JP2549248Y2 - 車両用燃料供給装置の安全回路 - Google Patents
車両用燃料供給装置の安全回路Info
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- JP2549248Y2 JP2549248Y2 JP1991077087U JP7708791U JP2549248Y2 JP 2549248 Y2 JP2549248 Y2 JP 2549248Y2 JP 1991077087 U JP1991077087 U JP 1991077087U JP 7708791 U JP7708791 U JP 7708791U JP 2549248 Y2 JP2549248 Y2 JP 2549248Y2
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- Japan
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- fuel
- turned
- solenoid valve
- switch
- flap
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M25/00—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture
- F02M25/08—Engine-pertinent apparatus for adding non-fuel substances or small quantities of secondary fuel to combustion-air, main fuel or fuel-air mixture adding fuel vapours drawn from engine fuel reservoir
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/035—Fuel tanks characterised by venting means
- B60K15/03519—Valve arrangements in the vent line
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Sustainable Energy (AREA)
- Transportation (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は車両用燃料供給装置の安
全回路に関するものである。
全回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内の蒸発ガスをエアブリーザ
パイプを介してキャニスタ或は吸気系に導入捕集させる
ようにした燃料タンクにおいて、該エアブリーザパイプ
にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブを燃料
タンク内に設けられた液面スイッチが注入燃料の規定量
に達したことを検出したとき遮断すると共に警報ランプ
およびブザーを作動させて過剰給油を防ぐようにしたも
のは既に開発され実開平1−98023号公報にて公開
されている。
パイプを介してキャニスタ或は吸気系に導入捕集させる
ようにした燃料タンクにおいて、該エアブリーザパイプ
にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブを燃料
タンク内に設けられた液面スイッチが注入燃料の規定量
に達したことを検出したとき遮断すると共に警報ランプ
およびブザーを作動させて過剰給油を防ぐようにしたも
のは既に開発され実開平1−98023号公報にて公開
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来ガソリンスタンド
における車載の燃料タンクへの給油の際には安全上の配
慮からエンジンを停止してほしいという指導がなされて
いるにとどまっていた。運転者がガソリンスタンドにて
給油を依頼するときイグニションキースイッチからキー
プレートを抜き取り、該キープレートをガソリンスタン
ド従業員に渡して燃料タンクのフラップを開かせるとい
う手段が行われている限りにおいては問題ないが、イグ
ニションキースイッチからキープレートを抜かずにスペ
アのキープレートを渡したり或は近年普及しつつあるリ
モート式のオープナスイッチの操作により燃料タンクの
