JP2564477Y2 - ブラケット - Google Patents
ブラケットInfo
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- JP2564477Y2 JP2564477Y2 JP1991024864U JP2486491U JP2564477Y2 JP 2564477 Y2 JP2564477 Y2 JP 2564477Y2 JP 1991024864 U JP1991024864 U JP 1991024864U JP 2486491 U JP2486491 U JP 2486491U JP 2564477 Y2 JP2564477 Y2 JP 2564477Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- curtain rail
- bracket
- locking member
- rail
- locking
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、窓枠、側
壁、天井等にカーテンレールを架設するために用いられ
るブラケットに関する。
壁、天井等にカーテンレールを架設するために用いられ
るブラケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のブラケットとしては、例え
ば、図7に示すように、窓枠や側壁等にカーテンレール
24を1本架設するためのブラケット20(実開平1−
66182号公報)がある。このブラケット20は、カ
ーテンレール24の前側耳部24aを取付け座21の前
端部に形成した前側耳部受座21aに係合し、取付け座
21の下面側に取付けたブロック体22を後端部側に圧
入したコイルスプリング23の付勢力に抗して若干後退
させ、カーテンレール24の後側耳部24bをブロック
体22の下面側前端部に形成した仮止め爪22bに一旦
仮止めして取付け位置を調節する。この後、ブロック体
22を後端部側に圧入したコイルスプリング23の付勢
力に抗して後退させ、カーテンレール24の後側耳部2
4bをブロック体22の前端部に形成した後側耳部受座
22aに係合固定して取付ける。
ば、図7に示すように、窓枠や側壁等にカーテンレール
24を1本架設するためのブラケット20(実開平1−
66182号公報)がある。このブラケット20は、カ
ーテンレール24の前側耳部24aを取付け座21の前
端部に形成した前側耳部受座21aに係合し、取付け座
21の下面側に取付けたブロック体22を後端部側に圧
入したコイルスプリング23の付勢力に抗して若干後退
させ、カーテンレール24の後側耳部24bをブロック
体22の下面側前端部に形成した仮止め爪22bに一旦
仮止めして取付け位置を調節する。この後、ブロック体
22を後端部側に圧入したコイルスプリング23の付勢
力に抗して後退させ、カーテンレール24の後側耳部2
4bをブロック体22の前端部に形成した後側耳部受座
22aに係合固定して取付ける。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述のブラケ
ット20からカーテンレール24を取外す場合、ブロッ
ク体22の後側耳部受座22aとカーテンレール24の
後側耳部24bとの間にドライバー(図示省略)を差込
み、ブロック体22をコイルスプリング23の付勢力に
抗して後退させることで、ブロック体22の後側耳部受
座22aからカーテンレール24の後側耳部24bが脱
落し、ブラケット20からカーテンレール24を取外す
ことができるが、ブロック体22の後側耳部受座22a
とカーテンレール24の後側耳部24bとを深く係合し
ているため、ブロック体22とカーテンレール24との
間にドライバーを差込むことが非常に困難である。且
つ、ドライバーを強引に差込むとカーテンレール24の
後側耳部24bに傷や窪みが付いたり、ブロック体22
の後側耳部受座22aが破損したりして、商品価値が損
なわれてしまうという問題点を有している。
ット20からカーテンレール24を取外す場合、ブロッ
ク体22の後側耳部受座22aとカーテンレール24の
後側耳部24bとの間にドライバー(図示省略)を差込
み、ブロック体22をコイルスプリング23の付勢力に
抗して後退させることで、ブロック体22の後側耳部受
座22aからカーテンレール24の後側耳部24bが脱
落し、ブラケット20からカーテンレール24を取外す
ことができるが、ブロック体22の後側耳部受座22a
とカーテンレール24の後側耳部24bとを深く係合し
ているため、ブロック体22とカーテンレール24との
間にドライバーを差込むことが非常に困難である。且
