JP2557818Y2 - ホットメルト接着剤による添着装置における小袋の添着固定装置 - Google Patents
ホットメルト接着剤による添着装置における小袋の添着固定装置Info
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- JP2557818Y2 JP2557818Y2 JP1992028460U JP2846092U JP2557818Y2 JP 2557818 Y2 JP2557818 Y2 JP 2557818Y2 JP 1992028460 U JP1992028460 U JP 1992028460U JP 2846092 U JP2846092 U JP 2846092U JP 2557818 Y2 JP2557818 Y2 JP 2557818Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、包装袋や包装容器の蓋
材に鮮度保持剤、乾燥剤、炭酸ガス吸収剤又はエチレン
吸収剤等の小袋を固定する食品類包装及び装置に関す
る。更に詳しくは、例えば菓子、珍味類、ラーメン、ハ
ム、サラミ、ソーセージ、又は炊飯米等の食品類の包装
袋や容器に収納する鮮度保持剤小袋や乾燥剤小袋をホッ
トメルト接着剤を用いて包装袋の内側や容器の蓋材に固
定化する装置に関する。本考案における「小袋」とは、
鮮度保持剤、乾燥剤、炭酸ガス吸収剤、エチレン吸収剤
もしくはアルコール蒸散剤等を包んだ小袋、またはその
他粉粒体、錠剤が包装された袋をいう。また「小袋」を
「鮮度保持剤等小袋」ともいうことがある。
材に鮮度保持剤、乾燥剤、炭酸ガス吸収剤又はエチレン
吸収剤等の小袋を固定する食品類包装及び装置に関す
る。更に詳しくは、例えば菓子、珍味類、ラーメン、ハ
ム、サラミ、ソーセージ、又は炊飯米等の食品類の包装
袋や容器に収納する鮮度保持剤小袋や乾燥剤小袋をホッ
トメルト接着剤を用いて包装袋の内側や容器の蓋材に固
定化する装置に関する。本考案における「小袋」とは、
鮮度保持剤、乾燥剤、炭酸ガス吸収剤、エチレン吸収剤
もしくはアルコール蒸散剤等を包んだ小袋、またはその
他粉粒体、錠剤が包装された袋をいう。また「小袋」を
「鮮度保持剤等小袋」ともいうことがある。
【０００２】
【従来の技術】従来から食品類の鮮度保持剤や乾燥剤は
小袋となっており、通常その小袋を固定する事なく、被
保存物と共に包装袋や容器内に収納しているだけの、包
装形態が多く見受けられているが、このように従来の鮮
度保持剤などは固定されていないため、消費者が容器を
開封した場合、食品類と誤認して鮮度保持剤などを食し
たり、また鮮度保持剤などが一緒に投入され、調理され
てしまうことなどがあった。
小袋となっており、通常その小袋を固定する事なく、被
保存物と共に包装袋や容器内に収納しているだけの、包
装形態が多く見受けられているが、このように従来の鮮
度保持剤などは固定されていないため、消費者が容器を
開封した場合、食品類と誤認して鮮度保持剤などを食し
たり、また鮮度保持剤などが一緒に投入され、調理され
てしまうことなどがあった。
【０００３】近年これらの問題を解決するため鮮度保持
剤等小袋を両面テープを用いて、包装材内面に貼着して
固定化する方式が一部用いられるようになってきている
が、この両面テープ方式による固定化方式は、電子レン
ジ等で調理した際には小袋が包装材から脱落してしまう
ことがあった。またその他の方式も用いられているが、
何れも問題が残されている。こうした事から、鮮度保持
剤などを包装袋や容器内にホットメルト剤による固定化
方式が検討されて来た。
剤等小袋を両面テープを用いて、包装材内面に貼着して
固定化する方式が一部用いられるようになってきている
が、この両面テープ方式による固定化方式は、電子レン
ジ等で調理した際には小袋が包装材から脱落してしまう
ことがあった。またその他の方式も用いられているが、
何れも問題が残されている。こうした事から、鮮度保持
剤などを包装袋や容器内にホットメルト剤による固定化
方式が検討されて来た。
【０００４】このホットメルト剤固定方式は、包装機の
同期信号により、包装材（フイルムやシート）側の所定
箇所に一定間隔でホットメルト接着剤を自動滴下し、一
