー4及び上記ケース5のスライド・回転機構を示し
ており、図において6はケース5の両側に車両の前後方
向に沿って一対(図2参照)設けられたガイドレール、
7はガイドレール6にスライド可能に嵌挿され両端にス
トッパ7a,7bが固着されている断面C字状の内側ガ
イドレール、8は概略円形状を呈し且つほぼ直角に交わ
る2つの当接面8a,8bを有していて上記ガイドレー
ル7内に滑合されているカム状の回転ベース、9は回転
ベース8が固着されていると共に上記ケース5の両側に
固着された一対のガイドプレートである(図5参照)。
ここで、ケース5は回転ベース8を介してガイドレール
7に支持されると共に、該回転ベース8がガイドレール
7内で一定角度回転可能となっていることにより、図4
に示したようにケース5が回動して起立し得るようにな
っている(図6参照)。また、図5及び図6に示したよ
うに、上記ケース5の裏面側にはミラー10が装着され
ている。
カバー4及び上記ケース5のスライド・回転機構を示し
ており、図において6はケース5の両側に車両の前後方
向に沿って一対(図2参照)設けられたガイドレール、
7はガイドレール6にスライド可能に嵌挿され両端にス
トッパ7a,7bが固着されている断面C字状の内側ガ
イドレール、8は概略円形状を呈し且つほぼ直角に交わ
る2つの当接面8a,8bを有していて上記ガイドレー
ル7内に滑合されているカム状の回転ベース、9は回転
ベース8が固着されていると共に上記ケース5の両側に
固着された一対のガイドプレートである(図5参照)。
ここで、ケース5は回転ベース8を介してガイドレール
7に支持されると共に、該回転ベース8がガイドレール
7内で一定角度回転可能となっていることにより、図4
に示したようにケース5が回動して起立し得るようにな
っている(図6参照)。また、図5及び図6に示したよ
うに、上記ケース5の裏面側にはミラー10が装着され
ている。
【0013】次に、図1、図7及び図8に示したよう
に、ケース5の表面側にはカップホルダー11が装着さ
れている。このカップホルダー11は常態では図1に示
したようにケース5内に収納されているが、使用時には
図7及び図8において二点鎖線により示したように、リ
ンク12を介して手動でまたは図示しないスプリングに
よりケース5から水平状態を維持したまま一定高さだけ
浮上させ得るようになっている。なお、上記リンク12
はその一端がケース5に又他端がカップホルダー11に
それぞれ連結されていて、かかるリンク12によって支
持されるカップホルダー11はケース5に収納された位
置又は浮上した位置でそれぞれロックもしくは固定され
得るようになっている。
に、ケース5の表面側にはカップホルダー11が装着さ
れている。このカップホルダー11は常態では図1に示
したようにケース5内に収納されているが、使用時には
図7及び図8において二点鎖線により示したように、リ
ンク12を介して手動でまたは図示しないスプリングに
よりケース5から水平状態を維持したまま一定高さだけ
浮上させ得るようになっている。なお、上記リンク12
はその一端がケース5に又他端がカップホルダー11に
それぞれ連結されていて、かかるリンク12によって支
持されるカップホルダー11はケース5に収納された位
置又は浮上した位置でそれぞれロックもしくは固定され
得るようになっている。
【0014】本実施例の場合、図1に示したように、ヘ
ッドレストサポートカバー4の背面の、ケース5の両側
の位置には照明ランプ13が付設されている。この照明
ランプ13は図示しないスイッチによって適宜ON・O
FF制御されるようになっている。
ッドレストサポートカバー4の背面の、ケース5の両側
の位置には照明ランプ13が付設されている。この照明
ランプ13は図示しないスイッチによって適宜ON・O
FF制御されるようになっている。
【0015】この考案による車両シートのヘッドレスト
サポート構造は上記のように構成されており、以下その
作用について説明する。先ず、ミラー10又はカップホ
ルダー11の不使用時において、ケース5はヘッドレス
トサポートカバー4内に完全に収納されている。この場
合、ヘッドレストサポートカバー4はシートクッション
1の頂部とヘッドレスト2間に一体的に構成されている
ため、ヘッドレスト2周りの外観が極めてすっきりとし
たものになる。そして、ヘッドレスト2等の取扱上全く
邪魔にならない。
サポート構造は上記のように構成されており、以下その
作用について説明する。先ず、ミラー10又はカップホ
ルダー11の不使用時において、ケース5はヘッドレス