つ、ドライバーを強引に差込むとカーテンレール24の
後側耳部24bに傷や窪みが付いたり、ブロック体22
の後側耳部受座22aが破損したりして、商品価値が損
なわれてしまうという問題点を有している。
【0004】この考案は上記問題に鑑み、ドライバー等
の解除操作具を差込み操作して係止部材とカーテンレー
ルとの係合固定を解除することにより、カーテンレール
を傷付けること無く簡単に着脱することができるブラケ
ットの提供を目的とする。
の解除操作具を差込み操作して係止部材とカーテンレー
ルとの係合固定を解除することにより、カーテンレール
を傷付けること無く簡単に着脱することができるブラケ
ットの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、カーテンレ
ールの前側上縁部をブラケット本体の端部に形成したレ
ール係止部に係合し、カーテンレールの後側上縁部を係
止部材の前端部に形成したレール係止部に係合して取付
けるブラケットであって、上記ブラケット本体の下面側
に係合解除具の差込み操作をガイドする支持部を形成
し、前記係止部材の下面側で、かつ、上記支持部と対向
する位置に、該支持部との間で係止部材を係合解除位置
に後退させる方向に上記係合解除具の差込み操作を許容
する差込み部を形成したブラケットであることを特徴と
する。
ールの前側上縁部をブラケット本体の端部に形成したレ
ール係止部に係合し、カーテンレールの後側上縁部を係
止部材の前端部に形成したレール係止部に係合して取付
けるブラケットであって、上記ブラケット本体の下面側
に係合解除具の差込み操作をガイドする支持部を形成
し、前記係止部材の下面側で、かつ、上記支持部と対向
する位置に、該支持部との間で係止部材を係合解除位置
に後退させる方向に上記係合解除具の差込み操作を許容
する差込み部を形成したブラケットであることを特徴と
する。
【0006】
【作用】この考案は、カーテンレールを取付ける場合、
カーテンレールの前側上縁部をブラケット本体の前端部
に形成したレール係止部に係合した後、係止部材を付勢
力に抗して後退させ、カーテンレールの後側上縁部を係
止部材の前端部に形成したレール係止部に係合固定して
取付ける。一方、カーテンレールを取外す場合、ドライ
バー等の係合解除具をブラケット本体の下面側に取付け
た係止部材の差込み部に下方から差込み、同時に、係合
解除具の差込み操作をブラケット本体の下面側に形成し
た支持部で差込みガイドすると共に、該支持部を支点と
して係合解除具を係止部材が係合解除位置に後退する方
向に差込み操作して、係止部材を付勢力に抗して係合解
除位置に後退させ、係止部材のレール係止部からカーテ
ンレールの後側上縁部を脱落し、ブラケット本体のレー
ル係止部からカーテンレールの前側上縁部を脱落して取
外す。なお、係合解除具が受ける係止部材の反力は支持
部に受けるので、該反力がカーテンレールに作用するこ
とはない。
カーテンレールの前側上縁部をブラケット本体の前端部
に形成したレール係止部に係合した後、係止部材を付勢
力に抗して後退させ、カーテンレールの後側上縁部を係
止部材の前端部に形成したレール係止部に係合固定して
取付ける。一方、カーテンレールを取外す場合、ドライ
バー等の係合解除具をブラケット本体の下面側に取付け
た係止部材の差込み部に下方から差込み、同時に、係合
解除具の差込み操作をブラケット本体の下面側に形成し
た支持部で差込みガイドすると共に、該支持部を支点と
して係合解除具を係止部材が係合解除位置に後退する方
向に差込み操作して、係止部材を付勢力に抗して係合解
除位置に後退させ、係止部材のレール係止部からカーテ
ンレールの後側上縁部を脱落し、ブラケット本体のレー
ル係止部からカーテンレールの前側上縁部を脱落して取
外す。なお、係合解除具が受ける係止部材の反力は支持
部に受けるので、該反力がカーテンレールに作用するこ
とはない。
【0007】
【考案の効果】この考案によれば、ドライバー等の解除
操作具を支持部を支点にして差込み操作し係止部材とカ
ーテンレールとの係合固定を解除すると、解除操作具の
支点が支持部にあり、そのため係止部材からの反力は該
支持部が受けて、カーテンレールには全く作用しないの
で、係止部材を後退させると、カーテンレールは自重で
外れるほど係合の解除が簡単となる。同時に、係止部材
の反力がカーテンレールに作用しないので、解除操作具
でカーテンレールを傷付けることがない。
操作具を支持部を支点にして差込み操作し係止部材とカ
ーテンレールとの係合固定を解除すると、解除操作具の
支点が支持部にあり、そのため係止部材からの反力は該
支持部が受けて、カーテンレールには全く作用しないの
で、係止部材を後退させると、カーテンレールは自重で