方包装機の別の同期信号により鮮度保持剤などの連包品
を自動供給し、１包ずつ切断して小袋化して、これを該
包装材のホットメルト接着剤滴下箇所に移送して添着し
たのち、食品等の包装袋製造時、包装機と連動して包装
袋の内側や容器蓋材の内面に固定する方法である。
同期信号により、包装材（フイルムやシート）側の所定
箇所に一定間隔でホットメルト接着剤を自動滴下し、一
方包装機の別の同期信号により鮮度保持剤などの連包品
を自動供給し、１包ずつ切断して小袋化して、これを該
包装材のホットメルト接着剤滴下箇所に移送して添着し
たのち、食品等の包装袋製造時、包装機と連動して包装
袋の内側や容器蓋材の内面に固定する方法である。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】ホットメルト接着剤の
包装材への滴下タイミングは、包装袋送り時又はヒート
シール時等、包装材送りのサイクルが停止するときに行
われるのが一般的であり、包装材の所定の位置に小袋を
固定するためには、位置ずれその他の問題も残されてい
た。
包装材への滴下タイミングは、包装袋送り時又はヒート
シール時等、包装材送りのサイクルが停止するときに行
われるのが一般的であり、包装材の所定の位置に小袋を
固定するためには、位置ずれその他の問題も残されてい
た。
【０００６】また、小袋投入時は、湿気のある食品包装
室などで、シュートの滑り不良対策を考慮し、低摩擦係
数のテープ張り付けを行っているが、一定間隔で定常的
な安定供給が困難であった。そして食品の種類により小
袋のサイズを変更するときは、その小袋の大きさに適し
たシュートに取り替えなければならず繁雑であった。
室などで、シュートの滑り不良対策を考慮し、低摩擦係
数のテープ張り付けを行っているが、一定間隔で定常的
な安定供給が困難であった。そして食品の種類により小
袋のサイズを変更するときは、その小袋の大きさに適し
たシュートに取り替えなければならず繁雑であった。
【０００７】上記従来技術のうち、深絞り型自動真空包
装機又はカップシーラー機等包装材送りのサイクル停止
がある包装機の場合はそれほど大きな不都合は発生しな
かった。しかし最近サイクル停止のない包装機において
小袋の貼着があり、このような場合の小袋固定には、包
装材の所定位置へホットメルト剤滴下及び小袋を定位置
へ固定することが、非常に困難であった。
装機又はカップシーラー機等包装材送りのサイクル停止
がある包装機の場合はそれほど大きな不都合は発生しな
かった。しかし最近サイクル停止のない包装機において
小袋の貼着があり、このような場合の小袋固定には、包
装材の所定位置へホットメルト剤滴下及び小袋を定位置
へ固定することが、非常に困難であった。
【０００８】
【課題を解決するための手段】このような問題点を解決
するため、鋭意研究及び実験を重ねた結果、本考案に到
達した。すなわち本考案は、ホットメルト接着剤により
小袋をフイルムやシートに添着固定する装置において、
小袋を１袋づつ滑落させるシュート、該シュートの途中
所定の位置に該小袋を一旦停止させ、所定時間経過後該
小袋を再びシュート中を滑落させることを可能とする位
置決め装置、該小袋がシュート途中の所定の位置に停止
している間にホットメルト接着剤を該小袋上に滴下する
ホットメルト接着剤滴下装置、および該シュートの先端
に位置しホットメルト接着剤によって該小袋をフイルム
やシートに圧着させるローラー装置からなり、該位置決
め装置、該ホットメルト接着剤滴下装置および該ローラ
ー装置が後段の包装機からの同期信号によって作動する
小袋添着固定装置であり、シュートの滑走面にフッ素樹
脂テープ等の低摩擦係数のテープが張り付けてある、も
しくはフッ素樹脂コーティングを施してある、又はシュ
ート滑走面にレール状にワイヤー等が敷設してある、も
しくはワイヤー等を敷設したその上に低摩擦のテープを
貼着してあるかフッ素樹脂コーティングが施してあるも
の、 小袋の位置決め装置が、シュートの滑走面に取付
けられたシャッターまたはストッパーであり、かつ後段
包装機の同期信号によりエアーシリンダー式または電磁
機構により動作するもの、シュートを縦に二つ割にし
て、該シュートの上流側と下流側に２対の左右逆ネジと
ハンドルを設備しこれによってシュート幅を調整できる