フラップを開いた場合には、起動時を含むエンジン回転
中に給油が可能となり給油時の安全確保ができなくなる
という課題を有する。本考案はこのような課題に対処す
ることを目的とするものである。
における車載の燃料タンクへの給油の際には安全上の配
慮からエンジンを停止してほしいという指導がなされて
いるにとどまっていた。運転者がガソリンスタンドにて
給油を依頼するときイグニションキースイッチからキー
プレートを抜き取り、該キープレートをガソリンスタン
ド従業員に渡して燃料タンクのフラップを開かせるとい
う手段が行われている限りにおいては問題ないが、イグ
ニションキースイッチからキープレートを抜かずにスペ
アのキープレートを渡したり或は近年普及しつつあるリ
モート式のオープナスイッチの操作により燃料タンクの
フラップを開いた場合には、起動時を含むエンジン回転
中に給油が可能となり給油時の安全確保ができなくなる
という課題を有する。本考案はこのような課題に対処す
ることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、燃料タンク内
の蒸発燃料をキャニスタに導くエアブリーザパイプの途
中にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブが、
フューエルフラップが開のときオンとなるフューエルフ
ラップスイッチの該オン信号にて開き、燃料タンクから
キャニスタに至るエアブリーザパイプが連通して該燃料
タンクへの給油が可能となる車両用燃料供給装置におい
て、電源からフューエルフラップスイッチおよびソレノ
イドバルブを介してアースに至るソレノイドバルブ駆動
回路に、イグニションキースイッチがオンで且つエンジ
ンの停止を検出したときオンとなるエンジン回転検出ス
イッチがオンのときオフとなる常閉型の第1のスイッチ
ング手段を設けると共に、電源からイグニションキース
イッチおよびイグニションコイルを介してアースに至る
イグニションコイル駆動回路に、上記ソレノイドバルブ
駆動回路の通電時オフとなる常閉型の第2のスイッチン
グ手段を設けたことを第1の特徴とし、上記ソレノイド
バルブ駆動回路に、フューエルフラップスイッチのオン
作動に連動してオンとなり所定時間経過後オフとなるタ
イマ手段を直列に介装したことを第2の特徴とするもの
である。
の蒸発燃料をキャニスタに導くエアブリーザパイプの途
中にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブが、
フューエルフラップが開のときオンとなるフューエルフ
ラップスイッチの該オン信号にて開き、燃料タンクから
キャニスタに至るエアブリーザパイプが連通して該燃料
タンクへの給油が可能となる車両用燃料供給装置におい
て、電源からフューエルフラップスイッチおよびソレノ
イドバルブを介してアースに至るソレノイドバルブ駆動
回路に、イグニションキースイッチがオンで且つエンジ
ンの停止を検出したときオンとなるエンジン回転検出ス
イッチがオンのときオフとなる常閉型の第1のスイッチ
ング手段を設けると共に、電源からイグニションキース
イッチおよびイグニションコイルを介してアースに至る
イグニションコイル駆動回路に、上記ソレノイドバルブ
駆動回路の通電時オフとなる常閉型の第2のスイッチン
グ手段を設けたことを第1の特徴とし、上記ソレノイド
バルブ駆動回路に、フューエルフラップスイッチのオン
作動に連動してオンとなり所定時間経過後オフとなるタ
イマ手段を直列に介装したことを第2の特徴とするもの
である。
【0005】
【作用】上記により、給油時火災等の危険性の高いイグ
ニションオン時の給油をできなくすると共に、給油可能
状態又は給油中におけるエンジン起動をできなくするこ
とにより給油時の安全性を向上させる。
ニションオン時の給油をできなくすると共に、給油可能
状態又は給油中におけるエンジン起動をできなくするこ
とにより給油時の安全性を向上させる。
【0006】
【実施例】図2は本考案を適用すべき自動車の燃料配管
系を示すもので、FTは燃料タンク、FFは該燃料タン
クFTの燃料注入部に設けられたフューエルフラップ、
CAはキャニスタ、APは燃料タンクFT内の蒸発燃料
をキャニスタCAに導くエアブリーザパイプで、該エア
ブリーザパイプAPにはソレノイドバルブSVが介装さ
れる。該ソレノイドバルブSVは通常時は閉じており、
フューエルフラップFFを開いて燃料タンクFTに給油
するとき該フューエルフラップFFの開と連動してソレ