外れるほど係合の解除が簡単となる。同時に、係止部材
の反力がカーテンレールに作用しないので、解除操作具
でカーテンレールを傷付けることがない。
【0008】
【実施例】この考案の第1実施例を以下図面に基づいて
詳述する。図面は窓枠や側壁等にカーテンレールを1本
架設するために用いられるシングルブラケットを示し、
図1及び図2に於いて、このシングルブラケット1は、
窓枠や側壁等に水平固定される金属製の取付け金具2
と、同取付け金具2の下面側に取付けられた合成樹脂製
の係止部材3とから構成される。
詳述する。図面は窓枠や側壁等にカーテンレールを1本
架設するために用いられるシングルブラケットを示し、
図1及び図2に於いて、このシングルブラケット1は、
窓枠や側壁等に水平固定される金属製の取付け金具2
と、同取付け金具2の下面側に取付けられた合成樹脂製
の係止部材3とから構成される。
【0009】上述の取付け金具2は、所定の形状寸法に
打抜き加工した1枚の金属板(図示省略)をプレス加工
して垂直部4と水平部5とを折曲げ形成し、同取付け金
具2を構成する垂直部4の上端部中央面に取付け孔4a
を形成し、同取付け金具2を構成する水平部5の後端部
中央面に挿通孔5aを形成している。且つ、水平部5の
後端部両側縁にリブ5c,5cを垂直方向に向けて折曲
げ形成し、同水平部5の前端部にカーテンレール9の前
側上縁部9aと係合するレール係止部5dを下面側に向
けて折曲げ形成している。
打抜き加工した1枚の金属板(図示省略)をプレス加工
して垂直部4と水平部5とを折曲げ形成し、同取付け金
具2を構成する垂直部4の上端部中央面に取付け孔4a
を形成し、同取付け金具2を構成する水平部5の後端部
中央面に挿通孔5aを形成している。且つ、水平部5の
後端部両側縁にリブ5c,5cを垂直方向に向けて折曲
げ形成し、同水平部5の前端部にカーテンレール9の前
側上縁部9aと係合するレール係止部5dを下面側に向
けて折曲げ形成している。
【0010】前述の係止部材3は、ポリカーボネート等
の合成樹脂で形成した係止部材3の下面中央部にガイド
孔3aを形成し、同ガイド孔3aの後側端部にドライバ
ー等の係合解除具7を鉛直方向に差込むための差込み孔
3bを連続して形成し、同差込み孔3bの後側端部に係
合解除具7を差込みガイドするガイド面3cを形成しす
ると共に、同係止部材3の後端部に弾性力を備えたV字
形の板バネ3dを一体形成している。なお、係止部材3
の付勢手段として、例えば、係止部材3の後端部にV字
形の板バネ3dを連結固定したり、或いは、係止部材3
の後端部にコイルスプリングや合成ゴム等の弾性部材を
介在させて付勢するもよい。且つ、係止部材3の前端部
にカーテンレール9の後側上縁部と係合する先端鋭角形
状のレール係止部3eを一体形成し、同レール係止部3
eの先端部より若干後退した下部位置に、カーテンレー
ル9の後側上縁部9bと係合する仮止め突起3fを係止
部材3の前端部全長又は一部分に形成している。
の合成樹脂で形成した係止部材3の下面中央部にガイド
孔3aを形成し、同ガイド孔3aの後側端部にドライバ
ー等の係合解除具7を鉛直方向に差込むための差込み孔
3bを連続して形成し、同差込み孔3bの後側端部に係
合解除具7を差込みガイドするガイド面3cを形成しす
ると共に、同係止部材3の後端部に弾性力を備えたV字
形の板バネ3dを一体形成している。なお、係止部材3
の付勢手段として、例えば、係止部材3の後端部にV字
形の板バネ3dを連結固定したり、或いは、係止部材3
の後端部にコイルスプリングや合成ゴム等の弾性部材を
介在させて付勢するもよい。且つ、係止部材3の前端部
にカーテンレール9の後側上縁部と係合する先端鋭角形
状のレール係止部3eを一体形成し、同レール係止部3
eの先端部より若干後退した下部位置に、カーテンレー
ル9の後側上縁部9bと係合する仮止め突起3fを係止
部材3の前端部全長又は一部分に形成している。
【0011】前述のシングルブラケット1を構成する取
付け金具2と係止部材3との組付け方は、図3に示すよ
うに、取付け金具2を構成する水平部5の後端部両側縁
に形成したリブ5c,5c間に係止部材3を挿入して、
水平部5に形成した挿通孔5aと、係止部材3に形成し
たガイド孔3aとを連通した後、係止部材3のガイド孔
3aにリベット等で構成されるガイドピン6を下方から
挿通して、同ガイドピン6の先端部を水平部5の挿通孔
5aに挿通する。この後、水平部5の上面側に突出した
ガイドピン6の先端部をかしめ加工して抜止めすること
で、取付け金具2を構成する水平部5の下面側に係止部
材3を前後摺動可能に取付けている。且つ、取付け金具
2の垂直部4に係止部材3の後端部に形成した板バネ3