ようにしたシュート、又はシュートを縦に二つ割にし
て、エアーシリンダー、モーターまたはカム等の機構に
よってシュート幅を手動又は自動にてに調節できるよう
にしたシュート、そして、小袋をフイルムやシートに圧
着させるローラー装置に隣接するシュートの先端部が、
手動又はエアーシリンダー、モーターもしくはカム等の
機構によって伸縮自在かつローラーとシュートの間隙を
自在に調節でき、かつその先端部に小袋の位置を決める
ためのストッパーが取付けられている小袋添着固定装置
に関する。
するため、鋭意研究及び実験を重ねた結果、本考案に到
達した。すなわち本考案は、ホットメルト接着剤により
小袋をフイルムやシートに添着固定する装置において、
小袋を１袋づつ滑落させるシュート、該シュートの途中
所定の位置に該小袋を一旦停止させ、所定時間経過後該
小袋を再びシュート中を滑落させることを可能とする位
置決め装置、該小袋がシュート途中の所定の位置に停止
している間にホットメルト接着剤を該小袋上に滴下する
ホットメルト接着剤滴下装置、および該シュートの先端
に位置しホットメルト接着剤によって該小袋をフイルム
やシートに圧着させるローラー装置からなり、該位置決
め装置、該ホットメルト接着剤滴下装置および該ローラ
ー装置が後段の包装機からの同期信号によって作動する
小袋添着固定装置であり、シュートの滑走面にフッ素樹
脂テープ等の低摩擦係数のテープが張り付けてある、も
しくはフッ素樹脂コーティングを施してある、又はシュ
ート滑走面にレール状にワイヤー等が敷設してある、も
しくはワイヤー等を敷設したその上に低摩擦のテープを
貼着してあるかフッ素樹脂コーティングが施してあるも
の、 小袋の位置決め装置が、シュートの滑走面に取付
けられたシャッターまたはストッパーであり、かつ後段
包装機の同期信号によりエアーシリンダー式または電磁
機構により動作するもの、シュートを縦に二つ割にし
て、該シュートの上流側と下流側に２対の左右逆ネジと
ハンドルを設備しこれによってシュート幅を調整できる
ようにしたシュート、又はシュートを縦に二つ割にし
て、エアーシリンダー、モーターまたはカム等の機構に
よってシュート幅を手動又は自動にてに調節できるよう
にしたシュート、そして、小袋をフイルムやシートに圧
着させるローラー装置に隣接するシュートの先端部が、
手動又はエアーシリンダー、モーターもしくはカム等の
機構によって伸縮自在かつローラーとシュートの間隙を
自在に調節でき、かつその先端部に小袋の位置を決める
ためのストッパーが取付けられている小袋添着固定装置
に関する。
【０００９】
【実施例】以下本考案の装置を図によって説明する。図
１、図２、図３は、従来技術（特開平３−５６２２４）
の一例で、包装機よりの信号により、包装材料（１）に
ホットメルト接着剤（２）を滴下する。このときホット
メルト接着剤滴下位置は、包装機のヒートシーラー
（３）における小袋添着位置が基準となり、ひとつの包
装袋の製袋時にまたはトレーパックが一個ずつ移動する
ときの距離（１ピッチ）に合わせて調節されている。次
工程で包装材（１）は１ピッチ送られ、このとき製品
（１９）の入ったトレイも送られ、一時送り停止の間、
ヒートシーラー（３）が作動しシールが完了となる。一
方ヒートシーラー（３）作動と同時に包装機よりの同期
信号によりシュート（７）を経由する小袋の投入と、ホ
ットメルト接着剤の滴下がなされる。図２は、カップシ
ーラーによるヒートシールの直前を示したものである。
図３は、ホットメルトシールの直前を示したものであ
る。図３におけるローラー（５）とシュート（７）との
間隙は、使用する鮮度保持剤小袋の厚み、ホットメルト
接着剤の位置により調節する。
１、図２、図３は、従来技術（特開平３−５６２２４）
の一例で、包装機よりの信号により、包装材料（１）に
ホットメルト接着剤（２）を滴下する。このときホット
メルト接着剤滴下位置は、包装機のヒートシーラー
（３）における小袋添着位置が基準となり、ひとつの包
装袋の製袋時にまたはトレーパックが一個ずつ移動する
ときの距離（１ピッチ）に合わせて調節されている。次
工程で包装材（１）は１ピッチ送られ、このとき製品
（１９）の入ったトレイも送られ、一時送り停止の間、
ヒートシーラー（３）が作動しシールが完了となる。一