ノイドバルブSVが開いて給油を可能とすると共に、給
油時の蒸発燃料をキャニスタCA内の吸着材に吸着さ
せ、エンジン回転時該吸着した蒸発燃料がパージエアと
共にエンジン吸気系に吸入されるものである。また、R
Cはランニングべーパリカバリ用のキャニスタで、これ
は運転中に燃料タンクFT内で発生した蒸発燃料を内部
の吸着材に吸着させ、該吸着した蒸発燃料がパージパイ
プPPよりエンジン吸気系に吸入されるもので、従来よ
り公知のものである。FVは給油時燃料タンクFT内の
燃料が規定量に達したときエアブリーザパイプAPを閉
塞するフロートバルブである。
系を示すもので、FTは燃料タンク、FFは該燃料タン
クFTの燃料注入部に設けられたフューエルフラップ、
CAはキャニスタ、APは燃料タンクFT内の蒸発燃料
をキャニスタCAに導くエアブリーザパイプで、該エア
ブリーザパイプAPにはソレノイドバルブSVが介装さ
れる。該ソレノイドバルブSVは通常時は閉じており、
フューエルフラップFFを開いて燃料タンクFTに給油
するとき該フューエルフラップFFの開と連動してソレ
ノイドバルブSVが開いて給油を可能とすると共に、給
油時の蒸発燃料をキャニスタCA内の吸着材に吸着さ
せ、エンジン回転時該吸着した蒸発燃料がパージエアと
共にエンジン吸気系に吸入されるものである。また、R
Cはランニングべーパリカバリ用のキャニスタで、これ
は運転中に燃料タンクFT内で発生した蒸発燃料を内部
の吸着材に吸着させ、該吸着した蒸発燃料がパージパイ
プPPよりエンジン吸気系に吸入されるもので、従来よ
り公知のものである。FVは給油時燃料タンクFT内の
燃料が規定量に達したときエアブリーザパイプAPを閉
塞するフロートバルブである。
【0007】図1は本考案の実施例を示す回路図で、1
は電源、2はイグニションキースイッチ、3はイグニシ
ョンコイル、4は図示しない燃料タンクの燃料注入部に
設けたフューエルフラップを開いたときオンとなるフュ
ーエルフラップスイッチ、5は燃料タンクとキャニスタ
とを結ぶエアブリーザパイプに設けたソレノイドバルブ
で、該ソレノイドバルブ5は通電時に開となるものであ
る。6は該ソレノイドバルブ5に並列に接続された給油
灯、7は図示しないエンジンの回転中はオフとなり停止
時はオンとなるブーストスイッチ、8は電源1から上記
フューエルフラップスイッチ4およびソレノイドバルブ
5を介してアースに至るソレノイドバルブ駆動回路Aに
介装されイグニションキースイッチ2がオンでエンジン
停止を検出したブーストスイッチ7がオンのとき附勢さ
れてリレー接点間がオフとなる常閉型の第1リレー、9
は該常閉型の第1リレー8のリレーコイルと並列に接続
された警告灯、10は電源1からイグニションキースイ
ッチ2およびイグニションコイル3を介してアースに至
るイグニションコイル駆動回路Bに介装され上記ソレノ
イドバルブ駆動回路Aの通電時オフとなる常閉型の第2
リレーである。
は電源、2はイグニションキースイッチ、3はイグニシ
ョンコイル、4は図示しない燃料タンクの燃料注入部に
設けたフューエルフラップを開いたときオンとなるフュ
ーエルフラップスイッチ、5は燃料タンクとキャニスタ
とを結ぶエアブリーザパイプに設けたソレノイドバルブ
で、該ソレノイドバルブ5は通電時に開となるものであ
る。6は該ソレノイドバルブ5に並列に接続された給油
灯、7は図示しないエンジンの回転中はオフとなり停止
時はオンとなるブーストスイッチ、8は電源1から上記
フューエルフラップスイッチ4およびソレノイドバルブ
5を介してアースに至るソレノイドバルブ駆動回路Aに
介装されイグニションキースイッチ2がオンでエンジン
停止を検出したブーストスイッチ7がオンのとき附勢さ
れてリレー接点間がオフとなる常閉型の第1リレー、9
は該常閉型の第1リレー8のリレーコイルと並列に接続
された警告灯、10は電源1からイグニションキースイ
ッチ2およびイグニションコイル3を介してアースに至
るイグニションコイル駆動回路Bに介装され上記ソレノ
イドバルブ駆動回路Aの通電時オフとなる常閉型の第2
リレーである。
【0008】上記により、イグニションキースイッチ2
をオフとしたエンジン停止時には、常閉型の第1リレー
8は附勢されずリレー接点は閉じたままなので、フュー
エルフラップを開きフューエルフラップスイッチ4がオ
ンとなるとソレノイドバルブ5は附勢されて開となり、
燃料タンクとキャニスタ間のエアブリーザパイプを連通
させ給油可能にすると共に、給油灯6が点灯して上記給
油可能状態であることを知らせる。
をオフとしたエンジン停止時には、常閉型の第1リレー
