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JP2553321Y2 - スローアウェイチップ - Google Patents

スローアウェイチップ

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Publication number
JP2553321Y2
JP2553321Y2 JP1992027604U JP2760492U JP2553321Y2 JP 2553321 Y2 JP2553321 Y2 JP 2553321Y2 JP 1992027604 U JP1992027604 U JP 1992027604U JP 2760492 U JP2760492 U JP 2760492U JP 2553321 Y2 JP2553321 Y2 JP 2553321Y2
Authority
JP
Japan
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groove
chip
breaker
chips
nose
Prior art date
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Application number
JP1992027604U
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English (en)
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JPH0586405U (ja
Inventor
宣裕 高橋
伸也 藤沢
則秀 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US08/051,641 priority patent/US5372463A/en
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Application granted granted Critical
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B27/00Tools for turning or boring machines; Tools of a similar kind in general; Accessories therefor
    • B23B27/14Cutting tools of which the bits or tips or cutting inserts are of special material
    • B23B27/141Specially shaped plate-like cutting inserts, i.e. length greater or equal to width, width greater than or equal to thickness
    • B23B27/143Specially shaped plate-like cutting inserts, i.e. length greater or equal to width, width greater than or equal to thickness characterised by having chip-breakers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2200/00Details of cutting inserts
    • B23B2200/32Chip breaking or chip evacuation
    • B23B2200/321Chip breaking or chip evacuation by chip breaking projections
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/23Cutters, for shaping including tool having plural alternatively usable cutting edges
    • Y10T407/235Cutters, for shaping including tool having plural alternatively usable cutting edges with integral chip breaker, guide or deflector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10T407/00Cutters, for shaping
    • Y10T407/24Cutters, for shaping with chip breaker, guide or deflector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、切削工具の切刃として
用いるスローアウェイチップ、特に仕上げ切削用として
好適なチップに関する。
【0002】
【従来の技術】切削時に生じる切屑は、細かく分断され
ているのが好ましい。この切屑が長く延び出すと工具や
被削材にからまったりして危険であり、作業にも支障を
きたす。