方ヒートシーラー（３）作動と同時に包装機よりの同期
信号によりシュート（７）を経由する小袋の投入と、ホ
ットメルト接着剤の滴下がなされる。図２は、カップシ
ーラーによるヒートシールの直前を示したものである。
図３は、ホットメルトシールの直前を示したものであ
る。図３におけるローラー（５）とシュート（７）との
間隙は、使用する鮮度保持剤小袋の厚み、ホットメルト
接着剤の位置により調節する。
【００１０】図４、図５−１、図５−２および図５−３
は、本考案のシュート、小袋位置決め装置およびホット
メルト接着剤滴下の一例を示す。本考案は、従来技術の
ような包装材へホットメルト接着剤を滴下して小袋を包
装材に固定するのではなく、ホットメルト接着剤を小袋
上に滴下するものである。本考案においては通常ホット
メルト接着剤滴下装置を使用してホットメルト接着剤を
滴下する。上記滴下装置はガンおよびコントローラーユ
ニットにより構成され、ホットメルト接着剤の溶融温度
調節、滴下量、滴下タイミングおよびエアーカット機構
等一式の自動調節機構が設備されている。連続かつ自動
的に供給される帯状に連結された連包形の小袋等が、自
動投入機（６）により小袋（８）に切断され、シュート
（７）内を滑落し、図５−１の状態にあるシャッター
（11）によって停止する。シャッター（11）によって小
袋（８）をほぼ水平の状態（図５−２）にして、ホット
メルト接着剤（２）を滴下し、包装機よりの同期信号を
待つ。この待ち時間は通常３〜１０秒である。同期信号
により、シャッター（11）は図５−３の位置の状態にな
り、鮮度保持剤等小袋はシュート（７）を滑落し包装材
（１）に添着固定される。このときロール（５）とシュ
ート（７）との間隙は小袋の厚みにしたがって適正な間
隙に調節されている。
は、本考案のシュート、小袋位置決め装置およびホット
メルト接着剤滴下の一例を示す。本考案は、従来技術の
ような包装材へホットメルト接着剤を滴下して小袋を包
装材に固定するのではなく、ホットメルト接着剤を小袋
上に滴下するものである。本考案においては通常ホット
メルト接着剤滴下装置を使用してホットメルト接着剤を
滴下する。上記滴下装置はガンおよびコントローラーユ
ニットにより構成され、ホットメルト接着剤の溶融温度
調節、滴下量、滴下タイミングおよびエアーカット機構
等一式の自動調節機構が設備されている。連続かつ自動
的に供給される帯状に連結された連包形の小袋等が、自
動投入機（６）により小袋（８）に切断され、シュート
（７）内を滑落し、図５−１の状態にあるシャッター
（11）によって停止する。シャッター（11）によって小
袋（８）をほぼ水平の状態（図５−２）にして、ホット
メルト接着剤（２）を滴下し、包装機よりの同期信号を
待つ。この待ち時間は通常３〜１０秒である。同期信号
により、シャッター（11）は図５−３の位置の状態にな
り、鮮度保持剤等小袋はシュート（７）を滑落し包装材
（１）に添着固定される。このときロール（５）とシュ
ート（７）との間隙は小袋の厚みにしたがって適正な間
隙に調節されている。
【００１１】図６−１、図６−２、図７−１、図７−２
および図７−３は、その他のシャッター態様を示したも
のであり、各種包装機の種類により使い分けられる。図
６−１は簡略化されたものでシュート（７）にシャッタ
ー補助固定板（12）を設け、シャッター（11）より小袋
が定位置化され、ホットメルト接着剤（２）が滴下さ
れ、包装機よりの同期信号により図６−２のようにシャ
ッター（11）が下がり、小袋が滑落し、包装材に添着固
定される。
および図７−３は、その他のシャッター態様を示したも
のであり、各種包装機の種類により使い分けられる。図
６−１は簡略化されたものでシュート（７）にシャッタ
ー補助固定板（12）を設け、シャッター（11）より小袋
が定位置化され、ホットメルト接着剤（２）が滴下さ
れ、包装機よりの同期信号により図６−２のようにシャ
ッター（11）が下がり、小袋が滑落し、包装材に添着固
定される。
【００１２】図７−１は、シャッター（11）がシュート
（７）の上方にあり、シャッター（11）を構成する板の
中央部付近をＵ字形にくり抜いてあり、この部分より、
ホットメルト接着剤（２）が滴下されるようにしたもの
である。図７−２は、図７−１のシャッター（11）の構