dを係止して、同板バネ3dの付勢力により係止部材3
の前端部に形成したレール係止部3eをカーテンレール
9の後側上縁部9bと係合する方向に付勢すると共に、
図2に示すように、係止部材3に形成したガイド孔3a
の後側端部をガイドピン6に当接して、係止部材3に形
成した差込み部3bのガイド面3cとガイドピン6との
対向面間に、ドライバー等の係合解除具7を鉛直方向に
差込むための空間部を確保する。
付け金具2と係止部材3との組付け方は、図3に示すよ
うに、取付け金具2を構成する水平部5の後端部両側縁
に形成したリブ5c,5c間に係止部材3を挿入して、
水平部5に形成した挿通孔5aと、係止部材3に形成し
たガイド孔3aとを連通した後、係止部材3のガイド孔
3aにリベット等で構成されるガイドピン6を下方から
挿通して、同ガイドピン6の先端部を水平部5の挿通孔
5aに挿通する。この後、水平部5の上面側に突出した
ガイドピン6の先端部をかしめ加工して抜止めすること
で、取付け金具2を構成する水平部5の下面側に係止部
材3を前後摺動可能に取付けている。且つ、取付け金具
2の垂直部4に係止部材3の後端部に形成した板バネ3
dを係止して、同板バネ3dの付勢力により係止部材3
の前端部に形成したレール係止部3eをカーテンレール
9の後側上縁部9bと係合する方向に付勢すると共に、
図2に示すように、係止部材3に形成したガイド孔3a
の後側端部をガイドピン6に当接して、係止部材3に形
成した差込み部3bのガイド面3cとガイドピン6との
対向面間に、ドライバー等の係合解除具7を鉛直方向に
差込むための空間部を確保する。
【0012】以上のように構成されたシングルブラケッ
ト1とカーテンレール9との着脱方法を説明する。先
ず、カーテンレール9を取付ける場合、シングルブラケ
ット1を構成する取付け金具2を窓枠や側壁等の垂直面
10に水平固定する。すなわち、図3に示すように、取
付け金具2の垂直部4に形成した取付け孔4aに取付け
ネジ11を挿通して、同取付け金具2の垂直部4を窓枠
や側壁等の垂直面10に固定した後、カーテンレール9
の前側上縁部9aを取付け金具2の水平部5に形成した
レール係止部5dに係合し、カーテンレール9の後側上
縁部9bを係止部材3の前端部に当接して、係止部材3
を板バネ3dの付勢力に抗して若干後退させ、カーテン
レール9の後側上縁部9bを係止部材3の前端部に形成
した仮止め突起3fに一旦仮止めして取付け位置を調節
する。この後、図4に示すように、係止部材3に形成し
た板バネ3dの付勢力に抗して、カーテンレール9の後
側上縁部9bを係止部材3のレール係止部3eに係合固
定して取付けることで、取付け金具2の水平部5に形成
したレール係止部5dと、係止部材3の前端部に形成し
たレール係止部3eとがカーテンレール9の前後縁部に
圧接され、その圧接部分に生じる面抵抗によりカーテン
レール9を強固に位置固定する。
ト1とカーテンレール9との着脱方法を説明する。先
ず、カーテンレール9を取付ける場合、シングルブラケ
ット1を構成する取付け金具2を窓枠や側壁等の垂直面
10に水平固定する。すなわち、図3に示すように、取
付け金具2の垂直部4に形成した取付け孔4aに取付け
ネジ11を挿通して、同取付け金具2の垂直部4を窓枠
や側壁等の垂直面10に固定した後、カーテンレール9
の前側上縁部9aを取付け金具2の水平部5に形成した
レール係止部5dに係合し、カーテンレール9の後側上
縁部9bを係止部材3の前端部に当接して、係止部材3
を板バネ3dの付勢力に抗して若干後退させ、カーテン
レール9の後側上縁部9bを係止部材3の前端部に形成
した仮止め突起3fに一旦仮止めして取付け位置を調節
する。この後、図4に示すように、係止部材3に形成し
た板バネ3dの付勢力に抗して、カーテンレール9の後
側上縁部9bを係止部材3のレール係止部3eに係合固
定して取付けることで、取付け金具2の水平部5に形成
したレール係止部5dと、係止部材3の前端部に形成し
たレール係止部3eとがカーテンレール9の前後縁部に
圧接され、その圧接部分に生じる面抵抗によりカーテン
レール9を強固に位置固定する。
【0013】次に、カーテンレール9を取外す場合、シ
ングルブラケット1を構成する取付け金具2の下方から
ドライバー等の係合解除具7を係止部材3の差込み孔3
bに差込んで係合解除位置に後退させる。すなわち、図
4に示すように、係合解除具7(図中仮想線で示す)を
取付け金具2の下面側に突設したガイドピン6と、係止
部材3に形成した差込み孔3bとの対向面間に差込み、
係合解除具7の先端部を係止部材3に形成した差込み孔
3bのガイド面3cに当接して、係止部材3を板バネ3
dの付勢力に抗して係合解除位置に後退させる。同時
に、図5に示すように、係止部材3に形成したレール係