8は附勢されずリレー接点は閉じたままなので、フュー
エルフラップを開きフューエルフラップスイッチ4がオ
ンとなるとソレノイドバルブ5は附勢されて開となり、
燃料タンクとキャニスタ間のエアブリーザパイプを連通
させ給油可能にすると共に、給油灯6が点灯して上記給
油可能状態であることを知らせる。
【0009】この給油可能状態において、誤ってイグニ
ションキースイッチ2をオン操作しても、上記ソレノイ
ドバルブ5の附勢に連動して附勢される常閉型の第2リ
レー10のリレー接点は開側に切り換わっておりイグニ
ションコイル3に通電されないので、エンジンは起動せ
ず給油時の安全を確保できる。
ションキースイッチ2をオン操作しても、上記ソレノイ
ドバルブ5の附勢に連動して附勢される常閉型の第2リ
レー10のリレー接点は開側に切り換わっておりイグニ
ションコイル3に通電されないので、エンジンは起動せ
ず給油時の安全を確保できる。
【0010】又、イグニションキースイッチ2がオン操
作されているにも拘らずエンジンが停止しているエンス
ト時には、エンジンの停止にてブーストスイッチ7はオ
ンとなり常閉型の第1リレー8を附勢しリレー接点を開
側に切り換えるので、フューエルフラップを開いてフュ
ーエルフラップスイッチ4がオンとなってもソレノイド
バルブ5および給油灯6に通電されず、給油灯6が点灯
しないことにより給油ができない状態であることを知ら
せる。
作されているにも拘らずエンジンが停止しているエンス
ト時には、エンジンの停止にてブーストスイッチ7はオ
ンとなり常閉型の第1リレー8を附勢しリレー接点を開
側に切り換えるので、フューエルフラップを開いてフュ
ーエルフラップスイッチ4がオンとなってもソレノイド
バルブ5および給油灯6に通電されず、給油灯6が点灯
しないことにより給油ができない状態であることを知ら
せる。
【0011】次に、イグニションキースイッチ2のオン
操作によるエンジン回転時には、ブーストスイッチ7は
オフとなり常閉型の第1リレー8のリレー接点は閉じた
ままなので、フューエルフラップを開きフューエルフラ
ップスイッチ4がオンとなったときソレノイドバルブ5
は附勢されて開となると共に給油灯6が点灯して給油可
能となるが、該ソレノイドバルブ5と並列に接続されて
いる常閉型の第2リレー10も附勢されてリレー接点は
開に切換わりイグニションコイル3への通電を断としエ
ンジンを停止させる。この時該エンジンの停止によりブ
ーストスイッチ7はオンとなり警告灯を点灯させると共
に常閉型の第1リレー8を附勢しリレー接点を開側に切
り換えるので、ソレノイドバルブ5の附勢は解除され給
油不能となり該給油不能であることを給油灯6の消灯に
より表示する。
操作によるエンジン回転時には、ブーストスイッチ7は
オフとなり常閉型の第1リレー8のリレー接点は閉じた
ままなので、フューエルフラップを開きフューエルフラ
ップスイッチ4がオンとなったときソレノイドバルブ5
は附勢されて開となると共に給油灯6が点灯して給油可
能となるが、該ソレノイドバルブ5と並列に接続されて
いる常閉型の第2リレー10も附勢されてリレー接点は
開に切換わりイグニションコイル3への通電を断としエ
ンジンを停止させる。この時該エンジンの停止によりブ
ーストスイッチ7はオンとなり警告灯を点灯させると共
に常閉型の第1リレー8を附勢しリレー接点を開側に切
り換えるので、ソレノイドバルブ5の附勢は解除され給
油不能となり該給油不能であることを給油灯6の消灯に
より表示する。
【0012】以上によりイグニションキースイッチ2の
オフ時にフューエルフラップを開いたときソレノイドバ
ルブ5が附勢されて開となり給油可能となると共に、該
給油可能状態にあることを給油灯6の点灯により表示し
給油時の安全をはかり、イグニションキースイッチ2の
オンによるエンジン回転時にフューエルフラップを開い
てフューエルフラップスイッチ4をオンとすると、ソレ
ノイドバルブ5を附勢して開とし給油可能状態とすると
共に、該ソレノイドバルブ5に並列接続された常閉型の
第2リレー10も附勢されてリレー接点は開となってエ
ンジンを停止させ、該エンジンの停止によりブーストス
イッチ7はオンとなり警告灯9が点灯してエンスト状態
であることを表示すると共に、常閉型の第1リレー8を
附勢してリレー接点を開とし、ソレノイドバルブ5の附
勢を解除して給油不能とし、且つ給油灯6を消灯させて
給油不能状態にあることを表示し、給油時の安全をはか
ることができる。
オフ時にフューエルフラップを開いたときソレノイドバ