【0003】ところが、特に仕上げ切削時に生じる切屑
は、切削条件が低切込み、低送りとなるため幅が狭いだ
けでなく厚みも薄く、分断され難いものとなる。
【0004】この折れ難い切屑は、作業のロボット化、
無人化を更に進める上での大きなネックとなる。
【0005】そこで、この仕上げ切削時の切屑に対応す
る各種チップブレーカの考案がなされている。例えば、
実公昭51−19271号公報では、切刃近傍の傾斜す
くい面上に球状の小突起を設け、この小突起で切屑をカ
ールさせることを提案している。
【0006】また、実公昭57−30004号公報に
は、中央ランド部からノーズ部へ向けて狭巾のうね(リ
ッジ)を突き出し、このうねで軽切削時の切屑を処理す
ることが示されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】最近では、高能率化指
向の要求に応えるために、低切込みの仕上げ切削におい
ても送りを高めて切削時間を短縮する動きが急になり、
低仕込み、高送りの条件での切削が増えてきている。
【0008】かかる条件下での切屑は幅が狭く、厚みが
厚くなってカールし難くなっている。従って、その処理
のためにブレーカ突起を切刃に近づけるなどしてこれに
切屑をきつく衝突させ、急激にカールさせようとすると
切屑の焼付きや詰まりが生じて切削抵抗の増大、工具摩
耗の急速進行を招く。
【0009】また、送りを高めると切屑の流出速度も速
くなって流出角度が不安定で変化し易くなる。しかし、
上述した如き単純なブレーカ突起では、切屑の流出方向
の規制効果が得られず、そのため、流出角がばらついて
カール径が一定せず、カール分断がうまくいかない。
【0010】さらに、従来のチップは、球状の小突起や
台形のリッジに切屑を衝突させて処理しようとしている
が、切屑の衝突エネルギーは、低切込みでも低送り時と
高送り時とでは大きな差があるのでブレーカ突起の位
置、形状、高さを高、低どちらかの送り条件に合わせて
決めざるを得ず、そのために、広い送り範囲に対応でき
ない。
【0011】なお、仕上げ用チップのブレーカ突起は、
低切込み、低送りの条件に対応する設計が多用されてい
るので、この場合を例に挙げて従来チップの切屑処理状
態を図9〜図13を参照してもう少し詳しく述べる。
【0012】図9は、ノーズ近くの傾斜したすくい面上
に球状の小突起3を配置したもので、低送り時の薄い切
屑Aは図10に示すようにこの小突起に当ってカールし
分断される。ところが送りが高まると切屑Aは厚みが増
し、図11の実線のように急激にカールしようとして流
れが止まったり、同図鎖線のように小突起3上を擦過し
て流出方向が不安定な状態で長く延び出してしまう。図
12は、中央ランド部2からノーズ側にせり出したリッ
ジ8で切屑をカール切断するものであるが、この場合に
も、高送りになると図13に示すような流出形態になっ
て前者と同様の問題が起こる。
【0013】本考案の目的は、これ等の不具合を無くし
て低切込み時の切屑処理を幅広い送り範囲で行えるよう
にすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案においては、切刃部と中央ランド部の間にブ
レーカ溝を設け、さらに、ノーズ部の2等分線上におい
て前記ブレーカ溝内に円弧状の小突起やブレーカ溝から
斜め後方に直線的に立ち上るブレーカ壁を設けたスロー
アウェイチップを対象にして、このチップの前記小突起
又はブレーカ壁にノーズ部の2等分線方向に延びる微小
な溝を設ける。
【0015】なお、その溝は、幅が0.2〜0.8mm、
深さが0.02〜0.20mm程度のものが適当である。
【0016】また、この溝をノーズ部の2等分線上に配
置し、さらに、その一端をブレーカ溝を通ってノーズ先
端まで至らしめておくと、低送り時の薄い切屑に対して
も溝設置の効果が強く現われる。
【0017】
【作用】低切込みの仕上げ切削では、生成された切屑が
ノーズアール部からチップ中央部に向けて流出する。こ
のとき、送りが低いと、切屑は厚みが薄いため、小突起
やブレーカ壁に当ってカールし、切断される。このカー
ル切断は、微小溝による誘導効果が生じて切屑の流出方
向が安定すること及び、微小溝による変形が起こって切
屑厚みが相対的に厚くなることにより切屑が折れ易くな
るため、スムーズに進行する。
【0018】一方、高送りの場合には、切屑は厚みが厚
く流出速度も速いが、微小溝により流出方向の規制効果
が生じるため、小突起の後方に控える中央ランド部の傾
斜壁面や微小溝をつけたブレーカ壁そのものに確実に衝
突し、カール径も安定して無理無く切断される。
【0019】このように、本考案のチップは低送り時だ
けでなく、高送り時にも切屑を良好に処理することがで
きる。
【0020】
【実施例】図1に、本考案のスローアウェイチップの一
実施例を示す。図に示すように、このスローアウェイチ
ップ1の表面には、中央ランド部2が形成されている。
また、この中央ランド部2と切刃4との間には、ブレー
カ溝5と円弧状の小突起3が設けられている。小突起3
はノーズ部の2等分線上に位置する。
【0021】中央ランド部2は、傾斜した側壁2aと、
2つの側壁がノーズ部の2等分等上で交差してできるエ
ッジ2bを有している。
【0022】小突起3は、図には楕円球状のものを示し
たが、勿論球状突起であってもよい。この小突起3に、
本考案を特徴づける微小な溝6がチップの平面視におい