造を、シュート（７）の上流側に設置し、ホットメルト
接着剤（２）の滴下を容易にしたものである。図７−３
は、スライド式シャッターとしたものである。
（７）の上方にあり、シャッター（11）を構成する板の
中央部付近をＵ字形にくり抜いてあり、この部分より、
ホットメルト接着剤（２）が滴下されるようにしたもの
である。図７−２は、図７−１のシャッター（11）の構
造を、シュート（７）の上流側に設置し、ホットメルト
接着剤（２）の滴下を容易にしたものである。図７−３
は、スライド式シャッターとしたものである。
【００１３】図８は本考案装置のシュート（７）先端部
を可動式としたものである。補助シュート（13）はスラ
イド式としたもので、小袋の停止位置およびローラーと
シュート面との間隙を調節できるようにしたものであ
る。補助シュート（13）の間隙を調節するための駆動は
シャフト（14）を回転させることにより行われる。図９
は、図８の駆動装置を、エアー駆動方式または油圧シリ
ンダー等の往復駆動方式としたものである。
を可動式としたものである。補助シュート（13）はスラ
イド式としたもので、小袋の停止位置およびローラーと
シュート面との間隙を調節できるようにしたものであ
る。補助シュート（13）の間隙を調節するための駆動は
シャフト（14）を回転させることにより行われる。図９
は、図８の駆動装置を、エアー駆動方式または油圧シリ
ンダー等の往復駆動方式としたものである。
【００１４】図１０はシュート（７）の側面図である。
図１１−１はシュート（７）の内面にワイヤー（15）を
２本敷いて小袋の滑落を容易としたものであり、通常直
径１．０〜４．０ｍｍのワイヤーを使用する。小袋のサ
イズにより２〜３本でも、同様な効果が得られる。図１
１−２は、フッ素樹脂等の低摩擦のテープを張り付ける
かまたはフッ素樹脂コーティングをシュートの底面の一
部に施したものである。図１１−３は、図１１−２の装
置を更にシュート（７）の側面部への低摩擦のテープま
たは低摩擦のコーティングを施工したものである。
図１１−１はシュート（７）の内面にワイヤー（15）を
２本敷いて小袋の滑落を容易としたものであり、通常直
径１．０〜４．０ｍｍのワイヤーを使用する。小袋のサ
イズにより２〜３本でも、同様な効果が得られる。図１
１−２は、フッ素樹脂等の低摩擦のテープを張り付ける
かまたはフッ素樹脂コーティングをシュートの底面の一
部に施したものである。図１１−３は、図１１−２の装
置を更にシュート（７）の側面部への低摩擦のテープま
たは低摩擦のコーティングを施工したものである。
【００１５】図１２、図１３−１および図１３−２は、
小袋の寸法を変更した時に、シュート（１７）の内幅を
容易に調節できるようにした装置を示す。図１２は全体
の側面を示したもので、図１３−１は平面的にみたシュ
ート（１７）が小さな小袋の寸法に合致するように調節
された状態を示した。図１３−２はより大きな袋の寸法
に調節された状態を示した。操作はシュート幅調節器の
回転により、シュートの左右に取り付けられた逆ネジの
作用で、シュート幅を調節することができる。
小袋の寸法を変更した時に、シュート（１７）の内幅を
容易に調節できるようにした装置を示す。図１２は全体
の側面を示したもので、図１３−１は平面的にみたシュ
ート（１７）が小さな小袋の寸法に合致するように調節
された状態を示した。図１３−２はより大きな袋の寸法
に調節された状態を示した。操作はシュート幅調節器の
回転により、シュートの左右に取り付けられた逆ネジの
作用で、シュート幅を調節することができる。
【００１６】
【考案の効果】本考案は以下の効果が発揮される。 フィルム送りが連続タイプのカップシーラー機にお
いて小袋の固定化に適用できる。 小袋の添着固定位置決めにおける精度の向上が図れ
る。 フィルムと小袋との添着強度の向上が図れる。 シュート面の摩擦抵抗減少対策により、湿気等のあ
る場所においても小袋を安定供給することができる。 小袋のサイズが変更になったとき、シュート幅調節
機構による、シュート幅が可変であり非常に簡便であ
る。
いて小袋の固定化に適用できる。 小袋の添着固定位置決めにおける精度の向上が図れ
る。 フィルムと小袋との添着強度の向上が図れる。 シュート面の摩擦抵抗減少対策により、湿気等のあ