ルブ5が附勢されて開となり給油可能となると共に、該
給油可能状態にあることを給油灯6の点灯により表示し
給油時の安全をはかり、イグニションキースイッチ2の
オンによるエンジン回転時にフューエルフラップを開い
てフューエルフラップスイッチ4をオンとすると、ソレ
ノイドバルブ5を附勢して開とし給油可能状態とすると
共に、該ソレノイドバルブ5に並列接続された常閉型の
第2リレー10も附勢されてリレー接点は開となってエ
ンジンを停止させ、該エンジンの停止によりブーストス
イッチ7はオンとなり警告灯9が点灯してエンスト状態
であることを表示すると共に、常閉型の第1リレー8を
附勢してリレー接点を開とし、ソレノイドバルブ5の附
勢を解除して給油不能とし、且つ給油灯6を消灯させて
給油不能状態にあることを表示し、給油時の安全をはか
ることができる。
【0013】尚、上記実施例では図2に示すように燃料
タンクFT内の燃料が規定量以上になったとき該燃料タ
ンクFTからキャニスタCAに至るエアブリーザパイプ
APの一端を塞ぐフロートバルブFVを設けたものに適
用した例を述べたが、該フロートバルブFVの代わりに
燃料タンクFT内の燃料が規定量以上になったときオフ
となる液面スイッチを電源1から常閉型の第1リレー
8,フューエルフラップスイッチ4,ソレノイドバルブ
5を介してアースに至るソレノイドバルブ駆動回路Aに
直列に介装するようにしてもよい。
タンクFT内の燃料が規定量以上になったとき該燃料タ
ンクFTからキャニスタCAに至るエアブリーザパイプ
APの一端を塞ぐフロートバルブFVを設けたものに適
用した例を述べたが、該フロートバルブFVの代わりに
燃料タンクFT内の燃料が規定量以上になったときオフ
となる液面スイッチを電源1から常閉型の第1リレー
8,フューエルフラップスイッチ4,ソレノイドバルブ
5を介してアースに至るソレノイドバルブ駆動回路Aに
直列に介装するようにしてもよい。
【0014】又、上記実施例ではエンジンの回転の有無
を検出するスイッチとしてブーストスイッチ7を用いた
例を示しているが、本考案ではブーストスイッチに限ら
ず従来より公知の任意のエンジン回転検出スイッチを採
用できる。
を検出するスイッチとしてブーストスイッチ7を用いた
例を示しているが、本考案ではブーストスイッチに限ら
ず従来より公知の任意のエンジン回転検出スイッチを採
用できる。
【0015】図1の点線時のように上記フューエルフラ
ップスイッチ4のオン作動或は車室内に設けられリモー
トコントロールにてフューエルフラップを開とすること
ができるオープナスイッチの開操作と連動してオンとな
り所定時間経過後オフとなるタイマ11を上記ソレノイ
ドバルブ駆動回路Aに直列に介装し、ソレノイドバルブ
5の附勢時間を上記所定時間以内に制限することによ
り、フューエルフラップの閉め忘れによるソレノイドバ
ルブ5の焼損事故を防止できる。
ップスイッチ4のオン作動或は車室内に設けられリモー
トコントロールにてフューエルフラップを開とすること
ができるオープナスイッチの開操作と連動してオンとな
り所定時間経過後オフとなるタイマ11を上記ソレノイ
ドバルブ駆動回路Aに直列に介装し、ソレノイドバルブ
5の附勢時間を上記所定時間以内に制限することによ
り、フューエルフラップの閉め忘れによるソレノイドバ
ルブ5の焼損事故を防止できる。
【0016】
【考案の効果】上記のように本考案によれば、燃料タン
ク内の蒸発燃料をキャニスタに導くエアブリーザパイプ
の途中にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブ
が、フューエルフラップが開のときオンとなるフューエ
ルフラップスイッチの該オン信号にて開となり、燃料タ
ンクからキャニスタに至るエアブリーザパイプが連通し
て該燃料タンクへの給油が可能となる車両用燃料供給装
置において、電源からフューエルフラップスイッチおよ
びソレノイドバルブを介してアースに至るソレノイドバ
ルブ駆動回路に、イグニションキースイッチがオンで且
つエンジンの停止を検出したときオンとなるエンジン回
転検出スイッチがオンのときオフとなる常閉型の第1の
スイッチング手段を設けると共に、電源からイグニショ
ンキースイッチおよびイグニションコイルを介してアー
スに至るイグニションコイル駆動回路に、上記ソレノイ
ドバルブ駆動回路の通電時オフとなる常閉型の第2のス
イッチング手段を設けたことにより、給油時火災等の危
険性の高いイグニションオン時の給油をできなくすると
共に、給油可能状態又は給油中におけるエンジン起動を