止部3eからカーテンレール9の後側上縁部9bを脱落
し、取付け金具2の水平部5に形成したレール係止部5
dからカーテンレール9の前側上縁部9aを脱落して取
外す。
ングルブラケット1を構成する取付け金具2の下方から
ドライバー等の係合解除具7を係止部材3の差込み孔3
bに差込んで係合解除位置に後退させる。すなわち、図
4に示すように、係合解除具7(図中仮想線で示す)を
取付け金具2の下面側に突設したガイドピン6と、係止
部材3に形成した差込み孔3bとの対向面間に差込み、
係合解除具7の先端部を係止部材3に形成した差込み孔
3bのガイド面3cに当接して、係止部材3を板バネ3
dの付勢力に抗して係合解除位置に後退させる。同時
に、図5に示すように、係止部材3に形成したレール係
止部3eからカーテンレール9の後側上縁部9bを脱落
し、取付け金具2の水平部5に形成したレール係止部5
dからカーテンレール9の前側上縁部9aを脱落して取
外す。
【0014】このようにドライバー等の係合解除具7を
差込み操作して係止部材3とカーテンレール9との係合
固定を解除するので、従来例のようにドライバー等をブ
ロック体22とカーテンレール24との間に差込む必要
が無く、係止部材3を後退させる方向に係合解除具7を
差込み操作するため、カーテンレール9を傷付けること
無く簡単に着脱することができる。しかも、窓枠、側
壁、天井等に固定されたシングルブラケット1にカーテ
ンレール9を一旦仮止めするので、仮止めした状態で取
付け位置の調整が容易に行なえ、カーテンレール9を適
切な位置に取付けることができる。
差込み操作して係止部材3とカーテンレール9との係合
固定を解除するので、従来例のようにドライバー等をブ
ロック体22とカーテンレール24との間に差込む必要
が無く、係止部材3を後退させる方向に係合解除具7を
差込み操作するため、カーテンレール9を傷付けること
無く簡単に着脱することができる。しかも、窓枠、側
壁、天井等に固定されたシングルブラケット1にカーテ
ンレール9を一旦仮止めするので、仮止めした状態で取
付け位置の調整が容易に行なえ、カーテンレール9を適
切な位置に取付けることができる。
【0015】上述の第1実施例は窓枠や側壁等の垂直面
10にカーテンレール9を1本架設するためのシングル
ブラケット1であるが、例えば、図6に示すように、天
井等の水平面12にカーテンレール9を1本架設するた
めのシングルブラケット13にも本考案の構成を適用す
ることができる。すなわち、シングルブラケット13を
構成する取付け金具14を天井等の水平面12に固定し
た後、同取付け金具14の下面側に上述の第1実施例と
同様にしてカーテンレール9を取付ける。一方、取付け
金具2の下面側に突設したガイドピン6と、係止部材3
に形成した差込み孔3bとの対向面間に係合解除具7を
差込み、係止部材3を板バネ3dの付勢力に抗して係合
解除位置に後退させ、取付け金具14の下面側からカー
テンレール9を取外す。
10にカーテンレール9を1本架設するためのシングル
ブラケット1であるが、例えば、図6に示すように、天
井等の水平面12にカーテンレール9を1本架設するた
めのシングルブラケット13にも本考案の構成を適用す
ることができる。すなわち、シングルブラケット13を
構成する取付け金具14を天井等の水平面12に固定し
た後、同取付け金具14の下面側に上述の第1実施例と
同様にしてカーテンレール9を取付ける。一方、取付け
金具2の下面側に突設したガイドピン6と、係止部材3
に形成した差込み孔3bとの対向面間に係合解除具7を
差込み、係止部材3を板バネ3dの付勢力に抗して係合
解除位置に後退させ、取付け金具14の下面側からカー
テンレール9を取外す。
【0016】この考案の構成と、上述の実施例との対応
において、この考案のブラケットは、第1実施例のシン
グルブラケット1と、第2実施例のシングルブラケット
13とに対応し、以下同様に、ブラケット本体は、取付
け金具2,14と対応し、支持部は、ガイドピン6と対
応し、差込み部は、差込み孔3bと対応するも、この考
案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
く、例えば、窓枠、側壁、天井等にカーテンレール9を
2本架設するためのダブルブラケット(図示省略)やそ
の他のブラケットにも適用することができる。
において、この考案のブラケットは、第1実施例のシン
グルブラケット1と、第2実施例のシングルブラケット
13とに対応し、以下同様に、ブラケット本体は、取付
け金具2,14と対応し、支持部は、ガイドピン6と対
応し、差込み部は、差込み孔3bと対応するも、この考