て、好ましくはノーズ部の2等分線線上に位置してその
2等分線と同一方向に延びるように設けられている。そ
の溝6は、幅及び深さを先に述べた範囲の値に定めてあ
り、この溝が、図2に示すように、溝上を擦過する切屑
Aを両側縁が反り上るように変形させ、流出方向を安定
させてカール径をコントロールする。
【0023】図3は、高送り時の切屑の流出状態であ
る。厚い切屑Aは小突起表面の溝6により流出方向が規
制されて中央ランドのエッジ2bに確実に衝突し、その
エッジ2bにそってせり上りながらカールする。このと
きエッジ2bが切屑に対して図2と逆向きに曲がるよう
な力を加えるため、切屑は非常に複雑な歪を生じてスム
ーズに切断される。図4は、送りが低い場合であり、こ
のときの薄い切屑は、小突起3に当ってカールし、処理
される。
【0024】図8は、図1の構成にしたチップの下記の
条件下での切屑処理範囲を図9の構造のチップと比較し
て示している。
【0025】 (試験条件) 被削材 :SCR420 使用チップ:CNMG120408(本考案品は小突起に幅0.4mm、深さ0 .05mmの溝を有する。
【0026】 切削条件 :V=180m/min、d=0.1〜0.5mm、f=0.05〜 0.35mm/rev。
【0027】この図から、低切込み、高送りの条件に効
果的なことが良く判る。
【0028】図5及び図6は本考案の他の実施例であ
る。ここでは、前述の小突起に代えて、ブレーカ溝5か
ら斜め後方に直線的に立ち上るブレーカ壁7を設け、こ
のブレーカ壁に溝6を付してある。ブレーカ壁7は、図
5に示すように、中央ランド部2からせり出したリッジ
8の先端に設けてもよいし、図6に示すように、中央ラ
ンド部2とノーズ部との間に、2から独立した小ランド
9を設けてそのランドの先端に付してもよい。いずれに
しても、この形態は、球状突起に溝を設けるときよりも
溝2による切屑の案内距離が長くなり、特に極低切込み
(0.05〜0.3mm)で効果的となる。
【0029】図7は、図1のチップの変形例であり、溝
6の一端6aが小突起3の位置からブレーカ溝5を横切
ってノーズ先端まで延びている。このようにしておく
と、低送り時の薄い切屑の処理性がより良くなる。ノー
ズ部で発生した切屑がブレーカ溝内の微小溝6に誘導さ
れて相対的に厚みを増した状態で小突起3に安定して当
るからである。図5、図6のチップも溝6をノーズ先端
まで延ばすと同様の効果が得られる。
【0030】
【考案の効果】以上説明したように、本考案のスローア
ウェイチップは、ノーズ部と中央ランド部との間に設置
する円弧状の小突起やこの小突起に代えてノーズ部の2
等分線上に設ける傾斜ブレーカ壁に微小な溝をつけ、そ
の溝で切屑の流出方向をコントロールし、かつ切屑を折
れ易くなるように変形させるようにしたので、低切込み
の仕上げ切削において幅広い送り条件に対応でき、同一
チップの有効利用、チップ交換なしでの送り条件の変更
等が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の要部の拡大平面図
【図2】微小溝による切屑の変形状態を示す図1X−X
線部の断面図
【図3】高送り時の切屑流出状態を示す図1Y−Y線部
の断面図
【図4】低送り時の切屑流出を示す図1Y−Y線部の断
面図
【図5】他の実施例の要部の拡大平面図
【図6】更に他の実施例の要部の拡大平面図
【図7】図1のチップの変形例を示す要部拡大平面図
【図8】切屑処理の可能領域を比較して示す図
【図9】従来チップの一例の要部を示す平面図
【図10】図10のチップによる低送り時に切屑処理状
態を示す図
【図11】図10のチップによる高送りの切屑処理状態
を示す図
【図12】従来の他のチップの要部を示す平面図
【図13】図12のチップによる高送り時の切屑処理状
態を示す図
【符号の説明】
1 スローアウェイチップ 2 中央ランド部 2a 傾斜側壁 2b エッジ 3 小突起 4 切刃 5 ブレーカ溝 6 微小な溝 6a 溝の一端 7 ブレーカ壁 8 リッジ 9 小ランド

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切刃部と中央ランド部の間にブレーカ溝
    を設け、さらに、ノーズ部の2等分線上において前記ブ
    レーカ溝内に円弧状の小突起を設けたスローアウェイチ
    ップにおいて、前記小突起に、ノーズ部の2等分線方向
    に延びる微小な溝を設けたことを特徴とするスローアウ
    ェイチップ。
  2. 【請求項2】 切刃部と中央ランド部との間にブレーカ
    溝を設け、さらにそのブレーカ溝から斜め後方に直線的
    に立ち上るブレーカ壁をノーズ部の2等分線上に設けた
    スローアウェイチップにおいて、前記ブレーカ壁に、ノ
    ーズ部の2等分線方向に延びる微小な溝を設けたことを
    特徴とするスローアウェイチップ。
  3. 【請求項3】 前記微小な溝をノーズ部の2等分線上に
    配置し、さらに、その溝の一端をブレーカ溝を通ってノ
    ーズ先端で至らしめてある請求項1又は2に記載のスロ
    ーアウェイチップ。
JP1992027604U 1992-04-27 1992-04-27 スローアウェイチップ Expired - Lifetime JP2553321Y2 (ja)

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