できなくすることにより給油時の安全性を向上させるこ
とができ、又上記ソレノイドバルブ駆動回路Aに、フュ
ーエルフラップスイッチのオン作動に連動してオンとな
り所定時間経過後オフとなるタイマ手段を直列に介装す
ることによりフューエルフラップの閉め忘れによるソレ
ノイドバルブの焼損事故を防止できるもので、構成の簡
単なることと相俟って実用上多大なる効果をもたらし得
るものである。
ク内の蒸発燃料をキャニスタに導くエアブリーザパイプ
の途中にソレノイドバルブを設け、該ソレノイドバルブ
が、フューエルフラップが開のときオンとなるフューエ
ルフラップスイッチの該オン信号にて開となり、燃料タ
ンクからキャニスタに至るエアブリーザパイプが連通し
て該燃料タンクへの給油が可能となる車両用燃料供給装
置において、電源からフューエルフラップスイッチおよ
びソレノイドバルブを介してアースに至るソレノイドバ
ルブ駆動回路に、イグニションキースイッチがオンで且
つエンジンの停止を検出したときオンとなるエンジン回
転検出スイッチがオンのときオフとなる常閉型の第1の
スイッチング手段を設けると共に、電源からイグニショ
ンキースイッチおよびイグニションコイルを介してアー
スに至るイグニションコイル駆動回路に、上記ソレノイ
ドバルブ駆動回路の通電時オフとなる常閉型の第2のス
イッチング手段を設けたことにより、給油時火災等の危
険性の高いイグニションオン時の給油をできなくすると
共に、給油可能状態又は給油中におけるエンジン起動を
できなくすることにより給油時の安全性を向上させるこ
とができ、又上記ソレノイドバルブ駆動回路Aに、フュ
ーエルフラップスイッチのオン作動に連動してオンとな
り所定時間経過後オフとなるタイマ手段を直列に介装す
ることによりフューエルフラップの閉め忘れによるソレ
ノイドバルブの焼損事故を防止できるもので、構成の簡
単なることと相俟って実用上多大なる効果をもたらし得
るものである。
【図1】本考案の実施例を示す回路図である。
【図2】本考案を適用すべき車両用燃料供給装置の配管
系統図である。
系統図である。
1 電源 2 イグニションキースイッチ 3 イグニションコイル 4 フューエルフラップスイッチ 5 ソレノイドバルブ 6 給油灯 7 ブーストスイッチ 8 常閉型の第1リレー 9 警告灯 10 常閉型の第2リレー 11 タイマ A ソレノイドバルブ駆動回路 B イグニションコイル駆動回路 FT 燃料タンク CA キャニスタ AP エアブリーザパイプ SV ソレノイドバルブPP パージパイプ RC ランニングベーパリカバリ用のキャニスタ FV フロートバルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 燃料タンク内の蒸発燃料をキャニスタに
導くエアブリーザパイプの途中にソレノイドバルブを設
け、該ソレノイドバルブが、上記燃料タンクの燃料注入
部に設けたフューエルフラップが開のときオンとなるフ
ユーエルフラップスイッチの該オン信号にて開き、上記
燃料タンクからキャニスタに至るエアブリーザパイプが
連通して燃料タンクへの給油が可能となる車両用燃料供
給装置において、電源から上記フューエルフラップスイ
ッチおよび上記ソレノイドバルブを介してアースに至る
ソレノイドバルブ駆動回路に、イグニションキースイッ
チがオンで且つエンジンの停止を検出したときオンとな
るエンジン回転検出スイッチがオンのときオフとなる常
閉型の第1のスイッチング手段を設けると共に、電源か
らイグニションキースイッチおよびイグニションコイル
を介してアースに至るイグニションコイル駆動回路に、
上記ソレノイドバルブ駆動回路の通電時オフとなる常閉
型の第2のスイッチング手段を設けたことを特徴とする
車両用燃料供給装置の安全回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載のソレノイドバルブ駆動
回路に、フューエルフラップスイッチのオン作動に連動
してオンとなり所定時間経過後オフとなるタイマ手段を
直列に介装したことを特徴とする車両用燃料供給装置の
安全回路。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991077087U JP2549248Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | 車両用燃料供給装置の安全回路 |
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