トサポートカバー4内に完全に収納されている。この場
合、ヘッドレストサポートカバー4はシートクッション
1の頂部とヘッドレスト2間に一体的に構成されている
ため、ヘッドレスト2周りの外観が極めてすっきりとし
たものになる。そして、ヘッドレスト2等の取扱上全く
邪魔にならない。
【0016】一方、ミラー10及びカップホルダー11
を使用する場合、ヘッドレストサポートカバー4からケ
ース5を引き出すが、ケース5の後端部等に手指等を掛
けて後方に引くことにより、回転ベース8が摺動してガ
イドレール7のストッパ7bと当接し、さらに該ガイド
レール7は回転ベース8と一緒に摺動してガイドレール
6から一定長さ引き出された位置で停止する。これによ
り、図1に示したように、ケース5全体がヘッドレスト
サポートカバー4から露出する。このとき、回転ベース
8の当接面8aがガイドレール7の上側内面と当接して
いるため、ケース5は水平状態に保持される。
を使用する場合、ヘッドレストサポートカバー4からケ
ース5を引き出すが、ケース5の後端部等に手指等を掛
けて後方に引くことにより、回転ベース8が摺動してガ
イドレール7のストッパ7bと当接し、さらに該ガイド
レール7は回転ベース8と一緒に摺動してガイドレール
6から一定長さ引き出された位置で停止する。これによ
り、図1に示したように、ケース5全体がヘッドレスト
サポートカバー4から露出する。このとき、回転ベース
8の当接面8aがガイドレール7の上側内面と当接して
いるため、ケース5は水平状態に保持される。
【0017】かかる水平状態に保持されたケース5にお
いて、リンク12を介して、図7及び図8に二点鎖線で
示したように、カップホルダー11を浮上させると、図
9に示したようにケース5上の所定位置にカップホルダ
ー11をセットすることができる。なお、カップホルダ
ー11を浮上させる場合、カップホルダー11を手指で
引き上げるか、又は図示しないストッパを外してリンク
12に設けたスプリングの弾力によってカップホルダー
11をはね上げるようにして行ってもよい。このように
カップホルダー11を使用する場合、該カップホルダー
11はケース5から所定の高さ位置で固定・支持されて
いるため、その収容部11aに収容されたカップ14等
は確実に安定して保持される。
いて、リンク12を介して、図7及び図8に二点鎖線で
示したように、カップホルダー11を浮上させると、図
9に示したようにケース5上の所定位置にカップホルダ
ー11をセットすることができる。なお、カップホルダ
ー11を浮上させる場合、カップホルダー11を手指で
引き上げるか、又は図示しないストッパを外してリンク
12に設けたスプリングの弾力によってカップホルダー
11をはね上げるようにして行ってもよい。このように
カップホルダー11を使用する場合、該カップホルダー
11はケース5から所定の高さ位置で固定・支持されて
いるため、その収容部11aに収容されたカップ14等
は確実に安定して保持される。
【0018】また、ミラー10を使用する場合にはカッ
プホルダー11をケース5内に収納状態に保持しておい
て、上記のように水平状態に保持されたケース5を更に
回転ベース8の周りに前方Fr側(図6の矢印B方向)
に回動せしめる。これにより回転ベース8の当接面8b
がガイドレール7の下側内面と当接し(図4の二点鎖線
図示参照)、ケース5は図10に示したようにほぼ起立
状態に保持される。なお、ケース5を上記のように回動
させる場合、例えば回転ベース8の適所に設けたコイル
スプリング等の弾力を利用して行うことができ、或いは
手動により回動させてもよい。
プホルダー11をケース5内に収納状態に保持しておい
て、上記のように水平状態に保持されたケース5を更に
回転ベース8の周りに前方Fr側(図6の矢印B方向)
に回動せしめる。これにより回転ベース8の当接面8b
がガイドレール7の下側内面と当接し(図4の二点鎖線
図示参照)、ケース5は図10に示したようにほぼ起立
状態に保持される。なお、ケース5を上記のように回動
させる場合、例えば回転ベース8の適所に設けたコイル
スプリング等の弾力を利用して行うことができ、或いは
手動により回動させてもよい。
【0019】上記のように簡単な操作により、ミラー1
0及びカップホルダー11を使用することができるが、
かかるミラー10又はカップホルダー11の使用に際し
て照明ランプ13を点灯させることにより、特に夜間使
用の場合でも簡単に照明を得ることができる。なお、ミ
ラー10及びカップホルダー11の使用後、ケース5を
ガイドレール6,ガイドレール7に沿って前方Frに押
