JP2547744Y2 - 防水性靴甲被 - Google Patents
防水性靴甲被Info
- Publication number
- JP2547744Y2 JP2547744Y2 JP1992048679U JP4867992U JP2547744Y2 JP 2547744 Y2 JP2547744 Y2 JP 2547744Y2 JP 1992048679 U JP1992048679 U JP 1992048679U JP 4867992 U JP4867992 U JP 4867992U JP 2547744 Y2 JP2547744 Y2 JP 2547744Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- upper body
- thermoplastic resin
- counter
- shoe upper
- waterproof shoe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、雨天時, 降雪時等に履
用しても、靴内に水が浸入しない防水性靴甲被に関す
る。
用しても、靴内に水が浸入しない防水性靴甲被に関す
る。
【0002】
【従来の技術】最近のように、服装を初め、靴において
も外観においてもファッション化が進み、その甲被にお
いては甲被本体の所定の個所に先飾り, サイド飾り, サ
イドライン, カウンター, 鳩目片等の種々の部品が縫着
されている。
も外観においてもファッション化が進み、その甲被にお
いては甲被本体の所定の個所に先飾り, サイド飾り, サ
イドライン, カウンター, 鳩目片等の種々の部品が縫着
されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の甲被は縫糸と前記各部品及び甲被本体との間に僅かで
はあるが、縫い針の穴や継ぎ目の隙間ができ、雨天時や
降雪時中に履用していて時間が長くなると、前記隙間か
ら水が浸入してきて、履き心地を極めて低下させてい
た。本考案は前記事情に鑑み、長時間、雨天時又は降雪
時にファッション性に富んだ靴を履用しても靴内に水が
浸入しない靴甲被を提供することを目的とするものであ
る。
の甲被は縫糸と前記各部品及び甲被本体との間に僅かで
はあるが、縫い針の穴や継ぎ目の隙間ができ、雨天時や
降雪時中に履用していて時間が長くなると、前記隙間か
ら水が浸入してきて、履き心地を極めて低下させてい
た。本考案は前記事情に鑑み、長時間、雨天時又は降雪
時にファッション性に富んだ靴を履用しても靴内に水が
浸入しない靴甲被を提供することを目的とするものであ
る。
【0004】
【課題を解決する為の手段】本考案は、1枚の熱可塑性
樹脂シートより鞍状の立体形状に形成されている甲被本
体(1)よりなり、前記甲被本体(1)は、その外面の
爪先部には先飾り(2)が、両側面中央部には先端が鳩
目片(6)に重層するようにサイド飾り(3)が、踵部
にはカウンター(5)が、両側面上方には前記サイド飾
り(3)とカウンター(5)とを連絡するようにサイド
ライン(4)が、それぞれ前記甲被本体(1)表面より
浮き上がるようにウエルダー押圧成形されており、且
つ、前記甲被本体(1)の踵部は、その甲被本体(1)
の両端縁が突き合わせ状態で千鳥縫いされており、その
外面は縫目(7)が両端に2列現出した状態になるよう
にウエルダー押圧溶着により熱可塑性樹脂テープ(8)
で覆われていることを特徴とする。防水靴を製造するに
当たっては、前記甲被本体(1)の上部は、前方先端に
舌片(9)が、周辺に鳩目片(6)が、それぞれ縫着さ
れている開口部が形成され、その開口部の後方には、周
縁に履口パット(11)が縫着されている履口部が前記
開口部と一体的に形成されているような構成で使用す
る。本考案を実施するに当たっては、熱可塑性樹脂シー
トとしては、ポリ塩化ビニル,エチレン−酢酸ビニル共
重合体,ポリアミド,ポリビニルアルコール,ポリウレ
タン等のシートが使用される。又、甲被本体の先飾り
(2),サイド飾り(3),サイドライン(4),カウ
ンター(5),鳩目片(6)に相当する箇所にはウエル
ダー押圧成形をする前に外観を引き立たせるように、着
色や模様等を付与しておくと、成形後の本考案の靴甲被
はよりファッション化し、商品価値を高めることができ
る。その他、適宜の商品、例えば文字,記号,ワンポイ
ントマークなどもウエルダー成形により現出させること
ができる。さらに又、前記甲被本体(1)の踵部の両端
縁を突き合わせ状態にするには、段差をなくし、平滑面
にするためであり、千鳥縫いにするのは突き合わせ部分
の縫着をできるだけ強固にするためである。
樹脂シートより鞍状の立体形状に形成されている甲被本
体(1)よりなり、前記甲被本体(1)は、その外面の
爪先部には先飾り(2)が、両側面中央部には先端が鳩
目片(6)に重層するようにサイド飾り(3)が、踵部
にはカウンター(5)が、両側面上方には前記サイド飾
り(3)とカウンター(5)とを連絡するようにサイド
ライン(4)が、それぞれ前記甲被本体(1)表面より
浮き上がるようにウエルダー押圧成形されており、且
つ、前記甲被本体(1)の踵部は、その甲被本体(1)
の両端縁が突き合わせ状態で千鳥縫いされており、その
外面は縫目(7)が両端に2列現出した状態になるよう
にウエルダー押圧溶着により熱可塑性樹脂テープ(8)
で覆われていることを特徴とする。防水靴を製造するに
当たっては、前記甲被本体(1)の上部は、前方先端に
舌片(9)が、周辺に鳩目片(6)が、それぞれ縫着さ
れている開口部が形成され、その開口部の後方には、周
縁に履口パット(11)が縫着されている履口部が前記
開口部と一体的に形成されているような構成で使用す
る。本考案を実施するに当たっては、熱可塑性樹脂シー