る場所においても小袋を安定供給することができる。 小袋のサイズが変更になったとき、シュート幅調節
機構による、シュート幅が可変であり非常に簡便であ
る。
【図１】 従来技術の１例を示す。（包装機と鮮度保持
剤等小袋の添着固定装置を記入）
剤等小袋の添着固定装置を記入）
【図２】 図１の詳細図で、鮮度保持剤等小袋と食品を
容器内に収納し、蓋のフイルムをヒートシールする直前
の１例を示す。
容器内に収納し、蓋のフイルムをヒートシールする直前
の１例を示す。
【図３】 図１の詳細図で、鮮度保持剤小袋がフィルム
に添着固定される直前の１例を示す。
に添着固定される直前の１例を示す。
【図４】 小袋の位置決めをし、これにホットメルト接
着剤を滴下するためのシャッター機構、および小袋を包
装材料のフイルム等に添着する機構の１例を示す。
着剤を滴下するためのシャッター機構、および小袋を包
装材料のフイルム等に添着する機構の１例を示す。
【図５】 図５−１に、小袋自動投入機より小袋が供給
され位置が決められた状態の１例を示す。ホットメルト
接着剤の液ダレの少ないものであれば、この時にホット
メルト接着剤を滴下し、包装機の同期信号により落下ス
ピードを考慮して、投入信号を待つ状態となる。図５−
２に、ホットメルト接着剤の液ダレが発生する物につい
ては、小袋をほぼ水平にして、ホットメルト接着剤の滴
下を受ける様子を示す。包装機の同期信号により落下ス
ピードを考慮して、投入信号を待つ状態となる。図５−
３に、包装機の信号により、ホットメルト接着剤が滴下
された直後の小袋をシュート中滑落しはじめる例を示
す。図５−１、図５−２及び図５−３に示す一連の動作
機構はモーター、エアーシリンダー又はカム等の駆動機
構により作動する。
され位置が決められた状態の１例を示す。ホットメルト
接着剤の液ダレの少ないものであれば、この時にホット
メルト接着剤を滴下し、包装機の同期信号により落下ス
ピードを考慮して、投入信号を待つ状態となる。図５−
２に、ホットメルト接着剤の液ダレが発生する物につい
ては、小袋をほぼ水平にして、ホットメルト接着剤の滴
下を受ける様子を示す。包装機の同期信号により落下ス
ピードを考慮して、投入信号を待つ状態となる。図５−
３に、包装機の信号により、ホットメルト接着剤が滴下
された直後の小袋をシュート中滑落しはじめる例を示
す。図５−１、図５−２及び図５−３に示す一連の動作
機構はモーター、エアーシリンダー又はカム等の駆動機
構により作動する。
【図６】 図６−１に、位置決め装置の１例を示す。
（※ 一連の動作機構はモーター或いはエアーシリンダ
ー及びカム等の駆動機構により作動する。） 図６−２に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上）
（※ 一連の動作機構はモーター或いはエアーシリンダ
ー及びカム等の駆動機構により作動する。） 図６−２に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上）
【図７】 図７−１に、位置決め装置の一例を示す。
（※ 同上） 図７−２に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上） 図７−３に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上）
（※ 同上） 図７−２に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上） 図７−３に、位置決め装置の一例を示す。（※ 同上）
【図８】 小袋を包装材に固定する時、更に位置決め機
構が必要な場合の例を示し、先端部の長さ及びローラー
とシュートの間の間隙を調節できるようにしたもので、
ホットメルト接着剤が滴下された小袋とフイルムとを圧
着して添着強度を大きくしたものの例を示す。
構が必要な場合の例を示し、先端部の長さ及びローラー
とシュートの間の間隙を調節できるようにしたもので、
ホットメルト接着剤が滴下された小袋とフイルムとを圧
着して添着強度を大きくしたものの例を示す。
【図９】 図８に示した補助シュートの駆動をエアー又
は油圧式とした例を示す。
は油圧式とした例を示す。
【図１０】 シュートの側面図を示す。
【図１１】 図１１−１に、シュート内面にワイヤーを
敷設した例を示す。図１１−２に、シュート内面におい
てワイヤーを敷設し、この上にフッ素樹脂等の低摩擦の
テープまたはフッ素樹脂コーティングによりカバーした
例を示す。図１１−３に、シュート内面においてワイヤ
ーを敷設し、この上にフッ素樹脂等の低摩擦のテープま
たはフッ素樹脂コーティングによりカバーしたさらにシ
ュートの側壁をも同様にカバーした例を示す。
敷設した例を示す。図１１−２に、シュート内面におい
てワイヤーを敷設し、この上にフッ素樹脂等の低摩擦の
テープまたはフッ素樹脂コーティングによりカバーした
例を示す。図１１−３に、シュート内面においてワイヤ
ーを敷設し、この上にフッ素樹脂等の低摩擦のテープま
たはフッ素樹脂コーティングによりカバーしたさらにシ
ュートの側壁をも同様にカバーした例を示す。
【図１２】 シュート幅を調節可能型とした例の側面図
を示す。（※ 動作機構としては手動の他、モーター、
エアーシリンダー又はカム等の駆動機構により作動す
る。）
を示す。（※ 動作機構としては手動の他、モーター、
エアーシリンダー又はカム等の駆動機構により作動す
る。）
【図１３】 図１３−１に、シュート幅を調節可能とし
た１例を示す。（※ 同上） 図１３−２に、シュート幅を調節可能とした１例を示
す。（※ 同上）
た１例を示す。（※ 同上） 図１３−２に、シュート幅を調節可能とした１例を示
す。（※ 同上）
１ 包装材 ２ ホットメルト接着剤 ３ 包装機のホットシーラー ４ カップ（包装容器） ５ 各種ローラー ６ 小袋自動投入機 ７ シュート ８ 鮮度保持剤等小袋 ９ 小袋を包装材に固定するための適性な間隙。（小袋
の厚み 0.5 〜２ｍｍ程度） 10 小袋位置決め装置 11 シャッター 12 シャッター補助固定板 13 補助シュート 14 補助シュート駆動装置 15 ワイヤー 16 フッ素樹脂テープ又はフッ素樹脂コーティング等 17 ２つ割りシュート 18 シュート幅調節器 19 食品類
の厚み 0.5 〜２ｍｍ程度） 10 小袋位置決め装置 11 シャッター 12 シャッター補助固定板 13 補助シュート 14 補助シュート駆動装置 15 ワイヤー 16 フッ素樹脂テープ又はフッ素樹脂コーティング等 17 ２つ割りシュート 18 シュート幅調節器 19 食品類
Claims (5)
- 【請求項１】 ホットメルト接着剤により小袋等をフイ
ルムやシートに添着固定する装置において、小袋を１袋
づつ滑落させるシュート、該シュートの途中所定の位置
に該小袋を一旦停止させ、所定時間経過後該小袋を再び
シュート中を滑落させることを可能とする位置決め装
置、該小袋がシュート途中の所定の位置に停止している
間にホットメルト接着剤を該小袋上に滴下するホットメ
ルト接着剤滴下装置、および該シュートの先端に位置し
ホットメルト接着剤によって該小袋をフイルムやシート
に圧着させるローラー装置からなり、該位置決め装置、
該ホットメルト接着剤滴下装置および該ローラー装置が
後段の包装機からの同期信号によって作動する小袋添着
固定装置。 - 【請求項２】 シュートの滑走面にフッ素樹脂テープ等
の低摩擦係数のテープが張り付けてある、もしくはフッ
素樹脂コーティングを施してある、又はシュート滑走面
にレール状にワイヤー等が敷設してある、もしくはワイ
ヤー等を敷設したその上に低摩擦のテープを貼着してあ
るかフッ素樹脂コーティングが施してある請求項１の小
袋添着固定装置。 - 【請求項３】 小袋の位置決め装置が、シュートの滑走
面に取付けられたシャッターまたはストッパーであり、
かつ後段包装機の同期信号によりエアーシリンダー式ま
たは電磁機構により動作するものである請求項１の小袋
添着固定装置。 - 【請求項４】 シュートを縦に二つ割にして、該シュー
トの上流側と下流側に２対の左右逆ネジとハンドルを設
備しこれによってシュート幅を調整できるようにしたシ
ュート、又はシュートを縦に二つ割にして、エアーシリ
ンダー、モーターまたはカム等の機構によってシュート
幅を手動又は自動にてに調節できるようにしたシュート
を有した請求項１の小袋添着固定装置。 - 【請求項５】 小袋をフイルムやシートに圧着させるロ
ーラー装置に隣接するシュートの先端部が、手動又はエ
アーシリンダー、モーターもしくはカム等の機構によっ
て伸縮自在かつローラーとシュートの間隙を自在に調節
でき、かつその先端部に小袋の位置を決めるためのスト
ッパーが取付けられている請求項１の小袋添着固定装
置。
Priority Applications (6)
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|---|---|---|---|
| JP1992028460U JP2557818Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ホットメルト接着剤による添着装置における小袋の添着固定装置 |
| US08/050,960 US5390475A (en) | 1992-04-28 | 1993-04-22 | Packaging method and apparatus therefor |
| TW082103207A TW212779B (en) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | Packaging method and apparatus therefor |
| EP93303221A EP0568293B1 (en) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | Method and apparatus for attaching freshness-keeping agent to a web of packaging material |
| DE69301057T DE69301057T2 (de) | 1992-04-28 | 1993-04-26 | Verfahren und Vorrichtung zum Anbringen eines Frischhaltemittels auf einem Band aus Verpackungsmaterial |
| KR1019930007245A KR0152544B1 (ko) | 1992-04-28 | 1993-04-28 | 포장방법 및 그 장치 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992028460U JP2557818Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ホットメルト接着剤による添着装置における小袋の添着固定装置 |
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| JPH0586806U JPH0586806U (ja) | 1993-11-22 |
| JP2557818Y2 true JP2557818Y2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
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| JP1992028460U Expired - Lifetime JP2557818Y2 (ja) | 1992-04-28 | 1992-04-28 | ホットメルト接着剤による添着装置における小袋の添着固定装置 |
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| JP (1) | JP2557818Y2 (ja) |
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-
1993
- 1993-04-22 US US08/050,960 patent/US5390475A/en not_active Expired - Fee Related
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- 1993-04-26 EP EP93303221A patent/EP0568293B1/en not_active Expired - Lifetime
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