し込むことにより、ケース5は簡単にヘッドレストサポ
ートカバー4内に収納される。
0及びカップホルダー11を使用することができるが、
かかるミラー10又はカップホルダー11の使用に際し
て照明ランプ13を点灯させることにより、特に夜間使
用の場合でも簡単に照明を得ることができる。なお、ミ
ラー10及びカップホルダー11の使用後、ケース5を
ガイドレール6,ガイドレール7に沿って前方Frに押
し込むことにより、ケース5は簡単にヘッドレストサポ
ートカバー4内に収納される。
【0020】以上、この考案によるヘッドレストサポー
ト構造の作動原理について説明したが、本案ヘッドレス
トサポート構造は、シート頂部とヘッドレストの間の空
間を有効利用してそこにヘッドレストサポートカバー4
を一体的に構成配置し、その中にミラー10及びカップ
ホルダー11を装着したケース5を内蔵するように構成
されているので、該ケース5に装着されているカップホ
ルダー11又はミラー10を適宜使用することができる
にもかかわらず、未使用時にはヘッドレスト2又はシー
ト1周りの外観が極めてすっきりとしたものになる。ま
た、このようにシート1又はヘッドレスト2はそのまま
にしてそれらの間にヘッドレストサポートカバー4を別
途且つ一体的に設けたことにより、ヘッドレスト2等の
構造自体とは関係なしにヘッドレストサポート構造が構
成されるので、製造コストも低廉で済む。
ト構造の作動原理について説明したが、本案ヘッドレス
トサポート構造は、シート頂部とヘッドレストの間の空
間を有効利用してそこにヘッドレストサポートカバー4
を一体的に構成配置し、その中にミラー10及びカップ
ホルダー11を装着したケース5を内蔵するように構成
されているので、該ケース5に装着されているカップホ
ルダー11又はミラー10を適宜使用することができる
にもかかわらず、未使用時にはヘッドレスト2又はシー
ト1周りの外観が極めてすっきりとしたものになる。ま
た、このようにシート1又はヘッドレスト2はそのまま
にしてそれらの間にヘッドレストサポートカバー4を別
途且つ一体的に設けたことにより、ヘッドレスト2等の
構造自体とは関係なしにヘッドレストサポート構造が構
成されるので、製造コストも低廉で済む。
【0021】尚、上記実施例において、ケース5がヘッ
ドレスト2から後方へ引き出される例を説明したが、後
方及び前方Frの双方に引き出され得るようにすること
もできる。これにより、例えば助手席のシートクッショ
ン1に本案ヘッドレストサポート構造を適用した場合、
ケース5を前方Frに引き出すことにより、運転席側か
らのカップホルダー11等の使用が可能になる。
ドレスト2から後方へ引き出される例を説明したが、後
方及び前方Frの双方に引き出され得るようにすること
もできる。これにより、例えば助手席のシートクッショ
ン1に本案ヘッドレストサポート構造を適用した場合、
ケース5を前方Frに引き出すことにより、運転席側か
らのカップホルダー11等の使用が可能になる。
【0022】
【考案の効果】上述したようにこの考案によれば、シー
トとヘッドレストの間の空間を有効利用しているため、
カップホルダー等の不使用時にヘッドレスト周りの美観
を維持することができる。また、本案ヘッドレストサポ
ート構造は、ヘッドレスト又はシート自体に設置するも
のでなく、該ヘッドレスト等と独立して構成されている
ので、ヘッドレスト等の内部の構造物に影響されずに構
成され、コストが安価になる。さらに、単一のヘッドレ
ストサポートによりミラー及びカップホルダー双方を使
用するとができ、利便性に優れている等の利点がある。
トとヘッドレストの間の空間を有効利用しているため、
カップホルダー等の不使用時にヘッドレスト周りの美観
を維持することができる。また、本案ヘッドレストサポ
ート構造は、ヘッドレスト又はシート自体に設置するも
のでなく、該ヘッドレスト等と独立して構成されている
ので、ヘッドレスト等の内部の構造物に影響されずに構
成され、コストが安価になる。さらに、単一のヘッドレ
ストサポートによりミラー及びカップホルダー双方を使
用するとができ、利便性に優れている等の利点がある。
【図1】この考案の車両のヘッドレストサポート構造の
一実施例の全体構成を示す斜視図である。
一実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のヘッドレストサポートカバー内部の構造
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【図3】上記実施例のケースのスライド機構を示す斜視
図である。
図である。
【図4】上記実施例のケースのスライド機構の縦断面図
である。
である。
【図5】図4のA−A線に沿う断面図である。
【図6】上記実施例のケースの起立配置状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図7】上記実施例のケースの水平配置状態を示す正面
断面図である。
断面図である。
【図8】上記実施例のケースの水平配置状態を示す縦断
面図である。
面図である。
【図9】上記実施例のカップホルダー使用状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図10】上記実施例のミラー使用状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図11】従来のヘッドレストサポート構造におけるミ
ラーの使用状態を示す斜視図である。
ラーの使用状態を示す斜視図である。
【図12】従来の他のヘッドレストサポート構造におけ
るカップホルダーの使用状態を示す斜視図である。
るカップホルダーの使用状態を示す斜視図である。
【図13】従来の別のヘッドレストサポート構造におけ
る照明ランプの使用状態を示す斜視図である。
る照明ランプの使用状態を示す斜視図である。
1 シートクッション 2 ヘッドレスト 3 ヘッドレストステー 4 ヘッドレストサポートカバー 5 ケース 6 ガイドレール 7 ガイドレール 8 回転ベース 9 ガイドプレート 10 ミラー 11 カップホルダー 12 リンク 13 照明ランプ
Claims (2)
- 【請求項1】 シート頂部とヘッドレストとの間に介置
されたヘッドレストサポートカバーと、スライドレール
を介して上記ヘッドレストサポートカバーに出入自在に
装着されているケースと、上記ケースを上記スライドレ
ールに回動可能に連結せしめ且つその水平位置と起立位
置にそれぞれ保持するカム状の回転ベースと、上記ケー
スの一方の面側に装着されたカップホルダーと、上記ケ
ースの他方の面側に装着されたミラーとを備えて成る、
車両シートのヘッドレストサポート構造。 - 【請求項2】 前記ヘッドレストサポートカバーに照明
ランプを付設したことを特徴とする、請求項1に記載の
車両シートのヘッドレストサポート構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3520892U JP2564593Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両シートのヘッドレストサポート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3520892U JP2564593Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両シートのヘッドレストサポート構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0586697U JPH0586697U (ja) | 1993-11-22 |
JP2564593Y2 true JP2564593Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=12435433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3520892U Expired - Lifetime JP2564593Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | 車両シートのヘッドレストサポート構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564593Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019104579A (ja) * | 2017-12-12 | 2019-06-27 | 株式会社三洋化成 | ホースリール |
-
1992
- 1992-04-28 JP JP3520892U patent/JP2564593Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0586697U (ja) | 1993-11-22 |
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