案は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではな
く、例えば、窓枠、側壁、天井等にカーテンレール9を
2本架設するためのダブルブラケット(図示省略)やそ
の他のブラケットにも適用することができる。
【0017】また、第1実施例及び第2実施例のように
係合解除具7を鉛直に差込んで係合解除する場合、プラ
スドライバーのみに限らずその他の工具又は金属部材を
用いてもよい。
係合解除具7を鉛直に差込んで係合解除する場合、プラ
スドライバーのみに限らずその他の工具又は金属部材を
用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例のシングルブラケットを示す分解
斜視図。
斜視図。
【図2】 カーテンレール取付け前のシングルブラケッ
トを示す底面図。
トを示す底面図。
【図3】 カーテンレールの仮止め状態を示すシングル
ブラケットの縦断側面図。
ブラケットの縦断側面図。
【図4】 カーテンレールの取付け状態を示すシングル
ブラケットの縦断側面図。
ブラケットの縦断側面図。
【図5】 カーテンレールの取外し状態を示すシングル
ブラケットの縦断側面図。
ブラケットの縦断側面図。
【図6】 第2実施例のシングルブラケットを示す縦断
側面図。
側面図。
【図7】 従来型のブラケットを示す縦断側面図。
1,13…シングルブラケット 2,14…取付け金具 3…係止部材 3b…差込み孔 3c…ガイド面 3e…レール係止部 5d…レール係止部 6…ガイドピン 7…係合解除具 9…カーテンレール 9a…前側上縁部 9b…後側上縁部
Claims (1)
- 【請求項1】ブラケット本体の端部に形成したレール係
止部にカーテンレールの前側上縁部を係合し、該ブラケ
ット本体の下面側にカーテンレールと係合する方向に付
勢して係止部材を取付け、該係止部材の前端部に形成し
たレール係止部にカーテンレールの後側上縁部を係合し
て取付けるブラケットであって、 上記ブラケット本体の下面側に係合解除具の差込み操作
をガイドする支持部を形成し、 前記係止部材の下面側で、かつ、上記支持部と対向する
位置に、該支持部との間で係止部材を係合解除位置に後
退させる方向に上記係合解除具の差込み操作を許容する
差込み部を形成したブラケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024864U JP2564477Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | ブラケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991024864U JP2564477Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | ブラケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04112681U JPH04112681U (ja) | 1992-09-30 |
JP2564477Y2 true JP2564477Y2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=31909721
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991024864U Expired - Lifetime JP2564477Y2 (ja) | 1991-03-20 | 1991-03-20 | ブラケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2564477Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50150519U (ja) * | 1974-05-30 | 1975-12-15 | ||
JPS6031574U (ja) * | 1983-08-09 | 1985-03-04 | 東海ゴム工業株式会社 | 耐摩耗性ホース |
JP2531677Y2 (ja) * | 1990-08-22 | 1997-04-09 | トーソー株式会社 | カーテンレール用ブラケット |
-
1991
- 1991-03-20 JP JP1991024864U patent/JP2564477Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04112681U (ja) | 1992-09-30 |
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