トとしては、ポリ塩化ビニル,エチレン−酢酸ビニル共
重合体,ポリアミド,ポリビニルアルコール,ポリウレ
タン等のシートが使用される。又、甲被本体の先飾り
(2),サイド飾り(3),サイドライン(4),カウ
ンター(5),鳩目片(6)に相当する箇所にはウエル
ダー押圧成形をする前に外観を引き立たせるように、着
色や模様等を付与しておくと、成形後の本考案の靴甲被
はよりファッション化し、商品価値を高めることができ
る。その他、適宜の商品、例えば文字,記号,ワンポイ
ントマークなどもウエルダー成形により現出させること
ができる。さらに又、前記甲被本体(1)の踵部の両端
縁を突き合わせ状態にするには、段差をなくし、平滑面
にするためであり、千鳥縫いにするのは突き合わせ部分
の縫着をできるだけ強固にするためである。
【0005】
【作用及び効果】本考案の靴甲被は、先飾り(2),サ
イド飾り(3),サイドライン(4),カウンター
(5),鳩目片(6)等は、甲被本体(1)と同一の一
枚の部材であるので、縫糸等による隙間は全くなく、唯
一の隙間が生じる甲被本体(1)の踵部の両端縁の箇所
は突き合わせ状態の部分の千鳥縫いによる隙間が熱可塑
性樹脂テープ(8)によって、押圧溶着状態で覆われて
おり、いわば熱可塑性樹脂製甲被本体(1)と熱可塑性
樹脂テープ(8)とが一体的となり、外部とは完全に遮
断されているので、この部分での水の浸入もなく、従っ
て、本考案の靴甲被は全面において防水性を有する。
イド飾り(3),サイドライン(4),カウンター
(5),鳩目片(6)等は、甲被本体(1)と同一の一
枚の部材であるので、縫糸等による隙間は全くなく、唯
一の隙間が生じる甲被本体(1)の踵部の両端縁の箇所
は突き合わせ状態の部分の千鳥縫いによる隙間が熱可塑
性樹脂テープ(8)によって、押圧溶着状態で覆われて
おり、いわば熱可塑性樹脂製甲被本体(1)と熱可塑性
樹脂テープ(8)とが一体的となり、外部とは完全に遮
断されているので、この部分での水の浸入もなく、従っ
て、本考案の靴甲被は全面において防水性を有する。
【図1】本考案の靴甲被を使用した靴の斜視図。
【図2】図1の背面図。
1 甲被本体 2 先飾り 3 サイド飾り 4 サイドライン 5 カウンター 6 鳩目片 7 縫目 8 熱可塑性樹脂テープ 9 舌片 10 甲バンド 11 履口パット
Claims (1)
- 【請求項1】 1枚の熱可塑性樹脂シートより鞍状の立
体形状に形成されている甲被本体(1)よりなり、前記
甲被本体(1)は、その外面の爪先部には先飾り(2)
が、両側面中央部には先端が鳩目片(6)に重層するよ
うにサイド飾り(3)が、踵部にはカウンター(5)
が、両側面上方には前記サイド飾り(3)とカウンター
(5)とを連絡するようにサイドライン(4)が、それ
ぞれ前記甲被本体(1)表面より浮き上がるようにウエ
ルダー押圧成形されており、 且つ、前記甲被本体(1)の踵部は、その甲被本体
(1)の両端縁が突き合わせ状態で千鳥縫いされてお
り、その外面は縫目(7)が両端に2列現出した状態に
なるようにウエルダー押圧溶着により熱可塑性樹脂テー
プ(8)で覆われていることを特徴とする防水性靴甲
被。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048679U JP2547744Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 防水性靴甲被 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048679U JP2547744Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 防水性靴甲被 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06112U JPH06112U (ja) | 1994-01-11 |
JP2547744Y2 true JP2547744Y2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=12810010
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992048679U Expired - Fee Related JP2547744Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 防水性靴甲被 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547744Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51129670U (ja) * | 1975-04-08 | 1976-10-19 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59125501A (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-19 | 福山ゴム工業株式会社 | 運動靴の製造方法 |
JPS6284702A (ja) * | 1985-10-09 | 1987-04-18 | 有限会社 シツク | 通気防水靴及び製法 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP1992048679U patent/JP2547744Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06112U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |